「新任時期の訪問看護師育成プログラムと評価表の開発」
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(2) はじめに 近年、我が国における少子高齢化や疾病構造の変化により、医療の高度化、在院日数の 短縮等、医療や看護を取り巻く状況が変化している。それに伴い在宅医療の充実が期待さ れており、中でも在宅で安定した療養生活を支援するサービスの一つとして、訪問看護の 役割が大きくなっている。 全国の訪問看護ステーション(以下、ステーション)数は微増しているが、その反面、 休止しているステーションも前年より増えている現状がある。休止要因の一つとして離職 があげられる。病院等施設内での看護と違い訪問看護の対象は幅広く、さらに家族も含め て捉えることが必要である。また基本的に一人で訪問するため、コミュニケーション技術 やアセスメント力が必要とされる。光本(2008)は、このような訪問看護の現実を目の当た りにして、新任訪問看護師(以下、新任者)がリアリティショックを抱き、離職につなが っていると指摘している。 中村(2010)は、管理者が人材育成を丁寧に行うことが看護師の勤務継続につながり経営 の安定が期待できるので、細やかな人材育成の必要性があると考えている。しかし、昨年 度の調査(纐纈,2013)から、岐阜県内のステーションで、新任者研修を実施しているステー ションは48.2%であった。新任者研修の実施率が低い背景として、ステーションは、事業所 の平均常勤換算4.7人(厚生労働省,2011)と脆弱な組織が多いこと、さらに管理者も訪問に 出向くため、新任者研修に時間を取ることが困難という現状がある。しかし、昨年度の調 査(纐纈,2013)では常勤換算数が多いステーション、1か月あたりの延べ訪問件数が多いス テーションではその実施率は高かった。 このような結果を踏まえ、ステーションの規模に関わらず簡便に共通に使用でき、評価 だけではなくそれを基に新任者教育にも利用できる評価表と、新任者育成プログラムの作 成を試みた。本調査では、管理者、新任者両者に評価表を試行し、より現場に即したもの に評価項目を精選することを目的とした。 Ⅰ. 研究目的 本研究に先立って行った先行研究で作成した評価表を試行し、管理者と新任者の達成時. 期の相違を明らかにする。さらに、インタビュー調査を通して、より現場に即した評価表 となるよう、内容を精選することを目的とする。 Ⅱ. 用語の定義 新任時期とは、調査時点で「ステーションに入職後 1 年以内の時期」、新任者とは「ステ. ーションに入職後 1 年以内の看護職者」とする。. 1.
(3) Ⅲ. 研究方法. 調査1:評価表の試用 1.調査対象 平成 24 年度の先行研究の際に本研究への協力の可否を伺い、協力可能との申し出があった岐 阜県内のステーション 53 か所に従事する管理者と新任者. 2.調査方法 郵送法による記名自記式質問紙調査 先行研究で協力が得られたステーションの管理者宛てに調査依頼文と調査票、及び新任 者用の調査依頼文と調査票、返信用封筒を同封して郵送した。返信は管理者に新任者分の 調査票も併せて返信用封筒に取りまとめて郵送してもらった。管理者には新任者の評価を、 新任者には自己評価を依頼した。なお、他ステーションで数年以上の経験があっても、現 在のステーションで新任者である場合は対象者として自己評価をしてもらった。 3.調査内容 1)対象の基本属性 (1)管理者:年齢、性別、病棟看護師の経験年数、訪問看護師の経験年数、ステーショ ン管理者としての経験年数 (2)新任者:年齢、性別、訪問看護師の経験年数、ステーションに入職しての経験年数 2)評価表 4 つの大項目「訪問看護師としての基本能力」「訪問看護師としての基本能力」「訪問看 護専門能力」 「組織的能力」 、18 の中項目、103 項目の指標から構成された評価表について、 指標のレベルで「すでに達成」 「この 1~2 週間で達成」 「未達成」の 3 段階で回答を求めた。 また、各々の指標について達成時期、指標の内容や量の適切性、評価を試みての感想等を 記載してもらった。 4.分析方法 各項目のについて単純集計し、さらに新任者評価の項目においては、管理者と新任者の 回答割合の比較を「すでに達成」 「この 1~2 週間で達成」を『達成群』、「未達成」を『未 達成群』として Fisher’s exact test にて行った。 5.調査期間 平成 25 年 5 月 6.倫理的配慮 ステーションの管理者と新任者に、研究の趣旨及び依頼と研究参加は自由意思であり途 中棄権も可能であること、調査表の記入・回収をもって研究への同意が得られたとするこ と、県内外の学会等で公表すること等を書面にて伝えた。また、得られたデータは大学に て厳重に保管すること、施設や個人が特定できないように処理すること、目的外の使用は しないこと等を文書で説明した。さらに管理者が新任者の評価表を取りまとめる旨を依頼文 書に明記した。調査実施に当たっては、岐阜大学医学系研究科医学等倫理委員会の承認を得て 行った。. 2.
(4) 調査2:評価表試用者の主観的評価 1.調査対象 調査 1 を行った後、調査への協力の可否を伺い、協力可能との返答が得られた岐阜県内のス. テーション 21 か所に従事する管理者と新任者 2.調査方法 調査 1 で回答してもらった評価表を用いたインタビュー調査 管理者と新任者、2 者が業務を行っている施設内にて、30 分程度のインタビューを別々 に行った。対象の同意が得られた場合は、インタビューの内容を紙面上に記録した。 3.調査内容 1)管理者と新任者の評価を照らし合わせ、 「すでに達成」「この 1~2 週間で達成」「未達 成」の評価結果が相違した指標を中心とした評価を行った理由 2)評価指標について「不適切」あるいは「無記入とした」理由 3)評価指標についての達成時期、指標の内容や量の適切性、評価を試みての感想等 4.分析方法 インタビューデータから意味のある内容を含む文節を抽出し、本意を損なわないように 短文化し、さらに意味内容の類似性に従って整理分類した。 5.調査期間 平成 25 年 9 月から 10 月 6.倫理的配慮 調査 1 の事項に加えて、管理者と新任者にインタビューを行う際に、2 者に負担がかか らないように日時の調整をはじめ、実施の場所や時間等にも配慮した。 調査3:研究成果の説明と評価 1.調査対象 岐阜県内のステーション管理者、及びスタッフ、その他保健医療福祉に関わる業務従事者. 2.調査方法 集合法による記名自記式質問紙調査 ステーションでの新任者の育成に関わる講演、及び本研究の取り組みの経緯や評価表の 説明等を主とする研究成果報告会を実施し、参加者に報告会に参加しての意見を求めた。 3.調査内容 1)対象の基本属性(年齢、性別、所属、職位) 2)報告会に参加しての満足度・理解度・看護の業務への活用性 4.分析方法 各項目のについて単純集計し、さらに報告会に参加しての意見や感想等の中から系統別 に、代表的なものを抽出した。 5.調査期間 平成 26 年 2 月 23 日 6.倫理的配慮 調査 1 に準じて行った。. 3.
