○事業概要(新規性、市場性等) • 本事業では、「MathPub」を開発し、インターネットを通じて小中学生のプログラミング的思考の学習を支援す るクラウドサービスの提供を行う。 • 「MathPub」は、算数の論理思考とプログラミング的思考を同時に学習できるツールであり、利用者が算数の 問題を作成し、その問題をプログラミングで構築する。利用者が算数の問題とプログラミングを構築する過程 で「算数の論理思考とプログラミング的思考」を養うことを目指している。また、より学習効果を高めるため、支 援組織であるMathPub委員会において、その問題が正しく作成されているのかを評価等し、クラウドサーバ上 で共有可能である。 • 2020年度からの小学校においてプログラミング教育が必修化されることもあり、個人向けだけでなく、プログラ ミング教室や大手学習塾等にも市場ニーズが存在するものと思われる。 事業名: プログラミング的思考教育のための学習支援サービス「MathPub」の開発及び提供 地域 香川県高松市 認定日 平成31年2月8日 7-30-038 事業分類 サービス (教育・学習支援業) テーマ分類 IT
事業推進体制
連携体の構成
コア企業: ㈱DynaxT (香川県高松市) ・システム開発・運用ノウハウ ・システム基本設計・システム開発 ・保守等のメンテナンス ・サーバ及び情報管理 西北出版㈱ (東京都世田谷区) ・教材・指導要領作成のノウハウ及び実績 ・教育業界への販売ノウハウ ・教育業界の取引先ネットワーク ・教育関係の広報誌、パンフレットなどの各種ツールの企画、制 作及び配送ノウハウ ①補助金 ②低利融資支援予定メニュー
学校法人高松高等予備校 香川短期大学 任意団体MathPub委員会 NPOみんなで教材を作ろう 任意団体D-Project香川 (株)WorldCraft 知見等提供 教材製作・販路開拓等 全体統括・基本設計・情報管理等 提供イメージ 別紙2連携のきっかけ、特徴
コア企業の会社概要
PR等その他の情報
企 業 名 ・ 代 表 者 株式会社DynaxT 代表取締役 大和田 昭邦 所 在 地 香川県高松市林町2217番地6 創 業 昭和61年9月 資 本 金 ・ 従 業 員 数 3,001万円 正社員 60名 業 種 組込みソフトウエア業(3912) T E L 087-887-8881 F A X 087-887-8889 ホ ー ム ペ ー ジ http://www.dynaxt.co.jp e - m a i l akiowada@dynaxt.co.jp • 株式会社DynaxTは、Web系クラウドシステム開発を主要業務とし、1996年から全国に先駆けて、 IoTや人工知能、プログラミング教室運営などに取り組んできた。一方、西北出版株式会社は、 塾や予備校のテキストの作成提供などを広く手がけており、東京エリアでは広く顧客を擁してい る。 • 「MathPub」の成功の2大要素は①使いやすいクラウドサービスシステムであること、②充実した 教材が提供されていることと考えている。 株式会社DynaxTは、自らのクラウドシステム構築力 と西北出版株式会社の教材作成・提供力とが連携することにより「MathPub」の製品力により相 乗効果が生まれると考え、連携するに至った。 • 2020年度から「すべての小学校においてプログラミング教育を必修化する」と文部科学省の方針 が出されており、IT技術に精通した人材の育成が課題となってきている。こうした教育界の課題 解決のため、基本的ノウハウを保有する株式会社DynaxTと、教育業界に精通し、豊富な人脈を 保有している西北出版株式会社とが連携した本サービスによって、プログラミング的思考教育の 支援が可能と考える。 MathPubはプログラミング能力がなくても、算数・数学の知識があれば「自分で問題を作成できる」 システムとなっています。また、作成した問題を評価することもでき、利用者への助言も可能となり、 クラウドサービスを活用することで評価結果をグループで共有することができるようになります。 連携先である「株式会社西北出版」にてMathPubに係る教材を作成するなど、教育業界でも活用 できるようサポートメニューも充実させる予定です。 2020年からの「小学校プログラミング教育」に対応できる「MathPub」を構築し、多くの場で利用で きるよう普及したいです。事業概要(地域産業資源の活用)
