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南北問題と環境問題の接点に焦点をあてた社会科の内容構成

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(1)

社会系教科教育学会

『社会

系教科教

育学研究』第

8号 1996

(pp.59-64)

南北問題と環境問題の接点に焦点をあてた社会科の内容構成

Content Structure of Social Studies focused on North-South problem and Environmental problem

I。は

じめに

現代社会が

抱える国際

的な諸問題は

,資源

・エネル

ー問題 食料問題

,貿易問題

,人口問題

に至る

まで

北問題と環境問題とが密接に関わ

って

いる

しか

,従来の

中学校社会科の授

業に

おいては,現

代社会の諸問題に

つい

,南

北問題と環境問題とを密

接に関わ

らせ

て教材

内容化

した実践は

少な

。多くは,

南側の

諸地域の

特色

を学習する中で

,生じている環境

問題を扱

った

り,環境問題を扱う中で原因の一つと

て南

北問題

を紹介

した

りする程度で

,体系的に整理さ

てい

ない

。南北問題と環境問題の教科内容間の構成

原理

ついて

,未だ

一般化

され

いな

いのが

現実で

また

,現代社会の

諸問題について討論する場合

,対

立する論点が曖

昧であ

った

り,同情や反感など感情に

よる主張が

された

りで

,かみ合った議論の深ま

りが弱

。それは

,討論の際,自分の立場が

不明確であった

,主張する根拠が情報不足で不十分である場合や,

感情論による意

見主張に終始する場合である

もちろん

不正な行為や人権

を抑圧する行為に対する

りは

大切に

した

。しか

し,単なる同情や安易な態

度化で

,複雑な現代社会は理解

できない

し変革

してい

く真の

力ともな

り得ない

。現代の諸問題を形成

してい

る国際社会の構造を

,多様な社会事象の

関係か

ら因果

関係的に理解させていきたい。

こで本研究は,

「南北問題

と環境問題の接点に焦

点をあてる

」ことによ

り,よ

り高い科学的社会認識

ざす

「現

代社会の

諸問題

を扱う学習

」の

内容構成

らかにす

る。

II.

「南

問題

と環境

問題

の歴

的経

世界

の南

問題

環境

問題の

的経

【経

開発

と民

主化

を視

して大

観す

4期

区分

でき

レ 視

点の

【経済

開発

と民

】-【経済

とは

,広

義の

「経

開発

を推

して

く側

開発

,発

:工

化と

=経

のた

,経

済進

・経済

杉 

山 

晋−

(岐阜

県穂

立穂

中学校)

求な

どの経済活動

【民主化】とは

,抑圧

,支配か

ら脱

し,民主

主義

国家の

形成

を図る側

=民主主義の

実現

:基本的人権の

尊重

,民主

化要求

,多数決の原理,法治

国家

=人権

・伝統

・文化の

尊重

:民族の

自決

=政治的

自立

・経済的

自立

:主権の確

卜経済活動の

自由

一厂

南北問題

と環境問題の歴史的経過」-第

1期

:南

後か

ら1960

と環

末一

題の

生期

2期

-1960

:南

北経

年代

差の

ら1970

年代

末一

3期

-1980

:南

年代

・環

題の

4期

−1980

:地

環境

代後

問題

主題

現在

化期

後50

を経

て現

際社

自由

,市

済体

自由

貿

易体

主流

にな

りつ

ある

自由

経済

では

,経済

主役

業で

り,

利潤

う企

業の

論理

投資

,生

,流

,消

まで

のす

ての

動が

,経

合理

した

化の

求が

行わ

。その

して

,経

達成

され

豊か

生活

きる

うに

った

しか

し,そ

めの

嵐大量

費の

,経

を成

させ

貿易

量の

をも

した

もの

,資源

・エ

ネル

,地球

,貧

どの経

差の

人権の

抑圧

ど非

くの

を派

させ

きた

後の

国際

いて

,南

問題

と環

よび

問題

対応

と環

題の

対応

り方

ては

に関わ

さら

,現

問題

,南

問題

と環

問題

との

かか

りを

きに

しては

語れ

況に

ある

つま

り,現

代社

多種

多様

果関

係の

集合

。そ

いの

して

,そ

」が

こに

果関

きる

同様

多様

「せ

(2)

