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JASAアンケートから見た 組込み教育の現状と課題 平成26年度版

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Academic year: 2021

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全文

(1)

業界・企業が求めるスキルと人物像

~組込みシステム開発企業調査から~

平成28年度版

一般社団法人組込みシステム技術協会

研修委員会

(2)

組込みシステムの

社会とのかかわり

(3)

■ 現在の組込みシステムは多機能で複雑な

処理が要求されているものが多い

・ 市場のニーズ=エンドユーザからの要求

■ セットメーカは、自社ですべてを開発

することが難しくなってきている

・ 経営効率向上のための分社化や、

メンテナンス費用の削減など、

理由はさまざま

組込みシステム開発の状況

(4)

■ セットメーカでは、セット(製品)開発全体の

管理(とりまとめ)が必要なため、細かい部分

まで関わることが難しい場合も多い

・ セットメーカが細部まで関わっていたら、

時間も人手も足りない

・ いくつもの技術を、セットメーカだけで

すべて用意することも難しい

■ 開発にかかる技術的負担を複数のパートナー

企業と共同で分担し、製品を作り上げる方法

が取られている

複数企業による組込みシステム開発

(5)

あるデジタルカメラの例

実際の開発時にはICEなどの開発ツールや測定機なども

必要になり、それらを扱う会社との関わりもある

ハードウェアベンダ

ソフトウェアベンダ

アプリケーション開発

(6)

■ セットメーカは、中小のハードウェアベンダや

ソフトウェアベンダ、受託開発会社などとの

協力が不可欠

大手ベンダもあるが、絶対数は中小企業の方が多い

■ 中小企業を中心とした「分業化」が

日本の強み!

分業化を実現する優良中小企業のインフラができている

組込み専業中小企業は、その企業が得意とする分野などで、

セットメーカが不足している部分をサポートしている

セットメーカの”パートナー”として、協力して製品開発を行っている

各社が自社の得意分野で活躍!

■ 中小企業の優良な人材雇用が課題と

なっている!

『分業化』が日本の強み!

(7)

JASAアンケートの結果から見る

求められる人物像と

実際とのギャップ

(8)

■ 2016年10月に実施

■ JASA会員会社向けにWebでアンケート

を実施

・ どのような人に入社して欲しいのか?

・ 卒業までにどのような事を勉強してきて欲

しいのか?

■ 92/174社の回答(約53%)

■ 考察などを含め、別途詳細資料(報告書)

を用意しています

・ 本プレゼンでは、着目すべきデータを抜粋

新入社員に求める技術知識アンケート

(9)

■ 設計についての基本的な用語や基礎技術

については、身につけておいた方が良い

・ オブジェクト指向設計についての要求が高くなりつ

つある状況です

設計についての基礎知識

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% オブジェクト指向 構造化 デザインパターン

設計技術知識

はい(%) どちらでも(%) いいえ(%)

(10)

■ どのように開発を進めるか、意識を共有する

ための基礎知識が必要

開発プロセスの基礎知識

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% ウォーターフォール アジャイル プロトタイピング スパイラル

開発プロセス知識

はい(%) どちらでも(%) いいえ(%)

(11)

■ フローチャートは、新入社員からベテラン

まで、共通理解のツールとして要求が高い

・ 動作の理解には、共通のルールで記述する

設計ツールが使えることが必要

設計ツールが使えることが必要

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% フローチャート 状態遷移図 状態遷移表 シーケンス図 クラス図 DFD ユースケース

設計ツール知識

はい(%) どちらでも(%) いいえ(%)

(12)

■ プログラム言語はC言語が主流だが、他の言語

もできることが望ましい

プログラム言語のスキル

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% C C++ Java C# SQL VB php Pyton HTML5 ASM perl Object-C Ruby mRuby Swift

言語スキル

はい(%) どちらでも(%) いいえ(%)

(13)

■ 報告書やマニュアル、勤務表などはOffice系

ツールで作成するのが主流

■ 基本的な操作は、入社時にはできることが

要求されている

事務処理はOffice系ツール

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% Excel Word PowerPoint Typing

PC基本操作スキル

はい(%) どちらでも(%) いいえ(%)

(14)

■ 報告・連絡・相談ができる人が求められてい

パーソナルスキル

優先度1*4+優先度2*3+優先度3*2+優先度4で降順

1【実務】業務上の指示に対して、指示者に「報告」「連絡」「相談」ができる

2【コミュニケーション】状況に合わせて、自分の意見を述べることができる

3【自己管理】自分の意志や判断で、自ら進んで行動できる

4【集団活動】連携すべき人と情報共有ができる

5【集団活動】役割を理解して連携協力して行動できる

6【自己管理】決めたこと、やり始めたことはやり切れる

7【コミュニケーション】周囲に対して気配りができる

8【コミュニケーション】多様な価値観を受け入れられる

(15)
(16)

■ 技術要素や開発技術などの、コンピュータ

そのものに関わる、コンピュータサイエンス

と、管理技術やビジネススキル、パーソナル

スキルなどのエンジニアリングの、両方が必

・ 目的にあったプログラムを期間内に作ることが

要求される

・ そのプログラムを他の人(顧客や一緒に開発

しているメンバーなど)に説明できることも必要

成果は説明できて初めて「評価」される

■ どちらも重要!

