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小金井工業高校

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Academic year: 2021

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平成28年度東京都立橘高等学校経営報告(定時制課程)

東京都立橘高等学校長 牧 内 利 之 1 今年度の取組と自己評価 (1) 教育活動への取組と自己評価 学習指導 ① 授業内容及び指導方法の工夫・改善を図るため、以下の取組を行う。 ア 教員授業参観を年3回以上行う。 イ 生徒による授業評価及び校内研修を年2回実施する。 教員授業参観は、今年度は2回から3回以上へと目標値を上げた。教員の授業参観の平均回数は、3、 6回であった。さらに他校で実施される模範授業への参加者は延べ人数で10名を超えた。校内のみなら ず、他校の授業を参観して自らの学習指導方法を改善することを目指した。また、初任者、2年次研、3 年次研の教員が3名おり、若手教員の育成研修に係る研究授業には、毎回多くの教員が参観し、研究協議 においても活発に意見交換が行われた。 生徒による授業評価は、7月中旬と1月末の年2回行い、評価検証のための校内研修も同時に行った。 評価アンケート結果からデータ分析を客観的に行うことができた。今後も生徒の実態を把握し、授業改善 につなげていく。 ② 学期ごと成績不振者に対し教科別重点授業(補習)を行い、学習活動につまずきのある生徒の支援を行う。 各学期に教科別重点授業という形で補習授業を実施した。目標レベルに達していない生徒に対しては、 長期休業中に課題指導を行った。さらに、長期休業中の補講を各教科で適宜実施した。 ③ 生徒の興味・関心を高め、わかりやすい授業を展開するために、ICTや視聴覚機器などを積極的に取り入れ た授業を行う。 授業におけるICT 活用状況は、昨年と同じ教員10名で割合にして50%であった。また、視聴覚機器 を使用しての授業展開、模型の利用、身近なものを使用した実験などわかりやすい授業を展開行った。生 徒の興味・関心を高める工夫を今後とも進めていく。 ④ 学習意欲の向上のため、成績優秀者や各種資格取得者等に対し表彰等を行う。 各学期の始業式及び終業式において、各種検定・国家資格取得者の表彰を行ってきた。全校生徒の前で 表彰されることによって自信を持ち、次の検定・資格に挑戦する意欲が向上した。自己肯定感を高めるた めにも今後も続けて行く。さらに合格者および努力した生徒の氏名を廊下に掲示した。 ⑤ 少人数授業・習熟度別授業の展開及び市民講師の活用を行い、「わかる授業」、「魅力ある授業」、「多様な生徒 のニーズに対応した授業」を実施する。少人数授業・習熟度別授業を行う教科等は以下のとおり 1学年:国語、数学、英語、ビジネス会計 2学年:数学、英語、情報、ビジネス会計 1・2学年:体育、産業科(ものつくり科目、ビジネス科目) 本年度は、母国語が日本語でない生徒や学力差の大きい学級が散見される。このような状況の中で、少 人数授業は大変効果的である。「ビジネス会計」やものつくり系の授業において、きめ細かく指導すること ができた。 ⑥ 「人間と社会」の授業で道徳教育を行い、規範意識を培い、社会貢献を実践する。 「人間と社会」では、7月に地域の商店街で開催される七夕祭りの飾り付けに参加し、地域交流や奉仕 に対する理解を深めた。また11月には「すみだものづくりフェア」にも参加して地域の子供たちに対し て「ものづくり体験教室」を実施した。 ⑦ 学級担任は保護者や教科担任と連絡を密に行い、出欠状況を把握し、きめ細かな指導を行う。 日頃から、欠席や遅刻早退が多い生徒の出欠状況を教科担任と学級担任で共有し、早め早めに保護者と 連絡をとったため、苦情等はなかった。特に欠席が多い生徒には三者面談を実施し、欠時数オーバーによ る原級留置を防いだ。 進路指導 ① 希望進路の実現のために、キャリア教育を充実させ、進路指導部と学年が一体となって、組織的な進路指導を

