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コンクリート工学年次論文集 Vol.27

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Academic year: 2021

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報告 銅スラグ(CUS2 5)を用いたコンクリートの特性と施工例

.

*1 *2 *3 *4 錦織 和紀郎 ・谷口 昇 ・川西 政雄 ・松田 節男 ブリーディングの観点から,従来銅スラグはCUS混合率≦ %の条件で使用され 要旨: 30 ることが多かったが,最近ではブリーディングの少なくなるCUS2 5が工業ベースで製. 造されるようになった。そこで,コンクリート試験を実施してCUS2 5を用いたコンク. リートの特性を調べ,CUS混合率は50 60~ %程度まで向上できることを明らかにした。 また,石灰石微粉末の混合や高性能AE減水剤による単位水量低減によりブリーディング をかなり抑制できることを確認した。更に,我国で初めてCUS2 5を用いた高比重消波. ブロックが施工されたので,その事例を紹介する。 銅スラグ,CUS2 5,ブリーディング,強度特性,高比重消波ブロック キーワード: . はじめに 1. 銅の溶融精錬の際に副産される銅スラグの年 間発生量は約200万tに達し,1997年にコンク リート用細骨材としてJIS化されて以来,自 然環境保全対策としても有効活用され始めてい る。また,銅スラグは密度が大きいことから, 重量骨材としても有望な材料である。 一方,消波ブロックの安定性はコンクリート の単位容積質量の影響を大きく受けることか ら,近年では大水深で波浪条件の厳しい海域に おける防波堤を被覆する消波ブロックに高比重 コンクリートを使用する例が増えてきている。 したがって,高比重消波ブロックの材料に銅ス ラグを使うことができれば,資源の有効利用の 観点からも望ましいと言える。しかしながら, 銅スラグを細骨材に用いるとブリーディングが 多くなり易い ことから,従来は細骨材中の容1) 積割合(以下,CUS混合率)を30%以下とし て使用することが多く,有効利用の観点から, CUS混合率の増加が望まれていた。また,コ ンクリートの単位容積質量の増大にそれほど寄 与できなかった。このため,精錬所から排出さ れた銅スラグに破砕および粒度調整を施し,ブ リーディングが抑制され易いCUS2 5が工. 業ベースで製造されるようになった。 本報告では,まずCUS2 5を用いたコン. クリートに関する試験結果を示す。また,高比 重コンクリートとして,粗骨材にかんらん岩を 使用した場合の特性についても述べる。更に, 我国で初めて本格的に施工されたCUS2 5. を使用した消波ブロックの事例を紹介する。 コンクリート試験(室内試験) 2. 使用材料 2.1 コンクリート試験では,表-1に示す材料を 表-2 図- 使用した。骨材試験結果は, および , の通りである。ここで,石灰石微粉 1 図-2 末(以下,微粉末)はブリーディング抑制用の 材料として細骨材置換で使用した。また,CU S2 5と混合使用する普通細骨材を砕砂とし. たのは,CUS2 5を今後の海砂等採取規制. に伴う代替材としても位置付けたことによる。 試験練り目標値 2.2 ブロック製作用のコンクリートとして,スラ (株)テトラ テトラ総合技術研究所 工修 (正会員) *1 国土交通省中部地方整備局清水港湾事務所下田港事務所所長 *2 SMMプラントエンジニアリング(株)建設管理部土建設計グループ *3 (株)テトラ テトラ総合技術研究所 *4 コンクリート工学年次論文集,Vol.27,No.1,2005

