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ステム固定型大転子フックシステムの使用経験

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Academic year: 2021

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観血的整復固定術施行. 再手術後 6ヶ月, ステム周囲で再 骨折 (type B1). ステム再置換術施行 (Hackstep hip sys-tem). 再手術後 11年緩みなく経過している. 【症例2】 79 歳女性, 右変形性股関節症. 48歳時, 右 THA 施行 (群 大).術後 10年,ステムの緩みを認めステム再置換術を施 行 (群大).再置換後 12年に再びステムの緩み・沈み込み が進行し始め, 再置換後 18年でステム先端での骨折を 認めた (type B3).骨折 2ヶ月後,当院にてステム再々置換 術施行 (Charnley long stem).再々置換術後 3年緩みなく 経過している. 12.ステム固定型大転子フックシステムの 用経験 鈴木 隆之,須藤 貴仁,増田 士郎 佐藤 直樹,小林 明,田中 宏志 (伊勢崎市民病院 整形外科) 【はじめに】 今回, 我々は人工関節周囲骨折, 骨接合術 後のトラブルケースで大転子骨折に対してステム固定型 フックシステムを 用して強固な固定を得られたので報 告する. 【症例1】 76歳 女性. 昭和 59 年 右人工股 関節置換術施行. 平成 23年 4月に椅子から転落し右大 骨斜骨折を受傷した. 同年 4月に手術 : 再置換術+同 種骨移植術を施行. 【症例2】 82歳 女性. 平成 2年 右人工股関節置換術施行 (東京医大). 平成 24年 5月自 宅階段にて転落しステム周囲骨折を受傷した. 同年 5月 に手術 : 再置換術を施行. 【症例3】 平成 24年 12月 転倒にて大 骨転子部骨折を受傷し骨接合術 (Γネイル) を施行された. 術後 3週前にインプラントの破損を伴う 転位を生じた. 同年 12月に再手術 : 人工骨頭挿入術を 施行した. 【症例4】 平成 23年 1月他院にて局所麻酔 下, 骨接合術 (ハンソンピン) を施行. 同年 4月に当院へ 紹介, 入院となった. 5月右人工骨頭挿入術施行. 術後 2 週で大転子骨折を生じたため, 再手術にて観血的整復 術+同種骨移植術施行となった. 【 察】 インプラ ント周囲骨折の治療は, 弛みのない場合はプレートや ケーブルを 用して固定できる事が多く有用であるが, 弛みがある場合は再置換術が必要になり, 特に大転子を 含む骨片を生じている場合は固定に難渋する. 今回 用 したフックシステムはステムに直接固定することで強固 な固定力を持ち, 有用であると える. 86 第 24回群馬整形外科研究会

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