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第2回管理運営基本計画検討懇談会 要旨 新しい文化芸術施設【岡山芸術創造劇場(仮称)】の整備について|岡山市|学び・生涯学習|文化芸術

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内容 第2回「新しい文化芸術施設」管理運営基本計画検討懇談会 日時 平成29年8月22日(火) 14:00∼16:00

出席者

懇談会メンバー:(五十音順)

五島朋子、笹井裕子、田野智子、津村卓、平井優子、柾木和敬、 宮崎刀史紀

コーディネーター:草加叔也

次 第

1 開会

懇談会資料の説明

2 議事・意見交換

(1)市民ワークショップ(第 2 回)の報告 (2)利用団体ヒアリングの報告

(3)意見交換・検討

①前回懇談会の検討項目の確認(追加意見) ・管理運営基本計画について

・事業計画

②第 2 回懇談会の検討項目 ・施設管理、運営計画 ・施設利用計画

3 閉会

内 容 (要 旨)

1 開会 事務局 :

第2回「新しい文化芸術施設」管理運営基本計画検討懇談会を開会する。  懇談会資料の確認

コーディネーター:

本日、坂手氏からは欠席のご連絡を頂いている。

議題に入る前に、前回欠席されていた柾木氏からご挨拶をお願いする。

柾木氏:

(2)

東京、関西圏、中国地方など様々な場所で声楽家として活動している。

これまでは舞台に出演することが主だったが、ここ1、2年は地域の芸術文化や音楽 文化における後進の指導・育成を考え始め、様々なホールのそのような企画にも携わる ようになってきた。新しい文化芸術施設を、我々の岡山の文化の拠点として皆さんと一 緒に創っていければと思う。よろしくお願いする。

2 議事・意見交換

(1)市民ワークショップ(第 2 回)の報告

(2)利用団体ヒアリングの報告

(3)意見交換・検討 コーディネーター:

ぴあ総研の笹井氏より、岡山県におけるライブ・エンタテイメント市場の現状と傾向 等について、ご説明をお願いする。

笹井氏:

 「岡山県におけるライブ・エンタテイメント市場」の説明

コーディネーター:

ご説明を聞き、新しい文化芸術施設が担う役割はかなり大きいのではないかという印 象を受けた。

どう捉えてよいか多少悩むようなデータかもしれないが、現状を踏まえ新しい文化芸 術施設の方針や活動を考える上で、大きな材料になるように思う。

本日は、前回に引き続き管理運営基本計画における事業計画のあり方と、施設管理、 運営、施設利用計画などについてご議論いただきたい。

資料3−1は全国でも活発に事業を実施している先進事例施設の事業、組織、事業費 の概要について整理した。

資料3−2は、前回の懇談会で事業の関連イメージが不明瞭というご指摘をいただき、 事業の関連性についてイメージ図を作成した。

先ほど笹井氏にご説明を頂いた内容も踏まえ、岡山での事業の考え方や、文化芸術施 設で行われる事業の規模などについてご意見をいただきたい。

津村氏:

(3)

先程、特に演劇については他の地域と比べ少ないと言われていたが、現在東京で制作 されチケットがすぐに完売するような演目は、大阪、京都、兵庫、あるいは滋賀や広島、 大阪の民間ホールなどでツアー公演を行い、次は北九州か福岡へと移動するという流れ ができている。なので、実際に岡山県で公演が少ないのは当たり前かもしれないと、先 程のデータを見て思った。また、若い人がチケットを買い観に行くのはイベント系とス ポーツ系が多いということも示されていた。

しかし、そればかりを行っていくと、劇場やホールが体力を失っていくというのが私 の持論である。

なぜかというと、ポップス系は大変だが、仕込みから撤退まで一日で完了する。とこ ろが、芝居は仕込みから稽古、バラシまで時間がかかるので、劇場に(その演目を受け 入れることのできるスタッフや技術力などの)体力がないとできない。芝居のみならず、 オペラなども同じだと思う。

体力のない劇場は利用されなくなる。例えば、大掛かりな仕込みが必要な演目の場合、 必ず聞かれるのは「その劇場にどれだけ体力があるのか。」ということである。体力がな ければ利用はされない。その土地で観客が動員できるかということもあるが、その前に 自分たちの公演を行うことが可能かどうかという部分も非常に大きい。そのようなこと が、長年の流れの中で出来てしまっているのではないかと感じた。

