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アニュアルレポート2004

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〒602-8585 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神北町1番地の1 アニ ュ ア ル レ ポ ー ト2004

(2)

目 次 財務ハイライト

1

株主の皆さまへ

2

カンパニー社長インタビュー

6

 半導体機器カンパニー

6

 FPD機器カンパニー

8

 電子機器カンパニー

10

 メディアテクノロジーカンパニー

12

特集:アジア市場での戦略

14

取締役、監査役、執行役員と コーポレート・ガバナンス

16

財務概況

18

連結財務諸表11年間サマリー

18

●将来の見通しに関する注意事項  本誌に記載されている将来の業績に関する計画、戦略、確信などは、現在入手可能な情報に基づいて大日本スクリーンの経営者が判断したものです。従いまして、 実際の業績は、社会情勢、経済情勢などにより大きく異なる結果となり得ることを、ご承知おきください。

セグメント情報

20

財務報告

22

連結貸借対照表

28

連結損益計算書

30

連結株主持分計算書

31

連結キャッシュ・フロー計算書

32

連結財務諸表に対する注記

33

独立監査人の監査報告書

44

非連結財務諸表6年間サマリー

45

連結対象会社

46

環境および労働安全衛生活動への取り組み

48

株主情報

49

株式の状況 授権株式数:400,000,000株 発行済株式総数:231,390,343株 株主数:17,428名 外国投資家所有の株式数:34,879,572株(15.07%) 上場取引所:東京、大阪 証券コード:7735 取引銀行 株式会社東京三菱銀行 株式会社りそな銀行 株式会社京都銀行 株式会社滋賀銀行 株式会社みずほコーポレート銀行 株式会社UFJ銀行 幹事引受証券会社 野村證券株式会社 副幹事引受証券会社 日興コーディアル  証券株式会社 コスモ証券株式会社 三菱証券株式会社

株主情報

(2004年3月31日現在) 大株主 持株数(千株) 持株比率 1. 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)27,280 11.79% 2. 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)26,753 11.56 3. 日本生命保険相互会社 11,442 4.95 4. 株式会社りそな銀行 6,812 2.94 5. 株式会社京都銀行 6,730 2.91 6. 株式会社滋賀銀行 4,241 1.83 7. 株式会社石田産業 3,369 1.46 8. 株式会社東京三菱銀行 3,323 1.44 9. 富士火災海上保険株式会社 3,128 1.35 10. 日本証券金融株式会社 2,780 1.20 11. 日本生命保険相互会社(特別勘定年金口) 2,716 1.17 12. ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイロンドン 2,565 1.11 13. 大日本スクリーン取引先持株会 2,552 1.10 14. 株式会社みずほコーポレート銀行 2,458 1.06 15. モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・リミテッド2,282 0.99 16. 第一生命保険相互会社特別口 2,109 0.91 17. 大日本スクリーン製造従業員持株会 2,063 0.89 18.リーマン ブラザーズ インターナショナル(ヨーロッパ) 1,901 0.82 19. 資産管理サービス信託銀行株式会社(信託B口)1,875 0.81 20. 株式会社荏原製作所 1,788 0.77 合 計 118,173 51.07% 本 社 〒602-8585 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目 天神北町1番地の1 Tel: 075-414-7111 Fax: 075-451-9603 E-mail: [email protected] Home Page: http://www.screen.co.jp/ 事業所 本社、西京極、洛西、久世、久御山、彦根、野洲、多賀、東京 0 10,000 20,000 株価および出来高の推移 0 10,000 20,000 30,000 40,000 スクリーンの株式出来高(右下目盛) 日経平均株価(右上目盛) スクリーンの株価(左目盛) (円) (円) (千株) 0 1,000 500 3 2 2004/1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 2003/1 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 2002/1 12 11 2001/10

  大 日 本 ス ク リ ー ン グ ル ー プは 、 長 年 に わ た っ て 培 っ て き た 画 像 処 理 技 術( 画 像 認 識 、 画 像 処 理 、転 写 、露 光 な ど )を

コア技術として、その活動領域を広げてきました。そして現在展開している事業領域は、

 IT社会の根幹を築く半導体、フラットパネルディスプレー(FPD)、プリント配線板の各製造装置事業、

 CRTモニターの高品質画像を支えるブラウン管用マスク事業、

 および製版機器を扱う分野に加え、高速通信ネットワークやデジタル印刷機など、印刷産業のIT化を支援する事業分野へ拡大を図る

メディアテクノロジー事業です。

 これらのいずれの事業も、コミュニケーションをさらに豊かにする役割を担い、情報化社会に貢献しています。

主要製品一覧

電子工業用機器部門:

半導体ウエハプロセス用処理装置

(洗浄、フォトレジストコーティング、

現像、エッチング、熱処理、剥離、ウエハ

表面検査・測定)

FPDパターン形成プロセス用処理装置

(洗浄、フォトレジストコーティング、

露光、現像、エッチング、剥離)

プリント配線板製造装置

(CAMシステム、描画、露光、

パターン測定、パターン検査)

シャドウマスク、アパチャーグリル

画像情報処理機器部門:

プリプレスシステム

(ページ編集、修正、出力演算)

スキャナー

フィルムレコーダー

プレートレコーダー(CTP)

オンデマンド印刷機

デジタル印刷機

グラビア彫刻機

文字フォント

DTP用コンピューター機器

フィルム・刷版処理装置

殖版機

ネットワークサービス

(3)

270 180 20 10 30 15 売上高 (十億円) 当期純利益(損失) (十億円) キャッシュ・フロー (十億円) 株主資本 (十億円) 90 60 単位:百万円 単位:千米ドル 伸率 2004 2003 2002 2001 2000 2004 2004/2003 売上高 ¥191,939 ¥167,942 ¥174,218 ¥242,726 ¥174,812 $1,810,745 14.3% 営業利益(損失) 9,600 3,225 140 23,903 (4,628) 90,566 197.7 当期純利益(損失) 4,851 (3,466) (18,900) 17,806 (7,029) 45,764 設備投資額 2,465 1,813 3,918 6,256 4,172 23,255 36.0 研究開発費 11,134 10,770 10,025 9,960 9,051 105,038 3.4 営業活動によるキャッシュ・フロー 14,681 87 (7,124) 21,197 (2,963) 138,500 投資活動によるキャッシュ・フロー (82) 4,304 (2,663) (3,175) (1,272) (774) 財務活動によるキャッシュ・フロー (10,157) (4,923) 43 (8,666) 7,342 (95,821) 総資産 240,512 218,653 234,972 301,784 256,596 2,268,981 10.0 株主資本 77,434 45,100 50,435 69,099 50,630 730,510 71.7 単位:円 単位:米ドル 伸率 普通株式1株当たり  当期純利益(損失) ¥ 23.04 ¥ (18.65) ¥(101.08) ¥ 97.20 ¥ (40.00) $ 0.22 —%  配当金 3.00 — — 5.00 — 0.03  株主資本 334.93 238.28 269.75 369.54 286.51 3.16 40.6 単位:% 増減 株主資本比率 32.2% 20.6% 21.5% 22.9% 19.7% 11.6ポイントポイントポイントポイントポイント 株主資本利益率 7.9 –7.3 –31.6 29.7 –13.4 15.2 総資本利益率 2.1 –1.5 –7.0 6.4 –2.8 3.6 注) 1. 米ドル表記は、便宜上、2004年3月31日現在の概算為替レート1米ドル=106円で換算したものです。 2. 各会計年度は、営業期間の終了した年を表記しております。従って、2004年3月31日に終了した会計年度は2004年3月期と表記しております。 3. 普通株式1株当たり当期純利益(損失)は、自己株式及び連結子会社が所有する当社株式を控除した期中加重平均発行済株式数に基づいて算定しております。また、 普通株式1株当たり株主資本は、自己株式及び連結子会社が所有する当社株式を控除した期末発行済株式数に基づいて算定しております。 4. 株主資本利益率及び総資本利益率は、それぞれ期首・期末平均株主資本及び期首・期末平均総資産に基づいて算定しております。