-59-よ って, 現代社 会の諸問題を学 習す る場 合, 諸問題

にかかわる南北問題 と環境問 題について の側面か らの

本質 的因果関係 の把 握が不可欠 である。 その際に は,

先進国 と途上国 の政 治的・経 済的側面 からと, そ の両

者 から計画的・意図 的に出さ れる援助 の側面か らの視

点 が必 要である。 また, 諸問 題について, 南北両者 の

それぞれの政府や 企業, さ まざ まな階層 の国民 の立場

からの因果関係 の把 握が重要 である。

Ⅲ。 現 代 社 会 の諸 問 題 認 識 の た め のフ レ ー ム ワ ー ク

本 研 究 で は 「 南北 問 題 と環 境 問 題 の接 点 に 焦 点 を あ

て る 」 こと につ い て 次 の よ う に 概 念 規 定 し た 。

『 先 進 国 は, 民 主 主 義 一人 権 の 尊 重 ・ 環 境 保 護 が,

社 会 生 活 の根 本 に あ る の に対 し て , 途上 国 は, 民 主

化 ・ 人 権 の 確立 ・ 環 境 保護 よ り 経 済 的 発 展 が 重 視 さ

れ る 傾 向 が あ る。』

『 先 進 国 は, 自 国 に有 利 な 形 で 樹 立 し た世 界 の経 済,

貿 易, 金 融 体 制 を 擁 護 し よ う と す る。 そ れに対 し て,

途 上 国 は, 現 行 の世 界 経 済 体 制 に参 画 し 発 言 権 を 増

大 さ せ よ う と し て , 急 激 な 経 済 発 展 を推 進 し 近 代 化

と 工 業 化 に努 め, 外 資 導 入 に 伴 う公 害 の 輸 入 も余 儀

な くさ れ て い る。』     

(一 部 抜 粋 )

(1)

こ れ は, 現 代 社 会 の諸 問 題 が 【 経 済 開 発 と 民 主 化 】

で せ め ぎ あ っ て い る こ と を 説 明 し た も の で あ る 。【 経

済 開 発 と民 主 化 】 を 次 の よ う に ま と め る 。

『 現 代 社 会 の諸 問 題 認 識 の た め のフ レ ー ムワ ー ク』

「人 は社 会 が 発 展 し 豊 か な生 活 を 享受 した い と願 う。

し か し, 遅 れ た 経 済 を 発 展 さ せ よ う と す れ ば 強 い力

で り ー ̄

ド す る政 治 や 経 済 体 制 が 必 要 に な る 。 発 展 し

た 経 済 な ら ば さ ら に, 需 要 を 創 出 し て 供 給 の拡 大 を

図 ろ う と す る。 資 金 は利 益 を 求 め て 世 界 中 を 動 き,

よ り 効 率 的 に大 量 生 産 と大 量 販 売 が 可 能 な 市 場 を 追

い求 め て い く。 そ の 結 果 , 地 球 環 境 は 破壊 さ れ, 民

主 化 ・ 環 境 保 護 よ り 生 産 を 重 視 す る人 権 の 抑 圧 が お

こ り, 経 済 的 格 差 は拡 大 し て い く。

こ の 現 状 を ,「 現 代 社 会 の諸 問 題 」 の 「 せ め ぎ あ い

の ポ イ ント 」 と し て と らえ た。 つ ま り, 本 研 究 の 「 南

北 問 題 と 環 境 問 題 の 接 点 に 焦点 を あ て る 」 と は,【 経

済 開 発 と民 主 化 】 に お け る 『 せ め ぎ あ い の ポ イ ン ト』

を 明 確 に し た教 材 の 内 容 構 成 を 整 理 す る こ と で あ る。

そ し て,「 せ め ぎ あ い の ポ イ ン ト フ レ ー ム ワ ー ク 」 と

「 現 代 社 会 の 諸 問 題 認 識 の た め の フ レ ー ム ワ’

− ク 」,を

設 定 す る こ と で あ る。

資 料 とし て 〈 日 本 企 業 の東 南 ア ジ ア進 出 〉 に関 す る

フ レ ー ム ワ ー クを 提 示 し た。 次 頁 に 「南 北 問 題 と 環 境

問 題 」 の 『 せ め ぎ あ い の ポ イ ント フ レ ー ムワ ー ク』を,

『 現 代 社 会 の 諸 問 題 認 識 の フ レ ー ムワ ー ク 』 を 本 頁 に

示 し た 。 こ の フ レ ー’

ム ワ ー ク で は,[ 北 側 と 南 側 ],

[環 境 問 題 の 発 生 と対 応 ]

,[政 治 的 ・ 経 済 的 ・ 援 助 の

側 面 ]

