カンボジア投資環境

JICAカンボジア事務所 中小企業支援調整員（CDCジャパンデスク担当）

丹崎 太郎（中小企業診断士）

2015年3月

目次



カンボジアの生活環境



カンボジアの概要



カンボジアへの投資の背景（優位性・課題）



近年の投資実績



投資制度・優遇措置について

カンボジアと言って思い浮かぶものは？

地雷

ポルポト時代の歴史

（トゥールスレン博物館、キリングフィールド）

地雷の国？

内戦の国？

学校がない？

治安が最悪？

他国と混同？

社会主義？独裁？軍事政権？イスラム？

⇒ 限られたエリア

⇒ もはや過去

⇒ 教育の質の向上

⇒ 夜歩けます

⇒ 立憲君主制、民主主義、市場経済、仏教

学校がない

アンコールワット

カンボジアでは

100％外資資本参入ＯＫ。

カンボジアの生活環境（衣・食・住 and 遊）

検証

カンボジアの生活環境（食）日本食レストラン

比摩人 （納豆＆さば塩焼定食

）

神戸牛 仁 （神戸牛焼肉） オリガミ （刺身の船盛り） スズメ （とんかつ） _（焼肉）四季 空夢 （山芋＆レンコン煮） 縁 （小料理バー） 富士 （日本食） 浦江亭（焼肉） ザ・スシバー（寿司） 幸和（日本食） なごみ（日本食） ニュー東京（日本食） キリヤ（カフェ） フジスープ（日本食）

130軒超え

カンボジアの生活環境（食）

日本人経営飲食店出店ラッシュ

スプリングバール （ラーメン・丼） 上田コーヒー（軽食）

カンボジアでは

100％外資サービス業の経営ＯＫ。

遊食亭（軽食） グリーンボール （うどん） タロー（焼肉） アジアのすぎたつ （串揚げ） 甲州とりてつ （焼鳥） モモ（居酒屋） がち（ラーメン） Toto（ラーメン） 忍者（ラーメン） まほろば 〈ラーメン） たまりば〈居酒屋） ウッドボール〈バー〉 コニー〈バー〉 時代屋（居酒屋） KAZU（焼肉） SANCHA （ベーグル） 櫻亭（鍋） コッオッモー （鉄板・串揚） ALOHA ONO （ハワイ料理）

カンボジアの生活環境（食）

日本人経営飲食店出店ラッシュ(2)

絆うどん（うどん） シャングリラ （旭川ラーメン） しろふくろう（もつ鍋） ニョニョムギャラリーカフェ_{（ランチセット）} COPIN（イタリアン） セサミヌードルバー（冷麺） Mr Grill （洋食） 五木ラーメン〈ラーメン） ふわり（ケーキ） KIOSK （豚骨ラーメン） サムライカレー （カレー） ひばり 〈広島お好み焼き） 吉野家_（牛丼） 炭屋横丁_{（七輪焼肉）} CAFÉ LE POINT （カフェ） 海宝丸（寿司・海鮮） 時代屋2号店（居酒屋） 秀ちゃん亭 （ラーメン・定食）

Roots （和食&ワイン） マラマン（牛丼）

カンボジアの生活環境（食）

日本人経営飲食店出店ラッシュ(3)

承太郎居酒屋 La La Japan Sweets and Crepe 越後屋（ラーメン） FJ Café（パスタ） Orange（ワッフル） 別館ラーメン 寿司本田 Kane mochai （アイスクリーム） はかた食堂ニャム 宝箱（居酒屋） 串串（Kushi Kushi） YUZU（Japanese Bar） Japan Ball（たこ焼き） たこちゃん亭（たこ焼き） 東京酒場 神宮 （原宿のButter Knife系列） めん処 翁さん

カンボジアの生活環境（食）カンボジア料理

ベトナムの生春巻き、タイのトムヤムクンに伍する名物料理のプロデュースが急務

基本はお米と魚だしのスープ。

鶏肉と野菜スープ

米粉麺（クイティエウ）

アモック

（白身魚のココナッツミルク蒸し）

プラホック (生魚を塩漬け・発酵させたペースト)

かぼちゃプリン

フランスパンも

美味

カンボジア鍋（チュナンダイ）

ココナッツカレー

カンボジアの生活環境（食）世界の料理

（ NGOは4,000機関以上（日本のNGOは約400機関））

バニー二 キッシュ トルティーア チーズ パチャラン （パエリア） テル （チーズフォンデュ） ルデュオ （ビザ）

国際機関、世界のNGOが集まり、多国籍料理が堪能出来る。

サンバ （シュラスコ） タコス

カンボジアの生活環境（食）世界の料理

中華料理は本格派 インド料理 レバノン料理 ベトナム料理 カキ料理専門店 フィリピン料理 パキスタン料理 タイ料理 韓国料理

カンボジアの生活環境（食）酒

15万曲の日本曲そろえる店も ナショナルビールは“アンコールビール” ビリヤードバー リバーサイドバー プールサイドバー カラオケは高級店から庶民派まで ワインは豊富で安価 日系メイドカフェ 日系ラウンジ ショットバー ルーフトップバー

カンボジアの生活環境（食）

ファストフード＆カフェ＆コンビニ

治安の安定に伴い２４時間営業のコンビニ多々 ベーカリー

カンボジアの生活環境（食）

スーパーマーケット＆ショッピング

ローカル市場（いちば）も健在だが、スーパーマーケット多々あり

生鮮食品コーナー（野菜、鮮魚、精肉；市内ラッキーマーケット） 日本食材はハノイより豊富で安価（みりん、ほんだし、そばつゆ、納豆・・・ （市内バイヨンマーケット） 日本食材専門店 （市内あくるひショップ） 家電量販店 ラッキーデパート 高級靴店

カンボジアの生活環境（食）

イオンモールカンボジア1号店

■イオンモールカンボジア1号店（約200ﾃﾅﾝﾄ）

（2014年6月30日グランドオープン）

カンボジアの生活環境（住）アパート

一軒屋、ホテル、ビラ、サービスアパートなど選択肢は広い。

ヒマワリホテルアパートメント （2ベッドルーム；月額3,000ドル～） インペリアルガーデンビラ （2ベッドルーム；月額2,000ドル～） コロニアル調一軒屋 （月額1,000ドル～） パストゥールビラアパートメント （2ベッドルーム；月額1,000ドル～）

