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線型計画法利用による農業経営部門組織の編成計画--兵庫県加西郡下の灌漑水利施設開発地域の事例として---香川大学学術情報リポジトリ

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香川大学農学部学術報告 第15巻第2号 正誤表

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http://www.lib.kagawa-u.ac.jp/metadb/up/AN00038339/AN00038339_15_2_e.pdf

Notice

Technical Bulletin of Faculty of Agriculture, Kagawa University

Vol.15 No.2 Errata

URL

(2)

115 第15巻第2号(19占4)

線型計画法利用による農業経営部門組織の編成計画

一兵帝展加西郡下の潅漑水利施設開発地域の事例として一

加 藤 功 工 問題認識と範囲 1.農業経営者は,長期的には,非農業部門と均衡し,さらにほそれを上廻わる農米従事者1人当り農業労仇所得 を確保することを目標として\経営を運営しなければならない,.彼はその運営過程において,困難な諸問題に直面 し,それを解決すべく決意するのであるが,とくに,虚栄経営経済現象の動態的変動に対応して,自己の経営経済に・ 対する観念,農業経営要素構造と虚業経営部門組織とを調整する必要がある。虚業経営経済現象の動態的変動のもと では,虚業経営者は,価格,技術,自然,人間要素と諸制度等を事前的に予測する必要があるが,それらの知識が不 完全であるために,農業経営の管理運営には,危険と不確実性が随伴する.農業経営者の所与の問題に対する知識の 程度が不完全であれば,それだけ,意志決定が困難となり,行動の結果が,期待し,予測された農巣経営目標から遠 くはずれ,偽装された正しくない成果をもたらしたとしても,彼はその買任を負接しなければならないのであるい 以上述べてきたように,農業経営者は,先ず事実についての疑問から問題を認識し,それを解決するために必要な 農業経営経済の諸現象を観察し,さらに観察結果を分析するついで,分析結果な考慮常入れながら,将来の経営諸 条件について合理的な予測を行い,それ軋基づいて,農業経営計画の選択に関する忠志決定を行・う第三にその虚業 経営討画を実行し,選択可能性を知るべくその成果に関する責任を負担する必要がある 現在,農家の兼業化傾臥特軋農業従事者の婦女子化が顕著であり,本来の農業経営者たるべき者の不在が−・方に あるのに対して,他方では慮共構造の高度化に.より,濃紫機械化を中心とサーる農業技術構造の再編成が強調されてい るという矛盾した問題が生じて−いる.このように虚業経営計画名と行動主体が異なる場合にほ,行動主体が農巣経営 活動に.関する事前的な情報予測に当って\どの程度の完全な知識を得て小るかが問題になることを指摘しておかねば ならない. 農業経営計画の接近方法としては,平均的方法,平均限界的方法,限界的方法に大別され,平均的方法に・は,標準 法,直接比較法,平均限界的方法にほ,試界計画法,線型計画法,ゲームの理論,非線型計画法,限界的方法紅は・ 多重回帰分析・,生産関数分軌同時多元連立方程式接近法などがある.大別されたそれぞれの計画方法でも,計画方 法の起源,対象,資料,情報の蒐集と観察方法,適用範囲と限界などから考察して諸問題点を持っているが・現在・ 線型封画が最もよく開発され,広く適用例をみるに至っているので本論文においては,ある問題を持っている地域の 鷹巣経営者が,選択可能な農業経営計画方法として,線型計画法を採用することにして,地域の虚業経営者に標準的 な計画指針を提供することにする. 2‖ 二本論文で取り扱う問題は,農発生産の物的過程における外部経済であって,地域的な資源利用の性格をもつ離 漑水利施設を開発することに対応して,恩菜経営者が如何なる経営活動をとったならば,経営目標を達成しうるかを 考察することにあるりだが経営活動の全部を取り扱うのではなく,そのうち,農英経営経済現象の動態的変動によっ て,選集経営部門組織(経営部門の組合わせ)をどのように再編成することが農業経営純収益を増大しうるかに問題 を限定する更に,今,仮りに,虚業経営純収益が,濯漑水利施設を除く農兼経営費因と溝漑水利施設要因の2変数 と関数関係紅あるとする.そこで,農共経営純収益の現在値とその将来の予測されうる増分は,現在の虚菜経営諸要 因と濯漑水利施設要因および各々の予測されうる増分との関数関係で表わされるとし,これから,農共経営純収益の 増分ほ,盛装経営諸要因の増分によってもたらされた部分効果と准漑水利施設要因の増分による部分効果からなると する.これを全部効果と名ずけるこの漕漑水利施設要因による部分効果は津漑水利施設要因の増分,換言すれぼ将 来予測される濯漑水利施設の開発と旧施設の改善によって,他の農業経営諸要因に変化を及ぼして,全部効果を形成 し,戯業経営純収益の増大と安定に寄与するものと仮定する.他の農兼経営諸要因に変化を及ぼすものとして, 第一聴新しい経営部門の導入によって虚業経営部門組織を変化して,ひいては,地域の主産地形成を可能とする

第二は諾漑水利施設の開発に伴なって\区画整理事業を合せ行ない,適作距離の短軌動力排転機等により虚栄機

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香川大学農学部学術報普 114 械化を可能とすることによって運搬能性と作業能率を高め,労他生産性の向上となる 第三ほ碓漑水利施設の完備によって干魅などによる既存経営部門の生産恩の不安定性と低位な土地生産性を是正 し,生産恩の減収を防止し,土地生産性を高める 第四ほ用水不足のために既存の耀漑水利施設について必要な管理費用が桂漑水利施設の開発と完備によって,管理 費用を節約し,生産費を低下させ,生産物の市場戯争力を強める これらの4つが全体として農業経営純収益の増大となってブラスの効果を及ぼすのである 本論文では,第一・の新 しい経営部門,及び経営方式の導入による農兼経営部門観繊の再編成の計画を作成することに限定する..最初に潅漑 水利施設の開発を必要としている地域の農業の実態を述べることにする Ⅱ 地域の農業の実態 1.地域の農業を規定する諸条件 農菜経営計画の作成の対象地域は兵庫県加西郡北条田丁,泉吼 加西町の,5ケ町を含む加古川西部廃業水利改農事 業地域であって,管轄は農林省近畿農政局である‖ 先ず自然的条件についてみると,河川としては普光寺川,万願 寺川及び下里川が流れ,本地域の南部で三川合流して加古川に入る農業経営耕地の土質ほ主として河川泊いに分布 する沖積層と加西町中央部及び束部にほ広大な洪積層からなり,土壌ほ,沖積地帯の水田にありて払,−・般に植壌土

