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リニヤスケールの操作とメンテナンス

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Academic year: 2021

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(1)

リニヤスケールの操作とメンテナンス

設置の注意事項 1.燃えやすいガスのある場所、また金属の切粉、油、水、塵の多い場所では、 この装置を使わないでください。 2.強烈な日光や高温な場所で、この装置を使わないでください。作業温度は 0ºC~40ºC です。 3.強烈な酸性物、アルカリと化学原料は遠く離してください。 4.リニヤスケールの信号ケーブルを電源線となるべく離してください。 5.この装置の取付けは、使用する時に、高電圧、高電流と磁力などに影響されない ように、配慮してください。 その他注意事項 1.信号ケーブルの上に、重たいものを置かないでください。信号ケーブルが長すぎる場合は、 ケーブルを束にして使用してください。 2.信号ケーブルのプラグは確実にインターフェースに挿し込んであるあか 確かめてください。 3.この装置は、必ず有効長の範囲で配置と操作することが必要です。有効長を越えて 使用した場合、装置を壊す恐れがあります。 4.デジタルスケールの数値窓と駆動部に塵が入らないようにして下さい。 5.信号ケーブルのプラグを抜く前に、必ず電源を切ってください。 メンテナンス 1.梱包を開封する時、すぐ装置を検査してください。部品不足あるいは機能不調の場合、速や かに本社に連絡して下さい。決して分解しないでください。 2.数値窓とその周り及び駆動部に付いたホコリを、エアーで清掃しないでください。 ホコリが装置の中に落ちないように清掃してください。

<保証>

正常使用の元に、リニヤスケールを購買してから一年間以内の不具合の場合、無償で修理する ことを保証します。 1. リニヤスケールの原理と適用 リニヤスケールは一種の振幅格子の伝達、その原理は、主格子が反対側に移動 する時に、補助格子を起こしながら、モアール格子が生じます。この変化は、 光電変換経由で電気信号に転換し、其の後、信号回路作業により、移動はディ ジタル信号で現れます。 装置は、ディジタル・リードアウトと合わせて使われて、回折格子に形成して、 精密な行程測量ができます。旋盤、フライス盤、研削盤と放電加工機械などに 使用できます。輪郭投射器、ビデオ測量道具、工具顕微鏡などにも使えます。 = 1 =

(2)

1. リニヤスケール 1 セット 2. 適用と取付    1 枚 3. 保証書 1 枚 4. 梱包リスト 1 枚 5. 部品包み 1 個 3. 規格 3.1 装置のモデル 規格表 仕様 WTA(厚さ 21mm) WTB(厚さ 29mm) 解像度 1µ、、5 µ 有効長 50~1,000mm 50~3,000mm スケール移動量 50≥長≥900 長さ+30mm 長≥950 長さ+50mm 穴と穴の距離 50≥長≥900 長さ+132mm 長さ+136mm 長≥950 長さ+152mm 長さ+156mm スケールの全長 50≥長≥900 長さ+149mm 長さ+154mm 長≥950 長さ+169mm 長さ+174mm 信号線長さ 信号ケーブル長さ 3.5M (長≤150; 300≤長≤950) 3.5M (長≤950) 5M (長=200, 250, 1000) 5M (1000≤長≤1900) 10M (2000≤長≤3000) 厚さ 21mm 29mm 最高速度 60M (一分間) 作業ボルテージ 5±0.25V 作業消耗 最高5V, 40mA 保存温度 0~50ºC 作業温度 0~40ºC

(3)

= 2 = 3.3 信号の出力

3.3.1

信号の出力は二種類あります、TTL と RS422、そのオシログラフは下記のよ になります。 3.3.2インターフェース回路図表の概念

3.3.2.1

信号出力インターフェースのダイヤグラム。 3.3.2.2 組み合わせのインターフェース回路ダイヤグラム。

(4)

= 3 =

3.3.3 ピンの位置 15PD-TTL ソケット(標準) ピン 信号 信号線の色 属性 電流 1 +5V 赤色 入力 35mA 2 0V 黒色 入力 35mA 3 A+ 茶色 出力 4mA 4 B+ 黄色 出力 4mA 5 ABS オレンジ色 出力 4mA 6 FG 銀色網 出力 4mA 7 空 空 空 空 8 空 空 空 空 9 空 空 空 空 10 11 12 空 空 空 空 13 空 空 空 空 14 空 空 空 空 15 15PD-RS422 ソケット(オプション) ピン 信号 信号線の色 属性 電流 1 +5V 赤色 入力 35mA 2 0V 黒色 入力 35mA 3 A 茶色 出力 4mA 4 B 黄色 出力 4mA 5 ABSˉ 緑色 出力 4mA 6 空 空 空 空 7 空 空 空 空 8 9 10 空 空 空 空 11 空 空 空 空 12 空 空 空 空 13 Aˉ 紫色 出力 4mA 14 Bˉ 青色 出力 4mA 15 ABS オレンジ色 出力 4mA