(5) Ⅳ. 結果. 取り組み結果1:評価表の試行 これまでの研究にて作成した評価表(表1)をもとに、先行研究で調査協力の了解を得 た岐阜県内のステーション 53 か所に従事する管理者、及び新任者に評価表の試行を行って もらった。その結果について述べる。. 表1試行用新任期訪問看護評価表 大 項 目. 中 項 目. 指標. 基 本 姿 勢. 訪 問 看 護 師 と し て の 基 本 能 力. 倫 理. コ ミ. ュ ョ. シ. ー. ン ニ 能 ケ 力 人 間 関 係 能 力. 訪 問 看 護 専 門 能 力. 自 己 啓 発 ・ 研 鑽. 記 録 社 会 資 源. 感 染 管 理. 就業規則などの組織の規律・ルールを理解した行動ができる. 1ヶ月. 職業上の行為で公私の区別ができる. 1ヶ月. 仕事に合った身だしなみができる. 1ヶ月. 挨拶ができる. 1ヶ月. 利用者及び関係者に対して丁寧・親切にできる. 1ヶ月. 目上の者、上司、利用者等に対する適切な言葉づかいができる. 1ヶ月. 来客・電話への適切な対応ができる. 1ヶ月. 日頃の健康を管理することができる. 1ヶ月. 訪問前に経過記録の確認ができる. 1ヶ月. 訪問看護に必要な物品や身支度を事前に整えることができる. 1ヶ月. 日々の看護活動について、常に報告・連絡・相談ができる. 1ヶ月. 事業所の理念を理解しその理念に基づき援助を展開できる. 3ヶ月. 大 項 目. 訪 問 看 護 専 門 能 力. 守秘義務が遵守できる. 1ヶ月. 個人情報保護の必要性を理解し、情報を適切に管理ができる. 1ヶ月 3ヶ月. 利用者・家族の価値観を理解できる. 3ヶ月. 利用者・家族の権利、尊厳を尊重できる. 3ヶ月. 利用者・家族の意思を尊重し、目標を共有して活動ができる. 3ヶ月. 利用者家族への個人的な価値観の押し付けを抑制できる. 6ヶ月. 利用者・家族の人権や自由が脅かされることに対して感知できる. 6ヶ月. 利用者にわかりやすく伝わりやすい言葉・声の大きさで言葉かけができる. 1ヶ月. ケアする前に利用者に適切な言葉かけができる. 1ヶ月. 話を聞く姿勢で接することができる. 1ヶ月. 利用者の意思を尊重してコミュニケーションを取ることができる. 3ヶ月. コミュニケーションを通して、利用者・家族との良好な関係をつくることができる. 6ヶ月. 職務上で必要な報告、連絡、相談が上司や同僚にできる. 1ヶ月. 職場内で円滑な意思疎通ができる. 3ヶ月. 他職種メンバーと円滑な人間関係を築くことができる. 6ヶ月. 他職種の役割を理解できる. 6ヶ月. 利用者にとって有効かつ適切なタイミングで多職種との連携を図ることができる. 6ヶ月. 評価表を用いることで自己の課題を明確にすることができる 訪問看護に特徴的な制度などの知識や技術を学ぶ姿勢を持つことができる. 1ヶ月 3ヶ月. 組織の一員として協力的に関わることができる. 3ヶ月. 達成可能な個人の目標設定・計画立案ができる 内・外部の研修に積極的に参加するなどの自己学習ができる. 訪 問 看 護 専 門 能 力. 全時期. 知識・技術・態度などの不足を補うための自己学習ができる. 6ヶ月 6ヶ月. 管理者などから指導を受け、主体的に看護研究に取り組むことができる. 12ヶ月. 事例検討を行い新たな実践に役立てることができる. 12ヶ月. 利用者個々の状態・状況を的確に記録することができる. 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 12ヶ月 12ヶ月. サービス計画書に基づいた記録を書くことができる 報告書類をわかりやすく書くことができる 地域の保健医療福祉資源を把握することができる 地域の社会資源についての情報収集方法を把握できる 社会資源を療養生活にあった方法で提供できる 正しい手洗いの手技を体得し、感染予防に努めることができる 安全に感染予防及び医療廃棄物の取り扱いができる 感染予防に関する基本的知識を利用者や家族に実施できる 感染予防策を訪問看護マニュアルに沿って実施できる 症状や所見、検査結果などから判断し必要な感染防止策が実施できる. 在 宅 看 護 過 程. 専 門 知 識. ストレスを感じた時に、他人に相談したり別のことに取り組んだりすることによりストレスを緩和できる. 職員同士で互いの価値観や専門性を尊重できる. 中 項 目. 1ヶ月 1ヶ月 1ヶ月 1ヶ月 3ヶ月. 生 活. 専 門 分 野. リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト 組 シリ 織 ダ 的 プ 能 力 経 営 的 視 点. ー ー ッ. 訪 問 看 護 師 と し て の 基 本 能 力. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50. 達成時期. 指標 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99. 報告書類をわかりやすく書くことができる 利用者の心身の特性について理解ができる 看護・処置がスムーズに行えるように事前準備ができる 医師の指示を根拠に基づいて理解し看護技術を安全・確実に実践できる 訪問後速やかにその日の看護援助を規定の様式に記録ができる 利用者・家族のもつ力(強み)を見つけることができる 治療優先でなく、生活重視の考え方ができる 個別ケアが理解できる 利用者と家族を1つのまとまりとして認識し、看護の対象として働きかけることができる. 訪問先・訪問予定を確認して、必要な情報をもとにその日の援助計画を立案できる 利用者・家族のニーズを踏まえて看護計画の立案・実践・評価・修正ができる 尊厳・人権擁護について理解ができる フィジカルアセスメントが理解できる 認知症の高齢者について理解ができる 褥瘡や体位変換の基本を理解し実践ができる スキントラブル時のケアや予防方法について理解し実践ができる スキンケアに対する評価を行い必要なケアを選定できる 緩和ケアにおける痛みを身体的・精神的・社会的・スピリチュアルなものとして観察し評価できる. 緩和ケアにおいて疼痛緩和のために使用する薬剤の作用・副作用を知り薬剤管理ができる. 緩和ケアにおいて疼痛緩和のための方法を理解し実践ができる. 達成時期. 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 6ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 6ヶ月. 生活習慣の改善に向けた方法について利用者に説明することができる. 6ヶ月 6ヶ月. 生活背景と症状を照合し基本的な生活指導ができる. 6ヶ月. 利用者の残存機能を生かし、自立した生活ができるよう指導ができる. 6ヶ月. 生活指導に関する情報を多職種と共有し協働して関わることができる. 6ヶ月. 利用者の状態に応じた食事形態・必要栄養量について理解ができる. 3ヶ月. 食事(飲水)に対する問題の早期発見、報告相談、速やかな対策を講じることができる. 3ヶ月. 訪問看護業務の主な医療処置・管理(胃瘻・ストーマ・気切・Br.など)を安全に行うことができる. 3ヶ月. 口腔内の観察を行い、適切なケアの実施や清潔に保つケアの指導を行うことができる. 3ヶ月. 救急時の心肺蘇生法(ABC)が理解できる. 3ヶ月. 緊急時の対応ができる(訪問の必要性や救急車要請の判断など理解できる). 6ヶ月. 在宅における終末期看護の展開において家族への指導も含めた対応ができる. 12ヶ月. 利用者・家族の問題に気づいた場合には、速やかに上司に相談することができる. 1ヶ月. 事故を起こした時はすぐに上司に報告・連絡・相談ができる. 1ヶ月. ヒューマンエラーは日常の場面でも常に起こりうることが理解できる. 1ヶ月. 使用物品(訪問鞄内・車両)の安全確認などの整備ができる. 3ヶ月. 利用者・家族の安心・安全・安楽を念頭においてケアを提供できる. 3ヶ月. 利用者の病態から予測される問題に予防的に対処ができる. 6ヶ月. 事故を回避するための具体的な提案ができる. 6ヶ月. 事故後の対策を立てることができる. 6ヶ月. 災害時対応マニュアルを理解し、災害発生時における対応について考えることができる。. 6ヶ月. チームの一員であることを理解しメンバーシップを認識した行動ができる サービス担当者会議(カンファレンス)で利用者の情報を共有し看護実践に活用ができる. チーム医療において看護師としてリーダーシップを発揮できる. 3ヶ月 6ヶ月 12ヶ月. 時間管理を行い、計画性を持って業務を遂行できる. 3ヶ月. 訪問看護制度に関する加算について説明ができる. 6ヶ月. コスト意識を持ち、診療材料の発注・管理ができる 指示書・ケアプラン・看護計画・保険期間等の管理ができる. 6ヶ月 6ヶ月. 訪問看護に関する法制度を理解ができる. 12ヶ月. 運営理念が理解でき、事業所の目標達成に向けて行動できる. 12ヶ月. 情報 管理. 100 情報を整理し適切に保管・活用ができる. 6ヶ月. 営 組 ・ 織 管 運 理. 101 ステーションのサービス内容の概要を理解し、他者に説明ができる 102 同僚が困らないように物品を整備・補充ができる 103 訪問看護の報酬体系について説明ができる. 12ヶ月. 6ヶ月 6ヶ月. ※達成時期の空欄は、調査前に達成時期が想定できなかった項目である. ※達成時期の空欄は、調査前に達成時期が想定できなかった項目である. 1.参加協力施設および管理者・新任者の評価人数 17 か所のステーションから協力が得られた(参加協力率 32.1%)。評価表は管理者が評価 した 27 人分、新任者が自己評価した 29 人分を分析対象とした。 2.対象の基本属性(表 2) 管理者について、年齢は平均 49.5±9.2 歳、全員が女性であった。病棟看護師の経験年 数は平均 11.3±9.1 年、訪問看護師の経験年数は平均 9.7±7.5 年、ステーション管理者と しての経験年数は平均 4.9±4.5 年であった。 4.
