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目 次 目 次 目 次 使 用 許 諾 契 約 書 ソフトウェアの 動 作 環 境 注 意 事 項 本 ソフトウェア 使 用 時 における 注 意 事 項 起 動 する 入 力 データ 作 成 時 の 注 意

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マニュアル

Ver.1.0 第 1 版 2015-09-01

第 2 版 2015-12-11 第 3 版 2016-02-24

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- 1 -

目次

目次

目次 ... 1

使用許諾契約書 ... 2

ソフトウェアの動作環境・注意事項 ... 3

本ソフトウェア使用時における注意事項 ... 4

1.起動する ... 5

入力データ作成時の注意事項 ... 8

2.入力画面 ... 9

入力メインシート ... 9

基本情報 ... 12

建物概要 ... 14

新規部材登録 ... 17

部位仕様作成 ... 19

窓仕様登録 ... 25

ドア仕様登録 ... 27

平面プラン入力 ... 29

グリッド高さ設定 ... 33

部屋作成 ... 35

開口部有外壁登録 ... 41

入力内容更新 ... 44

部位一括登録 ... 45

詳細登録 ... 46

階間登録 ... 66

熱的一体室 ... 68

窓開閉通風設定 ... 69

詳細設定 ... 70

その① 局所換気設定 ... 71

その② 暖冷房・室内発熱の設定 ... 72

その他パッシブデザイン技術 ... 76

OM ソーラーシステム(屋根空気集熱式ソーラーシステム) ... 76

3.計算実行 ... 80

4.計算結果を表示する ... 81

結果メインシート(グラフ・表) ... 83

その他の技術 ... 84

シミュレーション結果シート ... 85

PDF 作成 ... 86

建物性能値(参考値) ... 87

5.補足資料 ... 92

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-- 2 --

使用許諾契約書

使用許諾契約書

このソフトウェア使用許諾契約書はソフトウェア製品名:シミュレーション passive-design EVAluator(以下、 本製品)について、ソフトウェア利用者(以下、利用者)とパッシブデザイン協議会(以下、協議会) との間に 締結される契約書です。本製品をコンピュータにインストール、または、使用を開始することによって、利用 者はこのソフトウェア使用許諾契約書の各条項を承諾されたものとします。 利用者(以下、甲)と協議会(以下、乙)は本製品の使用に関して、以下の条項を双方承諾の上、本契約を 締結する。 第 1 条 (本ソフトウェアシステム) 本ソフトウェアシステムとは、甲が乙から配布された製 品、データ、文書、および印刷物、付属機器を指し、以下これを当該プログラムと いう。 第 2 条 (著作権) 当該プログラムの著作権は乙に帰属する。 第 3 条 (使用権) 乙は当該プログラムの非独占的使用を甲に許諾する。これにより生ず る使用権は、甲が保有するコンピュータに於いて当該プログラムを使用する場合 にのみ有効である。 第 4 条 (複製及び貸与の禁止) 甲は当該プログラムの複製をバックアップの目的以外で 行ってはならない。また、第 3 者への貸与をしてはならない。甲に於いて本条項に 違反した場合、甲の作成した複製品の所有権は乙に所属するものとし、乙は即時 全複製品の引き渡しを甲に対して要求し得るものとする。 第 5 条 (賠償請求) もし甲に於いて、前条に違反してプログラムの複製または貸与を行っ た場合、乙は甲に対し、当該プログラムの開発費の 1/10 に複製枚数または貸与 等回数を乗じた額を請求できる。 第 6 条 (契約の解除1) 甲に破産、和議開始、会社更生手続開始、会社整理開始もしく は特別生産開始の申立があった場合には、乙は何らの推告を要せず、ただちに 契約を解除することができる。この場合においては、甲は乙から提供された本当 該プログラム、複製された媒体すべて、および付属品を乙に返却しなければなら ない。 第 7 条 (契約の解除2) 甲が本契約に定める事項に違反した場合には、乙は何らの催告 を要せず、ただちに本契約を解除できる。 第 8 条 (乙の免責) 乙は当該プログラムの使用により生じた損害に関しては、いかなる 責任も負わないものとする。 第 9 条 (変更) 乙は甲に予告なしに当該プログラムの変更を行うことがある。

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トウェアの動作環境

・注意事項

ソフトウェアの動作環境・注意事項

本製品を動作させるコンピュータの推奨環境は下記のとおりになります。 1.OS Windows7/8/8.1/10 2.アプリケーション

Microsoft® Office Excel 2010 (14.0.7147.5001) 以降 Microsoft® Office Excel 2013 (15.0.4719.1002) 以降

 Excel 2007/Excel 2016 では動作できません。

 Microsoft® Excel のバージョンを確認してください。上記より古いバージョンでは、正常に動 作しない場合があります。必要に応じて Microsoft Update を実施し、更新してください。  Macintosh®/Office for mac では動作できません。

×

Windows 7 Windows 10

×

×

×

×

×

×

×

Office2016 (64bit) Office2016 (32bit) Office2010 (64bit) Office2010 (32bit) Office2007 Office2013 (32bit) Office2013 (64bit) Windows 8

×

×

Windows 8.1

×

×

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トウェアの動作環境

・注意事項

本ソフトウェア使用時における注意事項

注 意

本ソフトウェアを使用する前に

必ずお読みください

本製品はセキュリティ機能付き USB を使用しています。下記の使用上の注意事項をご確認ください。 ・ 本製品を使用する場合は、他の Office 系アプリをすべて閉じてから使用してください。(作成途中のファイ ルの保存ができなくなる、または USB を取り外した際に強制終了することがあります。) ・ 本製品を差した状態で、他の Office 系アプリの起動を行わないようにしてください。(動作不具合を起こし たり、強制終了を起こしたりすることがあります。) ・ 本製品を使用している場合、他のアプリでも

クリップボード (Ctrl+C など) を使用した動作がで

きません。

・ 「Document」フォルダにはサンプルデータが入っています。本製品を起動し、サンプルデータを開いてか ら、パソコン内にコピーをしてお使いください。 ・ シミュレーションの計算実行には、入力モデル及びパソコンの性能によりますが、10-20 分程かかります。 ・ 入力データを本製品内「Document」フォルダに保存して、計算実行すると、計算終了までの時間が長くか かってしまう恐れがあります。お持ちのパソコンにデータを保存し、計算実行を行うことを推奨します。 ・ パソコンの設定で

スクリーンセーバーやスリープモード(電源 OFF)によって、本製品が認識で

きなくなり、入力途中のデータが終了することがあります。

計算実行時や席を離れる場合は、ス クリーンセーバーやスリープモードにならないような設定を推奨します。 ・ 本製品の動作が不安定な場合はデータを一旦保存し、再起動してください。 ・ 本製品はセキュリティ機能付きのため、動作に不具合を生じる場合があります。再入力の手間を防ぐた めにも、入力状況の区切りごとに保存することを推奨します。 ・ Microsoft のアップデートにより、本製品の動作が不安定になることもあります。 シミュレーションに関するお問合せ先 Tel 0570-02-8309 Mail passdec@passive-design.jp

