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3.セラミック野菜の特徴(1)

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Academic year: 2021

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(1)

空き店舗・空き室利用型 野菜ファクトリー編

世界十数カ国で特許取得

セラミック栽培式植物工場

(2)

はじめに

1 栽培能力と生産高とランニングコスト

2 栽培施設図と写真

2-1.空き室利用型・レストラン供給型

2-2.レストラン供給型

2-3.社員食堂用野菜パーティー型(IT企業など)

2-4.40feet コンテナ型

3 セラミック栽培式野菜工場の特徴

4 セラミック栽培式野菜工場

5 セラミック野菜の特徴

6 栽培野菜の種類と含有成分制御

7 栽培野菜例

「セラミック栽培式」のすすめ 現在、「野菜栽培工場」がブームとなっています。 野菜工場の最大の問題は「コスト」です。 考えてみてください。 無料の太陽エネルギー、 安い無税に近い農地、安価な設備で栽培する耕地 農業。高い電気料金、高い税金の土地、高い税金 の掛かった設備を使って野菜を栽培する植物工場。 コスト競争したら勝てるはずがありません。 しかし、「セラミック栽培式」ならこのような状況 に対処できます。現在、コストは100g100円です。 「運送費」「廃棄ロス」などのマイナス部分をなくす 「ビジネスモデル」を構築し、「無農薬」「トレーサビ リティ」「通年供給」「栄養価制御」「無洗浄」そして、 「おいしさ」などの特徴を生かし、出口戦略 (販売 方法)を固めれば、競争できる状況になっています。 「小型の多種野菜栽培工場」のすすめ 現在の野菜工場システムは、建物・設備・水設備 などを含め、当初に億単位の設備投資が必要とさ れます。しかし、「セラミック栽培式」ではそのよ うな大規模な設備は不要です。わずか3坪の装置 で野菜栽培ができます。 平成22年1月13日付けの日経新聞によれば、三菱 のコンテナ型野菜工場システムは年間2万株生産 で5,000万円です。当社の同様の生産量の小型野 菜工場は「セラミック栽培式」という特徴もあり、 設備費などは安く、価格は、設置後の栽培研修の ための3か月間の技術研修費および特許料を含め て800万円以内でご提供が可能です。 「地産地消」「店産店消」のすすめ 「野菜工場」の問題は、高い生産コスト・高い設備 費用の問題もさることながら、出口戦略、すなわ ち出来上がった「製品→商品」をどのように販売す るかがカギとなっています。 「店産店消」なら、輸送費ゼロ、廃棄野菜ゼロで、 販売先、販売顧客が決まります。 何よりも、その店に合った栽培システムを組むこ とができるのが「セラミック栽培式」の特徴です。 また、低カリウム野菜、高ミネラル野菜等の付加 価値の高い野菜栽培も可能となります。 離島や限界集落等で自ら栽培した無農薬栽培によ る清浄な野菜を毎日食することにより、健康が保 たれ医療費の削減に繋がります。

空き室利用・レストラン供給型野菜工場とは

空き室が目立つマンションやビルの一室を改造して小規模な野菜工場とし、付加価値の高い野菜を作り、地元のレストランに供給するという

賃貸物件を有効活用する方式です。

無農薬など特徴をもった付加価値食材によるメニューを開発し、レストランに顧客を呼び込み、地域の商店街の活性化をはかります。

(3)

品種名 栽培棚数 年間生産高 販売単価 売上額

バジル

10棚(4段)

278kg

18円/g 5,004,000円

バジル

・1株で何度も摘み取り収穫できる

・販売単価が高い

・市場にフレッシュハーブの流通が少なく需要がある

・人気がある

・ソースに加工できる

<選定理由>

栽培能力(バジルの場合)

生産高概算

ランニングコスト概算

※栽培室4坪の場合で、多種野菜を同時に栽培する時の数値です ※栽培棚の段数、栽培ケース数、栽培植物により生産高は変わります ※バジルなど一種類に絞れば効率化され、生産高は上がります ※栽培器具の洗い物に約400時間/年かかります。ケース内にオプション の内袋を使えば、洗い物時間を削減できます ※もう少し安い人件費になると、さらにランニングコストが下がります 項目 月額 年額 備考

電気代(LED)

25,400円

304,800円

蛍光灯の場合は 507,600円

水道代

1,350円

16,200円

人件費

65,000円

780,000円

年間260日 時間給1,000円

種子・溶液代

10,000円

120,000円

家 賃

70,000円

840,000円

次頁の空き室 利用型の場合

合 計

171,750円 2,061,000円

(4)

