• 検索結果がありません。

1 スマートフォン普及率女子大は 99.2% も急増 スマートフォンの所有率は 99.2% 85.7% と高く は自分専用のパソコンも 54.9% と半数を超えています 同様の 4 年前 ( 平成 25 年度 ) の調査でスマートフォン所有率は 83.5% 26.3% で 特にの所有率が 4 年間で

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "1 スマートフォン普及率女子大は 99.2% も急増 スマートフォンの所有率は 99.2% 85.7% と高く は自分専用のパソコンも 54.9% と半数を超えています 同様の 4 年前 ( 平成 25 年度 ) の調査でスマートフォン所有率は 83.5% 26.3% で 特にの所有率が 4 年間で"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 1 -

調査の目的

日本衣料管理協会では、会員大学の協力のもとに衣料管理士(テキスタイルアドバイザー)養成課程の学生とその 父母を対象に「衣料の使用実態調査」を毎年実施しています。同時にその時々に話題性の高いテーマでトピックス調査を 実施していますが、今回(平成 29 年度)は、「ファッションにおけるネットと SNS の利用」について取り上げました。 近年、スマートフォンの普及によりネットや SNS は急速に発展し、我々の消費行動に大きな影響力を持つようになりまし た。この調査では、ネットや SNS が消費者のライフスタイル とりわけファッションにどのように関わっているのかを主題としました。 ネットを通じてどのような手段で、ファッションにかかわる情報を得たり、発信しているのか、ネットと実店舗のそれぞれどのよう な点に魅力を感じ、使い分けているのかなどを調査しました。また、昨年急激に利用者数を伸ばしたフリマアプリやネットオー クションにも触れ、その認知度、利用の度合い、購入・販売品目についても調査しました。 本調査の結果を消費者データ、また、学術的資料等としてご活用いただき、今回の調査結果がファッションとネット、 SNS とのつながりについて考える一助となれば幸いです。

調査の概要

調査内容

●フェイスシート 〔年齢、調査対象(母・女子学生)、情報機器の所有状況〕 ●ファッション商品のネットショッピングについて 〔ファッションにおけるインターネットの使い方、ファッション商品のネットショッピング経験の有無、 商品購入の際に使用した情報機器、ネットショッピングを利用した理由、ネットショッピングにおける不満、 年間購入回数、商品購入時の使用サイト・アプリ、購入品目、 年間のファッション支出、年間のネットショッピングでのファッション支出、ネットショッピングを利用しない理由〕 ●ネットショッピングと実店舗の使い分けについて 〔ファッション商品の購入におけるネットと実店舗の利用の割合、実店舗・ネットショッピングの優れていると感じる点〕 ●フリマアプリ・ネットオークションについて 〔フリマアプリ・ネットオークションの認知・利用経験、フリマアプリ・ネットオークションでの購入および販売品目〕 ●SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)について 〔Instagram、Twitter ほか SNS の利用状況、SNS の使用方法〕 調査対象者 日本衣料管理協会 会員大学に在籍する衣料管理士養成課程の 女子学生 490 名 (平均年齢:20.7 歳)およびその母 140 名(平均年齢:49.8 歳) 調査方法 託送調査(会員大学に一括送付、学生に配布し回収、一括返送) 調査期間 平成 29 年(2017 年)12 月~平成 30 年(2018 年)1 月(冬休み期間)

平成 29 年度トピックス調査 平成 30 年 10 月

「ファッションにおけるネットと SNS の利用に関する調査」

調査結果概要

(2)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 2 -

【1】 スマートフォン普及率 女子大学生は 99.2% 母も急増

スマートフォンの所有率は学生 99.2%、母 85.7%と高く、学生は自分専用のパソコンも 54.9%と半数を超えてい ます。同様の 4 年前(平成 25 年度)の調査でスマートフォン所有率は学生 83.5%、母 26.3%で、特に母の所有 率が 4 年間で大きく伸びました。いずれの情報機器も持っていない人は 0%でした。【図 1】