(6) 新任者について、年齢は平均 42.1±7.6 歳、訪問看護師経験年数は平均 5.6±3.8 年であ り、ステーションに入職して半年未満の者が 15 人(52%)であった。 表2.管理者・新任者の基本属性 項目 管理者(n=17) 新任者(n=33) 年齢 49.5±9.2歳 42.1±7.6歳 病棟経験 11.3±9.1年 7.1±9.7年 訪問看護師経験 9.7±7.5年 5.6±3.8か月 管理者経験(訪看) 4.9±4.5年. 3.評価表の試行 管理者の評価で「すでに達成」の回答割合が最も多かった項目は、 「仕事に合った身だし なみができる」と「個人情報保護の必要性を理解し、情報を適切に管理できる」であり、 「未達成」 の回答割合が最も多かった項目は、 「訪問看護の報酬体系について説明ができる」 であった。新任者の評価では、 「すでに達成」の回答割合が最も多かったのは、「仕事に合 った身だしなみができる」と「守秘義務が遵守できる」であり、 「未達成」の回答割合が多 かった項目は「管理者などから指導を受け、主体的に看護研究に取り組むことができる」 であった。 4.管理者と新任者の回答の比較(表 4) 「サービス計画書に基づいた記録を書くことができる」 (p<0.01)、「治療優先でなく、 生活重視の考え方ができる」 (p<0.04)、 「利用者と家族を一つのまとまりとして認識し、 看護の対象として働きかけることができる」 (p<0.01)、 「利用者の残存機能を生かし、自 立した生活ができるよう指導できる」 (p<0.05)、に管理者よりも新任者のほうが達成した と回答した者の割合が優位に低かった。 表4.新任者・管理者別の主観的な達成状況の比較 項目. サービス計画書に基づ いた記録を書くことが できる. 治療優先でなく、生活 重視の考え方ができる. 新任者 管理者 新任者 管理者. 利用者と家族を1つのま とまりとして認識し、 看護の対象として働き かけることができる. 新任者. 利用者の残存機能を生 かし、自立した生活が できるよう指導ができ る. 新任者. 管理者. 管理者. 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 % 人数 %. すでに達 成・この1 ~2週間で 達成 23 69.7% 29 96.7% 23 69.7% 27 93.1% 21 63.6% 30 100.0% 20 62.5% 27 90.0%. 未達成 10 30.3% 1 3.3% 10 30.3% 2 6.9% 12 36.4% .0% 12 37.5% 3 10.0%. p値. ※※. ※. ※※. ※. 不明回答は分析から除く ※:p<0.05, ※※:p<0.01. 取り組み結果2:評価表の試行を踏まえた管理者・新任者の評価項目の達成状況 評価表の試行を踏まえた個々の管理者、及び新任者の評価結果を項目・経験月数別の分 布表として示した。また、達成状況と不適切項目、項目の要否、及び内容的妥当性の視点 から検討を行った。その結果を、表 5・6 に示す。 表 5-1~5 は、管理者が新任者の評価を実施したものである。また表 6-1~5 は新任者自 身が自己評価したものである。時期の項目の縦軸は新任者の就業後の月数を表し、横軸は 研究者らが検討した結果の適切と考える到達時期を表した。 5.
(7) 10A は、試行者から表現を簡潔にというコメントがあり修正した。また 13A は、調査前 は表1に示したように調査前に達成時期が想定できなかった項目であったが、1 ヶ月でほ とんどの達成できる結果となり変更した。 27A~31A は、人間関係能力としていたが、研究者間で検討した結果、コミュニケーショ ン能力の中に人間関係能力に関する内容も含まれており、他職種連携 の方が内容的にわ かりやすいということで修正した。また 27A28A は基本姿勢の項目に類似した内容があり削 除した。 45A は、調査前に達成時期が想定できなかった項目であったが、11 か月で未達成が見ら れることから、12 か月とした。63A は試行者から内容の意味が曖昧で評価しにくいとコメ ントをもらったので(使いこなせる)という文言を挿入した。68A~70A は、管理者評価も 新任者自身の評価も 11 か月以降でも未達成の傾向が見られ、 6 ヶ月から 12 月に修正した。 93A96A は、試行者から内容が曖昧で評価しにくいというコメントがあり、内容をわかり やすく修正した。95A は、管理者評価も新任者自身の評価も 13 ヶ月以降でも未達成がある が、研究者らの検討の結果、12 ヶ月には達成してほしい項目であるということから、6 ヶ 月であったが 12 ヶ月と修正した。. 6.
(8) 1.管理者の視点による新任者の達成状況 表5-1.管理者の評価項目の達成状況. 基本姿勢. 大項目. 9A. 10A. 11A. 12A. 13A. 14A. 15A. 16A. 17A. 18A. 19A. 20A. 21A. 挨 拶 が で き る. 日 頃 の 健 が康 でを き管 る理 す る こ と. 訪 問 前 に 経 で 過 き 記 る 録 の 確 認 が. 支訪 度問 を看 事護 前に で に必 き 整要 る えな る物 こ品 とや が身. 常日 に々 報の 告看 ・護 き連活 る絡動 ・に 相つ 談い がて で. 理事 念業 に所 基の づ理 きき念 る援を 助理 を解 展し 開そ での. 取人ス り りにト ス 組相レ ト ん談ス レ だしを ス りた感 を すりじ 緩 る別た 和 この時 で とこに き にと る よに他. 守 秘 義 務 が 遵 守 で き る. 解個 し人 情 情報 報保 で を護 き 適の る 切必 に要 管性 理を が理. 職 員 専 同 門 士 性 で を 互 尊 い 重 の で 価 き 値 る 観 や. 利 用 者 ・ 解家 で族 きの る価 値 観 を 理. 利 用 者 を・ 尊家 重族 での き権 る利. し利 用 目者 標・ を家 で 共族 き 有の る し意 て思 活を 動尊 が重. 値利 観用 の者 押家 し族 付へ る けの を個 抑人 制的 でな き価. が利 脅用 か者 さ・ 感 れ家 知 る族 で この き と人 る に権 対や し自 て由. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 3ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 6ヵ月. 6ヵ月. 2.新任者自身の視点による達成状況 ID. 時期. 14 m. 2. 7. 2. m. 17 m 1&2 17 m. 2. 19 m 20 m. 1. 28 m. 1. 29 m. 1. 7 m. 1. 26 m. 1. 10 m. 1. 13 m. 1. 14 m. 1. 8 m. 2. 0 m. 1. 22 m. 2. 25 m. 2. 11 m. 2. 23 m. 1. 22 m. 1. 4 m. 1. 9 m. 1. 8 m. 1. 25 m. 1. 6 m. 1. 24 m. a. 24 m. b. 23 m. 2. 23 m. 3. 11 m. 1. 1ヶ月. 1 2 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 5 6 6 8 9 10 11 11 13 13 13 14 14 15 ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 7. 尊 厳. 、. 1ヶ月. 8A. 来 客 ・ 電 が話 でへ きの る適 切 な 対 応. 、. 1ヶ月. 7A. に目 対上 すの る者 が適 で切上 きな司 る言 葉利 づ用 か者 い等. 、. 1ヶ月. 6A. 利 用 丁 者 寧 及 ・ び 親 関 切 係 に 者 で に き 対 る し て. 、. で た き 身 る だ し な み が. 5A. 、. 中項目. 4A. 、. 仕 事 に 合. 、. 3A. 職 業 上 の が行 で為 きで る公 私 の 区 別. っ. 2A. 律 就 ・ 業 ル 規 則 がル な でを ど き理 の る解 組 し 織 た の 行 規 動 ー. 1A. 倫理.
(9) 8.
(10) 表5-3.管理者の評価項目の達成状況(続き). 1. 7 m. 1. 26 m. 1. 10 m. 1. 13 m. 1. 14 m. 1. 8 m. 2. 0 m. 1. 22 m. 2. 25 m. 2. 11 m. 2. 23 m. 1. 22 m. 1. 4 m. 1. 9 m. 1. 8 m. 1. 25 m. 1. 6 m. 1. 24 m. a. 24 m. b. 23 m. 2. 23 m. 3. 11 m. 1. 12ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 感 染 ア 予 ル 防 に 策 沿 る を 訪 て 問 実 看 施 護 で マ き. か症 ら状 判や 策 断所 が し見 実 必 施 要検 で な査 き 感結 る 染果 防な 止ど. 報 告 書 く 類 こ を と わ が か で り き や る す く 書. 利 用 者 て の 理 心 解 身 が の で 特 き 性 る に つ い. え看 る護 よ・ う処 に置 事が る 前ス 準ム 備 がズ でに き行. て医 理師 確解の 実し指 に看示 実護を 践技根 で術拠 きをに る安基 全づ ・い. 護訪 援問 助後 を速 が規や で定か きのに る様そ 式の に日 記の 録看. み利 用 を者 見・ つ家 け族 る るの こも とつ が力 で き強. 1ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 6ヶ月. 1 2 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 5 6 6 8 9 10 11 11 13 13 13 14 14 15 ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 9. 59A. 60A. 61A. 治 療 の優 考先 えで 方な がく で き生 る活 重 視. 個 別 ケ ア が 理 解 で き る. 対ま利 象り用 とと者 ししと がてて家 で働認族 きき識を るかし 1 け つ る看の こ護ま とのと. のて訪 日 問 の必先 援要・ 助な訪 計情問 る 画報予 をを定 立もを 案と確 でに認 きそし. ま利 践 え用 ・ て者 評 看・ 価 護家 ・ 計族 修 画の 正 のニ が 立 で 案ズ き ・を る 実踏. 尊 厳 ・ 人 解 権 が 擁 で 護 き に る つ い て 理. フ 理 解 ジ で カ き ル る る ア セ 使 ス い メ こ ン な ト せ が. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. ( ). 1. 29 m. 12ヶ月. ニ. 専門知識 62A 63A. 58A. ィ. 12ヶ月. 55A. ー. 1. 28 m. 識感 を染 利予 用防 者に きや関 る家す 族る に基 実本 施的 で知. 54A. 、. 20 m. 安 棄 全 物 に の 感 取 染 り 予 扱 防 い 及 が び で 医 き 療 る 廃. 53A. 、. 2. し正 し 感い 染手 が予洗 で防い きにの る努手 め技 るを こ体 と得. 52A. 、. 17 m. 19 m. 社 会 た 資 方 源 法 を で 療 提 養 供 生 で 活 き に る あ. 51A. (. 2. m. 情地 報域 収の 集社 方会 法資 を源 把に 握つ でい きて るの. 50A. ). 地 把域 握の す保 る健 こ医 と療 が福 で祉 き資 る源 を. 在宅看護課程 56A 57A. 49A. ー. 7. 17 m 1&2. 感染管理 48A. 、. 時期 2. 47A. っ. ID 14 m. 46A. ュ. 中項目. 45A. 、. 社会資源 44A. っ. 43A. 大項目.
