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Microsoft Word - H28申告の手引き

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Academic year: 2021

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全文

(1)

平成28年度 償却資産(固定資産税)申告の手引き

市税につきましては、平素から格別のご協力を賜り厚くお礼申し上げます。 既にご承知のように、固定資産税は土地や家屋のほかに償却資産(事業のために用いる ことができる構築物、機械、器具、備品等)についても課税されます。償却資産を所有さ れている方は、毎年1月1日現在所有している償却資産について申告していただくことに なります。(地方税法第383条) つきましては、申告書等を同封いたしましたので、この手引きを参照し申告していただ きますようご協力をお願いいたします。 ◎ 提出期限 法定提出期限は2月1日(月)ですが、誠に勝手ながら事務処理の 都合上 1月21日(木)まで にご提出願います(郵送可)。 ◎ 提 出 先 越前市企画部 税務収納課 資産税グループ 償却資産担当 〒915-8530 福井県越前市府中一丁目13番7号 TEL(0778)22-3014(直通) FAX(0778)24-5149 《目 次》 ページ 1 申告をしていただく方 ··· 1 2 申告していただく書類及び記載事項 ··· 1~2 3 償却資産とは ··· 3 4 償却資産の種類 ··· 4 5 建築設備における家屋と償却資産の区分 ··· 4~5 6 業種別の課税対象償却資産の例示 〔参考〕 ··· 6 7 課税標準額・免税点・税率など ··· 7 8 非課税となる償却資産 ··· 7 9 評価額等の算出方法について ··· 7 10 耐用年数について ··· 8~10 11 国税との主な違い ··· 10 12 課税標準の特例 ··· 11 13 実地調査のお願い ··· 11 14 不申告又は虚偽の申告 ··· 11

(2)

1.申告をしていただく方

平成28年1月1日現在、越前市内において事業(製造業、販売業、建設業、サービス 業など全ての事業)の用に供することができる償却資産を所有している方、又は他の事業 者に事業用として貸付けしている方

2.申告していただく書類及び記載事項

記載事項 提出書類 (各1部) ①初めて申告される方 償 却 資 産 申 告 書 右 下 部 の [19 申 告 方 法 ]の 欄にある「3.新規申告」に○を記入してく ださい ア. 該当資産がある場合 ・種類別明細書(増加)に平成28年1月 1日現在に越前市に所在する全ての資産 を記載 償却資産申告書 種類別明細書 イ.該当資産がない場合 [17 備考]の欄に該当資産がない旨を記載 償却資産申告書 ②前年度申告されている方 ア. 増加や減少がある場合 [19 申 告 方 法 ]の 欄 に あ る 「 1.資 産 に 異 動 あり」に○を記入してください ・平成27年1月2日から平成28年1月 1日までに取得及び減少した資産を記載 償却資産申告書 種類別明細書 償却資産一覧表 イ. 前年度と資産の内容が 同じ場合 [19 申 告 方 法 ]の 欄 に あ る 「 2.前 年 と 変 更 なし」に○を記入してください 償却資産申告書 償却資産一覧表 ウ.前年度までの資産内容 に訂正がある場合 [19 申 告 方 法 ]の 欄 に あ る 「 1.資 産 に 異 動 あり」に○を記入してください ・種類別明細書(減少)にて一度抹消して から、種類別明細書(増加)で再度登録 してください 償却資産申告書 種類別明細書 償却資産一覧表 ③ 電 算 機に よる 全 資産申 告 をされる方 平成28年1月1日現在に越前市に所在す る全資産 償却資産申告書 1月1日現在の全 資産種類別明細書 ④ 廃 業 又は 事業 所 の町外 移 転をされた方 [19 申 告 方 法 ]の 欄 に あ る 「 4.廃 業 ・移 転 ・ 解散」に○を記入してください 償却資産申告書

(3)

