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概要 平成 27 年までと平成 28 年以後の証券税制の比較 平成 27 年までは 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが異なっています 平成 28 年以後は 金融所得課税の一体化 により 上場株式等 と 公社債等 の税制上の取扱いが統一されます 平成 27 年まで 上場株式等 上場株式 公募

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(1)

平成28年スタート

「金融所得課税の一体化」

(作成:平成26年5月)

(2)

【概要】平成27年までと平成28年以後の証券税制の比較

平成27年までは、「上場株式等」と「公社債等」の税制上の取扱いが異なっています。

平成28年以後は、「金融所得課税の一体化」により、「上場株式等」と「公社債等」の税制上の取扱いが統一されます。

上場株式

公募株式投資信託

公募公社債投資信託

公社債

【平成27年まで】

税制上の

取扱いが異なる

上場株式

公募株式投資信託

公募公社債投資信託

公社債

【平成28年以後】

税制上の取扱いを統一

金融所得課税の

一体化

〈公社債等〉

〈上場株式等〉

〈上場株式等〉

〈公社債等〉

(3)

金融所得課税の一体化までのスケジュール

上場株式および 株式投資信託の 譲渡損益・配当等(注1) 24年 25年 26年 27年

28年

29年 30年 利子・分配金(注1)

(平成)

申告分離課税

(注2) 雑所得(総合課税) 償還差益 非課税 利付債・ 公募公社債投信 譲渡所得(総合課税) (注1)配当等については総合課税による申告の選択可。平成28年以後も利子等については総合課税による申告の選択不可。 (注2)「源泉徴収ありの特定口座」の譲渡益については申告不要の選択可。なお、平成27年までは配当等、平成28年以後は配当等および利子等について申告不要の選択可。 (注3)本資料では「ゼロクーポン債(割引発行で利息のない海外発行の債券)」と同様の取扱いとなる債券を「ゼロクーポン債等」と表記(☞P8)。 上 場 株 式 等 公 社 債 ・ 公 社 債 投 信

金融所得課税の

一体化

ゼロクーポン債等 (注3) 譲渡 益

源泉分離課税

(申告不可)

申告分離課税

(注2) ※平成25年から平成49年までについて確定申告を行う場合は、当該所得税と 併せて、基準所得税額(原則としてその年分の所得税額)に2.1%の税率を 乗じて計算した復興特別所得税を申告・納付することになります。 所得税15%・住民税5% 所得税15.315%・住民税5% 所得税7%・住民税3% 所7.147%・住3% 所得税15.315%・住民税5% 所得税7%・住民税3% 所7%・住3% 所得税15%※・住民税5% 確 源 源 確 ・・・確定申告時の税率 源 ・・・源泉徴収税率 確 源 所得税15%※・住民税5% 所得税15.315% ・住民税5%

(4)

平成27年までは損益通算できない

公社債等(公社債・公募公社債投信)

上場株式等(上場株式・公募株式投信など)

損益通算可 損益通算 不可

損益通算不可

損益通算可

損益通算可

配当・分配金 譲渡損益 (損失の3年間繰越可) 非上場株式等の 譲渡損益 利子・分配金 利付債・公社債投信の 譲渡損益 ゼロクーポン債等の 譲渡損益 公社債・公社債投信の 償還差損益 他の総合課税 の所得

平成27年までは、「上場株式等」と、「公社債等」との損益通算はできません。

×

×

(5)

平成28年以後は損益通算が可能になるが、一部変更点あり

上場株式等・公社債等

損益通算が

可能に

損益通算

不可

損益通算

不可

非上場株式等の 譲渡損益 公社債等の 利子・分配金 公社債等の 譲渡損益 (損失の3年間繰越可) ゼロクーポン債等の 譲渡損益 (損失の3年間繰越可) 公社債等の 償還差損益 (損失の3年間繰越可) 他の総合課税 の所得