で土屈も深く15cm位であって,地下水位は中位及び低位で乾田が大部分である.洪横屑地帯の耕地は植貿系で極端 うずら

な壷粘度を呈し,作土も浅く10cm位であって,地下水位低位の乾田が多い紫野,胃野ケ原の両台地には,終戦後 の開田が多く,用水源はそれに比して増強されていないために用水不足をきたしている水田が多い.第1表から,気 第1表 気 象 条 件 第 2 表 用 水 施 設 象条件についてみると,いわゆる瀬戸内気象であって, 我国有数の暮雨地帯とされている.観測地北条町でほ明 治55年から昭和57年の年間平均総雨盟1,511.9mm(北 条観測所調べ)であり,特に夏期は雨盟少なく,港漑期間 最大連続早天日数ほ昭和52年42日に達し,本地域の北部 で雨盈の比較的豊富な神崎郡下では昭和55年19日にすぎ ないことからもわかる.このような気象条件によって液 漑及び排水の水利条件が規制されているのである.先ず 滞漑水利施設(用水施設)については∼第2表に表示し 施 設 名簡所数=阻漑面積 百分率 昭和37年皮 =毎時農政局闇ベ

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第15巻第2号(19‘4) 115 ているよう紅,加■西郡の耕地面鏡約4,100llaの約75%が溜池掛であり,20%弱が井堰掛,残り5%が揚水槻掛,その 他となっている“井堰耕でも三川とも流域面積は小さく,早天時には,渇水状態となり,代掻時の用永不足は特にほ なはだしいこのため反覆還元水を利用している処もある 溜池掛でほ個所にしてる占5ケ所あるがいずれも皿池が多 く,井堀掛より用水の不足皮がはなほだしい揚水機掛は主に地下水を利用し各所に堀井戸を設けて,溶出水を貯留 しているが応急処理にすぎない“いずれの潅漑水利施設(用水施設)も潅漑面積は1ケ所当り100ila未満である.排 水紅ついてほ用水不足が顕著であることから特記すべきことはない.このような渚漑水利施設からみても,水利慣行 はきわめて複雑であるそこにほ承水権(水利権)をめぐる紛争も多く発生している戯共経営者は用水不足の消極 的適応策として−「なかづくり」(水中耕起)を行ない水持ちをよくするための水利作業慣行を行っている.特に溜池掛 では半強制的に行われており,労仇過重と農繁期ピ−クに拍車をかけ,その上,不合理な費用がかさみ,土壌に理化 学上悪影響を与えるなど,虚菜経営者にとって「なかづくり」は用水不足のための必要悪とみなされる.農作物への 自然的災害状況のうち草書ほ病 害,風水害紅次いで多い結果がで ている.農産物市場,生産要素市場 までの交通地位はきわめて便利で あって,神戸市場など大きな食糧 需要地箱をひかえて■おり,農産物 の安定的生産と商品性の向上を計 ることにより主産地形成の方向は きわめて可能性があると考察され る地域の人口,世帯数を第4表 からみると総人口昭和55年で49, 254人であるが農家人口は年々減 少しており,特に農共労仇の内男 子労他力は通勤という就業形腰で 阪神地帯へ洗出しているが,女子 戯巣労助力は逆に増加して,農業 労他力の婦女子化が顕著にみられる が大部分である‖ 第 5 表 土 地 昭和33年皮 兵雌県銃創沓 第 4 義 人ロ と世帯 昭和30年臨時農業基本調査昭和35年世界農林業センサス 本地域の非虚業部門は4人以下従事者事業所が全体の81い8%と零細な中小企共 2.地域の農業経営要素とその利用 (1)経営地及び農家構成 農用地は4,525baであって農家1戸当農用地はる5a耕地でほ占1a,と兵庫県のそれより も10a弱大きい巾第5表から経営耕地広狭別農家戸数では昭和55年で50a−1ha鹿家ほ姶良家戸数占,9る5戸■のうらの42一.占 %を占めている小節占表から専兼菜別鹿家をみると昭和55年で総農家戸数の72%が兼業農家であって近年急激紅増加 して−いることがわかる.第7表から昭和55年の農米補充率をみると121・5%と逆に急激に減少している..中高卒業生の 非農業部門への就職がきわめて著しいことを知ることができる (2)資本装備 第8表から應用楓械では米麦作に主として利用される.動力桝転機,動力粗摺機,および稲作の 用水にもっぱら利用される動力揚水機は,兵庫県農家100戸当平均台数よりもいずれも多いことがみられるい 第9表 から家畜についてみると和牛は各 農家約1領飼養していることにな ∵・− り,乳牛は幾分伸びてほいるが飼 養鹿家戸数は少ない鶏は最近急 −−−Ⅶ 激に増加しているり京大農学部替 農家戸激 第5表 経営耕地面積広狭別農家 農家1戸 当り経営 地面横 5Dα未満j50−−50 70−1ba 1−1.5ba 研での本地城で行なった例として 簡易農家符記記帳鹿家の調査では 昭和57年皮で農菓労伐1日当労肋 報酬では1,770円と非常に高い成 百分率 増減率 昭和35年世界段林業センサス

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11占 香川大学鹿学部学術報薯 椋をあげている (3)耕地利用と農産物 第10表のように本地 域は米麦作を合わせると収穫総面硫の85…る%に達 しており,成長農産物である高級疏菜,果物は収 穫面積は少なく,販売収入の過半を占める農家ほ 極めて少ない..阪神の大塩の食糧需要地帯をひか えている本地域では,成長農産物の商品化を促進 してそれら食粒需要地と直結することによって, 地域の農兼経営者の農兼経営純収益の増大と安定 の可能性の余地が残されている Ⅱ 調査農家の農業経営の実態 調査対象農家の調査地の選定にあたって,本地 城を畑作未墾地帯としては加西町栄地区4戸を, 既存水田地帯としては小谷地区占戸について選定 調査しているい 調査対象期間は昭和5る年の暦年庶 である.調査地区の概況は省略し,鞠査農家の彪 第占表 専兼兼別鹿家 兼 業 第1種事第2種 昭 和 25 年 2,占9712,515 4,912⊆む9占5 58‖7弓 55小2 昭和25年,」昭和35年世界農林業センサス 第7義 盛英人口補充率 中 高 卒 虚業従事者 補充率  ̄− ̄ ̄▲ キ

90.7 12.5

昭和54年 昭和5占年 学 校 基 本 間 査 業経営の実態を簡単に吟味するい 第11表について みると成果指標として,農薬労仮=日当労伐報酬 では,両地区とも大差なく,小谷地区579円,栄地区575円 となっている∩ だが,このような両地区の平均鹿家におい て,要因諸指標をみると,なかでも,水田率,耕地利用 率,労仇集約度(耕地10a当り投下労肋日数),資木集約 度(耕地10a当.り投下資本財資本額),資本装備率(労仇 単位当り資本額),農薬労伐効率(労仇単位当り生産盈), 農業所得率などが,家族虚業労幼1日当労仇報酬を高める 第10表 耕 地 利 用 第8敦 盛用機械所有農家 鹿家1ロD戸当り 所 有 台 数 台 数 0 2 8 2 8 4 ′0 4 8 1 8 4 8 8 5 1 8 8 ZJ l 駆動型 牽引型 耕転機〈 エ ソ ジ′ ン モ一 夕 ー 動力脱穀機 動力籾摺機 扮 水 塊 動力撒粉扱 昭和35年世界農林業センサス 第9表 家畜飼養農家及び飼養頭数 昭和35年世界農林共センサス 昭和35年世界農林業センサス

