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Q&A_2015

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はじめに

1997(平成9)年 11 月に初版が発行された「予防接種に関する Q&A 集」は、2002(平成 14)年8月以 降毎年改訂版が発行され多くの方に利用して頂いておりますが、お蔭様で本年も 2015(平成 27)年版が発行 できることになりました。 この 1 年間もわが国の予防接種・ワクチンを巡る動きは大きく、HPV 問題は残念ながら膠着状態といって もいいような状況に陥ってしまっていますが、一方では平成 26 年 10 月からは高齢者に対する肺炎球菌ワク チン(23 価莢膜多糖体ワクチン)が定期接種 B 類に、そして多くの小児科医にとっては長年の悲願であった ともいえる水痘ワクチンが定期接種 A 類となりました。B 型肝炎ワクチンも全乳児に対する定期接種化につ いて厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会によって厚生労働大臣に対して提言が行われ、現在その実施のた めの行政的検討が国において行われております。 ワクチンギャップ問題に関しては海外との数的な差はほぼなくなり、ワクチンの考え方、接種方法の実際な どにも変化が出てきました。しかし一方では接種するワクチンの種類・回数が急速に増えてきたところから、 現場において戸惑いや不安が増えてきたことも事実であり、接種スケジュールはたいへん複雑になってきまし た。スケジュールをわかり易くする、接種回数を少なくする、そして複数のワクチンを一つにまとめる混合ワ クチンの開発などが進められているところですが、これらの解決にはもう少し時間が必要です。しかしワクチ ンに対する理解が進み、また仕組みに変化が出てきた結果として、ワクチンを定期接種として導入後、Hib 感 染症、肺炎球菌感染症は激減し、現在小児の救急医療で急性細菌性髄膜炎の疑いで搬送される小児はほとんど いなくなってきています。小児救急医療はその分楽になって・・・、というわけではなく、その分他の重症救 急患者に取りかかれるという、医療全体のバックアップにつながっています。水痘も本年(2015・平成 27 年) の報告数は著減しており、水痘ワクチンの生みの親である故・高橋理明先生もどこかでこの状況をにこやかに ご覧になっているのではないかと思う次第です。 ビッグニュースとしては、2015(平成 27)年 3 月 27 日、日本の麻疹は排除(measles elimination)の状 態にあると WHO 西太平洋地域事務局(WPRO)から認定を受けたことです。麻疹輸出国などと有り難くな いレッテルを貼られたりしたこともありましたが、WHO が認定した麻疹排除国の仲間入りを果たしたことは、 医療機関、検査機関、研究機関、学会、保健行政機関、教育機関、ワクチン製造・販売機関、報道機関、そし て子どもさんを持つ保護者の方々など、多くの方々のご理解、ご協力そして努力によってようやく遂げられた ものであり、まさに all Japan で取り組んだものといえるでしょう。ただしかし、これでわが国の麻疹対策が 頂上を迎えたわけではなく、さらにこの状態を維持するための努力を続ける必要があります。引き続き多くの 皆様のご協力・ご支援をいただきたくお願い申し上げます。 予防接種の実施に関しては、感染症の流行状況、ワクチンの効果および有害事象・副反応に関する情報、新 たなワクチンの出現、経済状況、さらには予防接種というものを受け入れる、あるいは逆に受け入れられない 社会環境など複雑な要素から流動的な部分が多くあります。またわが国では国による「規則」として定められ ている予防接種(定期接種)は、規則であるが故に一線を画した右と左で取り扱いが大きく異なることも現実 にはでてきます。実施にあたって、法に基づいた接種(定期接種)であるところから、医学的考え方よりも法 律的解釈が上回ってしまうことも時にはあります。それだけに、最新の情報を得ておくことは予防接種を実施 する上で重要です。本書は国内において法に基づく規則として行われる予防接種(定期接種)の解説に加えて、 現場での実施にあたって困った時に、医学的な常識に基づいて取り得るベターな方法などについても問題のな い範囲できるだけ触れるようにしています。予防接種を行うということは「決められているからやる」ことで はなく、「子どもたちそして人々を感染症から守るために行う」ことが本来の目的です。本書が少しでもその 目的にかなう、より正しい予防接種実施の指標になれば幸いです。 本書は、現在めまぐるしく変化をしているわが国の予防接種制度、増えてきたワクチンの種類やその接種方 法の実際についてできるだけ対応すべく最新情報を掲載するようにしていますが、残念ながら資料やデータの 収集に間に合わない部分もあります。さらなる最新の情報については、日本ワクチン産業協会ホームページ: http://www.wakutin.or.jp/、厚生労働省ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/、国立感染症研究所感染症疫 学センターホームページ:http://idsc.nih.go.jp/index-j.html、あるいはその他の関連資料などをご覧ください。 本書をさらに利用しやすいものにするために、ご意見ご感想等を協会事務局にお寄せ頂ければ幸いです。 2015(平成 27)年 盛夏

岡 部 信 彦

多 屋 馨 子

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目  次

はじめに 1 予防接種全般について ……… 1 2 ワクチン類全般について ……… 45 3 百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ ……… 56 [DPT]、[DPT-IPV]、[DT]、[D]、[T]、[IPV]、[OPV] 4 日本脳炎 ……… 80 5 麻疹(はしか)・風疹 ……… 93 6 水 痘 ……… 123 7 結核[BCG] ……… 134 8 ヒトパピローマウイルス感染症 ……… 143 9 インフルエンザ菌b型(Hib)感染症 ……… 156 10 肺炎球菌感染症 ……… 165 11 インフルエンザ ……… 189 パンデミックインフルエンザ ……… 199 12 おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス) ……… 206 13 A型肝炎 ……… 212 14 B型肝炎 ……… 217 15 ロタウイルス感染症 ……… 225 16 狂犬病 ……… 236 17 黄 熱 ……… 241 18 髄膜炎菌感染症 ……… 245 19 痘瘡(天然痘) ……… 250 付録−予防接種法による予防接種の種類− ……… 252 −予防接種台帳− ……… 253 −予診票見本− ……… 254 −コッホ現象事例報告書− ……… 261 −予防接種に関する基本的な計画− ……… 262 編集後記