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ンプ=8cm,空気量=4 5%を試験練り目標. 値として定めた。 試験配合 2.3 試験配合を,表-3に示す。ここで,No.1 ~8はCUS混合率を変化させた配合(細骨材 はCUS2 5および砕砂 ,. ) No.9~11は砕砂 を使用せずCUS2 5の一部を微粉末に置換. した配合,No.12,13は混和剤に高性能AE減 水剤を使用して単位水量を減じた配合である。 また,No.14 16~ では,粗骨材にかんらん岩を 使用している(CUS混合率=50 )% 。 表-1 使用材料 材 料 細  別 備  考 セメント 高炉セメントB種 S社製,密度3.04g/cm 3 比表面積3,970cm2/g 練混ぜ水 地下水 CUS2.5 S社製 砕砂 愛媛産(砂岩) 石灰石微粉末 密度2.71g/cm 3 比表面積4,860cm2/g かんらん岩 北海道産,Gmax=40mm 砕石2005 愛媛産 AE減水剤 リグニンスルホン酸化合物とポリオールの複合体 高性能AE減水剤 ポリカルボン酸エーテル系化合物と 配向ポリマーの複合体 AE剤 変性ロジン酸化合物系 陰イオン界面活性剤 消泡剤 ポリアルキレングリコール誘導体 細骨材 粗骨材 混和剤 表-3 試験配合 水 セメント 砕砂 CUS2.5 微粉末 砕石2005かんらん岩 計 1 砕石2005 20 60.0 46.7 0 0 180 300 818 0 0 940 0 2,238 2 砕石2005 20 60.0 46.7 30 0 172 287 584 339 0 958 0 2,340 3 砕石2005 20 60.0 46.2 50 0 169 282 414 562 0 973 0 2,400 4 砕石2005 20 60.0 46.0 60 0 168 280 332 674 0 979 0 2,433 5 砕石2005 20 60.0 45.7 75 0 166 277 207 840 0 990 0 2,480 6 砕石2005 20 60.0 45.0 100 0 163 272 0 1,109 0 1,010 0 2,554 7 砕石2005 20 55.0 45.2 50 0 165 300 404 548 0 990 0 2,407 8 砕石2005 20 65.0 47.2 50 0 171 264 426 577 0 960 0 2,398 9 砕石2005 20 60.0 44.2 95 5 157 262 0 1,050 43 1,036 0 2,548 10 砕石2005 20 60.0 43.7 90 10 153 255 0 992 85 1,055 0 2,540 11 砕石2005 20 60.0 43.2 85 15 153 255 0 925 126 1,065 0 2,524 12 砕石2005 20 56.7 47.0 100 0 153 270 0 1,176 0 987 0 2,586 13 砕石2005 20 44.3 45.0 100 0 146 330 0 1,106 0 1,005 0 2,587 14 かんらん岩 40 55.0 42.0 50 0 152 277 387 525 0 0 1,334 2,675 15 かんらん岩 40 60.0 43.0 50 0 156 260 398 539 0 0 1,311 2,664 16 かんらん岩 40 65.0 44.0 50 0 154 237 412 558 0 0 1,308 2,669 No. Gmax (mm) 粗骨材 種 別 単 位 量(kg/m3) W/C (%) s/a (%) CUS 混合率 (%) 微粉末 置換率 (%) 表-2 骨材試験結果 図-1 砕砂の粒度分布 図-2 CUS2.5の粒度分布 絶乾 表乾 砕砂 2.56 2.59 1.35 1.67 65.3 2.94 CUS2.5 3.50 3.51 0.41 2.09 59.7 2.53 砕石2005 2.58 2.61 1.00 1.49 57.8 6.74 かんらん岩 3.22 3.23 0.30 1.92 59.6 7.34 粗骨材 実積率 (%) 粗粒率 細骨材 骨 材 種 別 密度(g/cm 3) 吸水率 (%) 単位容 積質量 (kg/l) 砕砂 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0.1 1 10 ふるい目の寸法(mm) 通過質 量百分率 ( % ) 試験結果 JIS A 5005 CUS2.5 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0.1 1 10 ふるい目の寸法(mm) 通過質量百分率 ( % ) 試験結果 JIS A 5011-3

