各橋に便宜上 001 ~ 618 の通 し番号を付加した。 【加勢橋】などカッコ付きは撤 去された橋。 市町村名は合併後の新市町村名 称とし、合併で旧町村名が消え た町村は(旧佐賀関町 )、(旧野 津原町 )(旧香々地町 )(旧真玉 町 ) を付記し、三光村○○→三 光○○、大田村○○→大田○○、 宇目町○○→宇目○○、直川村 ○○→直川○○など、旧町村名 が分かるところは(旧町村名 ) は付記しなかった。 区分けは新市単位とし、各市の 中は合併前の町村単位に区分け した。 桁橋の橋名は 植野橋 のように ゴチックの強調文字とした。 年号には (1815) のように洋年 号を付記した。 旧町村指定有形文化財は合併後、 市の指定になったかを確認し、 最新の指定を記した。合併前の 旧挟間・庄内・湯布院が文化財 指定していたものは、由布市に 合併後、指定が解除された。よ って、旧町指定を表記した。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ※ 「大分の石橋探訪」「オオイタデジタルブック」について/奥付け
目
次
&
収
録
石
橋
目
録
( 表 中 を ク リ ッ ク す る と 各 橋 の ペ ー ジ が 開 き ま す ) 新市郡 合併前の市町村名 番号 橋名 きょうめい 所在郡市町村名 種類 架替時期 由布市 庄内町・ 挾間町 庄内町 283 下組橋 しもぐみばし 由布市庄内町高岡 アーチ橋 庄内町 284 深谷橋 ふかたにばし 由布市庄内町庄内原 アーチ橋 庄内町 285 瓜生田橋 うりゅうだばし 由布市庄内町野畑 アーチ橋 庄内町 286 蓑草橋 みのぐさばし 由布市庄内町西 アーチ橋 挾間町 287 猿渡橋 さるわたりばし 由布市挾間町朴木猿渡 アーチ橋 挾間町 288 金槌橋 きんつじばし 由布市挾間町鬼崎 アーチ橋 挾間町 289 若宮橋 わかみやばし 由布市挾間町向原 アーチ橋 挾間町 290 埴坪橋 はねつぼばし 由布市挾間町朴木 アーチ橋 挾間町 291【山王橋】 さんのうばし 由布市挾間町鬼崎 アーチ橋 H4年架替 挾間町 292 提子井路橋 ひさごいろきょう 由布市挾間町小野早柳 アーチ橋 Next Back End下組橋・・・・・・・・・・由布市庄内町高岡/架設年:大正 13(1924) 年 2 月 橋幅:4.6 m/径間:2.6 m/単一アーチ
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旧国道 210 号、現在は県道 719 号の橋である。アーチの下にコル ゲートを据えて、アーチ石との間を コンクリートで固めている。橋の側 面に立って初めて石橋と判る橋であ る。下
組
橋
( し も ぐ み ば し ) Next Back End Index深谷橋 ・・・・・・・・ 由布市庄内町庄内原/架設年:大正 13(1924) 年 2 月 橋長:10.0 m/橋幅:5.0 m/径間:5.5 m/環厚:30㎝/単一アーチ
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旧国道 210 号、現在は県道 719 号の橋である。 大分川に注ぐ谷川で、橋面は以外 に高い。 基礎石積みは右岸に 5 段、左岸深
谷
橋
( ふ か た に ば し ) に 4 段で、その上にアーチを築い ている。堅固な造りの石橋である。 橋面は嵩上げ(かさあげ ) している ようである。スガメ石造り。 Next Back End Index< 285 >
瓜
生
田
橋
( う り ゅ う だ ば し ) 瓜生田 ・・・ 由布市庄内町野畑/架設年:昭和 24 ~ 25 年(1949 ~ 1950) と推定 橋幅:5.9 m/拱矢:1.6 m/径間:2.9 m/環厚:32㎝/単一アーチ 国道 210 号沿いにある市道の橋 である。下流側の壁石の一部が崩落 している。 Next Back End Index蓑草橋・・・・・・・・・・・・・・由布市庄内町西/架設年:不明/橋長:5.0 m 橋幅:5.3 m/拱矢:1.8 m/径間:3.6 m/環厚:40㎝/単一アーチ 旧国道 210 号の橋。深谷橋と同 様にがっちりした造りの石橋であ る。