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Question Index

1.予防接種全般について Q1 —————————————————————— 9 予防接種をすればその病気に罹ることはないのですか。 Q2 ————————————————————— 10 「明らかな発熱を呈している者」について、具体的に 教えてください。 Q3 ————————————————————— 10 1 回目の接種で発熱しました。次回の接種はどうし たらよいでしょうか。 Q4 ————————————————————— 10 重篤な急性疾患に罹っている場合は、接種が可能で しょうか。 Q5 ————————————————————— 11 けいれん既往者への予防接種について、教えてくだ さい。 Q6 ————————————————————— 12 アレルギー疾患をもつ人への接種について、注意点 を教えてください。 Q7 ————————————————————— 13 卵アレルギーの人に予防接種を行う場合の注意点を 教えてください。 Q8 ————————————————————— 14 手足口病、伝染性紅斑、突発性発疹、かぜ等のウイ ルス性疾患に罹患後は、どのくらいの間隔をあけれ ば、ワクチン接種が可能でしょうか。 Q9 ————————————————————— 14 臓器移植の際の予防接種について、どのように考え ればよいでしょうか。 Q10 ————————————————————— 15 予防接種後のはげしい運動、例えば水泳、マラソン等 に対しては、どのように指示すればよいでしょうか。 Q11 ————————————————————— 15 ワクチンの接種時期と接種回数について、具体的に 教えてください。 Q12 ————————————————————— 24 同時接種についてどのように考えればよいのでしょ うか。 Q13 ————————————————————— 25 成人に対する麻しん風しん混合(MR)、麻しん、風 しん、おたふくかぜ、水痘の各生ワクチン接種で特 に注意することがあるでしょうか。 Q14 ————————————————————— 26 ガンマグロブリン製剤注射後の麻しん風しん混合 (MR)ワクチン、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水 痘の各ワクチン接種はどのようにすればよいのです か。また、輸血後の接種はどうすればよいでしょうか。 Q15 ————————————————————— 26 自然感染による麻疹、風疹、おたふくかぜ、水痘の 神経系合併症の発症頻度はどれくらいでしょうか。 Q16 ————————————————————— 27 風しんワクチンおよび麻しん風しん混合(MR)ワク チンでは、接種前後の避妊期間を設定してあります が、他の生ワクチンの接種はどのように考えたらよ いでしょうか。 Q17 ————————————————————— 27 妊娠中の女性および授乳中の女性への予防接種は、 どのようにすればよいでしょうか。 Q18 ————————————————————— 28 接種を受けそこなった人へは、どうすればよいでしょ うか。 Q19 ————————————————————— 28 病気で長期療養をしていたために、予定通り予防接 種ができていません。これから接種する場合でも定 期接種としてできるでしょうか。 Q20 ————————————————————— 31 海外渡航および帰国後の予防接種はどのようにすべ きでしょうか。 Q21 ————————————————————— 32 医療関係者に対する予防接種として参考になる資料 等を教えてください。 Q22 ————————————————————— 32 海外赴任に先立ち、黄熱の予防接種を受けるよう勧 められています。黄熱ワクチンの接種が行える施設 を教えてください。 Q23 ————————————————————— 34 予防接種にあたって接種医が注意する点について教 えてください。 Q24 ————————————————————— 36 接種後健康被害が発生したときの対応について教え てください。 2.ワクチン類全般について Q1 ————————————————————— 45 トキソイドとワクチンならびに抗毒素の違いを教え てください。 Q2 ————————————————————— 45 沈降ワクチンと液状ワクチンの違いを教えてください。 Q3 ————————————————————— 45 生ワクチンと不活化ワクチンの違いを教えてください。 Q4 ————————————————————— 46 抗菌薬に対するアレルギー反応の既往者です。麻し ん風しん混合(MR)、麻しん、風しん、おたふくかぜ、 水痘の各ワクチン接種に際して注意すべきことがあ りますか。また、ワクチンにはどのような抗菌薬が 含まれているのでしょうか。 Q5 ————————————————————— 46 ワクチンの取扱いはどのようにすればよいでしょうか。 Q6 ————————————————————— 50 ワクチン類の貯法、有効期間、規制区分について教 えてください。 Q7 ————————————————————— 51 生ワクチンは光や温度に弱いといわれていますが、 保管方法を教えてください。 Q8 ————————————————————— 51 生ワクチンの溶解は接種直前に行うこととされてい ますが、溶解後何時間まで大丈夫でしょうか。 Q9 ————————————————————— 51 冷蔵庫の電源が昨夜から今朝の間に切れていたので すが、冷蔵庫の中のワクチンは使えるのでしょうか。 Q10 ————————————————————— 51 ワクチンの残液は日をおいて使用してもよいでしょ うか。 Q11 ————————————————————— 52 ワクチンを冷蔵庫から取り出したところ凍結してい ました。溶解後、使用してもよいでしょうか。

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Q12 ————————————————————— 52 ワクチン類の製品名と規格等を教えてください。 Q13 ————————————————————— 52 ワクチン類の国家検定について教えてください。 Q14 ————————————————————— 54 国有ワクチン類の備蓄状況について教えてください。 Q15 ————————————————————— 55 複数回接種を行うワクチンについて、メーカーが異 なっても互換性はありますか。 Q16 ————————————————————— 55 ワクチン接種後はよく揉んだほうがよいのでしょうか。 3.百日咳・ジフテリア・破傷風・ポリオ

  [DPT]、[DPT-IPV]、[DT]、[D]、[T]、[IPV]、[OPV] Q1 ————————————————————— 64 定期接種で使用できるのはどのワクチンでしょうか。 Q2 ————————————————————— 64 1 回でも DPT ワクチンやポリオワクチン(OPV 又 は IPV)を接種している場合、定期接種として DPT-IPV ワクチンは接種できますか。 Q3 ————————————————————— 65 DPT-IPV ワクチンの接種対象年齢について教えてく ださい。 Q4 ————————————————————— 65 DPT-IPV ワクチンの第 1 期初回 1 回目接種後、2 回 目の接種時期は標準的には 56 日までの間隔で行わ れますが、その間隔を超えてしまいました。2 回目 以降の接種はどうすればよいでしょうか。 Q5 ————————————————————— 66 DPT-IPV ワクチンで規定通り接種ができず、90 カ 月を超えた場合にはどうすればよいでしょうか。 Q6 ————————————————————— 66 成人がポリオに対する免疫を獲得したい場合、DPT-IPV ワクチンを接種してもよいでしょうか。 Q7 ————————————————————— 67 過去に百日咳に罹ったことがありますが、その後の 接種はどうすればよいでしょうか。 Q8 ————————————————————— 67 乳幼児期に外傷のため沈降破傷風トキソイドの接種 を受けました。DPT-IPV ワクチンの定期接種はどの ようにすればよいでしょうか。 Q9 ————————————————————— 68 DPT-IPV ワクチンの有効性(抗体応答)について教 えてください。 Q10 ————————————————————— 68 DPT-IPV ワクチンを接種する場合と DPT ワクチン と IPV を別々に接種する場合、効果や副反応に違い はあるのでしょうか。 Q11 ————————————————————— 68 DPT-IPV ワクチンの定期接種は生後 3 カ月から実施 でき、できるだけ早い時期に実施するよう勧められ ているのはなぜでしょうか。 Q12 ————————————————————— 69 なぜ DPT ワクチンと OPV の接種から DPT-IPV ワク チンに変更したのでしょうか。 Q13 ————————————————————— 69 DPT-IPV ワクチンは世界でどのくらい使用されてい るのでしょうか。 Q14 ————————————————————— 69 DPT-IPV ワクチンは 1 回毎に腕を変えて接種したほ うがよいのはなぜでしょうか。 Q15 ————————————————————— 70 DT トキソイドの使い方を教えてください。 Q16 ————————————————————— 70 2 期の DT トキソイド接種で接種量を 0.1mL に減量 する理由について教えてください。 Q17 ————————————————————— 71 2 期の DT トキソイド接種あるいは成人にジフテリ アトキソイドを接種する場合の取扱いについて教え てください。 Q18 ————————————————————— 71 2 期の DT トキソイド接種前に交通事故で破傷風ト キソイドの予防接種を受けました。2 期の DT トキ ソイド接種はどうしたらよいでしょうか。 Q19 ————————————————————— 71 小学 6 年生で 2 期の DT トキソイド接種を受けられ ず中学生になってしまいました。成人用ジフテリア トキソイドと破傷風トキソイドを接種すればよいで しょうか。 Q20 ————————————————————— 72 乳幼児期に DPT-IPV、DPT ワクチン又は DT トキソ イドの接種を受けていない場合、破傷風の予防接種 はどのようにすればよいのでしょうか。 Q21 ————————————————————— 73 破傷風トキソイドの追加接種はどのようなときに行 われるのでしょうか。 【ポリオワクチンについて】 Q1 ————————————————————— 76 外国でポリオワクチンの接種を受けた場合、その方 法や回数に違いがありますが、ワクチンの内容や成 分がわが国のものと異なりますか。また、帰国後に 改めて接種すべきでしょうか。 Q2 ————————————————————— 76 海外の特にポリオ常在地に、旅行や勤務に就く場合 は、成人も追加のポリオワクチン接種を受けたほう がよいといわれていますが、なぜでしょうか。 Q3 ————————————————————— 77 抗体は何年間持続するのでしょうか。 Q4 ————————————————————— 78 接種による予防効果はどうでしょうか。 Q5 ————————————————————— 78 接種した際の安全性や副反応の頻度について教えて ください。 Q6 ————————————————————— 79 接種もれ者に対する接種スケジュールは、どうなっ ていますか。 4.日本脳炎 Q1 ————————————————————— 86 未接種者および不完全接種者に対するワクチン接種 は、どのようにすればよいでしょうか。 Q2 ————————————————————— 87 日本脳炎ワクチンの接種歴が不明の人に対しては、 どのようにすればよいでしょうか。 Q3 ————————————————————— 87 1 期初回の標準的な接種年齢は 3 歳に達したときか ら、4 歳に達するまでの期間となっていますが、そ れ以前に接種することはできないでしょうか。

