Contents
1 はじめに 2
2 latexを始めよう 3
2.1 latexのインストールと設定 . . . 3
3 divoutについて 4 3.1 divout for windouws の設定 . . . 4
3.2 divout for windowsで pdf を作る方法 . . . 4
4 Texmakerについて 5 4.1 texmakerとは . . . 5 4.2 texmakerの設定について . . . 5 4.3 使い方について . . . 6 5 latexのコマンド 7 5.1 文章系 . . . 7 5.2 数式系 . . . 9 5.3 改行 空白等 . . . 11 6 latexでプレゼンテーション 13 6.1 Beamerについて . . . 13 6.2 Beamerのインストール . . . 13 6.3 Beamerの使い方 . . . 14 6.4 スライドを作る際の注意について . . . 15 6.5 おまけ . . . 16 6.5.1 トラブルについて . . . 16
Chapter 1
はじめに
これは,私がなんとなく作った latex のマニュアルです。主に,latex,divout for windouws,Texmaker,Beamerについて書いています。申し訳程度に latex のコマ ンドも掲載しています。読むに耐えるような文章ではありません。でも,役立て ばと思い作りました。あしからず。
Chapter 2
latex
を始めよう
latexのインストール方法はたくさんと思います。ここでは,私が一番簡単だと感 じたインストール方法を紹介します。2.1
latex
のインストールと設定
1. インターネットに接続できるPCを用意する。(もし,用意できない場合は, この資料にかいてあるインストール方法は諦めてください) 2. はじめに,あべのりさんのページ http://www.math.sci.hokudai.ac.jp/ abenori/soft/abtexinst.htmlから latexのインストーラーをダウンロードします。 ホームページのダウンロード欄にある,プラグイン集をクリックするとよ い。 ファイルをダウンロードして,解凍する (解凍は Lhaplus 等で行う) 3. abtexinstの中にある abtexinst.exe を起動すると,latex がインストールされます。
4. 環境変数を追加する。
システムの詳細設定→詳細設定→環境変数(XP の場合)
環境変数の PATH の中に以下を追加する。; で区切りを入れて追加する。
Chapter 3
divout
について
3.1
divout for
windouws
の設定
はじめに,divout for windouws を起動する (1)0ption→ install で設定画面が出てくる
(一番最初に起動すると,勝手に出てくるけどね) (2)はじめの画面は Next を押す。
(3)Guessを押す(勝手にフォルダを探してくれる)→ Next を押す。
(4)gen,gsx をクリックすると勝手にフォルダを探してくれる→ Finish を押す。
3.2
divout for windows
で
を作る方法
pdfにしたいファイルを読み込んでいる状態で以下を実行する。 (1)file→ dviprt → OK
Vier PDFに Check をいれると,ファイル変換と同時に pdf で開いてくれる。 ※ファイルがアドーべの pdf ビューアーだとうまく表示されないときは,foxit と いう pdf ビューアー を各自インストールして使ってね。
Chapter 4
Texmaker
について
4.1
texmaker
とは
texmakerとは,latex 文章を作成する際に便利なエディタである。他にも,秀丸 や Winshell などがあ る。筆者には texmaker が使いやすい。4.2
texmaker
の設定について
options→ Configure Texmaker で設定画面にいける。 comandsの設定 デフォルトだと,おおよそ以下のように latex のプログラム類はインストールさ れているはず。 LaTeX C:\w32tex\bin dviout C:\w32tex\diviout ghostscript C:\gs\gs8.71
GSView C:\Program Files\Ghostgum
1. latexの欄 platex.exe が入っているフォルダのアドレスを記入する。右の ボックスを押すと探せ る。多分に,
C:\w32tex\bin\platex.exeだと思うのだけれど。
-kanji=utf8を追加する。コレで日本語が OK となる。 例えば,以下のようにする。
”C:/usr/local/bin/platex.exe” -kanji=utf8 -interaction=nonstopmode
2. DVI Viewer,PS Viewerの欄 同様に設定する。
3. 他の欄は適宜必要に応じて設定して下さい。最低限は上記で大丈夫だと思 います
Quick Buildの設定 Latex+ViwerDVIを選択するといいかもしれない(私の設定だけれど)お好みに あわ せて,変えてね。 Editorの設定 適当にフォントや文字のサイズを選んで下さい。 ※ texmaker の文字コードはデフォルトで UTF8 のはずなので,マイクロソフト 等のメモ帳や秀丸で作成したファイル (これらの文字コードは Shift-Jis) をその まま開くと文字化けします。適宜,メモ帳で開いて,保存する際に文字コードを UTF8に変換してから読み込んで下さい。