Les Jardins Du Bassac

（中庭が広い家族向けビラ）

SUNCITY

（2ベッドルーム；月額1,500ドル～） _{（1Bed Room 500ドル～）}Victoria SKⅡ Apartment 物件例：2ベッドルーム

カンボジアの生活環境（住）医療

IMIデンタルクリニック （日本人歯科医駐在） チョーライプノンペン病院 （完成予想図） インターナショナルSOSクリニック （日本人駐在） ロイヤルラタナック病院 （バンコク病院系） （日本人駐在；胃カメラあり） プノンペンヘルスケアーセンター （日本人医師駐在） 日系総合病院（計画）

国営病院で手術した邦人の例あり。日本人医師のいるクリニックあり。

森歯科医院 （日本人歯科開業医） ケンクリニック （日本人開業医：外科・内科・小児科） シゲタ歯科 （日本人歯科医駐在） マリスデンタルクリニック （日本人歯科医駐在） イワタデンタルクリニック （日本人歯科医駐在） サンインターナショナルクリニック（日系）

カンボジアの生活環境（遊）日本人経営エステ

IL BRILLE

美容スパ

美容系サロン

日本人経営美容院（「デグラン」）

日本式整体

美容系サロン

美容室

日系ネイルサロン

日本式整体

カンボジアの生活環境（住）通信（携帯電話）

携帯キャリアは6社。熾烈なサービス競争展開。

 SIMカード発行数：1,970万枚（2012年末）、1,620万枚（2011年末）

 Hello & Smart: 合併（2012年）

 Mfone：撤退（2012年）

 Beelineからビンブルコム(アムステルダム）撤退(2013)

 COOLTEL（中国）参入〈2013）

 2015年3月にMetfoneがBeeline買収

Brand

Company

Fee

Local Call

Japan

Internet

Within

Network

Other

Network

Per

Month

(5USD)

Metfone

Vittel (Cambodia)

5c/m

7c/m

10c/m

4GB

Smart

Smart Axiata

6c/m

7c/m

10c/m

4GB

CellCard

Cam GSM

5c/m

6c/m

7c/m

150MB

qb

Cambodia Advance

Communications

4.8c/m

6.8c/m

8c/m

3GB

Excell

GT-TELL (Cambodia)

Investment

5c/m

7c/m

10c/m

2.5GB

カンボジアの生活環境（住）通信（インターネット）

1.

City Link

2.

Wicam

3.

Angkor Net

4.

Online, Cambodia

5.

Ezecom

6.

Camnet

7.

Camintel S.A

8.

Click Net

9.

NTC - NeocomISP Limited

10. S.I Net

11. TeleSurf

12. PPCTV

13. Digi (DTV Star Co. Ltd.)

14. Wireless Internet Provider Co., Ltd.

15. Nova Technology

16. KBIT, Siem Reap

17. NTT Communications (For big company and Japan

Company)

18. MekongNet

19. Telecom Cambodia (Government)

20. Cambodian Broadband Technologies Co Ltd

21. Cambodia Internet Corporation

22. King Corp Inc

2015年6月時点で認可を受けているISPは39社。実質稼動しているISPは20社程度。

（以下リストは2012年3月時点のもの）

Metfone社が売り出した3G USB

（US＄30、プリペイドカードUS＄1～、カンボジア全土カバー）

24. Sewa

25. Cambo Technology (ISP) Co., Ltd.

26. Chuan Wei (Cambodia) Co., Ltd.

27. Metfone

28. Excell

29. Hello

30. Smart Mobile

31. Beeline

32. Mobitel

33. Mfone

カンボジアの生活環境（住）公共交通

Global Taxi（中国資本） 4,000リエル（2ｋｍ）、200ｍ毎に400リエル Trans Choice（韓国資本） 2,000リエル（1.2ｋｍ）、300m毎に1,000リエル

メータータクシー

トゥクトゥク 近距離4,000～8,000リエル バイクタクシー 近距離2,000～4,000リエル

レンタカー

1日30～50ドル（ドライバー付） 4,000リエル＝ 約1ドル

2014年9月より3路線（約40台）の路線バスがサービス開始

カンボジアの生活環境（遊）ゴルフ場

キャディー：天体望遠鏡のような視力でロストボール率は極めて低い！

プノンペンのゴルフ場は4箇所

（台湾資本2箇所、インドネシア資本1箇所、カンボジア資本1箇所、韓国資本建設中）

写真：カンボジアゴルフ＆カントリークラブ（市中心部より32ｋｍ） （週末ビジター料金：58ドル；2014年5月現在

）

カンボジアの生活環境

結論

カンボジア王国 (Kingdom of Cambodia)の概要

■ 面積：181,035km2（日本の約半分）

■ 人口：約1,4676,591 (2013年3月)

（内、労働人口：約700万人)

■ 人口増加率：1.46% (2008-2013)

■ 安定したマクロ経済

GDP成長率：6.7%（2010～12年平均）

一人当たりのGDP：934ドル(2012)

⇒ 1,080ドル(2013予測)

為替レート：1USD＝3,995リエル

（2012年平均）

 インフレ率： 2.9% (2012)

⇒ 4% (2013年予測)

■ 15歳以上の学歴

- 小卒：25.4%, (21.7%)

- 中卒：20.6% (33.4%)

- 高卒以上：5.6% (19.7%)

