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省エネルギー・高福祉を目指したエレベーター・エスカレーターの動向

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特集

人への優しさと省エネルギーを追求した最新のエレベーター・エスカレーター

省エネルギー・高福祉を目指した

エレベーター・エスカレーターの動向

RecentTrendsofElevatorsand

EscalatorsAimedatEnergySavingandWelfareSociety

平元武治*

九鬼む=茄和椚〃れ

中里眞朗**

肋∫〟√)入ゎんαZ√′/り

誕軒

ジ毒濁 ●遠隔監視診断サービス ≠′\ヽ 、折 ←叫

㌣斬紆軒蛋

●幸いす兼用エレベーター 牽いす用ステップ付き エスカレーター み壷+ 鞠 ●展望用エレベーター ム コ言

整㌔

□高齢化・福祉対応 自省エネルギー・省電源設備化対応 日高層化対応 問璽済監慧芸 膵郷う醸区 州 ′腰柁情.晰去 ●高揚手呈エスカレーター 巴ファッション化対応 国都市交通機関での輸送力対応 国高品質維持サービスの提供

一畦

若さぎこ 表毎 負 ●動く歩道 ●超高速 エレベーター

J温田

勺産 エレベーター・エスカレークーの社会ニーズと製品群 快適な空間づくりを追求するとともに,先進技術を駆使して社会のあらゆるニ ーズにこたえる昇降機を開発している。

りユ在,昇降機(エレベーター,エスカレーター)は,

山内で約38 ̄〟台が稼動しており,事務所,マンショ

ンなどの建屋内はもちろんのこと,駅舎などでの交

通機関として各方面に利糊されている。

l ̄1立製作所は,建物の高層化に対応した高速エレ

ベーター,複数台数を効率よく運転する群管理方式

採用のエレベーター,急増するマンション,アパー

トなどの住宅や中・低層オフィスビル向けの標準型

エレベーター,地上あるいは地 ̄Fへと多層化する都

山交通駅舎向けの高揚程エスカレーターなど,社会

* 口立製作所昇降機事業部 ** 口立製作所水r=二場

ニーズの変化に的確に対応し,利用者の立場で,操

作性,快適性,利便性などを追求した各種昇降機を

開発している。

長年培った高速化技術,運転制御技術,省電力駆

動技術などの主要技術をはじめ,建築との調和を高

める意匠技術,さらに工事,保守技術などを基に,

倣い勝子の向上,利用範岡の拡大,性能の多様化お

よび個性化をlズ】った日立製作所の昇降機は,省エネ

ルギー・福祉対応などの社会ニーズに十分こたえて

いる。

(2)

省エネルギn・高福祉を目指したエレベーター・エスカレークーの動向 433

m

はじめに わが回の昇降機(エレベーター,エスカレーター)は, 経済成長に伴ってその設置台数が昭和50年ごろから増加 し,社会の変化に応じてオフィスビル,マンション,ア パート,ホテル,デパート,ショッピングセンター,都 市交過駅舎,さらに個人住宅など多方面で設置されはじ めている。 建物の高層化,都市交通の地上,地下への多層化,省 電ノJ化,さらには交通弱者や高齢者への対応など,社会 のさまざまなニーズにこたえることで技術的にも発展し ている。 今後,社会の変化,発展に伴って昇降機のニーズはさ らに多様化し,用途もー・段と広がることが予想される。 一方,安全性はもちろんのこと,より快適な乗り心地, 効率的な遷幸云方式,さらには建物に調和する意匠性,利

