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第 4 次 中期計画 ( 平成 28 年度 ~ 平成 32 年度 ) 地域社会とともに 飛躍に向けて 平成 28 年 4 月 公益社団法人名張市シルバー人材センター

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(1)

4 次

期 計 画

(平成

28 年度~平成 32 年度)

地域社会とともに、飛躍に向けて

平成

28 年 4 月

公益社団法人

名張市シルバー人材センター

(2)

目 次

中期計画の策定にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 第Ⅰ 基本構想・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1.計画策定の意義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2.計画の期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 3.数値目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 第Ⅱ 基本計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 第Ⅲ 実施計画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 1.センターの安定的運営のための計画・・・・・・・・・・・・ 6 (1) 安全就業の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (2) 適正就業の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 (3) 健全な財政運営・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 (4) 普及啓発の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 (5) シルバー事業の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 (ア) 福祉・家事援助サービス事業・・・・・・・・・・・・ 8 (イ) 剪定枝葉等再活用事業・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 (ウ) 独自事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 2.会員と就業機会の拡大・発展のための計画・・・・・・・・・ 10 (1) 会員の拡大の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 (2) 就業機会の拡大の推進・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 3.活力ある組織づくりのための計画・・・・・・・・・・・・・ 12 (1) 理事会の活性化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 (2) 地域班・職域班組織の活性化・・・・・・・・・・・・・ 12 (3) 事務局体制の充実・強化・・・・・・・・・・・・・・・ 13 参考資料 ① 会員数・受託件数・就業率・契約金額の年度別推移表・・・ 14 ② 名張市の人口推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 ③ 会員数の年度別推移・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ④ 名張市シルバー人材センター組織図・・・・・・・・・・・ 16 ⑤ 中長期計画策定委員名簿・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ⑥ 中長期計画策定委員会設置要綱・・・・・・・・・・・・・ 18

(3)

中期計画の策定にあたって

名張市シルバー人材センターは、昭和63 年 10 月の設立以来 28 年間の長きに わたり、顧客の皆様方はもとより、会員、行政等関係各位、地域の皆様の温か いご理解、ご高配により、元気で働く意欲のある高年齢者の就業拠点として、 地域社会における貢献度を高く評価されながら着実に発展してきました。 一方、センターを取り巻く環境は、長引く景気の低迷や超高齢化社会の到来 を反映して、非常に厳しい状況が続いています。 こういった中、平成22 年度には、平成 31 年度までの 10 年間に係る第 3 次中 長期計画を策定し、センター事業のさらなる発展と拡充を目指してきたところ です。 幸いにも当計画に掲げられた5 ヶ年後の平成 26 年度の会員数、契約金額等の 目標数値は、関係者の不断の努力によって概ねクリアすることができました。 しかしながら、計画策定から現在に至るまでの間には、目まぐるしく変化す る社会経済環境により計画策定時には想定できなかった数多くの事象が顕著化 し、今後のセンター事業運営をより不透明なものとし、その計画に齟齬が生じ る可能性が非常に高くなっています。 こういった現状のもと、第3 次中長期計画の期間中ではありますが、今般、「地 域とともに、飛躍に向けて」をテーマとする第4 次中期計画(平成 28 年度から 平成32 年度の 5 ヶ年計画)を策定し、当センターの事業運営のあるべき構想や 目標を再度見直すとともに、明確化し、地域社会への参画・貢献や高年齢者の 就労支援について、一層の推進を図ることといたしました。 名張市シルバー人材センターは、この中期計画を今後の指針として、「自主・ 自立・共働・共助」の基本理念に基づく事業運営を真摯に実践してまいります。 会員や関係各位の益々のご協力、ご支援をお願い申し上げます。 平成28 年 4 月 公益社団法人名張市シルバー人材センター 理事長 藤田 嘉矩