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試験結果 2.4 ( ) 配合特性1 CUS混合率と単位水量の関係を図-3に示 す。図-3より,砕砂使用の場合はCUS混合 率の増加,微粉末使用の場合は置換率の増加に 伴い単位水量が低減されることが確認できる。 一般に微粉末を細骨材置換で使用すると単位水 量が増えることが多いが ,CUS2 5を微粉2) . 末で置換した場合には逆の傾向となった。これ は,CUS2 5が比較的単粒度であるため,. 微粒分が補われた効果によるものと推定され る。また,表-3より,CUS混合率=30%の 場合の細骨材率は砕砂単味のそれと同等である ことが判る。一方,CUS混合率>30%の条件 では,コンクリート標準示方書施工編に示され る粗粒率による細骨材率の補正方法が成立つ。 ( ) ブリーディング特性2 消波ブロックに使用されるコンクリートはブ リーディング量が0.5cm /cm3 2程 度となることも , 。 , あるが 品質等に問題は生じていない そこで こ こ で は ブ リ ー デ ィ ン グ 量 の 目 標 値 を 以下に定めて検討を行う。 0.5cm /cm3 2 に,ブリーディング試験結果を示す。 図-4 より,砕砂を使用した場合,CUS混合 図-4 率=30%の条件におけるブリーディング量はC US混合率=0%の場合と同等であるが,CU S混合率>30%の場合にはCUS混合率の増加 に伴いブリーディングが多くなる。また,CU S混合率≧75%の場合にはブリーディングがか なり多くなり,目標値を満足しないことが確認 できる。したがって,特にブリーディング抑制 50 60 対策を講じない場合のCUS混合率は, ~ %以下が望ましいと考えられる。一方,微粉末 10 は置換率=5%では効果がないが,置換率≧ %とすると,ブリーディングが抑制される。ま た,図-5は砕砂を用いていない6配合におい て,微粉末の使用および高性能AE減水剤の使 ( ) , 用 微粉末なし による単位水量低減の効果を 水粉体容積比とブリーディング量の関係で示し 図-4 ブリーディング試験結果 W/C=60% 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 0 0 0 0 0 0 5 10 15 0 0 0 0 30 50 60 75 100 95 90 85 100 100 50 微粉末置換率(%) CUS混合率(%) ブリー ディン グ量 (cm 3 /cm 2 ) 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 ブリーディン グ率 ( % ) ブリーディング量 ブリーディング率 粗骨材:かんらん岩 高性能AE減水剤使用 W/C= 44.3% W/C= 56.7% 図-3 CUS混合率と単位水量の関係 図-5 水粉体容積比とブリーディング量の関係 W/C=60% 150 155 160 165 170 175 180 185 0 20 40 60 80 100 CUS混合率(%) 単位 水量 (kg/m 3 ) 0 20 40 60 80 100 微粉末置換率(%) 砕砂使用 微粉末使用 砕砂なし 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 水粉体容積比 ブリ ーディ ング量 (c m 3 /c m 2 ) 微粉末使用 微粉末なし