(1)申告書等の書き方については、12ページ以降を参照してください。 (2)前年中に資産の増減がなかった場合でも、「償却資産申告書」に所定の事項を記載し て い た だ く ほ か 、 申 告 方 法 欄 の 「 2 . 前 年 と 変 更 な し 」 に ○ 印 を つ け 、 必 ず 提 出 し て く だ さ い ま す よ う お 願 い し ま す 。 ま た 、 商 号 変 更 、 事 業 所 の 移 転 等 に つ い て も 、 その旨を記載のうえご提出ください。 (3)企業の電算処理により申告をされる場合には必ず、本市の申告書に記載されている 所 有 者 コ ー ド を 記 入 し た 上 で 提 出 し て く だ さ い 。 ( 又 は 本 市 の 申 告 書 を 添 付 し て く ださい。) (4)申告書を郵送により提出される方で控えの返送を希望される場合は、必ず返信用封 筒に切手を貼って同封してくださいますようお願いいたします。 (5)以下の場合には、承認通知書や届出書等を添付してください。 〇耐用年数の短縮を行っている場合(8ページ参照) 〇増加償却、又は陳腐化資産の一時償却を行った資産のある場合(10ページ参照) 〇課税標準の特例を受ける資産がある場合(11ページ参照) ( 6) 平 成 2 8 年 1 月 1 日 に 最 も 近 い 、 法 人 税 申 告 様 式 の 償 却 額 の 計 算 に 関 す る 明 細 書 (別表十六(二))又は減価償却費明細書のいずれかの写しを提出してください。

(4)

3.償却資産とは

固 定 資 産 税 が 課 税 さ れ る 償 却 資 産 と は 、 土 地 及 び 家 屋 以 外 の 事 業 の 用 に 供 す る こ と が で き る 資 産 で 法 人 税 法 又 は 所 得 税 法 の 規 定 に よ っ て 、 そ の 減 価 償 却 額 又 は 減 価 償 却 費 が 損金又は必要経費に算入される有形固定資産です。 〔申告が必要な資産〕 ① 家屋に施した建築設備・造作等のうち、償却資産として取り扱うもの(4~5ページ 参照。該当する資産は構築物として申告してください。) ② 使用可能な期間が1年未満又は取得価額が20万円未満の償却資産であっても個別 償却をしている資産 ③ 租税特別措置法の規定を適用し、即時償却等をしている資産 (中小企業者の30万円未満の減価償却資産の損金参入の特例を適用した資産) ④ 耐用年数を経過し、法定の減価償却を終え、残存価額のみ計上されている資産 ⑤ 建設仮勘定で経理されている資産、簿外資産及び償却済資産であっても、その一部 又は全部が1月1日現在事業の用に供することができる資産 ⑥ 遊休又は未稼動資産であっても、1月1日現在事業の用に供することができる資産 ⑦ 割賦購入資産などで代金を完済しないものであっても、事業の用に供している資産 ⑧ 資産の所有者が他の事業を行う者に貸し付けている事業用資産 (リース資産のうち、実質的に「所有権留保付割賦販売」と考えられるものは買主 (賃借人)が申告してください。) ⑨ 赤字決算のため、減価償却を行っていなくても、本来償却が可能な資産 ⑩ 改良費のうち資本的支出として資産計上している資産(本体部と区分し、耐用年数 は本体と同じ) 資産の価値を高めるための費用は、本体とは別に申告してください。 ⑪ 特定情報通信機器の即時償却制度(パソコン税制)を適用し、即時償却した100 万円未満のパソコン等(平成13年3月31日までに取得したもの) ⑫ 福利厚生の用に供する資産 〔申告の対象とならない資産〕 ・自動車税又は軽自動車税の課税対象となる資産 ・無形固定資産(電話加入権、特許権、実用新案権、ソフトウェア等) ・繰延資産 ・馬、果樹、その他の生物(観賞用、興行用生物は除く) ・書画、骨董品などの非償却資産など ・平成10年4月1日以降開始の事業年度に取得し、耐用年数が1年未満又は取得価 額が10万円未満で税務会計上固定資産として計上しないもの(一時に損金算入し ているもの又は必要経費としているもの)、取得価額が20万円未満で税務会計上 3年間にわたって一括償却しているもの

(5)