(11) 表5-4.管理者の評価項目の達成状況(続き). に緩 使和 用ケ 知 すア り るに 薬 薬お 剤 剤い 管 のて 理 作疼 が 用痛 で ・緩 き 副和 る 作の 用た をめ. 緩 の和 方ケ 法ア をに 理お 解い して 実疼 践痛 が緩 で和 きの るた め. い生 て活 利習 用慣 者の に改 説善 る明に す向 るけ こた と方 が法 でに きつ. 生 活 背 景 生 と 活 症 指 状 導 を が 照 で 合 き し る 基 本 的 な. し利 た用 生者 活の が残 で存 き機 るる能 よを う生 指か 導し が で自 き立. 共生 有活 し指 協導 働に し関 てす る関る わ情 る報 こを と多 が職 で種 きと. 必利 要用 栄者 養の 量状 に態 つに い応 てじ 理た 解食 が事 で形 き態 る・. 中項目. ID. 時期. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 3ヶ月. 14 m. 2. 7. 2. m. 17 m 1&2 17 m. 2. 19 m 20 m. 1. 28 m. 1. 29 m. 1. 7 m. 1. 26 m. 1. 10 m. 1. 13 m. 1. 14 m. 1. 8 m. 2. 0 m. 1. 22 m. 2. 25 m. 2. 11 m. 2. 23 m. 1. 22 m. 1. 4 m. 1. 9 m. 1. 8 m. 1. 25 m. 1. 6 m. 1. 24 m. a. 24 m. b. 23 m. 2. 23 m. 3. 11 m. 1. 講報飲 じ告水 る相 こ談に と 対 が速す でやる きか問 るな題 対の 策早 を期. B 訪 r 理問 . 看 な胃護 ど瘻業 ・務 でをスの き安ト主 る全 な にマ医 行・療 う気処 こ切置 と・・ が 管. 3ヶ月. 1 2 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 5 6 6 8 9 10 11 11 13 13 13 14 14 15 ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 10. 発食 見事. の口 実腔 施内 やの 行 清観 う 潔察 こ にを と 保行 が つい で ケ き ア適 る の切 指な 導ケ をア. 救 急 時 の 心 理肺 解蘇 で生 き法 る A B C. 要緊 性急 や時 救の 急対 車応 で 要が き 請で る のき 判る 断 な訪 ど問 理の 解必. お在 い宅 てに 家お 族け へる が の終 で 指末 き 導期 る も看 含護 めの た展 対開 応に. 合利 に用 は者 ・ 速家 こ や族 と かの が に問 で 上題 き 司に る に気 相づ 談い すた る場. 事 故 報 を 告 起 ・ こ 連 し 絡 た ・ 時 相 は 談 す が ぐ で に き 上 る 司 に. もヒ 常 に 起マ こン りエ うラ るる こは と日 が常 理の 解場 で面 きで. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. が. ー. 精緩 な 神和 も 的ケ の ・ア と 社に し 会お て 的け 観 ・る 察 ス痛 し ピみ 評 リを 価 チ身 で 体 き ア的 る ル・. �ー. ス キ ン 要 ケ な ア ケ に ア 対 を す 選 る 定 評 で 価 き を る 行 い 必. 81A. 、. ス 法 キ に ン つ ト い ラ て ブ 理 ル 解 時 し の 実 ケ 践 ア が や で 予 き 防 る 方. 80A. (. 褥 瘡 や 体 位 践変 が換 での き基 る本 を 理 解 し 実. リスクマネジメント 82A 83A 84A. 79A. ). 認 知 症 の 高 齢 者 き に る つ い て 理 解 が で. 専門分野 78A. 76A. ). 75A. (. 74A. 、. 73A. 77A. 生活. ー. 72A. ). 71A. (. 70A. 、. 69A. ). 68A. (. 専門知識 67A. 、. 66A. 、. 65A. �. 64A. 大項目.
(12) 表5-5.管理者の評価項目の達成状況(続き). 大項目. 20 m. 1. 28 m. 1. 29 m. 1. 7 m. 1. 26 m. 1. 10 m. 1. 13 m. 1. 14 m. 1. 8 m. 2. 0 m. 1. 22 m. 2. 25 m. 2. 11 m. 2. 23 m. 1. 22 m. 1. 4 m. 1. 9 m. 1. 8 m. 1. 25 m. 1. 6 m. 1. 24 m. a. 24 m. b. 23 m. 2. 23 m. 3. 11 m. 1. 同 僚 が 困 ら 補な 充い がよ でう きに る物 品 を 整 備 ・. 訪 問 看 護 の 報 酬 で 体 き 系 る に つ い て 説 明 が. 6ヶ月. 12ヶ月. 3ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. ァ. 2. でビ 利ス 践用担 に者当 活の者 用情会 が報議 でを き共カ る有ン しフ 看 護レ 実ン. ス をテ 理 解シ し ン 他の 者サ に 説ビ 明ス が内 で容 きの る概 要. (. 17 m. 19 m. ッ. 2. m. 101A. 情 報 を 整 理 し 適 き切 るに 保 管 ・ 活 用 が で. ー. 7. 17 m 1&2. 100A. 運 営 理 達 念 成 が に 理 向 解 け で て き 行 動 事 で 業 き 所 る の 目 標. て 業. 12ヶ月. 1 2 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 5 6 6 8 9 10 11 11 13 13 13 14 14 15 ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 11. コ ス ト を 意 持 識 ち ど. 物 業 品 務 に 報 取 酬 り 組 経 め 費 る な. 6ヶ月. 情報管理. ー. 3ヶ月. 99A. 訪 問 看 護 に 関 す きる る法 制 度 を 理 解 が で. 、. 6ヶ月. 98A. 指 示 書 険 ・ 期 ケ 間 ア 等 プ の ラ 管 ン 理 ・ が 看 で 護 き 計 る 画 ・ 保. �. 6ヶ月. 経営的視点 96A 97A. 訪 問 看 護 制 説度 明に が関 です きる る加 算 に つ い て. ー. 6ヶ月. 95A. 時 間 管 理 を 務 行 を い 遂 行 計 で 画 き 性 る を 持. 、. 6ヶ月. 94A. 必 要 師に と応 しじ てて 役在 割宅 を医 発療 揮に でお きい るて 看 護. 、. 3ヶ月. 、. 時期 2. 93A. スサ. 、. 3ヶ月. ). ID 14 m. リーダーシップ 92A. ( 、. ンチ バ ム シの 一 プ員 をで 認あ る 識る しこ たと 行を 動理 が解 でし きメ. ). 害災 発害 生時 時対 に応 る おマ こ けニ と る が 対ア で 応ル き にを る つ理 い解 てし 考 え災. っ. 事 故 後 の 対 策 を 立 て る こ と が で き る. 、. 91A. 事 故 を 回 避 す がる でた きめ るの 具 体 的 な 提 案. ー ). 90A. 利 用 者 予の 防病 的態 にか 対ら 処予 が測 でさ きれ るる 問 題 に. ー. 89A. 利 念用 頭者 に・ お家 い族 ての ケ安 ア心 を・ 提安 供全 で・ き安 る楽 を. �. 86A. 使 用 物 確 品 認 な 訪 ど 問 の 鞄 整 内 備 ・ が 車 で 両 き る の 安 全. (. 中項目. リスクマネジメント 87A 88A. 85A. 組織運営・管理 102A 103A.