地域産業資源である農林水産物(アコヤ貝)を活用し、これまでに宇和島地域では生産する ことが出来なかった大粒の真珠を開発・製造・販売する。具体的には、従来当地域で生産され るアコヤ真珠の直径が7mm~8mm程度であるのに対し、本事業では直径11mm~15mm程 度のブルー系の大型真珠(Blue Huge Akoya「B.H.A」)及び11mmを中心としたホワイト系の 大型真珠(white Huge Akoya「W.H.A」)を開発・製造・販売することで、アコヤ貝産の全く新し い真珠の認知度を向上させ、愛媛のアコヤ真珠業界の活性化及びブランド化を図る。 3類型 農林水産物 通巻番号 7-30-02 地域資源名 アコヤ貝 認定日 平成31年2月8日 地 域 所管省庁 農林水産省・経済産業省 地域を挙げた取組と協力者・関係事業者等との連携 本事業では、愛媛県・宇和島市・中小企業基盤整備機構の支援策を活用することで、香港 ジュエリーショーなどの展示会出展や商談会へ積極的に参加し、国内外への積極的なアプ ローチを図る。
事業名:アコヤ貝では世界に類のないブルー系及びホワイト系大型真珠の
開発 ・製造・販売
代表申請者 株式会社IRIS・PARURE(法人番号1011001047499 ) 連絡先: TEL:0895-28-0038 FAX:0895-28-0828 共同申請者 松下パールファームス 所在地 愛媛県宇和島市平浦1113-5 HP:http://www.iris-parure.com/ 愛媛県宇和島市平浦1113-5 新たな需要の開拓の見通し(市場性、販路、商品の特性) ◆市場性 平成28年の真珠宝飾品に係る市場動向によると、真珠ジュ エリーの販売額は、宝石素材の中で唯一金額を伸ばしており、 特に中国人旅行客の日本真珠に対する人気の高まりから、都 会の百貨店や宝石チェーン店で販売が伸びている。また、海 外市場における市場の中継基地となっている香港においても、 常に美観のある新商材が求められていることから、国内外問 わず真珠に対しては一定のニーズがあることが見込まれる。 ◆需要の開拓の方針 愛媛県や中小企業基盤整備機構などの支援策も活用し、香 港ジュエリーショーなどでの展示会出展や商談会を通じて販路 開拓を行い、ひいては中東及びヨーロッパの有名ブランド店へ の卸売販売を行う。また国内既存販路である高級百貨店へも アプローチを行い、国内外を合わせた販路開拓を行う。 ◆商品の特性 宇和島産アコヤ真珠の照りや干渉色などの高品質に付け加 えて、本事業で開発するアコヤ真珠は、直径11mm~15mmと 大型であることから、他地域の真珠商品との大きな差別化を 図れるとともに、素材へのこだわりや地域色を強く印象づける ことが出来る。 宇和島市、愛南町 アコヤ貝 アコヤ真珠(B.H.A.)(株)プロテックス・ジャパン(法人番号7130001040042)(頭髪用化粧品製造業) (株)リバースプロジェクトトレーディングの委託を受けて、スカルプトニック商品の製造を行う。 シルク原料を活用したスカルプトニックの企画・販売を行う。 地域 愛媛県 松山市 認定日 平成31年2月8日 通巻番号 7 - 30 - 066
国産シルクから抽出したナノレベルのフィブロインを活用したスカルプトニック
の開発・製造・販売