,[政 府 ・ 企 業 ・ 国 民 の側 ] 等 の レ ベ ル で ,【 経

済 開 発 と民 主 化 】 の接 点 で のせ め ぎ あ い を 組 み込 み,

因 果 関 係 で 説 明 し た。

現 代社 会 の諸 問 題 問題 現 象 的 因果 関係 本質 的 因 果 関 係 派 生 す る 問 題 対 策 及 び方 向 性 日 本 企 業 の 東 南 ア ジ ア 進 出 (経済成長率) = 労働, 資本,技術進歩= r比較優位』 一輸出指向戦略− 「比較優位」 をもっ労働集約部門 への特化→扈用の吸収力を高める 高い貯蓄率は投資水準を高め, 高い教育水準は労働者の質を高 め生産性の向上 ↓ 先進国からの直接投資は資本であ ると同時に,経営ノウハウや技術の 移転→途上国の経済発展の寄与 先 進 国 ○円高で輸出が割高に, 輸入割安 →生産費が安い途上国で生産, 日 本に輸出 〇安い資源,安い賃金 →箸などの木材加工, 焼き鳥など の食品, 織維や靴 ☆1985年プラ ザ合意以降の円高 →日本の製造業:N ⅢS ASRANに 集中的に直接投資し生産拠点を 海外に移す ↓ ・NIES ASRANの工業化の契機 ・ 投資先国で生産一日本に輸出 日本の製品輪入の増大に寄与 →身の回りのNE 製品 →日本の流通制度に衝撃 j IE からアメ犒 日本への輸出 ASRAN から日本やNE へ輸出 日本からNIES ASRANへ投資 NIE からASEANへ投資 よりグロー バルな形で,多角 的かつ迎鎖的な循環柳造 さらに,EC呻 国 ☆豊かな生活の維持……政府の責任 = 経済の発展と成長  国民の願い →消費の拡大, 生産販売の拡大 →需要の創設 = 国際競争力をつける一自由競争に 勝つ 司 諸 物, 資源, エネルギーの安定 供給   な,膰 の , 擬 與 尸 之 →円高により輸出不振→コストダウ ☆      ンを図る必要大 一国内労働賃金高い,設備投資も 限界, 労働時間・ 労働条件規制 →安く豊宦な労働力を求める 一悪い労働条件の中で,安く長時 間に及ぶ単純作業か可能 一賃金が上昇すると拠点移助 →A 虫  が I な実態皿 資が節約 古い 技術の移転, 生産・ 利益重視 →企業, 資本誘致の優遇措置 一土地が安い, 税制上の優遇 →援助と共に進出 ◇アルミ 精錬= 大量の電気消費の ためのダム建設 一国内負担増の生産部門を海外へ 4、 ゛ の  ,、豊 能 虹 ごいヘドロ ☆日本産業の空洞化 その実態と弊害←政府の対策 ☆政府開発援助ODA ニインフラの整備一民間投資活助に先行 ・ 経済インフラ: 港湾,空港,道路, 橋 一退設業, 建設機器,施設設備 一輸送, 販売ルートの整備 一自助胤 バス,トラック輸送 自動車の市場 一大量輸送機関: 地下鉄,モ/レール ・ 社会インフラ:医療,公衆衛生, 教育 住宅,上下水道一生活基盤閔連 ☆工業化→観光開発 −リ ゾート 開発: ホテル建設 河川・ 海洋汚染 −スーパー,デパート の進出 ・ ダム建設に反対する人々の声 ・ 住民の意見をよく聞いて切実に 求められているものを援助して いく蚌 に ・スラムに高速道路建設の貧否 〈賛成〉 一輸送力の向上, 企業誘致 ……人権より経済発展 〈反対〉 −スラムカ形 成される原因は 工業化,経済発展重視によ る貧富の格差の拡大 沿] 支援 圧力 ↓ ↑ ☆日本企業: 国際競争力をつけな いと倒産一日本の成長, 豊かな 生活, 家庭の収入源か消失 経済効率: 豊富な低賃金労働 ↓   豊富で安価な資源 コストダウン 結果: 公害を輸出している 現状 【経済開発と民主化】 途 上 国 ☆開発, 発展,工業化☆ 一資本。 技術の不足 →インフラに整備:ODA 要請 →外国資本導入外国企業の誘致 = 条件整備=【セールス・ポイント】 ・ 豊富な低賃金労働力 ・ 安価で豊かな資源,土地 一緩い規制一公害防止,安全施設 ・「安定した政権一軍事独裁」 ↓ ・ 優遇税制度の特権の付与 →  一 一自由貿易地区の設置 0 企業の誘致 →外貨の獲得, 輸出拡大 一経済特区や輸出加工区の設置 一優遇税制等の特権の付与 →雇用創出         − 一豊富な低賃金労働力の都市流入 →地域開発 一企業進出に伴う地域開発 -ODA インフラ整億 港湾,生産性道路の整偕 →公害の発生, 熱帯林の破壊 0 貨幣経済の浸透 一現金収入の重視 一都市と農村の経済格差 →都市の低賃金労働力 若年女子労働 ・  →都市のスラム形成 →学歴もなく定職にっけず低収入 ☆セールスポイント温存のため, 低賃金 に抑圧 ☆「政権の安定」: 軍事・ 警察力の強化 武器の購入 ☆現地企業: 発展,工業化で,国 際竸争力をつけ, 輸出拡大一外 貨11 優位で特化 ……その利点がなくなれば進 ↓  出企業は生産根拠を移転 〈環境破壊,人権抑圧, 貧困〉

(3)

