1 常用雇用労働者の総数の把握 ( )
(1)常用雇用労働者とは
障害者雇用納付金制度における「常用雇用労働者」とは、あなたの企業で、雇用契約の形式の如何 を問わず、 ① 雇用(契約)期間の定めがなく雇用されている労働者 及び 一定の雇用(契約)期間を定めて雇用(契約)されている労働者であって、その雇用(契約)期間が反 復更新され、 ② 雇入れのときから1年を超えて引き続き雇用されると見込まれる労働者 又は ③ 過去1年を超える期間について引き続き雇用されている労働者 であって、1週間の所定労働時間(週所定労働時間 ※)が20時間以上の労働者 をいいます。 したがって、上記①、②又は③のいずれかに該当し、週所定労働時間が20時間以上の労働者は、申 告申請の基礎となる各月の「算定基礎日」に計上する常用雇用労働者となります。(ただし、「雇用保険 の被保険者」とは定義が異なります。) ※ 「常用雇用労働者」には、雇用障害者の方も含みます。 ※ 「算定基礎日」とは、各月ごとの労働者数を把握する日をいいます。各月ごとの初日とすることが 原則ですが、各月ごとの賃金締切日としても差し支えありません。常用雇用労働者のカウントは、 算定基礎日に在職しているか否かで計上します。 なお、常用雇用労働者は、週所定労働時間の時間数によって、以下に示す「短時間以外の常用雇用 労働者」と「短時間労働者」に区分されます。イ 「短時間以外の常用雇用労働者」の範囲
「短時間以外の常用雇用労働者」とは、常用雇用労働者のうち、週所定労働時間が30時間 以上である労働者をいいます。(1人を1カウントします。)ロ 「短時間労働者」の範囲
「短時間労働者」とは、常用雇用労働者のうち、1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用 されている通常の労働者の1週間の所定労働時間よりも短い労働者であって、週所定労働時間が 20時間以上30時間未満である労働者をいいます。(1人を0.5カウントします。) 常 用 雇 用 労 働 者 労働契約の契約期間等 例 週所定労働時間 ① 契約期間の定めがなく雇用されている労働者 正社員 20時間以上 契約期間の定めがある労働者であって、その契約が反復更新 され、 契約社員 非常勤職員 パート アルバイト 登録型派遣社員 等 ( 名 称 は 問 い ま せ ん ) ② 雇入れのときから1年を超えて引き続き雇用される と見込まれる労働者 ③ 過去1年を超える期間について引き続き雇用されて いる労働者 週所定労働時間 雇用区分 30 時間以上 短時間以外の常用雇用労働者 (1人を1カウント) 20 時間以上 30 時間未満 短時間労働者 (1人を 0.5 カウント) 20 時間未満 常用雇用労働者に該当しない労働者 STEP1 「週所定労働時間」とは・・・ 「週所定労働時間」とは、就業規則、雇用契約書等により、その方が通常の週に勤務すべきこと とされている時間をいい、この場合の「通常の週」とは、 週休日その他概ね1か月以内の期間を周 期として規則的に与えられる休日以外の休日(祝祭日及びその振替休日、年末年始の休日や夏 季休日等。)を含まない週をいいます。 ※ 週所定労働時間と実態の労働時間との間に常態的な乖離がある場合は、実態の労働時間によ り雇用区分を判断することとなります。(詳細は、P23 をご覧ください。)≪上記表で雇用区分が判断できない場合の取扱い≫
例1) 雇用契約上、「週30時間以内」としており、シフトを組む時点で、週30時間で勤務を予定してい る週もあれば、週25時間で勤務を予定している週もあるなど、週によっては雇用区分が異なる (「30時間以上」、「20時間以上30時間未満」、「20時間未満」の区分が混在する)場合 ⇒ シフトを組んだ際の週所定労働時間の年間合計時間数を、対象期間(算定基礎日に在籍し ている期間をいいます。)の月数で除し、その時間数を次の表の「月所定労働時間」欄に当ては めて、常用雇用労働者に該当するか否か、該当する場合の雇用区分は何かを把握します。 