4.3
使い方について
wizard→ start で Quick start 画面が開くので,適宜入力して使い始めると良い。 記号などは,左の画面にあるので適宜使うとよい。
F2でコンパイル,F3 で DVI 表示してくれる。これらのショートカットキーは 便利。
Chapter 5
latex
のコマンド
5.1
文章系
• 箇条書き 入力 \begin{itemize} \item ドクタースランプアラレちゃん \item ドラゴンボール \end{itemize} 出力 – ドクタースランプアラレちゃん – ドラゴンボール • 箇条書き (番号付き) 入力 \begin{enumerate} \item 電影少女 \item I"s \end{enumerate} 出力 1. 電影少女 2. I”s• 書いたまま入力する方法 入力 \begin{verbatim} (b´∀`) ¥ $ % \ end{verbatim} ↑本当はスペースは空けない 出力 (b´∀`) ¥ $ % • 文字の大きさ 入力 {\tiny A} {\scriptsize A}, {\footnotesize A} {\normalsize A} {\large A} {\Large A} {\LARGE A} {\huge A} {\Huge A} 出力 A A A A
A
A
A
A
A
• 引用 入力 \begin{quote} 若いときは、お金こそが人生で最も大切なものだと思っていた。 今、歳をとってみて、その通りだとわかった。 オスカー・ワイルド \end{quote} 出力 若いときは、お金こそが人生で最も大切なものだと思っていた。 今、歳をとってみて、その通りだとわかった。オスカー・ワイルド
5.2
数式系
はじめに以下は基本的である。 数式は行中に表示をするのであれば $ $ で数式を区切る。 数式を独立に表示をするのであれば \[ \] で数式を区切る。 • 分数と平方根とベクトルと順列の入力 入力 $\frac{1}{2}+\sqrt{2}+\overrightarrow{AB}+ {}_n P _r $ 出力 1 2+ √ 2+−→AB+nPr• 和・積・下付き・上付き文字の入力 入力 $\sum_{i=1}^{n} a_{i}$+$\prod_{j=1}^{m} b_{j}$ 出力 ∑n i=1ai+ ∏m j=1bj • 微分・積分の入力 入力 $\frac{dx}{dt}$+$\int_{-\infty}^{\infty} e^{-ax}dx$ 出力 dx dt+ ∫1 −1e −axdx • いろいろな微分入力 入力
$\frac{\partial f}{\partial y}$,$\Delta = \nabla^2$ =
$\frac{\partial^2 f}{\partial x^2}$ +$ \frac{\partial^2 f}{\partial y^2}$
出力 ∂f ∂y,∆ =∇ 2= ∂2f ∂x2 + ∂2f ∂y2 • 場合分け 入力 $ f(x)= \left \{ \begin{array}{l} 1 (x = 1 ) \\ 0 (x \neq 1) \end{array} \right. $ 出力 f(x) = { 1(x = 1) 0(x̸= 1)
• 行列
入力 $
A=\left(
\begin{array}{ccc}
a_{11} & a_{12} & a_{13} \\ a_{21} & a_{22} & a_{23} \\ a_{31} & a_{32} & a_{33} \\ \end{array} \right) $ 出力 A= aa1121 aa1222 aa1323 a31 a32 a33 • 式変形 入力 $ \begin{array}{rcl}
f(x) & = & (x-a)(x-b) \\ & = & x^{2}-ax-bx+ab \\ & = & x^{2}-(a+b)x+ab \\ \end{array} $ 出力 f(x) = (x − a)(x − b) = x2− ax − bx + ab = x2− (a + b)x + ab
5.3
改行 空白等
改行,縦空白,横空白,改ページはそれぞれ\\, \vspace{数字 in}, \hspace{数字 in}, \newpage である。
左寄せ・中央寄せ・右寄せのやり方 入力 \begin{flushleft} 左 \end{flushleft} \begin{center} 中央 \end{center} \begin{flushright} 右 \end{flushright} 出力 左 中央 右 ※ 「%」 について。この記号を付けると,この記号より後ろは無視される。コ メント等を使いたい場合に使うと良い
Chapter 6
latex
でプレゼンテーション
6.1
Beamer
について
プレゼンテーション用ソフトには,マイクロソフトの powerpoint や StarSuite の Impressなどがある。これらのソフトを用いてプレゼンしても良いのだが,数学や 物理の場合には latex のファイルを使って プレゼンをする方が見栄えも綺麗で好 ましい。latex を使ってプレゼンをするソフトはたくさんあるがここでは,Beamer を紹介したい。 Beamerを使う利点 最終的に pdf ファイルで出力するので,使うパソコンの環境に依存されにくい。6.2