用者の操作性,利便性を考慮した使い膠子など,さまざ

まな高性能化が要求されると思われる。

ここでは,わが凶での昇降機の市場規模の推移,社会 ニーズの動向にこたえる口立製作所の昇降機,さらに昇 降機の今後の展望について述べる。

市場規模の推移

わが国の平成3年度1年間に新設されたエレベーター は約3ブイ2,000≠i,エスカレーターは約1,900了与であり, 保守台数も平成3年3月末でエレベーター,エスカレー ター合計で約35 ̄万台の規模となっている。 昭利45年から平成3年までの昇降機の設置汽数を年度 別に区=に示す。エレベーターの設置台数はロ糊口49年か ら50年,および56年から57年の第一次オイルショック時, 第二次オイルショック時に低下したものの,その後は順 調に増加し,特に昭和58年から平成3年までは,年平均 伸び率が12.7%と市場規模が拡大したことをホしてい る。なかでも油日三式エレベーターの仲良は著しく,平成 3年までの10年間での設置台数の年平均伸び率は,ロー プ式エレベーターの約2倍となっている。 エスカレーターは過去22年間の平均新設台数が約

1,500台/年で,ほぼ横ばいで推移しているが,近年では

大規模′ト売店舗法の緩利=こよる人型ショッピングセンタ

ーの出現,都市交通駅舎での高齢者対応などから,約

2,500台/年の市場規模に拡人してきている。

今後,昇降機の捕場は経済成長の度合いによl),起伏 が予想されるものの,長期的にはマンションなど住宅関 35、000 30,000 25,000

空20,000

毒表

詣15・000

亡rメ l‖‖コ 10,000 5,000 0 エレベーター エスカレーター 昭45 50 55 60 63平12 3 年 度 出典:社団法人日本エレベータ協会発行「エレベータ界+ 図l エレベーター,エスカレーター設置台数の推移 エレベーターの設置台数は,昭ネロ58年から平成3年までは平均伸 び率が12.7%と伸長した。

係の伸長,現在は設置率が低い5階床以下の低階床建築

や個人住宅への普及,さらに福祉対応としての公共施設 への設置の増加などが子想され,緩やかな拡大基調は維 持するものと思われる。 なお,昇降機の市場セグメントは過去の引き合い動向 からみて,エレベーターではオフィスビル,マンション, アパートなどの住宅分野が_ぅー三流であり,この分野で全体 の60∼7り%を占めている。一方,エスカレーターでは, デパートやショッピングセンターなどの流通部門が全体 の約60%,各種交通機関の駅舎や病院など公]1こ施設が約 20%,次いでオフィスビルとホテルで約15%となってい るが,今後,高齢者・福祉対応として駅舎などの公共施 設への比率が高まるものと予想される。

社会ニーズと昇降機技術開発の変遷

3.1全体概要

昭和45年から平成5年までの昇降機に関連する社会情

勢の変化と,昇降機に対するニーズの変遷,周辺基礎技

術の進展状況,およびそれらの社会ニーズと技術の変化

に対応して,日立製作所が発売した主な製品の開亨芭経緯

を図2に示す。

日糊口40年代のインフラ整備の時代には,サイリスタお

よびIC応用技術を駆使し,エレベーターの高速化,群管 理性能の向上および標準型エレベーターの性能向_r二を川 った。 オイルショックが発端となり,省エネルギー,省資淑

(3)

434 日立評論 VOL.75 No.7(1993-7) 昭45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 平1 2 13 4 5 社 会 :1ヒ 日 景 ビルの超高層化 省エネルギー・省資源 ビルの耐震強化

