小学校教員とスクールカウンセラーの連携促進の可能性 : 児童の見方の異同に着目して
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(2) ・調査時期2011年7月∼8月. 座ることができない. 多動・衝動. ・手続き 4名を対象に自由記述式質間紙を依頼。そ のうちの3名から回答が得られた(有効回収率75%)。. 歩き回る. すべてを分析対象とした。 ・質問紙の構成 小学校教員を対象に行った質問紙に、」. 私語. 「小学校でSCとして活動する際に心がけていること」. 偏食. を付加して回答を依頼。. 食事上の問題. ・分析方法 臨床心理学専攻の大学院生4名にてKJ. 粗末に扱う. 法を用いて分析を行った。. 積極性がない. 不適切な学習態度. 結果 児童の気分. 時間つぶし. 児童の特徴 場面を問わな. 親の手抜き. 理解力 心 い観察. 暴力を受けている. 理 肇. 家庭の影響 親の生活. 墓. 家を避ける. の ノ」・. 嚢. マイペース. 児童の気分 場面に注意し. 場にそぐわない動き. た観察. 食事. 一人でいる時 対人関係. 仲間関係. 貝. 1人でいる. 誰かといる時. の. 見 方. Figure3 SCの情報を心理臨床家によるKJ法図解. 輪に入れない. 考察 児童の活動場面を限定したりしなかったりする中で, 心理臨床家は児童の特性を理解しようとしている。ま た,児童の人との付き合い方も理解しようとしている。 児童をアセスメントしているのだと考えられる。. 返答なし. 元気がない 体の問題 暗い. 【総合考察】. Figure2 小学校教員によるKJ法図解. 小学校教員がr気になる児童」と見ている児童に対 する情報を,心理臨床家と現職の小学校教員は別のカ テゴリーをそれぞれで生成していた。カテゴリー名は 違うが,情報の見方には共通するところが多かった。 先行研究にあるように,教員とSCは別の視点をもっ ている。しかし,両者ともに児童を対象としている対 人援助職であり,同じ情報から児童を理解しようとす ると同じような見方になってしまうのではないか。見 方がほぼ同じであるという共通点を共有しながら,そ れぞれの専門分野に基づく知見や意見を伝え合うこと で,児童に対する理解が広がり,学校全体としてより. 盤 心理臨床家と小学校教員では作りだすカテゴリーは. よい教育につながっていくと考えられる。 【課題と展望】. 違うが,同じような見方をしていると考えられる。小 学校教員が作りだしたカテゴリーである「望んでいる のに消極的」以外は,カテゴリー名が違うが,内容は. 第1に,SCではなく臨床心理学専攻の大学院生を用. 非常に似ている。. ある。第2に,半構造化面接を用いて,小学校教員に r気になる児童」を具体的に答えてもらうことで,よ り小学校教員の印象に近い「気になる児童」を抽出す ることができるかもしれない。第3に,SCから見た「気 になる児童」に対する,SCや現職教員によるKJ法分 析を行うことで,それぞれの立場からの「気になる児 童」とその情報に対する見方を知ることができる。 主任指導教員 有園博子 指導教員 有園博子. 周りを支配 仲間を尊重しない さぼり. やるべきことをしない. 望んでいるのに消極的. 【予備調査】. 助 SCのr気になる児童」を心理臨床家がどのような見 方をするのか児童を確認する。. 撞 ・対象 小学校でSCとして活動をしている臨床心理 土3名(女性3名,平均SC経験9年4ヵ月(標準偏 差2.3)). いて,KJ法を行ったが,SCの人数を集めSCによる KJ法分類を行うとちがった分類がなされる可能性が. 一149一.
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