(栽培室4坪 10棚)

(クリーンブース室)

(作業室)

(見積概要)

※空き室が2LDKの場 合、あるいは作業 室を狭くすると棚 数は増えます。こ の場合、10棚以上 が可能です (○印欄は発注先様にてご用意が可能)

❑施設・設備費用

❑栽培装置・機器費用

❑技術研修・技術指導費用

1.栽培室費用(工事費込) △ 1.栽培主装置 1.栽培技術指導・研修費(3カ月) 床仕上、空調、電気、換気設備 ○ 棚、光源、特殊セラミック 2.栽培用・技術指導用消耗品 2.クリーンブース室費用 栽培専用ケース、除湿機等 3.交通費・宿泊費(実費) 前室設置、エアシャワー設置費用 2.設備、装置の試運転および立上げ ❑除外事項 3.作業室費用(既存設備利用可) 3.システム対価 (特許行使権含む) ・一次電源の準備 附室設置、作業室設置費用 ○ 4.一般管理費 ・給排水工事 機器、備品他 ○ ・空き室のスケルトン化 4.設計監理費、一般管理費

・既存品の撤去費用、その他 種類 棚数(4段) 年間収穫数 レタス 8~10棚 12,000株~ ミニ トマト 〃 16,000個~

❑収穫量概算

※生産高は、掛ける販売単価です 1.栽培室 3.作業室 2.前室

(5)

(栽培室4坪 10棚)

マンション外観写真

(6)

(栽培室8坪 16棚例)

(クリーンブース室)

(作業室)

(見積概要)

(○印欄は発注先様にてご用意が可能) ※レストラン供給型 の栽培の場合、野 菜の種類は1~2種 類に絞り込まれま すので、指導・研 修期間は3ヵ月と なります

❑施設・設備費用

❑栽培装置・機器費用

❑技術研修・技術指導費用

1.栽培室費用(工事費込) △ 1.栽培主装置 1.栽培技術指導・研修費(3カ月) 床仕上、空調、電気、換気設備 ○ 棚、光源、特殊セラミック 2.栽培用・技術指導用消耗品 2.クリーンブース室費用 栽培専用ケース、除湿機等 3.交通費・宿泊費(実費) 前室設置、エアシャワー設置費用 2.設備、装置の試運転および立上げ ❑除外事項 3.作業室費用(既存設備利用可) 3.システム対価 (特許行使権含む) ・一次電源の準備 附室設置、作業室設置費用 ○ 4.一般管理費 ・給排水工事 機器、備品他 ○ ・空き室のスケルトン化 4.設計監理費、一般管理費

・既存品の撤去費用、その他 1.栽培室 3.作業室 2.前室 1.栽培室

(7)

(栽培室8坪 16棚)

店舗外観写真

栽培室内写真 栽培室設置前の写真

(8)

(栽培室8坪 16棚)

(クリーンブース室)

(作業室)

※光源

白色LED(蛍光管タイプ)

種類

A.蛍光灯

B.白色LED

C.赤色LED

白色LED(正方形タイプ) 白色LED(長方形タイプ) 赤色LED(蛍光管タイプ) 栽培室

作業室 附室

(9)

イメージ図(合成)

①ハーブティ喫茶スペース併設

②野菜パーティー器具設置型

(10)

(見積概要)

(○印欄は発注先様にてご用意が可能)

❑コンテナ

❑施設・設備費用

❑栽培装置・機器費用

❑技術研修・技術指導費用

1.コンテナ費用 △ 1.栽培室費用(工事費込) 1.栽培主装置 1.栽培技術指導・研修費 (3ヵ月) 2.コンテナ運搬費用 ○ 床仕上、空調、電気、換気設備 棚、光源、特殊セラミック 2.栽培用・技術指導用消耗品 3.コンテナ設置費用 ○ 2.クリーンブース室費用 栽培専用ケース、除湿機等 3.交通費・宿泊費(実費) 前室設置、エアシャワー設置費用 2.設備、装置の試運転および立上げ ❑除外事項 3.作業室費用 3.システム対価 (特許行使権含む) ・コンテナ設置用基礎工事費 附室設置、作業室設置費用 ○ 4.一般管理費 ・一次電源の準備 機器、備品、消耗品、その他費用 ○

・給排水工事 4.設計監理費、一般管理費 ・既存品の撤去費用、その他 1.栽培室 3.作業室

(栽培室8.8坪 10棚)

(クリーンブース室)

(作業室)