平成28年以後は、「上場株式等」と「公社債等」との損益通算ができるようになります。ただし、「上場株式等と

非上場株式等との損益通算」や「割引債の譲渡損益と他の総合課税の所得との損益通算」はできなくなります。

上場株式等の 配当・分配金 上場株式等の 譲渡損益 (損失の3年間繰越可)

×

×

一体化前の上場株式等の繰越損(平成25年~平成27年に生じた 譲渡損で繰越手続きをしたもの)も通算することができます 一体化前の上場株式等の繰越損(平成25年~平成27年に生じた 譲渡損で繰越手続きをしたもの)も通算することができます

(6)

利付債の譲渡損益(平成27年までと平成28年以後の違い)

一体化前(平成27年まで) 非課税 一体化後(平成28年以後) 申告分離課税 税金ゼロ 所得税15%※ ・住民税5% 上場株式等の譲渡損(繰越損)や 他の公社債等の譲渡損(繰越損)が あれば税金は還付可能です 一体化前(平成27年まで) 他の所得との損益通算不可 (税務上、なかったものとされる) →還付可能な税金なし 一体化後(平成28年以後) と損益通算可 (3年間の繰越しも可) 上場株式等の 譲渡益・配当 公社債等の 譲渡益・利子

利付債の譲渡益

利付債の譲渡損失

◆利付債に該当するもの・・・利付国債・個人向け国債・利付外債・一定の仕組債(EB債・連動債)など

(注1)利率の著しく低い債券、最高利率が最低利率の1.5倍以上の債券等は「ゼロクーポン債等」と同じ取扱い(☞P8)。 (注2)償還損益についても、一体化後は「譲渡損益」とみなされ同様の取扱い。 ※平成25年から平成49年までについて確定申告を行う場合は、当該所得税と併せて、基準所得税額(原則として その年分の所得税額)に2.1%の税率を乗じて計算した復興特別所得税を申告・納付することになります。 源泉徴収税率(所得税15.315%・住民税5%)

一体化後は申告分離課税

一体化後は「上場株式等や公社債等の譲渡益・配当・利子など」との損益通算が可能

(7)

公社債投信の譲渡損益(平成27年までと平成28年以後の違い)

◆公社債投信に該当するもの・・・MRF・MMF・外貨建MMFなど

(注)償還損益についても、一体化後は「譲渡損益」とみなされ同様の取扱い。 一体化前(平成27年まで) 非課税 一体化後(平成28年以後) 申告分離課税 税金ゼロ 所得税15%※ ・住民税5% 上場株式等の譲渡損(繰越損)や 他の公社債等の譲渡損(繰越損)が あれば税金は還付可能です ※平成25年から平成49年までについて確定申告を行う場合は、当該所得税と併せて、基準所得税額(原則として その年分の所得税額)に2.1%の税率を乗じて計算した復興特別所得税を申告・納付することになります。 源泉徴収税率(所得税15.315%・住民税5%) 一体化前(平成27年まで) 他の所得との損益通算不可 (税務上、なかったものとされる) →還付可能な税金なし 一体化後(平成28年以後) と損益通算可 (3年間の繰越しも可) 上場株式等の 譲渡益・配当 公社債等の 譲渡益・利子

一体化後は申告分離課税

一体化後は「上場株式等や公社債等の譲渡益・配当・利子など」との損益通算が可能

公社債投信の譲渡益

公社債投信の譲渡損失

(8)

ゼロクーポン債等の譲渡損益(平成27年までと平成28年以後の違い)

