Japan Advanced Institute of Science and Technology
JAIST Repository
https://dspace.jaist.ac.jp/
Title 中小企業との産学連携が進まない構造的要因(<ホット
イシュー> 産学連携の再考 (1))
Author(s) 長田, 純夫; 大河, 富子
Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 409-411
Issue Date 2006-10-21
Type Conference Paper
Text version publisher
URL http://hdl.handle.net/10119/6373
Rights
本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す
るものです。This material is posted here with
permission of the Japan Society for Science
Policy and Research Management.
小企業との産学 携 が進まない
0 長田純夫,大河宮子
(
福岡大
)
まで。 日本二技術立国 = もの作り立国
= 中小企業立国。 を長年にわたり 提唱し、 実践して
来 た。 改めてその証
点 掲げよう。 なお。 特に
ので少ないが、 " 必要は発明の 母 " の 諺 通り
真に使える特許や
とする現場から 生れてくる。
断らない限り、 本稿では 産 = 中小企業 を指すこ このように技術立国を 下支えている
とにする。 産学連携 は 大企業との産学連携以上に 喫緊であ る。
鰯酸
中小企業白書に ょ れば、 定義 因 )
による中小企業の 工業出荷額 は 約 5 まで我国では。 大学人との個人的
業の工業出荷額の 総計より大きい " T 自動車。 業 社長や近年のコーディネータ 活動により
エ などの大企業が 束になっても 東 一騎討ち型の 産学連携は細々と 進んでいる。 しかし、
企業に及ばない。 織 的にはほとんど 属 していない。 そ
の 主な原因を以下のように 分析することができる。
統計によれ ば 、 我国のサラリーマンの 約
が 中小企業従業者であ る。 景気動向指標として 基本法が議員立法に ょ
る 失業率の帰趨を 左右するの ほ り 超党派的江成立し。 産学連携が " 学の第 3
実は中小企業が 握っている "
割 " として明文化された。 すな む ち。 官
学 主導の産学連携が 始まった。
得 税によって賄わ
割を占める中小金 および国立研究所の 独立
業 従業者が最大の 納税者であ る " 以下。 歳入 順
法人化法。 知的財産基本法。 等が整
税 。 相続税と続くが。
官学主導体制
は ますます堅固になった。
も中小企業は 関与している。
産学官連携の 本質 は 産が主役。 学は 相手役、
中小企業者は " 安定してない " がゆえに。 日々 であ るが、 上記の経緯により 主役
改善。 開発。 節約に努力している。
特許、 実用 たる産が受動的にならざるを 得ない状態にあ
新案などの知財登録件数は 時間、
る 。
一 409 一
図り、 または問題発生を 未然に防ぐ。 近代国家はす
最近、 大企業と総合大学との 包括協定が各
べて法治国家なので、 最後はすべて 法に結び着く。
小企業 工社 が大学
と 包括協定を結ぶのほ 困難であ り。 したがっ され始めたのはい
て 中小企業と大学の 接 虫 機会は極めて 少ない。 であ ったが、 前節で記述したように、 産学連携 は
-
午決 法とは 逆 方向の第 3 ステップから 始
的要 まった。 特に中小企業との 産学連携は表
因 ) ステップが進んでないので。
中小企業との 産学連携が進まない "? クロ 的 要因が 第 3 ステップの法的整備も 皆
存在する一方で。 表 1 に示すようなミクロ 的要因 ( 当
尊者同志の偶人的主観要因
) も
種み 存在する。
表ォは 産は学をどう 見ているか、 学は学をどう 白
己 評価しているか、 官は 学をど う認 、 議しているか。 たが、 法治民主国家であ る我国における 産。 学 。 官
などについて 筆者の約 年間の調査および 観察か それぞ 命は 表 8 のように表現できる "
ら 発見した産学連携阻害要因の 一例で したがって、 表工 に示さ る 現実と表 8 に示さ
本質とのギャップが 中小企業の産学連携を 阻害する
手当てをし、 必要であ れば救急 めることが実質的に 申小企業の
草 を呼 び 病院に行く。 一般的に何か 問
と
になり、 次報 で報管する。
き 。 常識的対応策は 表
表ぇ 。 産学連携を阻害する 産学官相互認識
許認可権 のお上には逆らうな
税金対策
意見具申の場がない
@ 」 同 ス ン 一
研究費を出試せ ) ない 0 真理 探 裁と教育 許認可機関
論文にならない 0 論文製造所
科 基本計画等 ヘ oM 被害者意識 l
不法行為の摘発 0 御用学者供給所 0 政策立案者
功専伍
式
一め 10 一
解決の一般的手順 例
第 1 ステップ 第 2 ステップ 3 ステ フ
逮捕 戸締り 、 教育
救助 環境改善 道路交通法
撤去 監視システム 防止条令
復興 ハザードマップ 救 新法
に関する産学宮 そ
被 認定者 主役。 ヒーロー
。 ヒロ ン
認定者 世話役。 監督
公設試の人材活用 策 について / 研究。 技術計画学会 / 第 8 回年次学術大会 / 互
田 / 研究。 技術計画学会 ノ 人材
科学技術に よ る県政発展の 構図 / 研究。 技術計画学会 / 大村 問
4 。 環境産業 (D パラドックスノ 研究。 技術計画学会 / 第 34 回年次学術大会
世代の産学連携 ノ 研究。 技術計画学会 / 第 ㍑ 回 年次学術大会 /
成功率を高める 産学連携の方法 / 産学連携学会第 2 回大会 /2
ニーズ対応型産学連携の 実践 / 研究技術計画学会 / 第五
盛相反から利益互恵へ。 産の望む産学連携 / 産学連携学会第
学 連携を刺激する 連環モデルノ 研究。 技術計画学会 / 第鳴
田 。 産学連携に不可欠なオープンソースノ 研究。 技術計画学会
一四上上一