また、前回の懇談会でスタッフの人数が少ないと指摘したが、資料の3−1について、 北九州芸術劇場の成り立ちを申し上げる。

北九州市は昭和 40 年代頃まで、八幡製鉄の本拠地だった。企業の力によって、芝居小 屋や音楽ができる場所が多くあった。特に芝居小屋は数多くあり、東京や大阪から大衆 演劇が多くきていた。

ところが 40 年代以降は工場自体が縮小傾向に入り、文化の部分が縮小していった。そ れと合わせ福岡市という商業のまちが大きく膨らんでいき、大きな催しが福岡に吸収さ れることになった。実は北九州市にも 20 数年間市民会館はあったが、貸館のみで自主事 業は一切行ってこなかった。市民のほとんどは、福岡に観に行けばいいと考えており、 彼らにとってのハレの場は福岡だった。

北九州芸術劇場ができた当初は、驚くほど観客がいなかった。

本当にこの劇場に人が集まるのかという恐怖はあったが、まず、自分たちのまちにあ る新しくできた芸術劇場は何を目的に進んでいるのか、10 年後 20 年後にどうしていくの かというのを打ち出した。その中にはハレの場となることや、人材育成を行うことなど 様々なことを含めた。その中で、「どのくらいの事業を行っていくか」と考えた時に、「大 ホールで行う商業的な作品」「中劇場で行うこれからのアーティストたちの作品」「小劇 場で行うもっと若手のアーティストの作品」という3つに分けた。更にアウトリーチな どを加え、それらを同時進行で行っていくことを定めた。

(4)

トした頃はもう少し頑張っていた。落ち着いたのは、市民の方々が意識と足が自分たち のまちにある劇場に向いてきたということが大きなポイントだと思う。

もう一つ、これは劇場内部の話だが、劇場というのは本当にプロの仕事を行わねば前 に進まない仕事である。開館当初は、劇場という場所で初めて仕事をする職員もたくさ んいた。相当きつかったと思うが、「劇場という場所」を5年から6年で成熟させたかっ たということがあった。

劇場というのは実は成熟しないと次の段階には進めないと思っている。

劇場の成熟というのは、「この劇場がどういう意志をもって前に進んでいるのかという のをスタッフ全員が理解をして前に進んでいくこと」「技術的な成熟」という2つが同時 に成長していかなければ成熟しない。

それが進んでいく中で市民やまちとの信頼関係が生まれ、次の段階への戦略を組むこ とができた。

事業が少なく、ポツン、ポツンとしか行われていなければ、成熟が格段に遅くなる。 観客となり市民の日常的な場になるような環境づくりも含め、どれだけ劇場が成熟する か、そのことが二つ相まった時に何が起こるかというと、まちのブランドが高まる。

私はよく、劇場で「三段跳び(ホップ・ステップ・ジャンプ)と同じ」といっていた。 最初の「ホップ」にあたる踏切の段階で失敗すると、全てがゼロになる。まずは「ホッ プ」でどれだけの勢いをつけられるか。そしてステップの時にどれだけ成熟できるか。 それができれば、最後の高く前に跳ぶ「ジャンプ」は意外とできる。

最初の「ホップ」が5年なのか、10年なのかは、地域や、どのようなスタッフがいる か、どのくらいのお金をかけられるかにより違う。しかし、まずは「ホップ」にあたる 部分をどれだけ充実させるかが大切だと思う。

コーディネーター:

平成26年度は約42事業を実施し、支出が約1億8千万である。この支出はピーク時 よりもある程度落ち着いてきた頃の金額ということか。

津村氏:

数字に関して補足すると、資料の指定管理料の中に事業費は含まれていない。市から の事業補助金が約7千万円あり、合計約2億円程度になる。

(5)

平井氏:

北九州芸術劇場はまちのどのあたりに位置するのか。

津村氏:

小倉駅から歩いて約 10∼15 分の場所に位置する。駅から劇場までの道のりはずっと商 店街を歩いてくる。この商店街も私が初めて訪れた頃は活気のない商店街だった。今は 当時から盛り返し、おもしろい商店街になってきた。立地としては、小倉城のすぐ近く で、市役所などが隣接している地域であり、特段悪くもないが、特段良いわけでもない。