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起動する

1.起動する

フォルダの構成

「EVAluator」フォルダには、次の項目が入っています。 ・ 計算エンジンフォルダ 「eeslism6」 ・ 画像フォルダ 「img」 ・ 初期設定条件ファイル 「inifile.xlsx」 ・ 計算結果ファイル 「resultfile.xlsm」 ・ シミュレーションファイル 「passive-design EVAluator.xlsm」 「Document」フォルダには、次の項目が入っています。 ・計算入力例 「自立循環型住宅サンプル_屋根基礎断熱.xlsm」 「自立循環型住宅サンプル_天井床断熱.xlsm」 ・部位仕様登録例 「自立循環型住宅サンプル_部位仕様登録.xlsm」 ・USB 使用マニュアル 「EVA スタートアップガイド.pdf」 「自立循環型住宅サンプル_屋根基礎断熱.xlsm」と「自立循環型住宅サンプル_天井床断 熱.xlsm」は自立循環型住宅一般モデルの一部改変し入力したサンプルデータです。1) み込み後、計算実行を試すことができます。 「自立循環型住宅サンプル_部位仕様登録.xlsm」はサンプルデータの部位仕様登録まで 完了しているデータです。本製品をお使いの際には、このサンプルのように自社仕様を入 力したものを保存しておくと、次回の入力が平面プラン作成からとなるので、短時間でシミ ュレーションデータを作成することができるようになります。 * 実行ファイルは、「passive-design EVAluator.xlsm」というファイル名です。 * 実行エラーやファイルの破損を防ぐため、その他のファイルを開いたり、誤って上書き保存したり しないよう、ご注意ください。 * 作成した物件データは、「EVAluator」フォルダの中に保存できません。お使いのパソコンのドキ ュメントの中になどに、物件フォルダを作成しその中に保存を行ってください。 * 「Document」フォルダはファイルに保護がかかっていないため、誤って上書き保存を行わないよ うにしてください。 1) 参考図書:『自立循環型住宅への設計ガイドライン』/国土交通省国土技術政策総合研究所・独立行政法人建築研究 所監修財団法人 建築環境・省エネルギー機構発行

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起動する

ソフトウェアの起動

1. シミュレーションの入力をするには、フォルダの中の「passive-design EVAluator.xlsm」 ファイルを起動させます。 2. セキュリティ警告が表示される場合には マクロを有効にする を選択してファイルを 開きます。 * エクセルのセキュリティレベルが高い場合には、ソフトを起動させることができませ ん。 予めセキュリティレベルの設定変更を行ってください。 3. 起動すると毎回パスワードを聞くフォームが現れますが、パスワードは入力せずに左 下にある 読み取り専用 ボタンから開きます。 4. セキュリティの警告と表示が出た場合は、オプションを選択しセキュリティオプションよ り「このコンテンツを有効にする」を選択し、 OK ボタンをクリックしてください。

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起動する

注 意 セキュリティレベルの設定 エクセルのセキュリティレベルが高い場合には、ソフトを起動させることができません。 あらかじめ、エクセル環境に応じて、セキュリティレベルの変更を行います。 セキュリティレベルの設定の方法 ファイル > オプション > セキュリティセンター > セキュリティセンターの設定 > マクロの設定より、マクロの設定を「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」 に設定してください。その後、信頼ドキュメントに設定します。

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起動する

入力データ作成時の注意事項

注 意

入力データを作成する前に

必ずお読みください

・ ファイル名に「.」(ドット)は使用しないでください。(P.9「入力メインシート」) ・ ファイルの拡張子をご確認頂き、大文字(.XLSM)になっている場合は小文字(.xlsm)に変更してください。 (P.9「入力メインシート」) ・ データファイルは必ずデスクトップやドキュメントなどのローカル環境に移してから実行してください。ネット ワーク上にあるファイルの場合、計算の実行ができない場合があります。(P.9「入力メインシート」) ・ 平面プラン作成画面プランを作成・変更後に 入力内容更新 ボタンの上部にメッセージが表示されてい る場合は、必ず 入力内容更新 ボタンをクリックしてください。ボタンをクリックしなければ入力情報を反 映・保存できません。(P.29「平面プラン入力」) ・ 入力する[mm][cm][m]の単位に注意して入力を行ってください。(P.49「窓詳細」) ・ 部位仕様で中空層(空気層)を使用する場合はご注意ください。(P.19「部位仕様作成」) ・ 屋根と下屋の形状が四角形以外の場合はご注意ください。(P.35「部屋作成」) ・ 外壁開口部の登録は、ミスしやすいのでご注意ください。(P.49「窓詳細」) ・ 計算実行後に計算結果シートが表示されますが、この時点では結果が保存されていません。データを残 す場合は、入力メインシートの 上書き保存 をクリックして保存を行ってください。(P.81「4.計算結果を 表示する」) ・ 結果シートを PDF に保存する場合は、一度入力メインシートの 上書き保存 をクリックして保存を行い、 手動で開いた場合にのみ可能です。(P.86「PDF 作成」)

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入力画面

2.入力画面

入力メインシート

「passive-design EVAluator.xlsm」ファイルを起動させると、下図のような入力メインシートが表 示されます。入力はシート上部にある入力項目ボタンの順に沿って入力を行ってください。 基本情報 建物概要 0 (赤は基準面) その他パッシブデザイン技術 北(180) 南(0) 西(90) 東(-90) 物件名称 建設地 設計事務所 施工工務店名 工法 床面積 気象データの選択 都道府県 区市郡 区町村 省エ ネ法地域区分 m2 換気回数 建物方位 回/h ° 熱的境界の位置 0.6 0 不明 NewFile NewFile 階数 開く 上書き保存 名前をつけて保存 新規物件入力 計算 実行 基本情報 建物概要 窓仕様登録 ドア仕様登録 終了 新規部材登録: 部材の登録シートに移動します。初期情報として登録されている以外の部材を使用する場合に使用します。 平面プラン 入力 その② その① 計算結果ファイルに移動する 新規部材登録 部位仕様作成 ver. 2.0 詳細設定 窓開閉 通風設定 その他技術 OMソーラーシステム(屋根空気集熱式ソーラーシステム) 入力画面へ移動 床下換気回数 5 回/h 吹抜面積 m2 日射吸収率 屋根 0.8 外壁 0.8 [-] [-] N m m m 高さ: m 高さ: m 高さ: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 m 0 0 m m 高さ: 00 距離: 距離: 距離: 距離:

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入力画面

入力フローとマニュアル記載ページ マニュアル 記載ページ 物件名称 設計事務所 工法・熱橋比率 建設地 施工工務店名 階数 ※ 気象データの選択 床面積 熱的境界の位置(屋根・天井) ※ 吹抜面積 熱的境界の位置(基礎・床) 換気回数 ※ 床換気回数 ※ 日射吸収率(屋根) 建物方位 ※ 日射吸収率(外壁) 周辺建物の考慮 追加の部材登録が必要がなければ、操作の必要はありません。 追加の部材登録が必要がなければ、操作の必要はありません。 追加の部材登録が必要がなければ、操作の必要はありません。 平面プラン作成に入る前に入力途中のデータを保存してください。 グリッド高さ設定 グリッドの大きさと階高を設定 部屋作成 部屋の用途毎に色塗りを行う 開口部有外壁登録 開口部有外壁の設定 ★ 入力内容更新 部屋の情報をインプット 部位一括登録 各部屋の部位詳細情報を登録 部屋詳細 大屋根欠損、下屋、屋根、床下の情報を登録 窓、ドア詳細 窓、遮蔽物、ドアの情報を登録 階間登録 階間の材料を登録します ※ 熱的一体室 吹抜や間仕切りがない連続する部屋の登録 ★ 入力内容更新 平面プラン作成シートで作成したデータの更新 ※ 窓開閉通風設定 夏の窓開閉による通風設定 局所換気設定 換気扇による局所換気設定をおこないます 暖冷房・室内発熱の設定 暖冷房設定温度・湿度 暖冷房スケジュール 機器発熱スケジュール 照明スケジュール 家族構成 在室人数スケジュール その他パッシブデザイン技術を検討する場合にのみ設定します。 OMソーラーシステムの設定 OMソーラーシステムの効果について 計算を行う場合に設定します 計算実行をする前に入力データを保存してください。 ※ 入力モデルによっては設定する必要がない項目になります。 ★ 入力内容更新をすることで、シミュレーションに内容を登録します。登録後でなければ設定ができない項目があります。 ※ その他パッシブデザイン技術 基本情報 建物概要 ※ 窓仕様登録 ※ ドア仕様登録 ※ 新規部材登録 部位仕様作成 EVAluatorの起動 詳細設定その② 窓開閉通風設定 詳細設定その① 平面プラン入力 データ保存 データ保存 計算実行 12 14 17 19 24 27 29 33 35 41 44 45 46 66 68 69 71 72 76