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2 行う。 ア 「キャリア教育全体計画」、「進路ガイダンス」等の見直し、改善 イ 長期休業期間を活用したインターンシップの実施 年度当初に3,4年と連携し、早め早めに進路活動が行えるように「キャリア教育全体計画」の見直し を行った。また昨年度に引き続き、1 学期末考査終了後、卒業学年全員がスーツを着て「進路ガイダンス」 に臨むようビジネスマナー研修を外部講師を招いて実施した。 夏季休業中を利用したインターンシップへの参加は1名で、製造業で対応してもらった。インターンシ ップに多くの生徒が参加する体制を検討していく。 ② 進路希望調査を実施し、進路実現に向けたきめの細かな「進路相談」を定期的に実施する。 4月に進路希望調査を始め、学期始めの面談週間において、学級担任と二者面談を行い、就職・進学な どの希望を決めた。また、学級担任以外の教員とも面談・相談できる全校体制を整えた。このことにより、 生徒は様々な視点で自己の進路を考えることができた。 ③ 進路相談を充実させ、進路希望に応じた適切な科目選択や三修制選択が出来るよう年3回以上の指導を行う。 11月に教務部を中心として、三修制選択、芸術科目選択の説明会を開催し、教務部と学年が連携し、 生徒の将来の夢や希望に沿った進路指導を行った。三修制の選択希望者が22名であった。 ④ 1学年の段階から進路指導部と担任が連携し、就業指導を積極的に行い、有職率の向上を図る。(アルバイトを 含む) 7月に1年生対象に墨田ハローワークから講師を招いて、職業選択や卒業後の職業生活に必要な基礎的 知識を身につけるため、講演会を実施した。 ⑤ 進路ガイダンスや進路講演会を年3回以上開催し、進路実現を支援する。 進路ガイダンスは4月に1回、進路講演会は7月、12月、3月の年3回実施し、生徒の進路実現に向 けた支援を行った。また、5月と7月に墨田ハローワークの見学会を実施した。 ⑥ 外部人材を活用した進路説明会などを行い、職業観や就業観の育成を図り、キャリア教育を充実させる。 7月、12月には、ハローワークや専門学校と連携した全学年対象の進路行事を行った。さらに、劇講 演会も実施し、生徒にとってよりわかりやすく、また関心を持って臨める進路行事となった。 ⑦ 進路指導部と4学年、三修制3学年が一体となって、関係機関との連携を強化し、情報提供、面談指導を行い、 進路決定率の向上を図る。 進路指導部と4学年及び三修制3学年が連携協力し、進路指導体制を整えることができた。まハローワ ークとも密接に連携をとり、学校をとおして就職を希望している生徒の85%が内定した。一方、進学希 望者は指定校推薦合格者を含め100%が志望校へ合格した。 生活指導 ① 全校集会や学年集会等を通して、集団生活における規範意識や学校への帰属意識を高める指導を徹底す る。 終業式や卒業式などで校歌を歌うことを継続して指導した。また、4、9、1月の年3回、「グループエ ンカウンター」事業を実施した。うち2回はクラスや学校生活の中で帰属意識を持たせる活動を行い、3 回目の1月は、教員の研修会として実施した。 ② 薬物乱用防止、振り込め詐欺防止、交通安全等のセーフティ教室を実施し、生徒の健全育成を図り、事故・非 行・犯罪防止教育を徹底する。 5月および12月に向島警察署の少年係の方とスクールサポーターを招いて、薬物乱用防止教室、特殊 詐欺加担防止、SNSの悪質犯罪についてのセーフティ教室を実施し、健全育成の徹底を図った。 ③ 基本的生活習慣や社会性を身につけさせるため、毎日、校門に立ち、挨拶、遅刻、頭髪の指導を行う。 教員が当番制で毎日、校門指導を行った。多くの生徒が挨拶をできるようになり、教員とのコミュニケ ーションも上手くとれるようになってきた。一方、自転車の運転マナーには課題が多い。特にスマートフ ォンの利用や傘さし運転、二人乗りなど継続的に指導していく必要がある。 ④ 産業人としてふさわしいビジネスマナーを身につけさせるため、全教職員で指導に当たる。 学年毎、実習前に事前指導を行い、実習服の着用状況などを指導している。また、挨拶や言葉遣いにお いても指導を心掛けている。 ⑤ いじめ・体罰を根絶するために、以下の取組を全校体制で行う。