【2】 ライフスタイルに合わせたネットショッピング

「ファッションに関してインターネットを普段どのように使っているのか」(複数回答)という質問に対して、「欲しい商品の検 索」が学生 85.1%、母 58.6%とともに 1 位でした。続いて学生は「商品の購入(新品)」が 75.1%、母は「参考にした いコーディネートを探す」40.0%が 2 位となっています。ファッション雑誌に代わる情報ツールとしてネットを使い、自分のライ フスタイルに合う形で利用している様子が伺えます。選んだ選択肢の平均数が学生 4.2、母 2.8 と、学生のほうがインター ネットを活用しています。 フ ふファッション商品の購入にネットショッピングを利用した理由の 1 位は母が「好きな時間に購入できる」(68.5%)、学生が 「店舗に行かなくても購入できる」(64.1%)でした。その他の理由項目において、母と学生と近い傾向にありますが、「サイ ズが豊富である」という項目に関して、学生は 6.1%であるのに対して、母は 21.3%と差異がありました。 0.0 0.2 1.6 18.2 41.4 54.9 99.2 0.0 0.7 14.3 26.4 57.9 17.1 85.7 0 20 40 60 80 100 いずれも持っていない その他 携帯電話(スマートフォン以外) タブレット パソコン(家族共用) パソコン(自分専用) スマートフォン (%) 図1 情報機器の所有状況 (学生 n=490 母 n=140) 母 学生 21.8 23.8 23.1 24.5 31.1 47.8 59.0 64.1 21.3 19.1 28.1 28.1 28.1 42.7 68.5 58.4 10 20 30 40 50 60 70 商品の比較が容易にできる 品揃えが豊富である 注文しやすい 時間をかけずに購入できる 検索機能で商品が探しやすい ネットで購入したほうが安価である 好きな時間に購入できる 店舗に行かなくても購入できる (%) 図2 ファッション商品の購入にネットショッピングを利用した主な理由≪複数回答≫ ( 学生 n=412 母 n=89) 母 学生

(3)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 3 -

【3】 ネットショッピングに「不満あり」が 6 割以上

「ネットショッピングを利用した際の不満」について、母 67.4%、学生 62.9%と、6 割以上の人が不満経験を持ってい る。4 年前の平成 25 年度の調査では、「不満やトラブルがあった」人の比率が母 28.1%、学生 32.7%であったので、 その比率はかなり増加しています。不満の具体的な内容として(複数回答)「イメージ(写真など)と違った」がともに 1 位(母 80%、学生 63.3%)と高かった。2 位は母「着てみたら似合わなかった」(43.3%)、学生「サイズが合わなかった」 (38.6%)と続きます。 ままた、ネットショッピングでファッション商品を「購入しなくなった、あるいは購入しない理由」(複数回答)として、母・学生とも に 1 位「実物を見て買いたいから」、2 位「試着が出来ないから」、3 位「届いたものがイメージと違うと嫌だから」であった。

【4】ネット購入金額は母が学生を上回る

2017 年 1 月~12 月の 1 年間で、自分用 に購入した全てのファッション商品の購入総額は 学生のほうが高いのに対し、そのうち、ネットショ ッピングで購入したものは金額、比率ともに母の ほうが高くなっています。【表1】

【5】“実店舗派”が母、学生ともに 8 割越え

普段ファッション商品を購入する割合について、「ほとんど実店舗」「実店舗のほうが多い」を合わせた「実店舗派」は、母 が 84.3%、学生が 81.2%と 8 割を超えています。逆に「ほとんどネットショッピング」「ネットショッピングのほうが多い」を合わ せた「ネットショッピング派」は学生 11.1%、母 9.3%と約 1 割前後に留まりました。 図 3 ファッション商品の購入における、実店舗とネットショッピングの利用割合 ( 学生 n=490 母 n=140) ほとんど実店舗で 購入する 65.0% 両方で購入するが、 実店舗のほうが多い 19.3% 両方で同じくらい 購入する 4.3% 両方で購入するが、 ネットのほうが多い 8.6% ほとんどネットで購入する 0.7% その他・ 無回答 2.1%

