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1985年に発足したワ-キングウ-マンも、もう14年目

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(1)

1999.9.11 第81号 ワ-キング・ウ-マン 〒464 名古屋市千種区 茶屋が坂 2-6-B-805 (052)842-2739(内藤) 留守番電話・FAX http://www03.u-page.so-net.ne.jp/ya2/kikuchan/ ♀W・Wニュ-スは隔月発行です 申込先 〒振替 00870-4-10024 ワ-キング・ウ-マン WORKING WOMAN 年間購読料 4000円 男女差別をなくす愛知連絡会 =CONTENTS= *メディアリテラシー講演会 …2 *後援講演:性暴力被害と医療を結ぶ …9 *例会「ピル解禁バトル」報告 …3 *報告:IWD 異文化フェミニズム交流会 …10 *WW 合宿報告 …6 *情報:かけこみ講座、ふれあいユニオン …12 *主催講演:セクハラ裁判を考える…9 *ミニコミ閲覧案内 …13 メディア・リテラシ-と言う概念がマスメディア自身に認知され、子供向けの番組も

出かけよう!秋は講演会のシーズンだ

WW例会:

ー”

批判から提案へ

日時:

10

17

日(日)午後1:30~4:30

講師:津田正夫さん 場所:名古屋市女性会館

9.18(土)

家庭内にある暴力を理解する講座

「暴力を断ち切る」

9.19(日)

IWD異文化フェミニズム交流会

「ジェンダーと芸術」

9.26(日) 講演会:

『性暴力被害と医療を結ぶ』

WW 後援

10.16(土)

IWD異文化フェミニズム交流会

「ジェンダーと暴力」

10.23(日) 講演会:

『セクシュアルハラスメント裁判を考える』

WW 主催

10.30(土)

家庭内にある暴力を理解する講座

「女性のための社会福祉制度」

11.6(土) IWD「2000年オープンミーティング」

(2)

2 作られるようになってきた。 なぜ、近頃メディア・リテラシ- が認知されるようになったのか。 メディアは今後どう取り組も うとしているのか。 究極のメディア・リテラシ-は、 メディアを市民の手に取りもどし、 市民が情報を発信することだと説く 津田正夫氏。その方法は、その スキルはどう学べばよいか…。

講師:津田正夫さん

日時:10月17日(日)

午後1:30~4:30

場所:名古屋市女性会館

メディアの影響力は大きい。あの戦争中「大君に捧げまつる子をわれはそだて ん…」(江間章子)等の詩がラジオから流され、多くの女性は国防婦人会に入り、 産めよ増やせよにのせられ、「母性」を絶対化し、戦争に加担してきた。 現在も、メディアからの情報はその価値判断によって選択され、料理されて いるものであると理解はしているが、メディアから一方的に流される情報に右往 左往している自分にハッとすることも多い。 何かあると人権なんか吹っ飛んで集中豪雨のようにどのメディアも一色にな る報道。報道の自由さえ、自主規制の名のもとに捨てかねないメディア。女性の 特性や母性神話を賛美し続けるメディア。今までしていた散発的抗議だけでは何 も変わらない。どうしたらよいかを津田さんと一緒に学ぼう。 津田正夫さん 元NHKチーフプロデューサー。定年前に辞め て東邦短大教授に転身。著書に「パブリ ックアクセス」(リベルタ出版)等。WWの「何で もなれるぞ…」ビデオ制作の折も、惜し みなく力をお貸し下さった。

東邦コミュニティカレッジ

「メーキング・オブTV」

メディアリテラシー実践編 ・ 日時:9/25~11/20 ・ 隔週土曜日 13:00~16:45 ・ 対象:教育関係者・学生・創作関係者 ・ 定員:15名 ・受講料:10,000円 ・ 講師:津田正夫(東邦短大教授) 梅田紘輝, 伊藤慶男, 安藤茂, 森哲弘(いずれも東海 TV) ★申込、問合:052-782-1241東邦コミュニティカレッジ(名古屋市名東区平和が丘) ■受講内容 *番組を作ってみよう *テレビのリテラシー *スタジオ生番組見学 *カメラマンの視点 *撮影の実際 *音楽効果をつける *リテラシ-とアクセス