(高級化・個性化・アメニティ指向

住宅・都市整備の拡充 日影規制・環境対策 高齢化対応・3K問題 地球環境・資源保護 巳 升 降 機 へ の 】 ズ 高 速 化 都市交通での輸送力増強 周 辺 技 術 高遠エレベーター 新 製 品 省 電 力 化 丘陵地利 用 電力用サイリスタの高耐圧・大容量化 リニアIC,論理IC 360m/汀11∩ エレベーター 特殊 エレベーター 標準型エレベーター エス・刀レークー 建築 と の調和 福 祉 用 超々高層ビル対応 短 工 期 化 大容量トランジスタの普及・拡大 8ビットマイコン 540m/min エレベーター 即時予約式 群管理エレベーター ●ダブルデッキ エレベーター 交流帰還制御方式 エレベーター 住宅用 油圧エレベーター 16ビットマイコン サイリスタレオナード 制御エレベーター 学習制御知能 群管理エレベーター 斜行エレベーター マイコン制御 標準型エレベーター lGBTの大容量化 32ビットマイコン インバータ制御 高速エレベータ インバータ制御 標準型エレベーター 低階床用 エレベーター 個人住宅用 エレベーター インバー 540m/仙∩ エレベーター 多目標制御・個性化知能 群管理エレベーター インバー 油圧エレ 高揚程エスカレーター 2速度エスカレーター 省エネルギー・省スペース型 オールステンレスエスカレーター ●幸いす用ステップ付きエスカ (2枚ステップ方式) 中間水平部付き エスカレーター ● 幸いす用ステップ付きエスカ レーター(3枚ステップ方式) 注:略語説明ほか マイコン(マイクロコンピュータ),3K(きつい,きたない,危険),lGBT(lns山aledGateBipolarTransistor) ●は製品の発売時期を示す。 図2 社会ニーズと昇降機技術開発の変遷 社会ニーズと基礎技術の動向を的確にとらえ,新製品をタイムリーに開発し,発売した。 の要求が強まった昭利50年代には,サイリスタレオナー ド制御エレベーターや,はすば歯車減速機採用のオール ステンレスエスカレーターを開発し,従米機種比25%以 上の省電力化を実現した。 昭和60年ごろから社会ニーズとして強まってきた高齢 化社会移行への対応,高福祉社会実現への要求に対し

ては,個人住宅用エレベーター,車いすステップ付き

エスカレーターを開発することによってニーズにこた えている。

周辺の基礎技術の動向にも常に目を向け,マイクロコ

ンピュータ(以下,マイコンと略す。)や大容量トランジス

タの普及に伴い,標準型エレベーターをはじめ全機種に

わたって信号回路のマイコン化,電動機制御回路のイン

バータ化を図ることにより,昇降機の高機能,高性能, 省電力化および信頼性を向上した。 このように,日立製作所は社会ニーズと基礎技術の動 向を的確にとらえ,新技術の開発とそれらを盛り込んだ 新製品をタイムリーに社会に提供してきた。 3.2 高速エレベーター

R立製作所の高速エレベーターの速度,および制御方

式の変遷を図2に示す。昭和49年には540m/minエレベ

ーターを納入した。その後,オイルショックを経て省電

力化指向の開発が主体となり,昭和53年にはサイリスタ レオナード制御方式の高速エレベーターを製品化した。 昭和61年にはさらに省電力のインバータ制御高速エレベ

ーターを開発し,時代の要求にこたえている。平成3年

(4)

省エネルギー・高福祉を目指したエレベーター・エスカレーターの動向 435

にはインバータ制御540m/minエレベーターを納入して

いる(図3)。 枚数のエレベーターを建物の交通流に応じて効率よく 運転制御する群管理制御方式も,社会ニーズや論理処理

技術の進歩に応じて改善を図ってきた。

昭和47年には即時予約式群管理エレベーターを納入し た。昭利58年にはAI(ArtificialIntelligence)技術を応 川した交通流の学習と,その結果から最適逆転パラメー タを生成する学習制御・知能群管理エレベーターを納入 した。  ̄iド成2年にはこれまでの釆り場待ち時間のほかに,臼 的階までの到着時間や,すいたエレベーターの割り当て などの多目標制御を吋能として,多様化する建物の要求 にこたえた個性化知能群管理エレベーターを納入した。 3.3 標準型エレベーター