ゼロクーポン債等の譲渡損失

(注)償還損益についても、一体化後は「譲渡損益」とみなされ同様の取扱い。 一体化前(平成27年まで) 総合課税扱いの譲渡所得(累進税率) 一体化後(平成28年以後) 申告分離課税 保有期間や所得状況により税額は異なる 所得税15%※ ・住民税5% 譲渡益が50万円以下の場合は 課税されないことになります。 所有期間5年以下:譲渡益-50万円 所有期間5年超:(譲渡益-50万円)×1/2 〈所得金額〉 一体化前(平成27年まで) →税金が還付される可能性あり 一体化後(平成28年以後) と損益通算可 (3年間の繰越しも可) 上場株式等の 譲渡益・配当 公社債等の 譲渡益・利子 総合課税扱いの 各所得 (給与・年金等) と損益通算可 上場株式等の譲渡損(繰越損)や 他の公社債等の譲渡損(繰越損)が あれば税金は還付可能です ・額面金額より割り引いて発行される海外発行の債券で利子の支払いがないもの【ゼロクーポン債】 ・利率の著しく低い利付債(例:償還期間7年未満 利率0.1%未満) ・最高利率が最低利率の1.5倍以上の利付債 など

◆ゼロクーポン債等に該当するもの

※平成25年から平成49年までについて確定申告を行う場合は、当該所得税と併せて、基準所得税額(原則として その年分の所得税額)に2.1%の税率を乗じて計算した復興特別所得税を申告・納付することになります。 源泉徴収税率(所得税15.315%・住民税5%)

ゼロクーポン債等の譲渡益

一体化後は申告分離課税

一体化後は「上場株式等や公社債等の譲渡益・配当・利子など」との損益通算が可能

(9)

「源泉徴収ありの特定口座」の利用(平成28年以後)

証券会社の特定口座(源泉徴収あり)

上場株式等の譲渡損益

自動的に

納税・

付(

申告不要)

上場株式等の配当等

公社債等の

譲渡(償還)損益

〈新 設〉

公社債等の

利子・分配金

〈新 設〉

個人向け国債

社 債

MMF・MRF

な ど

平成28年以後は、公社債や公募公社債投資信託も、特定口座へ受入れ可能です。従来からの保有分については、

平成28年の一年間に限って

、特定口座に受入れできます。

【平成28年以後】

公社債等

(公社債

+公募公社債投信)

(注)「源泉徴収ありの特定口座」の損益について、他社口座の損益や繰越損失と通算する場合は、確定申告が必要。 平成28年以後

受入れ可能に

(10)

割引債の償還時源泉徴収(平成28年以後)

一般口座で保有する割引債が平成28年以後に償還した場合、源泉徴収が行われる制度が新設されます。

(為替などによる損失が生じた場合であっても、源泉徴収されます)

特定口座 一般口座 源泉徴収あり 源泉徴収なし 償還差損益 (譲渡所得) 償還金額-取得価額 (自動的に計算される) 償還金額-取得価額 (自分で計算する) 償還時源泉徴収 特定口座で計算された 償還差益に対して 源泉徴収 (所得税15.315%・住民税5%) されない

償還金額

×

みなし割引率

に対して源泉徴収

(所得税15.315%・住民税5%) 発行日から償還日までが 1年以内の場合 発行日から償還日までが 1年超の場合 確定申告の要否 不要(申告も可) 原則必要 原則必要 確定申告時の税率 申告分離課税(所得税15% ※・住民税5%) 交付書類 (確定申告に添付) 年間取引報告書 支払通知書

◆償還時源泉徴収の対象となる割引債の種類

※平成25年から平成49年までについて確定申告を行う場合は、当該所得税と併せて、基準所得税額(原則として その年分の所得税額)に2.1%の税率を乗じて計算した復興特別所得税を申告・納付することになります。 確定申告において 源 泉 徴 収 税 額 は 税 額 控 除 と し て 考 慮 さ れ ま す 。 ○ 割引の方法により発行された利息のない公社債 ○ 利息のある公社債のうち額面金額の90%以下で発行されたもの など (例:ゼロクーポン債、割引転換社債型新株予約権付社債など) みなし割引率=0.2% みなし割引率=25%

(11)

破綻等により無価値となった場合のみなし譲渡損失(平成28年以後)