週所定労働時間 月所定労働時間 雇用区分 30 時間以上 120 時間以上 短時間以外の常用雇用労働者 20 時間以上 30 時間未満 80 時間以上 120 時間未満 短時間労働者 20 時間未満 80 時間未満 常用雇用労働者に該当しない労働者 ※ 月所定労働時間とは、週所定労働時間を1か月を4週間として月換算した時間です。 なお、月の途中で雇入れ又は離職がある場合の週所定労働時間の計算方法は次のとおりです。 (ⅰ) 雇入れ日の属する月における該当週数又は離職日の属する月における該当週数を、次表 に基づき把握します。 ≪雇入れの場合≫ ≪離職の場合≫ 雇入れ日 該当週数 離職日 該当週数 1~7 日 4週 1~7 日 1週 8~15 日 3週 8~15 日 2週 16~22 日 2週 16~22 日 3週 23~末日 1週 23~末日 4週 (ⅱ) 雇入れの場合は、上記(ⅰ)の週数に、これより後、3月31日までの週数(月の途中で雇入 れがある月を除く月数×4週)を加えます。離職の場合は、上記(ⅰ)の週数に、これより前、4 月1日以降からの週数(月の途中で離職がある月を除く月数×4週)を加えます。 (ⅲ) シフトを組んだ際の週所定労働時間の年間合計時間数を、上記(ⅱ)の週数で除して、週所 定労働時間を計算します。 【雇入れの場合の計算例】 【離職の場合の計算例】 対象期間 4/18~3/31 対象期間 4/1~5/10 週所定労働時間 年間合計時間数÷46週 週所定労働時間 年間合計時間数÷6週 (2週+11か月(44 週)) (2週+1か月(4 週)) 例2) 勤務日数を月単位で定めている場合 ⇒ 月の所定勤務日数に 1 日の勤務時間数を乗じた時間数を上記の例1)の表の「月所定労働 時間」欄に当てはめて、常用雇用労働者に該当するか否か、該当する場合の雇用区分は何か を把握します。≪労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の取扱い≫
P14~16 の「労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の常用雇用労働者の範囲」をご覧くだ さい。「週所定労働時間」とは・・・ 「週所定労働時間」とは、就業規則、雇用契約書等により、その方が通常の週に勤務すべきこと とされている時間をいい、この場合の「通常の週」とは、 週休日その他概ね1か月以内の期間を周 期として規則的に与えられる休日以外の休日(祝祭日及びその振替休日、年末年始の休日や夏 季休日等。)を含まない週をいいます。 ※ 週所定労働時間と実態の労働時間との間に常態的な乖離がある場合は、実態の労働時間によ り雇用区分を判断することとなります。(詳細は、P23 をご覧ください。)
≪上記表で雇用区分が判断できない場合の取扱い≫
例1) 雇用契約上、「週30時間以内」としており、シフトを組む時点で、週30時間で勤務を予定してい る週もあれば、週25時間で勤務を予定している週もあるなど、週によっては雇用区分が異なる (「30時間以上」、「20時間以上30時間未満」、「20時間未満」の区分が混在する)場合 ⇒ シフトを組んだ際の週所定労働時間の年間合計時間数を、対象期間(算定基礎日に在籍し ている期間をいいます。)の月数で除し、その時間数を次の表の「月所定労働時間」欄に当ては めて、常用雇用労働者に該当するか否か、該当する場合の雇用区分は何かを把握します。 週所定労働時間 月所定労働時間 雇用区分 30 時間以上 120 時間以上 短時間以外の常用雇用労働者 20 時間以上 30 時間未満 80 時間以上 120 時間未満 短時間労働者 20 時間未満 80 時間未満 常用雇用労働者に該当しない労働者 ※ 月所定労働時間とは、週所定労働時間を1か月を4週間として月換算した時間です。 なお、月の途中で雇入れ又は離職がある場合の週所定労働時間の計算方法は次のとおりです。 (ⅰ) 雇入れ日の属する月における該当週数又は離職日の属する月における該当週数を、次表 に基づき把握します。 ≪雇入れの場合≫ ≪離職の場合≫ 雇入れ日 該当週数 離職日 該当週数 1~7 日 4週 1~7 日 1週 8~15 日 3週 8~15 日 2週 16~22 日 2週 16~22 日 3週 23~末日 1週 23~末日 4週 (ⅱ) 雇入れの場合は、上記(ⅰ)の週数に、これより後、3月31日までの週数(月の途中で雇入 れがある月を除く月数×4週)を加えます。