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扇形導体プラスチック絶縁電力ケーブルの諸特性

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U.D.C.d21.315.212.3

扁形導体プラスチック絶縁電力ケーブルの諸特性

Chal ̄aCteristics

of Segmental

‥川手鳴体〃)抹川け,3心屯ノけ-Conductorl)1asticsInsulated

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1.緒

口 ここ10数咋閃の介成ゴム,合成樹脂絶縁電力ケーブ′しの進歩はが) ぎましい「、まず,プチ′レゴムは行成ゴムの代表的なものであるが耐 すゾソ件,耐水什,耐鮒乍に宕ム,砧電肝ケープノL川絶縁材料とし て滴Lているため,Jムlこケーーブ′1分野に仲川さJしている(1‥2) --・几 介成樹脈のf㌧ノミでぁるポりエチレンほ,誘電肘タこが′卜さ√.: 絶縁耐ノJが人き∴ 仙薬ん仲トもートて、+Lていろ什ご,熱附ヒ件な除け ば電気絶紹H ̄料として押想的なヰ)のに近い-、この+川エチレンの熱 附ヒ件右ご分/≠+叫ヒ′、柑i付二.1こり政洋Lた架橋ポIjエチレン比 ブ ナ′いゴムと同1乍の耐熱作な指ら,lノかもケープ′しとして比較した場 /㌻に畔窮鼠で外子羊も′トさrこなるJ)で,規fl三急速な普及不二一遂げている.. これ〔)の縦線材料糾山、たケーブ′1′の人きな利瓜ま,月小)拙いが 輔妨で,イ】f設場所〃〕1■.t地条件にほとんどノ.てイJさ+Lず,また,保一、1二む 必螢としないことなどで丸ろ しかし,大凱こ班ノー1はJtる6kVl、ノ、 卜の3心トーーゾ′Lト′・一ノいてヰ)人多数がlリ形噂体肺道で舟)るた〟),瓦i 形噂体のべノLト紙ケーブ′Lと比較して外f羊がかなり大きいケこ∴■∴が滋, る。ケーーブノL外作の鮒小にけ,絶縁l′軸巨をイ一丁卜させて絶縁体厚さ石▼一 帖械寸(ノと州恥二,絶縁紙心のrli枯ネな.;■紳)ることが必軒ごある.-、 こ叫l的のた桝こ.ろ代打イ)け,柑■l!け---ブ′Lノ)年竺湖ギ湖ミ…右ご拭と Lて,ノノか「梢体〟 ̄)ホリ二lニイーレン.「∴Lび架橋ポリユー子レンケーーブ′Lろ_・ 川 ̄J発し七J脚一手噂体ケーーブ′Lは, ̄搾油l■j形噂体ケーーブ′LJ)外祥子ご1n %1リ、卜緋′トナることができろ.立た.こ♂)ため7ノしミ▼;指体糾釧】し ても,従来とほけIiq・外作〝)トーゾ′Lで,川 一-ハー心材作員二ろ二附呆+-ろことができる‥ 現れ 銅鞘抑の丁㍍懸け諸六の7ン′ミラ ′さいに7′Lミ化のプルト移7√Lてい々:j 什ご,+く肝Ttiでは亡附こ砧什多7ノLミ噂休 ′ノ∴∴ノ、′L仁_一卜休上して一;′じノミろ..

