電子申告について
[1]電子申告の概要
3
[2]システムを利用するための前準備
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[1]
電子申告の概要
1.
はじめに
ここでは、電子申告について、基本的に当システムに直接関係のある内容を、記載しています。 申請書・法律・規則・通達などの詳細については、国税庁または税務署にお問い合わせ下さい。 参 考 国税電子申告・納税システム(e-Tax)ホームページ 国税庁が作成しているインターネットのホームページ『国税電子申告・納税シ ステム(e-Tax)』に、法律・省令・通達を体系的にまとめられていますので、 ご利用下さい。 http://www.e-tax.nta.go.jpより、e-Taxのホームページを表示できます。 注 意 文章中の「e-Tax」とは、「国税電子申告・納税システム」総称のことを指し ています。 また、「e-Taxソフト」とは、電子申告を行うためのソフトウェアを指します。 「e-Taxソフト」は、国税電子申告・納税システム(e-Tax)ホームページか ら、ダウンロードします。 ここからは、次のとおりに説明していきます。 1.電子申告の概要 2.システムを利用するための 前準備 ここでは、勘定奉行とは別に、まず電子申告そ のものの全体概要について説明します。 ここでは、勘定奉行とは別に、まず国税庁・税 務署への諸手続き等、必要となる前準備につい て説明します。 ・・・ ・・・ 3.具体的な処理手順 ここでは、勘定奉行を使用しての電子申告につ いて、具体的な処理手順を説明します。 ・・・2.
電子申告の概要
注 意 ここでは、勘定奉行とは別に、まず電子申告そのものの全体概要について説明し ます。 電子申告とは、国税庁が開発し運営するシステムです。 今までの書面での申告に加え、インターネットを利用して所得税・法人税・消費税の申告、全 税目の納税、主な申請・届出が認められた新しい制度です。 参 考 全国の納税者の方を対象に、平成16年6月から利用できるようになりました。電子申告で利用できる手続
◆申告
所得税・法人税および消費税の確定申告、法人税や消費税の中間申告を行うことができます。 ◆申請・届出
青色申告の承認申請や納税地の異動届、および納税証明書の交付請求等の申請・届出等の手 続き行うことができます。 参 考 利用者の選択により、申告および申請・届出等のすべてを利用すること、申告手 続のみ等、一部についても利用することができます。利用開始のための手続
① 商業登記簿謄本(登記していない場合は定款の写し等)等、一定の書類を添えた開始届出書 を、所轄税務署に書面で提出します。 ② 本人確認のための電子証明書を、市区町村や法務局等で取得します。 ③ 開始届出書提出後、税務署から利用者識別番号、暗証番号が送付されます。 ④ e-Taxソフトを、国税電子申告・納税システムホームページから、ダウンロードします。 ⑤ 暗証番号の変更、および電子証明書等の登録 e-Taxソフトをコンピュータにインストールした後、初回のみ、以下の処理を行う必要があ ります。 ・ 事前に税務署から通知された仮暗証番号から、任意の暗証番号への変更等 ・ 電子証明書等の登録 参 考 上記は、電子申告を行うために、あらかじめ必要となる前準備です。 詳細は、次章「 [2] システムを利用するための前準備」参照利用できる方
◆ 所得税、法人税および消費税に係る申告を行う納税者 ◆ 青色申告の承認申請、納税地の異動届および納税証明書の交付請求等、税法に規定されてい る申請・届出等の手続を行う納税者 ◆ インターネットを利用できる環境があり、電子署名用の電子証明書を保有している方 ◆ 税理士および税理士法人等の税理士業務を行う方セキュリティについて
◆個人情報の保護