【母】

ほとんど実店舗で 購入する 48.8% 両方で購入するが、 実店舗のほうが多い 32.4% 両方で同じくらい 購入する 7.3% 両方で購入するが、 ネットのほうが多い 8.2% ほとんどネットで購入する 2.9% その他・無回答 0.4% 【学生】 全てのファッション商品 うち ネットショッピング 母 72,300 円 (100%) 31,700 円 (43.8%) 学生 91,600 円 (100%) 30,800 円 (33.6%) 表 1 ファッション商品のネットショッピング年間購入平均金額 ※保護者・配偶者などに購入してもらったものを含む

(4)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 4 -

【6】学生は「ZOZOTOWN」などアパレル系ショッピングサイトが 1 位

ネットショッピングでファッション商品を購入した際の使用サイトまたはアプリは、学生は ZOZOTOWN などアパレル系ショッ ピングサイト/アプリが 69.5%と 1 位、続いて 2 位がブランド・メーカー公式サイト、3 位が総合ショッピングサイト/アプリであ った。母は 1 位が総合ショッピングサイト/アプリ、2 位がカタログ通販系のサイト/アプリであった。それに対して、学生のカタロ グ通販系のサイト/アプリは 3.1%と非常に低く、カタログ通販の影響が少ないことがわかる。【表2】【図 4】 ネットショッピングでファッション商品購入時に使用したサイト・アプリ 母 (n=64) 学生 (n=354) アパレル系ショッピングサイト/アプリ(ZOZOTOWN、SHOPLIST など) 23.4% 69.5% ブランド・メーカー公式サイト 37.5% 51.7% 総合ショッピングサイト/アプリ(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど) 43.8% 43.5% フリマアプリ・ネットオークション(メルカリ、ヤフオク!など) 29.7% 30.8% カタログ通販系サイト/アプリ 40.6% 3.1% ハンドメイド系サイト/アプリ 1.6% 8.8% 表2 : ネットショッピングでファッション商品を購入した際の使用サイトまたはアプリ≪複数回答≫

【7】学生の約半数がフリマアプリを利用

2017 年 1 月~12 月の 1 年間で、“メルカリ” などのフリマアプリ、Yahoo!などのネットオークション で「買ったことがある」「売ったことがある」「買ったことも 売ったこともある」という利用経験がある人の比率は 【表 3】に示す通りです。 学学生の約半数はフリマアプリの利用経験が「ある」と答えています。それに対して、母の利用度は総じて低く、フリマアプリ、 ネットオークションともに 15%前後となっています。 8.8 3.1 30.8 43.5 51.7 69.5 1.6 40.6 29.7 43.8 37.5 23.4 0 20 40 60 80 ハンドメイド系サイト・アプリ カタログ通販系サイト・アプリ フリマアプリ・ネットオークション 総合ショッピングサイト・アプリ ブランド・メーカー公式サイト アパレル系ショッピングサイト・アプリ (%) 図4 ネットショッピングでファッション商品を購入した際の使用サイト またはアプリ≪複数回答≫ (学生 n=354 母 n=64) 母 学生 フリマアプリ ネットオークション 母 14.1% 16.4% 学生 50.8% 15.2% 表3 フリマアプリとネットオークションの利用率

(5)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 5 -

【8】学生のフリマアプリでの購入・販売は『衣料品』がトップ

学生の半数以上がフリマアプリの利用経験があるという結果が出ましたが、購入・販売品目(ファッション商品に限る) の中では衣料品がともに 6 割を超え、トップでした。続いて、バッグ・ポーチなどが約 3 割で 2 位、アクセサリー、靴・履物と 続く。 購入と販売の利用比率はほぼ同じような傾向でした。【図5】