財務ハイライト

大日本スクリーン製造株式会社及び連結子会社 3月31日に終了した各会計年度

(4)

大きな一歩を刻んだ 2004 年 3 月期

 連結中期 3ヵ年経営計画のスタートである2004年 3月期。私たちは中期3ヵ年計画達成に

向けて大きな一歩を踏み出すことができました。2003年3月期のアニュアルレポートで、私

が「未来は自らの力で切り開くもの」と述べたとおり、全役員、全社員一丸となって目標達

成に取り組みました。その結果、初年度の目標を達成することができました。しかし、この

成果はまだ第一歩にすぎません。さらに気を引き締めて、中期3ヵ年計画完遂に向けてまい進

します。

 それでは、2004 年 3 月期の業績について報告します。

 当期は液晶テレビ市場の急速な拡大を背景に、液晶パネルメーカーによる活発な設備投資が

続き、FPD(フラットパネルディスプレー)製造装置の売上が前期に比べ大幅に増加しました。

また、半導体製造装置におきましても、国内の半導体メーカーが先行して設備投資を積極的に

行い、下期にはアジアでの設備投資も急速に回復し、売上は前期に比べ増加しました。その結

果、連結売上高は 1,919 億円と、前期に比べ 239 億円、14.3%の増加となりました。

 一方利益面では、売上の増加に伴う増益に加え、企業体質の強化と利益捻出を目的とした

「Action2003」プロジェクトによるコストダウンの効果などにより、営業利益は 96 億円と、

前期に比べ 63 億円、197.7%の増加となりました。

 営業外損益におきましては、円高による為替差損は前期に比べ増加しましたが、金利負担

の低減による支払利息の減少や投資有価証券評価損が大幅に減少しました結果、当期純利益

は 48 億円と黒字転換し、前期に比べ 83 億円の改善となりました。

連結中期 3ヵ年経営計画の進捗状況

 冒頭でも触れましたが、2004年3月期から連結中期3ヵ年経営計画がスタートしています。

 当社は、技術開発型企業として「ものづくり」に軸足を置き、画像処理をはじめとするグ

ループのコア技術を用いて、技術革新をリードしながら新たな製品開発や新規事業に挑戦し、

「勝ち組」として一層の発展を目指していきたいと考えています。こうした将来を見据えた事

業戦略に沿って、当面の課題に対応し、業績の早期回復と安定した収益体制の基盤を作るた

めに策定したのが、連結中期 3ヵ年経営計画(2004 年 3 月期∼ 2006 年 3 月期)です。

 中期3ヵ年計画では、昨年のアニュアルレポートにおいても述べましたように、次のような

数値目標を掲げています。

・ 売上高:3 年間合計で総額 5,800 億円以上

・ 有利子負債:3 年後に総額 1,000 億円未満

・ 自己資本比率:3 年後に 30%以上

 2004 年 3 月期は、この数値目標達成に向けて大きく前進することができました。

 売上高につきましては、FPD製造装置が好調を維持し、半導体製造装置も下期から急回復を

示し、画像情報処理機器も堅調な推移を示したことから、中期 3ヵ年計画の初年度目標である

1,790 億円を上回る 1,919 億円となりました。利益面につきましても、

「Action2003」プロ

株主の皆さまへ

(5)

ジェクトによるコスト削減努力が効果を挙げ、初年度の目標をクリアすることができました。

 また、有利子負債残高につきましては、2003 年 3 月期末には 1,191 億円ありましたが、こ

の1年間で873億円まで削減でき、すでに1年目で3年後の目標を大きくクリアいたしました。

この大幅な削減の内、約 220億円は転換社債型新株予約権付社債などの転換によるものです

が、残りの約 100 億円は利益の増加と「Action2003」プロジェクトの効果などによる営業

キャッシュ・フローの改善によるものです。

 自己資本比率につきましても、

当期純利益による利益剰余金の増加や転換社債型新株予約権

付社債などの転換に加え、株価の回復によるその他有価証券評価差額金の増加の結果、3 年後

の目標である 30%を超え、32.2%となりました。今後も引き続き収益弁済を中心に一層の有

利子負債の削減を目指すとともに、自己資本比率のさらなる向上を目指します。

連結中期 3ヵ年経営計画の目標達成に向けた戦略

 中期 3ヵ年計画では、売上の確保・拡大と安定した収益基盤の確立が大きなテーマとなって

います。

デジタル化の進展を背景とした世界的な経済発展による恩恵を確実に捉えることと、

売上の増加のみに頼らず、利益を捻出できる収益構造の早期実現が急務であると考えてい

ます。これを実現するために、次のような戦略で取り組んでいきます。

■売上の確保・拡大

 まず売上の確保・拡大では、売上高に占める比率が55%を超えている海外での事業展開を重

視していきます。そのため、2003 年 4月に国際戦略室を国際事業戦略室として再編しました。

これは全社的にマーケティング力の強化を行い、中長期的視野に立った事業拡大の戦略策定を

目的としたもので、当社取締役を戦略担当兼室長に据え、各カンパニーのマーケティングメン

00 01 02 03 04 00 01 02 03 04 150 100 50 0 自己資本比率 (%) 有利子負債残高 (十億円) 35 30 25 20 15 10 5 0

(6)

