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戸田市の教育改革 H27~ 1 今後の社会は 第 4 次産業革命 (Industrie4.0) や超スマート社会 (Society5.0) の実現など AI IoT ロボット等の技術革新が一層進展する それにより 多くの仕事が自動化される 新たな職や産業が生まれる 業務時間が短くなる など 百家争鳴

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(1)

戸 田 市 教 育 委 員 会

教育長 戸ヶ﨑 勤

平成30年8月31日(金)

EdTechを活用した教育の質の向上

教育再生実行会議・第1回技術革新WG有識者会議

資料6-1

(2)

今後の社会は、第4次産業革命(Industrie4.0)や超スマート社会 (Society5.0)の実現など、AI、IoT、ロボット等の技術革新が一層進展す る。それにより、多くの仕事が自動化される、新たな職や産業が生まれる、 業務時間が短くなる、など、百家争鳴な未来社会像があるが、共通している のは、未来社会は予測不可能性が加速度的に高まり、少なくとも現在の延長 線上にはないということ。 子供たちには、社会の要求する力だけでなく、新しい社会経済システムを 創り出す力が求められており、未来社会は、教育が社会をリードすべき時代 になる。また、教育を充実し質を高めることは、地方創生とまちづくりの有 効な手段となる。教育による人づくりこそが、サスティナブルシティを創る

戸田市の教育改革 H27~

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(3)

「未来の大人」である今の子供たちが身に付けるべき能力は、「今の大 人」が身に付けてきた能力と同じでよいはずはない。今の子供たちには、

ICTツールを文具として日常的に使いこなすなどしながら、人間ならではの 感性や創造性を伸ばし、とともに、AIでは代替できない能力の育成と、AIを 活用できる能力、つまり、21世紀型スキル(Future Ready Skills)汎用 的スキル非認知スキルを育成していく必要がある。 これらのスキルの育成に向けては、産官学と連携した知のリソースやシェ アリングエコノミーの活用が重要である。それも、ファーストペンギンを目 指すことで、安価で効率的に、最先端の質の高い教育が提供されると確信し ている。

戸田市の教育改革 H27~

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(4)

○教育は、新たなことを始めることより続けることの方かはるかに難しい。 ○学校同士や教育委員会同士、さらには変化する社会の動きとの繋がりが弱 いため、 教育成果等が横展開や深化されにくい。 ○さらに、様々な優れた教育実践やデータ等が蓄積されていても、使われる ことが少なく、効率性や生産性が低い。 教育は国家百年の計、教育の成果は短期間では測れない、教育に数字は 馴染まない、定量化することは序列化を招く、などと叫んでいても……。

戸田市の教育改革 H27~

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(5)

エビデンスベースによる教育施策

(Soft EdTech)

○警察の犯罪捜査では、従来は捜査員の

経験

に基づく

職人的な勘

駆使して犯人を推定・浮上させ特定してきたが、近年は、より効

率的で合理的な捜査等を推進するため、捜査員の

経験則や勘だけ

でなく、

物理・化学・医学・生物学など

科学的見地に基づく検証

や捜査手法

が行われている。

医師

(教師)

血液検査等

(多面的な学びの過程や結果)

を客観

的データの一つとして参考にし、専門的な

診察

(指導)

が行える

仕組みづくりが必要。

○とは言っても、

教育におけるデータは

、それが

成果のある一部の

みを定量化しているに過ぎない

ので、専門家である教師は、あく

までも参考値として解釈し指導を行うことが大切。

教育の最前線は教室の授業である

。教師の職務は専門性が高いか

らこそ、

改善策は、日々の授業実践の中に

、また、教師同士の密

な議論(

ピアレビュー

)の中に存在する。

4

(6)