2・各種ケーブルの比較

▲舶批梶川l州六・に川い1')れろ61くV ニ王心ゴノ、・プラスチック′屯ノノケーゾ′L に/Jいて,竹-いイIJこ没‖抑)`l丘糀ゲ享鼓むノ.ヒ i軒とし,ケーブ′L外繹,弔量な1七較L′ た緋架は第1図にホー+1とおりである、「 了㍍㌔川け′しミニウムのJ耶琵ヰくは電1こ 川軟鋼の約61ノ%であるので銅噂体と いjし屯流`≠絹:ン.什1三たせろには約1刷〉■† √ハ噌体肘佃i桁〟け-ブ′Lむ仲川Lなけ =it`止;胡1件ノしニヱ?汁[l■塙_I二喝 /′ ̄1かL)ノノ ̄--ブ′L噂体はし 叩 3n リノ (2.. 101) ∈E サオ+√--十 jLばなじ二Jないが,脚仔より組またほ応i形ソリッド蒋休な採川十るこ とにより,銅噂体l-1j形より維とほぼl行卜外得でよいことになるL.さ らに,雨量が常し一て軽減されろので,輸送やれ子娃==二でのfル∴‥土 大きいL、 次に銅;年休ケーブノし〝)見な比較すJ=よ,赫汚より純米桁ポリエチ レン′トーブ′Lは,電流舛景450Aに.卜し、て.外子羊,市最とヰ)にそJL ぞれ ノーr-′Lてり、ケーブノ川 ̄)ホニ;%およぴHl%,l■川≠.Lり綿架憶′ト リエチレンケーブルの9n%.・】■ゴよぴ93%とな();〉 また,こ〟 ̄)帆r叶L  ̄人絹 ̄邑のも叫まど財貨で丸ろので,′ト解邑り∵一ゾル不_1恥-「げ締榊叶

が期待できろL-3.扇形導体ケーブルの構造

ケーブノし諸特件の検討に肌、られた扇形噂体は,銅一丈り線,アル ミより綿,7ルミソリッドの3稚類である。より線はローノLによ り呟形されたものである「、ソりッドのも叫よ貼岩崎に加 ̄1潮化石_一′I三± こさないよう特に汀意した‥ ケー1ブノLの噌体り、外の構造、ト法(・lりIS C36∩4(+川ユニ7-レン絶総ビニ′しシース稲カケーーブノレ規柄)に叩蔓 じた〔-, 噂休退へいは架橋ポリエチレンケーブ′Lにノ ̄ノいてのム施し7ニ. 維総体卜には,、t乍増電件布テープと銅テープにエろ遮/\、いJ郎_一設 け,そのままより子ナJ)せビニノLシーースを施した‥ トーブルの什様を第1表に,またおもな矧㍉-■■の外観左′第2図に示 す(第1表のN().4-ブ′Lけ如北竜ノブ株式三ミ什へ納入したものでふケ る)「ノなお弟1表のケーーゾ′し仲別のN‖.け‖トハ本文心⊥)二び瀬〃)N(). に対応すろ., ⑤〔心 甘 +--一一⊥---1- ⊥---+-⊥ ____1__¶_⊥__¶ 20() :】(川 4仙 5(川 `在7右.ミ′ノFら1-rA) ケーー「ノ′L綿別 ・iノf休‖什 斗ご恰イ7りtナしニ ケーー・プ川 棚 り=気丁 ̄■lTrl ケ ーナ川 鍋 筍11宅】

-¶71-増什汗き北 ‥川三上り線 砧耶いJ操 行 侍 ケ (∈ ヱ 姻博∵---巧) ㈲ 愉 2()0 ノー■ ニ川l) 4nり 11三さガ亡′〆Fら1:(A■) 甘+紹.でりT.一事-レン′「-ポリ T一子ーLニノr一て/)ノⅠ プJ′1 ̄り、ヤー ̄7〝り 〝)比 中′と 〔盲1 仲 (豆 ̄1 5()r)

(2)

1706 「l円和40年10月 奉加ネ、対 (116k173〉ご150】111112 上1川ラフ-■1作′糾う汽・卜I 目 立 ご1丁‡2LLくⅠ 10kg 20kg _⊥______+ (ミ リ ー.にJl(k\・') ∽ 0・ (+シ 怒増田抑仙 ′′ _1____ _1 12 15 第3川 村l暮【】l】り柊の.誇`.壬川三帖 第1プ言 6kV3心ケーブ′しの什様 30kg 4()kg 仙巾

第47巻 第10号 慧亀 (2・fik\r3′′325tll1112 トノ】【∴可亡休・-ドり ̄一十レンケ=イ′L  ̄7 ノL +1ri rl 哨 作 壬1こ 付 形 シ・・一 ̄7、′L怖別 \ 単  ̄ ̄ ̄\\ f、i 称断向椛 †'モ ニl人二 ×帖.) 絶 綿 休JiTし 7'--ソ■挿さ ーソ惇 よりrり)せ外繕(約) 巾 ̄ノ'ノ捏、亨悍し羊 ヒ ̄ニ/いンーー  ̄′、ノーノこしさ 標準什卜外字羊(約) 槻 ちうlこ・h l ム上人j引木肌杭(2け℃) ふ主小絶総机杭(20℃) 詳 解 -リ†=l■また mm2

