事業活動の内容
組織と事業の概要、対象範囲及び環境関係担当者は以下の通りです。
事業所名及び代表者名
電算印刷株式会社
代表取締役社長 宮澤 徹
所 在 地
【本社工場】 〒390-0821 長野県松本市筑摩 1-11-30
TEL 0263-25-4329 FAX 0263-25-9849
URL https://densan-p.jp//
【東京営業所】 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 3-10-3 スリースタービル
環境保全関係担当者
環境管理責任者 高山 淳
環境事務局 上條 哲雄
事業の内容
印刷物の受注・企画・印刷 WEB 等コンテンツ制作
事業所概要
設 立 1971年11月
資 本 金 60百万円
売 上 高 665百万円(事業年度 2016.11~2017.10)
人 数 63名
延床面積 2,543㎡
敷地面積 5,188㎡
対象範囲
全組織全活動
各種認証取得
品質管理 ISO9001
個人情報 プライバシーマーク
環 境 エコアクション 21
このレポートは弊社の事業会計年度に基づき 2016 年 11 月 1 日から 2017 年 10 月 31 日までの
第 46 期の活動内容を記しています。
環境活動レポート
環 境 経 営 目 標
今 期 の 実 績
上記の目標に対する今期の実績と達成率を示します。
●電力・ガソリン・上水道使用量は、42 期より東京営業所と八王子営業所の分を追加している。
●45 期の途中で八王子営業所が閉鎖になった為、閉鎖までの数値は入力されている。
環境目標数値
3年前 2年前 1年前
単位
第43期
2013.11~
第44期
2014.11~
第45期
2015.11~
売上高実績 万円 74,268 75,932 76,180 75,460
二酸化炭素 kg-CO2 291,507 263,530 227,856 260,964 99%
電力 kwh 480,734 462,974 397,979 447,229 99%
ガソリン L 12,198 11,486 9,420 11,035 99%
(ガソリン) km/L 13.9 14.1 13.6 13.9 101%
灯油 L 3,958 3,455 3,800 3,738 99%
LPG kg 61.5 52.8 50.5 54.9 99%
一般廃棄物 t 5.7 6.5 5.3 5.8 99%
一般リサイクル比率 % 21.0 18.4 18.9 19.4 101%
産業廃棄物 t 121 111 112 115 99%
産廃リサイクル比率 % 94.0 97.0 98.2 96.4 101%
総排水量削減 総排水量 m3 1,826 1,766 1,718 1,770 99%
化学物質削減 PRTR対象化学物質 kg 312 335 371 339 99%
※中部電力の二酸化炭素排出係数=46期より(2016年度 0.485kg-CO2/kwh)
※東京電力の二酸化炭素排出係数=46期より(2016年度 0.474kg-CO2/kwh)
過去3年の実績と平均
目標設定
3年間の平
均
(基準値)
目安 2016.11~2017.10第46期目標
( A)
1,752
温室効果ガ
ス排出量削
減
258,355
442,757
10,924
14.0
3,700
54.4
廃棄物排出
量削減
5.8
19.6
114
97.4
336
今期の実績と中長期目標
今期の売上高
66,505万円
過去3年平均と
の比較 ( B ) 88.1% 1年後 2年後 3年後
単位
第47期
2016.11~
第48期
2017.11~
第49期
2018.11~
二酸化炭素 kg-CO2 258,355 227,695 228,067 100% 237,419 228,803 229,116
電力 kwh 442,757 390,214 367,712
106% 405,459 386,480 382,685
ガソリン L 10,924 9,628 7,807 123% 9,475 8,812 8,611
(ガソリン) km/L 14.0 14.0 100% 14.0 14.0 14.2
灯油 L 3,700 3,261 6,440 51% 4,519 4,871 5,224
LPG kg 54.4 48 55.5
86% 52.4 52.3 52.9
一般廃棄物 t 5.8 5 4.6 111% 5.4 5.1 5.0
一般リサイクル比率 % 19.6 17.3 88% 18.4 18.4 18.2
産業廃棄物 t 114 100 98 103% 106 104 101
産廃リサイクル比率 % 97.4 98.4 101% 98.8 99.5 99.9
総排水量削減 総排水量 m3 1,752 1,544 1,728 89% 1,720 1,705 1,700
化学物質削減 PRTR対象化学物質 kg 336 296 237 125% 311 304 281
温室効果ガ
ス排出量削