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第Ⅰ 基本構想

1.計画策定の意義

現在の日本社会においては、超高齢化社会を目前に控え、国立社会保障・人 口問題研究所の「日本の将来人口推計」によると、平成32 年の高齢化率(65 歳以上)は29.1%と見込み、名張市においては 32.7%と、3 人に 1 人が 65 歳以 上となると想定しています。 少子高齢化が進み、労働力人口の減少が懸念される昨今、高年齢者がその豊 富な知識や経験を有効に活用し、貴重な労働力として、また、地域社会の支え 手として活躍することは必要不可欠であり、多くの会員を擁する当センターは その一翼を担うべき存在として大きく期待されています。 名張市シルバー人材センターでは、平成22 年度策定の第 3 次中長期計画(平 成22 年度~平成 31 年度)に基づき、センター事業の基本的性格である公益性・ 公共性を主体として、働く意欲と高い能力を持った会員の就業を促進するとと もに、社会参画を促し、ひいては地域社会に貢献できる組織の確立に努めてき ました。 しかし現在に至る間、センターを取り巻く環境は一段と厳しさを増し、その 対応が緊要となっています。 ・平成24 年 4 月に「公益社団法人」への移行 ・事業仕分けによる国・市補助金の減額 ・運営補助から事業補助への国補助施策の変更 ・雇用延長制実施等により急速に進む会員の高齢化 ・事業所等における会員70 歳定年化の定着 ・派遣事業の推進(適正就業へのコンプライアンス) ・会員拡大の推進 このような多くの課題に早急に対応するために、第3 次中長期計画の見直し 修正を行う必要があり、当計画を基本としつつも現状に即した「地域とともに、 飛躍に向けて」をテーマとして、第4 次中期計画(平成 28 年度から平成 32 年 度)を策定し健全で適正なセンター運営を期すことといたします。

2.計画の期間

期間 平成28 年度から平成 32 年度までの 5 ヶ年間 当計画の期間中に環境等情勢が大きく変化した場合は、理事会 等で適宜内容の見直しを行うなど柔軟な対応を行います。

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3.数値目標

26 年度 (実績) 27 年度 (見込) 32 年度 (目標) ※参考 第3 次中長期計画目標数 26 年度 (目標) 31 年度 (目標) 会員数(人) 910 935 1,010 900 1,000 内、女性比率(%) 29.89 29.52 35.00 34.65 39.60 受託件数(件) 5,678 5,800 6,400 5,400 5,900 就業延日数(人日) 111,819 113,800 125,000 - - 内、派遣事業 170 2,428 3,000 - - 契約金額(千円) 494,765 507,000 570,000 470,000 510,000 内、派遣事業 1,087 16,100 21,000 - - 就業率(%) 83.4 82.0 87.0 88.0 90.0 (ア) 会員数は、目標年度(平成 32 年度)に係る国立社会保障・人口問題研究 所及び名張市総合計画では、60 歳以上の人口推計が 29,760 人としており、 この推計人口を根拠に、粗入会率3.4%を堅持することとして算出。また、 第3 次中長期計画上で、平成 27 年度までの 6 ヶ年で 83 人増(10%増)と なったことをふまえ、今後5 ヶ年で 8%増(各年 15 人増で合計 75 人増)と して目標数値を設定しました。 なお、全国シルバー人材センター事業協会の「100 万人会員達成ロードマ ップ2017 達成目標」に基づく三重県シルバー人材センター連合会の中期計 画では、平成32 年度目標数値を 35%増としていますが、本計画上では努力 目標とします。

(6)