4.償却資産の種類

資産の種類 内 容 1 構 築 物 構築物 受変電設備、予備電源設備、舗装路面、庭園、門・塀・緑化施設等の外構工 事、看板(広告塔等)等 建 物 附 属 設備 建築設備、内装・内部造作等 (「5.建築設備における家屋と償却資産の区分」をご参照ください。) 2 機械及び 装置 各種製造設備等の機械及び装置、建設機械等 (注)小型特殊自動車の中でも次に掲げる要件を1つでも満たす場合は、 軽自動車税の対象とならず償却資産に該当します。 (1)乗用装置を有しないもの (2)国土交通大臣の型式認定を受けていないもの(田植え機等) 3 船 舶 漁船、ボート、貨物船等 4 航空機 飛行機、ヘリコプター、グライダー等 5 車両及び 運搬具 大 型 特 殊 自 動 車 ( 分 類 記号 が 「 0・ 00~ 09」 「 000~ 099・ 9・ 90~ 99・ 900~ 999」の車両)、各種運搬車 (注)大型特殊自動車と小型特殊自動車(軽自動車税の課税客体)の区別 は、次に掲げる要件を1つでも満たす場合は、大型特殊自動車と なり、償却資産の対象に該当します。 1 農耕作業自動車 最高速度35km/h以上のもの 2 農耕作業用自動車以外のもの (1) 最高速度15km/hを超えるもの (2) 自動車の長さが4.7メートルを超えるもの (3) 自動車の幅が1.7メートルを超えるもの (4) 自動車の高さが2.8メートルを超えるもの 6 工 具 ・ 器 具 及び備品 看板(ネオンサイン)、金型、測定工具、切削工具、机、椅子、金庫、 事務機器、陳列棚、自動販売機、エアコン、医療用機器等

5.建築設備における家屋と償却資産の区分

建 築 設 備 と は 、 電 気 設 備 、 給 排 水 設 備 、 衛 生 設 備 、 空 調 設 備 、 運 搬 設 備 な ど の 家 屋 と 一体となって家屋の効用を高める設備をいいます。 固定資産税における取り扱いでは、家屋と償却資産を区分して評価しています。 家 屋 の 所 有 者 と 異 な る 者 ( 賃 借 人 ) が 貸 ビ ル 、 貸 店 舗 等 に 施 工 し た 内 装 ・ 造 作 及 び 建 築設備等については、償却資産として取り扱います。 家屋と設備の所有者が同一の場合に、以下のものは償却資産として評価します。 ◎独立した機器としての性格の強いもの(例:受変電設備) ◎特定の生産又は業務の用に供されるもの(例:工場の動力源である電気設備) ◎単に移動を防止する程度に家屋に取り付けられたもの(例:ルームエアコン)

(6)

家屋と設備の所有者が同じ場合は、下の表も参考にしてください。 設 備 等 の 内 容 家屋と建築設備の所有関係 同じ場合 異なる場合 家 屋 償 却 資産 家 屋 償 却 資産 ①床、壁、天井仕上等 ○ ◎ ②工場等の動力源である電気設備 ◎ ◎ ③ビ ル等 にお ける 受変 電設備 、 発電 機設 備、 蓄電 池設備 ◎ ◎ ④中央監視制御装置、電話交換機 ◎ ◎ ⑤電気設備(②、③、④に該当するものを除く。) ○ ◎ ⑥ネオンサイン、スポットライト、投光器、水銀灯 ◎ ◎ ⑦屋外に設置された給水塔、独立煙突、屋外供給本管 ◎ ◎ ⑧給排水、衛生及びガス設備 ○ ◎ ⑨冷房、暖房及び通風設備又はボイラー設備 ○ ◎ ⑩昇降機設備 ○ ◎ ⑪消火、排煙、火災報知設備 ○ ◎ ⑫エアーカーテン及びドア自動開閉設備 ○ ◎ ⑬金庫室の扉 ○ ◎ ⑭店 舗造 作、 間仕 切り (但し 簡 易な もの は全 て償 却資産 ) ○ ◎ 設備の種類 償却資産とするもの 家屋に含めるもの 電 気 設 備 受 変 電 設 備 設 備 一式 ・配 電盤 ─ 予 備 電 源 設 備 発 電 機設 備、 蓄電 池設 備 ─ 中 央 監 視 制 御 装 置 装 置 一式 ─ 電 灯 照 明 設 備 屋 外 照明 設備 屋 内 照明 設備 電 力 引 き 込 み 設 備 引 き 込み 工事 ─ 動 力 配 線 設 備 特 定 の生 産又 は業 務用 設備 左 記 以外 の設 備 電 話 設 備 電 話 機、 交換 機等 の機 器 ─ 拡 声 装 置 マ イ クロ ホン 、ス ピー カー、 ア ンプ 等の 機器 ─ イ ン タ ー ホ ン 設 備 イ ン ター ホン 機器 ─ I T V 設 備 受 像 機( テレ ビ) 、カ メラ ─ 電 気 時 計 設 備 時 計 、配 電盤 等の 装置 ・器具 類 ─ 火 災 報 知 設 備 屋 外 の装 置 屋 内 の装 置 給 排 水 設 備 特 定 の生 産又 は業 務用 設備、 屋 外 設備 、引 き込 み工 事 左 記 以外 の設 備 給 湯 設 備 局 所 式給 湯設 備( 湯沸 し器等 ) 中 央 式給 湯設 備 ガ ス 設 備 特 定 の生 産又 は業 務用 設備、 屋 外 設備 、引 き込 み工 事 左 記 以外 の設 備 衛 生 設 備 ─ 設 備 一式 換 気 設 備 ─ 設 備 一式 避 雷 設 備 ─ 設 備 一式 空 調 設 備 ル ー ムエ アコ ン 家 屋 と 一 体 と な っ て い る 設 備 消 火 設 備 消 火 器、 避難 器具 、 ホ ー ス及 びノ ズル 、ガ スボン ベ 等 消 火 栓設 備、 ス プ リン クラ ー設 備等 運 搬 設 備 工 場 用ベ ルト コン ベア エレベーター、 エスカレーター等 厨 房 設 備 顧 客 の 求 め に 応 じ る サ ー ビ ス 設 備 、 寮 ・ 病 院 等 の 厨房 設備 左 記 以外 の設 備 洗 濯 設 備 顧 客 の求 めに 応じ るサ ービス 設 備 左 記 以外 の設 備 そ の 他 の 特 殊 な 設 備 簡 易 間 仕 切 、 看 板 、 広 告 塔 、 機 械 式 駐 車 設 備 、 L A N 設 備 、 ご み 置 場 ( 簡 易 な も の ) 、 ろ 過 装置 等 ─