()・・プノンペン

Source: CDC, 2013年センサス中間年人口調査

タイ・ベトナム・ラオスに隣接する国

Source: JETROプノンペンスタイル

カンボジア王国の概要 人口統計

全人口のうち24

歳未満人口が

53%

を占める。

 年齢別人口構成（人口ピラミッド）

※出典：CIA World Fact Book 2013

 プノンペンの人口（予想）

2008

2009

2010

2011

2012

その他

1,286

1,299

1,315

1,392

1,405

鉱業

49

49

50

51

50

製造業

587

593

600

635

654

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

単位：千人

 産業別就労者人口

2014年7月現在：150万人

輸出量は順調に増加中。品目は大部

分が欧米向け縫製品。燃料、外国製

品、縫製品など輸出産品の原材料輸

入も同時に増加していることから、

貿易収支は赤字。

貿易収支

百万ドル

カンボジア王国の概要 産業及び貿易

農業,

21.0%

畜産業,

4.1%

漁業,

7.4%

林業,

2.5%

鉱業,

0.9%

製造業,

16.3%

電気・ガ

ス・水道,

0.5%

建設

業, 7.0%

商業,

9.6%

ホテル・

レストラン,

5.0%

運輸・通

信, 8.1%

金融,

1.8%

公共部門,

1.6%

不動産・

ビジネス,

6.0%

_その他

サービス,

8.2%

産業構造の多様化、国際競争力を有

する高付加価値産業の創出・育成及

び各産業間の連関強化が急務。

Source：JETRO

日系製造業の外国直接投資の変遷

高度成長期

国内産業の空洞化とブーメラン効果を危惧し消極的

1970年代以降

日米自動車貿易摩擦による輸出削減と現地生産

1985年9月プラザ合意

為替レート：1ドル250円 ⇒ 160円（86年） ⇒ 120円（90年） ⇒ 80円（95年）

円高による輸出採算の悪化による生産拠点の海外移転

タイ（86年） ⇒ マレーシア（88年） ⇒ インドネシア（90年） ⇒ 中国（92年）

⇒

ベトナム（94年）

2010年旧正月明け

中国沿岸部、ベトナム都市部での労働力確保難

新・新興国（バングラディシュ、ミャンマー、ラオス、カンボジア）進出可能性の比較検討

カンボジア進出のパターン（製造業中心）

１．中国生産拠点の移転

（チャイナプラス１）

２．メコン域内での水平分業強化

（タイプラス１、ベトナムプラス１）

３．初めての海外展開

立地：主な経済特区・集積地

コッコン

（SEZ内2社）

自動車部品、縫製業

バベット

（SEZ内15社、SEZ外1社）

縫製業、電子部品製造など

プノンペン

（SEZ内42社、SEZ外13社）

縫製業、電子・輸送

機械部品製造など

シアヌークビル

（SEZ内5社）

段ボール製造、家電部

品製造業など

ポイペト

（SEZ外1社）

製造業

2015年1月末現在

カンボジアの優位性



製造業の生産コスト削減のために・・・



豊富な若年労働力と競争力のある労働者賃金



生産拠点の最適化（南部経済回廊活用による近隣諸国との水平分業）



外国投資への優遇措置（参入規制が低く、外資優遇制度が充実）



販路拡大のために・・・



LDC・AJCEP特恵対象国による無税・無枠での輸出可



2015年のASEAN経済統合を見据えた、市場へのアクセス

～なぜカンボジア？

カンボジアにおける主な課題



電力インフラ

輸入に頼っているウェートが小さくなく、地域によっては

電

力不足で不安定。また、電力料金は近隣諸国と比べて相対的

に高め。国内送電網は発展途上。



物流コスト

通関手続コスト等、国内物流の費用が高め。



人材教育

初等教育・しつけの不足により組織で働くうえで重要と なるチ

ームワークといった考え方が苦手。マネージメント層の薄さ。

カンボジアへの投資検討のポイント



立地（地域：経済特別区 / 経済特区外）



インフラ（物流・電力）



人材（豊富な若年労働力）

【電力インフラ】 カンボジアにおける供給電力



国内需要の半分をタイ・ベトナムからの輸入に依存

57.38%

32.71%

0.38%

9.53%

国内発電に占める割合（2013年）

水力

ディーゼル/ 重油

木材、バイオマス

石炭

Source：EAC Annual Report

【電力インフラ】 国内の発電種別

2つの大型水力発電が2013年に稼働

を開始したことにより、（Stung Atay:

120MW, Lower Stung Russey

Chrum: 338MW）、水力発電量が

2012年の517.32 million Kwhから

1,015.54 Million Kwhに増加。

その他

輸入

重油

ガス

石炭

水力

【電力インフラ】 国内の発電計画（発電方法&発電量）

Source：

“ Power Situation and New Master Plan in Cambodia”, Victor Jona, Director

General of Energy, Ministry of Mines and Energy, Dec 17, 2014

現状、国内において、天然ガス資源は確保されていない状況だが、油田の存在が

あり、発掘されるであろうという前提での発電計画。また、油田が発掘されない場合

には、石炭火力発電がその代替になる想定。

【電力インフラ】 電力需要予測

【電力インフラ】 近年運転開始・建設開始済みの発電事業

発電所名

種別

出力

（MW）

運開年

（予定）

所有者

備考

1 Kamchay

水力

194.1

2011

Sinohydro Hydroelectric Project Co.,Ltd (中

国水電）

営業運転中

2 Kiriom3

水力

18

2012

CETIC International Hydropower

Development Co., Ltd

営業運転中

3 CEL

石炭

100

2013

Cambodian Energy Limited (Leader Group/

Marubeni)

営業運転中

4 Stueng Atay

水力

120

2013

C.H.D (Cambodia) Hydropower

Development Co., Ltd

(大唐集団）

営業運転中

5 Stueng Tatay

水力

246

(82 x 3)

2015

Cambodian Tatay Hydropower Limited

（中国重型機械）

試運転開始

6

Lower Stueng Russey

Chhrum

水力

338

(103 x 2,

66 x 2)

2015

China Huadian Lower Stung Russei Chrum

Hydro-Electric Project(Cambodia) Company

Limited

試運転開始

7 CIID

石炭

240

2015

Cambodia International Investment

Development Group Co., Ltd

試運転開始

8 Lower Sean2

水力

400

(80 x 5)

2017

Hydro Power Lower Sesan 2 Co., Ltd

建設中

【電力インフラ】 計画中の発電事業

発電所名

種別

出力

（MW）

運開年

（予定）

所有者

備考

1 CIID2

石炭

135

2017

Cambodia International Investment

Development Group Co., Ltd

2 Stueng Chay Areng

水力

108

36 x 3

2017

未定

FS完了

3 Prek Lan

水力

90

2013

未定

プレFS実施

中

4 Srepok 3, Srepok 4

水力

565

2013

未定

不明

5 CIID3

石炭

340

2015

Cambodia International Investment

Development Group Co., Ltd

不明

6 Sambor

水力

450

2015

未定

不明

7 Coal or Gas in SV

未定

400

2015

未定

不明

【電力インフラ】 建設準備中の長距離送電線事業

区間

電圧

（MW）

運開年

（予定）

実施者

1 Phnom Penh - Baveth

115kV

2016

EDC（中国資金）

2 Kampong Cham - Cratie

230kV

2017

L.Y.P Group Co., Ltd (BOT)

3 Kratie - Stueng Trang

230kV

2017

EDC（インド資金）

4

Phnom Penh - Sihanouk Ville

（国道4号線ルート）

230kV

未定

Alex Corporation Co., Ltd （BOT）

【物流】 カンボジアの立地

シハヌークビル

バベット

ポイペト

Source：「Sheetmetal ましん＆そふと」2010年3月号

プノンペン 国道5号線 国道6号線

Source：JETRO「製造拠点 メコン・カンボジアの魅力」

CDC編集

プノンペン

ココン

【物流】 物流経費比較

プノンペン⇒シハヌークビル⇒日本(東京/大阪)

