今から考えよう
年金のこと
60歳以上のご家族の
必要生活費は
平均月額328,337円。
公的年金だけでは足りません。
60歳以上での生活費の内訳は右表の とおりです。余暇に使える時間が増える ライフステージですから旅行などで楽し みたいものです。そのためにも、毎月の 生活資金として33万円くらいは考えてお きたいですね。 国民年金、厚生年金を試算すると35年納付・加 入しても右表の数字にしかなりません(平成18年 度価格)。上記の必要生活費から考えるとずいぶ ん足りません。また今後の給付水準低減や生活 物価の上昇などを考えると不安がつのります。 食費 64,422円 住居 18,331円 光熱・水道 20,081円 家具・家事用品 9,848円 被服・履物 11,326円 保健・医療 13,811円 交通・通信 33,142円 教育 2,340円 教養・娯楽 28,045円 その他の消費支出 76,794円 税金・社会保険料等 50,197円 【世帯主 60 歳以上の勤労者世帯あたり平均 1 か月間支出】 【公的年金試算例(1 か月あたり)】 教育費は一息ついたものの、 その他の生活費は あまり変わりません。合計
合計
328,337
円
総務省統計局「家計調査年報」 平成18年に基づきJA共済連作成 妻 夫 国民年金に加入 厚生年金に加入 国民年金に加入 115,516円 189,205円 厚生年金に加入 189,205円 262,896円 日 本 は、 先 進 国 で も 例 を み な い ほ ど 急 ピ ッ チ で 高 齢 化 社 会 を 迎 え る と い わ れ て い ま す。 そ ん な 中、 公 的 年 金 と い う 社 会 保 障 制 度 を 維 持していくのが困難な状況にあるのは火を見るより明らかです。 今 や 自 分 の 生 活 は 自 分 で 守 る 時 代。 よ り 豊 か で 快 適 な 老 後 の 生 活 を実現させるために、早めに備えをしておきましょう。 100 80 60 40 20 0 (%) 4.9% 59.7% 35.4% 24.3% 67.8% 7.9% 17.4% 68.1% 14.5% 11.6% 59.7% 28.7% 35.7% 53.6% 10.7% 1950年 1975年 2000年 2025年 2050年 2025年以降の数値は推定値です。総務省統計局「我が国の推計人口」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成14年1月推計)」(中位推計) 昭和35年生まれの人が65歳 (年金開始年齢)になる時 老年人口 生産年齢人口 年少人口年齢区分別人口の推移
(注)夫婦ともに健在の場合、平成 18 年度価格 試算の前提 ●国民年金の受給額は 35 年納付の場合。 ●厚生年金の受給額は加入期間は 35 年、平均標準報酬月額 30 万円、年間の標 準賞与額を標準報酬月額の 3.6 か月分として算出。また、従前額保証の対象に なる場合は、従来の算式で算出された額となります。年金開始は 65 歳からの場合。 ●厚生年金の加給年金額、国民年金の振替加算額は含まれていません。①50歳以上の方なら、社会保険事務所などで
加入記録と見込額を調べることができます。
②社会保険業務センターからの
自動通知
③年金受給から受給後の諸手続き
④裁定請求手続き後の流れ
58歳の誕生日を迎える方には、社会保険業 務センターから年金加入記録の通知が誕生 月の翌々月に郵送され、希望すれば年金見 込額も約1か月後に郵送されます。 確実に受け取るためにも、加入記録に漏 れがないかをチェックしておきましょう 年金の加入記録の漏れとは、本人が加入し たにもかかわらず社会保険庁が管理する被 保険者記録には登録されていない年金記録 のことです。大切な年金のお受け取りに加 入記録の漏れがないか、一度確認されるこ とをおすすめします。 請求年齢を迎える誕生月3か月前になると、社会保険業務セ ンターから手続き用紙(年金請求書)のほか、手続きに関 する案内が送付されます。 社会保険庁 「ねんきんダイヤル」 ☎0570‐05‐1165 社会保険庁の ホームページ 最寄りの 社会保険事務所 (または年金相談センター) 試算結果は郵送で 送られてきます。 電子文書で送られてきます。試算結果は郵送または 試算結果はその場で 受け取れます。 電話 パソコン 面談 厚生年金に加入された方 国民年金のみに加入された方 手続き用紙となる「年金請求書」を 含め、手続きに関する案内が送ら れてきます。 60歳で受け取れる厚生年金を未 請求の方には、再度「年金請求 書」が送られてきます。 