mmmmmmm…認㌦

A 紫柄こいノ ̄-一戸レンケーーナノL

No∴ ̄ ̄ ̄1 ̄諒盲丁芯

150 釧 路形.1こr nU り八U ハU 5 、ソ】 2 ハリ 八U 2 1 3 5 0 〃U 4 11 5 ● 5 , 4 〔U O 只U ハリ 3 6 ハリ 1 4 315 Nl).け‖トリ)人ト ̄.対比、す∼:j. 節2プ壬 わ く 150 7/L り級 4.0 0.25 0.1 4S.3 0.5 :ミ.() 56 3,460 0.204 1,50U 250 150 ′L 上1.1形 ソ】j・ノト 4,0 0.25 0.1 44.9 0.35 3.0 52 3,270 0.21)4 1,500 1 り ∴ ヰ ケ ーー  ̄′ L No.4 2()0 1 伝j形 ソ り・ノト 4.5 0,25 0.1 51.0 い.5 3.5 59 4,220 ().148 1,501) 250 1 270 試 験 代 No.5 :う25 【 揃什き リ ヅト .5〉く27.只 4.5 q.25 0.1 59.0 り.5 3.5 67 5,770 (),0914 l.50U 37() ′ノL帥別 +1二i 11 哨 休 航 椛 よ之/km†20℃′) 純 結 帆 杭 /`Fノkllr(20℃) ∫■沖ノーピザf l M£}/km(2(I℃) lrli・1 ■心 什 kV ム1電気 規桁伯 測謹伯 脱附向 i■別荘偵 舶附l良 川従伯 .規格帖 御心flrt 欠椚√卜り一ニーf-レン′7・--ソ′L

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1,50()リ、11,51)()1リ、! 40,()l)0以1 0.41一人卜 0.327 17kv XlO分 +し± 4(い)Olけノ、 U.41リ、卜 0.310 17kv XlO分 良 0.2041リ、1 0.191 l,51)0リ、l :iO,00Uリ、1 0.4l ̄ノ、卜 1l_r一丁-し′ No.4 0.14別り、1 0.137 1,5()01、11 50,00(ル1t ().411卜

1冒一諾!1冒●ごご

×10分: ×10タ〉 山 I J箋

4.各種試験結果

的特性 -  ̄ノ/1 N().5 0.0914トノ、1 0.0871 1,5001リ、j 3(),0り01リ. 0.4い1 0∴i56 17kV Xl()う〉 J辻 ノこ収ケープ′し〝)わ、∴シt験城績む弟2表に.虹ノミ.州ご・■トによモ:Jコロナ ここ胡毒‡なl、ノぴに破壊.さぺ検収績を舞3表に示す′. lり「ト郎宋心 第∠′l川 働甲州i打消卜ご拭騒軒休糸.1i果 純綿体上申体 符‡3ノミ 破 壊 試 験 戊 続 イ′L印刷 叫 r】 仁 帖 間 破 峻 名 川 -kV■ 、:棚kVノ:州うナ1-5kV′・′301)ナ=い †ン ハ ′1∴ 破壊`Fl肝(kV) けl.i=化150kV/3l円け10kV/′3li・桝Jlて) +七特lり破壊`fE什二(kV) 1301くⅤノ30分15kV′/30分科い J開始`一にJ卜(kVI ユ,とl峠!芦口破壊′心肝(kV) lニiOkV../3()う}+5kV′/30分・シ‖い =ト1.11州 範 什 2.l,.こぺ雛▲祭ri二 架胎十り二r一千レン ケ  ̄7 ノL

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75 75 糾〕 220 280 270 20く 75 75 70

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75 8() ケ・ 30川 80 70 75 250 260 260 2()く 7t) 70 捌) 75 65 70 300 240 240 18 60 55 65 20く 75 75 70 外洋ノ)10†六 ′咋㌢lE流ゾ、) 1一什ナ ウ′L 【ニ12 り1 Jミリ.こ▲ニナLン ケ ー プ