税務署側では、e-Taxを通して受け付けられる個人情報について、暗号化技術として事実上 の世界標準であるSSL(Secure Sockets Layer)128bitにより暗号化しています。 また、個人情報を記録しているデータベースやサーバーについても、ファイアウォールとア クセス監視システムにより保護されています。◆
利用者識別番号、および暗証番号並びに電子署名および電子証明書
電子申告を行うためには、なりすましの防止のため利用者識別番号、および暗証番号を必要 とし、申告等データには改ざん検知のため電子署名を行い、電子証明書が添付されます。
[2]
システムを利用するための
前準備
注 意 ここでの前準備とは、「電子申告」を利用するための最初の手続きとなります。 勘定奉行での設定より前に、税務署等への初期登録が必要です。1.環境の前準備
コンピュータ等の準備
電子申告は、利用者の方が使用するコンピュータと国税庁の受付システムが、インターネット で申告データをやり取りすることを前提としています。 したがって、電子申告の利用に当たっては、インターネット・サービス・プロバイダとの契約 などを含め、インターネットが利用できる環境が必要となります。 また、e-Taxソフトを使用するには、Internet Explorer 6.0以降のブラウザが必要となります。電子証明書の取得
電子申告利用の際には、申告データに利用者が電子署名を行うことになります。 したがって、その電子署名に使用する電子証明書を、事前に取得しておく必要があります。 参 考 会計事務所・税理士事務所が顧問先の代理申告を行う場合は、顧問先側において も、電子証明書を取得する必要があります。 電子申告で使用できる電子証明書は、次のものになります。 各電子証明書の取得方法、および費用につきましては、各発行機関へお問い合わせ下さい。◆ 「商業登記に基礎を置く電子認証制度」に基づく電子証明書
法務省が運営する「商業登記認証局」が発行するものになります。 なお、電子証明書の申請受付、発行等は、法人等の登記を管轄する全国の登記所のうち指定 を受けた登記所で行われています。◆ 地方公共団体による「公的個人認証サービス」に基づく電子証明書
地方公共団体の認証業務に関する法律に基づいて、申請者の住民票のある市区町村で発行さ れるものになります。◆ その他国税庁長官が定める電子証明書
前述以外で、国税庁長官が定める電子証明書は、以下の電子証明書が使用可能です。 ・ 日本税理士会連合会 税理士証明書発行サービスに係る認証局が作成する電子証明書 ・ 日本商工会議所 ビジネス認証サービスタイプ1に係る認証局が作成する電子証明書の内、タイプ1-A の電子証明書 参 考 ◆ これらは、電子署名法の特定認証業務の認定を経た上で、政府認証基盤 (GPKI)のブリッジ認証局と相互認証を行っている認証局が作成した電 子証明書のうち、e-Taxで使用可能であることが確認されたものです。 ◆ また、この他にもいくつか認められる電子証明書があります。 詳細は、e-Taxのホームページで確認して下さい。 ⇒ http://www.e-tax.nta.go.jp/systemriyou/systemriyou.html処理イメージ
環境が整ったら、以下の流れで、税務署に対しての手続、e-Taxソフトを使用しての電子申告 の初期設定を行います。 A~Eは、後述の処理内容に対応しています。 以上で、電子申告を行うための前準備は終了です。 この作業は、初回起動時、および登録内容の変更時のみ行います。登録は「e-Taxソフト」を 使って行います。 e-Tax ソフトを使って 開始届出書 本人確認書類 開始届出書の審査 送信者の確認・処理 更新処理メッセー ジの確認 利用者情報の登録 暗証番号の変更 電子証明書の登録【利用者】
【税
務署】
【e-Tax】
A
B
D
E
・利用者識別番号 ・暗証番号 ・利用者識別番号 ・暗証番号 e-Tax ソフトの インストールC
C
2.税務署に対しての前準備
以下A~Cは、前述の「処理イメージ」に対応しています。A:所轄税務署に開始届出書の提出