日立製作所の標準型エレベーター「臼_、ソニビルエース+

は,昭和36年に初納入以来,平成5年に至るまでその間 の社会ニーズや技術軌向に応じて,速度制御,信号制御,

駆軌機構,意匠などの各技術分野で改善を図ってきた

(図4)。 現在のR_iナビルエース「ブリード+は,機能・件能, 800 700 0 0 0 0 0 ∩> 0 0 6 5 4 3 (⊆∈\三世 確 200 100 0 サイリスタ レオナード 制御 ワードレオナード制御 交流2段速度制御 交流速度帰還制御 ■

「=割引割ュ

ー インバータ 制御 昭40 45 50 55 60 平2 7 年 度 図3 エレベーターの速度と速度制御方式の変遷 昭和40 年代に急速に高速化が進み,その後はマイコン・インバータ技術の 進歩によって,現在ではすべての速度範囲でインバータ制御化した。 昭40 45 50 55 60 平2 7 l l l l l l l 速 度 制 御 〔性能向上・省エネルギー〕

交流2段速度制御/交流速度帰還制御/インバータ制御

ち 制 御 〔性能向上・信頼性向上〕

有接点■ルー/有接点㊥電子式/8ビットマイコン/一帖トマイコン

減 速 磯 〔省エネルギー〕 ウオーム歯車式

′ますば歯車式

 ̄ ̄■- ■■-■ ■--一 一- - - 一- - --・- -■---・・・-- --- - - --・--- - -・-■・・-■・■ ■■ 表 示 器 〔長寿命化・意匠性向上〕 ランプ式

/+ED式

/面発光LED

注:略語説明+ED(+ightEmittingDiode) 図4 標準型エレベーターの技術開発の変遷 各時代の要 素技術を取り入れ,性能・機能の向上と省エネルギーの推進を図 った。 意匠のいずれの面でも,従来のオーダー彗リエレベーター にIJら滴史するレベルとなっており,多くのユーザーの要望 にこたえることができる。 3.4 エスカレーター エスカレーターも時代の安講に応じて製占㌔-の開発を進 めてきた。 昭和50年代では,都市交適を主に耐久性の強化と弔電

ノJ化が求められ,昭和54年にステンレス欄十のほか,踏

み段もステンレス鋼板にした世界初のオールステンレス エスカレーターを完成した。 福祉対応が強くラ拝められ始めた昭利61年には,堀端の エスカレーターを生かし,車いす利用者も乗ることがで きる申いすJ ̄ ̄ロステップ付きエスカレーターを閉ヲ己した。 さらに、ド成5咋には,全長がム主人1,200nllllの竜軌中 いすも搭載できる3枚ステップ方式の率いす鞘ステップ 付きエスカレーターを開発した。 3.5 昇降機の保守 新規稼動の井降機は定期的に適切な保守を行うことに よl),所期の性能が維持され故障の発生を防_lLできる。 昇降機の保守会社であるR ̄、丁ニビルシステムサービス株式 会社(以下,HBSと言う。)は,電話回線を介し,監視セン ターから仝凶のマイコン制御エレベーターを遠隔で監 視・診断できる「エレベーター遠隔監視診断システム+

を昭和62年に構築し,実施に移した。このシステムは,

エレベーターの運転状態を常時モニタし,記録する機能

を装備しているので,予防保守や異常発判寺の迅速な対

(5)

436 日立評論 〉OL.75 No.7(1993-7) 応が可能となr),保守品質が大幅に向_Lした。 3.6 モダニゼーション 既設の昇降機は稼動後20年以上を経過すると,最新の 技術を応用した新設計品に比べて,性能,機能,デザイ ンとも見劣りするほか,機器,装置の老朽化が進んで故 障発生率も高くなり,若返り(モダニゼーション)の必要 性が任じてくる。HBSが保守している昇降機は,平成5 年7月時点で約127ブ台あるが,そのうち稼動後15年以上 の経年エレベーター・エスカレーターは4万5,000台に 達している。経年エレベーター・エスかレーターは年々

