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共同研究 半七捕物帳 (五)

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Academic year: 2021

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(1)

浜田雄介・堀野朝子・パオリーニ エンリコ・鈴木優作・岸本梨沙   共同研究   半七捕物帳(五)

 



浜田雄介

「新カチカチ山」



堀野朝子

「幽霊の観世物」



パオリーニ・エンリコ

「菊人形の昔」



鈴木優作

「吉良の脇指」



 

岸本梨沙

共同研究

 

半七捕物帳(五)

(2)

成蹊人文研究   第二十六号(二〇一八)           る。 り、 問題意識は第一回の序に記した通りである。   版『 が、 め、 に、 た。 後、 た。 り、 り、 り、 た。 ら、 い、 な、 て、 る。 間、 は『 や、 し、 が、 て、 り、 で、 た。 が、 誌『 り、 る。 たい。   下、 と、 は「 る。 が、 は、 か。 は「 向、 西 響、 り、 る。 て「 ズ、 る。 を「 つ、 る。 う。 本論文は 「縁」 と「さかさま」 という、 ドラマツルギーをめぐるキーワー で「 く。 が「 ば、 に広いかもしれない。   き、 か、 う。 が、

(3)

浜田雄介・堀野朝子・パオリーニ エンリコ・鈴木優作・岸本梨沙   共同研究   半七捕物帳(五) る。 版『 )』 い、 た。 訂『 』( 巻、 庫、 )、 孜『 』( 会、 などは基本書としてしばしば参照した。なお、 各論考はそれぞれ扱っ た作品の謎解きや結末に触れている。   「新カチカチ山」小考       梗概   「 は、 た。 梗概は以下の通りである。   宵。 は、 に、 を聞く機会を得る。   が、 た。 は、 のお早、 娘のお春、 女中三人、 そして船頭の千太だった。船頭は助かっ が、 早、 し、 は行方不明になってしまう。   は、 る。 し、 四、 だして嫡子小太郎の家督相続を済ませ、問題を解決した。   方、 は、 調 べ、 ら、 る。 て、 が、 詮議は難しく、思うように進まない。

(4)

成蹊人文研究   第二十六号(二〇一八)   て、 と、 殿 で、 七はようやく真相を掴むことができた。   は、 た。 み、 り、 え、 宿 た。 つまり因幡守は側杖を受けたに過ぎなかったのである。   り、 る。 は、 た。 に、 し、 件は幕を閉じた。   上、 に、 が、 る。 は、 つ。 ば、 姿 になっているのである。 武家屋敷と御家騒動   た『 は、 る。 稿 も、 い。 て、 る。 ば、 や「 し、 水路を使った作品であれば「むらさき鯉 や本作にも繋がる「大 ど、 る。 て「 く、 る。 下、 一つずつ考察していく。   は、 る。 か、 が、 つの筋を作り上げているのである。   中、 は、 る「 で、 おける武家屋敷への詮議の難しさを語っている。 「( の、 す、 が、 ん。 は、 0 0 0 ら、 で、 ん。これには全く閉口です。   に、 で、 で、 る。 は、

(5)

浜田雄介・堀野朝子・パオリーニ エンリコ・鈴木優作・岸本梨沙   共同研究   半七捕物帳(五) かった。   は、 る。 え、 も、 調 た。 敷、 は、 る。 際、 は「 る。 は、 る。 て、 が、 言える。   た、 み、 や、 ら、 る。 ど、 う。 る。 理は次のように展開した。   ら、 か( か。 て、 い、 て、 いと云う。 要するに、 何事もお家には換えられぬという弱気筋と、 二派に分かれて、こういう結果を生みだしたのでは無いか。       が、 い。 る。 であるという。それではお家騒動が芽をふきそうもない。   に、 も「 る。 し、 る。 も、 が、 上、 の事情を確かめることもできない。 何よりお蘭から熱心な依頼があっ ば、 る。 く。 大きな空白部分に、半七の敗北の一因があると言えよう。   る。 に、 は「 なりかねない。 にもかかわらず、 お蘭の里方である菅野の家からは 「も ば、 れ、