コンピュータサイエンスとエンジニアリング

(17)

■ 学校教育の現場では、教えられる人が

少ないのが現状

・ 実際の開発に携わった人が少ない

・ 教えやすいものに集中してしまう

■ 社会人教育では、業務との兼ね合いが

難しい

・ 研修などで、長い教育期間が取れない

・ 指導者(トレーナ)自身の業務が忙しい

現状の技術者教育の問題点

(18)

■ コンピュータサイエンス偏重の傾向

・ 学術的に歴史もあり、資料も豊富なためか?

・ 実際に「ツールが使える/プログラムが作れる

(設計できる)」ことが必要

そのためには「知識」は必須だが、

「理解」して「作り上げる力」

も必要

■ 学生が興味を引きやすく、先生が教え

やすい分野にかたよっている傾向がある

・ 二足歩行ロボットなどもエントリ教育として

は有効だと思われるが、もっと基本的な知識

や技術を身につけて欲しい

学校教育は知識偏重?

学校教育では汎用的な組込み技術を!

(19)

■ 多くの企業では、新入社員教育の中で

C言語などの入門教育(導入教育)を行っている

教育機関で行っているC言語教育は、

企業が求めているレベルではない

のではないか?

・ 他の技術についても同様の状況

■ 教育機関で実施されている内容が、実際の仕

事に十分活用できる内容であることが理想的

と考えられる

実際の教育内容は求められている内容なのか?

より多くの知識とスキルが

より良い開発の助けになります!

(20)

■ エントリーレベルの技術者で、

ETECクラス2で400点程度

を一つの目標にして欲しい

・ あくまで知識レベルとして

・ もちろん「作れる/成果を出せる」ことが必要

・ ミドルレベルのエンジニア向けETECクラス1も

用意

■ さらに、特定ドメインの技術

(≒興味がある分野)を持っている方が

より良い

・ 携帯電話、RTOS、Ethernet、有線・無線通信、自

動車、カメラ、など

どの程度のレベルが必要か?

(21)

コンピュータ技術

以外の知識

(22)

■ 「品質が良い」という基準を知識として

理解しておくことは、「物を作る」ため

には重要な基礎知識となる

・ 品質の基準は一つでは無い

・ 品質工学についての知識もあった方が良い

品質についての理解

(23)

機能性:全体としてのユーザニーズの充足度

合目的性・正確性・接続性・整合性・セキュリティー

信頼性:所定の条件下で正しく稼動している割合

成熟性・障害許容性・回復性

使用性:理解、習得、運用の容易さの度合い

理解性・習得性・操作性

効率性:所定の機能を実現する処理性能と必要資

源の効率性

実行効率性・資源効率性

■ 保守性:修正と改善の容易さの度合い

解析性・変更作業性・安定性・試験性

■ 移植性:他の環境へ移す場合の容易さの度合

環境適応性・移植作業性・規格準拠性・置換性

ISO 9126:ソフトウェアの品質特性

(24)

■ プログラムそのものや扱うデータには、

著作権が発生するため、たとえ新卒社会人

でも、ある程度の知識は必要

・ プログラムそのものはもちろんだが、

M2MやIoTなどでは、計測したデータそのものにも

著作権が発生する、ということも考慮が必要

オープンデータはこの問題を明確化し、

だれもが利用できるデータを用意することを

目的としています

■ 著作権を含む「知的財産権」についての

基本的な知識も必要

・ 「GPL汚染」などの問題やクリエイティブ・

コモンズ(CC)の概要の理解

・ 著作権も、支分権毎に権利者が異なる場合もある

法規についての知識

(25)

■ コンピュータ関連資料のうち、規格などの

資料(原文)のほとんどは英語

・ 和訳されている文章に誤字や誤訳がある場合もある

ので、必要に応じて原文を読む必要はあります

・ 和訳されていない資料もたくさんあります

・ 書けなくても、最低限斜め読みでも良いので、

資料の要点が確認できる程度の英語力は必要

・ Computer自体英語です!

■ きちんとした日本語文章が書ける、

話せることは非常に重要

・報告書、調査書、仕様書など、仕事の中で

文章を書くことは多い

・日本語の口語は曖昧さに特徴があるが、

そのまま報告書では使用しない!

英語と日本語

(26)

■ 研修委員会では、より詳しい調査と解決策の

検討および行動のために、一緒に協力してい

ただける方を募集しています。

組込みシステム開発に興味がある方々に、業界の状況を

理解していただくため、ぜひご協力ください

連絡先:一般社団法人組込みシステム技術協会

本部事務局(研修委員会担当)まで

mail:[email protected]

tel:03-5643-0211

より良い解決策を検討するために!

本資料の著作権は一般社団法人組込みシステム技術協会(以下、JASA)が有します。

JASAの許可無く、本書の複製、再配布、譲渡、展示はできません。

また本書の改変、翻案、翻訳の権利はJASAが占有します。

その他、JASAが定めた著作権規程に準じます。

参照

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○今村委員 分かりました。.

○杉田委員長 ありがとうございました。.

あった︒しかし︑それは︑すでに職業 9

○藤本環境政策課長 異議なしということでございますので、交告委員にお願いしたいと思

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都調査において、稲わら等のバイオ燃焼については、検出された元素数が少なか