離職の場合は、上記(ⅰ)の週数に、これより前、4 月1日以降からの週数(月の途中で離職がある月を除く月数×4週)を加えます。 (ⅲ) シフトを組んだ際の週所定労働時間の年間合計時間数を、上記(ⅱ)の週数で除して、週所 定労働時間を計算します。 【雇入れの場合の計算例】 【離職の場合の計算例】 対象期間 4/18~3/31 対象期間 4/1~5/10 週所定労働時間 年間合計時間数÷46週 週所定労働時間 年間合計時間数÷6週 (2週+11か月(44 週)) (2週+1か月(4 週)) 例2) 勤務日数を月単位で定めている場合 ⇒ 月の所定勤務日数に 1 日の勤務時間数を乗じた時間数を上記の例1)の表の「月所定労働 時間」欄に当てはめて、常用雇用労働者に該当するか否か、該当する場合の雇用区分は何か を把握します。≪労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の取扱い≫
P14~16 の「労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の常用雇用労働者の範囲」をご覧くだ(2)常用雇用労働者の具体的な範囲
常用雇用労働者の具体的範囲は次のような労働者の方々です。 ・① 雇用(契約)期間の定めがなく雇用されている労働者・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者のうち、雇用期間の定めがなく雇用され、一般的に、正職員、正社員と呼ば れている方 ※ あなたの企業で雇用期間の定めのない雇用契約(本採用)を結ぶことが予定されて いる試用期間中の方も含みます。 /② 一定の期間を定めて雇用されている労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者で臨時雇用等雇用形態を問わず一定の期間(例えば、雇用期間が1 ヶ月、3ヶ月、6ヶ月等)の雇用契約を定めて雇用され、その雇用期間が反復更新されるこ とにより、雇入れのときから1年を超えて引き続き雇用されると見込まれる方(日々雇用さ れる方も含む。)及び過去1年を超える期間について引き続き雇用されている方 ※ 1年を超えて引き続き雇用されると見込まれるか否かについては、類似する形態で 雇用されている他の労働者が、1年を超えて引き続き雇用されている等の実態にある 場合には、雇用された日から1年を超えて引き続き雇用されると見込まれる方として 取り扱います。 ※ 雇用契約等において、雇用契約の更新等に係る規定が明記されている場合も引き続 き雇用されると見込まれる方として取り扱います。この場合、仮に最初の契約期間の 中途で退職した場合も、採用時より常用雇用労働者として取り扱います。 /③ パートタイム労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者のうち、1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用されている通 常の労働者の1週間の所定労働時間よりも短い方であり、かつ、その雇用期間が反復更新さ れることにより、1年を超えて引き続き雇用されると見込まれる方又は過去1年を超える期 間について引き続き雇用されている方 ※ 1年を超えて引き続き雇用されると見込まれるか否かについては、上記②と同様で す。 /④ 役員を兼務している労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の取締役、理事等の役員のうち、雇用保険の一般被保険者又は高年齢継続被 保険者(65歳に達した日以後に雇用された者として、雇用保険法の適用除外の対象となる 者を含む。)に該当する方のうち、上記(1)の①、②又は③に該当する方 /⑤ 外務員である労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保険会社や証券会社の外務員等のように、外務員の形態で就労する労働者のうち、あなた の企業の労働者で雇用保険の一般被保険者又は高年齢継続被保険者(65歳に達した日以後 に雇用された者として、雇用保険法の適用除外の対象となる者を含む。)