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7月例会報告

-性・環境・健康-

去る7月25日、間近に迫ったピル解禁を前に、もう一度フェミニズムの視点でピルについて 考えてみようと、この例会は持たれました。今回はいつものように講演、討論というパターンを 少し変え、ピルに対して異なる立場をとるお二人の専門家をお呼びして、双方の立場で語って もらうという設定。 例会はまず講師のお二人が、それぞれの立場でピルを語り、のち、用紙で質問を募って、そ れに応えていただくという形で進められました。当日の参加者はおよそ50名。会員以外の方や、 男性の顔もちらほらと見かけました。 Ⅰ:加藤季子さんのお話 女性成人病クリニック産婦人科医師(性と健康を考える女性専門家の会会員) 加藤さんはOHPを使い、避妊の必要性、その方法、現状、そしてピル(経口避妊薬)とはどう いうものかを説明の後、ピルの利点とリスクといわれるものについて話されました。 ここでは主なリスクと利点を表にしてみると次のようになります。 ピルのリスクとして心配される点 ピルの利点 ① 副作用がある ② 性感染症が増える ③ 性道徳が乱れる ④ ピルによる環境汚染 ⑤ 子孫(胎児)への影響 ① 避妊の失敗が減る ② パートナーにたよらなくていい ③ 妊孕力の回復がはやい ④ 月経障害軽減などの副効用 ⑤ 性交渉の妨げにならない 以上について ① 副作用:副作用としては血栓症と血管障害。しかしそれはホルモン量の多いピルが使われて いた時代のことで、現在は1/5から1/100の低用量ピルが中心で、そこで死に至るような 例は100 万人に一人。内膜症、筋腫はむしろ減る。 ② 性感染症:ピルはあくまで避妊のための薬剤であり性感染症とは関係がない。性感染症を防 ぎたい人はコンドームをつかえばよい。 ③ 性道徳の乱れ:もちろん問題外である ④ 環境汚染:確定した情報ではない ⑤ 子孫(胎児)への影響:現在のところ認められない 加藤さんのお話をこちらの理解内でまとめれば、「ピルは危険性のきわめて低い薬剤。それ を使うことで、自分自身が生殖に関して(産む産まない、いつ産むか、満ち足りた性生活)自己 決定権を持てるなら、是非利用すべきではないか。」ということになります。 Ⅱ 吉田由布子さんのお話 エコロジーと女性ネットワーク 続いての吉田さんは、「ピルは自己責任において使う薬」ということになっているが、果たし て自己責任がとれるほど正しく情報が公開されているかどうか…と言う疑問を出し、臨床試験 には脱落者が多く、必ずしも正確な結果が出ていない、ずさんな審議で厚生省は認可したが、 これが新たな薬害にならないとは限らない、と警告。

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4 諸外国の文献を多数参照しながら- ・ ピルによる乳ガンリスクは三倍くらいに増加する可能性がある ・ イギリスでは、死亡、重症事故にピルが関わっているとされる裁判が137件ある。 ・ ニュージーランドでは6年で9人の女性が第三世代ピル(低用量ピル)の副作用で死亡。 ・ ピルでずっと避妊してきた人が、それをやめてもなかなか妊娠しないと言う問題がある。 …等の例で、ピルの安全性が世界的に確認されているわけではないことを強調しました。 その他、重要と思われたのは、 ・ ピルは「内分泌撹乱物質」。たとえわずかでも体内にホルモ ンが残れば、それは本人の健康やその後すぐに出産する としたら、胎児への影響が心配。また、他の撹乱物質、ダイ オキシンなどとの相乗作用も心配。と言う点でした。 Ⅲ 質疑応答 質問は多く、参加者のピルのことをもっと知りたいという気 持ちが伝わりました。 ■加藤さんへの質問 Q:ピルだけではなくコンドームを使用する事でも性的自己決定権は生まれるのではないか? A加藤:そうですが、今までそういう関係が出来ていたかどうか。そういうことが自由にいえる 関係があれば理想的だが、今までは女性がコンドームのことを口にすれば「みだら」と言われ、 口に出せなかったのではないか。 Q:性交後避妊とはどんなもの? A加藤:性交後72時間以内に薬を飲み、12時間後にもう一度飲んで受精・着床を防ぐホルモ ン剤。急な性交があったときのために知っておく方がよい避妊法。 Q:吉田さんの話とリスクに対する態度が全く違うことはどういう視点の違いか? A加藤:女性が安全で健康な生活を送るためにと言う態度は両方とも同じ。 吉田さんは「こういう点に気をつけろ」と注意を促している。 Q:更年期障害にピルは効果があるか? A加藤:エストロゲンの減少によってつらい症状の出 ている人はホルモンを少し補ってやると元気になる。 Q:月経痛の軽減にピルを期待しているが。 A加藤:今回のピル認可は避妊を目的としたもので、治療には使えない。 ただし月経前緊張症とか月経困難症とかの名で使えないことはない。 治療でもピルが認可されれば現在の中用量ではなく低用量が使用でき、副作用も少なくなる。 Q:血栓症への早めの対応にはどんなものがあるか? A加藤:症状に気をつける。胸が苦しい、偏頭痛がある、脚がしびれる等の血栓症の症状があ ればそれは緊急を要するので医師に対応してもらう。ピルを貰うときにちゃんと連絡できる体 制をとる必要。 ■吉田さんへの質問 Q:ピルの服用のリスクを厚生省なり医師なりが発表した上なら、ピル解禁に賛成するのか? A吉田:それでもやはり認可には反対。ホルモン剤を使うことの危険性をあらためて考えてみ なくてはならない時代になっている。ピルではないが医薬品に使う化学物質、排卵誘発剤や陣 痛促進剤などホルモン関係の使用も慎重に考える必要がある。