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Q4 ————————————————————— 88 非流行地の居住者でも予防接種を行う必要があるで しょうか。 Q5 ————————————————————— 88 日本脳炎ワクチンによる抗体応答について教えてく ださい。 Q6 ————————————————————— 90 日本脳炎の抗体保有状況について教えてください。 Q7 ————————————————————— 90 東南アジア等へ出かけるときは、日本脳炎の予防接 種を受けた方がよいでしょうか。 Q8 ————————————————————— 91 日本脳炎ワクチン接種はいつごろ受ければよいです か。1 年中いつ受けてもよいのですか。 Q9 ————————————————————— 91 2 期(9 〜 13 歳未満)まで接種が完了しています。 それ以降は接種を受ける必要はありますか。 Q10 ————————————————————— 91 日本脳炎の予防接種は小児に対しては定期接種で実 施されていますが、成人は必要ないのでしょうか。 Q11 ————————————————————— 92 積極的勧奨の差し控えにより、規定の回数を接種せ ずに定期接種の年齢を過ぎてしまいました。どうす ればよいのでしょうか。 5.麻疹(はしか)・風疹 Q1 ————————————————————— 100 国内で麻疹の排除が達成されたということは、今後 麻しんワクチンを接種しなくてもよいでしょうか。 Q2 ————————————————————— 101 麻しん風しん混合(MR)ワクチン(麻しんワクチン) を生後 12 カ月以前に接種してもよいでしょうか。 Q3 ————————————————————— 101 麻しん風しん混合(MR)ワクチン(麻しんワクチン) の予防接種に関する米国の状況を教えてください。 Q4 ————————————————————— 102 最近 5 年間くらいの麻疹の流行状況を教えてください。 Q5 ————————————————————— 103 最近 5 年間くらいの風疹の流行状況を教えてください。 Q6 ————————————————————— 104 麻疹に対する免疫がない者が麻疹患者と接触したと きの予防接種は、どうすればよいでしょうか。 Q7 ————————————————————— 105 家族又は近所で風疹の流行が見られた場合にワクチ ン接種を始めてもよいでしょうか。 Q8 ————————————————————— 105 予防接種をしたにもかかわらず、麻疹に罹った人が いると聞きました。どうしてでしょうか。 Q9 ————————————————————— 106 風しんワクチンの接種を受けても抗体ができない場合 があると聞きますが、どのくらいの割合でしょうか。 Q10 ————————————————————— 106 家族に妊娠 5 カ月以内の妊婦がいる場合、子どもに 麻しん風しん混合(MR)ワクチンもしくは風しんワ クチンを接種してもよいでしょうか。 Q11 ————————————————————— 106 授乳期に風しんワクチン(もしくは麻しん風しん混 合(MR)ワクチン)を接種すると、乳汁中に風しん ワクチンウイルスが排泄されると聞きましたが、乳 児に影響はないでしょうか。また、次の妊娠に備え てなるべく早く風しんの予防接種をしたいのですが、 分娩後どれくらい経過したら接種が可能でしょうか。 Q12 ————————————————————— 107 妊娠出産年齢層の女性に風しんワクチンもしくは麻 しん風しん混合(MR)ワクチンを接種する場合、特 に注意することがあるでしょうか。 Q13 ————————————————————— 107 風しんワクチン(もしくは麻しん風しん混合(MR) ワクチン)を抗体陽性の成人女性に接種してはいけ ないのでしょうか。 Q14 ————————————————————— 108 近年の風疹流行で成人男性患者が多いのはなぜですか。 Q15 ————————————————————— 109 男性も風疹の予防接種は必要でしょうか。 Q16 ————————————————————— 109 風しんワクチンを接種する場合、男性も避妊の必要 性はありますか。 Q17 ————————————————————— 110 任意の風しんワクチンの予診票はどのようなもので しょうか。 Q18 ————————————————————— 110 麻疹、風疹の免疫を持っているかどうかの確認には どのような方法がありますか。 6.水痘 Q1 ————————————————————— 128 自然感染の水痘の潜伏期間中に水痘ワクチンを接種 してしまいました。どうなるでしょうか。 Q2 ————————————————————— 128 水痘罹患の記憶がない人への接種は、どうすべきで しょうか。 Q3 ————————————————————— 128 水痘ワクチンの予防効果について、教えてください。 Q4 ————————————————————— 129 2 回接種の間隔について教えてください。 Q5 ————————————————————— 129 水痘は軽い疾病なのでワクチン接種の必要はないと 聞きますが、実際はどうでしょうか。 Q6 ————————————————————— 130 家族に水痘の免疫を持たない妊婦がいる場合、小児や 配偶者に水痘ワクチンを接種してもよいでしょうか。 Q7 ————————————————————— 130 水痘ワクチンは医療経済学的にも優れた効果がある と聞きました。どのような効果があるのでしょうか。 Q8 ————————————————————— 131 家族の 1 人が水痘に罹ってしまい、未罹患の家族か らワクチン接種の希望がありました。接種してもよ いでしょうか。 Q9 ————————————————————— 131 帯状疱疹の患者と接触して、水痘になる心配はあり ますか。 Q10 ————————————————————— 131 水痘に自然感染した後、帯状疱疹になることがあり ますが、ワクチンの接種で帯状疱疹が出ることがあ るでしょうか。