(13) 2.新任者による自己評価の達成状況 表6-1.新任者の評価項目の達成状況. 大項目. 基本姿勢 1A. 0 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6 8 8 8 10 11 12 12 13 14 14 15. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 17 s 1 17 s 2 19 s a 20 s 1 28 s 1 29 s 1 7 s 1 26 s 1 10 s 1 13 s 1 14 s 1 8 s 2 22 s 2 25 s 2 11 s 2 19 s b 23 s 1 4 s 1 22 s 1 29 s 2 9. s 1. 8 s 1 6 s 1 6 s 1 7 s 2 23 s 2 23 s 3 11 s 1. 10A. 11A. 12A. 13A. 挨 拶 が で き る. 利 用 者 寧 及 ・ び 親 関 切 係 に 者 で に き 対 る し て 丁. す目 る上 適の 切者 な 言上 葉司 づ か利 い用 が者 で等 きに る対. 来 客 ・ 電 話 へ きの る適 切 な 対 応 が で. 日 頃 の 健 康 を き管 る理 す る こ と が で. 訪 問 前 に 経 過 記 る 録 の 確 認 が で き. 訪 を 問 事 看 前 護 に に 整 必 え 要 る な こ 物 と 品 が や で 身 き 支 る 度. 日 報々 告の ・看 連護 絡活 ・動 相に 談つ がい でて き る常 に. 事 に業 基所 づの き理 援念 助を を理 展解 開し でそ きの る理 念. だ相ス り談ト すしレ るたス こりを 緩 と別感 和 にのじ で よこた き りと時 る スにに ト取 レり他 ス組人 をんに. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 3ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 12. 14A. 15A. 16A. 17A. 18A. 19A. 20A. 21A. し 守 秘 義 務 が 遵 守 で き る. 個 人 情 情 報 報 を 保 適 護 切 の に 必 管 要 理 性 が を で 理 き 解 る. 職 員 同 士 性 で を 互 尊 い 重 の で 価 き 値 る 観 や 専 門. 利 用 者 ・ 家 族 きの る価 値 観 を 理 解 で. 利 用 者 ・ 家 重族 での き権 る利. 利 目 用 標 者 を ・ 共 家 有 族 し の て 意 活 思 動 を が 尊 で 重 き し る. 利 用 の 者 押 家 し 族 付 へ け の を 個 抑 人 制 的 で な き 価 る 値 観. か利 さ用 れ者 る・ こ家 と族 にの る 対人 し権 てや 感自 知由 でが き脅. 1ヶ月. 1ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 6ヵ月. 6ヵ月. 尊 厳 を 尊. 、. 時期. 9A. 、. ID 9 s 3. 8A. 、. た 身 る だ し な み が で き. ー. 中項目. 7A. 、. 仕 事 に 合. 6A. 、. 職 業 上 の 行 為 きで る公 私 の 区 別 が で. 5A. 、. 就 業 ル 規 を 則 理 な 解 ど し の た 組 行 織 動 の が 規 で 律 き ・ る. ル. 倫理. 4A. 、. 3A. っ. 2A.
(14) 13.
(15) 表6-3.新任者の評価項目の達成状況(続き). 大項目. 8 s 2 22 s 2 25 s 2 11 s 2 19 s b 23 s 1 4 s 1 22 s 1 29 s 2 9. s 1. 8 s 1 6 s 1 6 s 1 7 s 2 23 s 2 23 s 3 11 s 1. 12ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 1ヶ月. 感 染 ア 予 ル 防 に 策 沿 る を 訪 て 問 実 看 施 護 で マ き. か症 ら状 判や 策 断所 が し見 実 必 施 要検 で な査 き 感結 る 染果 防な 止ど. 報 告 書 く 類 こ を と わ が か で り き や る す く 書. 利 用 者 て の 理 心 解 身 が の で 特 き 性 る に つ い. え看 る護 よ・ う処 に置 事が る 前ス 準ム 備 がズ でに き行. て医 理師 確解の 実し指 に看示 実護を 践技根 で術拠 きをに る安基 全づ ・い. 護訪 援問 助後 を速 が規や で定か きのに る様そ 式の に日 記の 録看. み利 用 を者 見・ つ家 け族 る るの こも とつ が力 で き強. 1ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 6ヶ月. ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 14. 59A. 60A. 61A. 治 療 の優 考先 えで 方な がく で き生 る活 重 視. 個 別 ケ ア が 理 解 で き る. 対ま利 象り用 とと者 ししと がてて家 で働認族 きき識を るかし 1 け つ る看の こ護ま とのと. のて訪 日 問 の必先 援要・ 助な訪 計情問 る 画報予 をを定 立もを 案と確 でに認 きそし. ま利 践 え用 ・ て者 評 看・ 価 護家 ・ 計族 修 画の 正 のニ が 立 で 案ズ き ・を る 実踏. 尊 厳 ・ 人 解 権 が 擁 で 護 き に る つ い て 理. フ 理 解 ジ で カ き ル る る ア セ 使 ス い メ こ ン な ト せ が. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. ( ). 14 s 1. 12ヶ月. ニ. 専門知識 62A 63A. 58A. ィ. 13 s 1. 12ヶ月. 55A. ー. 10 s 1. 識感 を染 利予 用防 者に きや関 る家す 族る に基 実本 施的 で知. 54A. 、. 7 s 1 26 s 1. 安 棄 全 物 に の 感 取 染 り 予 扱 防 い 及 が び で 医 き 療 る 廃. 53A. 、. 29 s 1. し正 し 感い 染手 が予洗 で防い きにの る努手 め技 るを こ体 と得. 52A. 、. 28 s 1. 社 会 た 資 方 源 法 を で 療 提 養 供 生 で 活 き に る あ. 51A. (. 20 s 1. 情地 報域 収の 集社 方会 法資 を源 把に 握つ でい きて るの. 50A. ). 19 s a. 地 把域 握の す保 る健 こ医 と療 が福 で祉 き資 る源 を. 在宅看護課程 56A 57A. 49A. ー. 17 s 2. 感染管理 48A. 、. 17 s 1. 47A. っ. 0 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6 8 8 8 10 11 12 12 13 14 14 15. 46A. �. 時期. 45A. っ. ID 9 s 3. 社会資源 44A. 、. 中項目. 43A.
(16) 表6-4.新任者の評価項目の達成状況(続き). 大項目. 13 s 1 14 s 1 8 s 2 22 s 2 25 s 2 11 s 2 19 s b 23 s 1 4 s 1 22 s 1 29 s 2 9. s 1. 8 s 1 6 s 1 6 s 1 7 s 2 23 s 2 23 s 3 11 s 1. 75A. 76A. 77A. 専門分野 78A. 認 知 症 の 解 高 が 齢 で 者 き に る つ い て 理. 褥 瘡 解や し体 実位 践変 が換 での き基 る本 を 理. 予ス 防キ 方ン 法ト 践 にラ が つブ で いル き て時 る 理の 解ケ しア 実や. 行ス いキ 必ン 要ケ なア ケに る ア対 をす 選る 定評 で価 きを. ピ体緩 リ的和 観チ・ケ 察 精ア しア神に 評ル的お 価な・け でも社る きの会痛 ると的み し・を てス身. 用の緩 ・た和 副めケ 作にア が用使に でを用お き知すい るりるて 薬薬疼 剤剤痛 管の緩 理作和. の緩 た和 めケ のア が方に で法お きをい る理て 解疼 し痛 実緩 践和. 法生 に活 つ習 る い慣 こ ての と 利改 が 用善 で 者に き に向 る 説け 明た す方. 生 本 活 的 背 な 景 生 と 活 症 指 状 導 を が 照 で 合 き し る 基. し. 利 用 よ自 者 う立 の 指し 残 導た 存 が生 機 で活 能 きが を るで 生 き か る. 職生 種活 と指 る 共導 こ 有に と し関 が 協す で 働る き し情 る て報 関を わ多. 形利 態用 ・者 理必の 解要状 が栄態 で養に き量応 るにじ つた い食 て事. やの食 か早事 な期 対発飲 策見水 で を き 講報に る じ告対 る相す こ談る と 問 が速題. マ 訪 安 置 ・ 問 全 ・ 気 看 に 管 切 護 行 理 ・ 業 う B 務 こ 胃 r の と 瘻 . 主 が ・ な な で ス ど 医 き ト 療 る を 処. ケな口 アケ腔 のア内 指のの 導実観 きを施察 る行やを う清行 こ潔い とに が保適 でつ切. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. 3ヶ月. ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 15. 79A A救 B急 C時 の が心 理肺 解蘇 で生 き法 る. 3ヶ月. 80A. 81A. 問緊 判の急 断必時 な要の ど性対 理や応 解救が で急で き車き る要る 請 の訪. 展在 も開宅 含にに めおお たいけ 対てる 応家終 が族末 でへ期 きの看 る指護 導の. 6ヶ月. 12ヶ月. (. 10 s 1. 74A. ). 7 s 1 26 s 1. 73A. ). 29 s 1. 生活. (. 28 s 1. 72A. 、. 20 s 1. 71A. ー ). 19 s a. 70A. (. 17 s 2. 69A. 、. 17 s 1. 68A. ) 、. 0 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6 8 8 8 10 11 12 12 13 14 14 15. 専門知識 67A. (. 時期. 66A. 、. ID 9 s 3. 65A. �. 中項目. 64A.