シンガポール経由：

1,700ドル

（内国内費用：1,000ドル）

・プノンペン⇒シハヌークビル5時間

・シハヌークビル⇒日本週2便（大阪/神戸）

プノンペン⇒ホーチミン⇒日本（大阪/東京）

メコン川利用

：

1,560~1,760ドル

・うち国内輸送：32時間

・プノンペン港～ホーチミンは週2便

・ホーチミン～日本直行は週2～3便

プノンペン⇒ホーチミン⇒日本（大阪/東京）

陸路利用

：

２,600ドル

・うち国内輸送：24時間

・ホーチミン～日本直行は週2～3便

バベット⇒ホーチミン⇒日本（大阪/東京）

1,700ドル

（内国内費用：1,200ドル）

バベット-ホーチミン：3時間

ホーチミンー日本：日本直行は週2～3便

プノンペン⇒シハヌークビル⇒タイ

シンガポール経由レムチャバン港：

1,430ドル

(内国内費用：960ドル)

プノンペン⇒タイ

(ﾚﾑﾁｬﾊﾞﾝ港)

陸路：

1,800ドル

 ホーチミン-日本（東京/大阪)：500ドル(海上運賃のみ)

 バンコク-日本(東京/大阪)： 270ドル(海上運賃のみ)

※ 20FTの場合の金額

【物流】 日本政府による南部経済回廊の整備

2014年1月

JICAカンボジア事務所

【人材】人口構成と就業状況

【人材】投資促進・産業人材育成

（JICA取組抜粋）

民間からの投資及び貿易促進のための環境整備、さらに需要

増の見込まれる技術系人材育成が課題

（主な支援内容）

 投資関連法令整備のための支援

→投資法改正・SEZ法制定【調査】

→関税政策・行政アドバイザー【技協】

 経済特別区（SEZ)の整備

→シハヌークビル港SEZ整備【有償】

 工学系高等教育・職業訓練の質の向上

→アセアン工学系高等教育ネットワーク【技協】

→人材育成奨学計画(JDS)【無償】

→産業のための人材育成【技協/予定】

 ビジネス人材育成・就職支援活動強化

→日本人材開発センター（ＣＪＣＣ）【技協】

→雇用関連サービス向上研修【技協】

【人材育成】ASEAN諸国の法定最低賃金

2015年1月からの最低賃金

カンボジア：128 USD（100ドルから）

※ 縫製業、製靴業に適用

【人材】人材：賃金



最低賃金



月額US$100（2014月2月）



月額US$128（2015年1月～（試用期間中はUS$123）



付加給付



皆勤手当：US$7（2011年3月から義務）



残業時食費手当：2,000リエルもしくは食事支給（1日1回）（2011年3月から義務）



年功手当：2年勤続US$2, 以降年US$1, 11年勤続US$11まで（2011年3月より義務）



災害保険（国家社会保険基金；NSSF）：0.8％（縫製業は0.5％）



通勤手当：US$7（相場）※バベット地区はUS$13



住宅手当：US$5（相場）



ボーナス：年間1か月分（相場)



労働条件



1日：8時間, 1週間：48時間



残業代：残業50％、夜間（22時～5時）100%, 休日100%, 出来高払いを採用する場合は届出必要

※個人所得税率

～US$200：0％、～US$312.5：5%, ～US$2,215：10%, ～US$3,125：15%, US$3,125ドル～：20%

カンボジアへの日系企業の投資（1994～2009年）

No.

進出決定

会社名

業種

立地

工場

1 1995.07 トヨタカンボジア（旧T.T.H.K） トヨタ車販売及び整備工場 自社 2 1996.03 Khau Chuly MKK コンクリート＆アスファルト （前田建設工業売却） 3 1996.07 アスカカンボジアディベロップメント ５つ星ホテル 撤退（現米国大使館） 4 1996.07 ムサシインベストメント 海産物加工 撤退 5 1996.09 イースタンスチール 亜鉛鉄板 プノンペン市 自社 6 1997.12 SOMコーポレーション 生コン製造 撤退 7 1998.05 アセアンジョーシン 冷凍加工 撤退 8 1999.03 カンボジアスズキモーター 二輪車製造 プノンペン市 自社 9 1999.05 ダイレクトインターナショナル 縫製 撤退 10 1999.11 秦田インターナショナルクリエーション 縫製 撤退 11 2000.09 シンカップアパレル 縫製 撤退 12 2002.03 秦田インターナショナルシルクリサーチ 農業（養蚕＋シルク輸出） 撤退 13 2004.10 オリエンタルグラス セメント原料（廃タイヤ粉砕工場） 撤退 14 2006.12 リーバーコーポレーション 縫製 撤退 15 2007.02 エマリオ湘南マリーン ハワイビーチ開発 シアヌークビル州 自社 16 2007.05 エマリオ湘南マリーン ロン島開発 シアヌークビル州 自社 17 2007.11 アジアパック 熨斗（のし）袋製造 撤退 18 2007.11 ココンシュガーインダストリー サトウキビ栽培及び加工 日本出資１０％ 自社 19 2008.08 ココンシュガーインダストリー 港湾運営 日本出資１０％ 自社 20 2008.08 タイガーウイング 製靴 プノンペンSEZ 自社 21 2008.08 ヤマハモーターカンボジア 二輪車製造 プノンペンSEZ 自社 22 2008.08 神戸物産 農産物加工 撤退（タリーSEZ） 23 2008.09 DK Inc. （ドーコ） 紳士服縫製 タイセンSEZ 自社 24 2009.09 味の素カンボジア 食品加工 プノンペンSEZ 自社 25 2008.11 ステーショナリーカンボジア 文房具製造 撤退 26 2009.12 クリーンサークル 製靴 プノンペンSEZ 自社 27 2009.03 JCマーブル 大理石加工及び輸出 シアヌークビル州 自社 28 2009.03 K.O.S 縫製（和服） タケオ州 自社

合計（1994～2009）

201,224,958

カンボジアへの日系企業の投資（2010年＆2011年）

No.

進出決定

会社名

業種

立地

工場

29 2010.07 ハルプノンペン（春うららかな書房） コミック本再生 プノンペンSEZ レンタル 30 2010.07 ディシェルズ（光和インターナショナル） 耐熱シート製造 プノンペンSEZ レンタル 31 2010.10 プロシーディング 縫製（和服） プノンペンSEZ 自社 32 2010.10 ファーストシルクトレーディング 縫製（和服） プノンペンSEZ レンタル 33 2010.10 ミネベア 電子部品（小型モーター） プノンペンSEZ 自社 34 2010.11 モロフジ ポリエチレンショッピングバッグ製造 マンハッタンSEZ 自社

合計（2010）

35,329,298

No.