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90 85 9() 270 290 270 17 16時l抑ヰニーl・ 95 95 90 310 310 330 17 糾 75 75 20く 仙川ふ(駐ソ)条什は ケーーブノL外子羊の1(=たのてンドレ′=こ打トって 100I蜘州し,こJLな=ニーナ線にJ大してJ丈村側に180蜘t川11し,また巾二 ‡Li.しにJノj- ̄卜.こ叫染作を1いりとして30川くり返しノた.〕l ヒーートサイケノL,拭験は,ケーブル許狩電流の1.2什子の電流を1サ イクル24柑川「い8=榔i]の-ち油謁し,これキ12サイクル行な一つた。 第3図に(上,N().1お【LびNo.4ケーブ′Lの,くりi喧し仙…前後の 修一㍍1H安一宇引1三柑ゾ1モネ_・ホ十.-.この紙り土ではエり純増休ケーブルのほ ・うがわすかにすl二、'JLていろ(-Jこ川よ,ソリ、ソドア′しミ噂体の郎=千慮 さがノ(きいため,納ナ∽ソなどにい・∴ミこんしわが`#りべつすいものと  ̄鞍_▼Lりしノ乙..しかL`j三信弓〝) ̄【 ̄二ifl二に際Lて,ニのような過酷な曲けほ

-72一

(3)

扇形導体

ス チ ック 第4表 衝撃荷重落 ̄F試験解体結果

(訟毛別rな還、日.漂

i引イこ l 絶緑化 半1導電 性 布テJ⊂

極へい

甲 丁-7し おさえ 申 丁-ブ ビニ′レ シース 備 考 10 l ;1 ○ ○ ○ (⊃ (⊃ l ○(′1)衝撃川

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(2) おいノの糊七 150m蒜 900 10R (3)符号 ○印:異常 なL △印:Lい㌻ふ ×印:き裂 ■■4)変耶率 旦±x100

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第5表 EI値 測定結果

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7JノL種別 mm2 mIn mm kg-cln2 架橋ポリエチレンケーブル

No.1i No.2 1 No.3

150 エリ線銅 55.6 9×104 150 1 150 より線 ̄7′ンミ 55.2 6×104

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1.3×105 7六リエチレンケーブル

No・4】No・5

200+

325 ソリッド アル ミ 60.6 2.1×105

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(注)No.仕上外径は定測値を示す二 困難であり,また誘電正接の絶対値と第3表のコロナ開始電圧から, 実用上問題ないと考えてよい。 4・2 機械的特性 4.2.1衝撃荷重落下試験 一般にケーブルは衝撃落下荷重に対し最も弱く,落下物の先端 形状が鋭利なものほど影響は大きい。プラスチックケーブルはゴ ムケーブルに次いで耐衝撃性は大きいが,ここでは導体種類の差 をみるためNo・2とNo・5すなわち,より線7ルミとソリッドア ルミ導体ケーブルについて比較した。 試験はJISC3004(ゴム絶縁電線試験方法)によって,10,20, 30および40kgのおもりを高さ1mの点より,絶縁線心の直上に 落下するよう試料の方向を定めて行なった。またNo.2では交流 17kVを加電したままの状態で試験した。 試験後の解体調査結果ほ弟4表に示すとおりである。加電中に 衝撃荷重を加えても,その瞬間あるいは直後にはプチルゴムケー ブルの場合(4)と同じく容易に絶縁破壊は起こらない。しかし, 20∼40kg-mでは外観にはほとんどこん跡ほ残らないが,弟4図 に示すように銅テープや絶縁体などにき裂がはいっており,ケー ブルの寿命を著しく短縮する原田となる。 なお,ソリッドアルミ導体ケーナ′レは衝撃応力が一線心のみで 緩和されるため,他線心への被害ほより線導体ケーブルより少 ない。 4・2・2 曲げ強さの比較 ケーブルの取り扱いやすさを知る一つの目安として,片持ばり