内国法人が発行した上場株式および社債について、その株式・社債が破綻等により無価値になった場合には、

一定の条件により、価値を失ったことによる損失を、

「上場株式等の譲渡損失」とみなして計上することができる

ようになります。

【破綻等により無価値となった場合のみなし譲渡損失の制度比較】

平成27年まで

平成28年以後

損失計上可能な

対象金融商品

損失の分類

非上場株式等の

譲渡損失

上場株式等の

譲渡損失

損益通算等

(3年間の損失繰越控除制度適用可)

確定申告の要否

必 要

必 要

内国法人が発行した

株式等

特定管理口座にある

同年分の

株式等の譲渡益

通算可

上場株式等・公社債等の

譲渡益・配当等・利子等

と通算可

特定管理口座にある

内国法人が発行した

社 債

特定口座にある

内国法人が発行した

株式等

(12)

【金融商品取引法第37条(広告等の規制)にかかる留意事項】

本資料は、法制度/税務その他諸制度に関する紹介や解説、また、これに関連するスキーム等の紹介や解説、及びその効果等に関する説明・検証等を 行ったものであり、金融商品の取引その他の取引の勧誘を目的とした金融商品に関する説明資料ではありません。記載の内容に従って、お客様が実際に お取引をされた場合や実務を遂行された場合の手数料、報酬、費用、その他対価はお客様のご負担となります。なお、SMBC日興証券株式会社(以下 「弊社」といいます。)がご案内する商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等をご負担いただく場合があります。例えば、店舗における国内の 金融商品取引所に上場する株式(売買単位未満株式を除く。)の場合は約定代金に対して最大1.242%(ただし、最低手数料5,400円)の委託手数料をお 支払いいただきます。投資信託の場合は銘柄ごとに設定された各種手数料等(直接的費用として、最大4.32%の申込手数料、最大4.5%の換金手数料又 は信託財産留保額、間接的費用として、最大年5.61%の信託報酬(又は運用管理費用)及びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券を募集、売 出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお支払いただきます(購入対価に別途、経過利息をお支払いただく場合があります。)。また、 外貨建ての商品の場合、円貨と外貨を交換、又は異なる外貨間での交換をする際には外国為替市場の動向に応じて弊社が決定した為替レートによるもの とします。上記手数料等のうち、消費税が課せられるものについては、消費税分を含む料率又は金額を記載しております。 本資料は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づいて作成されていますが、明示、黙示に関わらず内容の正確性あるいは完全性 について保証するものではありません。また、別段の表示のない限り、その作成時点において施行されている法令に基づき作成したものであり、将来、法 令の解釈が変更されたり、制度の改正や新たな法令の施行等がなされる可能性もございます。さらに、本資料に記載の内容は、一般的な事項を記載した ものに過ぎないため、お客様を取り巻くすべての状況に適合してその効果等が発揮されるものではありません。このため、本資料に記載の内容に従って、 お客様が実際に取引をされた場合や実務を遂行された場合、その期待される効果等が得られないリスクもございます。なお、金融商品の取引その他の取 引を行っていただく場合には、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況(財務・経 営状況を含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、又は元本を超過する損失を生ず るおそれ(元本超過損リスク)があります。なお、信用取引又はデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取 引等の額が当該デリバティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があ ると共に、対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過損リスク)があ ります。また、店頭デリバティブ取引については、弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります。上記の手数料等 及びリスク等は商品毎に異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよくお読みください。なお、目論見書等 のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします。また、実際の取引等をご検討の際には、個別の提案書等をご覧いただいた上で、今後の制度改正 の動きに加え、具体的な実務動向や法解釈の動き、及びお客様の個別の状況等に十分ご留意いただき、所轄の税務署や、弁護士、公認会計士、税理士 等の専門家にご相談の上、お客様の最終判断をもって行っていただきますよう、お願い申し上げます。 商号等:SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2251号 加入協会名:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

参照

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