(7)

6.業種別の課税対象償却資産の例示〔参考〕

業 種 主な課税対象償却資産の例示 共 通 簡 易 間 仕 切 り 、 パ ソ コ ン 、 L A N 設 備 、 コ ピ ー 機 、 ル ー ム エ ア コ ン 、 応 接 セ ッ ト 、 キ ャ ビ ネ ッ ト 、 レ ジ ス タ ー 、 看 板 ( 広 告 塔 、 袖 看 板 、 案 内 板、ネオンサイン)、舗装路面、塀、駐車場設備等 医 ( 歯 ) 業 医 療 機 器 ( X 線 装 置 、 手 術 機 器 、 分 娩 台 、 歯 科 診 療 ユ ニ ッ ト 等 ) 、 そ の 他 印 刷 業 各種製版機及び印刷機、断裁機、その他 飲 食 店 業 テーブル、椅子、厨房設備、冷凍冷蔵庫、カラオケ機器、その他 ガ ソ リ ン 販 売 ・ 自 動 車 整 備 業 洗 車 機 、 ガ ソ リ ン 計 量 機 、 独 立 キ ャ ノ ピ ー 、 防 壁 、 地 下 タ ン ク 、 オ ー ト リフト、充電器、コンプレッサー、その他 ク リ ー ニ ン グ 業 洗 濯 機 、 脱 水 機 、 乾 燥 機 、 プ レ ス 機 、 ボ イ ラ ー 、 ビ ニ ー ル 包 装 設 備 、 そ の他 建 設 業 ブ ル ド ー ザ ー 、 パ ワ ー シ ョ ベ ル 、 フ ォ ー ク リ フ ト ( 軽 自 動 車 税 の 対 象 と なっているものを除く)、大型特殊自動車、発電機、その他 小 売 業 陳 列 棚 ・ 陳 列 ケ ー ス ( 冷 凍 機 又 は 冷 蔵 機 付 き の も の も 含 む ) 、 日 よ け 、 自動販売機、その他 娯 楽 業 パ チ ン コ 台 、 パ チ ス ロ 台 、 パ チ ン コ 機 取 付 台 ( 島 工 事 ) 、 ゲ ー ム 機 、 両 替 機 、 玉 貸 機 、 カ ラ オ ケ 機 器 、 ボ ウ リ ン グ 場 設 備 、 ゴ ル フ 練 習 場 設 備 、 テニスコート、オートテニス設備、その他 製 造 業 金属製品製造設備、食品製造設備、旋盤、ボール盤、梱包機、その他 製 パ ン ・ 製 菓 業 釜 、 オ ー ブ ン 、 ス ラ イ サ ー 、 あ ん 練 機 、 ミ キ サ ー 、 厨 房 設 備 、 ビ ニ ー ル 包装設備、その他 駐 車 場 業 受 変 電 設 備 、 発 電 機 設 備 、 蓄 電 池 設 備 、 機 械 式 駐 車 場 設 備 ( タ ー ン テ ー ブルを含む)、駐車料金自動計算装置、舗装路面、その他 農 業 ビニールハウス、トラクター、田植え機、コンバイン、乾燥機、その他 不 動 産 貸 付 業 受 変 電 設 備 、 発 電 機 設 備 、 蓄 電 池 設 備 、 中 央 監 視 制 御 装 置 、 門 ・ 塀 ・ 緑 化 施 設・ 外灯 等の 外構 工事 、 駐車 場等 の舗 装及 び機 械 設備 、電 化製 品 (備 え 付 け の エ ア コ ン ・ 冷 蔵 庫 ・ テ レ ビ 等 )、 屋 外 の ガ ス ・ 上 下 水 道 の 埋 設 管、その他 浴 場 業 温水器、濾過機、ボイラー、オイルバーナー、釜、ポンプ、その他 旅 館 ・ ホ テ ル 業 放送設備、洗濯設備、厨房設備、製氷機、その他 理 容 ・ 美 容 業 理容・美容椅子、洗面設備、消毒殺菌機、サインポール、その他