(17) 表6-5.新任者の評価項目の達成状況(続き). 大項目. 6 s 1 6 s 1 7 s 2 23 s 2 23 s 3 11 s 1. 3ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. 3ヶ月. 12ヶ月. ※表の見方 塗りつぶしグレー:達成,塗りつぶしなし:未達成、赤:未記入 . 16. 訪 問 看 て 護 説 の 明 報 が 酬 で 体 き 系 る に つ い. 6ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. 12ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 6ヶ月. 12ヶ月. ー 、. s 1. 8 s 1. 6ヶ月. 同 を僚 整が 備困 ・ら 補な 充い がよ でう きに る物 品. �. 9. 6ヶ月. 業報 務酬 に. 容ス のテ 概 説要シ 明を が理ン で解の きしサ る 他ビ 者ス に内. ー. 29 s 2. 6ヶ月. 101A. 情 報 を 活整 用理 がし で適 き切 るに 保 管 ・. 、. 4 s 1 22 s 1. 6ヶ月. 100A. 所運 の営 目理 標念 達が で 成理 き に解 る 向で けき て 行事 動業. 、. 23 s 1. 3ヶ月. 組織運営・管理 102A 103A. 99A. 訪 問 看 理護 解に が関 です きる る法 制 度 を. 、 、. 19 s b. 3ヶ月. 情報管理. 98A. 計指 画示 ・書 保・ 険ケ で 期ア き 間プ る 等ラ のン 管・ 理看 が護. (. 11 s 2. 経営的視点 96A 97A. ). 25 s 2. 経コ 費ス なト ど意 取 識 り を 組 持物 め ち品 る. 、. 8 s 2 22 s 2. 訪 に問 つ看 い護 て制 説度 明に が関 です きる る加 算. っ. 14 s 1. 使 用 の 物 安 品 が全 で確 訪 き認 問 るな 鞄 ど 内 の ・ 整 車 備. 時 持 間 管 て 理 業 を 務 行 を い 遂 行 計 で 画 き 性 る を. (. 13 s 1. 95A. い必 て要 看に 護応 揮師じ でとて きし在 るて宅 役医 割療 をに 発お. ). 10 s 1. 94A. 報フサ を 共レビ 有ンス がしス担 で看 当 き護で者 る実利会 践用議 に者 活のカ 用情ン. ー ァ. 7 s 1 26 s 1. 93A. 理チ 解 識 しム し メの た ン一 行 バ員 動 で が シあ で る き プこ る をと 認を ッ. 29 s 1. リーダーシップ 92A. 対解災 応し害 に 時 つ災対 い害応 で て発マ き 考生ニ る え時 るにア こおル とけを がる理. ー. 28 s 1. 91A. 事 故 後 の が対 で策 きを る立 て る こ と. ー. 20 s 1. 90A. 事 故 的を な回 提避 案す がる でた きめ るの 具 体. �. 19 s a. 1ヶ月. 89A. る利 問用 題者 にの 予病 き防態 る的か にら 対予 処測 がさ でれ. 、. 17 s 2. 1ヶ月. 88A. 全 利 ・ 用 安 ア 者 楽 を ・ を 提 家 念 供 族 頭 で の に き 安 お る 心 い ・ て 安 ケ. 両. (. 17 s 1. 1ヶ月. リスクマネジメント 85A 86A 87A ). 0 2 2 2 2 2 2 3 3 4 4 4 5 5 5 6 6 6 8 8 8 10 11 12 12 13 14 14 15. 場ヒ 面 で と もマ が 常ン 理 にエ 解 起ラ で こ き りは る う日 る常 この. ー. 時期. 84A. 上事 司故 にを 報起 告こ で ・し き 連た る 絡時 ・は 相す 談ぐ がに. �ー. ID 9 s 3. 83A. 、. 中項目. 82A 司い利 にた用 相場者 談合・ すに家 るは族 こ の と速問 がや題 でかに きに気 る上づ.
(18) 取り組み結果3:評価表施行後の管理者・新任者インタビュー 管理者、及び新任者への評価表の郵送調査を受けて、研究への同意が得られたステーシ ョン 21 ヶ所の管理者と新任者に同席してもらい、各々が行った評価の視点や評価表につい ての意見を聴取した。以下、インタビューの結果をまとめた。 1.管理者インタビュー <全体> ・管理者より新任者の方が経験が多い場合、評価しにくい。 ・実際に新任者の訪問看護を評価する機会がないことから、書く前に嫌になってしまった。 (経験が多いので、同行訪問をしていない) ・評価することで、自分自身も振り返りになった。 ・評価表を記入する時期が、新任者が訪問看護に従事してから時間が経っていたので、振 り返りの良い機会になった。 ・評価する時期については、看護経験のほとんどない者と経験者との区別をしても良いと 思った。 ・新任者を経験年数や評価する時期について、もう少し細かく分類して、継続評価につな げ、それぞれのステーションで活用できるようにしてみたらどうか。 <レイアウト> ・特に問題なし。 ・評価項目が多い。 ・評価表を見た時に、評価項目の多さに圧倒された。新任者が習得すべき項目が多く、こ れを見た時に負担感があった。管理者としては長く続けて働いてもらえることを願って おり、習得すべき項目が多いと負担に感じ、訪問看護として働けないと思うのではない かと心配である。 ・必要な項目ではあるが、項目を統一させ項目数を少なくする方が表を見やすいと思う。 ・ステーションによって利用者の特徴があり、ターミナルのケースが少なく新任者が訪問 する機会がない現状であることから習得が難しい ・管理者の方針で新任時期にはできるだけ病状が安定したケースの訪問にしているので、 ステーションの特徴、管理者の方針によって達成できない項目もある。そのため、ステ ーションで習得時期を考え活用していきたい。 <新任者と管理者の評価の相違について> ・評価にズレが出てくるのは当然のこと。当事業所では新任者の事例をもとに、その対処 方法が良かったのかなど、事例検討をしている。そこで、新任者に気付いてもらえるよ うにしている。 17.
(19) ・常勤と非常勤、または勤務時間数の違いによるものと考える。 ・スタッフに余裕が無いため、勤務体制によって新任者の評価ができる共有の時間を確保 する事が難しい。 ・ 「利用者・家族の持つ力(強み) 」の意味がわからない。 <表現> ・抽象的な表現の設問については評価判断にばらつきが出やすいのではないかと思う。 ・具体的に判断できるスケールのようなものが添付されていると書きやすい。 ・ 「個別ケアの理解」で、個々にケアの展開の違いが生じるなど、理解が難しくなる場合が 多い。噛み砕いて表現した方がいいと思う。 <内容の着眼点> ・管理に関しては非常勤に任せておらず、実施していない項目となる。そういった幅があ ることも念頭に置いて評価表を作るとよいと思う。 <習得時期> ・専門分野、特に緩和ケアと気管切開患者の看護はハードルが高いので、習得時期として はかなり後期で良いと思う。 ・常勤と非常勤、経験時間でも違いが出てくるため、同一時期での判断では難しい 2.新任者インタビュー <全体> ・パート勤務者であれば、組織の理解などできていなくて当然。責任の持たせ方が違うと ころが多い。 ・自己評価をすることで客観的に自分の力や習得状況について考えることができて良い。 ・項目が多いので、ゆっくり考えて記入すると時間がかかる。 <レイアウト> ・字が細かくて見づらい。 ・ボリュームがあるので最後まで集中して評価を続けるのが難しく、最後の方はいい加減 に片付けがちになるのではないか。 ・直感で判断して記入したため、あとから振り返って考えると、その評価でよかったのか 悩む項目もいくつかあった。 ・文字数が多く、見ただけでやや気が引けた。. 18.
(20) <新任者と管理者の評価の相違について> ・自分は看護師経験が少なく(5 年) 、その経験年数の少なさが自己評価において過小評価 に繋がっていると思う。 ・看護師として過去に経験し習得できている項目でも、在宅での経験と同一として捉えて も良いのか迷う。 ・繰り返し訪問している利用者に関しては徐々に自分のペースで看護展開できるが、自身 の感情をストレートに出される利用者に対しては苦手意識が強く働き、緊張するためス トレスである。そういった他者に左右されやすいところがあり、評価が下がると思う。 ・自己評価は低めにしてしまう。 ・管理者は未達成としているところを自分自身が達成にした理由は、訪問看護以前に経験 して出来ていると思ったためである。 ・経験と未経験の理解に差があるので、表現を工夫するとよい。 <表現> ・わかりやすかった ・客観的な表現がしてあるため、わかりやすく、その項目について改めて考えたり調べた りできて良かった ・専門分野に関しては項目を大きくするか、まとめた方がよい。評価する時点ではもっと 大きくくくった表現としておき、細かいところは専門研修を受けるなどして、この評価 表で評価する対象としないほうがいいのではないか。 ・ 「姿勢、責任を考える」という表現でまとめた方が良いのではないか。 ・訪問看護以外での経験を「経験あり」として良いのか ・ 「的確に記録が出来る」の表現について、自分では適格と思っていても第三者から見たら 不適格と思われるかもしれない。出来る限り客観的判断がしやすい内容が良い。 ・リーダーシップという表現に抵抗がある。もう少し違う表現が良いと思う。 <内容の着眼点> ・自分で出来ていると思っていても、改めて評価・確認する作業があることで振り返りの 機会になり良かった。 <習得時期> ・仕事の内容として任されない限り達成が無理な項目も出てくる。特に「管理・経営」。 ・自身のストレス緩和の項目は、評価する時期によって違う。入職後、間もない時期には さほど深く考えなかったことも、経験を重ねるにつれて深く考えてストレスに感じてし まうことも出てくる。わからないことを質問するのが問題ない時期もあるが、しばらく して「こんなこともまだ理解できていない」と思われるのが恥ずかしい。と考えてしま うこともある。 19.