(6)

成蹊人文研究   第二十六号(二〇一八) いと知らされるのである。   か。 は、 で、 謂「 い。 だ、 る。 は、 の「 に「 と、 て、こういう結果を生みだしたのでは無いか」と考えるわけである。   し、 が、 の引用である。   「 ……。 が、 で、 ね。 ら、 か、 か、 す。 えから、目指す相手はまあお早でしょうね」   し、 る。 は、 よ、 た「 とする為」なのではないかと半七に告げる。   に、 が、 局、 い。 の「 の正体は明かされないまま幕引きとなってしまうのである。   も、 と、 い。 は、 れ、 が、 に「 は、 て、 帳尻合わせの展開なのだろう。それでも、 江戸風俗や人情の機微、 る。 は、 たと言えるかもしれない。   は、 い。 り、 ら、 い。 し『 て、 の「 し話」を盛り立てる役割を果たしているのである。 『半七捕物帳』と「水」   もう一点の「水」の要素も見ていきたい。   る「 は、

(7)

浜田雄介・堀野朝子・パオリーニ エンリコ・鈴木優作・岸本梨沙   共同研究   半七捕物帳(五) か。 は、 で「 る箇所を引用する。 る、 ね。 ……。 記か芝居から思い付いたんじゃないでしょうか」     も、 ぜ。 も、 て、 殿 まを始め大勢の人を沈めて……」   で、 宿 る。 も「 に、 は「 く、 む「 る。 く「 で、 ではなく、水没する船という一つの道具から着想した発言といえる。   が、 る。 が「 る。 は「 は、 く。 た「 る。 し、 は、 く、 る。 り、 ろがある」という部分に着眼した発想である。   「 や「 に、 は、 の「 し、 そこから着想していく傾向にあるのだと分かる。 「土舟」 「矢口渡」 し、 え、 る。 山」は水路の発達した江戸の姿を活かした作と言えるだろう。   で、 が、 う言葉に着眼点をおいて、本作を考えてみたい。   「 り、 が、 ……」 り、 る。 し、 た。 た、 宿 も、 も、 している。   で、 て、 引用しておく。 川・ 川・ え、 立、

(8)

成蹊人文研究   第二十六号(二〇一八) 計などの自然改造を中心に運河網と河岸が形成され整備された。 ば、 年( で、 が、 間( )、 都市江戸─東京の都市機能の大きな部面をささえてきた。 り、 り、 したがって水路の大部分が市場であり、広場でもあった。 俗・ 性( ー) は、 山手、 下町をとわず水路の存在が大きな前提になっていたといっ てもよい状態にあった。   り『 は、 れない、 「水の都市」 「水の都」の名を冠する世界なのである。   は、 る。 う。 後、 の「 て、 対し、半七老人は次の様に語っている。 す。 で、 す。 て、 が、 ず、 す。 ら、 なかったかも知れません」   は、 は、 に、 た、 る。 と、 べ、 る。 現れでもあるのだろう。   は「 ら、 る。 ば、 た「 は、 で、 う。 る。 の「 は、 で、 る。 て「 眺めると、 江戸の街において、 人と「水」との間にある縁というのは、 何か特別な意味を含んでいるようである。   る「 は、 か。 は、 ら、 な、

参照

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研究計画題目.

Research Institute for Mathematical Sciences, Kyoto University...

Smooth homotopy 4-sphere (research announcement). On invariants for handlebody-knots and spatial surfaces. On Khovanov homology and Vassiliev theory. Degenerations of skein algebras

〔追記〕  校正の段階で、山﨑俊恵「刑事訴訟法判例研究」

代表研究者 小川 莞生 共同研究者 岡本 将駒、深津 雪葉、村上

代表研究者 川原 優真 共同研究者 松宮

である水産動植物の種類の特定によってなされる︒但し︑第五種共同漁業を内容とする共同漁業権については水産動