電子申告を行うには、商業登記簿謄本(登記していない場合は定款の写し等)等、一定の書類 を添えた「開始届出書」を、所轄税務署に書面で持参するか、あるいは送付により提出します。B:利用者識別番号、暗証番号の受取
提出された開始届出書の内容を確認した後、税務署から「利用者識別番号等の記載された通知 書」が送付されます。 電子申告を利用するために必要な、「利用者識別番号」および「仮の暗証番号」を記載した通 知書になります。 暗証番号を変更する期限、および利用する電子証明書を登録する期限も記載されています。 注 意 通知書の送付される時期については、開始届出書を提出した月の翌月末頃となるた め、利用開始を希望される時期から十分余裕をもって提出する必要があります。C:e-Taxソフトのインストール
e-Taxソフトは、申告書等の様式に準じた入力画面に、必要事項を入力することで、送付用の 申告データを作成するしくみとなっています。 また、受け取った識別番号や仮暗証番号は、D以降の手順で、e-Taxソフトを使って、電子申 告の初期登録する必要があります。◆ ルート証明書のインストール
e-Taxソフトのインストールの前に、ルート証明書をインストールしておく必要があります。 ➊ ルート証明書を、国税電子申告・納税システム(e-Tax)ホームページ (http://www.e-tax.nta.go.jp)から、ダウンロードします。 ➋ ルート証明書のインストーラを実行し、ルート証明書をインストールします。◆ e-Taxソフトのインストール
➊ e-Taxソフトを、ホームページからダウンロードします。 ➋ e-Taxソフトのインストーラを実行し、e-Taxソフトをインストールします。 参 考 ◆ 「消費税申告書」 勘定奉行のデータを利用して、そのまま電子申告を行うことができます。 ◆ 「法人税申告」 法人税の申告に必要となる「財務諸表」について、勘定奉行のデータから作 成することができます。電子申告自体は、勘定奉行上ではなく、申告奉行や e-Taxソフト等から送信を行います。 ⇒ 後述「3.具体的な処理手順」参照3.e-Taxソフトにて行う初期登録
以下D・Eは、前述の「処理イメージ」に対応しています。D:利用者情報の登録、暗証番号の変更、電子証明書の登録
参 考 この初期登録は、勘定奉行上から電子申告を行う前に、国税電子申告・納税システ ムのホームページからダウンロードした「e-Taxソフト」を使って行います。 ご利用のコンピュータに「e-Taxソフト」がインストールされていることを、前提 としています。 注 意 既に利用者情報の登録、暗証番号の変更、電子証明書の登録をしている場合(利用 者ファイルを作成済み)は、この手順は必要ありません。 次項「3.具体的な処理手順」に進みます。 電子申告を行うにあたり、初回起動時、および登録内容の変更時のみ、以下の設定を行います。◆ e-Taxソフトの起動
① コンピュータのデスクトップ上から、e-Taxソフトのアイコンをダブルクリックします。 接続確認のメッセージが表示されます。 ② バージョンの確認、および更新を行うため、そのまま <OK> ボタンを押します。 ③ 確認・更新が終了すると、起動画面が表示されます。◆ 利用者情報の登録
[利用者情報登録] メニューが開いたら、初回のみ「利用者ファイルの作成」を行います。 (2回目以降は、今回作成したファイルを選択します。) ① 「利用者ファイルの新規作成」ダイアログ ボックスが表示されたら、[利用者識別番号] 欄に、通知書に記載された「利用者識別番号」を入力します。 ② [利用者名] 欄に、「氏名(法人名)」を入力し、<OK> ボタンを押します。 ③ 今後使用する「利用者ファイル」として、任意の場所に保存します。(※初回のみ)◆ 暗証番号の変更