に該当する方のう ち、上記(1)の①、②又は③に該当する方 /⑥ 出向労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者(上記①~⑤、下記⑦~⑩のいずれかに該当する労働者)で他の企 業へ出向されている方及び他の企業からあなたの企業へ出向されている方で、あなたの企業 (法人)から本人に対して直接賃金を支払っている方 ※ 出向中の労働者は、原則として、その方の生計を維持するのに必要な主たる賃金を 直接支払う事業主の常用雇用労働者として取り扱います。 出向中の労働者に直接賃金を支払っている出向元の事業主が、出向先の事業主から 出向者の賃金相当分の資金の負担を受けている場合においても、その負担については事業主間の契約に基づくものであるため、出向中の労働者は出向元の事業主の労働者 として取り扱います。 ※ 出向元、出向先いずれの事業主も本人に対して賃金を支払っており、いずれの賃金 が主たる賃金か不明な場合には、雇用保険の一般被保険者又は高年齢継続被保険者(6 5歳に達した日以後に雇用された者として、雇用保険法の適用除外の対象となる者を 含む。)としている企業の労働者となります。 /⑦ 海外勤務労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者(上記①~⑥、下記⑧~⑩のいずれかに該当する労働者)であなた の企業の外国にある支社、支店、出張所等に勤務している方で、日本国内の事業所から派遣 されている方 ※ 具体的には、日本にある事業主の人事権によって海外支店等に勤務している場合に ついては、日本にある事業主の常用雇用労働者として取り扱います。したがって、現 地で採用している労働者は、原則として日本国内の事業主の常用雇用労働者として取 り扱いません。ただし、日本国内の本社に人事権のある方で、日本国内の雇用保険の 被保険者となっている方は日本国内の事業主の常用雇用労働者として取り扱います。 なお、外国にある別法人に派遣されている方のうち、あなたの企業の雇用保険の一 般被保険者又は高年齢継続被保険者(65歳に達した日以後に雇用された者として、 雇用保険法の適用除外の対象となる者を含む。)に該当する方のうち、上記(1)の ①、②又は③に該当する方は、あなたの企業の常用雇用労働者として取り扱います。 /⑧ 外国人労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の労働者(上記①~⑦、下記⑨及び⑩のいずれかに該当する労働者)で「日 本国の領域外にある法人より日本国内にある当該法人の事業所に派遣され勤務している外国 人労働者」及び「外国の失業補償制度の適用を受けることが立証された外国人労働者」を除 き、原則として、在留資格が与えられ、かつ、就労が認められる方 /⑨ 労働者派遣事業における派遣労働者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業が労働者派遣事業を行っている場合、上記①~⑧又は下記⑩のいずれかに該 当する常用型の派遣労働者の方 ※ 労働者派遣事業における登録型の派遣労働者については、P14~16 を参照してくだ さい。 /⑩ 在宅勤務者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業の在宅勤務者で、雇用保険の一般被保険者又は高年齢継続被保険者(65歳 に達した日以後に雇用された者として、雇用保険法の適用除外の対象となる者を含む。)に 該当する方のうち、上記(1)の①、②又は③に該当する方 /⑪ 休職中等の労働者 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ あなたの企業に休職に関する制度が就業規則等に規定されており、これに基づいて雇用契 約を維持しながら疾病等により休職されている方(上記①~⑩のいずれかに該当する労働者) ※ 労働者の都合によらない休業及び育児休業・介護休業など法令で規定された休業も 「休職」と同様に取り扱います。また、育児・介護のための短時間勤務制度の利用に より、所定労働時間が短くなっている場合であっても、短時間勤務制度を利用する前 の所定労働時間で、短時間以外の常用雇用労働者か短時間労働者かを判断します。