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3 「学校いじめ対策委員会」を中心に、いじめの早期発見、迅速な対応を主眼に、教職員と関係機関が一 体となって取り組んできた。また、パートナーシップ運営連絡協議会(学校運営連絡協議会)内に生徒の 問題行動への効果的な対応と未然防止を図り、学校・家庭・地域・関係機関が一体となった取組を進める ために「学校サポートチーム」も設置した。また「いじめ防止教育プログラム」に基づき、校内研修を2 回実施した。 体罰については、学校での取組をパートナーシップ運営連絡協議会で報告し、体罰防止に向けてのDVD やパワーポイント資料に基づく校内研修を2回実施した。今年度は「いじめ」「体罰」ともにゼロであった。 特別活動・部活動 ① 以下の本校の特色ある学校行事の工夫・改善を図る。 マラソン大会、球技大会、橘花祭(文化祭) 球技大会は7 月に実施し、生徒も主体的に関われるよう企画・運営面で工夫を凝らした。また10月の 橘花祭(文化祭)では、生徒会の行事委員を中心に企画・実施した。各クラスとも飲食を扱う団体が多く 昨年同様改善の必要がある。 マラソン大会は、男女ともにコース7kmであったが、参加した生徒は完走することができた。PTA 役 員が積極的に後援していただいた。体調や季節を考えると今後の実施時期についても検討していく必要 がある。 ② 部活動に積極的に参加するよう指導を徹底し、部活動加入率を高める。 目標 学校全体 52%以上 (前年度:51%) 4月に一斉部会を開催し、特に1年生の部活動への加入を働きかけたが、入部する生徒の割合は伸び悩 んでいる。部活動加入率は前年度の51%から59%と大幅増となった。次年度に向け、更なる部活動の 活性化に力を入れていく。 ③ 生徒会が中心となって、以下の学校行事を主体的に運営できるよう指導する。 新入生歓迎会、生徒総会、橘花祭(文化祭) 各種行事の企画・運営において、生徒会担当教員と生徒会役員とで話し合いを重ねながら企画し、運営 することができた。特に、「新入生歓迎会」や「卒業生を送る会」は毎年、少しずつ工夫・改善されてきて いる。 ④ 学校図書館の運営改善を行い、読書活動の充実と読書率の向上を図る。また利用マナーの向上に向けた取組 みも行う。 目標 2年生の未読者率 35%以下 (前年度:35%) 昨年度同様に、夏休みの期間中に読んだ本について、2年生を対象に調査を行った。時間講師を含む国 語科教員取組により、未読率は前年度より低下し32%となった。 ⑤ 生徒向けアンケート調査(年3回)を行い、いじめの実態把握に努め、速やかな学校対応につなげる。 6月と11月と2月の年3回、いじめの実態把握のためのアンケート調査を行った。質問事項は、「学校 生活で困ったことがないか」などいじめに繋がるような事案がないかを調査した。その結果、深刻な事態 はないことが確認された。些細な内容についても迅速に生活指導部が対応し、いじめではないことを確認 した。 ⑥ 対外試合や公式戦に積極的に参加させ、部活動の充実に努める。 目標 都大会出場 4部以上 (前年度:3部) 運動系の部活動においては、バレーボール部が工芸高校との合同チームにより定時制・通信制都大会で 3位に入賞した。バスケットボール部、バレーボール部、自転車競技部、柔道部などが特に活発に活動し た。文化系の部活動については、軽音楽部、コーラス部、手芸部、演劇部、茶道部などが定期的に活動し ている。 ⑦ 学校行事、生徒会活動に生徒を積極的に参加させ、達成感や成就感を味合わせるとともに、集団生活の意義を 理解させる。 学校行事や生徒会活動に積極的に参加するよう学級担任を中心に指導してきた。しかし、行事の出席状 況に顕著な変化はなく、あまり改善されていない。次年度に向け、行事出席率を上げるための工夫・仕掛 けを具体的に検討していく。 健康づくり