(8)

7.課税標準額・免税点・税率など

・ 課 税 標 準 額… 個 々 の 資 産 の 取 得 時 期 、 取 得 価 額 及 び 耐 用 年 数 を も と に 評 価 額 を 算 出 し 、 そ の ま ま 課 税 標 準 額 ( 課 税 標 準 の 特 例 の 適 用 を 受 け る も の は 、 軽 減 後 の 額 ) と し ま す 。 ※ 算 出 方 法 は 下 記 の と お り ・ 免 税 点… 課 税 標 準 額 の 合 計 が 1 5 0 万 円 未 満 の 場 合 は 課 税 さ れ ま せ ん 。 ( た だ し 、 1 5 0 万 円 未 満 で あ っ て も 申 告 は 必 要 で す 。 ) ・ 税 率… 1 0 0 分 の 1 .4 で す 。 ・ 税 額… 課 税 標 準 額 ×税 率 ( 1 .4 / 1 0 0 ) が 税 額 と な り ま す 。 ・ 納 期… 年 税 額 を 4 回 の 納 期 ( 4 月 、 7 月 、 1 2 月 、 翌 年 2 月 ) に 分 け て 納 め て い た だ く こ と と な り ま す 。

8 . 非 課税 とな る 償 却資 産

地 方 税 法 第 348 条 第 2 項 、 第 4 項 、 第 5項 、 第 6 項 、 第 7項 、 第 8 項 及 び 同 法 附 則 第 14 条 に 規 定 す る 一 定 の 要 件 を 備 え た 償 却 資 産 は 、 固 定 資 産 税 が 非 課 税 と な り ま す 。 該 当 す る 償 却 資 産 を 所 有 さ れ て い る 方 は 、 「 非 課 税 申 告 書 」 を 当 市 に ご 請 求 の 上 、 必 要 事 項 を 記 入 し 、 添 付 資 料( 該 当 資 産 に つ い て 参考 に な る も の ) と と もに 提 出 し て く だ さ い 。

9 . 評 価額 等の 算 出 方法 につ い て

〔評価額の求め方〕 ○ 初年度評価額 → 取得価額 × (1-

減価率

) ○ 次年度以降評価額 → 前年度評価額 × (1-減価率)