進出決定

会社名

業種

立地

工場

35 2011.01 オーアンドエム工芸 皮革製品製造 プノンペンSEZ 自社 36 2011.02 シマノ 製靴（サイクリングシューズ） コンポンスプー州 自社 37 2011.02 コンビ 縫製（抱っこ紐） プノンペンSEZ レンタル 38 2011.02 ヨークス 縫製（婦人手袋） タイセンSEZ レンタル 39 2011.03 スワニー 縫製（スポーツ用手袋） タイセンSEZ 自社 40 2011.03 アスレ電器 家電用ワイヤーハーネス製造 シアヌークビルSEZ 自社 41 2011.03 住友電装 自動車用ワイヤーハーネス プノンペンSEZ 自社 42 2011.03 エフティーアパレル 縫製（婦人下着）（トリンプ） プノンペン市 レンタル 43 2011.04 マルニクス 家電用ワイヤーハーネス製造 プノンペンSEZ 自社 44 2011.06 大和（だいわ）音響 携帯スピーカー プノンペンSEZ レンタル 45 2011.05 日新被服 縫製（作業服） スバイリエン州バベット 自社 46 2011.06 トーワ 縫製（紳士服） タイセンSEZ 自社 47 2011.06 中山商事（赤ちゃん本舗） 縫製（赤ちゃん用肌着） タイセンSEZ 自社 48 2011.06 ファブリックスアート 縫製（化粧ポーチ） プノンペン市 レンタル 49 2011.07 協和製函 紙製包装材 プノンペンSEZ 自社 50 2011.07 泉電子 薄型テレビ用アルミフレーム シアヌークビルSEZ レンタル 51 2011.10 矢崎総業 自動車用ワイヤーハーネス ココンSEZ 自社 52 2011.11 ドルフィンジャンプ（エスパック) バッグ製造 プノンペン市 レンタル 53 2011.12 フォンズパワー ブランドバッグ プノンペンSEZ 自社 54 2012.12 ロンチェスター 縫製（婦人服） タイセンSEZ 自社

カンボジアへの日系企業の投資（2012年）

合計（2012年）

321,023,231

No.

認可（CRC)

会社名

業種

立地

工場

55

2012.02

ロックス

縫製（婦人・紳士カジュアル）

プノンペンSEZ

レンタル

56

2012.03

日本メディカルプロダクツ

縫製（医療用ガウン）

プノンペンSEZ

自社

57

2012.04

ミカサ

スポーツ用ボール

ココンSEZ

自社

58

2012.04

ジャパーナ（アルペン）

縫製（スポーツ衣料）

タイセンSEZ

自社

59

2012.05

ハモングランドインターナショナル

縫製（カンボジア51％）

プノンペン市

自社

60

2012.06

大和（やまと）梱包運輸

包装資材

プノンペンSEZ

自社

61

2012.06

丸三金属

樹脂押出製品（自動車エンブレム）

プノンペンSEZ

自社

62

2012.07

王子製紙（ハルタパッキング）

段ボール箱

シアヌークビル港SEZ

自社

63

2012.07

タイカ

スポーツ靴緩衝材

プノンペンSEZ

自社

64

2012.08

エスシーワドーコンポーネント

アルミダイキャストフレーム

ポイペット市

自社

65

2012.10

HMM（丸紅）

アカシアチップ加工

シアヌークビル州

自社

66

2012.10

丹下信

縫製（和服）

プノンペン市

自社

67

2012.10

イオンモール

ショッピングセンター

プノンペン市

自社

68

2012.10

東京パーツ

電子部品（コイルトランス）

タイセンSEZ

自社

69

2012.10

パープル（ラペルシェクチュール）

縫製（縫いぐるみ）

タイセンSEZ

レンタル

70

2012.10

タイワ精機

精米プラント製造

プノンペンSEZ

自社

71

2012.10

フットマーク

縫製（水着）

プノンペンSEZ

レンタル

72

2012.10

プノンペンコンビ（カンボジア)

縫製（抱っこ紐）

プノンペンSEZ

自社

73

2012.10

GSエレテック

自動車用ワイヤーハーネス

プノンペンSEZ

レンタル

74

2012.11

日光金属

鋳型成形品

プノンペンSEZ

-75

2012.11

ルシアン

縫製（婦人用下着）

プノンペンSEZ

自社

76

2012.11

香港ユーフェンガーメント

縫製

プノンペン市

77

2012.12

RKT

縫製（紳士服）

タイセンSEZ

自社

78

2012.12

明光堂

工業用針

プノンペンSEZ

自社

79

2012.12

日鉄鉱業

鉱物資源探鉱（銅）

カンダール州

探査権

80

2012.12

アイディアルパシフィック

ハンドバッグ

プノンペン市

レンタル

81

2012.12

フォースピリッツ

縫製（婦人用下着）

プノンペンSEZ

レンタル

82

2012.12

王子製紙（植林）

植林

コンポンチュナン州

森林パートナー

カンボジアへの日系企業の投資（2013年）

No. 認可（CRC)

会社名

業種

立地

工場

83

2013.01 アジアドンラン

縫製

プノンペン市

自社

84

2013.02 Trusty Frontier Industry

文房具（封筒）

マンハッタンSEZ

自社

85

2013.03 タナカフォーサイト

眼鏡部品

プノンペンSEZ

レンタル

86

2013.04 デンソー

マグネトー用センサー

プノンペンSEZ

レンタル

87

2013.05 日本精密

時計部品

ドラゴンキングSEZ

自社

88

2013.05 太陽工業

縫製（フレコンバッグ）

プノンペンSEZ

レンタル

89

2013.06 ロート製薬

目薬

プノンペンSEZ

自社

90

2013.08 T.U.W Textile 〈タイ法人）

縫製

コンポンチュナン州

自社

91

2013.08 JD豊島 （香港67％、日本33％） 縫製

タケオ州

自社

92

2013.09 マルテー大塚

塗装用はけ

プノンペンSEZ

レンタル

93

2013.09 タイキ

化粧用品

シアヌークビル港SEZ

レンタル

94

2013.10 カナックス

トートバッグ

プノンペンSEZ

レンタル

95

2013.11 東工コーセン 〈中国法人）

縫製〈婦人服）

ドラゴンキングSEZ

自社

96

2013.11

カルタック＆ワッカイ アパレル

（日本65％、中国35％）

縫製

プノンペン市

自社

97

2013.11

ヘンストリア テキスタイル

（日本49％、カ国51％）

縫製

プノンペン市

自社

カンボジアへの日系企業の投資（2014年）

合計（2014年）

47,913,360

No.