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Q:多くの人の避妊には何が適当と考えるか? A吉田:コンドームを正しく使うことが大切。正確に使えばリスクは1%。パートナーが非協力的 で望まない妊娠をするような事態そのものの改善をしないで、ピルを使うことで望まない妊娠 が減ったとしても根本的解決とはいえない。ピルの副作用も女が引き受けることになるわけで、 これはむしろ「女性が耐える選択肢」が一つ増えただけ。権利の拡大とはとても思えない。日 本の性教育が貧困だと言うことはみんなの共通認識。「ピルを使えば妊娠しませんよ」と言う 形で問題を見えなくすると、また別の問題点が起きてくる。 Ⅳ 感想・意見交換 Q:今までのピルの歴史には南の女性たちや高齢者も被験者であった歴史があったのでは… A加藤:外国女性の30年のデータをもとにした今回の解禁。その過程で高用量から低用量に 移った。 A吉田:同じ成分のものが高→中→低となっているわけではなく、新しいものが開発されてい るので低用量だから安全とは言い切れない。こちらの副作用が減ったけれど、他の副作用が 出るかもしれない。途上国の女性など弱い立場の人が犠牲になるような開発がされてきたの は事実。今、世界中の女性が人体実験の途上にあると考えている。 Q:望まない妊娠をした人の中に、選択肢としてピルがあればと思っていた人がいたかもしれ ない。 A加藤:コンドームを使うのは理想だが、それなのに33万人の中絶者がいる。ピルは絶対で はないが、選択肢の一つとして必要。ピルを内分泌撹乱、撹乱というが、内分泌系のコントロ ールと考えたい。 A吉田:ピルを望む根拠は「効率がいい」ということだと思うが、その選択の中でリスクが伝えら れていない。薬害を心配している。ピルは病気を治すための薬ではない。健康な人が健康で なければ飲めない薬。ピルは避妊には有効だが健康な体を病的に保つ薬だという医学関係 者のコメントもあった。 ―会を終わって― 「これって、同じ薬の話?」と、会が終わった後、笑いながら言っていた人がいました。中の発 言にもあったとおり、お二人には共通の「女性に安全で健康な生活を送って貰いたい」という 思いがありながら、リスクに対する認識では大きな隔たりがありました。 結局、情報を知り選択するのは自分自身という平凡な結論にはなりますが、そのもとになる 女性の立場に立った情報公開の必要性、その要求は命に関わることだけに重要だと思いまし た。その一つとして今回の例会が役に立てばと思います。(T) ◆前号での「ピル解禁」記事の中のクイズ回答です 1.アメリカでどれだけの女性(妊娠可能年齢)がピルを使っているか? →③30%(北村邦夫「日本家族計画協会」1996 年『ピルの分かる本』日本短波放送より) 2.ピルが飲まれている国で日本より中絶率(対女性人口あたり)の低い国は? →③ドイツ 0.24% (日本 0.54、アメリカ 0.921、スウェーデン 0.74%) (国連人口統計年鑑/厚生省母体保護統計報告1996年より) 3.ピルの副作用で最もリスク増加率の高いとされているのは? 11 ページに、異文化フェ →③心筋梗塞(厚生省:ピルに関する資料より) ミニズム交流会の、 "ジェンダーとリプロダクティブヘルス" 例会の報告あります。 そっちもチェック!!