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① 学校保健計画をもとに関係機関との連携を図りながら、生徒の健康づくりを推進する。 学校保健計画を年度当初に策定し、学校医、薬剤師等の関係機関とも連携し、生徒の健康保持・促進に 努めた。一方において、今年度は「保健だより」の発行ができなかったので、次年度は月1回のペースで 発行できるようにしたい。 ② 保健室と担任、部活動顧問等が連絡を密にとり、生徒一人ひとりの健康管理に努める。 年度当初における健康診断結果を踏まえ、生徒対応に配慮する必要がある生徒の情報共有を図っていく 必要がある。 ③ カウンセリング委員会を定期的に開催し、スクールカウンセラーとの連携、協力を密にして、教育相談体制を 整備し、生徒の心のケアを充実させる。 (校内研修年2回実施) スクールカウンセラーが講師となり、「本校生徒の現状とその対応」「1学年全員カウンセリングより言 えること」をテーマに校内研修を年2回行った。 スクールカウンセラーと問題を抱える生徒が在籍する学級担任が副校長同席で情報の交換を行い、具体 的な対応策を検討した。 ④ 給食指導を「食育」の一環に位置づけ、食生活のマナーや重要性などを身につけさせるとともに、喫食率を向 上させ、健康教育の推進を図る。 目標 喫食率20% 今年度の喫食率は14%であった。前年度の16.5%からさらに2.5ポイントも減少した。給食指 導の在り方が問われてくる。背景には、給食の時間が授業前ということ、コンビニやアルバイト先で軽食 程度のものを食べて来る実態があることなどがあげられる。 募集・広報活動 ① 授業公開、学校見学会等を積極的に行い、開かれた学校づくりを推進する。 6月と11月に授業公開を各5日間実施した。保護者が授業参観として来校したが、1年生が比較的に 多かったが学年が進むにつれて減少傾向にある。2回とも前年度と比べ減少している。以下は、6月と1 1月の授業公開参観状況である。 6月 16名(前年度 46名) 11月 23名(前年度 33名) ② 都立学校公開講座、施設開放等を行い、本校の有する学校資源、教育資源を提供し、地域貢献を積極的に行 う。 公開講座については、定時制課程では、本校教員と外部の専門学校教員とで「キャラクターデザイン入 門」講座を開講し、11名の受講があった。内容は、イラストレーターによるオムニバス形式の講義・演 習を行い、キャラクター表現技法を習得するものであった。 ③ ホームページを常に更新し、中学生やその保護者及び地域社会に向けた学校情報の発信を積極的に行う。 今年度のホームページ更新回数は19回であった。前年度に比べ更新回数は減少しているが内容面にお いては充実を図った。本校の生徒、保護者のみならず、中学生やその保護者、さらには地域住民に向けた 情報発信が行えた。 ④ 学校説明会、学校見学等の参加者延べ数70名以上を目指す。 学校説明会は年間4回実施し、参加者は以下のとおりである。進路指導部が主体となり、段取りを組み、 パワーポイントを用いてわかりやすい説明に心掛け、内容も精選した。 第1回 9名、第2回 18名、第3回 14名、第4回 26名 合計67名(前年度65名) ⑤ 募集対策として、中学校へ一人2校以上、訪問する。 10月と3月に墨田区、江東区、江戸川区、葛飾区を中心に中学校訪問を実施した。20名の教職員が、 手分けして64校を訪問して広報活動を行った。 ⑥ 本校の教育内容を中学生、保護者、地域住民に理解してもらうために、小・中学生・一般社会人を対象としたも のつくりの体験授業を実施する。 目標:3講座以上開設。 (前年度:3講座) 7月に近隣の小中学生を対象に「ものづくり体験教室」を実施した。「レザークラフト」、「電子工作」 「藍染」の3講座を開講した。 ⑦ 地域行事である商店街の七夕祭りに参加し、学校PR活動を行う。 7月にキラキラ橘商店街の「七夕飾り」に「奉仕」授業の一環で地域貢献として参加した。3年生全員 で飾り付けを行い、2班に分けて設置・撤収を行った。恒例の行事なので、地域の期待も高い。産業科高 校ならではの七夕を演出することができた。次年度も参加する予定である。