(イ) 女性比率は、第 3 次中長期計画では、平成 31 年度の目標数値を 39.60% としていますが、平成27 年度の実績において 30%未満となったことにより 下方修正しました。 (ウ) 受託件数及び就業延日数は、第 3 次中長期計画上で平成 27 年度までの 6 ヶ年でそれぞれ18%、20%増の実績となっています。 しかし、今後5 年間では、家事援助サービス事業に係る新しい総合事業な どの小口受注は進むものの、公共・一般企業からの受注は大きく期待できな いことや、剪定、除草作業に係る就業会員の減少に伴う減をふまえ、両項目 ともに5 ヶ年で 10%増として目標数値を設定しました。 なお、派遣事業については、高齢者活用・現役世代雇用サポート事業が大 きく推進されることをふまえ、重要取り組み案件として5 ヶ年で 25%増と して目標数値を設定しました。 (エ) 契約金額は、第 3 次中長期計画上で、平成 27 年度までの 6 ヶ年で 20%増 となっていますが、これには平成26 年度実施の消費税 3%増税分が含まれ ています。 今後5 年間の展望は、受託件数及び就業延日数と同様ですが、今後実施予 定の消費税2%増税分も考慮して、5 ヶ年で 13%増(各年 2.5%増)として目 標数値を設定しました。 なお、派遣事業については、受託件数及び就業延日数と同理由により、5 ヶ年30%増(各年 6%増)として目標数値を設定しました。 (オ) 就業率は第 3 次中長期計画では 31 年度目標設定を 90%としていますが、 病気、介護等で就業できない会員や、就業以外のシルバー活動への参加希望 者なども含め、10%程度の未就業者が存在することを考慮し、現行の県下平 均数に下方修正しました。

(7)

第Ⅱ 基本計画

基本構想で設定した将来目標を総合的に推進するために次の事項を重要目的 として基本計画を策定します。

1.センターの安定的運営のための計画

地域社会に貢献するシルバーとして、未来につなぐ健全なセンター運営を 目指します。

2.会員と就業機会の拡大・発展のための計画

シルバー事業の根幹である会員増と就業拡大により、さらなるセンターの 発展を目指します。

3.活力ある組織づくりのための計画

顧客・会員の多様な要望に対応しうる組織の充実を目指します。

(8)

第Ⅲ 実施計画

1.センターの安定的運営のための計画

(1) 安全就業の推進

現状と課題 会員が安全に就業することは、何にも増して優先するべき重要なことです。 センターでは「事故ゼロ」を目指し、啓発や周知の徹底を図り安全就業に努め ていますが、現状は毎年数件の傷害事故・賠償事故が発生しています。特に、 高齢に伴う身体や判断力の低下による転倒事故や交通事故が多くなっています。 軽度の事故が積み重なって、やがては重篤事故につながることが懸念されます。 展開と対策 ① 安全・適正就業委員会の組織的な取り組み強化による再発防止策の検討 と啓発・指導活動を推進します。 ② 会員の安全推進大会・安全講習等への積極的参加を促し、事故減少に向 けた安全意識の高揚を図ります。 ③ 職域班長会議等を通じ、会員相互間での安全取り組みの強化を図ります。 ④ 安全パトロール等の取り組み強化と安全保護具の着用の徹底等による安 全対策を推進します。 ⑤ 会員自らが健康管理を図るため、互助会との連携による「健康診断の受 診」を推進します。

(2) 適正就業の推進

現状と課題 公益社団法人であるシルバー人材センターにとっては、コンプライアンス(法 令遵守)は極めて重要なものであります。高齢者等の雇用の安定等に関する法 律に基づく、臨時的・短期的またその他の軽易な就業について、さらなる法律 の遵守が必要となっています。 また、請負・委任契約に適さない就業(発注者の従業員との混在や直接指揮 命令を受ける等)についての早急な改善や長期就業会員の是正、未就業会員の 解消についても課題となっています。

(9)

展開と対策 ① 適正就業調整委員会の活性化を図り、適正就業への取り組み強化を推進 します。 ② 請負・委任契約になじまない就業や不適切な就業について、発注者への 理解を求めながらシルバー派遣事業への切り替えを推進します。 ③ 長期継続就業会員の交替について、適正就業基準を遵守するとともにワ ークシェアリングに取り組み、就業機会の均等化を図っていきます。 ④ 未就業会員については、個々会員の事情を十分把握したうえ、状況に適 した就業先を紹介します。