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第15巷鍵2号(19る4) 117 方向に強く影響している一さらに水田率の高い鹿家はど農業労仇報酬が高いことから稲作部門の比嘉が圧倒的に強い 関係にある作付方式をみると麦作など耕地利用率は高ぐても収益性(農業労肋1日当り労肋報酬)の高くない作物 が従来までの慣習的あるいは本能的に作物の選択を行なっているタバコ作のような局部的にある季節に労助力が集 中し労仇強化をきたしているため,労伐能率の低下となっていることなど,結局稲作部門以外の経営部門の収益性の 低さほ,耕地10a当り生産量の低さに寄せられ,タバコ作は表作の用水不足のために収益性の高い稲作を犠健粧して 第11表 調 査 鹿 家 の 経 営 分 析 虚 家 経 済 (1戸当り) 農業経営(1戸当り) 雰携聾惹既管叢願管蓑

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5.55.5

小 谷 地 区 ー一

 ̄二二 ̄ニ 三

栄 地 区 成 果 指 榛 蔑 兼 経 営(1戸当り) 】州 豪 廻 り 0.04占 0.027 濃兼酢管雪嘲蓋慧窯慧芸匪話題媚 田㈲計 腰営雛菜資産【収穫面積 =・ :丁−;‥ 小 谷 地 区 栄 地 区 昭和36年度近親農政局調べ 第12表 調査農家の経営部門の成果 (特に代表的とおもわれるもので分散の小さいのほ平均) 昭和36年皮近畿農政局調べ

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’1は 香川大学虚学部学術報舎 まで作付されていることなど,濃漑用水不足が両調査地区においてほ,重要な制限資源となっており,虚菓用ダムの 建設と准漑用水路,沼地の整理統合などの准漑水利施設の開発と完備が,農薬経営改選の主葛な地域良策の施策であ ると考察される, Ⅳ 線型計画法による地域の農業経営者のための農業経営部門組織の編成計画 周知の如く線型計画法を数学的に表現すれば多元連立一・次不等式とすべて非負の変数であることを制約条件とし て,鵬次方程式である目的函数を歯大あるいほ最小にすることである 変数ほプロセスという概念で把捉され,独立 性,可分性,加算性,比例性(境線性)が仮定されている 虚業経営計画法として利用する場合,従来の適用例紅み られる手続としては,1)現状の把握と基本方針の決定,2)基礎資料あるいほ予測形成のために必要な情報の蒐集と 整理,計画方針の決定,5)期待模型を設定し,必要な係数を組み入れる手続である単体表の作成と演凱4)修正と 農業経営計画の確立,農業経営計画の確立の内容をなすものとして,条件変更,農業経営計画,総合的反省,長期討 画,個別農業経営計画の積み上げ方式としての地域虚業計画の一題の手続からなる.地域農業計画の作成にあたって− ほ,積み下げ方式,あるいは,積み上げ方式と積み下げ方式の同時接近方式など,一部の研究者によって提唱されて いる本論文でほ,同時接近方式に近いが,税み上げ方式の域を脱していない.いうなれば,規範的にして標準的な 方式といってよい。 1り 基礎資料あるいは予測形成のための情報の蒐集と生産方向 今,思策用水資源が制限でない場合を想定して,他の虚業経営諸要因に変化を及ぼし,農業純収益を形成するとい う,前述のⅠでの4つの間接的効果のうち,第一の新しい経営部門あるいほ経営方式の導入による農業経営部門組織 の再編成をすることによって,戯発経営純収益の増大と安定が達成されると予想される農業経営計画を作成すること に考察を進める…新しい経営部門あるいは経営方式の導入にあたってほ,耕地利用の高度化,労仇力利用の効率化,農 業機械諸施設の高度利用を討ることを条件としで,本地域と酷似した経営環境濫あって,将来,本地域の生産方向と して,予測可能である神戸市岩岡町の代表鹿家の経営部門あるいほ経営方式を採用することにした.調査対象期間ほ昭 和5占年の暦年皮である“調査をする前に,先ず,本地域の生産方向ほ琉菜を加味した水田酪農経営として打出して, かかる鹿家を9戸事例的に詳細な経営部門あるいほ経営方式についての調査を行い,経営方式としてほ,早期水稲Ⅶ 甘藍(越冬)が主軸となり,それに,早期水稲−せ藍(卑生)一一胃刈エソ麦, スイカ、甘藍〔越冬性,以下(越)と 略記する〕,タバコー甘盛(越),トマトー甘産(越),甘藍(越)劇胃刈エソ麦一胃刈トーモロコレ,レタスー早期水 弼,混隠甘藍一飼料カブ一帯刈レ㌦−プ・甘藍(越)一背刈トーモロコシー胃刈トーモロコレ,プドー,などが主要 なものである.また,本地域は,兵庫県でも洒米の主産地(年間作付面磯約1,000ha)であることから酒米部門を導 入している.但し,早期水稲ほ,普通水稲よりも生産鼻,品質ともに劣り,現に岩岡町でほ自業相病なとの病害の 大発生を招来しており,また,夏期の酷割寺期の収穫ほ,作共労伽能率の低下をきたしている事例もあるので,早期 水稲を無条件に多く作付することは危険である側面を持っている 岩岡鞘の主要な農畜産物である,疏菜(甘藍ト マト,スイカ等),牛乳は総て温泉協同組合の共同出荷体制をとっていることほ注目に催し,本地域でもかかる共同 出荷体制をとることを想定する, 2.基本計画方針の決定占予測値の計測 (1) 基本計画方針の決定 (i)本論叉でほり本地域のうち畑作未墾地帯を対象とし,生産方向としては,水稲紅疏菜を採用した水田酪農経 営とする (ii)経営部門あるいは経営方式以外の農業経営諸要素ほ現状と変らず将来も続くものと予測し,計画実 施期間は濯漑水利施設の開発と完備後の5年間とする(iii)地域で最も固定的な経営要素は経営地であると推察さ れるので,経営耕地規模別農業経営部門粗放の編成計画を作成する (2) 予測値の計測 (i)資源 期待模型としての嘩体表を作成し演算するために必要な予測佃一資惑乱技術係数,利益係数一を基礎 資料あるいは情報から計測する.先ず,経営耕地規模としては経営耕地を125a,90a,アロaに・区分し,早期水稲,レ タス作,スイカ作,ナス科作地は減収防止のため,酒米地は,地域の酒米生産の供給曳の調整のために,供給可能屋 を意味する資源に制限をもうける.制限愚は各経営耕地規模の場合の耕地ほ畑地,畦畔地は含んでいない水田耕地を 意味するい労仇は成人男子2人とし,経営部門あるいほ経営方式によって時期的に労他の代替の比較的困難なものは