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蓑
草
橋
( み の ぐ さ ば し ) Next Back End Index猿
渡
橋
( さ る わ た り ば し )< 287 >
猿渡橋・・・由布市挾間町朴木猿渡/架設年:昭和 3 年 (1928)10 月/橋長:13.2 m 橋幅:2.8 m/拱矢:2.5 m/径間:10.0 m/環厚:40㎝/単一アーチ 由布川渓谷を渡る市道の橋の真下 にある。両岸は樹木が茂って谷が深 く、見上げるような場所にあり、写 真の撮影には苦労する橋である。記 念碑によると、石材は寄付で、千円 で架設されている。石工は大分市の 高瀬茂である。 Next Back End Index< 288>
金
槌
橋
( き ん つ じ ば し ) Next Back End Index< 288>
金
槌
橋
( そ の 2 ) 金槌橋 ・・・由布市挾間町鬼崎/架設年:江戸後期(1780 ~ 1868) と推定/橋長:5.0 m 橋幅:1.5 ~ 1.6 m/拱矢:0.6 m/径間:3.3 m/環厚:35㎝/単一アーチ/旧挾間町指定有形文化財 金槌橋は、主に由布市挾間町南西 部で産出するスガメ石で造られてい ることからスガメ石橋ともいう。大 分市と由布市挾間町の境の小さな川 に架かるが、この道は飛脚街道と言 われ大分川右岸の幹線道路だったと 推測される。長さ 150 ~ 160㎝の 石をアーチに組んでいる一本組みの 石橋である。 この橋を渡って上った台地は田ノ 小野地区で、豊後大野市大野町の古 殿橋を架けた石工棟梁阿部清右エ門 の故郷であり何らかの関わりがある のではないかと推測している。 人々に忘れられたようにポツンと 架かっているが、何か引かれるもの がある。近くの岩山には鬼崎磨崖仏 があるが風化が進んでいる。 Next Back End Index< 288>
金
槌
橋
( そ の 3 ) Next Back End Index若
宮
橋
( わ か み や ば し )< 289>
若宮橋 ・・・ 由布市挾間町向原/架設年:明治 30 年代 (1897 ~ 1906) と推定 橋長:10.8 m/橋幅:5.0 m/拱矢:2.3 m/径間:6.8 m/環厚:45㎝/単一アーチ 旧国道 210 号で向原商店街の一 番下手にあたる場所にある。川底か ら眺めると、スパンも以外に長い。 石材はスガメ石を使用している。 Next Back End Index< 290>
埴
坪
橋
( は ね つ ぼ ば し ) 埴坪橋 ・・・ 由布市挾間町朴木/架設年:昭和 3(1928) 年 10 月/橋長:3.7 m 橋幅:1.4 m/拱矢:1.0 m/径間:3.0 m/環厚:30㎝/単一アーチ 若宮橋の架かった黒川の最も奥、 埴坪地区にある。現在は市道が上流 側を通っているが、当時は小川の対 岸の田んぼに渡るためにも大切な橋 であった。大分市の石工が施工して いる。 Next Back End Index< 291>
【
山
王
橋
】
( さ ん の お ば し ) 【山王橋】 ・・・・・・・・・ 由布市挾間町鬼崎/架設年:大正 6(1917) 年 3 月 橋長:20.0 m/橋幅:4.4 m/径間:16.8 m/単一アーチ 大分市大字今市や芹川を経て竹田 市久住町に通じた肥後街道のバイパ ス的役割りをもった県道 618 号の 橋で、大分川右岸の支流山王川に架 設されていた。コンクリート巻立て をしていたため石組みの状況などは 確かめることができなかった。平成 4 年 (1992)11 月撤去され架け替え られた。 Next Back End Index提子井路橋 ・・・・・ 由布市挾間町小野 早柳/架設年:明治 33 年 (1900)4 月 橋長:8.0 m/橋幅:2.0 m/拱矢:1.6 m/径間:3.3 m/単一アーチ 橋面はかなりの高さがあり馬蹄形の橋で歩道を併設している。提子井 路の補助水路早柳井路の水路橋である。 左岸側は井路を通すために 10 数mを石積みで築堤し、右岸側は大き な岩の上にアーチを築いている。アーチ石は 3 本づつを継いで組んで いる。要石の上に架設年の銘板があるが石工は不明である。スガメ石造 り。すぐ下流側に農免道路が開通した。 素朴な石橋の風景がなくなったのは惜しいが、観察は容易になった。