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熱と水分の移動に伴う不飽和土中の溶解性汚染物質の輸送構造

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Academic year: 2021

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Title

熱と水分の移動に伴う不飽和土中の溶解性汚染物質の輸送

構造( はしがき )

Author(s)

佐藤, 健

Report No.

平成6年度-平成7年度年度科学研究費補助金 (一般研究(C) 

課題番号06650535) 研究成果報告書

Issue Date

1995

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/195

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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はしがき 21世紀は「ゴミの時代」とも言われ、産業廃棄物も含めて、ゴミの処理・処分 の問題は、21世紀を迎える我々が解決しておかねばならない大切な課題と考える。 本研究課題では、処分場地盤内での汚染物質の挙動を把握するために、室内実験と 簡単なシミュレーションを行った。処分場内の汚染物質の立振舞いが力学モデルで 正確に記述できるならば、処分場における除洗対策や跡地利用を考える上で大いに 役立つと考えたからである。本成果報告では、主にシミュレーションの方法とその 結果についてとりまとめた。 埋め立て処分場内での汚染物質の輸送ルートを追跡する上で、水分の移動ととも に熟の移動も欠かすことのできない要因である。我が国の管理型処分場にあっては、 埋め立て地の底部にゴムシートを施エして、浸出液の漏洩を防止し、地表面は覆土 によって発生ガスの無秩序な拡散を抑制している。いずれも間隙水とガスの動きを 念頭に置いたものである。これらに加えて、熟の移動も注目したい。処分場表面は、 真夏の日中、60℃以上の高温となり、ゴミの中には分解熟を発生するものもある。 このようなことは、処分場地内の過酷な温度環境を予想させ、このような地盤中の 汚染物質の挙動を考える上では、熟の影響も重要な要因であると考えた。 不飽和な地表付近では、蒸発によって液状水が水蒸気へと相変化して、潜熱が発 生する。こうした熱が、土中の水分移動と溶質輸送にどのような関わりを持つのか、 研究的にも興味がある。「ゴミの時代」を迎える我々の現実的問題に対する答えと ともに、熟と水分移動が生じる場における溶質の輸送構造を解明しよう、と欲張っ た目標を設定し、研究を継続しつつある。読者諸氏のご批判、ご指導を頂きつつ、 精度向上に努めたい。

参照

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