約10%の比率で増えていくため,今後はモダニゼーショ

ンヘの対応も重要な課題と考えている。

今後の展望

以上,これまでの昇降機に対するニーズと主要基礎技

術の変遷,それに対する日立製作所の昇降機製品開発の

経緯について述べた。 この章ではこれを踏まえて,今後の昇降機技術開発の 展望について述べる。

4.1超々高層建物,大深度地下利用計画への対応

バブル経済がはじけ,各地に計画された大規模都市計

画も縮小または延期されているが,本質的には国内の建 物・住宅の建設適合地には限りがあるので,21世紀に向 けて高さ300mを超える超々高層建物の建設計画,大深 痩地下利用計画が再浮上してくると思われる。 高さ500-60()m級までの建物で使用されるエレベー ターは,これまでのロープ式エレベーターで対応できる。 ただし,建物の全フロアを効率的に利糊するには,上層 階サービスのエレベーターの運転走行時聞を,これまで の200m級建物のエレベーターと同様に1分以内とする

ことが望ましく,速度800m/min級の超々高速エレベー

ターが必要になると思われる。 また,建物の7K平投影面積当たりの居住人口は,建物 の高さにほぼ比例して増加するので,これまでの階層別 エレベーター設置計痢では,エレベーターコア面積の比

率が増大する。これを改善する方法としては,上層階行

き大量輸送用の超高速ダブルデッキ(2階建)シャトルエ

レベーターが必要になるであろう。乗客は上層乗り継ぎ

階でローカルエレベーターに乗r),目的階へ行くことに なる。 21世紀に実現されると思われる高さ1,000mを超える 超々高層都市では昇降行程が1,000mを超えるので,ロ ープ式エレベーターは適さない。その理由は,ロープ素 材技術上の制約にあり,かごを懸垂するロープの自重だ けでロープの法定破断強度の80%以上を使ってしまい, 実質的にかごの懸垂ができなくなるからである。ここで 使用される1,000m級の超々高揚程昇降機には,リニア モータなどの自走式エレベーターが泌要となる。この新 駆動方式エレベーターは,1昇降路に複数のかごを配置 することが吋能で,建物のレンタブル此向上の点で利点 がある。ただし,1階と1,000m上の上層階での気江差が 約0.1気11工程度あるため,直行で昇降すると耳詰まF)など

の不快感を人に与えることになるので,牛理学的な検討

を加えて対応策を講じる必要がある。

4.2 高齢化・高福祉社会への対応

わが国は21世紀に向けて欧米を上回る速度で高齢化が

進んでいる。また,身体が不自由な人のノーマリゼーシ

ョンが提唱され,公共事業体を中心に具体的検討が進め

られている。これらの社会情勢に呼応して,今後,昇降

機にもその対応策がさらに求められる。 平成3年度での油虹式エレベーターの設置台数は,全 エレベーター台数の27.5%であった。今後,福祉対応で 低層建物のエレベーター設置がさらに伸長し,近い将来, 欧米と同様に油圧式エレベーターの設置台数がロープ式 エレベーターを超えることになると思われる。 都市交過駅舎などの公共施設では交通弱者対応の簡易 男一降機の設置が実施されるであろう。 4.3 省電力化要求への対応 最近の地球環境・資源保護運動の高まりにより,機器 の省エネルギー化の要求が再び強まっているので,昇降 機についても,今後さらなる省電力化が求められると思 われる。トランジスタのスイッチング損失を低減した低 損失型インバータの開発による電力変換効率の向上や,

新材料開発による電動機の効率向上などで対応していき

たい。

8

おわりに 以上,昇降機の技術変遷と展望について述べた。日立

製作所は,今後も社会のニーズにこたえる新しい昇降機

を開発するとともに,すでに納入済みの昇降機に対して も,より快適に使用してもらえるよう,保守技術の向上, モダニゼーションエ法の開発に取り組み,ユーザーの要

求にこたえていく考えである。

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