★ご注意いただきたいこと (注1)65歳以上の労働者について 65歳以上で新規に雇用された方(雇用保険非適用者)及び65歳未満から継続して 雇用されている65歳以上の労働者(高年齢継続被保険者)についてもP9 の1の(1) のイ又はP14 のイに該当する労働者と同様の雇用形態と認められる場合は、短時間以外 の常用雇用労働者となり、P9 の1の(1)のロ又はP14 のロに該当する労働者と同様 の雇用形態と認められる場合は、短時間労働者となります。 (注2)「トライアル雇用」を実施した後に常用雇用された障害者について 障害者試行雇用事業に基づく、いわゆる「トライアル雇用」を実施し終了した後に常 用雇用労働者に移行した障害者(P29・30 で確認できる障害者に限る。)については、 トライアル雇用期間の期間を含めて申告申請の対象となります。この場合、トライアル 雇用期間の期間の1週間の所定労働時間が30時間以上の場合は短時間以外の常用雇用 労働者として、20時間以上30時間未満の場合は短時間労働者として申告申請の対象 となります。 (注3)雇用保険の「短期雇用特例被保険者」について 「短期雇用特例被保険者」は、季節的に雇用される者又は同一の事業主に引き続き被 保険者として雇用される期間が1年未満の短期の雇用に就くことが常態となっている者 を対象とした被保険者区分であり、「1年を超えて引き続き雇用されると見込まれる者」 に該当しない方であることから、短時間以外の常用雇用労働者、短時間労働者のいずれ にも該当しません。 (注4)昼間学生や2つの事業主に雇用されている労働者について 常用雇用労働者である要件を満たした者のうち、1週間の所定労働時間が20時間以 上30時間未満の場合は短時間労働者、30時間以上の場合は短時間以外の常用雇用労 働者として申告申請の対象となります。
(3)常用雇用労働者の総数の把握
平成27年4月から平成28年3月における各月の「算定基礎日」に在職する常用雇用労働者(障 害者を含む。)の総数を、各月ごとに把握します。 前述(1)及び(2)で把握した「短時間以外の常用雇用労働者数(1人を1カウント)」と、「短時間労 働者数(1人を0.5カウント)」を合算した数が、各月ごとの常用雇用労働者の総数となります。 なお、後記「2 雇用障害者の総数の把握」において、常態的な乖離があり、週(月)所定労働時間 による雇用区分とは異なる雇用区分と判断された障害者がいる場合には、当該障害者に係る各 月 の数を減ずる、又は加えてください。 ※ 常用雇用労働者の総数の把握に当たっては、P95 の「常用雇用労働者の内訳整理表」をご活 用ください(申告申請書類として当機構へ提出していただく書類ではありません。)。派遣元事業主 派遣先事業主 派遣労働者 労働者派遣契約 雇用契約 指揮命令関係 登録
※
労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の常用雇用労働者の範囲
◆ 労 働 者 派 遣 事業 (登録型 の労 働者派 遣事業 ) を行っ て いる場 合、以下により常 用 雇用労 働者を確 認し て く だ さ い 。 労働者派遣事業を 行う企業 (法人)における登録 型の 派遣労 働者等 雇用期 間を定め て雇用される方について は 、 契 約 の 更 新又は 再契 約に当 たっ て多少の 日数 の間 隔がある場 合であ っても 、あなた の企 業(法人 )(以下「派 遣 元 」 とい う 。)と雇用 契約を 更新又 は再 契約し て引 き 続き 雇 用されるこ とが常態となっ ている場 合には 、派 遣元 の常 用 雇 用 労働 者となり ま す 。イ 労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の短時間以外の常用雇用労働者の範囲