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99.8.21-8.22

at 野並子どもの村

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

1日目

8月21日ワーキングウーマン合宿は、ビールはたっぷり買い込んであるがお茶はないという状 況の中、一品持ち寄り大食事会から始まった。6時半頃から のショウタイム。知・性・美 (?)の3人が野並子どもの村をゆるがす。一番ノリの良かったのは、Mother。やはり歌は、単 純なもの、繰り返すものが良いのかな?レット・イット・ビーのビートルズのようになってほしい。

7時から中島美幸さんの「母性神話と暴力についての講演。

中島さんは活字文学 をフィールドに論文も著しておられる。 ① 与謝野晶子は、11回お産をし13人出産、うち11人が育っている。 私は産の気が附いて劇しい陣痛の襲うて来る度に、その時の感情を偽らずに申せば、例 も男が憎い気が致します。……しかし児供が胎を出てて産声をあげるのを聞くと、やれやれ 自分は世界の男の何人もようし遂げない大手柄をした。女という者の役目を見事に果たし た。」(産屋物語) 晶子は矛盾に満ちた人のようで、天皇に対するシンパシーが強いそうだ。「君死にたもうこ となかれ」は反戦歌としての評価もあるが、中島さんは「晶子は昭和17年に死亡したから良 かったが、もっと長生きしていたら軍国の母になっていたのではないか」と言いきる。「山の動 く日…」の詩も全編を読み返してみる必要性を感じた。それほど良い詩ではないと言われる。 ② 日本における「母性―子供観」の変遷 近代になって「良妻賢母」主義が取り入れられ、太平洋戦争下で母性の絶対化。「大君に 捧げまつる子をわれは育てん」(江間章子)。軍国の母。靖国の母。 母性は本能ではない。なぜなら中世において間引きをしていたのは母親。近世において子 育ては父親の責任とされていた。 ③「母性」をめぐる今 文部省の出した「家庭教育ノート」「家庭教育手帳」(学校を通じて親に配布されるがそれを 使って授業はしない)を見ると、父親の育児参加を勧めている。アエラは97年頃から顧客タ ーゲットを30代女性とし、「三歳児神話は神話にすぎない」「男の育児。無理とは言わせな い」などのページを作った。 しかし東海地方を含む田舎では、近代に生まれた母性神話や三歳児神話が根付いている。 「わたし、子どもが好きじゃない」「母としてではない私の主体性。子どもに望む主体性」と大 声で言えるようにしたい。 ③ マスメディアと母性・女の特性 太平洋戦争下は、ラジオで江間章子らの詩を繰り返し放送。1998年から中日新聞はは 母の日に「母子は元々一体です。母は子を本能的に包み込む」等の社説を何回かも記載。 *******中島さんの話は非常に興味深かった。パワ-があった。ブラックユ-モアがあった。中 島さんの人間性があふれ出ていた。彼女は性別特性論や母性神話を突破するために 大黒柱になる人だと確信した。 !!!!保険金欲しさに次男を殺した母。パチンコの間、子ども二人を車中に置き死なせてし まった母⇒母性は本能ではない。父の場合もあると思うのに。あまりニュースにならない。(A)

(7)

