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Taro-1年 国語科学習指導案jtd

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Academic year: 2021

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平 成 2 4 年 1 1 月 6 日 ( 火 ) 第 2 校 時 1年1組(教室) 指導者 有門 恵美子

単元名

くらべてよもう

教材名

「 じ ど う 車 く ら べ 」

(1)学習指導要領における位置 本教材は以下の内容を受けて設定されたものである。 B 書くこと イ 自分の考えが明確になるように、事柄の順序に沿って、簡単な構成を考えること。 ウ 語と語や文と文との続き方に注意しながら、つながりのある文や文章を書くこと。 オ 書いたものを読み合い、よいところを見つけて感想を伝え合うこと。 C 読むこと イ 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を読むこと。 エ 文章の中の大事な言葉や文を書き抜くこと。 カ 楽しんだり知識を得たりするために、本や文章を選んで読むこと。 [伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項] イ(エ)拗音などの表記ができ、助詞の「は」や「を」を文の中で正しく使うこと。 (キ)敬体で書かれた文章に慣れること。 ウ(ア)平仮名及び片仮名を読み、書くこと。また、片仮名で書く語の種類を知り、文や文 の中で使うこと。 (2)教材観 本教材は1年生として、『くちばし』『みいつけた』に続く、3つめの説明的文章である。『くちば し』では、さまざまな鳥のくちばしについて特徴を記した文章を読むことで、児童は、説明されて いる事象を正確に読み取ることと、「問い」があり、それに対する「答え」があるという説明文の型 を学ぶとともに、説明されている事柄を正確に読み取ることを学習した。そして、次の教材『みい つけた』では、「どうしたら、みつけることができるでしょうか。」という問いに対し、三種類の虫 についての答えが並記された、「問いー答えー答えー答え」という構成の説明文を学習した。さらに、 本教材『じどう車くらべ』では、『みいつけた』と同様に自動車についての話題、問いがあってそれ に対する説明をいくつかの自動車の具体例に沿って行っていく。自動車はその「しごと」によって 「つくり」が異なり、二つの事柄の因果関係を感じられるような説明の仕方になっている。 自動車は、児童にとって身近なもので、興味関心を持てるものの一つである。自分が選んだ乗り 物について文章で表現し、自動車図鑑をつくろうという目当てに対して、児童は興味をもって取り 組むことができると考える。そして、いろいろな自動車の仕組みがなぜそうなっているのかを見つ け出す楽しさや、お互いの自動車図鑑を交換して読み合い、新しいことを知る喜びも味わうことも できるであろう。また、教材で学習した文章を書くことや、説明的文章に多く接することによって 読書の範囲を広げることは、繰り返し経験させたい言語活動である。計画的に積み重ねることによ

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って、実際に使える力として獲得させていくようにしていきたい。 本単元では、学習を通じて次のような効果が期待できる。 ○説明的文章を読んで情報を読み取ることの楽しさを経験する。 ○画像を見て情報を読み取ったり想像を広げたりする力を伸ばす。 ○説明的文章を読むことに慣れ、内容を理解する力を伸ばす。 ○学習したことを発展させて、本や図鑑を使って自分で調べようとする態度を育てる(読書の力の 伸長)。 ○自分で文章を書いて図鑑を作ることで、つながりのある文や文章を書く力を伸ばす。 (3)児童の実態 本学級は男子7名女子9名計16名である。(女子1名は11/1 転入) (略) (4)教材の系統 く ち ば し み い つ け た ・ 問いかけと答えが3回 ・ 「問いー答えー答えー答え」で 繰り返されている文章を読む。(列挙) 説明されている文章を読む。(列挙) じどう車くらべ どうぶつの赤ちゃん ・事柄の順序に沿って、比べながら読む。 ・対比して、違いを比べながら読む。 「二つの問いー答えー答えー答え」 (列挙) 「二つの問いー答えー答え」(対比的説明) 2年生の「たんぽぽのちえ」へと発展する。

目標

○事柄の順序を考えながら内容の大体を読み、文章の中の大事な言葉や文を書き抜くことができる。 ○事柄の順序に沿って、簡単な構成を考え、句読点を使ってつながりのある文を書くことができる。 ・片仮名で、長音、拗音、促音を表記することができる。 ・調べるために、必要な本を選んでいる。

評価規準

{B規準:おおむね満足できる A規準:十分満足できる } 観 点 B 規 準 A 規 準 関心・意欲・態度 ・自動車についての説明文や絵本・図 ・自動車の仕事と作りについて興味を 鑑を楽しんで読もうとしている。 もち、自分なりの考えを持ちながら楽 しんで読もうとしている。