(3) 健全な財政運営

現状と課題 センターの事業運営は、国・市の支援(補助金)を欠いては成り立ちません。 シルバーへの補助金は、平成22 年度に始まる行政刷新会議における事業仕分け により大幅に削減され、現在、従来の単なる運営補助から事業実施に係る事業 補助へと傾斜が進行するなど、一段と厳しい状況となっています。 健全で安定したセンター事業運営を促進するためには、補助金にたよるだけ でなく、積極的な施策の展開による自主財源の確保に努め、財政基盤の確立を 図る必要があります。 展開と対策 ① 業務内容の見直し、事務の効率化・合理化、経費の削減を図ります。 ② 事業の拡大に努めるとともに、独自事業、シルバー派遣事業を推進し、 自主財源の確保を図ります。 ③ シルバー人材センターの意義や主旨を市行政・市議会に働きかけ、 市のさらなる支援を要望していきます。 ④ 今後の事業状況によっては、受取事務費の改定を検討します。

(10)

(4) 普及啓発の推進

現状と課題 シルバー人材センターの理解と支援を得るためには、市民や顧客の皆様に当 センター“そのもの”を知ってもらうことが肝要です。そのために、平成27 年 度にホームページを全面的にリニューアルしたことをはじめ、リィーガ等の情 報誌による情報の発信、パンフレット等の配付、各種イベントへの参加、シル バー朝市、シルバーの日(10 月)や福祉・家事援助月間(1 月)におけるボランティ ア活動、会報『ゆうゆう』の年2 回発行等により、シルバーの普及啓発に努め ています。今後、さらに効果的な当センターのPR について検討が必要です。 展開と対策 ① 市や各団体が主催するイベントに積極的に参加し、PR に努めます。 ② 市広報・YOU などの地域情報誌を活用し、市民の皆様に情報発信を行う とともに、チラシ等により各事業所への情報発信を行います。 ③ ホームページを定期的に更新し、最新のシルバー情報を発信します。 ④ 各種イベントや朝市、ボランティア活動、会員のクチコミなどを通じてさ らなる普及啓発活動を強化します。

(5) シルバー事業の推進

(ア)福祉・家事援助サービス事業

現状と課題 急激に進む少子高齢化により、高齢者世帯や夫婦共働き世帯が増加する中、 福祉・家事援助サービス事業の需要が増大しています。 当事業利用者の皆様のニーズに合わせたサービスを提供するために、特に女 性会員を中心とした事業就業会員の確保が大きな課題となっています。また、 平成27 年度から開始された名張市からの受託事業である福祉政策の『新しい総 合事業』についても適切な対応が急務となっています。 展開と対策 ① 福祉・家事援助サービス事業の就業会員の確保と育成に努めます。 ② 「女性力」を発揮したきめ細やかで親切なサービス提供に努め、事業の 拡大を目指します。 ③ 名張市や福祉施設等との連携を強化し、新しい総合事業をはじめとして 地域に根ざした地域密着型サービスを推進します。 ④ 介護予防・生きがい支援のための『元気体操』の普及に努めます。

(11)

(イ) 剪定枝葉等再活用事業

現状と課題 本事業は、剪定枝葉・刈草をチップ化、細断し資源化するために、平成20 年 度から国・市の補助を受けた企画提案事業として開始された事業です。現在、 剪定枝葉は黒田作業所、刈草は八幡作業所の2 ヶ所で年間約 800tの処理を行 っています。 平成24 年度で国の補助対象期限が切れたことにより、事業に係る財源は処理 料金等による自主財源と市補助・委託金のみとなり、非常に厳しい事業運営を 余儀なくされています。また、大型処理機械が耐用年数を超過していることか ら、更新についての財源についても大きな課題となっています。 展開と対策 ① 事業の効率化を図るとともに事業費のコスト削減に努めます。 ② 市補助金の継続と支援強化について市行政に強く要望していきます。 ③ 処理料金の見直しを検討します。 ④ 資源化したチップ等の付加価値を高める方途を研究するとともに再活用 先の確保に努めます。