1週 間 の 所 定労 働時間が30時 間以 上であり 、かつ、下の ①から ⑤までの 全ての 要件 を満た し ている場 合には 派 遣 元 の 短 時間 以外の 常用 雇用労 働者となり ま す 。ロ 労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の短時間労働者の範囲
1週 間 の 所 定労 働時間が、同 一の 事業所に雇用 されてい る通常の 労働 者の 1週間の 所定 労働時 間よ りも 短 い労 働 者 であっ て、1週間 の所定労働 時間が2 0 時 間以上 3 0時間未 満であり、かつ 、下の ①から⑤ま での 全て の 要 件 を 満 たし ている場合には 、派遣元 の短 時間労 働者になりま す。 要 件 ① 基 準 日である4月1日( 平成28年4月 1日)に雇用され ていること( 4 月 1 日付けで離職や 解雇され た 者を 含 む 。 ) 。平成28 年4月1 日の前日以 前に離 職や 解雇している 者は 除 き ま す 。 ② 雇用 契 約 が 締結され ている期 間の合計日 数が当該年 度(平成 2 7年4 月 1日から平成2 8 年3 月3 1日 ま で の間) に328日(ただし、雇用契約が締結されていな い期間に派遣元事業主において休日とされている日が 含まれる場合は、328日から当該休日を 差し引いた日数)を超えていること。したがって、平成27年5月9 日 以 降 に採用され た 者は 除き ま す 。 ③ 雇 用 契 約の終了から次の雇用契 約までの間 隔が、概ね3 日 ( た だし 、休 日とさ れ て いる日 を 除く。 )以下で あ る こ と 。 ただ し 、雇 用契 約の 終了から次の 雇用契約までの 間が概ね1 0 日間(た だ し、 休日と され て い る 日を 除く。) で あっ たと し ても 、それ以 外に雇用契 約期間 の断 続がなく 、引き 続き 同 一の 派遣 元で雇 用されるなど実 態と して 継 続し て雇用され ると判 断されるときは対 象になり ます。 ④ 雇用契約の期間中に離職や解雇がないこ と 。 ⑤ 上 記① から④ま での 要件を 満たした者 のうち 、最初の 雇用 契約を 締結し た 日か ら 1年を 経過し て いない者 に ついては 、平成 28年4月 1日以後 、雇用 契約期 間が断続し ない と 見 込まれる ことによ り、 最初の 雇用 契約 を 締 結 し た 日か ら 1 年 以上引 き 続き 雇 用される と 見込 ま れ る こ と 。 平 成 28年 4月 1日 以 後、雇 用契約 期間が断続 又は 終了し 、 1 年以 上と なる見込 み のない 者は 除き ま す。 ※ 労働者を 登録させておき、派遣先があった時のみ、その労働者と雇用関係を結び、その労働者を派遣先 で 働 か せることになりま す。よ って、 労 働者派 遣事業における登 録 型の 派遣労 働者の 常用 雇用労 働者数 は 、 派 遣 元と雇 用契 約を締結 し ている方 のみ で算定するも のであり 、派 遣元の 登録 者を全てカ ウ ントするわ け では ※ 労働者派遣事業における登録型の派遣労働者であって、常用雇用労働者に該当しない障害者は、「 申 告 申 請の 対象 となる障害者 」 にならない のでご 注意 くださ い。 ないことにご 注 意くだ さい。 要 件 以 上 の と お り、 労 働者 派遣事 業における登 録型の 派遣 労働者 等雇用 契約期 間を定 めて雇用 される者 のう ち、 障 害 者 雇用納付 金制度 の対 象となる常用 雇用労 働者は 、上記 の要件に該 当する 必要 があり ま す 。こ れは雇用 保 険の被 保険者に該 当するか否かを判 断する基準 とは一致し ま せん 。 こ の ため 、 雇 用保険 の一 般被保 険者であるこ との み をも って障 害者雇 用納付 金制度 の対 象と なる常用 雇用 労 働 者 であると の 判断 はできないこ とと なり ま す 。◎ 労働者派遣事業における登録型の派遣労働者の常用雇用労働者の例