「年金請求書」に必要事項を記入の上、各種添付書類を添えて、 最寄りの社会保険事務所、または年金相談センターで請求手続きを 行います(郵送でも可)。 自営業者の方など、国民年金の第1号被保険者期間のみの方は、市区町村役 場の国民年金課でも手続きを受け付けてもらえます。 「年金請求書」に必要事項を記 入のうえ、各種添付書類を添え て最寄りの社会保険事務所ま たは年金相談センターで請求手 続きを行います(郵送でも可)。 国民年金は原則65歳支給のた め、手続きに関する「お知らせ(はが き)」が送られてきます。 手続き用紙となる「年金請求書」を 含め、手続きに関する案内が送ら れてきます。 受給待機 ※受給資格期間を確認できない方には「年金加入期間の確認について(ハガキ)」が送られてきます。 60歳 3か月前 3か月前65歳 「年金証書・年金裁定通知書」が送られてきます。 「年金振込通知書」が送られ、年金が指定口座に入金されます。 1年間に支給される年金額を通知する「年金振込通知書」が送られて きます。また、年金額が改定された年には、改定を通知する「年金改定 通知書」もあわせて送付されます。 手続きから 1∼2か月後 さらに 約1か月後 毎年の 5∼6月年金受給の諸手続き方法
社会保険庁のホームページ http://www.sia.go.jp/年金請求書の添付書類にどんなものが
必要か、簡潔に教えてください。
主だった添付書類を平易にまとめると、下記 の内容となります。 ●請求書および配偶者の「年金手帳」 ●「戸籍謄本(戸籍の全部事項証明書)」 ●世帯全員の「住民票」(受給権発生後のもの で、発行後6か月以内のもの。コピーは不可。) また、裁定請求書の記入の内容によっては、 添付しなければならない書類も違ってきます ので、手続き先で確認しておくと確実です。 ※必要となる添付書類は社会保険庁 「ねんきん ダイヤル」 ℡0570-05-1165または最寄りの 社会保険事務所等へお問い合わせください。 「ねんきんダイヤル」 月曜日から金曜日は午前 8:30 ~午後5:15(ただし、 月曜日〈月曜日が 休日の場合は火曜日〉は午後7:00まで)、第 2土曜日および毎年11月の第2・第4土曜日・ 日曜日は午前9:30 ~午後4:00、祝日、12 月29日~ 1月3日は利用不可。 ※「年金請求書」 を紛失した場合や、社会保険 業務センターから 「年金請求書」 が送られて くる前に請求手続きをされる場合などは、社 会保険事務所等にある「老齢給付裁定請求 書」 といった手続き用紙があり、請求手続き はどちらを提出しても構いません。 ………年金証書は、どんな場合に必要になり
ますか。
年金証書は、年金を受けている方の身分証明書 とも言えるものです。なくしたり、破いたりしな いように、大切に扱ってください。 また、年金を受けている方が再び勤め始めたと きなど、いろいろな届け出をするときに必要と なります。 ………受け取り金融機関の変更手続きについ
て教えてください。
受給中の厚生年金または国民年金の受け取り 金融機関を変更する場合は、「住所・支払機 関変更届」という届出用紙(ハガキ形式)に、 基礎年金番号と年金コードの14桁などを記入 して最寄りの社会保険事務所に提出または郵 送します。 ………年金を受けていた者が亡くなった場合
はどうしたら良いですか。
年金を受けていた方が亡くなられたときは、 すみやかに死亡届を提出しなければなりませ ん。 提出先は社会保険事務所、社会保険事務局の 事務所または年金相談センターにおたずねく ださい。 死亡年月日、年金証書に記載されている基礎 年金番号と年金コード、生年月日などを記入し、 亡くなられた方の年金証書と、死亡を明らかに することができる書類(戸籍抄本または住民票 の除票など)を添えてお出しください。 届出が遅れ、亡くなられた月の翌月以後の年金 を受け取ったときは、その分を返却しなければ なりませんのでご注意ください。 ………答
答
答
答
問
1問
4問
2問
3A
年金
&
Q
いつでもご相談ください。最低保証 予定利率を設定 しているので 安心です。 6年目以降 1年ごとに見直す予定利率による推移 年金受け取り開始後の予定利率見直しに よる最低保証年金額増加部分 年金受け取り開始日以前の予定利率見直し による最低保証年金額増加部分 当初5年間 契約時の予定利率を固定 (予定利率1.5%) 最低保証予定利率による推移 (予定利率0.75%) 6年目以降は1年ごとに予定利率を見直します。 上乗 せ 原資 契約時 の 最低保証年金原資 5年後 (35歳)(40歳)10年後 (50歳)20年後 (60歳)年金開始 契約時 (30歳) (60歳)30年後