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入力画面

シート上部のボタンについて

①上部ボタン 物件ファイルを作る、開くなどを次のボタンから行うことができます。 新規物件 入力新規ファイルの作成を行います。 開く 保存されているファイルを選択し、開きます。 上書き保存 入力したファイルを上書き保存します。 名前をつけて保存 保存先を指定し、名前をつけて保存します。 計算結果ファイルに移動する 計算実行後であれば、シミュレーション結果のブックに移動します。 終了 入力シートでの編集を終了します。 ②入力項目ボタン ボタンから入力シートへ移動できます。左から順に入力を進めてください。 ③計算実行ボタン 入力が完了しましたら、 計算実行 ボタンを押すと計算します。 ④説明欄 ボタンの上にマウスポインタをのせると、実行する内容が表示されます。 ⑤編集ファイル名 開くボタンで読み込んだファイルの場所からファイル名までが表示されます。 注 意 保存ファイル名 名前をつけて保存する場合のファイル名には「 (空欄)」、「.(ドット)」は使用できま せん。また、ファイル名は 30 文字以内にしてください。 これらを行うと計算時にエラーが発生することがあります。 基本情報 建物概要 0 (赤は基準面) その他パッシブデザイン技術 北(180) 南(0) 西(90) 東(-90) 物件名称 建設地 設計事務所 施工工務店名 工法 床面積 気象データの選択 都道府県 区市郡 区町村 省エ ネ法地域区分 m2 換気回数 建物方位 回/h ° 熱的境界の位置 0.6 0 不明 NewFile NewFile 階数 開く 上書き保存 名前をつけて保存 新規物件入力 計算 実行 基本情報 建物概要 窓仕様登録 ドア仕様登録 終了 新規部材登録: 部材の登録シートに移動します。初期情報として登録されている以外の部材を使用する場合に使用します。 平面プラン 入力 その② その① 計算結果ファイルに移動する 新規部材登録 部位仕様作成 ver. 2.0 詳細設定 窓開閉 通風設定 その他技術 OMソーラーシステム(屋根空気集熱式ソーラーシステム) 入力画面へ移動 床下換気回数 5 回/h 吹抜面積 m2 日射吸収率 屋根 0.8 外壁 0.8 [-] [-] N m m m 高さ: m 高さ: m 高さ: 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 m 0 0 m m 高さ: 00 距離: 距離: 距離: 距離:

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入力画面

基本情報

物件名称や建設地などの計算を行うモデルの基本情報を入力します。

物件名称

これから入力する物件の名称を入力します。

建設地

建物の建設地を入力します。「都道府県」→「区市郡」(→「区町村」)の順に選択していき ます。地点によっては区町村の入力がない地点もあります。

省エネ法地域区分

建設地で選択した場所の省エネ地域区分が自動的に表示します。

気象データの選択

計算に用いるアメダス地点です。建設地の入力から自動的に表示されます。 選択された地点よりも、他の地点の方が建設地の気象条件と似ている場合には変更して ください。変更する場合は、「都道府県」→「地点名」の順に選択します。 (拡張アメダスデータ 842 地点)

設計事務所

設計事務所の名称を入力します。

施工工務店名

施工工務店の名称を入力します。 基本情報 物件名称 建設地 設計事務所 施工工務店名 工法 気象データの選択 都道府県 区市郡 区町村 省エ ネ法地域区分 不明 階数

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入力画面

工法

建物の工法を選択します。工法の種類は下記のとおりです。 この情報を基に、平面プラン作成シート内で設定する部位壁体面積における熱橋比率が 自動的に入力されます。  木造―在来軸組 【充填断熱 or 充填+外張り断熱 or 外断熱】  木造―枠組み壁(2x4) 【充填断熱 or 充填+外張り断熱 or 外断熱】  RC 造 【内断熱 or 外断熱】  鉄骨造 【内断熱 or 外断熱】

階数

建物の階数を選択します。平面プラン作成シートで作成するモデルの階数を決定します。 平面プランの入力前に必ず設定を行ってください。 平面プラン作成で入力後に階数を減らした場合、減らした階の情報は削除されますので、 ご注意ください。 参 考 工法別の各部位熱橋面積比率 熱橋の面積は垂木や柱を1つずつ拾っていくのが基本です。しかし、在来工法や枠 組壁工法など熱橋のピッチが等間隔のときは、熱橋面積比率×部位全体面積によ る簡易計算で熱橋の面積を求めることもできます。なお、工法別の外壁の面積比率 には、胴差(階間に位置する構造横架材)の比率は含まれていません。胴差は、外 壁とは独立した部位として扱われます。 0 0 熱橋比率 構法 0 0 0 0.2 0.14 0 外壁 屋根 0.17 0.14 0.17 0.14 0 0 0.2 0.14 0.2 0.14 0 0 0 0.13 0 0 0 0.13 0.2 床 0.2 0 0.13 木造―枠組み壁(2x4) 【外断熱】 RC造 【内断熱】 RC造 【外断熱】 鉄骨造 【内断熱】 鉄骨造 【外断熱】 木造―枠組み壁(2x4) 【充填+外張り断熱】 木造―在来軸組 【充填断熱】 木造―在来軸組 【充填+外張り断熱】 木造―在来軸組 【外断熱】 木造―枠組み壁(2x4) 【充填断熱】

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入力画面

建物概要

入力建物の面積、熱的境界の位置、換気、方位に関する情報を入力します。また、認証 に必要な周辺建物の考慮の計算の設定も行います。

床面積 (単位:m

2

入力した建物の床面積が表示されます。手入力による変更はできません。 平面プラン入力シートで部屋を作成し、 入力内容更新 ボタンをクリックした後に合計床 面積を計算して表示します。 入力内容更新 ボタンについては(P.29「 平面プラン入力」)を参照してください。手入力による変更はできません。 ※熱的一体室を使った吹抜や連続した空間については床面積として加算されますので、 別途除外する面積を入力する必要があります。

吹抜面積 (単位:m

2

階段室以外の吹抜で天井高さが 2.1m 未満となる範囲または、1~3階の入力範囲に入 力した法規上延床面積に参入しない範囲の床面積を入力します。平面プランで自動計算 された床面積(※)から、ここで入力された面積が除かれることになります。 ※吹抜の作成方法は(P.35「部屋作成」および P.68「熱的一体室」)を参照してください。

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入力画面

換気回数 (単位:回/h)

建物の換気回数を入力します。下記の数値を参考に、半角数字を使用してください。 ※屋根断熱の場合の小屋裏空間も対象となります。 ① 相当隙間面積 2cm2以下の場合 0.6 回/h ② 相当隙間面積 2cm2を超える場合 0.7 回/h 上記は、換気回数 0.5 回/h に相当隙間面積からの換気量を合わせた数値です。

外表面の日射吸収率

屋根 ・ 外壁 屋根および外壁の日射吸収率を入力します。仕上げ材によって変動します。 複数の材 料を使う場合は最も大きな面積になる材料の数値を入力してください。

熱的境界の位置

屋根断熱 or 天井断熱 熱的境界面の位置を選択します。小屋裏となる部分が断熱境界の内側であれば屋根、 外側であれば天井を選択します。換気回数は屋根の場合だとその他の部屋と同じ設定、 天井の場合だと 5 回/h の換気回数で計算がされます。 ※屋根断熱と天井断熱と両方ある場合は、屋根断熱を選択します。(P.92「5.補足資料」) 基礎断熱 or 床断熱 床の熱的境界面の位置を選択します。基礎断熱と床断熱のどちらかを選択してください。