減 価 残 存 率 表

耐用 年数 減価率 減価残存率 耐用 年数 減価率 減価残存率 前年中取得 前年前取得 前年中取得 前年前取得 1 - 2 減価率 1-減価率 1- 2 減価率 1-減価率 2 0.684 0.658 0.316 9 0.226 0.887 0.774 3 0.536 0.732 0.464 10 0.206 0.897 0.794 4 0.438 0.781 0.562 11 0.189 0.905 0.811 5 0.369 0.815 0.631 12 0.175 0.912 0.825 6 0.319 0.840 0.681 13 0.162 0.919 0.838 7 0.280 0.860 0.720 14 0.152 0.924 0.848 8 0.250 0.875 0.750 15 0.142 0.929 0.858

(9)

10.耐用年数について

耐 用 年 数 は 耐 用 年 数 省 令 別 表 第 1 、 別 表 第 2 、 別 表 第 5 及 び 別 表 第 6 に 掲 げ る 年 数 を 適用しますが、例外として次の耐用年数も適用されます。 (ア)中古見積もり耐用年数……耐用年数省令第3条の規定により見積もった耐用年数 (イ)短縮耐用年数……耐用年数の短縮について国税局長の承認を受けた時の耐用年数

償却資産の耐用年数(抜粋)

◎構築物 別表1 種 類 細 目 耐用 年数 種 類 細 目 耐用 年数 広告用 金属造のもの その他のもの 20 10 簡易建物(仮設・掘立造のもの) 7 打込み井戸 10 緑化施設 及び庭園 工場緑化施設 そ の 他 の 緑 化 施 設 及 び 庭 園 ( 工 場 緑 化 施 設 に 含まれるものを除く) 7 20 ◎建物附属設備等 別表1 種 類 細 目 耐用 年数 舗装道路 及び 舗装路面 コ ン ク リ ー ト 敷 、 ブ ロ ック敷、れんが敷、 石敷 ア ス フ ァ ル ト 敷 、 木 れ んが敷 ビチューマルス敷 15 10 3 電気設備 蓄電池電源設備 その他のもの 6 15 給排水・衛生・ガス設備 15 アーケード 主として金属製のもの その他のもの 15 8 店用簡易設備・簡易間仕切 3 塀 コ ン ク リ ー ト ・ コ ン ク リートブロック造 15 金属造 10 ◎車両及び運搬具 別表1 フォークリフト 4 ◎工具・器具及び備品 別表1 種 類 細 目 耐用 年数 種 類 細 目 耐用 年数 工具 測定工具、検査工具 治具、取付工具 金型 切削工具 5 3 2 2 家具 電気機器 ガス機器 及び 家庭用品 ラ ジ オ 、 テ レ ビ 、 テ ー プ レ コ ー ダ ー 、 そ の 他 の音響機器 冷房用又は暖房用機器 冷 蔵 庫 、 洗 濯 機 、 そ の 他の電気又はガス機器 室内装飾品 主 と して 金属 製の もの そ の他 のも の 食事又は厨房用品 陶 磁 器 又 は ガ ラ ス 製 の も の そ の 他の もの 5 6 6 15 8 2 5 家具 電気機器 ガス機器 及び 家庭用品 事務机、椅子、 キャビネット 主 と して 金属 製の もの そ の他 のも の 応接セット 接客業用のもの その他のもの じゅうたん 陳列棚、陳列ケース 冷 凍 機 又 は 冷 蔵 機 付 き の も の その他のもの 15 8 5 8 3 6 8 娯楽又はス ポーツ器具 球戯用具 2

(10)