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119 卿5巻第2号(1964) 旬別に,比較的代替性のあるものは月別紅制限をもうけ雇用労肋を含めた最大可能労仇供給景を設定した、乳牛部門 においてほ飼料必要量として1年を5期に区分して,各々T・D・N(可消化給養分葱)DCP(可消化粗蛋白質)の 制限をもうけ,時期別の飼料の均衡を計ることにつとめた.乳牛プロセスを2つもうけ,平均5頑飼養乳牛プロセス については,5頭以上飼養するという意味でM記号を使用している.もう1つは平均5頭飼養乳牛プロセスである ただ同一・単体表には2つのプロセスを同時に入れるのではなく,いずれか−・方のみ・である・水稲作制限地を設定したの は,地域の濯漑水利施設事蔑詔画当局の予算的規模を個別の農業経営において考慮した制度的制限である.単体表の 行数は,M使用経営耕地規模では24個,Mを使用しないそれは18個となり単体表を経営耕地M使用125a,M使用90a, 125a,90a,70aと5つ作成して−いる (ii)プロセス プロセスは利益係数と技術係数とからなる先ず利益係数の計測でほ,生産物恩,比例的変動費 (本論文では直接費と以下呼ぶ)を構成する生産要素価格,生産要素盈,生産物価格を予測する必要がある・生産物 価格,生産要素価格ほ,計画期間中,「相対価格」において変わらず,生産物盈,生産要素最も予測される係数ほ計 画期間中変化しないものとして,利益係数を計側する利益係数=10a当り粗収益−・10a当り直接費であるので,粗 収益のうち,各作物生産景については。,現在,選択されている高位な技術水準で加西地区および岩岡地区の調査結果 の情報から得ており,生産物価格は本地域の大部分の農産物は神戸市場に出荷されるものと推察されるので,神戸中 央卸売市場年報の,昭和55−ち占年の平均価格をとり,県内産については,出荷月別単価から市場手数料を差し引いて 加重平均し,これに加西地区,岩岡地区での昭和54−・ち占年の各年の庭先販売価格,および農林省「農産物の需要と生 産の長期見通し」を参考とし,類推決定して−いる次に溶接費の内容は,桝種部門では,肥札種臥薬剤,諸材料, 動力光熱,賃料料金,災害保険料,専用組合軋 専用農具費の各費目からなり各費目のうちの種目の数患は,加西 地区,岩岡地区の個別農家経営調査の栽培技術を参考とし,その価格は,昭和5る,57年庶兵庫県物質調査,岩岡農業 協同組合,タキイ種筒K.Kからの情報によって推測した.プロセスにおいて,補完,補合関係の強い経営部門間に おいては経営力式(作付方式)別に,強くないものは単独の経営部門としている.乳牛部門は4頭まで飼養可能なプ ロセスと,5頭以上8頑以下飼養可能なプロセスにわけ,購入飼料プロセスは資源で5時期に区分しているので,同 一単体表に同様に5時期別に5つのプロセスをもうけている.購入飼料ほ乳年部門直接費に含めて単独に設定しない ことも考え.られるが,自給飼料である粗飼料の最小必要患が諸参考資料あるいは情報によって,分散が大きいため予 測困難であるためである.乳年プロセスの前提として,乳牛は単純自己再生産(乳牛ほ経営外から購入しない)を行 酪農部門資料 解15表 酪農部門資料 頭 円 8,000 頭 円 円【1.2 1 l − ー −− ___

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120 香川大学鹿学部学癖報舎 い,常に・搾乳牛頭数は一定とする‖その場合初産月令は30ケ月,産次回数ほ加西郡下の乳年生産費調査では4−5産 が大部分を占めているが将来飼養技術の向上を見込み占産とする.妊娠期間(分娩間隔)は事故率20%として15ケ月 とすれば80%の出産率となり,また,横の雌雄比率は50%とするこのように予測して平均5頑と平均5頭飼養の1 頭当りプロセスの利益係数,技術係数を計測した−例えば,平均5頭飼養の搾乳牛1頭当り換静プロセスの粗収益 は,乳代と,痍牛ロ.5頭,横て,2頭,占ク月飼育牛0・7頭の5分の1となる乳代の申,牛乳生産盈ほ乳脂率5.2%換 算で昭和5る年度加西地区牛乳生産費調査では4,295.2kg(22.9石)であるが昭和55年兵庫県のそれが4,占87.5kgで あり,岩間地区の調査農家では平均4,895・7kg(2る.1石)であるので,牛乳生産量の増大を見込んで搾乳牛1頭当り 4,占87.5kgとした乳価は乳脂率5一・2%換静で物質調査によれば,年平均昭和55年で10kg当り2占7円,5占年52占円,57 年555円(但し,4−10月の月別価格から類推)であり,昭和5占年,57年の平均値として10kg当り529円とした売 却年の単価は兵庫県畜産課の調査,加西,岩岡両地区の調査を基礎とし,痍牛75千円,占ケ月育成牛50千円,雄横 4千円とした..乳牛プロセスの直接費は耕種部門と同じである‖患接費の各費目に含まれる種目の数量,単価は岩岡 地区調査農家の事例と,加西地区昭和55,5占年年乳生産費調査,昭和55年全国年乳生産費調査,昭和55年兵庫県統計 年報を参酌し推測している. 技術係数のうら,乳牛ブロセスの時期別自給飼料係数においては,桝種部門からの供給ほ収穫された時の生産塩で 第14表 資 料 MRJ P 部 種 桝 粗 収 益 直接費 47,579 占0,409 2る,105 29,55占 52,251 12占,5占8 155,占21 1占1,40る 14,580 9,184 14,870 4,258 21,427 2,750 占,280 2,85占 2,411 2,5る1 2,950 2,428 7,448 5,889 7,554 7,44占 28,8占る 77,442 119,占55 純収益 占1,5ロ1 54,4占占 58,412 45,0る2 45,892 59,852 4d,dO9 114,594 1占,920 21,529 29,占8□ 7,る20 占5,075 −2,750 一占,280 −2,85占 −ゼ,411 −2,5占1 −2,950 −2,428 −7,448 25,28占 25,45占 28,2占2 59,584 占4,878 99,095 数 量「単 価 r 価 額

鋸割判削蹴軋郵劇ヨ藷根

︵︵︵

︵︵内冬促

ススンソソ伴僧伴シ

109,口80 94,875 る4,515 74,598 78,145 18占,200 2ロ2,25ロ 27占,000 51,500 50,715 44,550 11,858 8占,500 レ レ カカカ セ セト・バ 甘大 ラララ l l トイ 〓ノ リ ン ソ ン レ レ ノ ノ マ レ タ ハ コ ラ ジ ノ ク ロ バ ー イタリ アンライグラス ム ラ サ キ カ ブ