床下換気回数 (単位:回/h)

床断熱を選択した場合は換気回数の設定をしてください。換気回数の判断が難しい場合 は、初期値の「5 回/h」をご利用ください。基礎断熱を選択している場合の換気は「0 回/h」 となります。

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入力画面

建物方位 (単位:°)

建物の南面が真南から東または西へ何度振れているかを入力します。 例.) 真南から東に 30°→ 「-30」、 真南から西に 45°→ 「45」 入力画面の下図のうち、本製品では赤い面を基準面といいます。 平面プラン入力を入力するときの下側を基準面とします。

周辺建物を考慮する/しない

建物の周辺に隣棟がある場合、影の影響を計算することができます。それぞれの方位の 隣棟の高さと建物からの距離を入力してください。 『周辺建物を考慮する』を選択した場合、シミュレーションの計算時間が 10~15 分程かか ります。 計画段階や簡易計算による結果を確認したい場合は『周辺建物を考慮しない』を選択し て実行を行ってください。 なお、定量評価認証に

「周辺建物を考慮する」

を選択した計算結果が必要となります。

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入力画面

新規部材登録

初期情報として部材が登録されているので、そのまま登録されている部材を使って部位 構成を作成ができます。 もし、登録されていない部材を使用する場合には部材リストに登録をする必要があります。 上段にある欄で編集を行います。

部材リスト

壁体材料の登録手順

① 「名称」材料の名称を入力します。 ② 「熱伝導率」建材カタログなどを参考に値を入力します。 (単位:W/mK) ③ 「容積比熱」建材カタログなどを参考に値を入力します。 (単位:kJ/m3K) ④ 「断熱材フラグ」材料が断熱材の場合には、右の☑を入れます。断熱フラグ欄には「F」 がつきます。 追加 材料の名称等を入力し、 追加 ボタンを押します。リストの最終行に新しく追加する 材料が登録されます。 修正 修正したい材料の行を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、材料の名称や性 能値等を修正し、 修正 ボタンを押します。選択した行の情報が上書きされます。 ※新規作成時に登録されている材料については修正できません。 名称 熱伝導率 容積比熱 [W/m K] [kJ/m3 K] 名称 熱伝導率 容積比熱 [W/m K] [kJ/m3 K] 鋼 55.00 3600 アルミニウム 210.00 2400 銅 370.00 3200 ステンレス鋼 15.00 3500 断熱材 フラグ 断熱材 フラグ

部材リスト

メインシートに戻る 削除 修正 0 追加

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入力画面

削除 削除したい材料の行を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、 削除 ボタンを 押します。「***を本当に削除しますか?」とガイドが出ますので、削除を実行する場 合には「はい」を選択します。 ※新規作成時に登録されている材料については削除できません。 メインシートに戻る 部材リストのシートを閉じ、入力メインシートに戻ります。 ※入力した材料の行の並べ替えはできません。 ※熱伝導率、容積比熱に入力する数値には 0[W/mK]、0[kJ/m3K]は登録しないよう にしてください。 補 足 仮想部位材料の使用方法 仮想部位材料とは、吹抜など、実際は床や壁が無い場合でも“間仕切り床”や“間仕 切り壁”として部位の登録が必要です。この時に、仮想の材料として登録しておくた めの材料です。 注 意 計算実行前の準備 新規部材登録を行ったファイルを計算実行する場合は、実行前に必ず、新規部材 登録のシートを開いてください。開くことで、シミュレーションに追加した材料の情報を 更新します。

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- 19 -

入力画面

部位仕様作成

各部位の構成を登録します。登録には別画面で編集を行います。シミュレーションの新規 作成時に一般的な部材は登録がされていますので、リストの中から使用する部材を選択 し、登録を行ってください。また登録がされていない材料で部位仕様を構成する場合は、 事前に材料の追加を行う必要がありますので、新規部材登録のシートで行ってください。 (P.17「新規部材登録」)

部位仕様リスト

追加 終行に新しく壁体が追加されます。 修正 修正したい壁体を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、壁体構成の設定画面 で材料等を編集し、修正 ボタンを押すと上書きされます。 削除 削除したい壁体を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、削除 ボタンを押しま す。「***を、本当に削除しますか?」とガイドが出ます。削除を実行する場合には 「はい」を選択します。 メインシートに戻る 部位仕様リストのシートを閉じ、入力メインシートに戻ります。 部位 名前 部位仕様 熱貫流率 [W/m2 K] YUKA 部位 名前 部位仕様 熱貫流率 [W/m2 K]

部位仕様リスト

削除 修正 メインシートに戻る 部位仕様の設定 追加

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入力画面

壁体の構成登録

部位仕様リストシートの 部位仕様の設定 ボタンを押すと、壁体の構成登録フォームが 表示されます。ここで、屋根、外壁、天井、床等の構成材料を作成します。

壁体構成の登録手順

① 部位仕様リストの「名前」部位壁体面積の部材を選択する際に表示される名前を、半 角英数で入力します。 半角であれば大文字、小文字問いませんが、一文字目はア ルファベットとしてください。 ② 部位仕様の設定 ボタンを押します。壁体の構成登録画面が表示されます。 ③ 「部位」登録したい壁体の部位を選択します。 (外壁/ 屋根/ 天井/ 床(外気と接する)/ 間仕切り壁/ 間仕切り床/ 基礎立上がり / 土間床) ※各部位の説明は (P.23 参考「壁体構成の詳細」) をご覧ください。 ④ 材料リストより、入力したい壁体の材料名称を1つ選択します。 ⑤ 「厚み」選択している材料の厚みを入力します。(単位:mm) ⑥ 追加> ボタンを押すと、右欄に材料が加わります。 追加した材料を削除する場合には、右欄の材料を選択し <削除 ボタンを押します。 追加した材料の厚みを修正したい場合には、右欄の材料を選択し「厚み」の値を変更 したうえで、 厚み修正 ボタンを押します。 ⑦ ③~⑤の作業を繰り返し、構成する材料全てを入力します。 ⑧ 材料の順番を並び替えたい場合には、「↑」「↓」を用いて上下の順を整えます。 ⑨ 壁や屋根が通気工法の場合には、「通気層がある」にチェック☑を入れます。

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入力画面

⑩ 変更を反映 ボタンを押すと編集した内容が転記された状態で登録画面へ戻ります。 入力した壁体を登録しない場合には 閉じる ボタンを押すと、編集する前の内容で登 録画面に戻ります。 ⑪ 「部位」「名前」「壁体構成」を確認し、登録する場合には 追加 ボタンを押します。 部位構成図 部位構成図のフォームを開きます。部位仕様の設定を行う際の参考にしてください。 変更を反映 編集した内容が転記された状態で登録画面へ戻ります。 閉じる 部位構成図のフォームを閉じます。

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入力画面

補 足 構成の順序 壁体構成は、外壁は室内側→外部側へ、屋根は外部側→室内側、天井は上(小屋 裏)→下(室内側)へ、床は上(室内)→下(床下、地面側)へという順で入力します。 ※シート状の薄い材料は入力しなくてもよいです。 ※通気工法の場合には、外壁や屋根の通気層から外側の材料は省略します。 注 意 中空層(空気層)の厚みと構成 密閉中空層、非密閉中空層、密閉空気層(1cm 以上)の3つの部材は厚みを入れる 必要はありません。ただし、構成の最初と最後の端に使用することができないため、 別の部材で挟むような構成にする必要があります。 部位名称変更の注意 平面プラン作成の部屋詳細設定で登録済みの部位名称を変更すると、部屋詳細設 定で登録された情報が消去され、登録しなおす必要があります。