いま目の前にいる子供たちは、まさにSociety5.0や第4次産業革命

の主役である。いま学校現場で行う必要があるのは、「

これからどの

ような社会が訪れようとしているのか

。そのためにいま学ぶべきこと

は」などという

「未来社会を考える授業」を行うべき

である。

○EdTechは、すでに国策になっている気がする。単なる流行言で終

わらせてはいけない。近い将来、

わざわざEdTechと呼ぶ必要のない

教育が訪れるのでは

ないか。EdTechの導入により、新たな学びのス

タイルが加速化する一方で、

これまでの学校教育のよさも可視化でき

る可能性もある

○テクノロジーありきで、

EdTechが手段の目的化となる

のは危険。

教育現場から見たEdTechの可能性

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(7)

<教室を科学する・教育のオープンデータ化>

活用できるツールの選択肢が広がる。その際、教育方法や手段を決定する 際の拠り所となるのは、認知科学やビッグデータの活用等、「教育や教室を 科学する」ことが必要であり、そういった視点によって、真のEBPMが実現 される。そのためには、学習履歴等を共通のプラットフォームで、継続的に データ収集するなとして、教育のオープンデータ化も図る必要がある。

<教師の働き方改革や校務の効率化>

学習指導だけでなく、教師の「働き方改革」にも効果的で、教師本来の仕 事である、子供を教え育てるということに向き合えるようになることも期待 できる。そのことで、教師という仕事の魅力度の向上にも繋がるはず。 ○校務の効率化 EdTechの活用で、学校教職員が校務に割く時間を削減する。そもそも、手 段が目的化した形骸化した取組みのスクラップこそ重要であり、その上で、 ICT活用により業務を効率化する必要がある。

教育現場から見たEdTechの可能性

6

(8)

<公正に個別最適化された学び>

「一対多」から「一対一」を前提とした教育への転換 ○集団指導インプット型から個別指導アウトカム型の学習指導への転換 ○異年齢・異学年の集団の個別協働型授業展開 ○達成度、学習速度、学習意欲、学習スタイルなどをタイムリーに把握し、 弱点の補強、強みを伸ばす「個に応じた指導の充実・深化」 ○基礎学力をスピーディに効率的に習得 ○映像・デジタル教材の活用で個別にカスタマイズして、効率性・効果性を担保 ○物理的なハードル(距離等)の克服 VR、AR、MRなどを活用することで、足を運べない場所や目にすることの できないもののリアリティを把握しての学びが可能に →リアルな実体験の重要性もクローズアップ

(9)

<公正に個別最適化された学び>

○個人のスタディ・ログや健康状況等の情報を把握・分析し、一人一人に対 応した学習計画や学習コンテンツを提示することや、スタディ・ログを蓄 積(eポートフォリオなどの活用)していくことで、個人の特性や発達段 階に応じた支援などが可能となる。

<その他>

○将来的に児童生徒の記述式の学習データの蓄積が進み、自然言語処理に関 するテクノロジーが汎用性を持つようになれば、(CBTを前提として)記 述式試験で自動採点を導入することが可能となる。 ○教師がどういうプログラムの研修をどの達成レベルで修了したかをデータ 蓄積する研修履歴評価システムの構築と、それを活用した教員育成。 ○SNSを活用したコミュニティ(共有)学習や、eラーニング学習管理、 BYODの導入など。

教育現場から見たEdTechの可能性

8

(10)

▼学校現場の意識改革が急務。現在でも戦後時代の「チョーク・アンド・ トーク」の授業は健在であり、稼働率の悪いパソコン室がある学校。 ▼CBTが学校現場に普及すれば、テストの実施と活用という切り口で学校の ICT化が加速する追い風に。 ▼どこまでテクノロジーの活用が可能なのかについて、具体的なイメージを 関係者間で共有できていないことが問題。 ▼各省庁がそれぞれ IT力向上に向けた教育・人材育成に係る取組を行って いるが、それぞれの取組が縦割りとなっており、横串が刺されていない。 ▼そもそもICTインフラ(wifi環境、デジタル端末等)の整備状況は自治体 によりまちまち。ICTインフラ整備の予算配分も含めた調達構造の改革も、 EdTech導入を推進していく上では重要。