絶縁電力ケ

ブルの諸特性

誘やマウス マン ホーJレ ⊥)(岩.N L G ケ一丁ル

トラム 1707 声O中耳・ \ ⊂> ♯ポート 宍

臼:二==…

第5図 ㌢-ブル引入れ状況略図 管絡 第6図 マンホール内の誘導用コロの配置 法iこよるたわみ試験で曲げ強さの比較を行なった。曲げの強さは ケーブルの合成ヤング率(E)と,合成断面二次モーメソト(りの 積で表わされる。試験は長さ1・5mの試料の上端を固定して垂直 につり下げ,下端に張力計を取i)付けて水平方向に往復数回引衷 って,張力とたわみ量の関係を求めた。この関係はヒステリシス 曲線として図示されるので,この傾斜角より低荷電状態でのE′ 値を計算により求めた(5).。 試験結果は弟5表に示すとおりである。 No・2とNo・3を比較すれば,ソリッドアルミ増体ケーブルはよ り線導体ケーブルの約2倍の曲げ強さといえる。また,E′値は導 体断面積にほぼ比例している。次にNo.5の325mm2ケーブル を,70kVlx400mm20Fケーブルの且J値19.2×105kg-C皿2(5) と比較すれば,曲げ強さは1/7であるので延線にほあまり問題で ない。ただ,曲げ強さに対しケーブルが軽いこと,曲げに対する 塑性変形量が小さいこと,端末および接続⊥事の際の小細工がよ り線導体ほど容易でないことから,曲げにくいという印象を受け る。前2老は金串による架空延線工事の際などではむしろ有利な 特性である。後者は今後工具の開発により解決しなければならな い問題である。 ム2.3 引入れ試験 前述のたわみ試験から,ソリッドアルミ導体ケーブルの布設工 事は問題ないことがわかるが,ここではNo.5の325mm2ヶ_ブ ルを試料とし,管路引入れ試験を行なった。.試験には日立電線株 式会社日高工場構内の実験用マンホールと6インチのユタニット 管路を用いた。 弟5図はその状況を示した略図である。 この試験では引入れ条件を過酷にするため,管路口に近い側の

(4)

-73-1708 昭和40年10月 日 止

第47巻 第10号 20 18 16 600A通電 ケーブルの伸こ\' 「←速断 (E∈)S萱Gミト一心 有二2わ昆:14.2m プルの剖本温雪 (Uし桝表皇賛G一∴卜1ト 0 ∧U 八U O (U nU O O 9 8 7 6 ■.〇 4. 3 2 10 0 1 60 120 180 240 300 360 1,080 時 間(min) 第7図 ソリッドアルミ導体ケーブルの伸びの温度特性 (U.ロN\90マ)真空望 アルミ導体のふ(64.5mm2;詫体■1 一一か--ベトーーくトーーンーーい-・ぺ---く-一一---C---く 7ルミ対アルミニュんだ接続(64.5Ⅰロm2樹木■■・ アルミ対銅圧縮接続(150mm2導体: 0 100 200 300 400 500 600 ヒートサイクル回数(回) 第8図 ヒートサイクルによる抵抗の変化 Bマンホールロよりケーブルを引入れた。引き入れ準備としては マンホールロにラッパ状の誘導マウスを固定し,管路口にケーブ ル誘導用コロを弟る図のように配置した。 この状態でケーブルを40m引き入れたが,最終張力は140∼150 kgであった。管路のみの摩擦抵抗は,摩擦係数を0,5としても約 60kgであるので,80∼90kgがドラムの繰出し張力と,ガイド屈 曲部分での抵抗に相当する。マンホール入口側の抵抗は管路長さ とは無関係であるので,長距離管路延線の場合ほとんど無視で きる。 この試験の終わりに管路出口の引出し部にて,立上り工事の癖 取り試験を行なったが,4名の作業者によりケーブル外径の約15 倍の屈曲半径を保ち,容易に立ち上げることができた。 4.3 熱膨張伸縮試験 電気用アルミと銅の線膨張温度係数はそれぞれ1℃につき23× 10 ̄6と17×10 ̄6であり,アルミのほうが約30%大きい。このため アルミ導体ケーブルを採用する場合には,あらかじめ使用時の熱膨 張収縮を考慮し,ケーブルのスネーク布設やマンホール内でのオフ セット量に注意しなければならない。 この試験は,伸縮が問題と考えられる325mm2ソリッドアルミ導 体ケーブルを15.5m(有効長14.2m)用いて行なった。ケーブルを コロの上に水平に配置して片端を固定した。他の自由端にはダイヤ ルゲージを取り付け,導体温度がほぼ90℃となるような電流(約 600A)を通電したときの伸びと,電流を遮断して導体温度がほぼ室 温に戻るまでの収縮を調べた。この結果は第7図に示すとおりであ る。ケーブルの伸縮量は計算値より15%ほど少ないが,この差は線 心に"より”があるため,円周方向への逃げで緩和されたものと考え られる。しかし,実際の布設工事計画に際しては,この差は安全率 として無視し,計算上の伸縮量を基準としてよい。 第9図 モールド後のおさえテープハク離状況 なお,この試験の際,ケーブル表面長手方向に粘着ビニルテープ を直線上にはりつけ,伸縮時のねじれを調べたが,ねじれほ全然な かった。また,絶縁体,シースともに導体にまったく追従している ことも確認した。