膏 XU lエ ソ 責

苛刈ト ーモロコシ

膏レ混 氷水 水スプキ

刈 レ ン プグ播 稲(普) 棺(▲早,) 稲(酒) イ カ ド ゥ リ (半促成) 51,175 52,770 55,7〔)8 d8,250 150,000 218,750

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香川大学戯学部学術報告卿5巻第2号(19朗) 121 第15 表 単 体 表

140,525】17,可純878l144,987

88占ぃ80‘l鴻0占ト80占

25,28占」28,2る21上る20ト2,411卜占,280い9,る50】40,770董44・920ト2,750l−7・448ト7,448t4占・叫・−2,428j

8占,957185・27申0,48中0,9占5j

0 171.5281占1,457 使用する ベクトル 早期水稲 稲 一再刈エ ) P $ キクリ ー 甘藍(越) P47の技 巧変数 早期水 一甘藍(越 ) 甘藍(越) スイカ ー P 6 トマト ー 甘藍(越) P 8 タバコー 甘藍(越) P 7 基 底 耕 地 表 作 地 P℡8 耕 地 表 作 地 P27

酒 米 作 地 P28

レ タ ス 作 地 P20 ス イ カ 作 地 P80 ナ■.ス 科 作 地P81

乾 物 盈 P82

唾 畔 地 P8$ 5月上・下旬労仇 P84 占 月 労 イカ P85 8 月下旬 労仇 P8¢ 9月上・中旬労伐IP椚 10月下・11月上旬労仇Pさ8 12 月 労 伽 P89 二L 二 0 0 1 0〟 OU l ¢一 〇一 〇︼ ○〟 P P P p▲ nr −757−1,5占5 −1,105 ト1,787 7 8 8 ∩︺ 5 9 8 5 8 5 ZJ 7 8 8 nU 5 9 8 5 4 −′〇 1 8 ZJ 5 5 −・1,557 4 6 6 7 8 QV 巾l n︼ 中一 ∩一 〇︼ ∩− P P P P nr P 50.0  ̄‡ ̄ 〒:‥ 9 7 1 nU 501.0 47.る 占.0 5る.0 5.0 22.8 −551.2 −78.7 22占巾0 420.0 −5.0 5占.0 5.0 22.8 −551.2 −78.7 nU nU O n︶ 0 ∩︶ ′0 5 ′O ZJ 5 ′0 7 1 ZJ 占.1 5占.O1 52.0 51.2 −5.0 78.0 5.0 22.8 −551.2 −78.7

−−−

,55.O −59.O1 5占.0 ′︷︶ ′∧︶ ′0 5 5 0 4 4 59小5【 う5.0! 5.0 95.2 22.8 −587…2 −5占.ロ ー80“2 −1.5 −85りD 一占51.0 −2.2 −58.0 −28.0 −248り8 −0,8 −55“2 115.4 −5占.0 −1.5 −85.0 −2.0 −28.D −0.8 9.ロ ー199.る 一54.9 −848.4 −−148.4 −199.る 一54.,9 9.0 −199.占 −・54.9 −848.4 −148.4 −199.占 −54.9 12− 5 月 12・− 5 月 4 − 7 月 4 −■7 月 8 −11月 8−11月 乳牛 8 頑 −M 乳牛 5 頑

TDN p40

DCP p41

TDN p49

DCP p48

TDN p44

DCP p46

以 下 P4¢ 以 上 P47 一199.る 一54.9 −848.4 一148.4 一199.る −54.9 ー5占.0 −1.5 −85.0 −2.2 −28.0 −0.8 ー5占.ロ ー1.5 −85.0 −2.2 −28.0 −0.8 −・占91.5 −22る.9 −24占.0 −8D.る −295.ム ー77.占 畑 地P48 水稲作 制限地P49 Z C T7J28】_れこ57 ー85,27占 ー1る0,48る −110.9占5

。,28。1_19,:5。l_。。.77。l叫92。

一占4,878ト144,987 5,占0015,dOO1 5,500 竺土工:⊥ヱご 評;①ニ霞線の内卿まM併用単体翠を,ニ志操の外即まMを僅用しない場合の単体葬を層曝する◎処分プロセスは省略する,◎水準は経常桝鳩125aの例を示している.

(11)

123 第15怨第2号(19占4) 評価し,即時に乳牛に給蝕されることにしている.労伐係数は加西,岩岡両地区の代表的な調査農家の資料から静 出し,なお,水稲作の場合は加西地区の昭和5占年度米生産費調査を,乳牛の労仇係数の場合は昭和5る年度牛乳生産費 調査を参考にした 列数であるプロセス数は処分プロセスを除いた実仇プロセス数はM使用の場合の経営耕地125aと90aでほ25個∴M を使用しない経営耕地125a,90a,70aでほ17個である.Mを使用しない場合の経営耕地規模では縮退あるいは解不能 が起る危険があるので飼料必要盈を5時期別に取らず1年間にとって−いるので行数,列数はM使用の場合よりも少な くなっているのである.以上単体表の基礎資料として■予測した耕種部門及び乳牛部門については欝15表,欝14表にそ れぞれ表示している通りである労伐係数,飼料係数について−は−・托して第15表の単体表紅表示している る.単体表の演算結果と考察 単体表の第1段階のベーシス(基底)に入っている資源ほ未利用の状態にある農業経営体を想定することができ, 従って経営純収益ほ零である.経営純収益を最大に.サーるにほ未利用の資源を稼動させて−,最適解の得られると予想さ 第1占表 資源の利用と収益性 一一単体表の演静結果と考察− (その−・)

\ →埜空

12‘5 a (M使用) 9 0 a (M使用) 源l使用藍l残 塁l姦妄遠点l資 ⊥警 源1使用患】残 盈l姦姦重点 一 つ﹂ ;︶ 一山 + 耕 地 表 作 地P26 耕 地 裳 作 地P卵 酒 米 作 地 P98 レ タ ス 作 地P29 ス イ カ 作 地 P$0 ナ・ス 科 作 地 P81 乾 物 蒐 P$2 畦 畔 地 P88 5月上・下旬労伐 P84 る 月 労 肋 P85 8 月下 旬 労仇P8¢ 9月上・中旬労肋 P87 10月下旬11月上旬労働 P88 12 月 労 倣IP錮 12一 ち 月 12− 5 月 4 − 7 月 4 − 7 月 8 一・11月 8 −11月 TDN p40 DCP p41 TDN p42 DCP p4B TDN p44 DCP p46 搾 乳 牛 8 頭 P4¢

搾乳牛5頭以上P47

畑 地P48 水稲 作 制限地P48

(12)

香川大学農学部学鏑報沓 124 明l葦攣嘲 ︵〓Q卑︶ ー蛾練り嫉斐琳塔Q脳牽卦− 或絹聾刃壁再Q東新

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(13)