「 せ め ぎ あ い の ポ イ ント フ レ ー ムワ ー ク」

・1く        収  嫺 緲          霾 壥 祚        ぐ   越  匝 9         皿 蚕 瑜        9   罌 但 嶂 沙         ・  翠 班 祺 U ドー   剛        4)  帋 淙 卜 謬         応  噸 鞍 ミ 前 跟   部     翁  々   莪 聊 貪 赧       鵞  部・卜く 珊 絮 l e 佃 側 汾 唄 聡     柵  余   邯 跟 坦 超 .     数   。響 疇 翌 脊 1 叙 ぜ ざ 劔 堆 鞍   幢 畩 器 て   0 0 か 。 但    坦 P2 鳧 ・ 芻 今 斗 珊 e e e 嫋 ㈲ 糾  節 撚 収 I   余 余 昧 郷 頽 耀    豕  号 耶 叙 垢 叫 余 令 幢 哥 幢 幢 e 緬  墺 e e Q   や ら 刪 暇 匝 E   j= ≒  匐 經 珊 陂 H 并 囑 佃 そ 側 徊 ふ 0 蝮 巨 緲 ム 尽   ヽ7 y e 繦 芻 9   μ 佃  瑠 0 珊 聡 徊 H 典 傾 前 傾 ↑ 萇 班 友 刪 胼 K 。  令 幸ヽぐ 賀 g 剛   帥 R 蝸 刈 ぐ 呶 席 。 。欄 翌 細 翌  齡 友 り 戦 歙 n 竝  コ ヽコ・ 淙 隋 遜 収   ぶ 範 霍 ぐ 匈 \ 絮 珊 珊 佃 ・ ・ ・  幢 刪 べ 甥 他 。冪   ・  。珊 々一己 一一   堋 屎 e 前 芻 斗く g 呶 呶 ↑      迴 戦 q 隋 ぶ 出 ≒   剛 嶝 昏 叙 り べ   佃 鄒 ぐ 佃 R 撫 ͡溺 徊 |        珊 0 1 1 綢 |   域・9 嫋 嫋 卜 n  ͡幢 ・ 尽 々 脚 0 E 訟 ○         聴 ○   ○    絃 矩 呉 戦 鞍 司  E 価 嫋 響 蓊 ・ 珊 刈 Θ          唇        珊 迦 年 賀 坦 坦  刪 Ξ 狐 口 痢 柵 柵 絅        呶 斧 | 腎 べ 呶  縦 蓉 卜 く ↑  ↑ 二       S

毎 知  珊 べ 哨  慫 癲 ∩ e 俾 相 亟 胞 掵 塲 e 刪 鰕 佃 徊 垣 Ξ 浤 紲 卻 Q ↑ 孀 0 e e 田 附 刈 部 但 帥 坦 窓 柵 乖 獰 タ ポ e 莽 枳 冖・llH  。↑ 祁  嫋 ヽ、ヽ1. 翌 翌 州 回 叫 七 草 雁 愬 そ 唄 越 柵 錙e e 糾 e 9 珊 凶 。椋卜く 回 心 髄 日 渭 淙 愬 ら 垢 芻 柵 g 琺 入 皿 Ξ 濯 胞 冊 峡J・7 ↑ 釁 茗 罌 蔀 旃 ] ゛  ゜ ゛ ’ ↑

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万万

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聹 凶 割 j J 9 節 。 知r ヽ 垣 こ 帋 y 嫋 l 狐 鬚 黒   絅 喘 ?  學 示 寂  丑 胞  巓 卻 報  唾 ' 昿 0 嶇 佃  9 皆 瀬 聡 悟  悃 `゛` 狐 へ 胞 濔 `-‘GjE ; ヽ、i 無 厂‘1 9 ヽ7  日 心μ 単 司  。前 立 蜊 劒 立 但 句ヤqH 佃 ヨ 報 響 心 嶝 4 蓉 円 余 e 心 こ, e ・ 剛 同 昭 司 丑 略μ 趾 唄 個 遡 嶄 郤 望 g e 倨 竰 ゼ 蜊 暇 紅 絹 1 甥 脊 H ↑ 郭 淙  聴 莽 ●  ● ●  e ● 迦 優

万万

ミ 叉

鰯鞍

迦 怒

尚尚

殞回

万 万 口 `▽ -〆丶 巨 埋 0 娟 ゞ ͡ 冫 鹽 令 図 領 沮 豕 g 屁 優 胆 犀 g 胞 忿

二 価 令 図 領 咀 翠 g 惣 怒 咀 豕 g 胞 罌 卜巨 弯 0 将 麋 四

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珊 。

慫 珱

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廻 幢

飽日

愬  傴      べ 絅 e  烱     測 。        率 凶 。e      已 珊    眤        絮 H 廡 珊    匐 袵  順 駆 。 謳  ¥  翌  冩          翌 珊 聡 回  堤  郤 掃  巨 置 霾 愬  0  濯  笨 乖 蚕          胞 玉 城 腕 珊 郛  e り  妥 口 節 壞 愬 低  H  珱 鈿 0 姻        罌 蓉ヨ《 H 雁 e  蓉 倔  掃 べ e 箍 狸 壇 を   。巵 ÷く米 蹣 睾         。 。 。 。9 郤  せ 弼  ↑  珊 蹄 綱 9 遒  傴 聡 。曾 壑 迦        僵 尾 斑 碧 低 価  略 袍  傴  堊 乖 。賍 。 鰕 鍜 田 垣 乖 咽        孀 奪 聡 癲 世= 目  亜 べ 部 碵  茹 錙 壑 徊 溜 刈 0 そ 刈 0 刻 佃         0 9 0 0 腱 亜 せ こヽ硲 刈 ヽ4  ↑ 9 頑 卻 雁 細 珊 。e 叙 e 佃 Ξ       聹 百 肬 小 。 測 刋 嫋 警 巾ヽ 屍 ͡ 心Q oe 9 回 斑 幢 黻 狃 。蓉      ͡糾 珱 腱 卜 珊 竡 e 蓉 砺  K  邱 E へ 扈 ヽ4奠 但 聹 聡 佃 知 鞍 ¥ O      E 眼 抑 や λ 雁 糊 狐 母= E  g  e 刪レ ヽヽ靤 ¥ 辛 耀 日 城 外 剞 知 剛 帥      刪 狐 煬 Ξ ヽ7葦 倨 貳 蔔 E  姙  珊 ポ・ 7 1 1 垢H I ÷く m l 剞《口剞      縦 貳 囗 瓦 i 郷 | 囗 m → → 掃  燐 ゛ ○    ↑ ○  ↑ ○  ↑  ↑       ゛ ○  ↑  ↑ ○  ↑ ヨ  石 鯛  鯛 欧  貳 腱  腱 e 珊 e 腕 溺 耀 佃 e 佃 そ 甥 柵 口 騨 皿 ・● ●●●● 畷 耶 極 巨 臣 節 ≒ 甥 頏 罟 躊 邸 ﹃ Ξ 鰕 卜 恪 卜 哥 限 9 腕 嫋 い侭 エ ﹄

λ

(4)

IV.