(5)

= 4 =

3.4 構造と取付け図面 3.4.1 取付け図面 WTB シリーズのリニヤスケールの図面説明。有効長 ≤ 900mm を例として説明 し ます。   WTB シリーズのデジタルスケールの寸法 有効長 最大移動量 穴と穴の距離 スケール全長 ほかの寸法 L ≤ 900mm L + 30mm L + 136mm L + 154mm L > 900mm L + 30mm L + 156mm L + 174mm 上の図面参照 WTA シリーズのリニヤスケールの図面説明。有効長≤900mm を例として説明し ます。

(6)

有効長 最大移動量 穴と穴の距離 スケールの全長 ほかの寸法 L ≤ 900mm L + 30mm L + 132mm L + 149mm L > 900mm L + 50mm L + 152mm L + 169mm 上の図面参照 = 5 = 3.4.2 部品図面 4. 取付け 4.1 取付けの注意事項 1.リニアスケールの有効長はテーブルの最大移動量より長いものが 必要です。(有効長を超えて使用すると故障の原因になります)  短いリニアスケールを使用する場合は、必ずテーブルに 止めブロックを設置してください。 数値窓はスケール本体の端より10mm 以上保持してください。 (図4.1 参照。) 2. リニャスケール取付けの表面に、障害物がなければ、スケールの背面に   平板を取り付けることをお勧めします。そうすることで、   よりリニヤスケールの精度の安定性が確保できます。 3. ピックテスターなどでリニヤスケール本体の水平を測定するとき、測定角度 は30º 以内で行ってください。またダイヤルゲージで測定する場合は、針を測定 面と垂直に保持ください。 4. リニヤスケールは、以下の事項を考慮して取り付けを行ってください。  機械加工ワーク表面。

(7)

 リニヤスケールの溝は金属切粉、油、水と塵と直接接触する   ことを避けてください。図4.2 参照。 = 6 = 5. カバーを使う時に、リニヤスケールと最小 0.5mm のスペースを確保してくだ さい、稼動するときに、接触しないようにして下さい。 6. 取付けのねじ穴は、最小深さ 6 ピッチ~8 ピッチ以上の深さが必要です。 WTA シリーズは M4 ねじ、WTB シリーズは M5 ねじを使います。取付けるとこ ろに穴を開けた後、バリを取って、塗料などの汚れをしっかりと清潔してくだ さい。図4.4 参照。 7. 信号ケーブルを固定する前に、移動距離を確認して下さい。軌道の中央が 最的な場所です。余ったな電線は束にしてくださ。 8. アースを設置し、数値窓のカバーから地上の信号処理装置まで、オーム計で 測って、抵抗が≤0.3Ω であることを確かめてください。 9. リニャスケールの中央を基準にして、両側がつり合うように、リニャスケー ルの水準器と高さを調整します。水平、垂直ともに、調整量は20mm を超えない

(8)

4.6 参照)。

= 7 =

10. 信号ケーブルの曲がり半径は 60mm 以上保持してください(図 4.7 参照)。

4.2

正確な取付け 1. 取付けの方式は三種類あります。図 5.1 の a、b、c 参照。  数値窓と取付け表面が平行の場合、平行度誤差を0.1mm 以下にする。  数値窓と取付け表面が垂直の場合、垂直度誤差を0.1mm 以下にする。       2. 正確な本体の取り付け

(9)

機械テーブルに対して、平行度は0.1mm 以下、決して 0.15mm を超えてはい けません。誤差が小さいほど精度は正確です。本体の有効長が950mm 以上 の場合の直線度は0.1mm 以下は必要です。 3. 正確な数値窓の取り付け  数値窓と本体の取付交差は0.8~1.6mm、数値窓を取り付けるとき、    クッションで隔たりを調整、終了の後、クッションを引き出します。  数値窓と本体の方向誤差は、WTB=0.5±0.15mm、WTA=0.25±0.15mm。  数値窓と機械テーブルの平行度は<0.1mm、決して 0.15mm を超えては いけません。

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