(ウ) 独自事業

現状と課題 現在、独自事業を延長・発展させたものとして、平成26 年度から平成 28 年 度までの3 ヶ年の補助事業である地域ニーズ対応事業「休耕地の有効利用によ る高齢者就業機会促進事業」を推進しています。会員が休耕地を利用して野菜 等を栽培・生産し、シルバー朝市やとれたて名張交流館等で販売する事業で、 現在、収益・会員就業延日数など順調に運営されています。しかし、補助期限 が切れる平成29 年度以降の事業運営は、自主財源のみとなることから非常に厳 しく、あらゆる手段を講じながら事業継続を図る必要があります。 独自事業は、シルバーの理念である「自主・自立」に合致するもので、就業 の拡大、自主財源の確保の観点から重要な事業であるため、今後ともその推進・ 創設に努めなければなりません。 展開と対策 ① 「休耕地の有効利用による高齢者就業機会促進事業」の継続・発展に努 めます。 ② 独自事業検討委員会を活性化し、地域の特性に合う事業の開発・研究に 努めます。

(12)

2.会員と就業機会の拡大・発展のための計画

(1) 会員拡大の推進

現状と課題 名張市は、昭和40 年代から民間による大規模な住宅地開発が進められたこと により人口が急増しました。この人口増の大きな要因となった、いわゆる団塊 の世代が退職後シルバー会員として入会する機会が多いため、当センターの会 員拡大については、全国的に会員減少傾向にある現状にも関わらず比較的堅調 に推移してきました。 しかし、一部の就業については、発注者から依頼があっても会員がいないた め就業できず、苦情や叱責をいただくことが少なからず見受けられます。また、 発注者と会員の就業希望とのミスマッチにより就業できない場合も多くありま す。これらは、基本的には会員が不足していることが原因です。 今後、発注者からのあらゆる就業依頼に対し適切に対応するためにも、会員 のさらなる拡大はセンターの根幹にかかわる重大な課題となっています。会員 拡大においては、女性会員の増強に意を配る必要があり、この観点に立った対 策も急がれます。 展開と対策 ① 一人一会員の入会声掛け運動による入会促進を図ります。 ② ホームページ・チラシ・情報誌等による会員募集の広報活動を積極的に 推進し、特に女性会員の入会の促進を図ります。 ③ 各種イベントやボランティア活動、地域活動を通じた口コミによる入会 促進を図ります。 ④ 出張入会説明会の開催回数を強化します。 ⑤ センターでの入会説明会を月1 回から月 2 回実施の検討を行います。

(13)

(2) 就業機会拡大の推進

現状と課題 従前から、会員の経験豊富で有能な知識・技術を積極的に活用するため、会 員にふさわしい就業、会員が満足できる就業を目指して、多業種にわたり広く 仕事を確保する努力を重ねてきました。 ところが現在、当センター会員の高齢化が大きな問題となっています。具体 的には、平成23 年 4 月における会員の平均年齢は 69 歳、70 歳以上会員の占め る割合は44%であったものが、平成 27 年 12 月にはそれぞれ 71 歳、55%とわ ずか5 年弱で急激に高齢化が進行しています。これは、高齢者雇用安定法の改 正に伴い「継続雇用制度」の運用が開始された結果、会員入会時の年齢が上昇 したことが大きな原因だと考えられます。こういった中、近年、特に事業所等 における就業においてシルバー会員の70 歳雇止めが定着しつつあります。今後 とも会員の高齢化は、今まで以上のスピードで進行するものと想定されますが、 増え続ける高齢会員の就業先の確保が大きな課題となっています。 また、適正就業の観点から、さらに財政運営面からもシルバー派遣事業の推 進が喫緊の課題となっています。 展開と対策 ① 就業開拓員はもちろん、理事・職員・会員による企業・事業所等訪問を 行い、就業先の確保に努めます。 ② 高年齢会員の就業可能な分野及び団塊世代が魅力を感じる分野の開拓を 推進するとともに、発注者ニーズを的確・迅速にとらえ就業の拡大を図 ります。 ③ 新旧発注業務にかかわらず、シルバー派遣事業への取り組み又は見直し を推進します。 ④ チラシ等での情報発信によるシルバー紹介を強化します。 ⑤ 公共団体・地域づくり協議会等からの受注拡大を図ります。 ⑥ 個別面談や顧客・会員のデータベース化を強化し、就業ミスマッチの解 消に努めます。

(14)