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Q11 ————————————————————— 132 水痘の皮内抗原について、具体的に教えてください。 Q12 ————————————————————— 132 水痘ワクチンで帯状疱疹は予防できるのでしょうか。 Q13 ————————————————————— 133 海外での水痘ワクチン接種状況を教えてください。 Q14 ————————————————————— 133 ワクチン接種後に全身に水疱が出てきました。これ はワクチンの副反応なのでしょうか。 Q15 ————————————————————— 133 成人でも水痘ワクチンの接種は必要ですか。また、 何回接種すればよいですか。 7.結核 Q1 ————————————————————— 137 BCG 接種によって結核に対する免疫ができる作用メ カニズムについて、簡単に教えてください。 Q2 ————————————————————— 137 BCG ワクチンによる結核予防効果について教えてく ださい。 Q3 ————————————————————— 138 乳児期における BCG ワクチンの接種はいつまでに行 えばよいでしょうか。 Q4 ————————————————————— 138 なぜ平成 25 年 4 月から BCG の接種対象者が「生後 6 カ月に至るまで」から「生後 1 歳に至るまで」に 拡大されたのですか。 Q5 ————————————————————— 138 出生直後の赤ちゃんに BCG 接種をすることは問題あ りませんか。 Q6 ————————————————————— 139 BCG ワクチンの「接種不適当者(予防接種を行うこ とが適当でない者)」の各項目の内容について、説明 してください。 Q7 ————————————————————— 139 副腎皮質ステロイド剤を使っていますが、BCG の接 種を行ってもよいでしょうか。 Q8 ————————————————————— 140 BCG 接種後、腋窩リンパ節腫大が見られたときは、 どう対処したらよいでしょうか。 Q9 ————————————————————— 140 BCG 接種後の潰瘍の手当は、どうすればよいでしょ うか。 Q10 ————————————————————— 140 BCG 接種後の副反応で骨炎(骨膜炎、骨髄炎、関節 炎を含む)が増えているのですか。 Q11 ————————————————————— 141 BCG ワクチンがなかなか溶けなくて、溶かすのに時 間がかかってしまいます。また均一に溶けないので 困っています。 Q12 ————————————————————— 141 平成 17(2005)年 4 月から BCG の直接接種が導 入されましたが、なぜツベルクリン反応検査を省略 することになったのですか。 Q13 ————————————————————— 142 コッホ現象というものが起きたら、どうすればよい のでしょうか。 Q14 ————————————————————— 142 従来、BCG 接種は主に集団接種で行われていました が、個別接種に移行しても問題はありませんか。 8.ヒトパピローマウイルス感染症 Q1 ————————————————————— 150 HPV ワクチンが最も効果的と考えられる対象は誰で しょうか。 Q2 ————————————————————— 150 HPV ワクチン接種によって既に感染している HPV を排除したり病変を治療することは可能ですか。 Q3 ————————————————————— 150 ワクチン接種後も子宮頸癌検診を受診する必要はあ りますか。 Q4 ————————————————————— 151 ワクチンは3回接種ですが、2 回目、あるいは 3 回 目の接種を忘れてしまった場合の対処法を教えてく ださい。 Q5 ————————————————————— 151 HPV ワクチンの 3 回接種を完了する前に妊娠してい ることがわかった場合の対処方法について教えてく ださい。 Q6 ————————————————————— 151 なぜ、HPV ワクチンは筋肉内接種するのですか。 Q7 ————————————————————— 152 HPV ワクチンを接種後に、前回と異なる他の HPV ワクチンを接種しても大丈夫ですか。 Q8 ————————————————————— 152 HPV ワクチン接種後の失神について教えてください。 Q9 ————————————————————— 152 HPV ワ ク チ ン 接 種 後 に 複 合 性 局 所 疼 痛 症 候 群 (CRPS)や広範な疼痛又は運動障害を中心とする 多様な症状が特異的に見られたとの報告があります が、これらの症状とワクチン接種との関連はあるの でしょうか。 Q10 ————————————————————— 153 なぜ、HPV16 型と 18 型の抗原を選んだのですか。 Q11 ————————————————————— 153 2価 HPV ワクチンの効果は何年持続しますか。 Q12 ————————————————————— 153 4価 HPV ワクチンで予防できるのはどのような疾患 ですか。 Q13 ————————————————————— 154 なぜ HPV16 型と 18 型に加えて HPV6 型と 11 型 の抗原を選択したのですか。 Q14 ————————————————————— 154 4 価 HPV ワクチンにより、尖圭コンジローマの再発 を予防することは可能ですか。 Q15 ————————————————————— 154 4 価 HPV ワクチンの効果は何年持続しますか。 Q16 ————————————————————— 155 4 価 HPV ワクチンを接種スケジュールどおりに受け られなかった場合のデータはありますか。 9.インフルエンザ菌 b 型(Hib)感染症 Q1 ————————————————————— 162 Hib ワクチンの発症予防効果について教えてください。