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書く力 ・教科書の文型にならい、「そのために」・本や図鑑を活用し、「そのために」の を使って、「しごと」と「つくり」を関 使い方や「しごと」と「つくり」を書 連させて書いている。 けばよいことを理解して、より詳しく 書いている。 読む力 ・「しごと」と「つくり」が書いてある ・「しごと」と「つくり」書いてある文 文を見つけ、語句に着目して内容の大 を見つけ、語句に着目して内容を確か 体を読み取っている。 に読み取っている。 言語の力 ・教科書に提示された片仮名を正しく ・教科書に提示された片仮名を正しく 書いている。 書いたりし、片仮名で書く語句につい て片仮名で書いている。

指導方針

( : 校内研修との関わり ) ○事柄の順序を考えながら内容の大体を読み、文章の中の大事な言葉や文を書き抜くことができる。 ○事柄の順序に沿って、簡単な構成を考え、句読点を使ってつながりのある文を書くことができる。 ・片仮名で、長音、拗音、促音を表記することができる。 ・調べるために、必要な本を選んでいる。 ○「ふれる」過程 ・読んでいるところがわからなくなってしまう児童や集中できない児童には、指でなぞりながら読ま せるようにする。 ・絵と文章を照らし合わせながら、ゆっくり読むようにする。 ・これまでの学習で経験した「問い」と「答え」の関係に気づいた意見があれば取り上げていく。 ・児童に本が十分に行き渡るよう、資料となる図鑑などをあらかじめ教室に用意しておき、本を自由 に手にとって読むことができるようにしておく。 ○「追究する」過程 ・問いの文をしっかり確かめ、「しごと」と「つくり」について読んでいくことを意識させる。 ・どこが「しごと」でどこが「つくり」なのか、わかりやすくするために、「しごと」の文には赤線を 「つくり」の文には青線を引かせるようにする。 ・「そのために」という言葉に着目して学習することで、説明文の形式を理解させる。 ・はしご車について、これまでの体験で知っていることや教科書の挿絵を参考に、気がつくことをど んどん挙げさせる。意見が出にくいようであれば、図鑑や絵本などのはしご車のページを見せ、ど んな自動車なのかつかめるようにする。 ・「○○は~しごとをしています。」という文型や、「そのために」「~ように」などの語句を活用する ようにする。 ・書くことが苦手な児童には、教材文をまねた簡単な組み立ての文を一緒に考えるようにする。 ○ 「まとめる」過程 ・書き方がわからなくなったときにいつでも見て参考にできるようにするために、文型を短冊に書い て黒板に貼っておくようにする。 ・書けない児童には、児童に尋ねて聞きとり一緒に文を考えるようにしたり、教師が用意しておいた 文例を示したりする。 ・教室内に図書資料を並べておくことにより、自分で本を探して自動車を調べようという意欲づけを 行う。

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指導計画

(本時は7/8時)

過程 時間 ねらいと主な学習活動 指 導 上 の 留 意 点 具 体 の 評 価 規 準 ○どんな自動車があるか ・いろいろな自動車があるこ 話し合う。 とを紹介する。 《関心・意欲・態度》 ふ ○教師の範読を聞き、わ どのように学習を進めていく 【B規準】 1 かったことなどを発表す かを認識させる。 ・文章の内容に興味をもって る。 ・自動車についてその違いを 読もうとしている。 れ ○自動車図鑑を作る見通 明確にする。 【A規準】 しを持つ。 ・文章の内容に興味をもって る ○全員で音読をする。 読もうとし、大きな声で音読 をしている。 【観察、発言】 2 ○バスや乗用車の「しご ・「しごと」と「つくり」の二 《読む》 と」と「つくり仕事とつ つのまとまりで構成されてい 【B規準】 くりを確かめる。 ることに気づかせる。 ・「しごと」と「つくり」が書 ○バスと乗用車の文を書 ・「しごと」の文には赤線、「つ いてある文を見つけ、教科書 き、余白に絵を描く。 くり」の文には青線を引き、 に線を引いている。 さらに「そのために」には黄 【A規準】 追 3 ○トラックの「しごと」 色囲みをして視覚的にもとら ・「しごと」と「つくり」書い と「つくり」を確かめる。 えやすくする。 てある文を見つけ、語句に着 ○トラックの文章を書き、・「しごと」と「つくり」をつ 目して内容を確かに読み取っ 余白に絵を描く。 ないでいる「そのために」と ている。 【観察、発言】 究 4 ○クレーン車の「しごと」 いう言葉に注目させ、理解さ 《書く》 と「つくり」を確かめる。 せる。 【B規準】 ○クレーン車の文章を書 ・片仮名は視写する前に板書 ・教科書の文型にならい、「そ す き、余白に絵を描く。 し、筆順の確認をする。 のために」を使って、「しごと」 ・読み取ったメモをもとに書 と「つくり」を関連させて書 5 ○はしご車の「しごと」 かせる。 いている。 る と「つくり」をみんなで ・p25 の挿絵や知っているこ 【A規準】 考える。 となどをもと意見を出させ、 ・本や図鑑を活用し、「そのた ○はしご車の文章を書き、教師と一緒に文章を作ってい めに」の使い方や「しごと」 余白に絵を描く。 くようにする。 と「つくり」を書けばよいこ とを理解して、より詳しく書 いている。 【カード】 6 ○絵本や図鑑を読み、書 ・できるだけさまざまな種類 《読む》 ま きたい自動車を選ぶ。 の自動車について調べられる 【B規準】 ような本をそろえておく。 ・自分が書きたい自動車の本 と ・自分が選んだ自動車のペー を選んでいる。 ジに付箋をつけておく。 【A規準】 め ・自分が書きたい自動車の本