21日、22日両日ともに中身の濃い内容でありました。 初日の夜は例によって一品持ち寄りの夕食(今年は手作りがほと んど) のライブ(歌いおろしの4曲、Mother がとても良かっ た)そして、メインディッシュ中島美幸さんのお話「母性神話と暴力」。 彼女がアッハッハと笑い飛ばしながら話す内容はなかなか楽しかったが、今私の頭に残ってい るのは与謝野晶子が矛盾をいっぱい持った人で13人も子供を産んで膨大な和歌や詩を書いた超 エネルギッシュな人だったこと、その他少々-脳味噌の記憶容量が頓に萎縮しているのを実感。 翌日は職場の女性差別是正裁判で闘っている岡谷綱機の藤沢さんと野村証券の堀さんのおは なし、どちらもコース別人事制度で男女の職務がキッチリと分けられ、賃金に大差がつく悔しさを裁 判で白黒つけようじゃないの!とがんばっている。産業別組合が生まれない日本の労働者・特に女 性にとって働くと言うこと、生きると言うことの大変さは本当に実感する。厳しい裁判を闘っているお 二人なのにキンキンせずに簡潔・明瞭に話されて、私の脳味噌にもしっかりと入りました。変動激し い経済状況の中、規模が大きくなればそれなりに働く状況も厳しいなあと、小さい会社で働く私は小 回りがきくかもと思ってしまった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回メンバーとなって初めての合宿参加で緊張していました が、みなさんに暖かく迎えていただいて、わいわいと食べるお食事 のおいしかったこと!楽しい時間を過ごしました。 1~2度セミナーには参加しているのですが、まだビジターの立場で、正直言って終わってしまえ ば反芻することなく、只聞いただけという感じでした。WWニュースを読んだり、身近に活動している 内藤さんの話を聞いたりしているうちに、だんだん自分の考えだけではなく、同じ同性がどう捕らえ ているのか、興味が湧いてきました。最初は素人だし、まずは自分の興味のあるテーマから、と今回 を選びました。テーマが“母性神話と暴力”ということで、自他共に認める異常な子ども好き、自分の 事を母性本能の固まりと思っている私にとっては、身近に感じたからです。 今となってはお恥ずかしい話ですが、私自身、子どもの頃からずっと“年頃になったら、大恋愛を して、結婚して、子どもも産んで...“というお気楽なことしか考えていませんでした。ダンナさん(この 言葉も変です。)においしいものを食べさせて、子どもが帰ってくる時には家にいてとか、自分のした いこと、核となっていくもののことは何も考えないで、それが妻たるもの、家を守る母である事が良い 女性であると、自分の母親を見て想像していたからです。“母性“とは生まれついてのものであり、女 性は必ず誰でも持っているものであると、それに対してなんの疑問もありませんでした。周りの環境、 教育によっていかに受け止め方が違う典型的な例だと思います。以前から、“何故、子どもがそんな に欲しいの?”と聞かれても“アタシは生まれつき、母性本能が強いのよ。”と答えてひんしゅくを買 い、“それは生まれつきじゃなくて、後天的なものなんだよ。”と言われても、ぴんと来ませんでしたが、 いろんな話を聞いているうちに、だんだんと自分で答えられない矛盾や疑問が生まれてきました。 「女性は男性の補助である」「お給料は違って当たり前」「生命の値段も一家を養っていく男性と 女性では違う」「母親の教育が悪いから」事等、全てにおいて女性が劣っている考えを押し付けられ、 それを不思議と感じていなかった自分を今はとても羞じています。単純に同じ人間である事以外に 何が違うのでしょうか?なぜ、女性だけが責められたり、さしみのつまのようにならなくてはいけない のでしょうか? ただ、だからどうだという事はなく、今回の事をきっかけに、知らないで済んでいく事のではなく、 知識を持った上できちんと自分の中で消化し、捕らえていきたいと考え始めました。“母として“では なく”人間として“自分がどう生きていきたいかをきちんと考えていきたい。(といいながら、その前の 段階もまだ踏んでいませんが)「誰かの為に」なんて、それこそおこがましい話ですね。最後になりま したが、中島先生のお話はとても興味深く、素人の私にもわかりやすく、あっという間の2時間でした。 ありがとうございました。

(8)

WW 主催講演

セクシュアル・ハラスメント裁判を考える

-職場・大学-

講師:角田由紀子(弁護士)

場所:名古屋国際会議場 会議室 221

日時:1999 年 10 月 23 日(土)13 時 30 分~

資料代:500 円

主催:愛知女性研究者の会 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネット 東海ブロック 名古屋大学でセクシュアル・ハラスメントを考えるネットワーク 両性の平等オンブズ・ネットワーク ワーキング・ウーマン(五十音順) 名古屋大学でセクシュアル・ハラスメントを考えるネットワーク(nsnw) homepage http://www2.jimu.nagoya-u.ac.jp/circle/sonota/nsnw/