125 第15巻第2号(19る4) れる各プロセスに未利用の資源を転嫁する必要があるけ その場合の判別は最下段のZ−C行で最大化問題では原則と してその段階で負の最大の列を転出列に選び,この列に該当するプロセスの水準を定めるために,その段階の資源を当 該プロセスの正の係数値で除した商の最小値が当該プロセスの稼動水準となり転出行が定まる.この計罪過群の手続 をZ−C行が全て零あるいは正になった段階にまで行って最適解が求められるのである‖ こ.れが単体表演算であるが, 本論文でほ全て電子計算機を使用して単体表の演算せ行ったい各単体表演算の最適解までの回数は125a(M)22回,90a (M)25回,計算時間即寺問50分,125a20回,90aと70aほ18回であった小線型計画の最大問題で求められた経営純収益 は,生産に必要な直接比例的変動生産要素以外の,制限となって稼動した固定的経営要素(あるいほ固定的経営要素の 能として湧出した用役である経営の生産要素)紅帰属する経常内機会収益に.,その稼動した生産要素盈を乗じて,加 遷した虚菜経営純収益を最大にするといってもよいさらに換言すれば,線型計画ほ一・次同次性が充たされているの で,オイラーの定理が成立し虚栄純収益はすべて固定的経営要素の用役としての生産要素紅分配されるのである.各々 の内給生産要素の経営内機会収益を他の経営耕地規模の農菜経営計画と較べ,又同一凝営耕地規模の代替する内給生 産要素間の収益性を比較するなどして,計画と同時に.経営分析的性格を多分把持っているのである∴経営内機会収益 とほ単体表でほ処分プロセスのZを指すのである換言すれほ,機会費用,Shadow pIice,などとも云われる.さ て,次に単体表の演算結果と考察に移ろう.演算は,5つの単体表に.なされたが,第1占表から演算結果をみると,

M使用125aでは裏作地ほ表作地よりも経営内機会収益が高く,労伐では9月上,中旬が1時間当り872′5円と非常に

高い.このことは9月上・中旬の労肋が経営純収益匿強く影響しており比較的厳しい制限要素として概能しているこ とを示めす.飼料ではT・D・Nが過不足なく5時期とも適正な供給盈である..M使用125aの場合Mほ制限資源として イカいていないのでMを使用する意味は初めからなかったことが5,1頭と5頭以上飼養されることから推察される.M 使用90aの土地についてみると耕地表作地,耕地裏作地,スイカ作地,ナ・ス科作地と畑地ほ全て利用可能盈を利用し 尽しており,労イカでは,5月上・下旬とる月が利用し尽され,8月下旬,9月上・中旬,10月下旬・11月上旬と12月 でほ残塁を生じて−いる時期別のT・D・NとD・C・Pについてみるといずれの時期でもD・C・Pは乳牛必

を超過している.Mほ制限として機能している.Mが機能していると,それ虎けMを使用しない場合よりほ農共経営

純収益は低くなる.M使用125aと90aの制限になっている各々の生産要素に帰属する1Da当り経営内機会収益の傾 向をみると,土地でほ,耕地袈作地は耕地表作地よりも高い‖ M使用90aでは特にナス科作地は耕地裏作地の経営内 機会収益を上廻っており,ナス科に属するタバコ作の栽培管理の良否が農業経営純収益に強く影響するい 労肋でほ M使用125aでは9月上・中旬が5月上・下旬よりも制限が厳しいのに対して,M使用90aでは全般的に労仇の制限 が厳しくない小 だが土地は逆にM使用,125aよりは厳しい. 経営耕地125aではスイカ作地の制限が比較的厳しくスイカのプロセスが経営純収益の増大の方向に強く機能して

いる労伽でほ.5月上・下旬が1時間当り528.1円であり,飼料でほTDNが適正な供給忌となっている..9baでは,

125aと同じくスイカ作地が厳しく,早期水稲ほ残量を生じているい 労仇では9月上・中旬が相対的に厳しく1時間当 り255‖1円の経営内機会収益を上げているこの旬期は甘藍(越)の植付け,早期水稲の収穫期,プドー・の収穫期な どの作東労仇にあたっている.経営耕地70aは90aと同様な傾向があり,耕地でほスイカ作地が厳しく,労肋では, やはり,9月上・中旬,5月上・下旬が相対的に厳しい制限であることがうかがわれる。5月上・下旬はスイカの追 肥,薬剤撒布,敷藁,チャノブの除去など,トマ†の申耕,追肥,薬剤撒布など,キクリの薬剤撒布,初期の収穫な どの作業労伐と競合関係にある各作兼労他の適期性虹ほ若干の幅を持っていることを考慮して,かゝる作業労伐の 利用効率を高めることによって,経営内槻会収益を通して虚業経営紙収益の増大の方向に大きな影響力を持っている のである 次に第1図耕軽部門稼動水準と作付方式図,第17表経営部門別の稼動水準と収益性を参照しながら,採用されたプ ロセスと稼動水準について一考察する.M使用経営耕地125aでほ作付方式として,早期水稲一甘藍(早生)一胃刈エ ソ麦22り2a,裸麦一酒米24‖1a,甘藍(越)−スイカ17.2a,甘盛(越)一夕バコ29.7a,甘藍(越)一早期水稲 28..8a,甘藍(越)−トマト5‖1a,混播50a,野草5aとなっており,乳牛は5・1頭で購入飼料は8−11月158単位, 採用されている..購入飼料が他の2時期には採用されず,1時期にだけ採用されているため,実施にあたってほ,理 論的には最適解とはいえないが,サイレ一汐などを利用して,他の時期の自給飼料と代替利用することによって,時 期別に購入(濃厚),自給(粗)飼料の均衡をほ.かることが必要であるけ M使用経営耕地90aの採用プロセスはM使用 経常耕地125aから裸麦と酒米を除き,それに甘藍(鶴)−育刈トーモロコシー苛刈トーモロコyld・4aと畑地濫馬鈴

(14)