減
廃棄物排出
量削減
※基準値が過去3年の平均であることから、実績により目標数値が前年より増加する場合があります。
前年に対してではなく、基準値に対して1%削減する目標です。
46期(2016.11~2017.10) 実績 中長期目標※
目標
( A)
(A)を(B)
で調整した
目標値
今期
(実績) 達成率
環
境
活
動
レ
ポ
ー
ト
環
境
経
営
計
画
と
取
組
結
果
6
期
(
2
0
1
6
年
1
1
月
~
2
0
1
7
年
1
0
月
)
以
下
の
内
容
で
社
内
の
環
境
活
動
を
行
っ
て
い
ま
す
。
環境目標
具体的計画
責任者 単位
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
10
月
1.電力使用量の削減
室内温度夏28度、冬20度の徹底
宮澤 本社
32679 28748 36265 26163 44321 26084 27041 28580 32951 28933 28105 27842
CO₂等の削減=環境負荷の低減
不要な照明の消灯の継続
東京
504
614
599
755
663
558
340
380
465
408
444
407
冷暖房の集中管理の継続
KWh
扇風機、換気扇の有効利用
目標値
32518
×
〇
×
〇
×
〇
〇
〇
×
〇
〇
〇
評価 ECOナビの効果で年間使用量は本社・東京営業所共に三年間で最も低かった。
環境目標
具体的計画
責任者 単位
11
月
12
月
1
月
2
月
3
月
4
月
5
月
6
月
7
月
8
月
9
月
10
月
ガソリン・軽油の削減
車両管理台帳の有効利用の継続
宮澤
L
652
521
634
632
788
612
613
766
690
654
701
544
エコドライブの指導
目標値
アイドリングストップの推進
802
取組 全車の走行距離、ガソリン使用量を記録・管理した。
今後の対応 走行距離を増やしつつ、燃費が良くなるようにエコドライブの意識付けをしていきたい。
評価 使用量・走行距離と共に減少している。
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
取組 ECOナビ(デマンド監視システム)によるピークカットを中心に、冷暖
房・照明等の使用をセーブした。常に省エネに気を配るように社内報
等で啓発に努めた。
今後の対応 繁忙期や気温が暑い時・寒い時に使用量が増え目標値を超えてしまうが、機械・体調管理に
かかわるので、他の月で省エネになるように呼びかけ年間の目標を達成できるようにしていき
たい。
〇
〇
〇
〇
〇
環境関連法規の遵守
該当する主な法令をまとめました。
環境関連法規について改正、また遵守状況のチェックを行い問題がないことを確認した。
現在および過去3年間に、外部からの苦情や訴訟等はなかった。
代表者による全体評価
当社のエコアクション 21 への取組みは 11 年目となった。ここまで法規則の遵守はもとより、環境保全の
理念を全員が理解し、事業活動を通じて環境負荷低減に努め、企業の社会的責任として、実践を積み重ね定
着してきている。
46期は電力・ガソリンの使用量が減り、設定した環境目標に対し大幅に削減できていることは大変評価で
きる。また印刷機洗浄用の化学物質も大幅に削減できたのは大きな成果である。
環境方針・環境保全への行動指針については、今後も継続して展開していくものとし、全従業員に更な
る意識づけを行っていくものである。作業時間の短縮、生産性の向上、ミスの撲滅等、個々の取組みが総合
的に環境負荷低減に通じ、会社の利益にもつながることであり、今後も改善・努力を継続していく。
代表取締役社長 宮澤 徹
法令 関連設備等 主な対応
●廃棄物処理法 一般廃棄物・産業廃棄物(用紙・インキ・
インキ缶・刷版・包装材など) 許可を得た業者への委託。
マニフェストの確認等
●騒音規制法 印刷機 作業環境測定(2回/年)
特定施設届出済
●振動規制法 〃 特定施設届
●下水道法 自動フィルム現像機
自動刷版現像機
特定施設届
定期自主点検
●水質汚濁防止法
自動フィルム現像機
自動刷版現像機
貯油(灯油)タンク
現像・定着廃液タンク
特定施設届済
事故時の対応手順の確認
定期自主点検
●フロン排出抑制法 エアコン 廃棄時は適切な回収業者に
簡易点検の実施
●消防法 洗浄剤 消防設備の確認と点検
消防避難訓練
●労働安全衛生法 労働災害
有機溶剤の使用・保管 特殊健診
有機溶剤作業主任者の選任
後記: 印刷機の洗浄液を JET330RR から灯油に代替したために灯油の項目は大幅に増加したが、環境的に
は良くなった。それ以外の項目はすべて向上し、社員全体に環境に対する意識がしっかりと根付いてきて
いる。売上高が減少しているため、全体的に資源・エネルギー・廃棄物が減少し今回の結果につながって
いるので、売上高が増加しても現状維持できるように行動していきたい。
(制作:電算印刷株式会社 環境委員会)