WW 後援講演

性暴力被害と医療をむすぶ

講師:佐々木静子(医師)

性暴力被害と医療を結ぶ会」呼びかけ人

日時:99 年 9 月 26 日(日)13 時 30 分~3 時 30 分

場所:愛知県保険医協会・伏見会議室

参加費:無料 定員:100 名

主催:愛知県保険医協会・母性問題部

昭和区妙見町19-2

TEL

052(832)1345,

FAX

(834)3512

★参加希望の方は、お電話で人数をお知らせ下さい 後援:愛知"人間と性"教育研究協議会、女性への暴力 回復とサポートの会、名古屋 CAP、外国人 医療センター、かけこみ女性センターあいち、(社)日本助産婦会愛知県 支部、子どもの虐待防止ネットワーク・あいち事務所、ワーキング・ウーマン 近年、増加している性暴力による被害。被害者の心の傷を早めに癒すために民間団体や医療従事者、警察、 行政などがカウンセリングセンター、相談窓口、強姦救援センターなどを設立して活動していますが、相互の連携は十分 ではありません。 愛知県保険医協会・母性問題部会では、産婦人科医が中心になって、性暴力による被害者 を診察したときに、女性の立場に立ち、相談に応じ、被害者の自立と回復をサポートするために出来ることを今 こそ真剣に考える必要があると、講演会を企画しました。

(9)

異 文 化 フェミニズム連 続 交 流 会 REPORT

第二回の異文化フェミニズム交流会「ジェンダーと民族」は、韓国籍在日朝鮮人二世の朴裕 子(パクユジャ)さんのレポートを中心に展開された。 まず、彼女の位置が、日本に在住して制度的にも「民族」を奪われると同時に、二世であり朝鮮語 を自由に繰れないことで、「私たちは本物の朝鮮人になれるのだろうか」と自問してしまう存在である ことが語られた。続いて、民族的アイデンティティに深くこだわりながらも、韓国は儒教国で家父長制が強 く残っており、女性差別の問題からも逃れられないこと、アイデンティティは多様かつ重層的で民族解放 は同時に女性解放を達成しないしその逆も同じであること、その意味で日本のフェミニズムが在日の人 権問題を自身の問題として捉える視点を持っていないことは問題であると言う指摘がなされた。 そして、旧日本軍従軍慰安婦の問題をめぐり、 ①「慰安婦制度を植民地支配の問題としてだけ捉えると、日本人慰安婦の問題を問題化できな い。」という上野千鶴子の発言を、日本人慰安婦がカムアウト出来ない理由は、日本のレイプ容認 風土と、日本帝国主義に対する日本人の歴史認識の欠如で(に)あると批判。 ②同じく上野千鶴子が、在日朝鮮人による従軍慰安婦問題に対するアピールの中に「私の母を 辱めるな」という表現が用いられたことをとらえ、「家族の用語で語られのは危険」と批判したことに 対し、「家族は人種差別主義者への抵抗の拠点である」と考えるのは黒人フェミニスト等とも共通で あることを紹介し、反論。 ③同じく上野の「日韓両国のフェミニズムは国境を越えるべきだ」という提言に対し、「日本人女性 は加害国民の一人として戦争責任を果たすことによって、はじめて国境を越えた女達の連帯が可能 となるのであり、その逆ではない(金富子:キムプジャ)」とする意見が示された。 以上いずれも、結論にはいたらないもののいくつかの議論が出来、この日の参加者は全員が(問 題意識のあった者もそうで無かった者も)自らに問い返すものを持ち帰り得るような話し合いになっ たと思う。①については、参加者の多くが「なぜ(日本人は)日本人慰安婦問題を問題化出来てない のだろう」という問いを見つめ直した。②については、「家族=×」という一枚岩的な批判では語りき れないという問題であると同時に、家族を問題とする視点も確認された。③については、わいわいう いみんのSさんから「加害国民の(一人として)一人一人がどう責任をとり得るのかを考えてきたが、 今私たちがやっていること、即ち個々人のレベルでの国際交流・国際理解(ex.国際女性デーを開催 すること)が、責任を果たしていくことにつながるのではないか、いや、して行きたいんだと位置づけ 得るような気がしてきた。私が今まで何のためにやってきたのか見えてきた気がする。」という心情 が吐露された。むしろ、民族意識なんて、要らないと思ってきた私であるが、過去(現在も?)に日本 民族が犯した事実からの逃走意識と、実は深いところで私を支えている日本民族意識と、それらのコ ンプレックス(複合意識)が「民族意識への無視」を帰結していたのかと考え始めるきっかけとなった。 ■