3.活力ある組織づくりのための計画

(1) 理事会の活性化

現状と課題 理事会は定時総会に次ぐ議決機関かつ最高の執行機関であり、センター運営 の核として重要な役割を担っています。このため、理事会ではセンター運営に かかる協議事項について、形式的審査とならないように慎重で積極的な審査を 行うほか、講習会の開催や会員相談会の実施などその機能の充実と強化に努め てきました。 理事会は、シルバー人材センターの理念を具体的に実現していくための牽引 機関として、会員からの期待がますます大きくなっています。 展開と対策 ① 各委員会、地域・職域班の充実を主導し、組織の活性化を図ります。 ② 会員と理事会の意思疎通の機会強化に努めます。

(2) 地域班・職域班組織の活性化

現状と課題 地域班組織では基幹班及び各地域班がそれぞれ設置され、センターと会員と の連携・調整や地区懇談会等の会議の開催、ボランティア等の地域活動などを 推進していますが、残念ながら会員の出席率が年々低下しています。 職域班については、剪定、除草、福祉・家事援助サービス、各種企業班が設 置され、就業会員の安全啓発・対策や会員間及びセンターと会員との連携役を 担っています。 地域班、職域班ともに新しいリーダーの充実・育成が急務であり、このリー ダーを中心に、地域班では地域と密着した活動の充実、職域班では会員の共働・ 共助を基本とした就業の推進が強く望まれています。 展開と対策 ① 講習会、学習会を通じて意欲のある組織リーダーの育成を図ります。 ② 自立した地域組織の確立・整備に努めます。 ③ 会議等を通じて各班とセンターとの目的意識の共有を図り、センターの 事業運営強化に努めます。 ④ 総会、懇談会、ボランティア活動等、会員の参加意識の高揚を図り、出 席率の向上に努めます。

(15)

(3) 事務局体制の充実・強化

現状と課題 事務局はセンターの事務部門を総括し、センター事業と組織活動を円滑に運 営するために、財政運営や事務処理、法人管理、就業需給調整、各事業の管理、 会計処理など多岐にわたる業務を行っています。また事務局の立場からの会員 との調整や会員活動への支援についても大きな役割を果たしています。 会員の増加や、事業拡大に伴い、事務量が増大・多様化・複雑化する中で、 事務処理の簡素効率化と職員の資質の向上など事務局体制の整備は重要です。 展開と対策 ① 研修や事務局会議等を通じて職員の資質の向上に努めます。 ② 会員への的確な情報発信に努め、会員と事務局との円滑な関係の構築を 図ります。 ③ 明るく開かれた事務局体制を目指します。

(16)

参 考 資 料

資 料

■会員数・受託件数・就業率・契約金額の年度別推移表

21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 (見込) 会員数(人) 852 867 894 877 874 910 935 男(人) 589 609 629 619 624 638 659 女(人) 263 258 265 258 250 272 276 受託件数(件) 4,906 5,210 5,589 5,732 5,854 5,678 5,800 就業延日数(人日) 94,625 96,353 105,235 108,615 109,481 111,819 113,800 内、派遣事業 - - - - - 170 2,428 契約金額(千円) 420,323 413,188 446,042 467,098 472,435 494,765 507,000 内、派遣事業 - - - - - 1,087 16,100 就業率(%) 86.7 83.5 86.1 88.3 86.4 83.4 82.0

■名張市人口推計

(単位:人) 27 年度 (H27.10.1 国勢調査人口) 32 年度 37 年度 国立社会保 障・人口問題 研究所推計 総人口 78,782 75,528 72,335 60 歳以上 29,173 29,762 29,827 65 歳以上 23,036 24,662 25,323 名張市総合 計画 (独自推計) 総人口 78,782 76,956 75,047 60 歳以上 29,173 29,760 29,969 65 歳以上 23,036 24,620 25,345

(17)