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5 学校経営・組織体制 ① 企画調整会議を充実させ、学校経営に関する組織的運営を強化する。 企画調整会議は、原則として、毎週月曜日の13時30分より開催した。構成員は、管理職以下、経営 企画室、教務部主任、生活指導部主任、進路指導部主任、各学年主任の計10名で構成され、全員が経営 参画意識を持って会議に出席し、情報の共有、報告事項、課題に向けた取り組みなどの協議を行った。 ② 学校運営連絡協議会を活用し、地域や保護者・外部機関等の意見を聞き、学校経営に反映させる。 6 月、11 月、2月の年 3 回のパートナーシップ連絡協議会(学校運営連絡協議会)を開催し、外部委員 からの様々な意見を聴取するとともに、学校の教育方針や課題を説明する機会が持てた。また同日開催の 学校サポートチームの会議も協議会に合わせて2回開催し、いじめ防止の取り組みを協議した。 ③ 個別面談や保護者会、三者面談等を実施し、保護者との緊密な連携を図る。 個別面談は、各学期に3回設定した。6月に保護者会を開催し、多くの保護者が参加し、生徒の学校で の様子や、今後の行事や学校の教育方針などを伝えることができた。また成績不良者や学校生活に課題が ある生徒を対象に三者面談も実施したが、保護者との都合が合わず、三者面談ができない事例もあった。 ④ 「経営参画ガイドライン」を活用し、経営企画室の経営参画をより一層推進し、経営基盤を強固なものとする。 経営企画室と学級担任、そして管理職の三者が連携・協力し、学校徴収金や授業料等の保護者への連絡、 督促業務を行った。納入が滞ることもしばしばあったが、概ね順調に業務が遂行できた。 (2) 重点目標への取組と自己評価 〔 評価基準 A:概ね達成 B:一部課題あり C:課題あり 〕 学習指導 ① 学年担任と教科担当が連携指導を行い、進級・卒業率の向上を目指す。特に1学年の進級指導を強化し、1学 年進級率を向上させる。 【 評価 A 】 目標 1年生進級率(2学年への進級)75% 2・3年生進級率90% 4年生卒業率100% ※前年度実績 1年生:79%、2年生:90.4%、3年生:96.5%、4年生:100% 今年度の進級率は、以下のとおりである。 1 年93,2%、 2年89,9%、 3年97,5%、 4年95,7% 全体93、3% 全学年の進級率は、昨年の数値を2ポイント高くなっている。要因として、学年担任と教科の連携・協 力、そしてスクールカウンセラーとの連携などが考えられる。一方進級できない原因のほとんどは、生徒 の欠席が増え、途中で欠席時数が規定時数を越えてしまい退学するケースである。魅力ある学校づくりに 取組むと共に、欠席時数が増えていく生徒への早めの対応が必要である。1 年生に関しては、学校生活に 前向きでない生徒が見られた。次年度に向け、自分の将来像を具体的に描かせ、希望を持って学校生活が 送れるよう支援していく必要がある。 ② 指導方法の工夫・改善を行い、生徒の授業評価「授業がわかりやすい」を88%以上(前年度:87%)、「授業 が期待に応えている」を90%以上(前年度:90%)に上げることを目指す。 【 評価 C 】 「授業がわかりやすい」と回答した生徒は80%で昨年度と比較して7ポイント低下している。また「授 業が期待に応えている」と回答した生徒は82%であった。ともに前年度より数値を落としていること は大きな課題である。ICTや視聴覚機器の活用等も踏まえ、指導方法の工夫改善が求められる。 進路指導 ① 希望進路の実現のため、最後まで挑戦する指導を行い、卒業時の進路決定率を90%とする。 【 評価 B 】 (前年度:88.5%) 今年度は、大学、専門学校、就職、縁故合わせて、全体で81.5%の進路決定率となった。前年度と 比べ、7ポイント減ったが、進学面に限れば、決定率は100%である。次年度に向け、校内体制の充実 もさることながら、外部機関との連携をさらに強化して、進路決定率の向上を目指していく。 ② 各種検定試験を積極的に受験させ、資格取得者を増やす。 【 評価 A 】 ア 50名以上 (前年度:44名) 各種検定・国家資格合格者数はのべ58名で前年度と比べ大幅に増加した。資格取得指導として、受検 に際して教職員が放課後や長期休業を利用して講習を行った結果といえる。 生活指導 ① 全教員が各授業において、統一的に以下(授業規律7項目)の指導を行い、授業規律の徹底を図る。