◎工具・器具及び備品 別表1 種 類 細 目 耐用 年数 種 類 細 目 耐用 年数 事務機器 及び 通信機器 電子計算機 パ ー ソ ナル コン ピ ュー タ ( サ ーバ ー用 のも のを 除 く ) そ の他 のも の 複 写 機 、 タ イ ム レ コ ー ダ ー 、 そ の 他 こ れ ら に 類するもの テレタイプライター 及びファクシミリ 電話設備その他の通信 機器 デ ジ タ ル構 内交 換 設備 及 び デ ジタ ルホ ン電 話設 備 そ の 他の もの 4 5 5 5 6 10 看板及び 広告器具 看 板 、 ネ オ ン サ イ ン 及 び気球 その他のもの 主 とし て金 属製 のも の そ の他 のも の 3 10 5 容器及び 金庫 金庫 手さげ金庫 その他のもの 5 20 理容又は美容機器 5 医療機器 レ ン ト ゲ ン 、 そ の 他 電 子装置を使用する機器 移 動 式 の も の 、 救 急 医 療 用 の も の 及 び 自 動 血 液 分 析器 そ の他 のも の 歯科診療用ユニット 4 6 7 その他 映 画 フ ィ ル ム ( ス ラ イ ド を 含 む ) 、 磁 気 テ ー プ、レコード、 自動販売機 2 5 ◎機械及び装置 別表2 設 備 の 種 類 耐用 年数 設 備 の 種 類 耐用 年数 食料品製造業用設備 繊維工業用設備 その他の設備 木 材又 は木 製品( 家具を 除く )製造 業用設備 印刷業又は印刷関連業用設備 デジタル印刷システム設備 製本業用設備 窯業又は土石製品製造業用設備 10 7 8 4 7 9 金属製品製造業用設備 その他の設備 農業用設備 林業用設備 運輸に附帯するサービス業用設備 飲食店用設備 洗 濯 業 、 理 容 業 、 美 容 業 又 は 浴 場 業 用設備 自動車整備業用設備 10 7 5 10 8 13 15 ※ 平 成 2 0 年 度 税 制 改 正 に よ り 、 法 定 耐 用 年 数 表 が 大 き く 変 更 さ れ 、 機 械 及 び 装 置 の 資 産 区 分 が 3 9 0 区 分 か ら 5 5 区 分 に な り ま し た 。 た だ し 、 資 産 の 取 得 時 に 遡 っ て 再 計 算 す る も の で は あ り ま せ ん の で 申 告 の 際 は ご 注 意 く だ さ い 。 (例 )平 成 18年 取 得 ・ 取 得 価 額 1,000,00 0円 ・ 旧 耐 用 年 数 13年 ・ 新 耐 用 年 数 10年 の 場 合 年 度 取 得 価 額 前 年 度 評 価 額 減 価 残 存 率 評 価 額 年 度 取 得 価 額 前 年 度 評 価 額 減 価 残 存 率 評 価 額 19 1,000,000 0.919 919,000 24 385,495 0.794 306,083 20 919,000 0.838 770,122 25 306,083 0.794 243,029 21 770,122 0.794 611,476 26 243,029 0.794 192,965 22 611,476 0.794 485,511 27 192,965 0.794 153,214 23 485,511 0.794 385,495 28 153,214 0.794 121,651

(11)

※ 平 成 1 3 年 度 税 制 改 正 に お い て 耐 用 年 数 省 令 が 見 直 さ れ 、 パ ー ソ ナ ル コ ン ピ ュ ー タ ( サ ー バ ー 用 の も の を 除 く ) の 耐 用 年 数 は 4 年 、 そ の 他 の も の は 5 年 に 短 縮 さ れ ま し た 。 ※ L A N 設 備 の 耐 用 年 数 に つ い て 平 成 1 3 年 4 月 1 日 以 後 に 開 始 す る 事 業 年 度 で 、 新 た に 取 得 し た L A N 設 備 を 構 成 す る 資 産 は 、 原 則 、 個 別 に 償 却 す る こ と に な っ て お り ま す 。

11. 国 税と の主 な 違 い

項 目 固定資産税 国税(法人税法・所得税法) 償 却 計 算 の 基 準 日 賦課期日(1月1日) 事業年度(決算期) 減 価 償 却 の 方 法 定 率 法 法 人 税 法等 の「 旧 定率 法」 で用いる減価率と同じ 建物以外の一般の資産は 定率法・定額法の選択制度 《定率法選択の場合》 平 成 19年 4月 1日 以 後 に 取 得 し た資産は「定率法」を適用 平 成19年 3月 31日以前に取 得し た資産は「旧定率法」を適用 前 年 中 の 新 規 取 得 資 産 半年償却(1/2) 月割償却 圧 縮 記 帳 の 制 度 適用なし 適用あり 耐 用 年 数 の 短 縮 承 認 適用あり 適用あり 陳 腐 化 償 却 ・ 増 加 償 却 適用あり 適用あり 割 増 償 却 ・ 特 別 償 却 ( 租 税 特 別 措 置 法 ) 適用なし 適用あり 評 価 額 の 最 低 限 度 取得価額の100分の5 1円(備忘価額) 改 良 費 の 評 価 方 法 区分評価 合算評価 中小企業の小額減価償却 資 産 の 損 金 算 入 の 特 例 ( 租 税 特 別 措 置 法 ) 金額にかかわらず 適用なし 適用あり (注1)圧縮記帳は認められていませんので、国庫補助金等の圧縮額がある場合は圧縮 前の取得価額を記入してください。 (注2) 増加 償却の 適 用を行っ ている 資産 を 所有され ている 場合 は 、税務署 長への 「増 加償却の届出書」の写しを申告書に添付してください。