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Q2 ————————————————————— 162 Hib 感染症の国内での患者はほとんどいないように 思われますが、予防接種は必要なのでしょうか。 Q3 ————————————————————— 163 他の小児用ワクチンとの同時接種は可能ですか。 Q4 ————————————————————— 163 なぜ Hib ワクチンは生後 2 カ月からの接種が可能で、 できるだけ早い時期の接種が疾患を予防するために 必要だといわれているのですか。 Q5 ————————————————————— 164 初回免疫で十分な発症予防レベルに達した場合、追 加免疫は必要ありませんか。 10.肺炎球菌感染症 【高齢者対象の Q&A】 Q1 ————————————————————— 177 わが国において、高齢者を対象とした 23 価肺炎球 菌莢膜多糖体ワクチンと 13 価肺炎球菌結合型ワク チンの接種に対する考え方はどうなっていますか。 Q2 ————————————————————— 177 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンの効果の持続期間 は何年くらいでしょうか。 Q3 ————————————————————— 178 抗体レベルが低下した人には、23 価肺炎球菌莢膜多 糖体ワクチンの再接種を行うことができるのでしょ うか。 Q4 ————————————————————— 178 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンの再接種を行う際 には、どのようなことに気をつければよいでしょうか。 Q5 ————————————————————— 178 どのような人に 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン の再接種が勧められるのでしょうか。 Q6 ————————————————————— 179 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンの再接種は何回ま で可能なのでしょうか。 Q7 ————————————————————— 179 2歳未満の乳幼児に 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチ ンが接種できないとされているのは、なぜでしょうか。 Q8 ————————————————————— 179 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンを接種した半年後 に、肺炎球菌感染症に罹患してしまいました。なぜ でしょうか。 Q9 ————————————————————— 180 一度、肺炎球菌感染症に罹ってしまったら、23 価肺 炎球菌莢膜多糖体ワクチンを接種する必要はなくな りますか。 Q10 ————————————————————— 180 インフルエンザ対策として 23 価肺炎球菌莢膜多糖 体ワクチンは効果があるのでしょうか。 Q11 ————————————————————— 180 23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチンとインフルエンザ ワクチンとの接種間隔はどれくらいあければよいの でしょうか。 Q12 ————————————————————— 181 13 価肺炎球菌結合型ワクチンが予防効果を発揮する ために必要な抗体価の基準はありますか。 Q13 ————————————————————— 181 13 価肺炎球菌結合型ワクチンの接種を完了した場 合、どの程度の期間、予防効果が持続しますか。 Q14 ————————————————————— 181 13 価肺炎球菌結合型ワクチンは海外ではどの程度普 及していますか。 Q15 ————————————————————— 182 13 価肺炎球菌結合型ワクチンとインフルエンザワク チンは同時に接種してもよいですか。 Q16 ————————————————————— 183 乳幼児では初回免疫と追加免疫が必要なのに、なぜ 高齢者では 1 回のみでよいのでしょうか。 Q17 ————————————————————— 183 小児では皮下接種なのに、なぜ高齢者では筋肉内接 種なのですか。 【小児対象の Q&A】 Q18 ————————————————————— 184 早期産児や低出生体重児に接種する際に何か注意す ることはありますか。 Q19 ————————————————————— 184 13 価肺炎球菌結合型ワクチンが予防効果を発揮する ために必要な抗体価の基準はありますか。 Q20 ————————————————————— 185 13 価肺炎球菌結合型ワクチンの接種を完了した場 合、どの程度の期間、予防効果が持続しますか。 Q21 ————————————————————— 185 13 価肺炎球菌結合型ワクチンは海外ではどの程度普 及していますか。 Q22 ————————————————————— 185 小児では、基礎免疫(通常、3 回接種)を完了して から 60 日以上の間隔をあけて、かつ 1 歳以降に追 加接種(通常、4 回目の接種)をするとなっていま すが、どのくらい間隔をあければいいのですか。 Q23 ————————————————————— 186 7 価肺炎球菌結合型ワクチンをシリーズの途中まで 接種してまだ完了していない小児の場合、続きを 13 価肺炎球菌結合型ワクチンで行うことはできますか。 Q24 ————————————————————— 186 7価肺炎球菌結合型ワクチンの接種が完了した小児 に、13 価肺炎球菌結合型ワクチンを接種することは できますか。もし接種可能な場合、 13 価肺炎球菌結 合型ワクチンは何回接種すればよいですか。 Q25 ————————————————————— 187 10 価肺炎球菌結合型ワクチンの接種を完了した場 合、どの程度の期間、予防効果が期待できますか。 Q26 ————————————————————— 187 10 価肺炎球菌結合型ワクチンは海外ではどの程度普 及していますか。 Q27 ————————————————————— 187 10 価肺炎球菌結合型ワクチンは筋肉内注射すること になっていますが、皮下に接種してはいけないので すか。皮下に接種した場合にはどうなりますか。 Q28 ————————————————————— 187 10 価肺炎球菌結合型ワクチンと 13 価肺炎球菌結合 型ワクチンの互換性をみた研究はありますか。 Q29 ————————————————————— 188 10 価肺炎球菌結合型ワクチンに含まれる 10 価の血 清型以外への効果はどうなっていますか。 【高齢者・小児共通の Q&A】 Q30 ————————————————————— 188 肺炎球菌に対する抗体価はどこで測定できますか。

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11.インフルエンザ Q1 ————————————————————— 193 平成 27 年度から 4 価のインフルエンザワクチン(A 型 2 種、B 型 2 種)になる理由は何ですか。 Q2 ————————————————————— 193 4 価ワクチンになり、用法・用量、関連する接種上 の注意事項に変更はありますか。 Q3 ————————————————————— 193 ワクチン接種について、効果的な接種時期はいつで しょうか。 Q4 ————————————————————— 194 ワクチンに使われる株の決定方法について教えてく ださい。 Q5 ————————————————————— 195 卵馴化という言葉を聴きますが、どういう意味でしょ うか。 Q6 ————————————————————— 195 インフルエンザワクチンを 2 回接種する場合の接種 間隔は、4 週が最もよいとされています。その理由 を教えてください。 Q7 ————————————————————— 195 インフルエンザワクチンを 1 回接種後、4 週間以上 あいた場合の対処方法を教えてください。 Q8 ————————————————————— 195 13 歳以上は何回接種すればよいでしょうか。 Q9 ————————————————————— 196 ワクチン接種を受けた人から、「かぜ」をひいてしまっ たといわれました。どのように説明をしたらよいで しょうか。 Q10 ————————————————————— 196 ワクチンを毎年連続して接種する理由を教えてくだ さい。 Q11 ————————————————————— 196 ワクチン接種の対象者を教えてください。 Q12 ————————————————————— 197 インフルエンザワクチン接種後の免疫は、どのくら い続くのでしょうか。 Q13 ————————————————————— 197 卵アレルギーの子どもにインフルエンザワクチンを 接種してもよいでしょうか。 Q14 ————————————————————— 197 流行株の型について教えてください。 Q15 ————————————————————— 197 インフルエンザワクチン接種は経済的にも効果があ るでしょうか。 Q16 ————————————————————— 198 ワクチン製造に用いられるウイルス株が変わると接 種回数が変わるのですか。 【パンデミックインフルエンザについて】 Q1 ————————————————————— 202 A/H5N1 亜型のインフルエンザによるパンデミック は本当にあるのですか。 Q2 ————————————————————— 202 新型インフルエンザの世界的流行(パンデミック) を阻止することはできないのですか。 Q3 ————————————————————— 203 プレパンデミックワクチンとパンデミックワクチン の違いを教えてください。 (参照 p201 2.沈降インフルエンザワクチン) Q4 ————————————————————— 203 プレパンデミックワクチンについて、もっと詳しく 教えてください。 (参照 p201 2.沈降インフルエンザワクチン) Q5 ————————————————————— 204 プロトタイプワクチン(細胞培養法)といわれるも のについて教えてください。 Q6 ————————————————————— 205 国が備蓄しているプレパンデミックワクチンの接種 を受けることはできますか。 Q7 ————————————————————— 205 新型インフルエンザ等対策特別措置法とはどんな法 律ですか。 12.おたふくかぜ(流行性耳下腺炎、ムンプス) Q1 ————————————————————— 208 おたふくかぜワクチンとおたふくかぜの自然感染につ いて、合併症の頻度はどのくらい違うのでしょうか。 Q2 ————————————————————— 208 おたふくかぜワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生 頻度はどれくらいでしょうか。 Q3 ————————————————————— 209 おたふくかぜワクチンによる感音性難聴の発生頻度 はどのくらいでしょうか。 Q4 ————————————————————— 209 おたふくかぜワクチンは何歳くらいで接種するのが よいでしょうか。 Q5 ————————————————————— 209 おたふくかぜの免疫を持っているかどうかの確認に は、どのような方法がありますか。 Q6 ————————————————————— 210 おたふくかぜワクチンの予防効果について教えてく ださい。 Q7 ————————————————————— 210 成人してからのおたふくかぜの罹患による精巣炎、 卵巣炎について教えてください。 Q8 ————————————————————— 210 おたふくかぜワクチンの公費助成について教えてく ださい。 Q9 ————————————————————— 211 おたふくかぜワクチンの定期接種化に向けた検討は、 現在どうなっていますか。 13.A 型肝炎 Q1 ————————————————————— 215 海外出張・旅行等で緊急に接種したい場合どうすれ ばよいでしょうか。 Q2 ————————————————————— 215 ワクチン接種後どのくらいで抗体は上昇するので しょうか。また、持続はどの程度ですか。 Q3 ————————————————————— 216 子どもにも接種してよいでしょうか。 Q4 ————————————————————— 216 筋注用ヒト免疫グロブリンとの使い分けはどうする のですか。 Q5 ————————————————————— 216 ワクチンを接種したにもかかわらず、抗体検査を実 施したら抗体陰性と結果が出ました。抗体がないの でしょうか。