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6 【 評価 B 】 ア チャイム着席、チャイムスタート イ始業、終業の起立・礼 ウ 始業時の身だしなみ(帽子、実習服) エ 携帯電話・ゲーム機等の使用禁止 オ 私語の厳禁 カ 飲み物等不要物を机上に置かせない キ 教室環境の整備(机の整列、黒板消しなど) 授業規律について、年度当初の企画調整会議、職員会議を通じて、学校の方針を全教職員に伝え、全校 体制で授業規律の確保に臨んだ。生徒をチャイムで着席させ、チャイムで授業を開始するという取組は概 ね定着しつつある。携帯電話・スマートフォン・ゲーム機の授業中の使用は減ってはきたが、一部の生徒が守られ ていない場面も見受けられた。教室環境の整備として、毎週木曜日の LHR 終了後に教室の清掃を行うこと としたが、一部は、生徒がやるのではなく、学級担任が中心で清掃するクラスも見られ、清掃指導が徹底 できていない。 ② 生活指導の徹底を図り、特別指導件数を10件以下に減少させる。 (前年度:10件) 【 評価 A 】 生活指導部や学級担任を中心に、校則をはじめ、基本的な生活習慣に係るルールの指導を行った。また 不定期ではあるが、校内巡回を行い、喫煙行為、授業の中抜けなどの防止をした。特別指導としての件数 は昨年度の10件から2件に減少した。 ③ 個人面談を生徒全員、必ず3回以上行い、きめ細かな個別指導を徹底する。 【 評価 A 】 年間3回、学期始めに個人面談を行った。1年に対しては、1学期にスクールカウンセラーとの全員面 接を実施した。またスクールカウンセラーを交えた校内研修を実施し、全教員が教育相談についての共通 理解を図った。 ④ 校内美化に心がけ、年間を通して教室等の清掃を定期的(週1回以上)に行う。 【 評価 A 】 教室清掃等については、前述「生活指導①」を参照のこと。次年度も毎週実施する教室清掃の徹底を 図り、校内美化に努めていく。 ⑤ 全クラスで、終礼(帰りのホームルーム)を実施し、連絡事項の徹底を図るとともに、生徒の状況把握に努め る。 【 評価 B 】 この取組は、今年度の新規事業である。原則毎日、終礼ができているクラスとそうでないクラスがある。 学校全体としての取組であるので、次年度に向け、さらなる徹底を図っていく。 特別活動・部活動 ① 学校行事の工夫・改善を行い、以下の行事参加率を向上させることを目指す。 【 評価 C 】 橘花祭(文化祭)75%以上 (前年度:74%) マラソン大会95%以上(前年度:95%) 今年度の橘花祭とマラソン大会の参加率は、それぞれ71%、86%で前年度の74%、95%と比べ、 参加率が低下した。生徒が学校行事に積極的に参加できるよう行事内容の工夫改善を図り、魅力ある学校 行事を構築していく。 ② 朝夕の校歌一斉放送を行うとともに、学期ごと始業・終業式等において校歌指導を行い、本校生徒としての自 覚や帰属意識を高める。 【 評価 A 】 朝夕の校歌一斉放送を開始した。朝は8時15分、夕は17時40分で始業5分前に設定した。合わせ て、学期ごとの始業式・終業式などでは、校歌指導の時間も設けた。こうしたことの積み重ねにより、校 歌が歌えるようになるとともに、母校愛が芽生えていくものと考える。 ③ オリンピック・パラリンピック教育の一環として、「世界ともだちプロジェクト」に積極的に取組み、大会参加国の 歴史、文化、言語などについて学び、交流活動にもつなげる。 【 評価 B 】 体育の授業を通して、各競技種目とオリンピックの関連性などを説明してきた。また学校行事の球技大 会やマラソン大会では、オリンピック競技を意識して企画立案をした。 募集・広報活動 ① 中学校訪問や学校案内の送付など中学校をはじめ関係諸機関への積極的なPR活動を行ない、入学者選抜 で3次募集までに定員の確保を目指す。 (前年度:4次募集実施) 【 評価 B 】 中学校訪問は、一人二校のノルマを課し、また夜間中学校へ出張して学校説明会を実施した。また、個 別に学校案内や学校説明会の中で個別説明会を実施した。1次選抜では0.4倍という結果ではあるが、2 次選抜に向けた広報活動や学校説明会において定員に少しでも近づけるように工夫した。 学校経営・組織体制