認可

（CRC)

会社名

業種

金額（US$)

立地

工場

98

2014.01 アートネーチャー

かつら

7,079,000 プノンペンSEZ

自社

99

2014.02 ヘイコ

包装資材

2,630,500 プノンペンSEZ

自社

101 2014.03 テフテフ (Tefu Tefu)

皮革製品製造

799,500 プノンペンSEZ

レンタル

100 2014.03 プリンテ

電子部品

305,000 プノンペンSEZ

レンタル

102 2014.04 家研販売

建具製造（戸車）

24,559,334タイセンSEZ

自社

103 2014.04 テイクオフ

ぬいぐるみ製造

800,000 プノンペンSEZ

自社

104 2014.06 ヒロタ カンボジア ガーメント(中国10%)

縫製

3,444,134 プノンペン市

自社

105 2014.07 ミドリテクノパーク

自動車部品製造

680,000 プノンペンSEZ

レンタル

106 2014.08 クイーポ

皮革製品製造

1,017,500 プノンペンSEZ

自社

107 2014.08 ファッションカネジュウ

婦人服製造

3,637,064 プノンペンSEZ

自社

109 2014.09

IS-TEC (CAMBODIA) CO., LTD

(株) SJコーポレーション 50%（日系）

ブイテック（株）50%（日系）

紙加工品製造

（ネズミ取り等）

1,150,604

シアヌークビル港

SEZ

レンタル

108 2014.10 ジャパーナテクニカルセンター

製靴業

1,810,724 タイセンSEZ

レンタル

11,104

5,547

2,825

_2,619

1,664

_1,366

_1,273

992

973

1,019

₇₁₃

620

₃₁₀

₃₁₀

00

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

外国投資認可額 (1994-2014)

（経済特区外+経済特区内）

国別投資認可額 Total（1994年-2014年）

Source: CIB, CSEZB, 各SEZ

306.5

195.3

132.0

_126.4

53.5

28.8

_20.9

13.0

_8.0

_5.3

_5.0

2.6

2.5

00

50

100

150

200

250

300

350

外国投資認可額 (1994-2014)

経済特区内のみ

国別投資認可額 経済特区内のみ（1994年-2014年)

Source: CSEZB, 各SEZ

2,300.5

5,080.2

1,371.4

_1,233.8

_1,116.8

65.9

183.3

193.5

236.8

125.1

92

150

172

181

166

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

2010

2011

2012

2013

2014

外国投資傾向（経済特区外+経済特区内）

経済特区外

経済特区内

QIP件数

年度別外国投資認可額 Total（2010年-2014年）

Source: CIB, CSEZB, 各SEZ

件数

Million US$

QIP認可実績 セクター別

■ 社会インフラ、都市開発、エネルギー開発などはサービス業に分類

■ ホテル、リゾート開発などは観光業に分類

■ 製造業は工業に分類

農業 10%

工業 24%

サービス業

22%

観光業

44%

QIP投資認可額

(1995-2013)

農業 11%

工業 75%

サービス業 7%

観光業 7%

QIP認可件数

(1995-2013)

Source: CIB

201.2

3.3

126.0

279.5

92.4

47.9

28

4

20

22

22

12

0

5

10

15

20

25

30

50

100

150

200

250

300

1994-2009

2010

2011

2012

2013

2014

日本の投資傾向（合計）

Total Capital

Total # of QIP

日本企業の投資動向（2010年～2014年）

 CDCの確定データをベース （QIP申請の最終承認した日ベース。それに対して、スライド54～58の日系

QIP企業リストは速報値であり、投資決定のタイミングで統計を取っている為、 数字が異なっています。）

商業省会社登録数（日系企業）

※商業省への会社登録（QIP、有限責任会社、駐在員事務所等）

Source: Ministry of Commerce

19

86

179

195

246

0

50

100

150

200

250

300

2010

2011

2012

2013

2014

日系企業会社登録

₍₁₂₎

(22)

(22)

(20)

(4)

()はQIP数（登録数の内数）

カンボジア日本人商工会 会員企業推移

※各年末時点の企業数（正会員のみ）

2013年、2014年１月末時点の数字

■2015年1月1日時点で正会員152社

34

35

45

50

87

104

122

152

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

2007

2008

2009

2010

2011

2012

2013

2014

カンボジア日本商工会正会員数

カンボジア日本商工会 企業一覧 （正会員）

（正会員156社、準会員37社＝合計193社（2015年5月27日現在）

【製造業部会：46社】イースタンスチール、カンボジアスズキモーター、ヤマハモーター・カンボジア（ヤマハ発動機）、カンボジア味の素、ハルプノンペンコミックセ

ンター、Clean Circle Co.,Ltd、ミネベアカンボジア、パナソニック（駐在員事務所）、アスレ電器、オーアンドエム、コンビ、マルニックス、ヨークス、スワニー、モロフ ジ、泉電子、ティナーファッション、協和製函、シマノ、スミカンボジアワイヤリングシステム（住友電装）、中山商事、大和梱包運輸、トーワ、ノア、矢崎カンボジアプロ ダクツ、フットマーク、東京パーツ、ジャパーナ、ルシアン、G.S.エレテック、タイカ、日光金属、ジャパンロックス、マルテー大塚、エス・シー・ワドー・コンポーネン ト、デンソー、ニッセイカンボジア（日本精密）、太陽工業、東工コーセン、アートネイチャー、ハルタパッケージ、ロート製薬、プリンテ、明光堂、T.U.W Textile(Cambodia)Co.,Ltd.、IS-TEC(Cambodia) 、やまと印刷

【建設・不動産部会：26社】クボタ建設、鴻池組、東洋建設プノンペン営業所、安藤・間組、前田建設工業、ワールド開発工業プノンペン事務所、カムカル、冨士古河E

＆C、ユニ・エレックス、大豊建設、プノンペン経済特区、佐藤工業、イオンモール、大気社、住友電設、メイホーエンジニアリング、大成建設、MKP Construction、タマ ホーム、淺沼組、メタウォーター、T.S.I Khmer、小島組、カンボジア矢崎エナジーシステム、レオパレス21、ココチカムデザイン

【金融・保険部会：9社】イオンマイクロファイナンス、SBIロイヤル証券、三井住友銀行プノンペン駐在員事務所、三菱東京UFJ銀行プノンペン駐在員事務所、損害保険

ジャパン日本興亜、みずほ銀行プノンペン駐在員事務所、アクティブピープルズ、マルハンジャパン銀行、豊田通商ファイナンス、

【商業・サービス部会：46社】APEX、アンコールクッキー、クラタペッパー、シージェーエス、Cambodia Joho Service、メコンリサーチコンサルタント、日本工