12占 香川大学農学部学術報曽 署一大根8.5aを加えた作付方式(プロセス) を採用しており,その他の稼動水準は早期水 稲一甘藍(早ト⊥許刈エソ麦25.占a,スイカー 甘藍(越)18a,トマトー甘藍(越)9.5a, 混播21い5a,タバコー甘藍(越)20.7aと乳 牛はMの制限が機能して−5頑,購入飼料は.5 時期ともすべて購入飼料のプロセスが採用さ れ,4−7月に1巾8単位,12−5月に40単 位,8−、11月に111.1単位を各々購入するこ とになる甘盤(越)の外葉利用のために冬 期の自給飼料は比較的多いが,夏秋期は自給 飼料に不足し購入飼料を比較的多く使用しな ければならないことなど他の−・般的傾向と逆 であることが考察される.その他野草5aと なっている山 M使用経営耕地125aと90aの主 要な経営部門は,早期水稲,甘藍(越),トマ ト,スイカ,タバコで,その他125aには.酒米 と裸麦が90aに大根,馬鈴薯が採用され,飼 料作物としては経営耕地和aに育刈†・−モロ コレ,背刈エソ麦,混播,野卑,125aには背 刈エソ麦,混播,野草と単純である−以上の 結果,卿8表の虚業経営の収益性紅表示した 通りM使用経営耕地125aの最適解である農 薬経営純収益は1,2る2,980円,年間労伐1時 間当り労仇報酬157.1円,飼料自給率(成分価 評価)8占9%,飼料自給率(経営内機会収益 で評額)占8小8%になっている‖ M使用経営耕地90aでほ虚業経営純収益 1,082,る12札 年間労伐1時間当り労肋報酬 95い5札飼料自給率(経営内機会収益で評価) 74..5%となってM使用の場合はMを使用しな い場合よりは高くなっている‖ そのわけはM 使用の場合時期別の飼料必要盈を制限してい ることとMを使用しない場合,時期別に取ら ず1年間としていること,また使用しない場 規 膜 地 = 蒜南\、ヱ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 プロセス純収益 a 2全2 円 祉 狙 早一■期 宥 1 136,160 241 18.330 172 a 凶 ・329,547 (M) 205′296 31 50,283

可 ロ

241 30

67,98(; 畑 −22.344 0 計 931.664 乳 撲 地 目 議ヾ 1 2 3 4 5 6r 7 8 9 10 1112 プロセス純収益 育刈よン変 \/ ′ 157,372

a 256 93

a 66,さ01 (M) 田 15ま4占7 229 225

207 85

旭 混 39399 2l5 葦 −16047 5 0.182 軋 †質 地 ‖ 忘計く 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1112 ′ロセヌ純収益 ′ 60a 安 ぐ 12 2859 凶 正 叩 イ カ 255,さ28 07 10,839 19Z793

173

計も90.287 388(3ぶ) 28壱(15〉 弛 23 731 (12849幻 ふ監( 132(169) 112 796 囲) (1小1097〉 涙 播 −2778 37(19) 16(9g) 畑 10587 (63957) ・ ・ 第1図 耕種部門の作付方式と面桜 合の方が乳牛頭数が4頭と1頭多く採用されて−いるためであると推察される. 経営耕地125aのプロセスの稼動水準では早期水稲−・甘藍(越)占Oa,普通水稲一竃刈エソ表1.2a,スイカー甘藍(越) 50a,トマト∬甘藍0−・7a,タバコー甘藍(越)175aが採用され,購入飼料は1年間でとっているが555.1単位乳牛4 頭となっている経営耕地90aと70aは採用プロセスでは同Ⅶであるが,稼動水準は少しく異なっているい90aと70aの 採用プロセスは早期水稲N甘藍(越),経営耕地9ロaで58a(経営耕地70aでは50a),タバコw甘藍28.5a(15a),トマ トー■甘藍(越)1,5a(8a),キクリ−甘盤(越)8.8a(0。1a),スイカー甘藍(越)15.2a(16.9a),混播5.7a (19a),プトー・1∩由(9一.9a)となっているい作物別紅稼動水準を第17表からみると,早期水稲,甘盛(越),スイカ,タ バコが5つの経営耕地規模の主要な耕種経営部門であることが考察される‖第18表から経営耕地125aの虚業純収益は 1,004,9占0円年間労仇1時間当り労伐報酬は95.5円,飼料自給率(成分価で評価).55.る%,経営内政会収益で評価す ると50‖1%,経常耕地90aの経営純収益ほ949,585円(経常耕地70aでほ840,5・52円),年間労伐1時間当り労伐報酬

(15)

127

欝15巻第2号(19占4)

薗相琴刃掛害宿題Q n碑監前知捜

(16)

香川大学農学部学術報告 128 第1白表 農業経営の収益性 125a(M) 90(M) 資 本 財 資 本 農業労伽時間 粗 収 益

直 接 費

純 収 益 農米労仇報酬 労仇1時間当り報酬 ① 飼料自給率 (参 飼料自給率 1,528 占,592 1,915,597 852,785 1,082,占12 る1占,195 95.5 註:(乳成分価 ㊤機会教用評価額で評価した場合 は78り5円(82.2円),飼料自給率28。、4%(51…9%)(成分価で評価)経営内機会収益で評価すると2る.5%(55・5%)に なる.M使用の場合に、比べて,乳牛頭数ほ多いが,農業経営純収益,年間労仇1時間当り労仇報酬,飼料自給率のい ずれも低く,また,経営耕地規模の小なるはど,そのような指標ほ低下する傾向がみられるつまり,今,各規模別 に制限になった旬あるいほ月の労仇の経営内機会収益に各々の制限になった旬,月の労伽寺間を乗じて加えた和を制 限になった旬,月の労仇時間の和で除することによって\各々の農業労仇1時間当り経営内機会収益を計測すると, M使用経営耕地125aでは5占9円,M使用経営耕地90aでほ78..る円,経営耕地125aで505‖8円∴経営耕地90aと70aでは

148.1円となっていることから推察される。労仇1時間当り経営内機会収益の低下傾向は,それだけ労伐が余分にな

ってくることを示めす.第1占表から5月上・下旬労他の経営内機会収益はM使用経営耕地125aで4844軋M使用経営 耕地9Daでほ2DO、5円,125aでほ528円,98aとアロaでは82.59円と低下して−いること,経営耕地90aと70aではる月労仇 が制限になっているが,5月上・下旬労仇とる月労他の和にしても経営耕地125aのる月労他の経営内機会収益にほ及 ばない9月上・中旬についてみると経営規模が小さくなる樺労伽1時間当り経営内機会収益の低下が同一噂期をと っても低下する傾向がうかがわれる.従って残愚となった労仇時間を,虚業経営に更に余分に投下することにより技 術係数,利益係数に変化を・及ぼし,虚業経営純収益の増大が期待される方向に労他の強度を強めるか,慮外に雇用機 会のある場合には,農外所得を確保し,全体として戯家所得を高めるか,その労仇を余暇として利用し,将来の労助 力の再生産のために保養につとめるか,農業従事者の効用極大原理に従って,いずれにでも利用可儲である. 制限となっている経営耕地によって加患された10a当り経営内機会収益をみるとM使用経営耕地125aでほ.7,占占9円,