前述のBの手順で、税務署より送付される暗証番号は、仮のものになります。 したがって、初回起動時に今後使用する、任意の暗証番号に変更する必要があります。 ① e-Taxソフトのメニューから [利用者情報登録] - [暗証番号変更] を開きます。 インターネットに接続していることを確認し、「インターネット接続確認」のメッセージ は <OK> ボタンを押します。 ② 「受付システム暗証番号変更」ダイアログ ボックスが表示されたら、「変更前暗証番号」 欄に、仮暗証番号を入力します。 ※ 仮暗証番号は、事前に送付された通知書に記載されています。 ③ 「新暗証番号」「確認用」欄にそれぞれ任意の番号を入力し、<OK> ボタンを押します。 同じ手順で、何度でも暗証番号を変更することができます。◆ 電子証明書の登録
申告データに電子署名と、電子証明書を添付することによって、申告データが利用者本人の 作成したものであること、また、改ざんのないことを確認します。 そのために、電子署名に使用する電子証明書を事前登録します。また、電子証明書の有効期 間が切れそうな場合は、新たな電子証明書に更新します。 ① e-Taxソフトのメニューから [利用者情報登録] - [電子証明書の登録] を開きます。 「電子証明書の登録」ダイアログ ボックスが表示されます。 ② 「利用者名」「住所又は所在地」欄に、必要事項を入力します。 ③ <税務署選択> ボタンを押して、所轄税務署を選択し <次へ> ボタンを押します。 ④ 電子証明書を格納してあるメディアを選択し <OK> ボタンを押します。 ⑤ 受付システムに登録する電子証明書を指定し、パスワードを入力します。 ⑥ 入力事項に間違いがないか確認し、<OK> ボタンを押します。E:前準備の最終確認
Dの処理が終了すると、確認用の更新処理メッセージが表示されます。 以上で、初期の設定は終了です。[3]
具体的な処理手順
1.はじめに
勘定奉行上から電子申告を行う場合、「消費税」「法人税の財務諸表」の2つについて、申告 データを作成することができます。 ただし、直接申告できるのは、「消費税申告書」のみです。 「法人税」については、勘定奉行上から、申告用のデータの一部(財務諸表)を作成します。 そのデータを、姉妹製品の申告奉行や、e-Taxソフト等を通して、電子申告を行います。 注 意 「消費税申告」「法人税申告」はそれぞれ、初期設定や申告方法が異なります。 「法人税申告」については、姉妹製品の申告奉行や、e-Taxソフト等、電子申告用 の別のシステムで申告を行います。2.「消費税」の申告データ作成
(自社で申告)
前準備の確認
参 考 まず、勘定奉行での電子申告を行う前に、税務署への手続、および初回時や登録内 容変更時には、e-Taxソフトでの初期設定を行う必要があります。 ⇒ 前項「2.システムを利用するための前準備」参照勘定奉行の操作
参 考 消費税申告書の電子申告の手順は、対話式で進めていき、申告まで行う流れとなり ますが、申告内容によって表示されるページが異なります。 入力項目の詳細については、オペレーションマニュアル 「消費税管理資料」-「申 告用資料」-「電子申告 - 申告データ作成」を参照して下さい。 ① 勘定奉行を起動し、[消費税管理資料] - [申告用資料] - [電子申告] - [申告データ作成] メニューを開きます。 ② 「申告書の基本情報」「利用者情報(住所・氏名等)」等、消費税申告に必要となる項 目を入力し、ウィザードを進めていきます。③ 「申告書の作成や審査を税理士へ依頼する」チェックボックスは、自社で直接申告する 場合は、チェックは付けません。 ④ 「申告データの出力」は、「税務署への即時送信(申告)」にチェックを付け、そのま ま <次へ> ボタンを押します。 ⑤ 出力する申告データに対し、電子署名を付与することで、申告するデータとして改ざん のない正しいものであることを証明します。 会計事務所・税理士事務所に 依頼する場合は、次項の「消 費税の申告データ作成(会計 事務所・税理士事務所が代理 申告)」を参照して下さい。 電子署名を付与する項目を選 択し、署名を付けます。 署名が付与された申告データ はそのまま国税システムへ送 られます。