購買力は拡大し、中国は「巨大なマーケット」にもなりつつあります。

 このチャンスを逃さないために、各カンパニーは中国への取り組みを本格化しています。そ

れとともに、全社的な立場で中国市場を継続的に把握することや、法令・税制面でのリスク管

理、人的ネットワークの構築なども必要となってきています。これらに対応するため、2004

年 4 月には国際事業戦略室の中国駐在員事務所を上海に開設しました。

 なお、詳しい内容につきましては特集記事(14 ∼ 15 ページに掲載)をお読みください。

■市況に左右されない収益基盤の構築

 将来起こり得る半導体、液晶ディスプレー産業のダウンサイクル時においても利益を生み

出せる事業構造が重要であると考えており、そのためにはコストダウンと固定費の圧縮が大

きなテーマであるといえます。変動費の削減では、まず資材調達の効率化による部材コスト

の削減に取り組んでいます。ここ数年、調達 EC(電子商取引)の導入による購買方法の効率

化などで調達コストを削減してきましたが、2004 年 3 月期においても「Action2003」プロ

ジェクトで大きな成果を得ました。今後も引き続き削減の努力を続けていきます。また、製

品コストの大半が製品開発時の設計で決まるため、常にコストダウンを考慮した設計にも取

り組んでいきます。同時に、品質や性能とのバランスを考慮し、適正なコストであるかを正

確に審査するコストマネジメント力の強化やコスト設計力の強化にも取り組んでいきます。

 固定費削減のために、中期 3ヵ年計画において約 4,500 名のグループ人員を 3 年間で 1 割

程度削減することを計画していますが、2004年3月期においては、その計画はあまり進んで

いません。しかしながら、半導体製造装置、FPD 製造装置の増産対応により極めて繁忙な中、

自然退職に対する不補充のほか、グループ会社も含めた適正人員の配置とそれを支援する転

籍制度、FA制度などの人材流動化策の整備により増員を抑えることで、一人当たりの生産性

は向上しています。

市況のサイクルへの対策

 2004 年 3 月期の業績をけん引したのは半導体製造装置と FPD 製造装置です。両事業は

2005年3月期でも収益に大きく貢献すると期待していますが、その一方で、将来的にはシリ

コンサイクルやクリスタルサイクルによって装置需要が下降することも懸念されています。

 これまで当社の収益は市況のサイクルの影響を大きく受けてきました。しかし、市況の変

化にかかわらず利益を確保できる事業構造を目指し取り組んでいる「Action」プロジェクト

活動は、着実にその成果を生み出しています。こうした取り組みをさらに強化していくこと

で、サイクルの谷間でも安定した利益を創出できる体制づくりを目指していきます。

 また、シェアの高い製品をどれだけ多く持っているかということがサイクルの谷間におい

ても収益を支える基盤となると考え、各製品群において競争力のある新製品の早期開発とリ

リースにより、さらなるシェアアップにつなげる努力を続けていきます。

 なお、各カンパニーの取り組みにつきましては、各カンパニー社長のインタビュー(6 ∼

13 ページに掲載)をお読みください。

(7)

社員の意識の変化

 2002年4月に導入し2年が経過した社内カンパニー制は、大きな成果を生み出しています。

連結ベースで各カンパニーの業績管理を行うようになったことにより、事業構造の見直しや

コスト削減、利益確保に対する社員の意識は急速に高まり、各カンパニーは着実に変わりつ

つあります。

 こうした意識とモラールをさらに高めるために、2004年4月から一般職にも業績連動型賞

与制度を導入しました。業績連動型賞与制度はすでに管理者には導入されていましたが、今回

の一般職への導入によって、社員一人ひとりが目標達成に対する強い意識を持ち、その成果を

正しく評価することで、より高い生産性を実現していきます。

 また、2004 年 4 月に定年退職者の再雇用を担う「株式会社リバージョン 65」を設立しま

した。老齢厚生年金の支給開始年齢の段階的な引き上げによって、60歳以降の就業機会の提

供に対する企業責任が問われるとともに、少子・高齢化の進展によって労働力や人材の確保

が深刻化しています。こうした中で、新会社は定年退職者の再雇用を目的に設立されたもの

で、55歳での早期転籍も可能としており、グループ内の業務の請負と人材派遣を事業内容と

しています。当社にとっては、蓄積された豊かな技術力を伝承できる上に、固定費も削減で

きます。また社員にとっては、経験を生かして活躍できる場が提供され、60 歳から年金満額

受給時までの間の収入を確保することができます。

改革が生き残りの鍵

 私たちの目標は、事業価値、企業価値の最大化を目指し、安定して収益が出せる企業体制

を構築することです。それに向けた連結中期3ヵ年経営計画は着実な成果を挙げながらスター

トしました。

 しかし、この計画で掲げている数値目標を達成するためには、気を緩めることは許されま

せん。2004年3月期で得た自信を次のステップへのエネルギーとし、達成すべき目標をしっ

かりと見据え、まい進していきます。

 私たちは市況に依存した事業計画ではなく、どのような状況でも勝ち残っていける事業基

盤を構築するためには、常に改革の手綱を緩めてはならないということを学びました。私た

ちはこの教訓を生かし、自己改革を続けながら、前進していきます。

2004 年 6 月 29 日

(8)

カンパニー社長インタビュー

[半導体機器カンパニー]

製品競争力と価格競争力の向上でシェアを伸ばします。

半導体機器カンパニー社長 末武隆成

Q:2004 年 3 月期の市場環境と業績はどうでしたか。

A:当期は期初の段階ではまだ半導体メーカーの設備投資は低調でしたが、第2 四半期に入ると国内半導体

メーカーを中心に緩やかな回復を示し始め、下期からはアジアのメーカーも活発な動きを示し、市況は急回

復の様相を呈してきました。

 当カンパニーとしては、

このような半導体メーカーの設備投資の動きを確実に収益につなげることができ

ました。これまで半導体の需要をけん引してきたのはパソコンや携帯電話でしたが、今回はそれに加えて、

デジタルカメラやDVD機器をはじめとしたデジタル家電、ゲーム機、自動車などが需要をけん引しており、

それだけ半導体の裾野が広がってきたように感じています。半導体メーカーは引き続き300ミリウエハ対応

装置への設備投資に力を入れており、当社の300ミリウエハ対応バッチ式洗浄装置の売上は堅調に推移しま

した。また、デジタル家電の普及に伴いシステム LSI などの需要が高まったため、多品種少量生産に適して

いる枚葉式洗浄装置の売上が、特に300ミリウエハ対応装置を中心に増加しました。また、前期は苦戦して

いたコータ・デベロッパについては、当社製品の技術力が再評価され、国内外において売上は前期に比べ大

幅に増加しました。

Q:中期 3ヵ年計画の初年度を終えて、その進捗状況はどうですか。

A:販売戦略としては、主要製品のシェアアップと地域戦略に取り組んでいます。バッチ式洗浄装置では、

当社が得意とする 300 ミリウエハ対応装置「FC-3000」が引き続き堅調に推移し、着実にシェアを伸ばし

ました。また、デジタル家電に使用されるシステム LSI は多品種少量生産が求められるため、これに対応す

るべく、機動力と柔軟性に富んだ枚葉式洗浄装置へのニーズが高まってきており、当社の300ミリウエハ対

応のスクラバ「SS-3000」やスピンプロセッサ「MP-3000」

、ポリマ除去装置「SR-3000」が国内市場で売

上を伸ばし、シェアも伸ばすことができました。コータ・デベロッパでは、従来製品の価格競争力を高める

ことによって、既存顧客に加えて新規顧客への拡販を積極的に展開しました。その結果、従来製品の「SK-2000」

「SK-3000」が増加したことに加え、新製品の「RF

3

(アールエフキューブ)

」の本格的な出荷を第

4四半期から開始したことにより、売上は国内外において大幅に増加し、

シェアも上げることができました。

 地域戦略については、成長が期待される中国を中心に、アジア市場に注力しています。中国では上海の現

地法人を中心に積極的な販売を展開しています。また、韓国におきましても、販売とサービスを強化し、成

果を得ることができました。

(9)