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たものである。図-5より,高性能AE減水剤 の使用による単位水量低減は,微粉末の使用よ りもブリーディング抑制に効果があることが判 る。なお,同一W CおよびCUS混合率の条/ , ( ) 件で 粗骨材種別 砕石2005およびかんらん岩 がブリーディング量に及ぼす影響は少ない。 ( ) 強度特性3 セメント水比と圧縮強度の関係(CUS混合 率=50%)を図-6に示す。図-6より,CU S2 5およびかんらん岩を用いた場合にも,. 圧縮強度はセメント水比とほぼ直線関係にある ことが確認できる。 次に,圧縮強度と引張強度および曲げ強度の 図-7 図 関係(CUS混合率=50%)を および に,圧縮強度σ の平方根とコンクリート -8 c の単位容積質量γの1.5乗の積とヤング率の関 係を図-9に示す。ここで,図中の普通コンク , 。 リートは 著者らによる従来の試験結果である これらの図より,CUS2 5を用いた場合の. 圧縮強度と引張強度および曲げ強度の関係は普 通コンクリートの場合とほぼ同等であるが,詳 細には同一の圧縮強度に対して引張強度および 曲げ強度は普通コンクリートに比べてやや大き いようである。また,粗骨材に普通砕石を用い た場合のヤング率は普通コンクリートと同様の 傾向にあるが,粗骨材にかんらん岩を用いた場 合はヤング率が大きくなる。これは,かんらん 岩が硬質であることによるものと推定される。 施工例(下田港防波堤消波ブロック製作) 3. 工事概要 3.1 ( )下田港の概要1 伊豆半島南端の石廊崎から北東12kmに 位置 する下田港は昭和26年に避難港に指定され,防 波堤等の整備が順次進められてきた。また,昭 和60年より国の直轄事業として津波対策を兼ね た新たな防波堤の工事が進められている。 ( )防波堤の概要2 下田港の位置平面図を図-10に示す。防波堤 (西 の開口部付近のケーソン4函については) , 図-6 セメント水比と圧縮強度の関係 図-7 圧縮強度と引張強度の関係 図-8 圧縮強度と曲げ強度の関係 図-9 ヤング率 0 1 2 3 4 0 10 20 30 40 50 圧縮強度σc(N/mm2) 引張 強度σ t( N/ mm 2 ) 普通コン クリ ート C US5 0%+ 普通砕石 C US5 0%+ かんらん岩 σt=1/1 0σc σt=1/1 5σc σt=0. 23×σc2/3 0 1 2 3 4 5 6 7 0 10 20 30 40 50 圧縮強度σc(N/mm2) 曲 げ強度 σ b(N/mm 2 ) 普通コンクリート CUS50%+普通砕石 CUS50%+かんらん岩 σb=1/5σc σb=1/9σc σb=0.42×σc2/3 0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 σc0. 5×γ1 .5 ヤン グ率 (k N/m m 2 ) 普通コンクリート CUS+普通砕石 CUS+かんらん岩 CUS混合率=50% 0 10 20 30 40 50 1 .5 1.6 1 .7 1 .8 1. 9 セメント水比 圧縮強度 (N /mm 2 ) 白抜き:砕石2005 黒塗り:かんらん岩 ○●:材齢3日 △▲:材齢7日 □■:材齢28日

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消波ブロック内蔵双胴型ケーソン(図-11)が 用いられている。このケーソンは,消波ブロッ クを内蔵することにより消波機能が発揮される ものであり,経済的で消波性能に優れる等数々 の特性を有している。内蔵消波ブロックのうち の上部2層については,安定性確保の観点から 単位容積質量=2.6t/m3の高比重消波ブロックが 使用される。本報告では,主としてこの高比重 消波ブロック製作工事について述べる。なお, 製作した消波ブロックは,現在消波ブロック内 蔵双胴型ケーソン内に設置済である。 ( )工事概要3 ・工事名称:平成14年度下田港防波堤消波ブロ ック製作据付工事 ・事業主体:国土交通省中部地方整備局清水港 湾工事事務所 ・工事概要:普通コンクリートブロック(50t 型)93個,高比重ブロック(単位容積質量= , t型) 個製作・据付 等 2.6t/m3 50 117 使用材料および配合 3.2 高比重消波ブロック製作に使用された材料お 2.5cm 4.5 よび配合(スランプ=8± ,空気量= , , ) ±1.5% Gmax 40mm= CUS混合率=48% を,表-4および表-5に示す。ここで,要求 されるコンクリートの単位容積質量は2.6t/m3で あるが,空気量の変動を考慮して,配合上の単 位量の合計は2,646kg/m3と している。また,C US混合率=48%で所要のコンクリートの単位 容積質量を確保できることから,特にブリーデ ィング抑制対策は施していない。 コンクリート試験 3.3 工事においては,コンクリートの品質確認の ためスランプ,空気量,圧縮強度および単位容 積質量を測定するとともに,ブリーディング試 。 , 験を実施した 図-12にスランプおよび空気量 に圧縮強度および単位容積質量の測定結 図-13 果を示す。 まず,図-12よりスランプは7.0 9.5cm~ ,空 気量は3.2 5.2~ %で,概ね安定していることが 判 る 。 ま た ,図 - 1 3よ り 圧 縮 強 度 (33.1~ , 変動係数= %)および単位容積 37.1N/mm2 2.8 質量(2.64~2.70t/m3, 変動係数=0.6%)も安 定しており,かつ充分な強度および単位容積質 量が確保された。一方,ブリーディング量は 表 0.35cm /cm3 2 で あり,配合条件の類似した2章 の (粗骨材:かんらん岩,CUS混 -3 No.14 合 率 =50% , W C =/ 55% ) の 試 験 結 果 = 図-10 下田港位置平面図 図-11 消波ブロック内蔵双胴型ケーソン 表-4 使用材料(下田港工事) 表-5 高比重消波ブロック製作工事用配合 材 料 細  別 備  考 セメント 高炉セメントB種 U社製,密度3.04g/cm3 CUS2.5 S社製,表乾密度3.49g/cm3 粗粒率2.58 川砂 表乾密度2.60g/cm 3 粗粒率2.79 かんらん岩 北海道産,Gmax=40mm AE減水剤 変性リグニンスルホン酸化合物 AE剤 アルキルアリルスルホン酸化合物系陰イオン界面活性剤 細骨材 粗骨材 混和剤 水 セメント 川砂 銅スラグか んらん 岩 54.0 46.7 153 284 448 552 1,209 2,646 単 位 量(kg/m3) W/C (%) s/a (%) 上部2層:高比重消波ブロック