申告結果の確認
① 勘定奉行を起動し、[消費税管理資料] - [申告用資料] - [電子申告] - [申告結果の確認] メニューを開きます。ログインダイアログ ボックスに「利用者識別番号」「暗証番号」 を入力し、<OK> ボタンを押します。 ② 国税受付システムにログインした利用者の、申告結果がすべて表示されます。 申告結果の詳細を確認するには、項目を選択し詳 細 ( F4 キー)を押すか、ダブル クリックします。 参 考 リストに表示されるデータについて ◆ 表示されるデータ(申告結果)は、利用者識別番号ごとの情報です。つ まり、同じ利用者が複数の申告をした場合、消費税申告書・法人税申告 など、勘定奉行で運用している別の会社データの情報も表示されます。 ◆ 表示された結果は、内容を確認してから120日後に、自動的に削除され ます。 よって、必要な結果データがある場合は、削除される前に詳細データ表 示ダイアログ ボックスより、申告結果を保存して下さい。 ③ リストより選択された、申告結果の詳細が表示されます。 申告結果として表示された内容を、ファイルに保存することができます。 また、ダウンロード ボタンでファイルを作成することにより、e-Taxソフトで確認する ことができます。3.「消費税」の申告データ作成
(会計事務所・税理士事務所が代理申告)
前準備の確認
参 考 まず、勘定奉行での電子申告を行う前に、税務署への手続、および初回時や登録内 容変更時には、e-Taxソフトでの初期設定を行う必要があります。 ⇒ 前項「2.システムを利用するための前準備」参照勘定奉行での操作
◆ 消費税申告書の作成・審査の両方を行う場合
会計事務所・税理士事務所が顧問先より依頼を受け、申告書類を代理作成した場合、最終的 に会計事務所・税理士事務所から送信(申告)します。 ① 会計事務所・税理士事務所側で勘定奉行を起動し、[消費税管理資料] - [申告用資料] - [電子申告] - [申告データ作成] メニューを開きます。 ② 顧問先の代理申告を行うため、「申告書の作成や審査を税理士へ依頼する」チェックボ ックスに、チェックを入れます。B:電子署名
会計事務所 税理士事務所 顧問先A:作成・審査・電子署名
C:申告・電子署名
税務署へ送信③ 「申告データの出力」において、データの確認のため、会計事務所・税理士事務所から顧 問先へ渡す電子申告データを作成します。 ④ さらに、その際「添付書類(税理士法の書類)」に、会計事務所・税理士事務所の「電子 署名」を付与します。 署名付与後、<完了> ボタンを押します。この手順で、ファイルが作成されます。 ⑤ 顧問先側で、勘定奉行上からAのデータを受け入れた後、内容を確認し、データに修正 点がなければ、電子申告データ全体に対して、顧問先の「電子署名」を添付し、会計事 務所・税理士事務所に送り返します。 また、顧問先側で会計事務所・税理士事務所向け「顧問先専用勘定奉行」を使用してい る場合は、勘定奉行ではなく、e-Taxソフト等でAのデータを受け入れて、顧問先の「電 子署名」を添付し、会計事務所・税理士事務所に送り返します。 ⑥ 会計事務所・税理士事務所側で顧問先の電子署名が付与されたことを確認し、「電子申 告データ全体」に会計事務所・税理士事務所の「電子署名」を添付して電子申告を行い ます。 参 考 電子申告を行う顧問先が、複数存在する場合 申告データについては、1社ずつ個別で作成する必要がありますが、作成後 の申告データについては、[機能] - [会社データ一括処理] - [電子申告] メ ニューより、複数社一括して送信することが可能です。 渡すデータは、「他の勘定奉行 への転送」を選択します。 電子署名を付与して送付します。 ここまでがAの手順です。
◎
電子申告用ファイルをやりとりせず、顧問先へ直接出向く場合