「南

と環

にか

る」教

科書

記述

業実践

1.研

究仮

では

,研

究仮

以下の

うに

した

「南

問題

と環境

問題の接

点に焦

点をあてた社

認識

ワー

」を意

図的に組み

込ん

で社

を構

すれ

,現

代社会の

諸問題

を扱

う学

習の

内容

,本質的

因果関係

につなが

りよ

り質

いも

とが

以上の研究仮

説のもと

,分析

フレーム

ワー

を作成

,教科書記述と授

業実践の分析

を行った

2.教科書記述の分析

我が

国の

,平成8年度版 

小学校社会科の教科書3

(東京書籍

,大阪書籍,教育出版

)および現行の

学校地理的分野の教科書

3社

(東京書籍

,大阪書籍

教育出版)か

,環境問題

と南北問題に関連

する

記述

ある事例

を49

事例

抽出

し分析

した

教科書記述の分析か

,我が国の教科

書には

[北側

[南側

]の両者か

らの記述が

少な

,現象的因果関係

の説明が

多いな

ど社会認識の深め方に

問題が

ある

こと

が明か

とな

った

(2

3.授

業実践の

分析

我が

国の

社会

科の授

業で

,南

北問題と環境

問題に関

る現代社会の

諸問題を扱った授

業50

事例

した

。抽

したのは

小学校23

事例

,中学校及び高校27

事例

,合

計50

事例である

業実践の分析からは

,本質的因果関係の

説明が経

的側面に中心がおかれ

ており

,せめぎ

あう論点が明

確に設定されないまま

,開かれ

た社会認識の

育成が図

られ

ている

ことが問題点として明らか

となった

(3

4.分析のま

とめ

以上の分析結果か

,社会科における

「南北問題と

環境問題に関わ

る」現

代社会の

諸問題の

学習では

,次

ことが必要となる。

(1)南

北問題と環境問題の

接点となる事象の設定

を行

う。

(2)接

点となる事

象に

ついて

,現象的因果関係から本

質的因果関係の

把握ができるよ

うに授

業設計

を行

その場合

[南北の視

点]

[政治

,経済

,援助の

点]

[政府

,企

業,国民の視

点]を複数設定する。

(3

〔2

の科学的な社会認識の形成を保障

した上で

,価

値分析過程

を設定

,開かれ

た規範

的知識を合理

に選択させる

。その

場合

【経済

開発

と民主化】の

視点で

「せめぎあいのポ

イン

ト」を設定

し論点を明

に持

つ。

V。

「南北問題

と環境

問題の接

点に焦点をあてた」社

会科の授

業設計

以上の研

究成果よ

「概念探求

・価値分析型社会

(Oの授業過程に基づ

く,中学校公

民的分野

「世界

経済の

中の

日本」を例に授

業モ

デル

を作成

した

〈現代社会の

諸問題の学習過程

問題の

題の

社会

問題

問題

問題

社会

問題

対応

『概念探究過程』

《過去,I

現在》を

→因果関係

で説明

=原因

と結

『価

値分

《未

問題

予測

判断

【経済

での

開発

と民

主化

い場

1。

「市場経済

と自由貿易の進展」を扱う社会科学習

の内容構成

(1

)単元

「世界経済

と日本

」の

内容構成

『市場経済

と自由貿易の進展』と

『南北問題と環境

問題』とのかかわ

りに

ついては

,川田侃他監修

『新

い社会 

民』

(東京書籍 

平成

4年2月検定済)に

依拠

して考察す

る。

分析

したのは

「第

4章 

地球社会とわた

したち

」の

「第

1節 

世界経済

と日本

」の

3つの小単元

「1.一

化を強める世界経済

「2.環境

と資源

「3.世界

経済のなかの

日本

」である。そ

して,

【市場経済

と自

由貿易】

を中心に

内容の構造化

をした

。これは

,国際

社会の中で

「南北問題

」や

「環境問題

」をよ

り深刻化

させてきた要

因と

して

『市

場経済と

自由貿易の進展』

を中心に構成

したもの

である。

(2

「1

.一体

化を強める世界経済」の

内容構成

本小単

「1

.一体

化を強め

る世界経済

」でぱ グ

ーバル

化が進む

自由貿易

,市場経済”の現状

を把握

する

。この世界経済の

主流となった

『市場経済

と自由

貿易の進展』という概念が

,第

4章第

1節の

「世界経

済と

日本

」を貫く概念

として位置

づけられ

ている。

〈南北

問題と経済開発〉は

“市場経済と自由貿易

の犠牲”