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とほぼ同等であった。 0.32cm /cm3 2 施工性 3.4 工事において製造した高比重コンクリートは ワーカブルで,消波ブロックの打設は良好に行 われた。また,普通コンクリートに比べてブリ ーディングがやや多くなるため消波ブロックの 写真-1 写 出来型への影響が懸念されたが, ( は普通コンクリート消波ブロック)のよ 真-2 うに出来型も極めて良好であった。 まとめ 4. 以上,CUS2 5を用いたコンクリートの. 特性を調べた上で,我国で初めて本格的に施工 されたCUS2 5を使用した高比重消波ブロ. ックの事例を紹介した。主要な成果は,以下の 通りである。 コンクリートの特性 4.1 ( ) CUS混合率の増加に伴い,単位水量は低1 減される。 ( ) CUS混合率≧2 75%とするとブリーディン グがかなり多くなるため,特にブリーディ ング抑制対策を講じない場合,CUS混合 率は50 60~ %程度以下が望ましい。 ( ) 石灰石微粉末の混合や高性能AE減水剤に3 よる単位水量低減で,ブリーディングはか なり抑制することができる。 ( ) CUS2 5の使用が強度特性に及ぼす影4 . 響は少ない。 施工例(下田港消波ブロック製作) 4.2 ( ) 粗骨材にかんらん岩を使用し,CUS混合1 率=48%の条件で,ワーカブルかつ単位容 積質量が2.6t/m3以上の高比重コンクリート が得られた。 ( ) 品質の安定した高比重コンクリートが製造2 でき,消波ブロックの出来型も良好であっ た。 参考文献 ) 土木学会:銅スラグを用いたコンクリート 1 の施工指針,コンクリートライブラリー, No.92, pp.44-48, 1998. ) 日本コンクリート工学協会:石灰石微粉末 2 の特性とコンクリートへの利用に関するシ pp.12-13, ンポジウム委員会報告書・論文集, 1998. 図-12 スランプ,空気量の測定結果 図-13 圧縮強度,単位容積質量の測定結果 写真-1 高比重消波ブロック出来型 写真-2 普通消波ブロック出来型 高比重コンクリート 4 5 6 7 8 9 10 回 数 ス ランプ ( cm) 2 3 4 5 6 7 8 空気 量 ( % ) スランプ 空気量 高比重コンクリート 28 30 32 34 36 38 回 数 圧 縮強度 (N/mm 2 ) 2.5 2.6 2.7 2.8 2.9 3.0 単位 容積質量 (t/m 3 ) 圧縮強度 単位容積質量

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