第4回異文化フェミニズム交流会

「ジェンダーと芸術」

♀ 9.19

(日)

1:30 p.m.~

//参加費

\300

名古屋国際センター

第4研修室 (地下鉄:国際センター)

芝居とワークショップ

”Voice Your Choice”

(あなたの選択を声に出そう)

By Kris Withekaye

我々が無意識に行っている「選択」、避けたつもりでも結局行っている「選択」。即興劇への参加を 通して、選択を「決定し、声に出し、実行する」というワークショップを行います。 個人的なことは政治的である。芸術は、ジェンダーの問題を探るのに最強。と語るクリス。 彼女のワークショップはまさしく、ジェンダーと自分自身について考える絶好の機会であり、魅力的で、,挑 発的に違いありません。.

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異 文 化 フェミニズム連 続 交 流 会 REPORT

第三回は、「ジェンダーとリプロダクティブヘルス(生殖の健康)」で、低用量経口避妊薬をテー マに話し合った。ピル副作用の実態については、WW7月例会でも紹介されており、その程度をどの ように評価するかについては、対立する異論のあることから、今回は一定の副作用は薬には付き物 であるという前提でとりあえず議論から除き、「ピルは女たちにとってどういう意味を持っているの か?」と言う視点に絞って話を進めることになった。 まず、リポーターの清水さんから、薬品であるピルを使うに当たっては、リスクとベネフィットをしっ かり検討すべきだと言う指摘があった。妊娠、出産、中絶、薬の副作用…どのリスクを最も避けたい のかは個々人によって異なり、そのうえ避妊手段として何を用いるかは相手との関係に依拠する。 現在の制度の中に、どの避妊法がその人によってベストかということを検討するシステムがないこと が問題だという。続いて満さんは、女性が性について主張できていないことが問題で、男性が避妊 に協力しないことは女性に対する暴力である、ピルは他人から(パートナー、医者、親)飲まされるもの ではなく、自分で選択せねばならない、としたうえで、対等な関係が作れなくても、女にセックスした い状況があり、ピルは女性の選択肢として重要と語った。 韓国やフィリピンでの現状報告。発展途上国で、人口管理のために夥しい女たちがピルの実験台 になり犠牲になってきたことの報告のあと、話しやすい雰囲気の中で議論が盛り上がる。 高校教師のTさんからは、授業でピルの話をしたところ男子生徒から(のみ)「女の子にどうやって ピルを飲ませられるか」という質問があった話が紹介され、結局ピルは男性を避妊の問題から責任 逃れさせ、女男関係を悪化させるとの意見も出た。これに対し「妊娠の結果責任を最終的に負うの は女性」だから、「確実に女性が避妊をコントロール出来る方法を手にすることに意味がある」、「避 妊に関し、男とタイな関係を持つというのは幻想だ」また、「ピルが女性のみの避妊方法だからこそ、 一層性教育(避妊協力教育)を充実させねばならないのだ」などの反論が出る。 また、「中絶」は女性にとって重いのが現実で中絶によって心を病んでいく女性たちがいるという報 告。キリスト教社会の欧米では"pro-life(生命優先=中絶×)"対"pro-choice(女性の選択権優先) "という対立の構図があるが、中絶によって傷ついてしまうのはおかしい。やはり"pro-choice"が基 本であると話し合った。 この9月2日に、低用量ピルは避妊薬として解禁されたが、医師の処方が必要で、使用条件もつい ており、費用も1月 3000 円ほどでそれほど安くない。「こんなに使いにくくては解禁とはいえない」と 言う意見、こういう条件ではむしろアンダーグラウンド化して、暴力団の資金源などになるのではとい う声も聞かれた。 会全体のなかで、いろんな形で何度も出たのは「正確な情報、女性の立場に立った情報を」という ことだった。その意味でも、今回リポーターを引き受けた『ドリームWCN(Women's Center Nagoya)』 のような、女性の身体の問題に取り組む試みは重要である。そして、正確な情報に基づいて、自分 にとって最も適した避妊法を、自分で選択出来るようにせねばならない。