雇用契約期間 366日(4/1~3/31) 例A 要件①の基準日(平成28年4月1日)に雇用さ れていない方・・・× (a) 要件②に定める日数 328日 (b) 雇用契約期間の合計 366日 (b)366日>(a)328日であるが、平成28年4月1日に雇用さ れていない →常用雇用労働者に該当しない H28 3/31 離職 H27 4/1 4/1に雇 用されて いない 雇用契約期間 328日(5/9~3/31) 例B 要件②に定める日数を超えていない方・・・× (a) 要件②に定める日数 328日 (b) 雇用契約期間の合計 328日 (a)328日=(b)328日 →(328日を超えていないので)常用雇用労働者に 該当しない H28 3/31 H27 4/1 4/1 以降も 継続 5/9~ 雇用契約 期間 97日 例C 要件②に定める日数を超えていない方・・・× H28 3/31 H27 4/1 5/6~ 3日 3日 雇用契約 期間 113日 雇用契約 期間 111日 5日 うち 休日 2日 4/1 以降 も 継続 (a) 要件②に定める日数 324日 (328日-雇用が締結されていない期間中の休日とされ る日数[2+2日]) (b) 雇用契約期間の合計 321日(97+113+111) (a)324日>(b)321日 →常用雇用労働者に該当しない 雇用契約が 締結されて いない期間 5日 うち 休日 2日 例D 雇用契約期間終了から次の雇用契約期間までの間 隔が、要件③に定める日数を超えている方・・・× H28 3/31 H27 4/1 雇用 契約 期間 55日 3日 3日 5日 4/1 以降 も 継続 雇用 契約 期間 107日 雇用契約 期間 130日 雇用 契約 期間 59日 前年 度か ら 雇用 (a) 要件②に定める日数 324日(328-2-2) (b) 雇用契約期間の合計 351日(59+130+107+55) (b)351日>(a)324日であるが、雇用契約の終了から次 の雇用契約までの期間で3日を超えている期間(5日間) がある →常用雇用労働者に該当しない 7日 うち 休日 2日 5日 うち 休日 2日 3日 雇用契約が締結されていない期間雇用契約 期間 126日 例F 雇用契約期間が1年以上とならず(なる見込み がなく)、要件⑤に該当しない方・・・× H28 3/31 H27 4/1 雇用契約期間 225日 6日 うち 休日 3日 (a) 要件②に定める日数 325日(328-3) (b)351日>(a)325日 であるが、雇用契約期間が1年以 上となる見込みがない →常用雇用労働者に該当しない (b) 雇用契約期間の合計 351日(126+225) 雇用契約が締結されていない期間 3日 4/10 4/5離職 最初の雇用契約を締結した日からの日数<1年 1年未満 雇用契約 期間 115日 例G 要件①~⑤にすべて該当する方・・・○ H28 3/31 H27 4/1 雇用契約期間 225日 6日 うち 休日 3日 (a) 要件②に定める日数 325日(328-3) 要件①~⑤の全てに該当している方で 週の所定労働時間が30時間以上 → あなたの企業の「短時間以外の常用雇用労働者」 週の所定労働時間が20時間以上30時間未満 → あなたの企業の「短時間労働者」 (b) 雇用契約期間の合計 340日(115+225) 3日 4/21 4/1以降も 継続 要件① 4/1に働い ている 要件④ 離職や解雇がない 雇用契約期間の断続 が、要件③に定める日 数より少ない (b)340日>(a)325日 要件⑤ 1年以上 雇用契約期間 が要件②の日 数を超えている 雇用契約 期間 101日 例E 雇用契約期間の終了から次の雇用契約期間までの 間隔が、要件③のただし書きに該当しない方・・・× H28 3/31 H27 4/1 3日 雇用契約 期間 150日 雇用契約 期間 95日 5日 うち 休日 2日 4/1 以降 も 継続 (a) 要件②に定める日数 322日(328-4-2) (b)347日>(a)322日 であるが、10日間の雇用契約の 断続期間以外にも雇用契約の断続期間がある →常用雇用労働者に該当しない (b) 雇用契約期間の合計 347日(102+150+95) 雇用契約が締結されていない期間 前年 度 から 雇用 14日 うち 休日 4日 10日 雇用契約 期間 102日 「