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を何冊も選んでいる。 る 【観察、発言】 ・ 7 ○書きたい自動車の「し ・いくつかの自動車について 《書く》 ひ 本時 ごと」と「つくり」を読 は仕事と作りについてまとめ 【B規準】 み取る。 ておき、手元に資料を用意し ・教科書の文型にならい、「そ ろ ておく。 のために」を使って、「しごと」 ・仕事や作りを明確に書いて と「つくり」を関連させて書 げ いない本もあるので、個別に いている。 支援し、整理していく。 【A規準】 る ・本や図鑑を活用し、「そのた 8 ○図鑑を交換して読み合 ・自分の図鑑の名前を自由に めに」の使い方や「しごと」 い、思ったことをカード 考えさせる。 と「つくり」を書けばよいこ に書いてプレゼントする ・友達の図鑑をみんなで読み とを理解して、より詳しく書 ようにする。 合い、感想をカードに書いて いている。 プレゼントするようにする。 【カード】

本時の学習

授業改善の視点 自動車の「しごと」と「つくり」の文型をおさえておくことにより、児童は自分で選んだ自動車 について説明する文章を書くことができるであろう。 (1) ねらい ○ 図書資料を用いて、自分が選んだ自動車の「しごと」と「つくり」について紹介する文章を 書くことができる。 (2) 準備 ・教科書 ・自動車の絵 ・図鑑等の図書資料 ・ワークシート ・メモカード (3) 展開 学 習 活 動 時 指導上の留意点 評価項目と方法等 ○ 教材文を音読する。 ・個人で読んだあと、列で ・はっきりとした、大きな声で 読む。 読むように確認する。 ○「しごと」と「つくり」を 10 ・○○は、~するしごとをして 確認する。 います。 そのために、

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△△になっています。という、 文型になっていることを確認さ せる。 すきなじどう車のえほんやずかんをよんで、じ どう車ずかんをつくろう。 ○前時に選んだ本の中から、 ・あらかじめさまざまな種類の 好きな自動車を選び、「しご 自動車について調べられるよう と」と「つくり」について、 な本を用意しておく。 「問い」と「答え」の文をメ ・いくつかの自動車については、 モカードに書き、それを元に 仕事と作りについてまとめてお して清書する。。 き、書くことがわからない児童 への支援にする。 ・児童が書きたいと思っている ことが文で表せるように文例文 型を示し、必要に応じて表記、 《書く》 助詞、文の組み立てを個別に指 【B規準】 25 導する。 ・教科書の文型にならい、「そ ・本によっては、仕事と作りに のために」を使って、「しごと」 分けて書かれていないものもあ と「つくり」を関連させて書 るので、あまり仕事と作りにこ いている。 だわりすぎないで書き進めさせ 【A規準】 るようにする。 ・本や図鑑を活用し、「そのた ・児童に本が十分に行き渡るよ めに」の使い方や「しごと」 う、資料となる図鑑などをあら と「つくり」を書けばよいこ かじめ教室に用意しておき、本 とを理解して、より詳しく書 を自由に選べるようにしておく。いている。 ・個人差があるので個に応じて 【ワークシート・観 察 】 必要な支援をし、どの児童も自 分のペースで書き進められるよ うにする。 ・かけた児童には自分で音読さ せ、推敲させる。 〈自動車が選べない〉いっしょ に本をめくったり、教師作成の 資料を渡したりする。 〈なかなか書けない〉教科書に 戻り、教材文をまねた簡単な組 み立ての文を一緒に考える。 〈進みが早い〉自分のペースで やってよいことを伝え、2つめ 3つめを作成させるようにする。

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○学習のまとめとして、紹介 ・挙手させて何人か指名して発 文が書けた児童は発表する。 10 表させる。 (4)板書計画 じ ど う 車 く ら べ じ ぶ ん の じ ど う 車 ず か ん を つ く ろ う ど ん な し ご と を し て い ま す か 。 そ の た め に ど ん な つ く り に な っ て い ま す か 。 ○ ○ は 、 ~ の し ご と を し て い ま す 。 そ の た め に △ △ に な っ て い ま す 。

参照

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