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Q6 ————————————————————— 216 海外の A 型肝炎ワクチンと国産の A 型肝炎ワクチン の互換性はありますか? 14.B型肝炎 Q1 ————————————————————— 220 通常 3 回接種が基本となっていますが、2回の接種 で抗体が陽性になった場合、3回目は省略してもい いですか。 Q2 ————————————————————— 221 3 回接種した後、抗体が獲得されているかどうかを いつ調べたらいいですか。 Q3 ————————————————————— 221 3 回接種しても免疫応答が悪い人への対応を教えて ください。 Q4 ————————————————————— 221 3回接種後どのくらい経過したら追加接種が必要で すか。 Q5 ————————————————————— 222 針刺し等により肝炎ウイルス汚染事故が起きた場合 の対応の手順を教えてください。 Q6 ————————————————————— 222 接種間隔が規定どおりできなかったときはどのよう にしたらよいですか。 Q7 ————————————————————— 223 B 型肝炎には異なる遺伝子型がありますが、異なる 遺伝子型の B 型肝炎に対してワクチンは効果があり ますか。 Q8 ————————————————————— 224 B型肝炎ワクチンの定期接種化に向けた検討は、現 在どうなっていますか。 Q9 ————————————————————— 224 平成 25(2013)年 10 月に、母子感染予防のスケ ジュールが変更になりましたが、なぜ変更になった のでしょうか。 15.ロタウイルス感染症 Q1 ————————————————————— 231 ロタウイルス胃腸炎は国内ではどの程度発生してい ますか。 Q2 ————————————————————— 231 ロタウイルスはどのように感染して発症するのですか。 Q3 ————————————————————— 232 下痢や脱水以外にも注意すべき症状はありますか。 Q4 ————————————————————— 232 ロタウイルス胃腸炎に罹った小児に対してどのよう な治療が行われますか。 Q5 ————————————————————— 232 ロタウイルスに感染した幼児には免疫ができるで しょうか。 Q6 ————————————————————— 233 ロタウイルスワクチン接種前に、母乳を飲ませても よいですか。 Q7 ————————————————————— 233 ロタウイルスワクチンを接種後、ワクチンウイルス は便中に排泄されますか。 Q8 ————————————————————— 233 ロタウイルスワクチンは他の胃腸炎にも有効ですか。 Q9 ————————————————————— 233 ワクチン接種後に腸重積症を発症する心配はありま せんか。 Q10 ————————————————————— 234 ロタウイルスワクチン接種後に吐いてしまったら、 どうすればよいのですか。 Q11 ————————————————————— 234 2 回目の接種が生後 24 週を過ぎてしまったら、もう 接種はできませんか、あるいは無効ですか。 Q12 ————————————————————— 234 3 回目の接種が生後 32 週を過ぎてしまったら、もう 接種はできませんか、あるいは無効ですか。 Q13 ————————————————————— 235 1 回目と 2 回目の接種は同じ種類のワクチンを使わ なければならないのに間違って別の種類のワクチン で接種してしまいました。3 回目以降の接種はどう すればよいでしょうか。 16.狂犬病 Q1 ————————————————————— 239 イヌに咬まれました。狂犬病ウイルスに感染しますか。 Q2 ————————————————————— 239 狂犬病ワクチンの予防効果について教えてください。 Q3 ————————————————————— 240 狂犬病ワクチンの予防接種を受けています。その後、 狂犬病媒介動物に咬まれても大丈夫ですか。 Q4 ————————————————————— 240 日本国内でイヌに咬まれました。狂犬病ワクチンは 必要でしょうか。 Q5 ————————————————————— 240 海外でイヌに咬まれました。どのように対応すれば いいですか。 17.黄熱 Q1 ————————————————————— 243 妊婦への接種は推奨できないとのことですが、予防 接種免除の医師の証明書があれば接種しなくてもか まわないのでしょうか。 Q2 ————————————————————— 243 卵アレルギーのある人への接種はできますか。 Q3 ————————————————————— 244 黄熱ワクチンの接種証明書の有効期限が延長される と聞いたのですが、具体的にはどうなるのですか。 18.髄膜炎菌感染症 Q1 ————————————————————— 248 接種対象者はどうなっていますか。 Q2 ————————————————————— 248 年齢制限はありますか。 Q3 ————————————————————— 248 海外では年齢制限はありますか。 Q4 ————————————————————— 248 どこで接種できますか。 Q5 ————————————————————— 248 他のワクチンと同時接種は可能ですか。 Q6 ————————————————————— 249 髄膜炎菌感染症患者と接触した場合、どういう対応 が必要ですか。

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予防接種全般について

予防接種全般について

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1.予防接種の意義

予防接種は、各種の病原体に対して免疫を持たない感受性者への免疫賦与あるいは、免疫の増強効果(ブー スター効果)を目的に行われるもので、感染予防、発病予防、重症化予防、感染症のまん延予防等を目的 としています。 妊娠前の女性に接種することで、妊娠中の妊婦自身の発症予防・重症化予防、胎児への影響を予防する ことを目的に行う予防接種もあります。例えば、風疹や水痘の予防接種を妊娠前に行うことで、胎児の先 天異常や周産期感染を予防します。風疹や水痘は妊娠第 1 三半期に罹患すると先天性風疹症候群、先天性 水痘症候群の発生の可能性があり、水痘は妊娠中に発症すると妊婦自身の重症化率が高いのみならず、出 産前 5 日〜出産後 2 日に妊婦が水痘を発症すると児が重症の新生児水痘を発症するといわれています。麻 疹の予防接種をすることで、妊婦の麻疹発症に伴う流産・早産を予防します。おたふくかぜの予防接種を することで、妊婦のおたふくかぜ発症に伴う流産を予防します。 B型肝炎ワクチンは将来の肝硬変・肝がんの予防、ヒトパピローマウイルスワクチンは子宮頸がん等の 予防等、予防接種はがん予防の領域にも効果を発揮しています。 ワクチン接種にあたっては、母体からの移行抗体の減衰や感染症の発生状況、罹患あるいは重症化しや すい年齢、集団生活の有無、兄弟姉妹の有無、海外への渡航予定等を考慮し、標準的な接種時期の中で、 できるだけ早期に接種を勧め、接種率を高める必要があります。 罹患年齢は近年変化が見られ、従来小児の感染症といわれてきた麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜ、百 日咳に成人が罹患する等、感染症の疫学も変化してきています。以上のことから、予防接種を行う年齢も、 従来とは異なった考え方が必要になってきています。