Q:コストダウンやリードタイムの短縮はどうですか。

A:コスト競争力を高めることで市場シェアは確実に拡大します。その意味でも、コストダウンは非常に重

要です。この 1 年間、コストダウンに積極的に取り組み、成果を得ることができました。しかし、さらなる

コストダウンを進めていくためには、これまでの「ものづくり」を考え直すことも必要です。例えば、これ

までは、装置仕様が異なるため、受注するたびに設計し発注していました。しかし、設計から見直せば、機

械装置の 6 ∼ 7 割は共通化できます。それにより、ユニットをベースにモジュール化して計画生産すること

ができ、コストダウンやリードタイム短縮が可能となります。こうした発想の転換により、一層のコストダ

ウンやリードタイムの短縮を進めていきたいと考えています。

Q:中期3ヵ年計画の 2 年目以降で取り組む課題は何ですか。

A:まず、製品の質を高め、お客さまの満足度を高めることです。他社との競争というと、価格面を重視し

がちですが、もっと重要なのは品質です。品質を高めることは製品としての付加価値を高め、価格競争に巻

き込まれないことにもつながっていきます。二つ目として、アジア地域での売上を拡大していくことです。

これまでは欧米や日本の市場が主体でしたが、これからは同じ力をアジアにも注ぎ、売上を拡大します。そ

のためにアジア市場において販売・サービス体制を拡充していきます。製品別では、高精度な処理が求めら

れる成膜前洗浄に特化したバッチ式洗浄装置の新製品「F-ONE」を昨年投入し、枚葉式洗浄装置では、5 種

類の枚葉式洗浄処理ユニットから4つを選択し、

組み合わせて搭載できる枚葉共通プラットホーム洗浄装置

「SU‐3000」を投入しています。コータ・デベロッパでは「RF

3

」を投入しました。今期は、従来の製品に

加え、このような新製品を武器に売上の拡大とシェアアップを図ります。2004 年3月期での手応えからす

れば、それは十分に可能だと考えています。さらに、65 ナノ世代以降に対応した熱処理装置としてフラッ

シュランプアニール「LA-3000-F」も期待しています。回路の微細化に伴ってシリコン基板表面のごく浅い

部分だけを熱で活性化させる技術が求められており、それに対応できる装置が「LA-3000-F」です。この分

野でも当社の製品は先行しており、今後の販売に向け販売基盤を固めていきたいと考えています。

Q:次世代に向けた新製品や新技術に関してはどうですか。

A:技術が急速に進化する中、ビジネスの形態も変化しており、1 社だけで新技術を開発することは非常に

難しくなってきているため、

当社はアライアンスによる新製品の開発が非常に重要な施策であると考えてい

ます。例えば、当社と東京エレクトロン株式会社と株式会社荏原製作所は共同で会社を設立し、電子ビーム

(10)

[FPD 機器カンパニー]

優位性を生かしてガラス基板の大型化に迅速に対応していきます。

FPD 機器カンパニー社長 津田雅也

Q:2004 年 3 月期の市場環境と業績はどうでしたか。

A:期初はクリスタルサイクルの影響による市場規模の縮小や、SARSによるアジアでの営業活動への影響

なども懸念されましたが、売上高、利益とも 2 年連続で過去最高を記録することができました。この要因と

しては、パソコンの需要が回復したことに加え、

大型液晶テレビが急速に普及してきたことが挙げられます。

液晶テレビについては、各メーカーともパネルサイズの大サイズ化への対応を進めており、大型ガラス基板

に対応した液晶ディスプレー製造装置への投資を積極的に進めています。当社は、第 4 世代以降の大型ガラ

ス基板対応の TFT 用コータ・デベロッパの売上を伸ばしており、さらにそのシェアも伸ばすことができま

した。特に第 5 世代以上では、約 60%の世界シェアを獲得していると推定しています。また、ガラス基板

を回転させずに、細長い棒状の吐出口を基板上にスライドさせてレジストを薄く均一に塗布する新技術「リ

ニアコータ

®

」を開発し、さらなるガラス基板の大型化に向けて迅速に対応しています。

Q:中期 3ヵ年計画の進捗状況はどうですか。

A:中期 3ヵ年計画では、アモルファスシリコン TFT の液晶ディスプレー製造装置を主力に、大型ガラス基

板対応装置で業界をリードするとともに、大規模な設備投資が続く韓国や台湾、成長が期待される中国への

販売強化で売上を確保することを目標としています。この目標に向け、

「選択と集中」を進めることにより、

大きな成果を生み出しています。液晶ディスプレー製造装置の売上では第 5 世代以降の装置が約 80%を占

めています。液晶テレビの低価格化を実現するためには、1 枚のガラス基板からできるだけ多くのディスプ

レーパネルを取ることが必要なため、ガラス基板の大サイズ化が欠かせなくなっています。当社としては、

お客さまから大型ガラス基板サイズに対応した製造装置の要望があれば、それに迅速に対応していく考え

です。また製品戦略として注力しているコータ・デベロッパの比重が高まり、売上の 70%近くを占めるほ

どになっています。次に地域戦略としては、韓国・台湾・中国での販売とサービスを強化しました。韓国で

は天安と亀尾の2ヵ所にサービスステーションを設置しています。台湾では龍潭と台南にカスタマーサービ

スステーションを設置しており、加えて台中カスタマーサービスステーションを新設し、さらに台南カスタ

マーサービスステーションを拡大する予定です。また、中国では上海にサービスステーションを新設し、北

京にも設ける予定です。こうした地域戦略によって、FPD 製造装置の海外での売上高は全体の約 90%にの

ぼっています。

「選択と集中」をさらに進めることによって、中期3ヵ年計画の目標は必ず実現できると思い

ます。

(11)

Q:コストダウンやリードタイムの短縮は実現できていますか。

A:製品競争力を高めるためにはコストダウンが非常に重要であると考え、全社的な「Action」プロジェク

ト活動を通じて、設計段階からのコストダウン、原価低減などに取り組んでいます。従業員の増強について

は、今後も必要とされる設計スタッフは増やしましたが、生産ラインのスタッフは基本的に増やさないで対

応しています。リードタイムの短縮では、2003 年 3 月期から取り組んでいる「オン・サイト・クミタテ」が

着実に効果を挙げています。

「オン・サイト・クミタテ」は、協力企業からユニット単位で直接お客さまに

出荷し、納品先で組み立て、最終検査をする方法で、これによってリードタイムを約 1 ∼ 1.5ヵ月短縮でき

ました。コータ・デベロッパに続いて、2004 年 3 月期にはウエット処理装置でも「オン・サイト・クミタ

テ」を開始しました。

Q:中期 3ヵ年計画の 2 年目以降で取り組む課題は何ですか。

A:液晶テレビ市場の拡大はこれからも続くと考えられていますので、まず、生産効率の高いガラス基板の

大型化に迅速に対応することが必要だと思います。そのために、第 6 世代、第 7 世代対応装置において装置

の安定性や信頼性を確立するとともに、搬入から立ち上げまでの期間を短くします。さらに次世代の研究開

発についても、

大型ガラス基板に対応した当社独自の技術を応用しながら積極的に進めていきたいと考えて

います。こうした取り組みによって、液晶ディスプレーの前工程の装置メーカーとしてトップの座を目指し

ます。また地域戦略では、日本や韓国のメーカーが相次いで中国に進出しているため、中国での販売やサー

ビスを強化することにより売上拡大を図ります。

Q:次世代に向けた新製品や新技術への取り組みはどうですか。

A:中期 3ヵ年計画では戦略的に「選択と集中」を進めており、その結果、コータ・デベロッパやアモルファ

スシリコンTFT向け装置の売上の比重が非常に高くなっています。そこで、彦根事業所内に製品技術部を新

設し、将来技術が大きく変化した場合に対応できるように、次世代の製品や技術に向けた研究開発に取り組

んでいきます。コーポレートの技術開発センターは要素開発を中心としているのに対し、製品技術部は製品

化が間近な製品や新技術をタイムリーに完成させることをテーマとしています。

いわば少し将来を見据えた

製品開発を目標としており、すでにいくつかの研究テーマに取り組んでいます。

(12)

[電子機器カンパニー]

検査装置、計測装置、描画装置の 3 本柱で積極的な販売活動を展開します。

電子機器カンパニー社長 藤澤恭平

(2004 年 7 月 1 日付で前カンパニー社長 葛川幸隆に代わり、藤澤恭平が電子機器カンパニー社長に就任いたしました。)