M使用90aでは40,127円,経営耕地125aでは12,274円,90aで54,451円,7D円でほ54,578円となっており労伐とほ逆

ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ 紅規模が大なるはど低下する傾向が推察されるのである.従って経営規模の小さいはど経営耕地に対する制限は厳し ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ く,労伐は逆に経営規模の大なるはど労仇に対する制限が厳しくなることが考察される 経営耕地90aとアロaでは労仇1時間当り経営内機会収益は同値であるのは.,両方とも同一・のプロセヌが採用されてい るため軋最適解で採用されたプロセスと制限となった資源からなる逆行列の要素が同じで,しかも各旬,月別の労肋 制限が同じであるからである 4.最適解からの若干の修正 Mを使用しない経営耕地規模では飼料を1年間にとっているので時期別の自給(粗)飼料と購入(濃厚)飼料との均 衡を期することと,飼料自給率を高めるために,労伐1時間当り労仇報酬を高める方向に修正を試みる.飼料自給率 ほ.M使用の場合に較べて,Mを使用しない経営耕地規模ではいずれも半分にも達していない.飼料自給率を高める一・ つの方法は,購入飼料プロセスの価格を引き上げるか,飼料自給率最下限の制限を設定することによっで高めること も可能であるが,全体としての農業経営純収益は必ず増大することは保証できないそこで,先ず,畑地の残塁に時 期別均衡を考慮し飼料作物を採用して,乳牛を4頭の稼動水準から5頭に減らす,だが,労肋はいずれの規模に率い

(17)

129 第15巻第2号(19占4) ても若干制限畳を超過する.さらに自給飼料で時期別必要乱T・D・N,D・C・Pのいずれかが不足する時期の 場合にそれだけ,購入飼料を採用して修正した結果,各々の経営耕地規模においても飼料自給率は高まり,農業経営 純収益ほ増大し,年間労仇1時間当り労仇報酬では,経営耕地125aで7・5円,90aで8・2円,70aでは10小る円の上昇をみ るに至った さて,虚業経営者が,かかる農業経営部門組織の編成計画を実施するにあたって−ほ,次のような問題む考慮してお かねばならない. (1)新しい経営部門あるいは経営方式に関する知識水準と実行する意志と勇気 (2)農産物の増大に伴ない,地域の生産の安定出荷と商品性を確立し,主産地形成を指向した販売出荷体制の強化 (3)現存する水利慣行の改善と合理化 (4)資本の導入と融資対策 (5)経営諸要素と接産物の価格に対する危険と不確実性への対応 (6)最後に本論叉の線型計画による,地域の虚業経営者のための農業経営部門組織の編成計画における諸前提を・ 充分認識された上で実施すること が条件となるであろう,本論文では,兼業部門ほ取り扱わなかったが,それを必要悪として是認されようとも,産米 としての虚企業ということを考えれば,地域の虚業経営の中核的主体は,あくまで,標準的な専業的虚業経営者であ られねばならない.彼等が,先駆者となって,かかる農業経営計画を実行することによって,地域全体の農業経営者 に波及効果を及ぼして,地域の農業経済を発展させることができるものと期待されるでのある Ⅴ ま と め 新しく港漑水利施設を開発するこ.とにより,それを受益する一億の地域の農業経営者群は,それを外部経済の農業 生産手段として,共同利用するのであるり このような新技術に対しては,旧来の慣行的,本能的ともいうべき虚業経 営者の行動では解決できない新しい虚業経営者の行動が要請されるのである.本論又では,その一・つの行動として, 虚菓経営部門組織の再編成が選択されることを前提とし,従来,本地域では主要な経営部門ではなかったが,新しく 港漑水利施設が開発されることによって,代表的経営部門と予測されるものの部門を隣接地域に求め,経営耕地は経 営計画期間において固定的であるとし,経営耕地125a(M),90a(M)∴125a,90aと70aの5経営耕地規模の農業経営 部門組織の編成計画を作成した線型計画法によって,単体表演算を行った結果,いずれの経営耕地規模でも,稼動 水準は異なるが,甘藍(越冬性),早期水稲,スイカ,タバコ,若干の飼料作物と乳牛が主要な経営部門を成す虚業 経営部門組織を編成し,選択することによって,虚栄経営目標を最大にしうることが考察されたのである・ 最後に臨み論文のとりとめにあたっては,涼都大学教授神崎博愛博士,香川大学教授森和男博士からは浣重なご教示 をいただき,京都大学助教授氏頼乎からはご校閲をたまわったまた農林省京都農政局計画課より原資料の提供その 他格別の便宜と援助をたまわり,とくに禰田尚技官に迷惑をおかけした京都大学大学院工学研究科学生佐々木俊六 氏にほ電子計静機による嘩体表の計静のお世話濫なり,さらに調査に応じて下さった農家の方々に心から謝意を表し ます. 参 考 文 献 農業樽記研究施設,78−109(19占5) 冊 神崎博愛:虚業経営の理論と討札束京,富民社 ト20,11ロー11(1958) 侶】二n持元:農業経営の線型計画,東京,東京明文堂, 89−・25ロ(19る2).

(9)HEADY,E.0:Linear Programming Methods, TheIowa State Univ.Press.,17−18(1960)

110)JoHNSON,GL.and others:A Study of

ManageIialProcesses of Midwestern Farmers, TheIowastate Univ.Press,1−19,(1965). (1)京都農地事務局計画部経済課:昭和5占年度,加古川 西部農業水利改艮事菓地区経済調査資料(4)経済調査 (2)京都農地事務局計画部経済課:昭和57年度,加古川 西部農業水利改良事業地区経済調査資料㈲営農計画, 2−5D(19占5) (3)譲都農地事務局計画部:昭和57年度,加古肝西部地 区中間報告書(その1),1−8,(19る5) 〈4I兵庫県:地帯別特産農作物導入標準(19dl) (51頼平:線型詔画法による農業経営設計,京都大学農 学部農業簿記研究施設.弧1・59・−180(19る5) (61今村畢生:恩業経営の分析と設計,帝都大学贋学部

(18)

香川大学農学部学術報雀

150

Farm organization plannlng by theuse ofliIlear prOgrammlng method

in the area where newirrigation facilities are constructed

Isao KATO

Summary ByconstructingnewirIigationfacilities,thefarmeISWillusethemas cooperative means

agrlCulturalproductioninordeItOgetthe externaleconomyin thearea・They are requestedtoselect farmmanage皿entprOCeSSbytheirpositive adiustnent to changes of theiIIigationfacilities…insteado董 negativeadjustment(suchas the action basedonhabitsandinstinct)

Inthispaper,itisassu皿ed thattheyre仙COmbinateenterpIises to changes on theirrigation facilities・

One surveyis carried outinIwaoka townin the west of Xobe City董or purpose of finding new enterprises whichare combinatedbyiarmersintheareaafte工irrigationareconstructedfacilities・Farm・

ers willselect farm oIganizationor a combination of enterprlSeS OutOfnew enterprlSeSand thepresent

enterprises‖In the caseofplanning,itis assumed that farmers,arablelands aIe fixed through the

terms of planning.Farm sizeis estimated with the scale of aIablelandlTheplan of 5classes aIe

made according to farm size.

Asa result of planning farm organization or a combination of enterprises by the use oflinear

programming method,it can be saidthat the farmers ofeach class select cabbage(over winte工ing), eaIly SeasonIice watermelon,tObaccoandmi1k cow asthe mainenterpIises”But the activitylevelsof enterprises varyin the each type of farm organization pla

IflarmeIS Select the farm organization plan that belongs to theclass,itis expected that they can

earn maximum and optimum faImincome

参照

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