会計士・税理士の方がノートパソコンを持ち込んで、顧問先側で審査後の確認・署名をして もらう場合は、手順③、および⑤が必要なくなります。(※ファイルのやりとりが不要) また、顧問先側で会計事務所・税理士事務所向け「顧問先専用勘定奉行」を使用している場 合も同様に、顧問先側へ出向くことで、やりとりの作業がなくなります。 つまり、「申告データ作成」メニューにおいて、「第三者作成証明書」や「電子申告全体」 等、同じタイミングで双方の電子署名を添付し、直接申告することや、一括申告のためのデ ータを作成することができます。◆ 消費税申告書の審査のみを行う場合
会計事務所・税理士事務所が、顧問先の作成した申告書類の審査のみ行った場合、最終的に 顧問先側から送信(申告)します。 ① 顧問先側で勘定奉行を起動し、[消費税管理資料] - [申告用資料] - [電子申告] - [申告デ ータ作成] メニューを開きます。 この段階では、審査の結果データに修正があることも考慮し、顧問先側の「電子署名」 は添付しません。(※修正を行うと、電子署名が外れるため) ② 会計事務所・税理士事務所側で、送られてきたAのデータを受け入れます。 受け入れたデータの審査を行い、データに修正点がなければ「電子申告データ全体」「第 三者作成証明書」に対して、会計事務所・税理士事務所の「電子署名」を添付し、顧問 先に送り返します。 ③ 顧問先側で審査の結果を確認し、この段階で、顧問先の「電子署名」を添付して電子申 告を行います。 参 考 顧問先で電子申告は行わず、会計事務所・税理士事務所側から電子申告を 行う場合は、前ページのB・Cの手順で申告を行います。 会計事務所 顧問先A:申告データの送信
C:電子署名・申告
税務署へ送信B:審査・電子署名
「他の勘定奉行への転送」を選 択し、電子署名は付けずにファ イルを作成します。4.「法人税」の申告データ(財務諸表)作成
注 意 「法人税申告」 については、姉妹製品の「申告奉行」や、e-Taxソフト等、法人税 申告用の別のシステムで申告することになります。 財務諸表データを作成するには、大きく以下の流れで申告を行います。電子申告科目との結び付け
勘定奉行において、日常的に使用している総勘定科目を、電子申告用の標準的な科目に結び付 ける必要があります。 ① 勘定奉行を起動し、[日常処理1] - [決算報告書] - [電子申告] - [科目設定] メニューを開 きます。 あらかじめ、勘定奉行で自動的に電子申告科目が結び付けられています。 自動的に結び付けが行われなかった科目や、独自に追加した科目など、設定・変更が必要な 場合のみ、以降の手順に進みます。 ② たとえば、売掛債権として総勘定科目を追加した場合、その科目は初期設定で「対象外」(赤 い文字)となっています。 電子申告を行う場合は、定められている電子申告科目として申告する必要があります。 総勘定科目と、電子 申告科目の結び付け 申告奉行や e-Tax 等 へ受け入れるための 財務諸表データ作成 注記等の入力③ 追加科目をダブルクリックすると、結び付けの対象として、電子申告科目のリストが右側に 表示されます。 この例では売掛債権として総勘定科目を追加した想定で、右側の電子申告科目は「売掛金」 をダブルクリックします。 ④ 他にも追加した科目や、対象外となっている科目があれば、同様の手順で電子申告科目を結 び付けます。
注記等の入力
財務諸表に添付するデータとして、「注記」についても電子申告時に添付します。 以下の手順で行います。 ① 勘定奉行を起動し、[日常処理1] - [決算報告書] - [電子申告] - [注記入力] メニューを開 きます。 初期は「未作成」の状態となっており、申告に必要となる項目を、それぞれ作成していきま す。② 作成する『注記項目』を選択し、Enter キーを押します。 『作成』欄で「作成」を選び、 Enter キーを押します。
③ 『注記項目』を「作成」と変更した後、『注記内容』欄にて内容を入力します。
内容を入力したら Enter キーを押します。 必要な項目は同様の手順で、登録していきます。