Q:2004 年 3 月期の市場環境と業績はどうでしたか。

A:国内では、液晶テレビやデジタルカメラをはじめとするデジタル家電の普及やパソコン、携帯電話の回

復による半導体や液晶ディスプレー業界の活況に伴いプリント配線板業界の市場環境も良くなってきました。

また、海外戦略として、大きな成長が期待される中国に経営資源を集中させました。しかし、残念ながら当

カンパニーとしては厳しい結果となりました。その大きな要因としては、大きく期待していたプリント配線

板用外観検査装置「PI-8000」の立ち上げの遅れが挙げられます。また、海外展開の重点地域と設定した中

国市場において、SARS によって十分な販売活動が展開できなかったことに加え、中古の検査装置・計測装

置が流入したことで価格競争が激化し、その影響を大きく受けました。

Q:期待されている「PI-8000」の現在の販売状況はどうですか。

A:

「PI-8000」はL/S40ミクロン*を測定できる光学式外観検査装置で、従来の製品に比べてコストパフォー

マンスの高い装置です。市場への投入は予定より遅れましたが、製品の安定性や高機能性についてはお客さ

まから高い評価をいただいています。その結果、下期に入ってから着実に販売台数を積み上げることができ

ました。競合他社の製品に比べて納入から製品稼動までの時間が短いことや、検査スピードが速いこと、コ

ストパフォーマンスが高いことなどが大きな強みとなっています。

Q:海外戦略の重点地域である中国市場の状況はどうですか。

A:中国には香港に本社をおく現地法人Dainippon Screen(China)Ltd.があり、その代理店が上海と南沙、

深 にあります。

「PI-8000」については、SARSの影響でデモンストレーションの開始時期が遅れるなど販

売計画が大幅に崩れましたが、それでも販売開始後は、大手のお客さまからの引き合いが増え、納入が着実

に進み、今後の販売展開に自信を深めています。また、市場の拡大に伴い、高品質の製品へのニーズも高まっ

ており、高機能・高精細・高スピードの製品を開発し、市場に投入していきます。

(13)

Q:代理店政策とコストダウンへの取り組みはどうですか。

A:中期 3ヵ年計画の目標を達成するためにはワールドワイドに事業を展開していく必要があるため、装置

のメンテナンスサービスにも対応できる代理店と契約を結び、販売チャネルの構築と強化に努めています。

また、アプリケーションサポート機能を強化し、お客さまの環境において、常に最良の状態で当社製品を使

用していただくためのテクニカルサポートをタイムリーに行っていきます。併せて、お客さまのご要望を工

場の技術部門に的確に報告し、製品開発に反映させ、製品の付加価値を高めていきます。コストダウンにつ

いては、コストの大部分が設計で決まるため、すべての機種において設計段階からのコストダウンを目標と

した新しい設計を進めており、着実に成果が出てきています。また、リードタイムの短縮も強力に推進して

いきます。人員については他部門にシフトすることにより、固定費の削減を図り、損益分岐点を引き下げて

いきます。

Q:中期 3ヵ年計画の 2 年目以降で取り組む課題は何ですか。

A:私は中期 3ヵ年計画の 2 年目である 2004 年 7 月に当カンパニーの社長に就任しましたが、大日本スク

リーンのコア技術を生かした検査装置、計測装置、描画装置による売上および利益の確保という当カンパ

ニーが掲げている目標を実現するために、お客さまの認知が高まっている「PI-8000」を中心とした販売活

動を積極的に展開し、収益を伸ばしていきます。また、新しくリリースした、さらに高精度の光学式外観検

査装置「PI-8500」により国内外におけるシェアアップを図り、利益を確保していきます。

 一方、計測装置については、半導体業界向けのエリプソ式膜厚測定装置「RE-3000」

「RE-3100」への引

き合いが活発になり、この分野においても成長を見込んでいます。

 また、描画装置では、2004年5月にリリースいたしました大型フォトマスクに対応した高画質平面型レー

ザープロッター「VIOLD(バイオルド)」への引き合いが強く、今期の収益への貢献が大きく期待されます。

 今後も検査・計測・描画装置の 3 分野において、市場のニーズに合った新製品を開発することにより販売

活動を積極的に展開していきます。

* L/S40 ミクロン:ラインアンドスペース 40 ミクロンの略号で、40 ミクロンの銅配線と 40 ミクロンのスペースを持つパターンを意 味する。

(14)

[メディアテクノロジーカンパニー]

グローバルな販売展開で安定した利益を確保します。

メディアテクノロジーカンパニー社長 森野富次

Q:2004 年 3 月期の業績はどうでしたか。

A:当カンパニーが対象としている商業印刷や出版関連業界は、

国内は依然として厳しい状況にありますが、

世界的には徐々に回復してきています。そうした中で、当カンパニーの売上高は前期に比べ増加し、利益も

わずかながら前期を上回ることができました。この業績をけん引したのはCTP(Computer to Plate)関連

機器です。CTPは、製版工程において印刷データをフィルムに出力する工程を省き、プレート出力機によっ

てコンピューターから直接刷版に出力する方法です。お客さまのデジタル環境が整ってきたことや、印刷工

程を合理化できるCTPのメリットが認識され、

さらには当社の製品が性能や品質などで高く評価されている

ことから、売上を伸ばしてきました。日本市場での CTP の普及率はまだ 30%と低い状態で、今後さらに導

入が進むと予想されています。2004 年 3 月期には、価格下落の影響はありましたが、販売台数は前年度を

上回り、堅調に推移しました。また海外でも、新製品の大サイズ対応プレート出力機「PlateRite Ultima

(プレートライト・アルティマ)」が北米を中心に売上を伸ばし、欧州向け OEM も堅調に推移しました。

Q:中期 3ヵ年計画の進捗状況はどうですか。

A:中期 3ヵ年計画での当カンパニーの目標は、安定した収益を確保し、さらにその収益を伸ばしていくこ

とです。当期の売上高は中期 3ヵ年計画の初年度目標に対して未達成となりましたが、営業利益は目標を上

回ることができました。

国内外市場において主力のCTP関連機器はさらなる拡販努力によって売上を拡大す

ることができましたが、デジタル印刷機については、全力を挙げて製品の立ち上げに取り組んだものの、目

標を下回りました。主力製品の収益性を上げる取り組みとしては、リードタイムの短縮や海外からの部品調

達をはじめとするコストダウンを基本戦略とした「事業体質の強化」を推し進めています。当社の製品のコ

ストダウンには、コンスタントに製造することが有効な施策の一つですが、実際には、お客さまの設備投資

の時期には大きな波があり、それに合わせて生産するためコスト高になってしまいます。そこで、お客さま

の設備投資の動向を徹底的に分析し、受注を見込んだ計画製造に取り組むとともに、納入時期が明確なOEM

ビジネスの展開などの取り組みを引き続き行い、安定した利益を確保しつつ、その利益を少しでも拡大して

いきたいと考えています。

(15)

Q:中期 3ヵ年計画の 2 年目以降で取り組む課題は何ですか。

A:販売戦略上、今後は海外への事業を積極的に進めていく必要があります。当カンパニーにとって、シェ

アが高い日本市場で売上を今以上に大幅に伸ばすことは難しいですが、

市場の大きい海外での売上を伸ばす

ことは可能と考えます。実際、CTP関連機器においては、海外市場での販売台数が国内を上回るようになり

ました。これからは、市場戦略を策定する際に、国内と海外という二極ではなく、米国・欧州・アジア・日

本の四極で事業を進めていくという、グローバルな販売展開が必要であると考えています。特にアジア、と

りわけ成長が著しい中国に注力していきます。一方製品面では、CTP関連機器の売上が好調な間に、これに

代わって売上をけん引できる製品の開発を早急に進めることが重要だと考えています。そのために、販売企

画と商品企画・開発を独立、強化し、業界内外ではどんな商品が求められているか、印刷の前後の工程にど

んな装置が必要かなど、これまでの事業領域の枠にとらわれないで、新しい商品の企画開発に取り組んでい

きます。また、材料や消耗品などの取り扱い商品も増やしていく考えです。

Q:注力していくという中国での取り組みはどうですか。

A:中国には 16 万社を超える印刷関連企業があり、経済の急成長に伴い印刷関連機器市場はさらに拡大し

ようとしています。当社は毎年約 300台のフィルム出力機を納入していますが、CTP の普及はこれからで、

フィルム出力機の需要から見ても大きな潜在市場と考えています。また、営業体制を強化するとともに、中

国・杭州に設立した印刷関連機器の製造子会社は 10 月から操業を開始します。販売地域に製造拠点を設置

することで、製造・販売・サービスの直結を実現し、CTP 関連機器の販売拡大を目指します。

Q:

「drupa 2004」の成果はどうですか。

A:5 月にドイツで開催された国際印刷総合機材展「drupa 2004」では、大型サーマルプレート出力機や

新感材対応プレート出力機、次世代デジタルワークフロー、デジタル印刷機といった、業界をリードする新

システムを出展し、業界の最先端を行く当社の製品は、会場を訪れた世界の印刷関連会社の大きな注目を集

めました。CTP 関連機器では期待どおりの受注を獲得し、また、デジタル印刷機では、従来のオフセット印

刷に匹敵する品質と高生産性を実現した新製品「TruePress 344」が大きな反響を呼びました。印刷関連業

界において業績を伸ばしている会社はCTPやデジタル印刷、ワークフローへの取り組みを加速しており、当

社の製品に注目しています。このチャンスを生かしてビジネスを拡大していきたいと考えています。

(16)

特集:アジア市場での戦略

    ―急成長する中国における取り組み― アジアにおける大日本スクリーングループの拠点 アジアにおける拠点  近年のアジア市場の成長は著しく、多くの企業がアジアへの進出や拠点の拡充を進めています。当社グルー プの海外事業戦略においても、アジアを重要な地域と位置付け、積極的な事業展開を行っています。  当社グループのアジアにおける拠点としては、東南アジア市場における電子工業用機器および画像情報処理 機器の販売および保守サービスならびにシンガポール市場におけるブラウン管用マスクの販売を行うDainippon Screen Singapore Pte. Ltd.(シンガポール)、台湾市場における電子工業用機器の販売および保守サービスを

名        称 場  所 資本金 当社出資比率 主 な 事 業 内 容 広州 香港 北京 ソウル 亀尾 京都 杭州 1 7 6 8 9 4 7 7 7 大日本スクリーン製造株式会社 本社 杭州 DAINIPPON SCREEN MT (HANGZHOU)

CO., LTD. (MTMC) 100.0% 1億円 画像情報処理機器の製造 (プレート出力機およびその周辺機器) 2 3 100.0% 1,580万 シンガポールドル

DAINIPPON SCREEN SINGAPORE PTE. LTD. シンガポール 電子工業用機器および画像情報処理機器の販売 および保守サービス

ブラウン管用マスクの販売

6

DAINIPPON SCREEN (TAIWAN) CO., LTD. 3,000万 (DSET 100.0%) 台湾ドル 台北 電子工業用機器および画像情報処理機器の販売 および保守サービス 8 DNS KOREA CO., LTD. 10 天安 100億ウォン 21.75% 電子工業用機器の製造、販売および保守サービス 9 9 9 95.6% DAINIPPON SCREEN (KOREA) CO., LTD. 12億6,700万

ウォン 電子工業用機器および画像情報処理機器の販売 および保守サービス ソウル 天安サービス ステーション 亀尾サービス ステーション ー ー DAINIPPON SCREEN REPRESENTATIVE OFFICE 上海 中国における市場調査、分析を通した実践的な 戦略の策定  4 7 7 7 100.0% 2億1,500万 台湾ドル 電子工業用機器の販売および保守サービス DAINIPPON SCREEN ELECTRONICS

(TAIWAN) CO., LTD. 新竹 台南カスタマー サービスステーション 林口カスタマー サービスステーション 龍潭カスタマー サービスステーション 7 1

DAINIPPON SCREEN (CHINA) LTD. (DSCN) 800万香港ドル 100.0% 電子工業用機器および画像情報処理機器の販売 および保守サービス

香港

上海駐在員事務所 広州駐在員事務所 北京駐在員事務所

SCREEN MEDIA TECHNOLOGY LTD. (DSWGQ)

(DSCN 100.0%)

20万米ドル 画像情報処理機器の保守サービス 上海

DAINIPPON SCREEN ELECTRONICS (SHANGHAI) CO., LTD. (DSES)

100.0% 50万米ドル 電子工業用機器の販売および保守サービス 上海 北京事務所 1 5 1 1 上海 天安 台北 新竹 林口 龍潭 台南 2 4 10 9 9 シンガポール 5 3 1 1 1 本店 事務所・カスタマーサービスステーション・サービスステーション 駐在員事務所 (2004年7月1日現在) 4

(17)

行う Dainippon Screen Electronics (Taiwan) Co., Ltd.(新竹)、台湾市場における電子工業用機器および画 像情報処理機器の販売および保守サービスを行う Dainippon Screen (Taiwan) Co., Ltd.(台北)、韓国市場に おける電子工業用機器および画像情報処理機器の販売および保守サービスを行う Dainippon Screen (Korea) Co., Ltd.(ソウル)、電子工業用機器の製造、販売および保守サービスを行っている関連会社のDNS Korea Co., Ltd.(天安)に加え、重要性が急速に高まってきている中国における拠点です。  ここでは当社グループがアジアの中でも今後特に注力していこうとしている、中国における取り組みについ てご紹介します。 中国における拠点強化  中国は世界の中でも驚異的な経済成長を遂げています。生産コストの削減を目指して先進国の製造業は生産 拠点を中国にシフトし、それに伴った経済成長は購買力の拡大と対中投資を誘発し、さらなる経済成長を促す という好循環をもたらしています。

 当社も、電子工業用機器の販売および保守サービスを行う Dainippon Screen Electronics (Shanghai) Co., Ltd. (DSES)を上海に、電子工業用機器および画像情報処理機器の販売および保守サービスを行う Dainippon Screen (China) Ltd. (DSCN)を香港に、DSCN の子会社で画像情報処理機器の保守サービスを行う Screen Media Technology Ltd. (DSWGQ)を上海に設置し、さらに2004年3月期には杭州に画像情報処理機器の製造 を行うDainippon Screen MT (Hangzhou) Co., Ltd. (MTMC)を新設しました。