連携体 瀧本亀六は、前年までは愛媛県外に繭を販売していたが、今回の取り組みは繭からさなぎを取り出したものを 県内の㈱ディックへ供給する。㈱ディックは、シルク成分の主成分であるフィブロインとスカルプトニックに有効な 成分の配合、加工を行う。さらに(株)リバースプロジェクトトレーディングは、シルクを主成分とする有効な成分原 料の供給を受けスカルプトニックの商品企画と規格設計を行い、㈱プロテックス・ジャパンに製造委託し最終製 品に仕上げる。製品を梱包するパッケージデザインから、PR、販路開拓、市場ニーズ喚起に至るまでは、(株)リ バースプロジェクトトレーディングが中心となり連携して行う。 連携による効果 代表企業等の連絡先 農林漁業者 4年で535万円の売上高増加、安定的な収益確保による経営安定 中小企業者 4年で5,760万円の売上高増加、収益性の改善 企 業 等 名 : T E L : E - m a i l : 株式会社リバースプロジェクトトレーディング 089-909-7793 kiyotani@rebirth-project-tr.jp 所 在 地 : F A X : 愛媛県松山市立花3-3-38 089-909-7794 さなぎを取り出した繭の販売による売上の増加により、安定的な収益確保が図られるなど、経営安定化が期待される。 国産シルクから抽出したナノレベルのフィブロインを活用したスカルプトニックの開発・製造・販売を行う。 連携に当たっての課題や工夫等 ③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大 瀧本 亀六(法人番号 -)(養蚕業) 農林漁業者 中小企業者 (株)ディック(法人番号9500001019922)(飲食業) 連携の経緯 (株)リバースプロジェクトトレーディング(法人番号1010001175120)(地域商社) シルクの主成分であるフィブロインとスカルプトニック製造に有効な成分を配合・加工を行う。 桑を生産し蚕を育て、さなぎを取り出し繭の製造・販売を行う。 シルク原料を活用したスカルプトニックの企画・販売により売上の増加と収益性の改善が期待される。 サポート機関等 連携参加者 (独)中小企業基盤整備機構四国本部 ㈱リバースプロジェクトトレーディングは、平成28年10月より「愛媛シルクプロジェクト」を地域共創プロジェクト として推し進める中、愛媛県松山市に拠点を置く㈱ディックとシルク産業を通じて地域に貢献できる事業につい ての意見交換や協議を行った。両社は平成30年6月1日付で業務提携契約を締結の上、繭の生産から原料加 工、商品開発・製造・販売までを一貫して管理・実施できる新たな体制構築を計画。国内シルク産業は、繭の生 産を行っている養蚕農家の高齢化、収入減等の理由による廃業が大幅に増加しているが、愛媛県も例外ではな く、昭和初期に、約16,000戸あった農家は、現在、11戸まで減少。国内シルク産業が抱える課題を解決するた めには、これまでの延長線上にはない抜本的な改革が必要であると考えていたところ、愛媛県内において最も 繭生産量が多い大洲市より瀧本亀六氏を紹介頂き、話し合いを重ね、「愛媛シルクプロジェクト」についても賛同、 この度の農商工連携に至った。西日本豪雨災害では協力して養蚕設備の復旧・再開を実現した。 連 携 体 ドラッグストアを中心に 販路開拓 ・愛媛県内の薬局 ・自社ECサイト 【代表者】 ナノレベルのフィブロイン を他の有効成分と加工 (株)ディック (愛媛県松山市) シルク原料の加工 【連携参加者】 (株)プロテックス・ジャパン スカルプトニックの製造 中小企業者 桑の生産 蚕の育成、繭の製造 瀧本 亀六 (愛媛県大洲市) 繭の製造とさなぎの摘出 【共同申請者】 製造委託地域 愛媛県 久万高原町 認定日 平成31年2月8日 通巻番号 7 - 30 - 067 ドローンを活用した森林および農地情報の広域収集と可視化システムの開発・販売 連携体 本事業ではドローン空撮した森林画像解析から導出される材積と実際の木材搬出量の誤差を可能な限り小さくす ることが課題となる。