資 料

■会員数の年度別推移

(各年度3 月末現在 数値単位:人) 年度 男性 女性 合計 名張市 60 歳以上人口 粗入会率 平成元年度 129 53 182 2 年度 149 59 208 3 年度 187 85 272 4 年度 210 104 314 5 年度 229 116 345 6 年度 235 117 352 7 年度 260 125 385 8 年度 286 138 424 9 年度 285 127 412 10 年度 297 120 417 11 年度 357 167 524 12 年度 386 170 556 13 年度 429 182 611 14 年度 461 195 656 15 年度 506 210 716 16 年度 512 228 740 17 年度 542 230 772 18 年度 584 263 847 22,754 3.7 19 年度 614 283 897 23,868 3.7 20 年度 584 270 854 25,012 3.4 21 年度 589 263 852 25,996 3.2 22 年度 609 258 867 26,860 3.2 23 年度 629 265 894 27,586 3.2 24 年度 619 258 877 28,227 3.1 25 年度 624 250 874 28,740 3.0 26 年度 638 272 910 29,203 3.1

(18)

資 料

■組織図

会 員 総 会 寿会(互助会) 理 事 会 監事 2 名 理事長 1 名 副理事長 1 名 常務理事 1 名 理事 13 名 理事長 委 員 会 事務局 安全・適正就業委員会 適正就業調整委員会 介護、福祉・家事援助委員会 独自事業検討委員会 総務 業務 剪定枝葉等再活用推進委員会 会報編集委員会 中長期計画策定委員会 地 区 組 織 名張中学校区基幹班 地域班6 班 赤目中学校区基幹班 地域班4 班 桔梗が丘中学校区基幹班 地域班4 班 北中学校区基幹班 地域班4 班 南中学校区基幹班 地域班3 班 職 域 班 剪定班 6 班 除草班 4 班 福祉・家事援助サービス班 5 班 就業先別職域班 7 班

(19)

資 料

■中長期計画策定委員会委員

氏名

所属

備考

委員長

野村 伸夫

理事

副委員長

葦原 設二

会員

公募

委員

山中

理事

委員

佐藤 篁

理事

委員

松下 正巳

基幹班長

委員

松岡 寿夫

基幹班長

委員

雨宮 松雄

地域班長

委員

上井 史郎

職域班長

委員

白井 惠美子

職域班長

委員

細谷 薫

会員

公募

委員

大室 佳子

会員

公募

藤田 嘉矩

理事長

堀出 良夫

副理事長

中野 栄蔵

常務理事

(20)

資 料

■中長期計画策定委員会設置要綱

(目 的) 第1条 公益社団法人名張市シルバー人材センター中長期計画(以下「シルバー計画」 という。)の策定にあたり、当シルバー人材センターとして取組むべき施策、将来に 対する展望、見通しなど目標を明らかにし、新しい計画を策定するため、公益社団法 人名張市シルバー人材センター中長期計画策定委員会(以下「委員会という。」)を設 置する。 (所掌事務) 第2条 委員会は、当シルバー人材センターの将来ビジョンを明らかにする新しい中長 期計画を策定するものとする。 (組 織) 第3条 委員会は委員11名以内、事務局3名以内で組織する。 2 委員は次のものから理事長が委嘱する。 (1) 理事の代表3名 (2) 基幹班長、地域班長の代表3名 (3) 職域班の代表2名 (4) 会員からの公募3名 (委員長及び副委員長) 第4条 委員会に委員長及び副委員長を置き、委員の互選により選任する。 2 委員長は、委員会を代表し、議事その他の会務を総括する。 3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるとき、又は、委員長が欠けたと きは、その職務を代行する。 (委員の任期) 第5条 委員の任期は、シルバー計画の策定完了の日までとする。 2 委員が欠けた場合における補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (会 議) 第6条 委員会の会議は、必要に応じて委員長が召集し、委員長が議長となる。 2 委員長は、必要があると認めるときは、会議に委員以外の者の出席を求めることが できる。 (事務局) 第7条 委員会の事務局は、公益社団法人名張市シルバー人材センター事務局が行う。 (委 任) 第8条 この要綱に定めるもののほか、委員会に関し必要な事項は、委員長が会議に諮 って定める。 附 則 この要綱は、平成24年 4月1日から施行する。

参照

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