 また、お客さまが中国に生産拠点を設置するのに合わせてこれらの拠点も拡大しており、DSESは本拠地の上 海に加えて北京に事務所を、DSCNは本拠地の香港に加えて広州、上海、北京に駐在員事務所を設置しています。 さらに、FPD 製造装置につきましては、2004 年 4 月には DSES 内に事務所とサービスステーションを設置し ており、8月には北京事務所において保守サービスを開始します。  しかしながら、現状においては、当社の全売上に占める中国の比重はまだそれほど大きくありません。そこ で、生産拠点としてだけでなく、マーケットとしても大きく成長している中国において、さらなる事業拡大に よって収益を向上させるために、2004年4月に国際事業戦略室の中国駐在員事務所を上海に開設しました。上 海は、現在の中国における最大の発展地域・産業集積区域であり、情報収集面に最適な上に、当社の事務所が集 中しており、連携が容易であるというメリットもあります。 全社的な立場でマーケットを分析  当社の中国駐在員事務所は、外からでは分かりにくい中国市場を全社的な立場から把握し、マーケットとし ての中国市場の可能性の分析や、人的ネットワークの構築、法令・税制面でのリスク管理などを主な業務として います。  例えば、当社はハイエンドの半導体製造装置をターゲットとし、中国に生産拠点を持つお客さまにもハイエ ンドの製造装置を販売しています。しかし、中国のマーケットでは、このようなハイエンドの製造装置に対す る需要のみではなく、ミドルレンジの製造装置に対する需要も高いというのが現状です。中国駐在員事務所は、 こうしたマーケットの需要を細かく分析し、それに的確に対応できるビジネスの可能性を模索していきます。 中国でのネットワークの構築  中国での事業展開を推進する上で現地での人的ネットワークの必要性はますます高まっており、現地パート ナーの発掘と協働は中国で事業を行う上で非常に重要になっています。その一環として、2004年3月に立命館 大学(京都市)および上海交通大学(中国・上海市)と包括的な研究協力協定を結びました。上海交通大学は、

(18)

取締役、監査役、執行役員とコーポレート・ガバナンス

[取締役] 取締役会長兼社長 最高経営責任者 石田 明※ 専務取締役 最高執行責任者 半導体機器カンパニー社長 末武 隆成※ 専務取締役 財務戦略担当 法務・知財戦略担当 橋本 正博 常務取締役 購買・物流戦略担当 佐々木 嘉光 取締役 国際事業戦略担当 山野 章 取締役 財務戦略副担当 領内 修 取締役 総務戦略・危機管理副担当 野栗 和哉 取締役 株式会社堀場製作所 代表取締役社長 堀場 厚 取締役 三菱自動車工業株式会社 常務執行役員 大宮 正 取締役 アクア淀屋橋法律事務所 弁護士 ニューヨーク州弁護士 松本 徹 [監査役] 常任監査役(常勤) 根本 敏男 監査役(常勤) 石田 秀二 監査役 京友商事株式会社 代表取締役社長 岩井 文彦 監査役 しがぎんアシスタントサービス株式会社 代表取締役社長 滋賀保証サービス株式会社 代表取締役社長 久保 健吾 取締役および監査役 (2004年6月29日現在) ※代表取締役 執行役員 (2004年7月21日現在) 専務執行役員 FPD機器カンパニー社長 津田 雅也 専務執行役員 総務戦略・危機管理担当 ビジネスサービスセンター長 矢追 善也 常務執行役員 技術戦略担当 技術開発センター長、EP開発センター長 大神 信敏 常務執行役員 メディアテクノロジーカンパニー社長 森野 富次 常務執行役員 経営戦略担当 ビジネスサービスセンターアドバイザリーメンバー 草場 敏彦 常務執行役員 DNS ELECTRONICS, LLC会長 真鍋 裕史 上席執行役員 法務・知財センター長 中山 時夫 執行役員 ソフトセンター長 奥本 清文 執行役員 半導体機器カンパニーアドバイザリースタッフ 中村 俊夫 執行役員 ビジネスサービスセンター副センター長 財務部長 宮脇 達夫 執行役員 メディアテクノロジーカンパニー副社長 MT製造統轄部長 廣澤 誠

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グループ監査室 コーポレート カンパニー 経営戦略 国際事業戦略 法務・知財戦略 技術戦略 総務戦略 財務戦略 購買・物流戦略 危機管理 半導体機器 FPD機器 電子機器 株主総会 社 長 取締役会 組織図概略(2004年4月1日現在) コーポレート・ガバナンス

 当社は、株主の皆さまをはじめとするすべてのステークホルダー(利害関係者)の総合的な利益の確保を

視野に、企業経営において透明性や健全性、効率性を追求し、企業価値を高めていくという経営の基本理念

の下、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでいます。

 経営の透明性・健全性の確保につきましては、経営に対するチェック機能をより有効にするため、社外取

締役・社外監査役を招聘しています。現在、役員構成は取締役が 10 名、監査役が 4 名ですが、そのうち社

外取締役は3名、社外監査役は2名となっています。また、経営の効率性と業務執行機能の強化を目指して、

執行役員制を導入しています。

 経営リスクにつきましては、防御機能の充実・強化を図るため、

「大日本スクリーングループ危機管理要綱」

を制定するとともに、危機管理担当役員を置き、危機管理委員会を開催して情報の収集と未然防止に努めてい

ます。また、社長直轄のグループ監査室を設置して、グループ全体の内部統制状況について内部監査を実施

するとともに、企業倫理の徹底を目的とした「大日本スクリーングループ倫理要綱」の制定および企業倫理

ホットラインの導入を行い、大日本スクリーングループのコンプライアンス強化に努めています。

 当社は、弁護士法人と法律顧問契約、あずさ監査法人と監査契約を締結し、会社運営に影響を及ぼす案件

に関しては必要なアドバイスを受ける体制をとっています。

さらに、

その他の複数の法律事務所や税務顧問、

コンサルタントからも、適時目的に応じたアドバイスやサポートを受けています。

(20)

財務概況

2004 2003 2002 2001 2000 年間 売上高 ¥191,939 ¥167,942 ¥174,218 ¥242,726 ¥174,812 売上原価 135,389 121,036 126,882 170,896 133,641 売上高原価率(%) 70.5% 72.1% 72.8% 70.4% 76.4% 営業利益(損失) ¥ 9,600 ¥ 3,225 ¥ 140 ¥ 23,903 ¥ (4,628) 当期純利益(損失) 4,851 (3,466) (18,900) 17,806 (7,029) 減価償却費 4,000 4,901 7,223 7,534 8,246 営業活動によるキャッシュ・フロー 14,681 87 (7,124) 21,197 (2,963) 投資活動によるキャッシュ・フロー (82) 4,304 (2,663) (3,175) (1,272) 財務活動によるキャッシュ・フロー (10,157) (4,923) 43 (8,666) 7,342 設備投資額 2,465 1,813 3,918 6,256 4,172 研究開発費 11,134 10,770 10,025 9,960 9,051 普通株式 1 株当たり 当期純利益(損失) ¥ 23.04 ¥ (18.65) ¥ (101.08) ¥ 97.20 ¥ (40.00) 配当金 3.00 — — 5.00 — 株主資本 334.93 238.28 269.75 369.54 286.51 期末現在 総資産 ¥240,512 ¥218,653 ¥234,972 ¥301,784 ¥256,596  総資本利益率(%) 2.1% –1.5% –7.0% 6.4% –2.8% 流動資産 ¥165,506 ¥149,713 ¥153,149 ¥214,756 ¥162,172 有形固定資産 35,627 38,140 45,041 50,351 52,538 流動負債 113,771 116,899 120,545 154,396 127,114 長期債務 38,163 47,491 57,190 74,067 77,365 株主資本 77,434 45,100 50,435 69,099 50,630  株主資本比率(%) 32.2% 20.6% 21.5% 22.9% 19.7%  株主資本利益率(%) 7.9% –7.3% –31.6% 29.7% –13.4%  資本金 ¥ 48,172 ¥ 37,142 ¥ 36,544 ¥ 36,544 ¥ 33,100  利益剰余金 3,514 (1,314) (13,147) 6,767 (25,892) 発行済普通株式総数(千株) 231,390 189,369 186,987 186,987 176,713 従業員数(人) 4,460 4,468 4,429 4,715 4,672 注)1. 米ドルは、便宜上、1米ドル=106円の為替レートで換算しております。 2. 普通株式1株当たり当期純利益(損失)は、自己株式及び連結子会社が所有する当社株式を控除した期中加重平均発行済株式数に基づいて算定しております。 また、普通株式1株当たり株主資本は、自己株式及び連結子会社が所有する当社株式を控除した期末発行済株式数に基づいて算定しております。 3. 総資本利益率及び株主資本利益率は、それぞれ期首・期末平均総資産及び期首・期末平均株主資本に基づいて算定しております。 4. 2004年3月期より就業人員の定義を一部修正しております。なお、新しい定義を適用した場合の2003年3月期末の従業員数は4,503人です。