5.ケーブルの接続

5.1導体の才妾続 扇形銅より線の接続は,普通導体と同じくスリーブを用いたほん だ揚げまたは圧縮接続が容易にできるので,ここでほアルミ導体の 接続について述べる。 アルミ導体の接続として実用,または検討されているものに,は んだ揚げ接続法,圧縮接続法,溶接接続法,アルミ鋳込法,テイカ ウェ′レド法やボルトによるクランプ法などがある。これらの接続法 のうち,従来の銅導体接続技術をそのまま利用できるものは,ほん だ揚げ法と圧縮法である。前者はアルミ対ア′レミ,アルミ対銅の接 続に,後者はアルミ対アルミの接続に適している。 5.1.1はんだ揚げによる接続 銅,銅合金,鉛および鉄などのほんだ接続は,スズー鉛系合金 と,樹脂などのフラックスを使って行なわれる。しかし,アルミ は空気中においてきわめて短時間に酸化被膜を形成し,この被膜 が機械的に強固で,電気的に高絶縁性であるため,アルミの接続 に当たってはこの被院を特殊なフラックスで化学的に溶解する か,あるいは棟械的に破壊して除去しながら行なわなければなら ない。より線接続の際,各素線の表面をほんだで"湿らす”ため には,特殊フラックスの助けが必要であるが,いったんアルミ表 面をはんだメッキすれば,あとほ銅などとまったく同様にはんだ 付けが可能となる。 5.1.2 圧縮による接続 圧縮による接続はスリーブと圧縮工具を用いるだけでよく,簡 便であるので広く用いられている。ところがアルミ対銅などの異 種導体接続においては,互いの金属の電極電位が異なるため,わ ずかな水分があっても局部電池作用による低品位金属(ここでは アルミ)の腐食が起こる(6)。これを防止するためアルミと銅の接 触面に特殊な合金層を介在させたうえで圧縮接続する。この特殊 合金層はアルミとはぼ同電位のもので,アルミが直接腐食するの を防止している。 5.1.3 導体接続部の特性 導体接続部の特性判定の基準としてほ,導体接続部抵抗,引張 荷重などがある。前者は接続部と同等長の導体抵抗値より接続部 の値が低いこと,後者は導体自身の引張荷重値の50%以上である ことが要求されている。これらの性能のはかにさらに重要なこと ほ,負荷ヒートサイクルによって接続部の抵抗値が変化しないこ

(5)