(21) ・リーダーシップや組織、管理の部分は評価時期として遅い時期の設定になるし、1 年で の達成は難しいのではないかと思う。 ・未経験者と他部署の経験者では評価内容を変えると良いと思う。 ・非常勤者では経験の機会に恵まれない項目も多く、評価する時期について常勤者と同時 期に評価するのは難しいと思う。 ・社会資源の項目では、自分の担当する利用者の社会資源の使い方によって学ぶことが変 わるため、事例に基づいた習得である限り、担当利用者のサービスによって達成内容が 違ってくる。 ・ターミナルは、自分のステーションでは経験時期を遅めに設定していることと、非常勤 者では経験の機会が少ないため、かなり遅い時期に経験することが多い。そのため、修 得時期は遅くても良いと思う。 ・新卒で訪問看護を展開して行く場合と、他部門で経験を積んでいる看護師とでは望まし い習得時期が違うので、両者の修得時期を変えるとよいと思う。 取り組み結果4:評価表の改良 評価表の試行、及び評価表試行後の管理者・新任者インタビューの結果を踏まえて、表 7-1~4 に示す通り評価表の改良を図った。主な改良点は重複部分を省き全 102 項目とな ったという点と、評価項目に対する注釈をいくつか加えた事である。. 20.
(22) 表7-1.1か月時期の評価(26項目) 項目. 基 本 姿 勢. 番号. 指 標. 注 釈. 1. 就業規則などの組織の規律・ルールを理解した行動ができる. 2. 職業上の行為で公私の区別ができる. 3. 仕事に合った身だしなみができる. 4. 挨拶ができる. 5. 利用者及び関係者に対して丁寧・親切にできる. 6. 目上の者、上司、利用者等に対する適切な言葉づかいができる. 7. 来客・電話への適切な対応ができる. 8. 日頃の健康を管理することができる. 9. 訪問前に経過記録の確認ができる. 職場のルールに基づいた身だしなみができる. 10 訪問看護に必要な物品を整えることができる 上司や関係機関に何が大切なことか過不足なく連絡、報告、相談がで きる. 11 日々の看護活動について、常に報告・連絡・相談ができる 13. 倫 理 ー. ケ. コ ミ. � �. シ. ン ニ 能 力 他職種 連携 自 己 研 啓 鑽 発 ・. ストレスを感じた時に、他人に相談したり別のことに取り組んだりす ることによりストレスを緩和できる. ストレスの緩和とは新任者はストレスに気づくことができ、管理者は 新任者の変化に気づくことができる 守秘義務が課せられており、遵守すべきこと、共有すべきことを身に つけている. 14 守秘義務が遵守できる 15 個人情報保護の必要性を理解し、情報を適切に管理できる 22. 利用者にわかりやすく伝わりやすい言葉・声の大きさで言葉がけがで きる. 23 ケア前に利用者に適切な言葉かけができる 24 話を聞く姿勢で接することができる 29 他職種メンバーと円滑な人間関係を築くことができる 自己を客観的に評価することで自分に不足しているものがなにか、具 体的に把握できる. 32 評価表を用いることで自己の課題を明確にすることができる 33 訪問看護に特徴的な制度などの知識を明確にすることができる 46 正しい手洗いの手技を体得し、感染予防に努めることができる. 感 染 管 理. 47 安全に感染予防および医療廃棄物の取り扱いができる 48 感染予防に関する基本的知識を利用者や家族に提供できる 49 感染予防を訪問看護マニュアルに沿って実施できる. ネ リ ジ ス メ ク ン マ ト. 83 事故を起こした時はすぐに上司に報告・連絡・相談ができる 84 ヒューマンエラーは日常の場面でも常に起こりうることが理解できる. 21. ヒューマンエラーとは何かを理解できている.
(23) 表7-2.3か月時期の評価(33項目) 項目 基 本 姿 勢. 番号. 指 標. 注 釈. 12 事業所の理念を理解しその理念に基づき援助を展開できる 35 組織の一員として協力的に関わることができる 16 職員同士で互いの価値観や専門性を尊重できる. 倫 理. 尊重するとは価値観や専門性を認めてディスカッションできること. 17 利用者・家族の価値観を理解できる 様々な選択肢の中から利用者や家族が望む選択肢を尊重できる。また その必要性をりかいできる. 18 利用者・家族の権利、尊厳を尊重できる 19 利用者・家族の意思を尊重し、目標を共有して活動ができる. シニコ ケミ ン 他 連 職 携 種 �. � ー. 能 力. 25 利用者の意思を尊重してコミュニケーションをとることができる 30 他職種連携の必要性が理解できる 自己を客観的に評価することで自分に不足しているものがなにか、具 体的に把握できる. 発 自 32 評価表を用いることで自己の課題を明確にすることができる ・ 己 研 啓 34 知識・技術・態度などの不足を補うための自己学習ができる 鑽 40 利用者個々の状態・状況を的確に記録することができる 記 録. 41 サービス計画書に基づいた記録を書くことができる 42 報告書をわかりやすく書くことができる. 管感 50 症状や所見、検査結果などから判断し必要な感染防止が実施できる 理染 52 利用者の心身の特性について理解できる 在 宅 看 護 過 程. 53 看護・処置がスムーズに行えるよう準備ができる. 利用者宅の環境に応じて適切に準備ができる. 医師の指示を根拠に基づいて理解し看護技術を安全・確実に実践でき 54 る. 55 訪問後、速やかにその日の看護援助を既定の様式に記録ができる. 専 門 知 識. 62 尊厳・人権擁護について理解ができる. 看護協会倫理指標参照. 63 フィジカルアセスメントが理解できる(使いこなせる). 呼吸器系、循環器系、中枢神経系感覚系等の観察のポイントと、観察 点を言える. 64 認知症の高齢者について理解ができる. 認知症の中核症状、周辺症状がわかる。認知症治療薬の効果と副作用 についてわかる. 65. 褥瘡や体位変換の基本を理解し実践ができる. 褥瘡発生予防、重症度分類、経過評価用ツール(K式、DESIGN -R、ブレーデン、OーH)の利用目的がわかり、使用できる. スキントラブル時のケアや予防方法について理解し実践ができる. スキントラブルの原因がわかる。原因を踏まえてアセスメントでき る。薬剤等の使用を適切な判断で行える. 66. 専 門 分 野. 67 スキンケアに対する評価を行い必要なケアを選定できる. スキンケアの必要性について説明できる。利用者さんに合ったスキン ケアを提供する. 75 利用者の状態に応じた食事形態・必要栄養量について理解ができる. 食事形態や摂取栄養量は利用者ごと・利用者の状態ごとに違うことが わかり、選択した理由を述べることができる. 76. 食事(飲水)に対する問題の早期発見、報告相談、速やかな対策を講じ 経管栄養、経口摂取全てを対象とする ることができる. 77. 訪問看護業務の主な医療処置・管理(胃瘻・ストーマ・気切・Br.な ど)を安全に行うことができる. 78. 口腔内の観察を行い、適切なケアの実施や清潔に保つケアの指導を行 うことができる. 在宅での処置・管理が病院と同じではないことがわかる。. 79 救急時の心肺蘇生法(ABC)が理解できる リ ス ク マ ネ ジ. メ ン ト. プ. 車両の安全管理についてわかる. 86 利用者・家族の安心・安全・安楽を念頭においてケアを提供できる. 対象は利用者のみではなく家族も含める. リ. ー ー ッ. シ. 85 使用物品(訪問鞄内・車両)の安全確認などの整備ができる. ダ. 経 視 営 点 的. 91. チームの一員であることを理解しメンバーシップを認識した行動がで きる. 日々の報告、連絡、相談ができ、同僚間で助け合ったり気遣った りできる。事業所内のスタッフの役割を理解している 1日、1週間単位で行動計画をたてることができる 計画通りに行かないときは相談できるか、原因を明確にできるか. 94 時間管理を行い、計画性を持って業務を遂行できる. 22.