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入力画面

参 考 壁体構成の説明 建物断面図による部位と、壁体構成の登録であらかじめ準備をする部位の表です。 壁体の構成登録画面 平面プラン 図 No 熱的 境界 図面上の部位 部位 壁体構成入力 順序 → 詳細設定は P.46 上段 下段 画面 入力項目 ① ○ 外壁 ・妻壁 1.一般部 外壁 室内 外部 部屋詳細 外壁 2.熱橋部 〃 〃 〃 〃 3.その他 〃 〃 〃 〃 ② ○ 胴差 外壁 室内 外部 階間登録 構成部材 ③ ○ 屋根 ・下屋 1.一般部 屋根 外部 室内 屋根詳細 屋根部材 2.熱橋部 〃 〃 〃 〃 ④ ○ 小屋裏の床 * 1.一般部 天井 上 下 屋根詳細 小屋裏水平部 ⑤ ○ 下屋小屋裏の床 * 1.一般部 天井 上 下 屋根詳細 小屋裏水平部 ⑥ 天井 1 階天井 天井 上 下 部屋詳細 間仕切り部位 2 階天井 〃 〃 〃 〃 3 階天井 〃 〃 〃 〃 - ○ 外気床 床(外気と接する) 室内 外部 部屋詳細 間仕切り部位 ⑦ 間仕切り壁 間仕切り壁 〃 〃 〃 〃 ⑧ ○ 床 1 階床 ⁑ 間仕切り床 上 下 部屋詳細 間仕切り部位 2 階床 〃 〃 〃 〃 3 階床 〃 〃 〃 〃 ⑨ ○ 基礎立上がり 基礎立上がり 内側 外側 床下・土間登録 外壁 ⑩ ○ 基礎 床あり 土間床 上 下 床下・土間登録 基礎外周 〃 〃 基礎中央 ⑪ ○ 土間 床なし 土間床 上 下 床下・土間登録 土間 * 天井断熱の時に熱的境界となります。 ⁑ 床断熱の時に熱的境界となります。

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入力画面

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入力画面

窓仕様登録

シミュレーションの初期設定で一般的な窓仕様がすでに登録されていますので、入力時 に登録する必要はありません。もし一覧にない窓仕様を追加する場合はこちらから登録 することができます。上段にある欄で編集を行います。 建物につく開口部の登録は、平面プラン入力の部屋詳細で行います。(P.47「部屋詳細」)

窓仕様リスト

窓種類の登録手順

① ガラスの種類を選択します。 ② 「名称」窓の種類の名称を入力します。 ③ 「透過率(ガラスの日射透過率)」「熱貫流率(単位:W/m2K)」「窓のη値」に値を入力し ます。 ④ 「熱抵抗(単位:m2K/W)(ガラスと枠)」「吸収日射取得率(単位:-)(ガラス)」は自動 計算されます。 追加 窓の種類の名称や性能値等を入力し、 追加 ボタンを押します。リストにある最終 行に新しく追加する窓が登録されます。 ※入力した窓の行の並べ替えはできません。 修正 修正したい窓の種類を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、窓の種類の名称 等を修正し、 修正 ボタンを押すと上書きされます。 ※新規作成時に登録されている窓については修正できません。 名称 透過率 熱抵抗 吸収日射 取得率 熱貫流率 [-] [m2 K/W] [-] [W/m2K] 名称 透過率 熱抵抗 吸収日射 取得率 熱貫流率 [-] [m2 K/W] [-] [W/m2K] P製_ダブルLow-E三層複層(G7×2) 0.39 0.475 0.15 1.60 0.540 P製_Low-E三層複層(G6×2) 0.46 0.438 0.13 1.70 0.590 P製_Low-E三層複層(A9×2) 0.46 0.438 0.13 1.70 0.590 P製_Low-E複層(G12) 0.54 0.376 0.10 1.90 0.640 P製_Low-E複層(G12)遮蔽 0.35 0.376 0.05 1.90 0.400 窓の η 値 窓の η 値

窓仕様リスト

メインシートに戻る 削除 修正 US_DG_060 US_DG_060 追加 複層

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入力画面

削除 削除したい窓の種類を選択し(上段の欄に情報が転記されます)、 削除 ボタンを 押します。「***を本当に削除しますか?」とガイドが出ますので、削除を実行する場 合には「はい」を選択します。 ※新規作成時に登録されている窓については修正できません。 メインシートに戻る 窓仕様リストのシートを閉じ、入力メインシートに戻ります。 参 考 開口部の夜間断熱(冬期)の種類 カーテンや雨戸など、冬の夜間の窓からの熱損失を防ぐものは、開口部の熱貫流 率に考慮されます。「付加熱抵抗」の数値が大きいほど断熱効果があります。 日射遮蔽物(夏期)の種類 ガラス単体ならびにガラスと付属品と組合せたときのη値は、次のとおりです。 ηはイータと読み、「η 値」の数値が小さいほど遮熱効果があります。 付加熱抵抗 選択値 なし 障子 外ブラインド ハニカムサーモスクリーン 厚手カーテン レースカーテン 0 0.18 0 0.27 0.18 0 断熱雨戸 雨戸 4.8 0.1 0.34 0.22 0.37 0.25 0.38 0.26 0.54 0.33 0.59 0.37 0.64 0.40 0.38 0.38 0.39 0.39 0.38 0.34 0.80 0.72 0.60 0.46 0.79 0.88 0.17 0.19 0.17 0.17 0.14 0.12 0.12 0.08 0.14 0.10 0.15 0.11 0.53 0.59 0.54 0.48 0.44 0.34 0.39 0.24 0.43 0.27 0.47 0.29 0.48 0.49 0.49 0.48 0.46 0.40 0.41 0.26 0.45 0.30 0.46 0.31 0.53 0.55 0.54 0.53 0.49 0.43 0.44 0.28 0.48 0.32 0.50 0.34 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 二重(単坂+複層) 二重(単坂+Low-E) 二重(単坂+Low-E遮蔽) ガラス部分の日射侵入率 η 値 日射遮蔽物の種類 代表的なガラスの仕様例 Low-E三層複層遮蔽 Low-E複層 Low-E複層遮蔽 複層 単坂 二重(単坂+単坂) 断熱雨戸 雨戸 ダブルLow-E三層複層 ダブルLow-E三層複層遮蔽 Low-E三層複層 ハ ニ カ ム サ ー モ スクリ ー ン なし 障子 外ブ ラ インド 厚手カー テ ン レ ースカ ーテ ン 0.00

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入力画面

ドア仕様登録

シミュレーションの初期設定で一般的なドア仕様がすでに登録されていますので、入力時 に登録する必要はありません。もし登録にないドア仕様を追加する場合はこちらから登録 することができます。上段にある欄で編集を行います。

ドア仕様リスト

ドア種類の登録手順

① 「名称」ドア種類の名称を入力します。 ② 「透過率」「熱貫流率(単位:W/m2K)」「窓の η値」に値を入力します。 ③ 「熱抵抗(単位:m2K/W)」「吸収日射取得率(単位:-)」は自動計算されます。 追加 ドア種類を追加したい場合には、上段の欄でドア種類の名称等を入力し、 追加 ボ タンを押します。最終行に新しくドアが追加されます。 修正 ドア種類を修正したい場合には、修正したいドア種類を選択し(上段の欄に情報が 転記される)、ドアの名称等を修正し、 修正 ボタンを押します。 ※新規作成時に登録されているドアについては修正できません。 削除 ドア種類を削除したい場合には、削除したいドア種類を選択し(上段の欄に情報が 転記される)、 削除 ボタンを押します。「***を、本当に削除しますか?」とガイドが 出ますので、削除を実行する場合には「はい」を選択します。 ※新規作成時に登録されているドアについては修正できません。 メインシートに戻る ドア仕様リストのシートを閉じ、入力メインシートに戻ります。 名称 透過率 熱抵抗 吸収日射 取得率 熱貫流率 [-] [m2 K/W] [-] [W/m2K] 名称 透過率 熱抵抗 吸収日射 取得率 熱貫流率 [-] [m2 K/W] [-] [W/m2K] 金属製ドア (K4.0) 0.00 0.065 0.00 4.65 0.000 金属製ドア (K3.5) 0.00 0.096 0.00 4.07 0.000 金属製断熱ドア (K2.0) 0.00 0.280 0.00 2.33 0.000 窓の η 値 窓の η 値