ー74-扇形導体

プ ラ ス チ ック

絶縁電力

ケ ー

ブルの諸特性

1709 とである。ヒートサイクルにより接続部の抵抗値が上昇するもの でほ,長年月にわたる満足な使用に耐えることがむずかしい。 弟8図ははんだ接続部および圧縮接続部のヒートサイクル後の 抵抗値の測定結果を示したものである。いずれも抵抗値の上昇は なく良好な結果を示している。 5.2 絶縁体の接続 6kV級ゴム・プラスチックケーブルの絶縁体接続は,通常自己 融着性テープ巻きで十分であるが,寸法に制限がある場合,完全水 密性を要する場合や,移動用を目的とする場合などでは,ケーブル 絶縁体と同質材料によるモールド接続が必要になる。 モールド接続においても,導体を接続し絶縁体を鉛筆削り状に削 i)とるまではテープ巻き式と同様である。このあとモールド部分の 絶縁体として,照射ポリエチレンテープ(ハイレイテープ)を所定 の厚さに均一に巻き,内部加圧と紫形のためマイラーテープを2層 巻いて軽くおさえ,この部分を加熱し溶融接着させる。この加熱に は電熱線を巻いて通電加熱するか,トーチランプを用いて部分加熱 をしてもよい。ただし,トーチランプによる場合は,直接裸火を線 心に当てないよう保護層が必要である。 架橋ポリエチレンケーブノしでほモールド部を150∼180℃に約10 分間保ち,内部が透明になるまで加熱を続ける。このあと徐冷して 80℃以下になったらマイラーテープをはぎとる。弟9図はモールド を終了した線心を示している。 ポリエチレンケーブルの場合も同様の方法で可能であるが,加熱 温度を低目に保ち線心が溶亡すないよう注意しなければならない。 絶縁体モールド接続後の外部シース接続処理は,使用場所,使用 目的に応じて,一般テープ巻式接続の場合と同様に行なえばよい。 このモールド接続ほ30kVケーブルまで実施し実用に供している。 なお,6kV以下のケーブルの絶縁体接続にほ,以上の方式より簡 便な,絶縁コンパウソド注入方式も検討中である。

る.結

□ 以上,今回開発実用化した6kV扇形導体ケーブルについて述べ たが,これらの要点をまとめると次のようになる。 (1)扇形導体3心ケーブルは,従来の円形導体ケーブルより仕 上外径が10%以上小さい。このため重がい装を必要とす る鉱山用立坑ケーブルや,化学工場用垂防食ケーブルで特 ミ・こ経済性を発揮できる。 (2)扇形導体構造のケーブル製造技術が確立されたため,導電 率の低いアルミ導体の採用が容易となった。 (3)ソリッドアルミ導体ケーブルは,取扱作業の困難性が懸念 されていたが,普通導体ケーブルと大差ないことが確認さ れた。むしろ,金串による架線工事などでは軽量でたわみ が小さいため布設が容易である。 (4)アルミ導体ケーブルの接続法として古・も はんだ揚げ法,圧 縮接続法が確立され,負荷ヒートサイクル試験でも異常は 認められなかった。 (5)絶縁体の接続は目的に応じてモールド接続ができる。 この種ケーブルについてはまだ多量の使用実績を得るまでには至 っていないが,今後6kV級をはじめとし,さらiこ高電圧ケーブル へと進められるものと考えられる。 終わりに種々ご指導いただいた東北電力株式会社関係各位,日立 電線株式会社の各位に厚く謝意を表する次第である。 参 茸 文 献 1 2 3 4 5 田田岡田辺掘西 其依増富渡36川

和岡岡本野 内 大書+古橋嗣 大 上田木藤菓 水富橋加千 日立評論別-21,8(昭32-12) 佐藤:日立評論別-35,47(昭35-5) 浜田:日立評論45,1869(昭38-11) 佐藤:電四遠大905(昭36) 卜部,遠藤:日立評論別-43,12(昭 日立評論45,828(昭38-5) 特許第315241号(特公昭39-1471号) アナロ

グ計算枚用嶺分コ

ンデンサー アナログ計算機の総合演算誤差は,従来からその原因解明のため の種々解析が行なわれてきたiこもかかわらず,決定的な要因がいか なるものであるかについては全く不明であった。本発明はその要田 が積分器内におけるコンデンサーに依存することを見いだし,この 演算誤差を従来のものに比し,著しく小となし得たものである。 一般にコンデンサーほ吸収現象を呈するが,図示するような積分 器のためのコンデンサーとして使用した場合,演算誤差ほ誘電体の 分極率をα,演算周波数を仙とするとg(α)山α七表わされることが わかった(∬(α)を積分器吸収誤差係数と呼ぶ)。そのため本発明は 誘電体として吸収誤差係数が小さい高密度(比重0.94以上)のポリ エチレンを使用し,さらに静電容量温度係数が常温で影響のない状 態(1×10 ̄4以下)のものを用いるようにしたものである。このよう な構成を有する本発明のコンデンサーは,アナコン用の積分コンデ ンサーの領域で使用した場合,従来のものに比し演算誤差の著しい 減少が可能なものである。 (高崎) 入力

ー75-抵抗 三 雄・川 ポリエチレン 積分用コンデンサ 高利得増幅器 第1図 出力

参照

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