2.予防接種の対象疾患

わが国における予防接種には、予防接種法に基づき実施される「定期接種」および「臨時接種」と、病 原性の低い新型インフルエンザが発生したとき等に実施される可能性のある「新臨時接種」と、予防接種 法に基づかない「任意接種」があります。 定期の予防接種(対象年齢は政令で規定):  A 類疾病:ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、麻疹、風疹、日本脳炎、結核(BCG)、小児の肺炎球菌        感染症、インフルエンザ菌 b 型(Hib)感染症、ヒトパピローマウイルス感染症(HPV)、水痘   B 類疾病:インフルエンザ、高齢者の肺炎球菌感染症 任意の予防接種:  おたふくかぜ、A型肝炎、B型肝炎、ロタウイルス感染症、狂犬病、黄熱、髄膜炎菌感染症、定期接   種対象疾患で対象年齢の枠外に行うもの 海外渡航前に必要な予防接種:  黄熱、破傷風、狂犬病、日本脳炎、A型肝炎、B型肝炎、髄膜炎菌感染症、腸チフス*、ダニ媒介脳炎*、 コレラ*等、滞在地で必要なもの。   *日本では医師が個人輸入しなければ接種不可能なワクチン ※本書では、疾病として表記する場合は麻疹、風疹、法律用語を引用する場合、ワクチンとして表記する場合等 は麻しん、風しんというように区別して使用しています。

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2 予防接種全般について 予防接種部会の第二次提言において、「広く接種することが望ましい」とされてきた4ワクチン(水痘、 おたふくかぜ、B型肝炎、成人用肺炎球菌)のうち、技術的課題や財源の確保等について議論が続けられ てきました。その中で水痘と成人用肺炎球菌(高齢者対象)については、平成 26(2014)年 10 月から定 期接種として実施されています。

3.予防接種の制度

定期接種は、市区町村長(臨時接種は都道府県知事)が行います。定期接種には、A類疾病(旧称一類) とB類疾病(旧称二類)の予防接種があります。前者は主に集団予防、重篤な疾患の予防に重点を置き、 本人(保護者)に努力義務があり、国は接種を積極的に勧奨しています。後者は主に個人予防に重点を置 き、本人に努力義務はなく、国は積極的な接種の勧奨はしていません。定期接種、臨時接種以外にも平成 23(2011)年に新たに創設された臨時接種(新臨時接種)、法に基づかない任意の予防接種があります(参 照 p15 〜 23、Q11)。臨時接種は、パンデミック発生等感染症のまん延予防上緊急の必要があるときに都 道府県知事又は厚生労働大臣の指示により実施され、努力義務を課す臨時接種と、努力義務を課さない新 臨時接種に分けられます。

4.ワクチンおよび治療薬

ワクチンは、生ワクチン、不活化ワクチン、トキソイドに大別されます。また、発病の予防と治療のた めには抗毒素があります。  

5.ワクチン接種前の注意

1)予診 予防接種を希望する者がその必要性を理解しているか、接種不適当者又は接種要注意者に該当しない か、当日の体調がよいか等を判断するためには予診票の活用が不可欠です。 まず、あらかじめ配布されている「予防接種と子どもの健康」(予防接種リサーチセンター発行)や市 区町村から配布された予防接種の説明書に従い、保護者又は本人が予防接種の必要性を理解したかどう かを質問します。必要性を理解していない場合には、あらかじめ用意しておいた説明書を、接種を受け る前に読んでもらう必要があります。問診事項は安全に当該予防接種が実施可能であるかを判定する重 要な内容であり、本人(あるいは保護者)が十分に把握してから接種します。 発熱の有無、慢性の心臓・肝臓・腎臓疾患の有無、けいれん(ひきつけ)の既往、ワクチンの成分お よび添加物等による過敏症の有無、妊娠の有無、感染症の既往、免疫抑制剤の使用およびその他治療中 の疾患の有無、これまでの予防接種歴等についてチェックをします。 また平成 17(2005)年4月から、個人情報保護法の施行に伴い、予診票が自治体に対して提出・保 MR(麻しん風しん混合)、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、黄熱、 ロタウイルス(1 価・5 価) BCG 日本脳炎、インフルエンザ、狂犬病、A 型肝炎、B 型肝炎、 ヒトパピローマウイルス(2 価・4 価)、ポリオ(IPV) DPT、肺炎球菌(23 価多糖体・13 価結合型・10 価結合型)、 インフルエンザ菌 b 型(Hib)、髄膜炎菌 DPT-IPV(セービン株・ソーク株) ジフテリア、破傷風、DT ジフテリア、ガスえそ、ボツリヌス、まむし、はぶ ウイルス 細菌 ウイルス 細菌 ウイルス・細菌 毒素 抗毒素 生ワクチン トキソイド 治  療  薬 不活化 ワクチン ワクチン

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予防接種全般について 管されることへの同意が必要になりました(少なくとも5年間は保管)。 平成 20(2008)年4月から、13 歳以上の者に接種する予防接種においては、個別接種、集団接種い ずれにおいても、原則、保護者同伴が必要であるものの、あらかじめ、接種することの保護者の同意を 予診票上の保護者自署欄にて確認できた者については、保護者の同伴を要しないものとすることとなり ました。 平成 25(2013)年4月以降、上記が適用になる予防接種対象者は以下のとおりです。 ① 長期にわたり療養を必要とする疾病や厚生労働省令で定める特別の事情により予防接種を受ける ことができなかった者(特別の事情がなくなった日から起算して 2 年を経過するまでの間。省令で 定める特定疾病の場合は、省令で定める年齢に達するまで)のうち、13 歳以上の者 ② 日本脳炎の予防接種における特例対象者のうち、13 歳以上の者(参照 p83 〜 84 日本脳炎の項) ③ ヒトパピローマウイルス感染症の定期接種のうち、13 歳以上の者* また、保護者が接種の場に同伴しない場合には、予防接種の有効性・安全性、予防接種後の通常起こ り得る副反応や稀に生じる重い副反応、予防接種健康被害救済制度についての説明を事前に理解しても らう必要があります。そのため、市区町村は説明内容を記載した予診票を作成した上で事前に保護者に 配布し、保護者がその内容を理解したことや、予防接種の実施に同意することを予診票で確認できた場 合に限り接種を行うものとしています。なお、被接種者が既婚者である場合は、この限りではありません。 *なお、ヒトパピローマウイルス感染症を予防する HPV ワクチンについては、平成 25(2013)年 6 月 14 日から積極的な勧奨が一時的に差し控えられています(平成 27(2015)年 8 月現在)。 2)接種不適当者および接種要注意者 接種不適当者とは、接種を受けることが適当でない者を指し、これに該当する者には接種を行うこと はできません。 接種要注意者とは、接種の判断を行うに際し、注意を要する者を指し、この場合、接種を受ける者の 健康状態および体質を勘案した上で、総合的に判断し接種の可否を決定します。接種不適当者および接 種要注意者は、予診を行うことにより把握します。 予防接種法施行規則(昭和 23(1948)年 9 月 17 日厚生省令第 36 号、最終改正平成 26(2014)年 11 月 25 日厚生労働省令第 129 号)第 2 条にあげられている以下の者です。 予防接種法施行規則に基づく予防接種不適当者 ① 当該予防接種に相当する予防接種を受けたことのある者で当該予防接種を行う必要がないと認め られるもの ② 明らかな発熱を呈している者(明らかな発熱とは通常 37.5℃以上を指す。(参照 p10,Q2)) ③ 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者 ④ 当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によって、アナフィラキシーを呈したことがあることが 明らかな者 ⑤ 麻しん及び風しんに係る予防接種の対象者にあっては、妊娠していることが明らかな者 ⑥ 結核に係る予防接種の対象者にあっては、結核その他の疾病の予防接種、外傷等によるケロイド の認められる者 ⑦ 肺炎球菌感染症(高齢者がかかるものに限る。)に係る予防接種の対象者にあっては、当該疾病に 係る法第 5 条第 1 項の規定による予防接種を受けたことのある者 ⑧ ②から⑦までにあげる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者 上記②、③、④、⑤に記載した内容については、定期接種のみならず、任意接種で受けるワクチンに ついても同様に接種不適当者に該当します。 また、ワクチンの添付文書に記載されている接種不適当者としては、上記以外に、 ① 結核に係る予防接種の対象者にあっては、結核の既往のある者 ② 結核、麻しん、風しん、おたふくかぜ、黄熱の対象者にあっては、免疫機能に異常のある疾患を 有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている者