教育現場から見た

「EdTech普及の壁」

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(11)

学校の実態例

(学び合う学習を阻む壁)

教師の声から

・子供たちは知識については白紙状態だから、教師がしっかりと教えるべき。生徒指導や学級の実態を考えると、子供同士が学び合うのは課題が多い。 ・子供同士が学び合うのはよいが、誤った知識や考え方が広まる。 ・学力格差を無視して学び合わせると劣等感を抱く子やいじめが心配。 ・学習内容を教えるだけで精一杯で、学び合い学習を行う時間がない。 ・いつも教える側になる子と教えられる側になる子に分かれてしまう。 ・わからないのにわかったふりをする子が出てくる。 ・テストや受験に役立たないと考える子は、真剣に取り組まない。 ・子供たちだけでなく、多くの教師にとっても未経験の領域。 ・教師同士の「学び合い」が十分にできていないのに児童生徒に指導すると、 表面的な指導となり、それを児童生徒は見透かす。見える指導ではなく、 見えない背中の指導に児童生徒は従うもの。 10

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(13)

戸田市が多くの産官学と連携できているわけは

(1)真の協働者に

〇教委や学校が、受益者に陥らず、

自律的な教育意志

をもつ

(2)EBPMによる効果検証ができる基盤づくり

埼玉県学力学習状況調査

(IRT、Panel Data)による「

学力の伸

」の把握

○戸田市独自の教職員を対象にした「指導方法等に関する質問紙

調査」等のタグ付け

どのような教師の指導方法が成果を上げたのか

どのような資質能力を備えた教師が成果を上げたのか

(3)学校や教室を実証の場(Class Lab)として提供し、成果

を還元

(4)積極的な情報発信

情報は発信するところに集まる

企業が企業を呼ぶ

教育委員会、各学校、教育長のfacebook

産官学と連携し、先端技術を活用し、学びの効率化や質の向上を目指す

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戸 田 市 P E E R カ リ キ ュ ラ ム の 開 発

~21世紀型・汎用的・非認知の3つのスキルを育成する小中一貫カリキュラム~ PEERとは「仲間」や「見つめる」ことを意味し、小・中学校がそれぞれに教育活動を行うのではなく、小・中学校9年間の 学びと育ちの連続性を重視する観点から、お互いを「仲間」として「見つめ合う」ことが肝要との思いを込めています。

rogramming

( プ ロ グ ラ ミ ン グ 教 育 ) 平成32年度から小学校に導入されるプログラミング教 育にベネッセ、インテル、Google、Microsoft等の企業 と連携し、「プログラミング的思考」と呼ばれる論理 的に考える力を育みます。

nglish

( 英 語 教 育 ) 全小中学校にALTが常駐し、小中一環英語教育を推進 しています。英語以外の教科等の指導の中で英語を活 用する「イマージョン教育」の研究も進めています。 小6,中3生に英検等の助成事業を実施しています。

conomic Education

(経済教育) 一般社団法人CEEジャパンと連携して、「考える習慣 」を身に付け、「質の高い選択ができる力」を育みま す。難解な経済学や経営学とは異なって、「社会の仕 組み」や「経済の働き」について身近な題材を通して 体験的に学びます。

eading Skills

(リーディング・スキル) 国立情報学研究所の新井紀子教授と連携し、リーデ ィング・スキル(基礎的な読む力)に関する研究を 行っています。リーディング・スキルと学力との関 係について分析し、それらを効果的に向上させる指 導法の開発などを進めています。 13

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(16)