申告データの作成
電子申告科目の設定、および注記等の入力後、財務諸表データを作成します。 申告自体は、勘定奉行で作成した、法人税申告の一部である「財務諸表データ」を、申告奉行、 または、e-Taxソフト等で受け入れた後、他の必要書類と合わせて申告します。申告奉行を使って申告する場合
◆ 勘定奉行上の操作
① 勘定奉行を起動し、[日常処理1] - [決算報告書] - [電子申告] - [財務諸表作成] メニュ ーを開きます。 ② 作成する財務諸表データの「申告内容」「企業情報」を入力し、以下の画面にて申告奉 行で受け入れるためのファイルを作成します。 ③ <完了> ボタンを押すと、ファイルが作成されます。 勘定奉行の操作は以上で完了です。 参 考 「△△△-instance-obc.xml」というファイルが1つ作成されます。 「△△△」は、基本的には会社名が表示されます。 申告奉行側では、ここで指 定した作成先のフォルダ から、ファイルを受け入れ ることになります。 申告奉行側を選択します。◆ 申告奉行上の操作
参 考 ここでは、申告奉行側での簡単な流れを説明します。 詳細は、申告奉行のマニュアルを参照して下さい。 ① 申告奉行を起動し、[申告書作成] - [電子申告データ作成] メニューを開きます。 ② 電子申告を行うための必須項目を「基本情報」タブにて入力し、「受入データ」タブに て勘定奉行で作成した財務諸表データを受け入れます。 (※一部、画面が異なる場合があります。) ③ 実 行 ( F2 キー)を押し、受入を開始します。 受入後は、以下の画面で内容を確認します。 (※一部、画面が異なる場合があります。) ④ 確認後、送信内容に間違いなければ <送信> ボタンを押します。 勘定奉行で作成された財 務諸表データが存在する 場所を、ファイル名まで指 定します。e-Taxソフトや、その他のシステムを使って申告する場合
◆ 勘定奉行上の操作
① 勘定奉行を起動し、[日常処理1] - [決算報告書] - [電子申告] - [財務諸表作成] メニュ ーを開きます。 ② 作成する財務諸表データの「申告内容」「企業情報」を入力し、以下の画面にてe-Tax ソフトで受け入れるためのファイルを作成します。 ③ <完了> ボタンを押すと、ファイルが作成されます。 勘定奉行の操作は以上で完了です。 作成された申告データは、指定したフォルダ内に作成されているため、e-Taxソフト等 で、申告データを受け入れる際には、以下に示すファイルを選択してから受け入れます。◆ e-Taxソフト側や、その他のシステムでの操作
参 考 ここでは、e-Taxソフトや、その他のシステム側での簡単な流れを説明します。 詳細は、ご利用のシステムのマニュアルを参照して下さい。 ① ご利用のシステムを起動し、「財務諸表の組み込み」を行います。 ② 組み込む財務諸表データは、各帳票ごとに、対象とするファイルが決まっています。 次のファイル一覧を参照して、該当するファイルを指定してします。 e-Tax ソフト側では、ここ で指定した作成先のフォル ダから、ファイルを受け入れ ることになります。 e-Tax ソフトを選択します。<貸借対照表> <損益計算書(製造原価報告書を含む)> インスタンス文書 インスタンス文書 ***-instance-bs.xml ***-instance-plsc.xml タクソノミー文書 タクソノミー文書 obc-bs-2006-03-07.xsd obc-plsc-2006-03-07.xsd obc-pl-2006-03-07.xsd obc-sc-2006-03-07.xsd リンクベース リンクベース
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参 考 ◆ 財務諸表データとして作成されるファイルは、上記以外にも存在します。 ファイルの指定の際には、ファイル名の中の「obc」をキーワードに指定し て下さい。