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① 自らのアイデアを学校経営に生かすため、校長・副校長に積極的に提言する。 【 評価 C 】 年度当初の4・5月と2学期の9月の2回に分けて、全日制、定時制の教員及び経営企画室の職員を対 象に「学校経営へのアイデア、提言」と題する調査用紙を配布し、学校経営に関する提言を課した。その 結果、13件の提言があった。因みに昨年度は11件であった。 〔アイデア・提言の具体例〕 周年行事、教育課程の検討、特別指導の在り方、施設設備の充実、キャリア教育の充実 身だしなみ指導、チャイムスタートの徹底、授業規律の徹底、分掌業務の引継ぎ、遅刻指導の在り方 行事の見直し、検定指導の在り方、会議の効率 ② TAIMS端末を有効活用し、情報共有化及び校務運営の効率化を図る。 【 評価 B 】 TAIMSの活用状況について、年3回の自己申告の面接時に、すべての教職員に対して面接調査を実 施した。その結果、個人端末については、全教職員が、ほぼ毎日、メール等のチェックを行っている状況 にある。課題は組織端末の活用度で、個人端末に比べ、活用頻度が少ない。 ③ 創立10周年記念行事に向けて、校内体制を整備し計画的に準備を進め、恙なく行事を執り行う。 【 評価 B 】 前年度までの準備をもとに、原則月1回開催の実行委員会を中心に、各担当の小委員会で具体的な作業 を進め、滞りなく式典を実施することができた。 2 次年度以降の課題と対応策 学習指導 授業評価アンケートによれば、生徒は授業に関して概ね満足している。本校定時制課程の生徒にとって、求 められる授業とは、「わかりやすい授業」、「楽しく興味が持てる授業」である。授業が理解しやすいプリント教 材の作成、興味・関心がわく ICT 機器の有効利用など、今後、一層の改善、充実を図っていかなければならな い。そのために、次年度は教科指導に主眼を置いた校内研修を企画し、学校全体で取り組んでいく。 進路指導 今年度は、進路決定率において、前年度が例年になく高い数値であったため、それを踏まえた高い目標値と なったため、目標値達成には至らなかったが、過去数年の状況を鑑みると、概ね目標に近づけたものといえる。 次年度は今年度の実績をさらに上回るよう指導の徹底を図っていく。具体的には、ハローワークなど関係機関 との密接な連携・協力をし、外部人材を活用していく。一方で、校内体制も整備し、学年と進路指導部の連携 を強め、指導体制を強化し、生徒の希望進路に可能な限りよりそっていく。 生活指導 今年度は、校内秩序は保たれ、学校全体として落ち着いた雰囲気ができあがった。こうした背景には、生活 指導部をはじめとする、日々の校門指導、授業中の巡回指導などの地道な積み重ねがある。問題行動は起きて からではなく、起きる前に未然に防ぐことをモットーに早めの対応をしていくことが肝要と考える。 募集・広報活動 2回の合同説明会、4回の学校説明会を確実に実施する。学校見学は都合がつく限りできるだけ対応し、問 い合わせの電話での応対は丁寧に行う。訪問をする中学校のリストや訪問時期など戦略的に検討していく。 さらに、個別説明会を新たに設ける。 学校経営・組織体制 企画調整会議を学校運営の要と位置づけ、各分掌主任が自覚と責任をもって学校経営に参画し、自律的改革 を進める。個人個人で業務を遂行するのではなく、必ず組織で動く体制を構築する。

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