2.前室

(11)

外観写真

エアシャワー

(12)

❑特徴 ・市場ニーズに即対応、多品種少量ロットの生産が可能 小さなケース単位で自由に野菜の種類が変更でき、需要に直ちに細かに対応できます。また、洗浄が不要で工程も省けます ・高齢者、身障者の方々にも 栽培作業も種まきに始まり、セラミックへ移植、水の補充、収穫といった単純作業ばかりなので、高齢者や身障者の方々にも無理なくできます ・家庭菜園みたいでたのしい いろんな種類の野菜が同時に栽培できて、家庭菜園のような雰囲気で楽しく作業できます ・無農薬栽培が容易、少肥料で流失ロスが少なく、有機栽培が可能 ・水の使用量が少量 水を循環させないので、水の使用量は1/10程度 ・廃棄物は野菜の根だけ 一般的な水耕栽培につきものの廃液やウレタン・ロックウールなどの廃棄物は発生しません ❑設備 ・多段式で省スペース ・エアレーションが不要 水を空気にさらしたり混ぜたりする必要がありません ・水循環設備が不要:水は循環させないで使います ・万が一雑菌・病気が発生しても安心 小型のケース単位での栽培なので、被害にあったケースのみを排除するだけで、被害を最小限に抑えることができます。全体へ被害は及びません ・設備は一般家庭用と同じものなので管理、メンテナンスが簡単 野菜工場の多くは、専用機器や溶液の管理等コンピュータによる制御が必要でメンテナンスには専用知識が必要とされます。「セラミック栽培式」 は、これらがすべて要りません ・設備の消毒も簡単 ・セラミックの再利用が原則(高熱処理・薬剤殺菌):セラミックは高熱処理、薬剤殺菌で、原則として再利用します ・硬い素材(セラミック)の使用により機械化が可能 セラミックは1200度で焼成しており、硬いうえ形が一定しているので、機械化にも適しています

(13)

[発芽直後の様子]

廃棄物なし(通常の1/20)

セラミックの再利用が可能 (高熱処理・薬剤消毒) [植替え直後の様子]

無農薬栽培が容易

少肥料(肥料の流出ロスがない) 有機肥料栽培が可能 [植替え後3週間程度の様子]

水の使用量1/10 排水処理1/10

固い素材(セラミック)の使用によ

る機械化

[植替え後1週間程度の様子]

エアレーション不要

水循環設備不要

水管理の簡素化

完全閉鎖型植物工場

[多段式] 省スペース

面積あたりの収穫量から

体積あたりの収穫量へ

[クリーンルーム]

レタス12毛作

清潔・紫外線なし・軽い

リスク軽減(病気発生時、当該

ケースのみ処分)

容易な無農薬栽培が可能

小設備・省スペース

立地の多様性

(14)

セラミックで栽培された野菜は、

安心・安全

で、おいしいです

(15)

栽培試験済野菜の種類

セラミック栽培されたホウレンソウに、独自技術の甘味処理(収穫前処理)を おこなうことで、野菜では得られないような甘さをもった「甘味ホウレンソ ウ」を創ることができます。 以下のグラフは、ハイトカルチャ社で成分比較したものです。

含有成分制御(糖度etc)

ハーブ類 ①バジル ②スイスチャード ③ディル ④タイム ⑤クレソン ⑥ペパーミント ⑦チャービル ⑧コリアンダー ⑨パセリ ⑩ローズマリー ⑪セージ 根菜類 ①カブ ②人参 ④小カブ ⑤紫人参 ⑥大根 果菜類 ①なすび ②トマト ③黄パプリカ ④赤パプリカ ⑤インゲン豆 ⑥大豆 ⑦ピーマン ⑧ミニトマト 葉菜類 ①ほうれん草 ②水菜 ③ホワイトセロリ ④キャベツ ⑤白菜 ⑥玉レタス ⑦小松菜 ⑧春菊 ⑨チンゲン菜 ⑩小ネギ ⑪イタリアンパセリ ⑫リーフレタス ⑬赤からし水菜 ⑭大葉 エディブルフラワー ①インパチェンス ②カレンジュラ(キンセンカ) ③ビオラ ④ナスタチウム ⑤コーンフラワー ⑥ペチュニア ベビーリーフ ①リーフレタス ②水菜 ③小松菜 ④スイスチャード ⑤赤カラシナ

(16)

ご希望に応じて実費にて新しい野菜の栽培試験を行います。例えば、大葉や山椒などです。 お気軽にご相談ください。(06-6930-6060)

参照

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