として位置づけられ

。発展途

上国は市場経

済に

よる市場拡大競争の

中で

,先進

工業国の

成長の足

場とされ犠牲

を強

いられ

。こ

こには徹底

した

理化

コス

トを至上命題とする企業の

利潤追求の

自由競

争の

論理が存在

している

。低賃金

などロー

コス

ト,公

害防止施

設に関する投資

削減

など徹底

した経済合理性

がそこには見

られ

る。

−62

(5)

単 元 構 造 図 世 界 経 済 の 中 の 日 本 (1)日本企業 の海外進出 貿易立国 日本の現状 【 概 念 探 求 過 程 】 1 2。 3 にはどんなものがあるか ルム      ◇日本企業の進出 ; ノ ゜尚 ゛ 雙 にゃく,わさび)・・・ ◇日本 剤 ルムを 日本に逆輸入 して, 日] が5 本で H O円, プ リントf と価格破 壊の時代 へ 尠 ジア製品があ るのだろう, なぜ日本 企業は海外, 特 に東 南ア ジア に進 出してい るのだろう 4。 予 想 か 〈 仮 説 〉 5 きる している 先 進→途上国 らない 世界・ 日本・ 現地向け 委託生産= 開発輸入 ップで安売 り 《 経 済 開 発 と 民 主 化 》 インフラストラ クチュアー 一 住民の強制移転 環境破壊 外資導 入による 経済発展  一 低賃金で特化 近代化, 工業 化優先   ― 環 境破埴, 人権抑圧 生産, 外貨獲 得を優先    伝統文化 の破 壊 ---( 経済効率)   − (環境保護〉 市場経 済の成長→物 質的な 一 環 境の保全→ 自然の豊か さ ∼・ 〈ODA インフ ラ・ 企梟進出と 住民 の強制移転〉ヽ͡ 一一,͡ ∼ 「 日本か融 資した「 タイ・東部臨海 開発計画」 とは 一一一一一一一¬ I ・ シャム湾の天然ガ スをマプ タプ ット地区に海底 パイプ ラインで | l  陸揚 げし,石油 化学, 化学 肥料等 の重 化学工業用 に利用す る言 I ・レ ムチ ャバン地区 に軽 工業用の団地 を建設し,商業港( コ ン テ I l  ナヤ ード) を建 設する。       l l ……農業中丿亡ヽの経済 から工業化へ: 輸 出志向型工業 化     l −-- 一一--- 一一−-- −−−一一---- −−−---○日本 の援助: 両地区 に計画全体で1,257倣円の円借款 −レ ムチ ャバン港(164 億 円):5 万t 級 のコ ンテ ナ船 の入港が可能 タイ側か計画し日本 はOECF を通 じて融資す る形 くOECF ('海 外経済協力基金):日本 のODAのうち,二 国 間 の貸 付 を 担 当す る日 本政府の金 融機関, 途上国政 府に長期・ 低利資金を叺与 〉 …… 港付近 の300余り の世 帯が強制 移転

な ぜ日本企業 は海 外, 特 に東南 ア ジアに進出 してい るの だろう

〈 原 因 〉 → 〈 結 果 〉 猷(6) 市場 経済と自 由貿易:企業 進出の成 果と問題点 検証の調査・ 学習活助 発表レポート作成 ( 仮説と調査活動項目)  班別,興味関心別 仮説別発表及び結果と問題点の考察 ( 結果): 市場経済による発展     (問題点〉: 市場経済の弊害