■異文化フェミニズム連続交流会予告

第5回 ♀ 10.16

(土)

『ジェンダーと暴力 』

-家庭内暴力をとりあげて

by かけ込み女性センターあいち、あさの会、Ficap

第6回 ♀ 11.6

(土)

『2000 I.W.D.オープンミーティング』

2000 年IWDは、2000 年 3 月 12 日(日)栄小公園(三越前)を予定 ホームページ:http://member.nifty.ne.jp/IWD-HP/ 連絡先:052-722-3217(富田)

(11)

---

INFORMATION・情報・じょうほう

名古屋ふれあいユニオン

「派遣トラブルホットライン」

日時:9月18日(土)

、19日(日)

午前10時から午後6時

場所:名古屋ふれあいユニオン事務所

電話:052-859-2058

シリーズ

「家庭の中にある暴力を理解する講座」

第3回「暴力を断ち切る」

9.18(土)13:30~16:30

第4回「女性のための社会福祉制度」

10.30(土)講師/杉本貴代栄 時間:いずれも 13:30~16:30 場所:名古屋市女性会館,名古屋市中区 定 員:50 名 参加費:1,000 円(7 回分前納者 5,000 円) 主催・問合せ:かけこみ女性センターあいち Tel&Fax 052-853-4479 ---

女性のからだと性

"電話相談

"

電話:052-624-6872 日時:毎月第三木曜日 13:00~20:00

女性のからだと性

"定例学習会"

日時:毎月第三土曜日 14:00~16:00 場所:名古屋市女性会館 参加費:500円 *要事前申し込み:Tel 052-624-6872(留守電で受付) 主催・問合せ:ドリームウィメンズセンター名古屋 Tel 052-624-6872 --- 講演会「からだ・性、もっとよく知ろう~リプロダクティブ・ヘルツ/ライツ」 講師:ヤンソン・柳沢由実子さん(評論家・翻訳家) 日時:9.14(火)14:00~16:00 場所:名古屋市女性会館 ・入場無料,手話通訳あり, 託児:2 才以上就学前託児あり(要事前申し込み) 問合せ:市民局市民文化部女性企画室 Tel 052-972-3148 --- 日本女性会議’99 はままつ 日時:10.1~10.2 問合:http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sosiki/jose/joseikaigi.htm ♀ドリームウィメンズセンター名古屋 (ドリームWCN)とは、名古屋にウイメンズセ ンターを夢見ようというかけ声です。 1993.2月に発足。"女性たちが自分の 身体を知り、主体的に生き、納得して自 己決定できるようお互い支え会える場"を 常設できることを夢としています。

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会員紹介 ---

このページは会員にのみ添付しています 神谷 千恵子さん 今年1~2月にかけて中日新聞の社会面に掲載された「出口はどこですか」と言う記 事でワーキングウーマンの存在を知りました。 女性が働くと言うこと、とりわけ子どもをはじめとする家族を持ちながら働くことに ついて真剣に考えてみたいと思っています。 実は昨年八月に諸事情があって、主人と別居。高校生の娘、中学生の息子との三人暮 らしです。結婚以来主人とともに家業を営んできましたので、別居と同時に失業と言う ことです。幸いすぐにパートタイマーとして働く場所が見つかりました。でも今後のこ とも考え、正社員で働きたいと思っておりました。今年四月より現在の会社に正社員と して雇用されたものの早出や残業の多い職場で、男女とも避けて通れません。半年にな りますが少しずつ家事や子どもたちとの関係にしわ寄せが現れ始め、これでよいのだろ うかと今は少し悩んでいます。42才という年齢は転職するにはかなり厳しいですし、 それかと言って子どもたちとの距離が少しずつ広がっていきます。こんな状態の私です が皆様の仲間に入れていただきいろんな意見を吸収させていただければと思っています。 よろしくおねがいします。

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参照

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