営、日本たばこシンガポール会社プノンペン事務所、フォーバルカンボジア、ＮＴＴコミュニケーションプノンペン事務所、I-Glocal、辻・本郷税理士法人、イオンカンボジ ア、ＳＯＫＥＮカンボジア、啓愛社、スターツ、東京コンサルティングファーム、リクヨ、Japan Technical Steelworks(岐阜工業)、トヨタカンボジア、イルブリール、 Sky Limited, Accounting、JBL MEKONG、CDL、ノジマ、サクラヒューマントレーニング、ジャパン・ファーム・プロダクツ、アイシンアジア駐在員事務所、アルビレック スカンボジア、ドリームインフィニティ、MATES Global Communications、Pit & Go Automotive Service、ウェルビー（香港）カンボジア支店、H.I.S Travel、ジェイ ポートカンボジア、TMI総合法律事務所、FUKUSUKE、Sunrise Healthcare Service、SARAYA(CAMBODIA)CO.,LTD.、World (Cambodia)、DENRICHE ASIA (DENRICHE ASIA Co.,Ltd)、HAJIME (Cambodia) Co., Ltd.、デリズワタミカンボジア、JHCアンコールツアー、ウイングス、クロマーツアーズ、Procast Asia Co., Ltd.

【貿易部会：15社】伊藤忠商事、おかだ、住友商事、豊田通商、丸紅、三井物産、ロコモ、双日、三菱商事ファッション、三菱商事、出光興産、富士電機、株式会社

N9&PG Representative office of N9＆PG CO.,LTD. 、JUKI、蝶理

【運輸部会：14社】ＯＣＳ、ニッセイ・カンボジア、商船三井カンボジア、海外貨物検査株式会社(OMIC)、トランシィロジスティクス、郵船ロジスティックス、日本通運

、ジュピターロジスティクス、大森廻漕店、鴻池運輸、佐川急便、近鉄ワールドエクスプレス、FC STANDARD LOGISTICS CO.,LTD, AB Logistics(Thailand)支店、