戸田市の英語教育の目標 着実な英語力の向上 戸田市英語教育推進委員会を核とする 英語教育改革の推進【小中一貫教育】 誰とでも主体的に 関わろうとする子供 カリキュラム・マネジメント 小学校 Elementary School 小・中一貫英語教育カリキュラム ○中学校卒業時に英語でプレゼンテーションができる子供の育成 ○中学卒業時に英検3級以上取得率70%以上 平成30年度戸田市英語教育推進計画 ~3×ECプラン 互いの気持ちや考え を英語で伝え合う ことができる子供 豊かな国際性を 身に付けた子供 低学年:年間20時間程度 中学年:年間70時間(ロング+モジュール) 高学年:年間70時間(ロング+モジュール) ふれる→慣れる→親しむ 対人コミュニケーション活動

中学校 Junior High School

戸田市版CAN-DOリストを活用したAll English授業 ALTを活用した5領域統合言語活動 即興性・持続性を高めるコミュニケーション活動 ICTを活用したプレゼンテーション 中学3年生の英検3級以上取得率推移 教育課程特例校として英語活動を実施 小・中一貫英語教育カリキュラム ALTとのマンツーマンによるインタ ビュー等のパフォーマンステストの実施 中学校区別小・中連携授業研究会の実施 (小学校3校・中学校2校)年間5回 英語検定受検費用助成事業 中学校3年生【英検3級・準2級】 小学校6年生【英検Jr.GOLD】 3×EC プラン (平成30年度重点施策) ○香港日本人学校のグローバルクラスの 児童と戸田市内小学校との交流授業 ○イマージョン教育 ○教育×テクノロジーの推進( EdTech ) (遠隔授業・音声認識・AIロボット) ○小学校教師の英語免許状取得を促進 ○教師の英検取得を促進(受験料全額補助) 小学校:英検2級、中学校:英検準1級 ○産官学と連携した質の高い研修 ○英語指導用ルーブリックの作成・活用 ○考えや気持ちを伝え合うやり取り(即興で 持続性のある会話)の充実 ○5領域統合言語活動の充実 ○アウトプット活動の充実(ディベート等) ○エビデンスに基づく授業改善 (全国学調予備調査・県学調・英検等) 英語教育推進リーダーを活用した研修 センター研究員による英語指導力研修 小・中学校全校にALTを常駐配置 各種学力・学習状況調査の弱点分析・補 強 ICTの活用(デジタル教科書など) 産官学との連携

Soft Bank C&S 株式会社

AIロボット「Musio X」を授業で活用 株式会社 LoiLo 「ロイロノート」を活用したプレゼ ン 株式会社 mpi 松香フォニックス モジュール対応デジタル教材 SWITCH ON!を活用した授業 サイエイホールディングス株式会社 英検3級対策講座4回実施【9月】 青山学院大学との包括連携事業 カシオ計算機株式会社 電子辞書貸文部科学省委嘱事業実施 日本を代表する有識者による指導 文部科学省 国立教育政策研究所 名誉所員 渡邉 寛治 先生 上智大学 大学院 言語学専攻 教授 渡部 良典 先生 武蔵野大学 教育学部 特認教授 村川 久子 先生 産 官 学 Enjoy

Enrich Communication Plan (3×ECプラン)

Explore ③グローバル 人材の育成 ②教師の英語 力向上 ①ALの視点か らの授業改善 ○小・中9年間の一貫した英語教育を通して育てたい子供像

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CEE(Council for Economic Education)は世界最大の教員向け経済教育団体(非営利) 人工知能(AI)が様々な職業を代替していく時代に向けて 必然的に「選択」や「意思決定」が求められる学習機会を与え 「考える習慣」と「質の高い選択ができる力」の育成が必要 経済教育とは、環境がどのように変化しようとも、取るべき行動や 進むべき進路について最適な選択をするための極めて日常的な学び ※最適な選択:自分の確たる意思を持った選択 「経済=社会」と「教科指導等」をつなげ、「社会に開かれた教育課程」の理念を実現 元中央教育審議会委員 CEEジャパン代表理事専務 中許 善弘 氏 <研究協力> 国際政治経済学部教授 (前青山学院大学学長) 仙波 憲一 氏