Beamer
のインストール
(1)必要なファイルは予めダウンロードしておいてください。 latex-beamer”,”pgf”,”xcolor””extsizes”,”colortbl”が必要なファイルです。以下か らダウンロードして下さい http://sourceforge.net/projects/latex-beamer/files/ ”latex-beamer”,”pgf”,”xcolor”を latex のプログラムファイルが存在するフォルダ に移動する。latex のプログラムは以下に入っていると思われる(個々人でフォル ダの位置は違うので,一般にはなんとも言えない,あしからず) ※参考例 C:/usr/local/share/texmf/tex/latex マイコンピュータ→ C → Usr →・・・→ latex と進めばよい。 (2)さらに,同様のフォルダに,option-size-color のフォルダ(extsizes,colortbl 等 のファイル)の中身をすべてコピペする。(これをコピペしないと,文字のサイズ で 14pt,9pt 等が使えない) (3)コマンドプロンプトを起動する。 スタート→すべてのプログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトで起動次のようにフォルダの位置を移動する。 cd ../../../と打って,エンターキーを押すと一番上の位置にいける。 C:¥> となっているはず 次に,cd /usr/local/share/texmf/tex/latex と入力するとよい ↑これをコピペしてエンターキーをおしてもよい ちなみに,コマンドプロンプトは,ウインドウの左上のプロンプトのアイコンを クリックするとメ ニューが出てくる(あるいは,Alt を押しながらスペースキー でも出てくる。) この状態で,mktexlsr と入力してエンターキーを押す。 しばらく処理が行われて,Done と出るとインストールは完了である。
6.3
Beamer
の使い方
プリアンプル部は例えば,こんな感じで入力する。 \documentclass[14pt,dvipdfm]{beamer} \usetheme{Luebeck} \setbeamertemplate{navigation symbols}{} \usepackage{graphicx} \usepackage{amsmath} \usepackage{amssymb} \usepackage{txfonts} \usepackage{euler} \renewcommand{\familydefault}{\sfdefault} \renewcommand{\kanjifamilydefault}{\gtdefault} \setbeamerfont{title}{size=\large,series=\bfseries} \setbeamerfont{frametitle}{size=\large,series=\bfseries} \setbeamertemplate{frametitle}[default][left] \usefonttheme{professionalfonts} \title{タイトル} \author{名前} \institute{熊本大学} \date{\today}ドキュメント部分は次のような感じで作成していく。 \begin{document} \frame{\titlepage} \frame { \frametitle{風の歌を聴け} 完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね \pause 村上春樹 } \end{document} \frame{}で区切った箇所がスライド一枚を表している。途中に\pause を入れる と,途中で文章が 止まり,スライドらしい雰囲気が出せる。
6.4
スライドを作る際の注意について
私が,数学の修士論文発表の際に作ったプレゼン用のスライドに関して,指導教 官から言われたことをここにメモしておく。もし,役に立てば幸いです。 スライドについて • 1枚あたりの情報量が少ないこと。 =⇒ つまり,必要な情報のみを載せる。 • 記号や単語の説明は先にする。 =⇒ つまり,”ただし,○○である ”や,”ここで,○○である ”という表現 はよくないということ 。 • 目的→方針→結論 (内容によっては,目的→結論→方針もアリ) という風に 筋道がわかるスライドを作る。 =⇒ つまり,聴いている人間は,詳細を言われてもわからないから,流れを 伝えることが大事だと。 • 聴衆が質問しやすいように最後のスライドに,質問へ誘導するスライドも いれておく(あと,このスライドは時間調整も兼ねている) 発表の概要について 発表時間 10 分 + 質疑応答 5 分⇒ スライドは表紙を抜いて 6 枚程度が望ましい。 例えば,以下がおおまかなスライドの流れとなるだろう。 表紙⇒ 目的 ⇒ 方針 ⇒ 主な結果 (自分の作った定理)⇒ 定理の証明⇒ その他の結果 大事なことは,聴く人の立場に立って作ること。聴く人間は,大まかなことは知っ ていても,細部に関しては知らないことの方が多いので,その点を考慮したスラ イドを作ること。また,発表の際には,ゆっくりしゃべること,分かりやすい表 現や言葉を選ぶことにも気を付けたい。さらに,パソコンやプロジェクターの使 い方や起こりうるトラブル等も考慮しておくことは忘れてはいけない。