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4 予防接種全般について ③ 水痘、おたふくかぜに係る予防接種の対象者にあっては、妊娠していることが明らかな者 ④ ロタウイルスに係る予防接種の対象者にあっては、本剤の接種後に本剤又は本剤の成分によって 過敏症を呈したことがある者、腸重積症の発症を高める可能性のある未治療の先天性消化管障害 (メッケル憩室等)を有する者、腸重積症の既往のある者、重症複合型免疫不全(SCID)を有する 者 ⑤ 23 価多糖体肺炎球菌の予防接種に際しては、含有される莢膜型抗原の一部に対して十分応答しな いことが知られており、また本剤の安全性も確立していない 2 歳未満の者 ⑥ 黄熱に係る予防接種の対象者にあっては、9 カ月齢未満の乳児 ⑦ 13 価肺炎球菌結合型ワクチンにおいては、本剤の成分又はジフテリアトキソイドによってアナ フィラキシーを呈したことがあることが明らかな者 ⑧ 10 価肺炎球菌結合型ワクチンにおいては、本剤の成分(破傷風トキソイド、ジフテリアトキソイ ド又はプロテイン D(無莢膜型インフルエンザ菌由来)を含む)によってアナフィラキシーを呈し たことがあることが明らかな者 があります。 また、 ① 長期にわたり療養を必要とする疾病や厚生労働省令で定める特別の事情により予防接種を受ける ことができなかった者、 ② 日本脳炎の予防接種における特例対象者、および ③ HPV 感染症の定期接種 のうち、13 歳以上の者の女性への接種にあたっては、妊娠中もしくは妊娠している可能性がある 場合には原則接種しないこととし、不活化ワクチンについては予防接種の有益性が危険性を上回ると 判断した場合のみ接種できることとなっています。このため、接種医は、入念な予診が尽くされるよう、 予診票に記載された内容だけで判断せず、必ず被接種者本人に、口頭で記載事実の確認を行い、その際、 被接種者本人が事実を話しやすいような環境づくりに努めるとともに、本人のプライバシーの保護に 十分配慮することとなっています。 また、麻しん・風しんワクチン等の生ワクチン接種後2カ月間は妊娠を避けるよう説明することが大 切です。 定期接種実施要領[平成 27(2015)年 8 月現在 URL:http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/01_1.pdf]に規定する「接種要注意者」は以下のとおりです。 ① 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者 ② 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈し たことがある者 ③ 過去にけいれんの既往のある者 ④ 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者 ⑤ 接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを呈するおそれのある者 ⑥ 結核の予防接種にあっては、過去に結核患者との長期の接触がある者、その他の結核感染の疑い のある者 3)ワクチンの接種間隔 (1)異なるワクチンを接種する場合の接種間隔 あらかじめ混合されていない 2 種以上のワクチンを別々に接種する場合には、通常不活化ワクチンお よびトキソイド接種の場合は、中 6 日以上(*いわゆる 1 週間以上)の間隔をあけます。これは 1 週間 経てばワクチンによる反応がほぼなくなるためです。また、生ワクチン接種の場合は、ウイルス同士の 干渉を防止するため、あるいは副反応が起こるかもしれない時期をはずすため、中 27 日以上(*いわゆ る 4 週間以上)の間隔をあけて次のワクチンを接種します。ただし、同じ種類のワクチンを複数回接種

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予防接種全般について する場合においては、ワクチン毎に推奨される接種間隔が定められていますので、そのスケジュールに 沿って接種します。 *従来、ワクチンの接種期間は習慣的に週単位でなされてきました。1 週間以上というのは、法律上中 7 日以上あけるという意味で、月曜日の次は翌週の火曜日になります。しかし、予防接種外来は曜日で決 めている医療機関が多く、受けやすい環境づくりという観点と、1 日間隔が短くなったことにより医学 的な問題が発生することはないことから、日数表記で記載されることになりました。本 Q&A には、こ の記載が多く出てきますが、「(いわゆる○週間)」という記載はこのような意味で記載しています。中 6 日以上の間隔をあけるというのは、次の週の同じ曜日以降であればいつでも接種が可能であるという 意味になります。 (2)同一ワクチンの接種間隔 予防接種法に基づく予防接種は、副反応が生じうる接種行為を公権力によって積極的に勧奨する行為 であることから、接種方法についても厳格な適用が求められています。そのため、予防接種実施規則、 定期接種実施要領において、最も適切と考えられる接種間隔について、治験等で検証された内容を踏ま え規定されています。 しかし近年、新たなワクチンが導入されたことに伴って予防接種スケジュールが過密になっており、 接種機会を逃してしまう場合があることから、現状に即した対応が求められていました。 そこで、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会において同一ワクチンの接 種間隔の上限をなくすことで、より柔軟な運用ができるよう予防接種実施規則、定期接種実施要領の改 正案が検討、審議され、パブリックコメントを経て、平成 26(2014)年 4 月 1 日より次頁(p6 〜 7) のとおり運用されています。 なお、予防接種実施規則、定期接種実施要領の改正は、接種間隔がずれた場合でも、定期接種とみな すものであり、いつ接種をしても構わないということではありません。各ワクチンの添付文書は従来と 変更ありませんので、原則は添付文書の用法・用量に従って接種を行い、やむを得ず遅れた場合でも定 期接種として実施できると理解します。

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別の種類の予防接種を受ける場合の接種間隔 麻しん、風しん、BCG、おたふくかぜ、水痘、黄熱、 MR、ロタウイルス(1 価・5 価) DPT-IPV( セ ー ビ ン 株・ ソ ー ク 株 )、DPT、DT、 ジフテリア、破傷風、日本脳炎、インフルエンザ、 インフルエンザ菌 b 型(Hib)、A 型肝炎、B 型肝 炎、狂犬病、肺炎球菌(23 価多糖体・13 価結合型・ 10 価結合型)、ヒトパピローマウイルス(2 価・4 価)、 ポリオ(IPV)、髄膜炎菌 生ワクチン* 不活化ワクチン 不活化ワクチン 中 27 日**以上あける 中 6 日**以上あける 別の種類の 別の種類の 不活化ワクチン・トキソイド* 生ワクチン 生ワクチン *同じ種類のワクチンを複数回接種する場合は、ワクチン毎に定められた接種間隔を守る  (BCG 以外は複数回接種)。     (例:DPT →(中 6 日以上)→ DPT は接種しない4 4 4こと。) **月曜から次の月曜(中 6 日以上あける)、あるいは 4 週間後の月曜(中 27 日以上あける)の接種が   可能となった。

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