戸田市「経済教育」推進プラン

CEEジャパンとの連携

・教師が経済教育の必要性についての理解 ・経済教育ワークショップの実施 戸 田 市 経 済 教 育 マ イ ス タ ー の 育 成 ・地域社会の人材発掘・育成 ・マイスターが経済教育の授業を支援 教 師 向 け 経 済 教 育 研 修 会 の 実 施 教 師 向 け 経 済 教 育 研 修 会 の 実 施 戸田市経済教育カリキュラムの作成 戸田市経済教育カリキュラムの作成 ・児童生徒に経済教育の授業を総合の時間において実施 戸田市経済教育研究指定校を委嘱 戸田市経済教育研究指定校を委嘱 ・小中学校で実践的研究を実施 アクティビティ例 「湖をキレイにする。 完璧に?ホドホドに?」 最初に、市の本年度予算の様々な使い途について意見を出し合います。 その後で、費用を負担しながら、汚れた敷物(湖)を掃除するという アクティビティを行って、お金の適切な使い方について考えます。 課題「湖をきれいにしよう」 ~意志決定とコストのかかわり~ アクティビティ1 ディスカッション 10秒間3回の清掃活動アクティビティ2 汚れた敷物(湖)を 掃除しよう。 完璧にorホドホドに 「限界収入」と「限界費用」について アクティビティ3 ディスカッション 経済学の視点からまとめ 掃除を続けるべきか。 それともやめるべきか。 16

(18)

戸田市リーディング・スキル (基礎的な読む力)育成プラン

~すべての児童生徒が教科書を読めるようになるために~ リーディング・スキル:未知のテキストを読み、未知の概念と自分の知識とを理論的に結びつけながら理解していく力 ・「正解を当てる力」を付けるだけの学校教育からの脱却 ・「AIでは代替することができない能力」の育成 ・AIには難しいと言われる「意味がわかって考える力」の育成 人工知能(AI)が様々な職業を代替していく時代に向かうために

授業改善

国立情報学研究所

共同研究

戸田市教育委員会

○リーディング・スキル・テストの実施(市内全小6生及び全中学生・希望する学校の教員) ○リーディング・スキル・テスト結果の分析 ●全国及び埼玉県学力・学習調査との相関について ●リーディング・スキルの高い児童生徒の学習状況等 ○教員研修会の開催 ●戸田市RS研究員による授業研究会 ●戸田市立センター研究員RS部会における授業案づくり (勤務時間後の自主的学習会) ●管理職や教員対象のRS研修会の開催 17

(19)

「主体的・対話的で深い学び」の実施に加えて、「学級経営」が、

子供の「非認知能力」「学習方略」を向上させ、子供の学力向上につながる

●「学級経営」が、「主体的・対話的で深い学び」の実現や、子供たちの「非認知能 力」や「学習方略」の向上に重要。(⑤・⑥・⑦) →「学級経営」がよいほど、「主体的・対話的で深い学び」が実現しやすい。 「学級経営」がよいほど、「非認知能力」「学習方略」を伸ばす。 ●主体的・対話的で深い学びは、子供たちの学習方略の改善や非認知能力の向上を通 じて、学力を向上させる(①~④)。 ※昨年度の分析結果(①~④)は、平成29年度の調査結果を加えて分析しても 同様のことが言える。 学力 (認知能力)

非 認 知 能 力 主体的・対話的で深い学び 学 習 方 略

学 級 経 営 ⑥ ⑤

H29 県学力学習状況調査データ活用分析結果概要

<参考>「非認知能力」……例えば、「自分の感情をコントロールして行動できる」等の力 「学習方略」 ……例えば、「計画的に学習する」等の学習方法や態度18

(20)

戸田市立小中学校におけるEdTechの実践例

〇AIロボットの授業活用

⇒Musio(英会話学習)