【9】学生のSNS利用は Instagram と Twitter

近年、SNS のファッションに対する影響の増大が指摘されていますが、今回の調査では、学生の Instagram と Twitter の比率が非常に高い結果となりました。ブログは母 21.0%とが少し多くなっていますが学生の使用率は 7.5%と低くなって います。また、2000 年代後半には利用者の多かった mixi は母・学生ともにほとんど利用されていないようです。【表 4】 【図 6】 63.1 29.1 27.1 22.7 6.9 5.9 68.0 33.0 23.6 23.6 10.8 3.9 0 10 20 30 40 50 60 70 80 衣 料 品 バ ッ グ ・ ポ ー チ な ど ア ク セ サ リ ー 靴 ・ 履 物 マ フ ラ ー ・ 帽 子 ・ 手 袋 類 そ の 他 フ ァ ッ シ ョ ン 商 品 図5 学生がフリマアプリで購入・販売したファッション商品の割合 (購入 n=203、販売 n=195) 購入 販売 (%) 母 学生 Instagram 29.0% 85.9% Twitter 25.4% 88.5% ブログ 21.0% 7.5% Facebook 13.0% 15.1% mixi 1.4% 0.8% 表4 母・学生の SNS 利用率 29.0 25.4 13.0 1.4 21.0 85.9 88.5 15.1 0.8 7.5 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0

Instagram Twitter facebook mixi ブログ

図6 母・学生のSNS 利用率

母 学生

(6)

<本件に関する問い合わせ先> 一般社団法人 日本衣料管理協会 調査担当 TEL:03-3437-6416 jasta@mtb.biglobe.ne.jp - 6 -

【9】学生は SNS をファッション関連の情報ツールとして利用

「ファッションについて SNS をどのように使っているか」について、各項目の尺度平均値(※)は以下のような結果と なりました。【図 7】 母に比べて学生の値が全体的に高くなっています。特に「ファッション商品の情報を得るツール」としての利用が高く 学生にとってはファッションと SNS の関係性の高いことがうかがえます。 ※尺度平均値とは、「あてはまる」=5、「ややあてはまる」=4、「どちらでもない」=3、「あまり当てはまらない」=2、「あてはまらな い」=1として有効回答者数で割ったもの。 2010 年以降、スマートフォンが普及したことにより、私たちの消費行動は急速に姿を変えてきています。フリマア プリが登場することにより、これまで購入→使用→維持→廃棄と一歩通行だった流れも、着なくなった衣服を販売 し、またその衣服を購入するという、購入→使用→維持→廃棄→再販売・譲渡→入手という新たな循環も生ま れつつあります。 また、多くの人がSNSを利用するようになり、ファッション情報を得る場所も「雑誌」や「店頭」から、「SNS」、 または「WEBサイト」から得る比率が高くなりました。数限りなくある情報をどのようにとらえ、またそれを表現してい くのか。これからも人々のファッションにおける消費行動は多様化していくことでしょう。

調査結果の引用・転載、報告書の購入に関する問い合わせ先

一般社団法人日本衣料管理協会 調査部会

TEL:03-3437-6416 FAX:03-3437-3194 ✉ jasta@mtb.biglobe.ne.jp

1 2 3 4 5 図7:ファッションにおけるSNSの利用目的に関する尺度平均値(※) 学生 母

参照

関連したドキュメント

12―1 法第 12 条において準用する定率法第 20 条の 3 及び令第 37 条において 準用する定率法施行令第 61 条の 2 の規定の適用については、定率法基本通達 20 の 3―1、20 の 3―2

一方、区の空き家率をみると、平成 15 年の調査では 12.6%(全国 12.2%)と 全国をやや上回っていましたが、平成 20 年は 10.3%(全国 13.1%) 、平成

本報告書は、日本財団の 2016

本報告書は、日本財団の 2015

全体として 11 名減となっています。 ( 2022 年3 月31 日付) 。 2021 年度は,入会・資料請求等の問い合わせは 5 件あり,前

本協定の有効期間は,平成 年 月 日から平成 年 月

(79) 不当廉売された調査対象貨物の輸入の事実の有無を調査するための調査対象貨物と比較す

 今年は、目標を昨年の参加率を上回る 45%以上と設定し実施 いたしました。2 年続けての勝利ということにはなりませんでし