a. 日本は円高で輸出が不利だから輸入した方が安い ・ド ル= H 円と120円で図式化モ デル ・ 実際の輸出入の貿易額,貿易沚 貿易相手の比較検討 ・アメリカー日本一東南ア ジアを図式化 円高でも貿易黒字一日本製品が世界の市場で強く世界に進出 【政府】 ○市場経済地域の拡大= 市場の拡大 自由貿易の進展 一日本の貿易額の増大 日本経済の成長を維持, 発展 貿易黒字減らし ○東南ア ジア各国の貿易額の増加 -NIES, ASEAN の台頭 全域が自由貿易・ 市場経済体制へ 「成長センター」,外貨の獲得 ・ 経済インフラから, 社会インフラへ ・ 援助国からの離陸一途上国に投資 援助国へと成長; 累積倣務の返済 −ベトナムとタイのODA比較 ・ 途上国は,援助要請し工業化 【企業】 ○日本一安価な製品の輸入 国内の価格破壊に対応 一資本,貿易の輸出増加 国際競争力の維持, 発展 ○東南ア ジア各国の経済成長 NIES, ASEAN の台頭 ・高い成長率 ・ 輸出の増かマレーシア は]ン デンサー輸 出がトップに, 樸械製品の輸出増加 →外貨の獲得一世界の貿易国へ ・雇用の剔出一現金収入 ・ 地域閔発一近代的都市, →進出企業のオフィスビル 金融機関, ホテル,スーパー →資本と貿易の自由を要求: 外資導入 【国民】 ○安くて品質のよい商品の購入力河 能 税金の使い道を知らぬ国民 ○先進国並みのGNPや都市景観をも つ香港やシンガポール: 地域開発 豊かな国になるために経済成長 そのための援助を要請, 雇用の創出 ○日本の産業の空洞化と競争の激化一価格破壊-○環境破壊の進行 ア. 大気汚染→「地球温暖化」『酸性雨」 ・自動車の排気ガス規制がない 中古車, 改造氣 ディーゼル車 ・ 工場排煙の規制の不備「 公害の発生」 法的規制, 技術面の遅れ, 監視体制の不備 ・ 環境保護や公害防止施設よりも生産を重視 イ.河川,海洋汚染 ・ 工場排水, 有害物質のたれ流し「 公害の発生」 法的規制, 技術面の遅れ,監視体制の不備 ・生活排水のたれ流し 上下水道の未整備,衛生状態の悪化 ・大規模開発, 観光開発などの乱開発 海岸線の破壊 ウ .熱帯林の破壊の進行 ・日本企業の木材の買い付け 建築用材, 家具材,紙, パルプ ・ 大規模開発とODAの経済インフラ ダム,発電所,空港, 港湾, 橋, 道路 ・ 工業団地の造成 ・エピなどの養殖池の開発 ・輸出用換金作物の栽培地の開発 ○貧富の格差の拡大 開発による先住民, 少数民族の立ち退き 一移転補償費の不足, 代替地の不備 一民族固有の伝統や文化の破壊 一自給自足の経済の破壊 →現金収入・ 職と食を求めて都市にスラムを形成 皙市スラムの人口増大,途上国の人口爆発 市場経済による富裕層と低賃金労働者層の階層分化 →中間層の成長による民主化の遅れ ○国内の利害対立の激化 支配民族層と非支配民族層 一民族(マ ジョリティとマイノリティ), 宗教, 産業, 伝統文化 b. 日本のODAが企業の海外進出を級助している ・日本のODAの歴史: 戦後捕償の意味と輸出振興策 ・日本のODAの中味: 国別・内容別 世界一の援助屆 ・ 経済インフラ→社会インフラ整備, 環境や人権へ 空港, 港湾, 道路, 橋: 産業の基盤整備が中心 ・ 大規模開発 ダム建設と水力発電かアルミ企業の進出 c. 東南アジアの政府力汨 本企業を誘致している ・公害防止規制 排出規制の遅れ一投資の削減になり有利 :法的整備の遅れ,技術的遅れ, 環境保全意識の遅れ ・外資系企業優遇措訛の実施 ・ 輸出加工区, 経済特区,自由貿易地区の設定 ・廃棄物の廃棄処理場を誘致 ・低賃金に抑圧, 労働組合を認めない ・ 政府関係者のコメントAPEC d. 賃金の安い東南ア ジアで生産すれば価格を低くできる ・ 東南アジア各国の低賃金の様子と工貝の生活 単純作業 ・広告などで, 低価格になった商品調べ 東南アジア製 パソコン,テレビ,ビデオテープ, カメラ 企業戦略 ・ 進出した企業の担当者 親や親戚,企業へ電話 ・ 安くて豊富な資源,農産物, 工場用地 「分業, 特化」 e ,日本企業も成長して多国籍企業になり世界に進出に いる ・日本企業の海外進出の歴史  国際競争力をつけ海外に ・外国企業の海外進出の歴史   輪出し市場の拡大 ・ 業種,企業規模, 進出先  中小も進出一円高 ・ 進出の形熊の変化 ・「貿易摩擦」: 繊維−テレビー自動車一半導体 先進国間で, 価格, 技術, 販売量の対立 →対策として, 現地生産,途上国進出 【未来予測】 f、アフリカか少ないのは蛟貧国に進出してももうからない ・GNP極小, 飢餓,人工増, 難民 ‥・ 商品嚊買力極小 ・インフラ未整備, 一次産品のみ: 利益極小,リスクのみ ・ODAも無償資金協力中心 「南南問題, 格差の拡大」

・ 《結果》

《原因》 ヤ    →    →    −

『 自 由 貿 易 ・ 市 場 経 済 の 進 展 』 → 経 済 成 長 , 環 境 破 壊 と 経 済 的 格 差 ・ 貧 困

(7) ベトナ ムの経 済開発と環境 保護 【価値分 析過程】

論 争 問 題 : 市 場 経 済 を 導 入 し た ベ ト ナ ム に,

日 本 は OD A や 企 業 進 出 を 行 う べ き か 。

(6)