ドア仕様リスト

メインシートに戻る 削除 修正 USD_DOO 0 0 0 6.6676.667 0.0000.000 追加

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入力画面

既に登録されているドア名称の末尾の()内の数値は、単位が Kcal/㎡・h・℃ の熱貫流 率です。 参 考 熱量 1Kcal/h=1.16W 熱貫流率 1Kcal/㎡・h・℃=1.16W/㎡・K

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入力画面

平面プラン入力

プランと部屋詳細

計算モデル建物の平面プランを作成し、屋根、天井、壁、床などの壁体構成材料を部位 別に選択します。

開口部(窓、ドア)の情報、吹抜等の熱的に一体となる部屋の設定もここで行います。

①~⑨の順番を追って各階の情報を登録していきます。 ① グリッド高さ設定 (P.33「グリッド高さ設定」) 各部屋の天井、床、壁の面積や室容積の自動計算を行うため、1マスの大きさと各 階の高さを指定します。単位は[mm]で入力を行います。 ② 部屋作成 (P.35「部屋作成」) 各階の入力範囲に室用途に合わせた間取りの描画を行います。 部屋作成 開口部有外壁登録 平面1マスの 大きさ 1階天井高 階間 1階 単位[mm] 基準面 グリッド 高さ設定 部屋作成 開口部有外壁登録 窓の仕様 入力内容更新    次 部位一括登録 下記の寸法を入力してください 平面1マスの大きさ 1階天井高さ 1階階間 2階天井高さ 2階階間 床下空間高 熱的一体室 階間登録 プランと部屋詳細 メインシートに戻る 入力内容更新 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 トイレ 洗面 浴室 廊下 玄関 納戸 01 02 03 04 05 06 F 07 08 09 10 部屋登録情報  消去 開口部登録情報  消去 詳細登録

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入力画面

③ 開口部有外壁登録 (P.41「開口部有外壁登録」) 窓、ドアの設置されている外壁についての設定を行います。 ④ 入力内容更新 部屋作成、開口部有外壁登録を行った後、シミュレーション内部で面積や隣室の情 報を計算、登録を行うボタンになります。このボタンをクリックしてから部屋の部位登 録や開口部の詳細を行います。作成がされた部屋については各部屋の詳細ボタン が赤くなりますので、入力チェック欄のコメントを参考に登録を行ってください。 部屋の追加や削除を行った後には、必ずクリックしてください。 注 意 入力内容更新のタイミング 入力内容更新をするには、名前をつけて保存した後でなければ更新できません。 ⑤ 部位一括登録 (P.45「部位一括登録」) 入力内容更新後に、作成済みの部屋の外壁、天井、床、間仕切り壁を一括で登録 を行います。屋根、下屋、床下を除いたすべての部屋に、選択した部位で登録を行 います。 ⑥ 詳細登録 (P.46「詳細登録」) 部位一括登録で登録した部位で、部屋毎に変更をする場合に、各階にある部屋名 の右にあるボタンから設定を行います。居室や非居室では、開口部の詳細設定や 大屋根による欠損、屋根、下屋では屋根形状、床下では省エネ基準の計算に必要 な情報を入力します。 ⑦ 階間登録 (P.66「階間登録」) 階間にあたる箇所の部位登録を行います。 ⑧ 熱的一体室 (P.68「熱的一体室」) 上下階の吹抜や、間仕切りがない連続した隣室を入力する場合の設定を行います。 部屋作成 平面1マスの 大きさ 1階天井高 階間 1階 単位[mm] 2400 455 500    次 [1階居間] 外壁開口部有04の窓が設定されていません。 [1階和室] 外壁開口部有07の窓が設定されていません。 [1階浴室] 外壁開口部有02の窓が設定されていません。 平面プランの状況が変わったので通風設定を確認してください。 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 トイレ 洗面 浴室 廊下 玄関 納戸 部屋登録情報  消去 最大入力寸法 = 13.65 [m] x 13.65 [m]

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入力画面

⑨ 入力内容更新 各設定を行った後に、シミュレーションに情報登録します。ボタン上部に『入力内容 更新ボタンを押してください』と表示されている場合は、変更があったことを示してい ますので、忘れずに実行してください。 入力の不備がないかをチェックを行い、『入力内容更新ボタンを押してください』の表 示は消えます。入力内容に不備があった場合は、各部屋の詳細ボタンが赤くなりま すので、入力チェック欄のコメントを参考に修正を行ってください。 更新を行うと、入力メインシートの階数で選択した階よりも上 の階については平面プランの入力値が初期化されます。(平 屋⇒2、3階が初期化される。2階⇒3階が初期化される) ⑩ メインシートに戻る プランと部屋詳細のシートを閉じて、入力メインシートに戻ります。 ⑪ 入力寸法・選択面積表示欄 グリッド高さ設定で選択した1マスの大きさから、入力できる最大寸法を表示します。 部屋作成を行う場合には、選択しているセルに合わせて、長さ、巾、面積を計算して 表示します。 ⑫ 入力チェック・説明欄 入力内容更新 ボタンをクリック後に入力内容のチェックを行います。入力漏れ、変 更が必要な箇所などの不備が見つかった箇所についての説明が表示されます。該 当の部屋は詳細登録ボタンが赤くなるので、修正を行ってください。 ⑬ 各階の入力欄に移動するボタンです。 ⑭ 部屋作成ボタン(P.35「部屋作成」) 各階の入力範囲右側にある、部屋の凡例のボタンです。 部屋の名前の入ったボタンが部屋作成ボタンで、部屋を左の入力範囲で作成する 際に使います。 ⑮ 開口部有外壁登録の窓種類ボタン(P.41「開口部有外壁登録」) 各部屋の入力が終わったあと、開口部のある壁を方位や壁の種類によって登録を する際のボタンです。入力範囲に反映される線種をボタンの隣に表示させています。 ⑭ 詳細登録ボタン(P.46「部屋詳細」) 各階の入力範囲右側にある、部屋の凡例のボタンです。 部屋作成ボタンの右にある四角いボタンが詳細登録ボタンで、入力内容更新を行っ た後から使用できます。それぞれの部屋の詳細登録を行う画面が表示され、部位登 録や開口部の詳細設定を行います。また入力チェックで不備が見つかった部屋につ いてはこのボタンが赤くなり、必要箇所をお知らせします。 窓の仕様 入力内容更新 部位一括登録 下記の寸法を入力してください 平面1マスの大きさ 1階天井高さ 1階階間 2階天井高さ 2階階間 床下空間高 熱的一体室 階間登録 プランと部屋詳細 入力内容更新ボタンを 押してください メインシートに戻る 入力内容更新 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 居間 台所 和室 寝室1 寝室2