連結財務諸表 11 年間サマリー

大日本スクリーン製造株式会社及び連結子会社 3月31日に終了した各会計年度

(21)

単位:百万円 単位:千米ドル 1999 1998 1997 1996 1995 1994 2004 ¥147,603 ¥221,747 ¥223,908 ¥202,232 ¥161,753 ¥134,269 $1,810,745 114,086 148,110 143,853 135,157 119,359 102,688 1,277,254 77.3% 66.8% 64.2% 66.8% 73.8% 76.5% ¥ (18,252) ¥ 11,022 ¥ 22,301 ¥ 18,108 ¥ (40) ¥ (12,232) $ 90,566 (26,084) 4,002 9,323 5,423 (8,203) (18,086) 45,764 9,376 8,185 8,147 8,460 8,844 8,665 37,736 (1,863) 7,664 22,047 10,330 2,128 (11,676) 138,500 (6,020) (5,362) (27,449) (4,540) (2,829) 581 (774) 18,139 (23,192) 12,675 5,831 5,114 9,128 (95,821) 9,737 18,516 12,466 6,081 5,549 4,865 23,255 11,978 15,253 12,451 10,397 8,777 8,357 105,038 単位:円 単位:米ドル ¥ (149.89) ¥ 23.39 ¥ 56.76 ¥ 33.04 ¥ (49.98) ¥ (110.18) $ 0.22 — 7.00 7.00 5.00 — — 0.03 312.02 450.99 405.78 353.18 319.13 363.14 3.16 単位:百万円 単位:千米ドル ¥240,618 ¥275,192 ¥284,872 ¥264,111 ¥234,950 ¥228,475 $2,268,981 –10.1% 1.4% 3.4% 2.2% –3.5% –7.9% ¥140,296 ¥179,222 ¥199,530 ¥183,003 ¥151,229 ¥142,030 $1,561,377 57,605 59,091 50,153 46,260 50,729 54,759 336,104 95,979 130,926 152,808 132,864 111,834 96,426 1,073,311 88,552 63,661 62,256 71,175 69,490 70,859 360,028 54,296 78,480 66,913 57,974 52,384 59,607 730,510 22.6% 28.5% 23.5% 22.0% 22.3% 26.1% –39.3% 5.5% 14.9% 9.8% –14.6% –26.4% ¥ 32,196 ¥ 32,196 ¥ 27,783 ¥ 27,424 ¥ 27,424 ¥ 27,424 $ 454,453 (20,419) 3,765 1,019 (7,201) (22,028) (14,804) 33,151 174,018 174,018 164,903 164,148 164,148 164,148 4,685 4,882 4,666 4,357 4,294 4,307

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事業の種類別セグメント情報 単位:百万円 3月31日終了年度 2004 2003 2002 2001 2000 売上高*注)1 電子工業用機器 ¥139,063 ¥115,753 ¥122,892 ¥189,923 ¥121,939 画像情報処理機器 51,433 50,399 49,585 50,852 51,261 その他 1,443 1,790 1,741 1,951 1,612  連結売上高 ¥191,939 ¥167,942 ¥174,218 ¥242,726 ¥174,812 営業利益(損失) 電子工業用機器 ¥ 6,581 ¥ 257 ¥ (248) ¥ 26,566 ¥ (3,310) 画像情報処理機器 2,694 2,639 222 (2,919) (1,514) その他 325 329 166 256 196  連結営業利益(損失) ¥ 9,600 ¥ 3,225 ¥ 140 ¥ 23,903 ¥ (4,628) 注)1 事業の種類別売上高は、外部顧客に対する売上高のみ表示しています。 2 在外連結子会社の収益及び費用については、従来、決算日の為替レートにより円貨に換算しておりましたが、2001 年 3 月期より期中平均レートにより換算す る方法に変更しております。 国内及び海外売上高 単位:百万円 3月31日終了年度 2004 2003 2002 2001 2000 国内売上高*注)1 ¥ 84,235 ¥ 66,919 ¥ 81,230 ¥114,699 ¥ 84,932 海外売上高*注)2 107,704 101,023 92,988 128,027 89,880 北米 22,974 34,476 34,038 38,748 23,818 アジア・オセアニア 61,778 49,456 39,649 58,966 43,703 欧州 21,748 15,720 17,964 28,891 21,087 その他 1,204 1,371 1,337 1,422 1,272 売上高に占める海外売上高の割合(%) 56.1% 60.2% 53.4% 52.7% 51.4% 計 ¥191,939 ¥167,942 ¥174,218 ¥242,726 ¥174,812 注)1 国内売上高は、当社及び連結子会社による日本国内の顧客に対する売上です。 2 海外売上高は、当社及び連結子会社による日本国外の顧客に対する売上です。 3 在外連結子会社の収益及び費用については、従来、決算日の為替レートにより円貨に換算しておりましたが、2001 年 3 月期より期中平均レートにより換算す る方法に変更しております。

セグメント情報

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所在地別セグメント情報*注)1 単位:百万円 3月31日終了年度 2004 2003 2002 2001 2000 売上高*注)2 日本 ¥140,258 ¥114,042 ¥120,516 ¥169,306 ¥127,667 海外 51,681 53,900 53,702 73,420 47,145  北米 24,688 31,144 31,639 35,910 19,580  アジア・オセアニア 13,880 10,999 8,559 13,970 8,323  欧州 13,113 11,757 13,504 23,540 19,242 連結売上高 ¥191,939 ¥167,942 ¥174,218 ¥242,726 ¥174,812 営業利益(損失) 日本 ¥ 8,462 ¥ 2,541 ¥ (1,947) ¥ 22,346 ¥ (2,866) 海外 1,505 1,038 1,232 2,787 956  北米 220 20 400 1,050 (581)  アジア・オセアニア 913 1,000 651 718 417  欧州 372 18 181 1,019 1,120     計 9,967 3,579 (715) 25,133 (1,910) セグメント間消去 (367) (354) 855 (1,230) (2,718) 連結営業利益(損失) ¥ 9,600 ¥ 3,225 ¥ 140 ¥ 23,903 ¥ (4,628) 資産 日本 ¥171,410 ¥162,702 ¥175,387 ¥228,394 ¥196,504 海外 33,455 36,550 35,037 41,095 34,780  北米 11,465 19,018 18,438 18,433 16,942  アジア・オセアニア 11,622 8,617 7,455 8,078 6,000  欧州 10,368 8,915 9,144 14,584 11,838     計 204,865 199,252 210,424 269,489 231,284 全社又は消去 35,647 19,401 24,548 32,295 25,312 連結資産 ¥240,512 ¥218,653 ¥234,972 ¥301,784 ¥256,596 注)1 所在地別セグメント情報は、それぞれの地域に所在する当社及び連結子会社の企業活動による、それぞれの地域における業績です。 2 所在地別の売上高は、外部顧客に対する売上高のみを表示しています。 3 在外連結子会社の収益及び費用については、従来、決算日の為替レートにより円貨に換算しておりましたが、2001 年 3 月期より期中平均レートにより換算す る方法に変更しております。

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