〈社会主義経済の激

動〉では

“市場経済に敗れた

国々”として

,市場経

済の徹

した合

理性

に敗れ

いっ

たソ連

と東欧諸国を提示

している

。中華人民共和国に

ついては

,市場経済の

一部

導入によ

り,生産請負制や

開放

政策な

どを実施

,積極

的な外資導入

を図

り経済

成長を推進す

る姿

,国民の

民主化要求を武力で弾圧

した天安門事件

を提示

している

社会主義経済が敗北

した要

因として

,生産性向上の

投資がわ

ずか

であ

,更新

しな

い設備は

,国際競争力

の著

しい低下を招

いたこと

。また

,計

画経済の

失敗に

よる消費財の

不足や貧困か

ら来る民衆の不満は

,市場

原理に基づく経済体制

への

変革

を求めた

こと。つま

自由主義経済体制

という競争社会に勝

るは

ずも

破れ

っていった

「2.環境と資源」の

内容構成

“市場経済

・自由貿易の末路”と

して位置

づけられ

ているものが

〈地球

環境

問題

とく

資源

・エネ

ルギー

と食料問題

〉である

。コス

トゼ

ロの天然資源の乱用や

乱開発

,合理化

・ロー

コス

ト生産のために環境保全

策や公害防止の投資は

削減

され

,環境は破壊され

より安くよ

り豊富に資源や食料を求めれ

,資源の枯

を招き

,輸出用換金作物の

栽培が奨励

され

自給作物

にも事欠く途

上国が出てきた

この

ように

「市場経済

と自由貿易の進展」は,南

北の経済的格

差の拡大

を招き

,グ

ローバル

・イシュズ

して地球環境

問題

,資源

・エネルギー

・食料問題

深刻化させた

。社会主義国の

崩壊から経済の

民主化

自由化を求め世界単

一市場への移行が促進

され

た。

(4

「3

.世界経済の

中の

日本

」の

内容構

こうした諸問題

を抱えて

,日本の進路

を探るのが

本小単元

「3

.世界経済の

中の

日本」である

。現状の

日本は

,円高

,貿易黒字

・貿易摩

,そ

して,

ODA

世界

一といった有数の経済

力を持つ国と

しての

諸問題

ある

。そこで,本小単

元を

“自由貿易,市場経済の

帰結

と課題

”として

,市

場経済の進展に

よる企業の海

外進出と価格破壊の進行

を中心に

,単

元の

構成を図っ

。詳細は

,前頁に単元構造図

を掲載

した

.概念探求

・価値分析

型社会科の授

業過程

(5

単元構造

図は

,単元の指導計画,学習内容,因果関

係等

を組み込み

,全7時間で構

した

。第

1∼6時が

概念探究過程

,第

7時が価値分析過程である。

1時は

,貿易立国日本の

現状に

ついて

,身の回

に数

多く存在する東南アジア製品に着

目させ

導入

を図

。そ

して,なぜ疑問

「なぜ

,日本にた

くさんの安い

東南アジア製品があるのだろう

」か

ら,単

元を貫く課

「なぜ

,日本企業は東南ア

ジアに進

しているの

ろう」を導きだす

。さらに

,数多くの

予想か

ら7つ程

の仮説へ

と絞

り込む

│ 仮説

:日本は

円高で輸出が不利

,輸入が安い

仮説

:O

DAが企

業の海外進出

を援助

している

仮説

:東南アジアの

政府が

日本企業を誘致

した

仮説

:低賃金の東南アジアで生産

,価格

を抑制

仮 

:日本企

業も

多国籍企

業にな

り世界に進

仮説

f:アフリカの最貧国に進出

しても

利益な

∼4時は検証の調査

活動で

ある。仮説別に班あ

るいは興味関心別に

よってグル

プを組織

し,調べた

い項

・調べ

る必要の

ある項

目を選出

し検証の計画を

てる

。計画書

を作成

し自分たちの仮説

を中心に

「日

本企

業の東南アジア進出」の原因

を探

。そ

して,発

表用

レポー

トを作成する。

6時は

「日本企業の

東南アジア進出」の原

因をグル

プ別に明

らか

にする

。さらに

,日本企

業の

進出によって

,日本や東南アジア

諸国の政府や企

業や

国民に与えた影響

として

,成果と問題

を発表

しあ

う。

そして

,出され

た問題点

(例

えば

,自然環境の

問題

経済的格差の拡大等)に

ついて

,未

来予測

を行う。

この

概念探

求過程

「自由貿易

・市場経済の

進展

「経済成長」

「経済発展」

をもた

らす反面,

「環境

破壊」

「経済的格差の拡大や貧困の

増加

」を招

くとい

う転移

力の大き

い知識

を獲得する

7時は

,価

値分析過程と

して,ベ

トナムに

ついて

論争問題

「市場経済

を導入

したベ

トナムに

,日本は

DAや企

業進出を行

うべきか

を設定し,討論を

位置

づけた

。市場経済

を導入

したベ

トナムの現状

を事

実分析

,北側

先進

国と南側途

上国の思惑の

違いを,

それ

ぞれ

の政府や企

業そ

してさま

ざまな階層の国

民の

もつ

,政治的

・経済

・援助の側

面に対す

る意図や願

いか

ら把握する

。そ

して

「日本企

業の

東南

アジ

ア進

出」

について

【経済

開発

と民主化】でせめぎあっている点

を明示し,論点が明確な討論ができる

ように作

した

VI.

おわ

りに

今後の

課題は

,以上の授

業モデル

したがって実践

を行

い,研

究仮説

を実践

的に検証

して

いくこ

とであ

る。

【注及び引用文献】

(1X2X31(5)

については

拙稿

『南北問題と環境問題の

接点に焦

点をあてだ社会科の

内容構成』兵庫教

育大

学修

士論文,

1995.12.

を参照

された

(4)

概念探究

・価値分析型社会科については

,次の書

に詳

しい。

一彦編

著,

『小学校社会科の授

業設計』

,東京

書籍,

1991, 

岩田一彦著

,「

小学校社会科の授業

分析」

東京書籍,

1993,

−64−

参照

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