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入力画面

作業工程と本マニュアルの該当のページ一覧 マニュアル 記載ページ 平面1マスの大きさ ※ 天井高(2、3階) 天井高 ※ 階間(2、3階) 階間 床下空間高 部屋作成 入力範囲のセルを部屋の用途に分けて選択して、 部屋名ボタンをクリックして部屋を作成します。 1、2、3階、屋根、床下の入力を繰り返す 開口部有外壁登録 開口部がある外壁に番号を付けます。 外壁部を選択して、外壁番号をクリックして作成します。 1、2、3階の入力を繰り返す 更新することで、シートに部屋の構成と外壁番号を計算、登録を行います。 入力にエラーがあった場合は入力チェック・説明欄にエラー内容が表示されます。 部位一括登録 1、2、3階の外壁、天井、床、間仕切り壁を 一括で登録を行います。 部屋詳細(1階、2階、3階) 外壁、間仕切り部位 一括登録で行った部位の確認または修正。 窓設定 開口部有外壁で登録した壁体に設置場所、 窓種類、付属物を設定する。 ※ 窓詳細 窓の大きさ、遮蔽物の有無を登録する。 ドア設定 開口部有外壁で登録した壁体に設置場所、 ドア種類を設定する。 ※ ドア詳細 ドアの大きさを登録する。 1、2、3階の 入力を繰り返す ※ 大屋根による欠損部分 モデルが大屋根による欠損がある場合のみ 比率または詳細計算を選択して入力します。 屋根、下屋 種類選択 リストから種類を選択する。 設定 詳細設定を行う。 寸法設定 外壁高さ、勾配、軒の設定をする。 入力値のチェックと面積計算を行う。 部位登録 屋根部材、小屋裏水平部、外壁の部位を リストより選択する。 登録屋根数の ※ 除外面積 屋根どうしが隣接する場合に除外する 入力を繰り返す 面積を入力します。 床下(床下空間、土間) 部位登録 外壁、基礎外周、基礎中央、土間の 部位をリストより選択する。 平成25基準 入力モデルに沿って必要な情報を登録する。 平成11基準 入力モデルに沿って必要な情報を登録する。 階間登録 階間の外壁(胴差)部分の部位を登録します。 ※熱的一体室 吹抜や連続した部屋の設定を行います。 設定の必要がない場合は使用しません。 更新することで、平面プランの入力内容を登録します。 入力にエラーがあった場合は説明欄にエラー内容が表示されます。 ※ 入力モデルや部屋によっては設定する必要がない項目になります。 計算 詳細 詳細 設定 計算 部屋作成 平面プラン入力ボタンのクリック グリッド高さ設定 ※ 熱的一体室 入力内容更新 部位一括登録 開口部有外壁登録 詳細登録 入力内容更新 メインシートに戻る 階間登録 32 35 45 66 41 47 49 51 52 53 54 57 58 60 61 64 68

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入力画面

グリッド高さ設定

入力範囲のグリッド1マスの大きさと各階の階高、階間の高さを設定します。この設定に よって建物面積や壁体面積を自動で計算を行います。

平面1マスの大きさ

入力範囲1マスのモジュール単位を[mm]で選択してください。 初期画面では 455、500、910、1000 の 4 種類が選択できるようになっています。その他の モジュールで作成したい場合は、直接選択ボックス内へ入力を行ってください。床面積や 外壁などは表示されている数値で自動計算を行います。 入力範囲は枠内のみとなっていますが、枠から1マスの範囲は外壁や開口部を設定する ための余白とし、作成をしないでください。 参 考 平面プラン作成で描画できる最大寸法 最大描画寸法は登録されているモジュールの 455、500、910、1000 で、それぞれ 13.65m×13.65m、15m×15m、27.3m×27.3m、30m×30m となります。 モジュールが複数ある場合は、近似値としてください。 グリッド 高さ設定 部屋作成 開口部有 外壁登録 部位一括登録 入力内容更新 下記の寸法を入力してください 平面1マスの大きさ 1階天井高さ 1階階間 2階天井高さ 2階階間 床下空間高 熱的一体室 階間登録 入力内容更新 詳細登録 部屋作成 開口部有外壁登録 1階 単位[mm] 基準面 平面1マスの 大きさ 1階天井高 階間 455    次 居間 寝室1 子供室1 洗面 玄関 01 03 05 F 07 09 部屋登録情報  消去 開口部登録情報  消去

入力不可

入力可能範囲

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入力画面

注 意 描画する場所 入力不可範囲を超えないようにするため、寸法設定を変更し、できるだけ中央部を 使うように入力を行ってください。

天井高(1階、2階、3階)

メインシートで設定を行った階数に合わせて、各階の天井高[mm]の入力を行います。階 数で設定していない階の天井高は最小値の 0[mm]となります。

階間(1階、2階、3階)

入力メインシートで設定を行った階数に合わせて、各階の階間(天井裏にあたる階間、胴 差部分)[mm]の入力を行います。階数で設定していない階の階間は最小値の 1[mm]が 自動で反映されます。 ※ シミュレーションの入力上、各階の入力範囲に部屋を作成した面積に階間が存在す るように作成されます。 ※ 吹抜や大屋根の部分についても階間があるものとして計算が行われます。

床下空間高

床下空間の高さ[mm]を入力します。床下空間スラブ面から1階の床裏までの高さを入力 してください。

1 階階間

2 階階間

2 階天井高

1 階天井高さ

床下空間高

屋根 平面1マスの 大きさ 単位[mm] 500 500 平面1マスの 床下空間高 床下 大きさ 単位[mm] 500 500 階間 平面1マスの 単位[mm] 大きさ 2階 2階天井高 500 500

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入力画面

部屋作成

各部屋を用途別にセルを塗り分けます。 部屋作成 実際のプランに合わせて室用途から選択して作成します。 居間、台所、和室、寝室 1・2、子供室 1・2、トイレ、洗面、浴室、廊下、玄関、納戸、 小屋裏、下屋 1~6、屋根 1~6、床、床外周、土間、土間外周 作成したい範囲のセルを選択して、各部屋の名称がある作成ボタンをクリックしてください。

部屋の描画手順

① 入力範囲の行に移動し、部屋の面積に合わせたセルをドラッグし、色を反転させます。 ② 入力範囲の右にある部屋名称がついたボタンをクリックしてください。 ③ クリックをすると、入力範囲に部屋が描画されます。このとき、先に描画されていた同 じ部屋と重なる場合は一体化されます。 部屋作成 平面1マスの 大きさ 1階天井高 1階 単位[mm] グリッド 高さ設定 部屋作成 開口部有外壁登録 入力内容更新    次 部位一括登録 下記の寸法を入力してください 平面1マスの大きさ 1階天井高さ 1階階間 2階天井高さ 2階階間 床下空間高 熱的一体室 階間登録 入力内容更新 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 トイレ 洗面 浴室 詳細登録

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入力画面

注 意 四角以外の形の部屋 このシミュレーションで部屋を描画する際、セルを利用して描画するため、四角以外 の形状は入力できません。曲線や四角以外の形状の場合、グリッドラインに近い形 で描画するようになります。また、L 字の形状であれば、複数に分けて入力をするこ とで可能です。多い部分を消去する方法でも同じです。 参 考 各部位寸法の拾い方 水平方向は壁芯間の寸法またはモジュール芯間とします。 各部位の面積の算出 床や天井などの水平方向の部位面積は、グリッド高さ設定の「平面 1 マスの大きさ」 とマスの数で自動算出されます。建物概要の延床面積もここで、自動計算されたも のが転記されています。外壁や間仕切り壁などの垂直方向の部位面積は、寸法設 定の「天井高」とマスの縦方向、横方向の数で自動算出されます。 登録済みの部屋の消去方法 入力範囲に描画された部屋のすべてまたは平面の一部を消去する場合は、一度描 画された状態をもとに戻す必要があります。入力と同じく入力範囲で消去したい範囲 を選択してから、 部屋登録情報 消去 ボタンを押してください。外壁と内壁の罫線 は自動で再描画されます。 注 意 入力内容更新済みの室用途を変更する場合 一度登録した部屋を別の部屋へ変更または消去する場合は、新しい部屋に塗りつ ぶしをするのではなく、変更した範囲を選択して 部屋登録情報 消去 ボタンをクリ ックして部屋を削除してから新しい部屋を作成してください。