この課題解決にあたり、久万広域森林組合では、新たに管理地の樹種、傾斜、土質、日照デ ータを収集し、㈱ジツタに提供する。 ㈱ジツタでは、久万広域森林組合から提供されたデータに基づく補正係数を設定し、空撮画像解析結果の高精度 化を図る。合わせて久万広域森林組合では森林所有者との合意形成を効果的に行えるような仕組みを考案する。 久万広域森林組合は、本事業を通じて森林調査業務を効率化し、効率化により発生した余剰労働力を林産物の生 産に活用することでスギ、ヒノキの生産増加を図り、これらを活用した加工品の製造・販売による売上げの増加によ り経営を改善する。 連携による効果 代表企業等の連絡先 農林漁業者 4年で1,077万円の売上高増加、安定的な収益確保による経営安定 中小企業者 4年で6,000万円の売上高増加、収益性の改善 企 業 等 名 : T E L : E - m a i l : 株式会社ジツタ 089-931-7175 info@jitsuta.co.jp 所 在 地 : F A X : ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : 愛媛県松山市中村二丁目8番1号 089-934-7701 https://www.jitsuta.co.jp/ スギ、ヒノキの生産増加による売上の増加により、安定的な収益確保が図られるなど、経営の安定化が期待される。 広域な土地利用情報を速やかかつ正確に取得する手法の確立と分析の自動化を実現するシステムの開発・販売を行う。 連携に当たっての課題や工夫等 ⑤ITなどの新技術を活用した生産や販売の実現 連携の経緯 中小企業者 (株)ジツタ(法人番号3500001002090 )(計量器・理化学機械器具・光学機械器具等卸売業) 測量技術を用いた位置測定技術や位置情報と空間情報を重ね合わせたGISの開発を行う。 久万広域森林組合(法人番号 3500005002434)(森林組合) 農林漁業者 スギ、ヒノキ等の植林、伐採、原木市場売りのほか、建築材の生産・販売、椎茸の生産・販売等を行う。 ドローンを活用した可視化システムの開発・製造・販売により、売上の増加と収益性の改善が期待される。 サポート機関等 (独)中小企業基盤整備機構四国本部 ㈱ジツタは昭和21年9月に創業、主たる事業は測量機器や事務機器の販売である。業容拡大のため、平成9年 からソフトウエアの開発も開始した。本事業にも関連する林業(森林組合)向けについては、多数の森林組合に対し システム販売実績を有している。しかし、買い替え需要はあるものの、主力製品の販売が頭打ちとなり、新たな柱と なる商品の開発が課題となっていた。 久万広域森林組合は、平成10年に愛媛県上浮穴郡周辺地域の森林組合の合併により設立された。事業内容は 、スギ、ヒノキ等の植林、伐採、原木市場売りのほか、建築材の生産・販売、椎茸の生産・販売等である。直近では 国産材の需要増加により木材価格の上昇、生産量の増加となった一方、生産現場における担い手の不足を補うた めの効率化が課題となっていた。 こうした中、㈱ジツタは建築測量分野等でドローン利用技術を蓄積し、全国の森林組合という既存顧客層に、森 林計画や森林管理の生産性を飛躍的に向上できるドローン利用を検討していたが、久万広域森林組合が中長期 にわたる事業計画の策定や森林資源を少人数で正確に把握するニーズを有していたことから連携して事業化を進 めることとなった。 連 携 体 全国を視野 ・森林組合 ・森林組合連合会 ・農業法人 【代表者】 空撮画像解析結果の高精度化 GIS連動システムの開発、製造、販売 (株)ジツタ (愛媛県松山市) 商品開発、製造、販売 新たな管理地の樹種、傾斜、土質等 データを収集 効率的な原木調達及び販売 久万広域森林組合 (愛媛県久万高原町) 管理地のデータを収集、原木等販売 【共同申請者】 木材を販売 ドローン撮影風景 久万広域森林 ・市場ニーズへの対応 従来から問い合わせがあった先等