カンボジア日本商工会 企業一覧 （準会員）

（正会員156社、準会員37社＝合計193社（2015年5月27日現在）

三井石油開発、インターナショナルSOSジャパン株式会社、エムエスアイジーアジア持株会社、西村あ

さひ法律事務所ホーチミン事務所、阪急阪神エクスプレスベトナム、マンダムタイランド、ANZロイ

ヤル銀行、アクリーティブ・サービス、インターコンチネンタルホテルプノンペン、三井住友建設株

式会社ネアックルン橋作業所、プノンペン商業銀行、ウーリ会計事務所、VDBLoi法務税務事務所、タ

イ国東京海上火災保険株式会社、アジアインシュアランス、カナディア銀行、有限法人あずさ監査法

人、マリスデンタルクリニック、Ernst & Young カンボジア、ルメリディアンアンコール、、 シャロ

ーニ・アンド・アソシエイツ法律事務所、ソナトラマイクロファイナンス、HML XATコンサルティン

グ、日経グループアジア本社、JCグループ、 ANCO CAMBO INVESTMENT GROUP、八雲F&B、スー

ンウエスト、DFDL MEKONG(CAMBODIA)、東横インカンボジア、フォルテ保険カンボジア、アンナ

キャムパートナーズ株式会社、カンボジア総合研究所、HBS LAW、HUGS Co., Ltd.、王子カンボジ

ア・プランテーション・フォレスト、ドライヤーンカンボジア

※準会員は、第3国に所在し当地でのビジネスを代理店等で展開している企業、外資系企業で日本人担当者が常

駐している企業、ローカル企業との合弁企業で出資比率が日系が過半数を取得していない企業などが該当。

カンボジア開発評議会（CDC）について



許認可機関



カンボジアにおける復興・開発と投資活動の監督に対して責任を負う唯一の機関であり、かつ

ワンストップサービスを提供する機関



全ての復興・開発及び投資プロジェクト活動に対する評価と意思決定に責任を負う機関



適格投資プロジェクト（QIP: Qualified Investment Projects）

投資許可は投資家または投資企業に対して発給されるのではなく、投資プロジェクトに対して発

給される。投資許可を得たプロジェクトは適格投資プロジェクトと呼ばれ、優遇措置が自動的に

付与される。



根拠法



投資法（1994年8月公布）



改正投資法（2003年3月公布）



改正投資法の施行に関する政令第111/ANK/BK号（政令第111号）

JICAのカンボジア開発評議会(CDC)との関わり

2013年11月よりJICAカンボジア事務所中小企業支援調整員がCDCジャパンデスク

における日本企業への情報提供・申請サポート業務を実施中。

No

開始

終了

項目

①

2005年11月

2007年3月

経済政策支援（開発調査）

②

2009年2月

2010年5月

投資誘致窓口機能の強化調査（開発調査）

③

2007年11月

2009年12月

個別専門家（投資促進アドバイザー）派遣

④

2011年2月

2013年3月

カンボジア開発評議会投資関連サービス向上プロジェクト

⑤

2009年11月

2010年3月

個別専門家（投資環境改善アドバイザー）派遣

⑥

2010年4月

2011年10月

⑦

2011年10月

2013年3月

⑧

2013年4月

2013年10月

⑨

2013年4月

2014年2月

投資法改正、SEZ法制定基礎調査

カンボジア開発評議会(CDC)組織図

議長： フン・セン首相

カンボジア投資委員会

CIB

委員長：ソク・チェンダ

カンボジア復興開発委員会

CRDB

委員長：チエン・ヤナラ

同 副委員長：

ヘン・ソクナン

同 副委員長：

チア・ブッティー

同 副委員長：

リット・ブッティー

同 副委員長：

ヘン・ソクン

同 副委員長：

チア・ブッティー

広報・投資促進部

プロジェクト評価・インセンティブ部

環境評価部

省庁間調整部

投資戦略分析部

法務部

プロジェクト・モニタリング部

総務部

CDC 支援部

財務・資金管理部

人事部

計画・戦略部

法律紛争解決部

GMS事務局

広報・援助調整部

情報・資料作成部

二国間アジア遠所管理部

二国間、EU&US遠所管理部

多国間援助管理部

国連援助管理部

NGO関連調整部

プロジェクト評価部

第一副議長：キアット・チョン副首相

副首相

副議長：スン・チャントール上級大臣

商業省大臣

CDC事務局長：ソク・チェンダ

首相補佐特命大臣

カンボジア経済特別区委員会

CSEZB

委員長：ソク・チェンダ

政策・計画部

運営・管理部

プロジェクト分析・登記部

総務部

トラブル

シューティング

委員会

委員長：

フン・セン首相

カンボジアの投資制度



法人税免税（一般企業税率20％）： 始動期間＋3年間＋優先期間 ⇒ 最大9年

- 始動期間：

FRC（最終登録証）発行日から最初に利益を計上する年度の前年度末

または最初に売上を計上した年度からカウントして3年間

のいずれか早期に到来した年度

- 優先期間（軽工業の場合）：

投資額5百万ドル以下：0年

投資額5百万ドル超～20百万ドル未満：1年

投資額20百万ドル超：2年



輸入関税免税（税率：0％、7％、15％、35％）

- 輸出加工型QIP：建設資材、生産設備、原材料の輸入関税免税

- 国内指向型QIP：建設資材、生産設備の輸入関税免税



付加価値税（VAT）免税（税率10％）

輸出加工型QIP：輸入時支払い、輸出時還付

※経済特区入居企業は業種問わず輸入時にVAT免税、縫製業、製靴業は経済特区外であっても

輸入時にVAT免税。

※国内調達に掛かるVATについては取引時はVATを支払、還付手続を経て免税

製造業へのVAT課税について

SEZ内企業

SEZ外企業（縫製・製靴以外）

SEZ外企業（縫製・製靴）

輸出加工型

QIP

国内市場型

QIP

輸出加工型

QIP

国内市場型

QIP

輸出加工型

QIP

国内市場型

QIP

輸入建設資材

免税

免税

輸入時課税

輸出時還付※

課税

免税

免税

輸入生産設備

免税

免税

輸入時課税

輸出時還付※

課税

免税

免税

輸入原材料

免税

課税

輸入時課税

輸出時還付※

課税

免税

課税

SEZ内裾野企業からの

国内調達

（同SEZ内）

免税

課税

―

―

―

―

SEZ内裾野企業からの

国内調達

（別SEZ）

免税

課税

輸入時課税

輸出時還付※

課税

免税

課税

SEZ外裾野企業からの

国内調達

免税

課税

輸入時課税

輸出時還付※

課税

免税

課税

・・・SEZ内外の違い

経済特区におけるワンストップサービス

省庁名

提供されるサービス

カンボジア開発評議会

（CDC）

SEZの各種手続きサービス提供の統括・調整

商業省

最終輸出品の原産地証明の発行

関税消費総局

通関手続き支援

カムコントロール

経済特別区への出入り貨物の検査

労働・職業訓練省

労使間の問題に対する対応

州政府

安全管理

業種

要件

（法定資本金）

要件

（その他）

適用される産業

製造業

USD100,000以上

裾野産業で、その全製品（100%）が輸出産業に供給されているもの

USD200,000以上

動物飼料の製造

USD300,000以上

皮革・その他関連製品の製造

各種金属製品製造

電気・電気器具製品、家電製品、事務用品の製造

玩具, スポーツ用品の製造

自動車（二輪含む）, 自動車部品の製造

セラミックス製品, 陶磁器の製造

USD500,000以上

食品, 飲料の生産

繊維工業用製品の製造

衣類品, 縫製, 製靴, 帽子の製造

天然木を使用している家具および備品（※森林伐採防止目的のため、要詳細確認）

紙および紙製品の製造

ゴム製品、プラスチック製品の製造

上水道の供給

伝統的医薬品の製造

輸出用水産物の冷凍および加工

輸出用の各種穀物および作物の加工

食品加工

US$1,000,000以上

化学薬品, 近代的医薬品, セメント, 農業用肥料, 化学石油製品の製造

医療

US$1,000,000以上 50ベッド以上

_{体安置所のある総合診療所}

近代的設備、研究室、外科手術室、X線室、救急救命室、薬局、エレベーター(3階建まで）があり、救急車、死

農業

-1,000ha以上 水田農業

500ha以上

換金作物

QIP優遇措置適格条件（QIPの要件）

QIP優遇措置適格条件（QIPの要件）

業種

要件

（法定資本金）

要件

（その他）

適用される産業

家畜

-1,000頭以上 家畜飼育

乳牛100頭以上

酪農場

10,000羽以上

養鶏場

施設

US$1,000,000以上 1,000ha以上

自然観光事業及び自然観光事業地の建設

US$2,000,000以上

面積10,000ｍ2以上,

十分な駐車場

近代的市場、商業センター

US$4,000,000以上

_{はポリテクノロジーの為の訓練を提供する訓練・教育機関}

産業、農業、観光、インフラ、環境、工業技術、科学その他のサービスに有用な技術開発、技術もしく

US$8,000,000以上

国際会議場（国際貿易博覧会センター）

-3ツ星以上

ホテル

50ha以上

複合リゾート（ホテル・テーマパーク・スポーツ施設・動物園を含む）

最少長10ha以上

100室以上の客室のホテルまたは30室以上の宿および観光者向け地所（リゾート）を有する複合セン

ター

植林

-

1,000ha以上

植林

植樹

-

200ha以上

植樹

野生

動物

農場

-100頭以上

野生哺乳類飼育

500羽以上

野鳥飼育

1,000匹以上

野生爬虫類飼育

鉱業

※関税免除対象だが利_{益税免除の対象外}

ガソリン、石油及びあらゆる種類の鉱業（ガソリンおよび石油事業のための補給基地を含む）の探査

通信

※関税免除対象だが利_{益税免除の対象外}

電気通信基本サービス

優遇措置非適格の投資行為



各種の商業的活動、輸入、輸出、卸売、小売（関税非課税店舗含）



レストラン、カラオケ店、バー、ナイトクラブ、マッサージパーラー、またはフィットネスクラブ



水路、道路、航空機による輸送サービス。ただし、鉄道分野への投資を除く。



観光サービス（旅行代理店、観光情報および観光広告）



カジノおよび賭博事業



銀行、金融機関、保険会社および各種金融仲介業を含む通貨および金融サービス



新聞・ラジオ、テレビ、雑誌、映画、ビデオ製造・複製、劇場、スタジオなどの報道・放送ビジネス



専門的サービス



種の多様性、人の健康および環境に危険を及ぼす遺伝子組み換え生物



タバコ製品の製造



駐車場、倉庫業、不動産開発



あらゆる電気通信サービスについての付加価値サービスの提供



原材料として国内の供給が法的に認められた自然林の木材を使用した木製品の製造および加工



向精神薬および麻薬物質の生産・加工



国際規則または世界保健機関により禁じられた有害性化学物質、農薬・農業用殺虫剤、および化学物質を使

用したその他の商品で、公衆衛生および環境に影響を及ぼすものの製造



外国から輸入し廃棄物を使用した電力の加工および発電

民間投資禁止分野