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入力画面

室用途の入力の使い分け

室用途は居室と非居室に予め分けられており、暖冷房や生活熱スケジュールが設定可 能な部屋が異なります。(P.71「その① 局所換気設定」)(P.72「その② 暖冷房・室内発 熱の設定」)また、入力範囲毎に入力可能な室用途が異なります。 下表の詳細設定の ○ は設定可能な部屋、 ◎ はデフォルト値が用意されており、変更 も可能な部屋です。実際の建物の室名が入力の室用途にない場合は、下表の暖冷房や 生活熱スケジュールを考慮したうえで、室名を選択してください。 (例:居間に隣接した土間空間を諸条件が同じであることから、寝室 2 を代用して入力)

吹抜、階段室

吹抜の入力は、1 階の吹抜のある部屋と同じ名前で 2 階に作成し、熱的一体室の登録 (P.68「熱的一体室」)で 1 階と 2 階の空間を一体として登録します。この時、吹抜は仮想 床に関係なく床面積に算入されますので、仮想床とならない床面積については吹抜面積 の入力欄に除外する面積を入力するようにしてください。(P.14「建物概要」) 階段室は、専用で入力する部屋を用意していません。隣室との間仕切りがない場合は、 隣室と一体として部屋の面積もしくは使用していない部屋を一つ選び代用を行ってくださ い。その際は詳細設定(P.70「詳細設定」)で、換気や発熱のスケジュールを見直すように してください。階段室は吹抜面積の入力はしません。(P.14「建物概要」)

風除室、サンルーム等

熱的境界の外にある風除室やサンルームなど付属的な空間も、平面プランで入力を行い ます。ただし、入力メインシートの吹抜面積の入力欄で床面積を入力し、付属的な空間の 面積を除外します。

出窓等

突出が壁面より 50[cm]未満、かつ床面からの高さ 30[cm]以上の場合には、突出していな いものとして扱って構いません。上記、突出部分の条件を満たさない場合は、部屋の入力 を行い、床として面積を算出します。 納戸 ○ ○ ○ 小屋裏 ○ ○ 廊下 ○ ○ ○ ◎ 玄関 ○ ○ ○ ◎ 洗面 ○ ○ ○ ○ ◎ ◎ 浴室 ○ ○ ○ ◎ ◎ 子供室2 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ トイレ ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ 寝室2 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 子供室1 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 和室 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 寝室1 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 台所 ○ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 入力シート名 平面プラン作成入力 詳細設定その① 詳細設定その② 室用途 色 1階 2階 3階 屋根 床下 局所換気 暖冷房運転 機器発熱 機器発熱 照明 在室人数 (顕熱) (潜熱) 居間 ○ ○ ○ 建物概要 床面積 m2 換気回数 回/h 120.07 120.07 0.6 吹抜面積 12 m2 日射吸収率 屋根 0.7 [-]

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入力画面

下屋

下屋に掛かる屋根は、ひとつ上の階で「下屋」を室用途から選んで描画します。なお、1 階 には描画できません。

部屋作成 開口部有外壁登録 階間 平面1マスの 単位[mm] 大きさ 2階 2階天井高 2400 500    前    次 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 トイレ 洗面 浴室 廊下 玄関 納戸 小屋裏 下屋1 下屋2 下屋3 下屋4 下屋5 下屋6 01 02 部屋登録情報  消去 455 455

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入力画面

屋根

母屋となる屋根を水平投影で拾います。この時に、外壁から張り出る軒の出やケラバの 拾いは行いません。 注 意 下屋と屋根を作成する場合の形状 下屋および屋根の入力は四角形の形状のみとしてください。図のように屋根形状が 複雑な形状をしている場合は、四角形を組み合わせて作成を行ってください。 (P.58「下屋詳細設定」)(P.61「屋根詳細設定」) 下屋と屋根の複数使用 下屋は同じ階層に複数に分けて入力すると、正しい面積、気積の計算ができません。 別の位置に存在する場合は別番号がついた色を選択して、作成を行ってください。 開口部有外壁登録 居間 台所 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 洗面 浴室 廊下 玄関 小屋裏 下屋1 下屋2 下屋4 下屋5 01 部屋登録情報  消去 開口部有外壁登録 居間 台所 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 洗面 浴室 廊下 玄関 小屋裏 下屋1 下屋2 下屋4 下屋5 01 部屋登録情報  消去

×

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入力画面

床、土間

床下(基礎中央) 床下空間の基礎スラブ面のことで、床下詳細では基礎中央部。 床下外周(基礎外周) 床下空間の基礎スラブ面のことで、床下詳細では基礎外周部。 土間 (土間中央) 床下空間のない床面のことで玄関や勝手口などの床面中央部。 土間外周 床下空間のない床面のことで玄関や勝手口などの床面外周部。

中央部と外周部の拾い分けの方法

中央部 基礎スラブの周囲壁の芯から約 1[m]内側の範囲。 外周部 基礎スラブの周囲壁の芯から約 1[m]の範囲。

床(基礎中央)

床外周(基礎外周)

床下

土間外周

土間

土間

1 階床

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入力画面

開口部有外壁登録

各室用途の開口部(窓、ドア)を設置したい外壁に名称を開口部有外壁として設定します。 同じ部屋の壁に 10 面まで設定できます。開口部有外壁を一つ設定すると、部屋の同方 位面の壁に複数の窓やドアを設定できるようになります。ただし、下屋がある外壁とない 外壁については、同方位面の壁体でも別々の名称を設定する必要があります。

開口部有外壁の描画手順

① 開口部を設置したい外壁面に合わせてセルを選択し、色を反転させます。下屋があ る外壁面には設置できますが、内壁・間仕切り壁の線上には描画できません。 ② 入力範囲の右にある開口部有外壁登録の番号をクリックします。 ③ クリックを行うと、入力範囲に選択した番号を同じ線が描画されます。ただし、一つの

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入力画面

部屋には同じ番号は複数使用できません。 参 考 外壁開口部の描画範囲 開口部入力は外壁面の名称を登録するので、セルのマス数と開口部の大きさには 影響がありません。開口部の大きさは詳細設定画面で行います。(P.49「窓詳細」) 開口部は下屋の外壁面には設置できません。下屋が隣接する部屋には設置することが できます。上図の矢印の位置は下屋に隣接した部屋の外壁に開口部を設置している状 態です。 上図にように一つの部屋で同じ方位であっても、凹凸によって同じ外壁面ではない場合 や下屋が途中までかかる壁に開口部がある場合は、それぞれに外壁開口部有の名称を 登録する必要があります。なお、開口部設置位置の起点はそれぞれの壁の左下になりま すので、ご注意ください。 部屋作成 開口部有外壁登録 階間 平面1マスの 単位[mm] 大きさ 2階 2階天井高 2400 500    前    次 居間 台所 和室 寝室1 寝室2 子供室1 子供室2 トイレ 洗面 浴室 廊下 玄関 納戸 小屋裏 下屋1 下屋2 下屋3 下屋4 下屋5 下屋6 01 02 部屋登録情報  消去 455 455

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入力画面

開口部登録情報 消去 既に登録してある開口部有外壁の登録を削除する場合に使用します。 参 考 外壁開口部有の番号を振り方 開口部を登録するために外壁に名前を登録する必要がありますが、部屋の形状が L 字や凹凸のない四角形の場合北を「開口部有外壁01」、東を「開口部有外壁0 2」・・・等と方位ごとに番号を付けるルールを決めると、部屋の詳細設定画面で開口 部の方位を選択するときに入力の間違いを起こしにくくなります。

参照

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