(12)

12.課税標準の特例

地方税法第349条の3、同法附則第15条に定める一定の要件を備えた資産については、 課 税標 準の特 例 が適用され、固 定資産税 が軽減 されます 。該当 資産を お持ちの 方は、 「種類別明細書(増加資産・全資産用)」の摘要欄に適用条項を記入し、申請書と該 当資産であることを証明する添付書類と共に申告してください。 《特例対象資産》 主な特例資産は次のとおりです(抜粋) 対象資産 適用条項 適用期間 特 例 率 添付書類 農業協同組合、中小企業 者等の共同利用に供する 機械及び装置 地方税法 第349の3第4項 最初の3年度分 1/2 政 府 の 補 助 又 は 資 金 貸付証明書の写し 公共の危害防止のための 施設又は設備 地方税法附則 第15条第2項第1号 (水質汚濁防止法) 永 久 (平成26年4月 1日 ~ 平 成 28 年 3 月 31 日までに取得) 1/3 処 理 施 設 設 置 届 出 書 写しおよび設計図等 地方税法附則 第15条第2項第2号 (大気汚染防止法) 1/2 地方税法附則 第15条第2項第4号 (廃棄物の処理及び 清掃に関する法律) 1/2 地方税法附則 旧第15条第3項 (水質汚濁防止法) (大気汚染防止法) 永 久 (平成20年4月 1日 ~ 平 成 22 年 3 月 31 日までに取得) 1/6 ※上記以外にも特例に該当する資産は地方税法第349条の3と同法附則第15条等に規定 されています。

13.実地調査のお願い

申 告 書 受 理 後 、 地 方 税 法 第 353条 及 び 第 408条 に 基 づ き 実 地 調 査 を 行 う こ と が あ り ま す ので、その際はご協力をお願いいたします。

14.不申告又は虚偽の申告

正当な理由がなく申告されない場合は過料を科せられること(地方税法第386条)のほ か、後日不足税額に加えて延滞金を徴収されること(同法第368条)があります。 また、虚偽の申告をされますと罰金を科せられること(地方税法第385条)があります。

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お 願 い 当市では、正確で迅速な評価事務を行うため、償却資産の評価計算を一品ごと に電子計算機で算定しております。提出していただく申告書、種類別明細書はそ のまま電子計算機への入力原票として使用いたしますので、「申告の記載例」を ご覧いただき正しく記入してくださいますようお願い申し上げます。 申告時期は何かとご多忙のことと存じますが、申告期限(2月1日)間近にな りますと受付が混雑し、ご迷惑をおかけする場合があるかもしれませんので、な るべく1月21日(木)までに申告書をご提出くださいますようお願い申し上げま す。 ※資産が多く明細書用紙が不足する場合は、恐れいりますが、 コピーをしてご使用いただくか、当市までご請求ください。 (この手引きは平成27年10月末日現在で作成しています) ◆ 公 共 交 通 機 関 の 利 用 、 車 の 相 乗 り な ど に よ り 二 酸 化 炭 素 排 出 削 減 に ご 協 力 を お 願 い し ま す 。 ■eLTAX(電子申告)について 一般社団法人地方税電子化協議会が運営する地方税ポータルシステム(eLT AX:エルタックス)を利用し、インターネットによる償却資産の申告ができま す。 電子申告を利用するには事前に手続きが必要です。詳しくはeLTAXのホー ムページ(http://www.eltax.jp/)をご覧ください。 ■eLTAX(電子申告)を利用されている方へのお願い 全 資 産 申 告 の み の 対 応 と な り ま す の で 、 明 細 申 告 を 希 望 さ れ る 場 合 は 従 来 ど おり紙申告でお願いいたします。 資料がある場合、PDF等のファイルを添付することができます。法人税申告様 式の償却額の計算に関する明細書(別表十六(二))又は減価償却費明細書の添付 をお願いいたします。

参照

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