(24) 表7-3.6か月時期の評価(29項目) 項目. 倫 理. 他 職 種 連 携. 自 ・ 己 研 啓 鑽 発. 番号. 指 標. 注 釈. 20. 利用者・家族への個人的な価値観の押しつけを抑制できる. 21. 利用者・家族の人権や自由が脅かされることに対して感知できる. 29. 他職種メンバーと円滑な人間関係を築くことができる. 30. 他職種の役割を理解できる. 「人権や自由が脅かされる」とは介護放棄や虐待などによって本人 や家族の希望がかなえられないこと。. 利用者にとって適切なタイミングで他職種との連携を図ることが出来 31 る. 連携をとるタイミングが遅すぎないか. 32 評価表を用いることで自己の課題を明確にすることが出来る. 自己を客観的に評価することで自分に不足しているものがなにか、具 体的に把握できる. 36 達成可能な個人の目標設定・計画立案ができる 37 内・外部の研修に積極的に参加するなどの自己学習ができる. 在 宅 看 護 過 程. 56 利用者・家族の持つ力(強み)をみつけることが出来る. 問題志向型ではなく本人・家族の持っている力を見つけることが出来 る. 57 治療優先ばかりではなく、生活重視の考え方ができる. 利用者は生活者であり、治療はその一部であることが理解できる. 58 個別ケアが理解できる 59 60. 生 活. 利用者と家族を1つのまとまりとして認識し、看護の対象として働き かけることができる 訪問先・訪問予定を確認して、必要な情報をもとにその日の援助計画 を立案できる. 家族に対するケアの必要性が理解できる. 61. 利用者・家族のニーズを踏まえて看護計画の立案・実践・評価・修正 ができる. 71. 生活習慣の改善に向けた方法について利用者に説明することができる. 72. 生活背景と症状を照合し基本的な生活指導ができる. 本人の希望を聞きだすことができる. 73. 利用者の残存機能を生かし、自立した生活ができるよう指導ができる. 本人の希望を元に、本人・家族と共に考える事ができる. 74. 生活指導に関する情報を多職種と共有し協働して関わることができる. 80. 緊急時の対応ができる(訪問の必要性や救急車要請の判断など理解でき る). リ ス ク マ ネ ジ メ ン ト. 87. 利用者の病態から予測される問題に予防的に対処ができる. 利用者の状態をアセスメントして問題をあげて、計画的にできる 利用者や家族に理解できるように説明できる. 88. 事故を回避するための具体的な提案ができる. 利用者の状態や家族の介護力を考慮し、利用者や家族が理解し、利 用者に関わっている多職種にも実施可能な提案できる. 89. 事故後の対策を立てることができる. どのようなときに、誰に、いつ報告するか具体的に立案できるか 事故の原因を明らかにする手立を知っていて、再発しないために改 善の方策ができる. 90. 災害時対応マニュアルを理解し、災害発生時における対応について考 えることができる。. 災害時対応マニュアルを熟読し、災害時、まず何をすべきかがわ かっている. リーダー シップ. 92. サービス担当者会議(カンファレンス)で利用者の情報を共有し看護実 践に活用ができる. 経 視 営 点 的. 96. コスト意識(物品、報酬、経費など)を持ち、業務に取り組める. 97. 指示書・ケアプラン・看護計画・保険期間等の管理ができる. 分専 野門. 情報管理. 組 織 管 運 理 営 ・. 指示書・ケアプラン・看護計画・保険期間等を見落とさない工夫を している. 100 情報を整理し適切に保管・活用ができる. 職場内の情報管理の取り決めを実施できる. 101 ステーションのサービス内容の概要を理解し、他者に説明ができる. サービス内容をノートなどにまとめて利用者に聞かれても困らない 工夫をしている. 102 同僚が困らないように物品を整備・補充ができる. いつもどれだけストックが必要か、整備・補充の方法を知っている 記録簿を記載している. 23.
(25) 表7-4.12か月時期の評価(15項目) 項目. 自 ・ 己 研 啓 鑽 発. 番号. 指 標. 注 釈 自己を客観的に評価することで自分に不足しているものがなにか、具 体的に把握できる. 32 評価表を用いることで自己の課題を明確にすることができる 38. 管理者などから指導を受け、主体的に看護研究に取り組むことができ る. 39 事例検討を行い新たな実践に役立てることができる. 社 会 資 源. 43 地域の保健医療福祉資源を把握することができる 44 地域の社会資源についての情報収集方法を把握できる. 地域ごとにある社会資源情報がどこで収集できるかを知っている. 45 社会資源を療養生活に合った方法で提供できる. 専 門 知 識. 68. 緩和ケアにおける痛みを身体的・精神的・社会的・スピリチュアルな ものとして観察し評価できる. 89. 緩和ケアにおいて疼痛緩和のために使用する薬剤の作用・副作用を知 り薬剤管理ができる. 70. 緩和ケアにおいて疼痛緩和のための方法を理解し実践ができる. 分専 野門. 81. 在宅における終末期看護の展開において家族への指導も含めた対応が できる. リーダー シップ. 93. 必要に応じて在宅医療において看護師として役割を発揮できる. 経 営 的 視 点. 95. 訪問看護制度に関する加算について説明ができる. 98. 訪問看護に関する法制度を理解ができる. 99. 運営理念が理解でき、事業所の目標達成に向けて行動できる. 運 管 組 営 理 織 ・. 痛みを全人的なものとして考える事ができる. 常に家族の気持ちを考えながら、ターミナルケアを展開できる. 多職種の役割や看護職の役割を理解している 事業所における加算について知っている 加算の意味がわかる. 理念に関連ある自己の目標がある. 103 訪問看護の報酬体系について説明ができる. 取り組み結果5:研究成果の報告会 平成 26 年 2 月 23 日(日)13 時~15 時半の日程で、岐阜県岐阜市の長良川国際会議場 の国際会議室にて、研究成果の報告会を行った。本報告書の末巻に次第、及びプログラム を掲載した。 この単元では、報告会の参加者に行ったアンケートの結果について述べる。 1.回収率および有効回答率 アンケートを参加者 36 名に配布し、31 人から回収が得られ(回収率 86.1%) 、全てを分 析の対象とした(有効回答率 100%)。 2.対象の基本属性(表 8) 年齢は、 「40 代」と「50 代」が最も多く各々9 名(29.0%) 、次いで「30 代」と「60 歳 以上」が各々6 名(19.4)であった。性別は「男性」が 2 名(6.5%)、 「女性」が 27 名(87.1%) と女性が大半を占めた。職位は、 「管理者」が 15 名(48.4%)と最も多く、次いで「スタ ッフ(看護師) 」が 6 名(19.4%) 、 「所長」および「その他」が各々4 名(12.9%)であっ た。職位は、 「管理者」が 15 名(48.4%)と最も多く、次いで「スタッフ(看護師) 」が 6 名(19.4%) 、 「所長」および「その他」が各々4 名(12.9%)であった。 24.
(26) 表8.受講者の基本属性 項目 人数 年齢 30代 6 40代 6 50代 9 60代 9 不明 1 性別 男性 2 女性 27 不明 2. 項目 % 19.4 職位 管理者 19.4 スタッフ 29.0 所長 29.0 その他 3.2 不明 6.5 所属 連絡会 87.0 教育機関 6.5 不明. 人数 15 6 4 4 2 23 3 5. n=31 % 48.3 19.4 12.9 12.9 6.5 74.2 9.7 16.1. 3.報告会の満足度・理解度・看護の業務への活用性 報告会の内容の満足度は、 「とても満足できた」が 19 名(61.3%)、「満足できた」が 10 名(32.3%) 、内容の理解度は「十分理解できた」が 17 名(54.8%)、 「理解できた」が 10 名(32.3%)で各々大半を占めた。今後の業務で活かすことができるかは、「できる」が 16 名(51.6%) 、 「だいたいできる」が 13 名(41.9%)で 9 割以上を占めた。 4.感想・意見 報告会の参加者からの代表的な意見を以下に示す。 ・新任者教育はスタッフ全員、さらに病院や施設の垣根を超えた看護会全体で考えていか なければならないことであると感じた。そのために、新任者を共通の視点で、定期的に、 出来ていないことだけでなく、出来ていることを評価することが必要であると思った。 ・個々のスタッフの個性を生かせる教育をしていきたい。 ・とても参考になった。無理せず、自分自身も高めていきたい。 ・現在、病院でのラダーを使い、訪問看護には合わない評価をしている。訪問看護師を OJT で評価してよいのか考えている。 ・ステーションの管理者の学ぶ人材育成は、看護教員としても学生を育てる上で学習すべ きことがとても多くあった。訪問での実習で、学生にどんなことを振り返らせたり、学 ぶ手助けをするべきかを再認識できたりした。在宅看護の魅力を若い世代に伝えたい。 Ⅴ. 考察 病棟看護師の経験年数は、管理者が平均 11.3 年、新任者が 5.6 年であった。本調査の対. 象となった訪問看護師のほとんどは、病院での看護や様々な医療処置を経験したうえでス テーションへ入職していることがわかる。 「すでに達成」の回答割合が最も多かった項目は、管理者の評価では「仕事に合った身 だしなみができる」と「個人情報保護の必要性を理解し、情報を適切に管理できる」 、新任 者の評価では、 「仕事に合った身だしなみができる」と「守秘義務が遵守できる」であった。 これらの項目は、病院での看護でも共通に必要な内容であり、入職後早い時期に達成がで きると示唆される。一方、管理者、新任者別の主観的な達成状況の比較において、有意差 を認めた項目「サービス計画書に基づいた記録を書くことができる」、 「治療優先でなく、 25.
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