〇レッスンスタディの充実

⇒議論評価サービス

〇校務の効率化

⇒超高速プリンタ

⇒校務支援システム

〇遠隔地との研修交流

⇒Web EX , Skype

〇Web美術館

⇒Creatubbles

〇SNSの教育利用

⇒LINE社

〇学習ツール等の共有

⇒Google

G Suite for Education など

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文章や情報を正確に読み解き

対話する力、科学的に思考・吟味し活

用する力、価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探求力が必要。

実生活における課題解決場面は、全てのものにアクセスできる、他

人と協力し合い解を導く環境。

SEEP

(浸透する)の「

戸田市SEEPプログラム

S

TEM教育、STEAM教育、STREAM教育への舵切り

E

dTechの活用(効率化・個別化された学習など)

E

BPM(客観的根拠に基づく政策立案)

P

BL(課題発見解決型学習)など、無から有を創造する教科の枠を超

えた実践的教育。

○学びの場の越境と

PLD

(パーソナル・ラーニング・データ)の活用。

教育を行う場所は学校だけでなく、家庭や地域(塾、フリースクー

ル)でも可能に。その際、PLDが活用できる環境づくりを。

AI時代の教室と学び

20

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教育や教室を科学する

(匠の技 可視化プロジェクト)

21 基本コンセプト 〇教師の個人プレーに頼る教育から脱する。 〇優れた指導の実践知や暗黙知、経験と勘によっていた「匠の技」を言語化や可視化し、 エビデンスベースで評価等をすることで、学校や世代を超えて共有できるようにする。 研究プランのイメージ 集中力と学力に関する研究 学力を伸ばす教師の指導と子供たちの集中力の パターン等について研究 集中力可視化ツールの開発 子供たちの集中力を可視化し、タブレット等で 把握できるツールを開発。多様なスタディ・ロ グを、教える側・学ぶ側で管理 エビデンスに基づくレッスン・スタディ 「匠の技」を発見・分析した上で、その知見を研究授 業や教員研修などで活用し、指導改善に活かす。また、 授業実践を通じて「匠の技」のデータを蓄積。ピンポ イントでの指導改善を目指す教員研修に活用 センスをセンサーする

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戸田市のEdTech推進チャート

a

EBPMの推進

学びの改革

働き方改革

異年齢・ 異学年集団の 個別協働型授業 ・英語学習 ・特別支援教育 ・不登校支援や放課後 補習授業 ICT・コンテンツを 活用したA.L.の推進 ・ロイロノート ・ミライシード等

Class Lab Project

・「匠の技」可視化 ・「ワクワク感」と 課題解決学習 ・「睡眠力」と学び (医療分野との連携) 学力調査の分析 力向上と活用 全国学調や埼玉県学調 の学校や教師のパフォ ーマンス分析、優れた 指導法の発見 遠隔授業 遠隔研修 ・香港日本人学校 ・福島県西会津町 School lab Project 専門家による教職 員の業務の仕分け と働き方改革 ハイテク機器の実証 ・超高速プリンタ、 校務支援システム ・デジタル教科書、 書画カメラ など 22 学びの個別最適化 ・学びの履歴の電子化 ・授業のつまずき解析 ・家庭学習を含めた個 別習熟度別学習

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参照

関連したドキュメント

「社会人基礎力」とは、 「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な 力」として、経済産業省が 2006

① 新株予約権行使時にお いて、当社または当社 子会社の取締役または 従業員その他これに準 ずる地位にあることを

平成28年度は社会福祉法が改正され、事業運営の透明性の向上や財務規律の強化など

三洋電機株式会社 住友電気工業株式会社 ソニー株式会社 株式会社東芝 日本電気株式会社 パナソニック株式会社 株式会社日立製作所

私たちは、行政や企業だけではできない新しい価値観にもとづいた行動や新しい社会的取り

関係会社の投融資の評価の際には、会社は業績が悪化

問13 あなたの職種を教えてください? 

場会社の従業員持株制度の場合︑会社から奨励金等が支出されている場合は少ないように思われ︑このような場合に