平井氏:

まちの人と信頼関係を築く際に、「ここにホールがある」と認知されやすいということ は重要である。

私が好きなホールの多くは、(ホールで行っている催しがポスターやチラシなどが外か ら見てわかるように掲示されており)前を通ると今何を行っているかが一目でわかるよ うなホールが多い。ホールがいま何を行っているかが逐一わかることは、ホールがまち に浸透していくのに大きな役割をもつ。外からみて「ホールがあるらしい」ということ しかわからないのは好ましくない。

津村氏:

北九州芸術劇場は複合施設の上層階にあるため、外からホールがみえない。だからこ そ、この中に劇場があるということを伝えるためにも、事業で勝負に出ないと埋もれて いくと思った。北九州市は、他の地域で北九州芸術劇場と同じようなことを行ったが、 2年間持たなかったことがあり、そのため事業に力を入れていくことに関して理解があ ったのかもしれない。

五島氏:

笹井氏のデータから、東京と比較して地方では演劇公演そのものが圧倒的に少ないこ とがわかる。行動者率の調査でも、演劇やダンス、伝統芸能などを観に行くのはほとん ど東京だけという同様の結果が出ている。しかし、例えば東京で行われるポール・マッ カートニーの公演に岡山から観に行く人がいるとのデータから、関心のある事業が岡山 県で行われていれば観に行く人は必ずいると言える。そのような観客を掘り起こしてい くことは、経営的に必要なことと感じた。

何度も言っているが、新しい文化芸術施設に来るお客さんは、岡山県内の方々だけで はなく、鳥取や四国地方からも来るだろう。そのような潜在している人達を集めること は、新しい文化芸術施設の役割の一つだと思う。

(6)

の劇場という NPO が行っている劇団の活動では、年間に少なくとも 30 校くらいの小中学 校でアウトリーチを行っている。回数で言えば 100 回に満たないくらいの数を行ってい るだろう。

彼らは NPO のため自治体からの収入はなく、学校が持っている僅かな予算で特別講師 としてアウトリーチを行っている。そのようなことをするためには、地元にいる文化団 体や劇団など、現在活動を行っている人たちの意識を変え、仲間にし、共に事業を進め ていく必要がある。それによりアウトリーチ事業の数が膨らんでいく。今ある人や資源 をどのように育て、活かしていくかということも大変重要になる。

また、現在は7つの事業分類が挙げられているが、何が最も大切な基盤になると考え ているかが示されていないとイメージが持てない。例えば北九州芸術劇場では、開館の 10 年前から演劇祭(北九州演劇祭)が行われており、地元の演劇人が頑張っているという 土壌があった。また、プレ事業として学校へのアウトリーチなどを行っていた。その後、 他の劇場との共同制作の事業を行ったりして、次の段階に進んでいったと思う。

「新しい文化芸術施設は何を基盤と考えていくのか」というところに岡山らしさが出 ると思う。それが何であるかもう少しはっきりさせていきたい。

津村氏:

アウトリーチに関していえば、今から5、6年前に演劇やダンスのアウトリーチのプ ログラムを見直した。それは、10 年前に行っていたアウトリーチは子どもたちに対する 押し付けであったと分かってきたからである。どのようなプログラムを作ると子どもた ちにとって最も良いかを、アーティストなど様々な人たちと一緒に何度も検討した。

社会の変化もあるし、当時はよく「コミュニケーション」ということが言われたが、 もう時代遅れの考え方である。今の時代は、子ども達がどれだけ想像力を喚起できるか というプログラムを出していかないといけないのに、未だに昔ながらのコミュニケーシ ョンゲームを行っているケースもある。プログラムの開発を正しく行うことが重要であ る。

もう一つは、学校の先生とどのような進め方をすればよいかを深く話し合うことが重 要である。例えば、子どもでも特別支援学級の子どももいれば、体育が得意な子ども、 勉強が得意な子どもなど様々で、全てに合わせる必要はないにしても、そこをどのよう なプログラムで進めていけばよいのか、このようなプログラムの開発は劇場が行わなけ ればならないと思っている。

アウトリーチプログラムの開発を行うスタッフは、創造事業や招聘事業を行って、公 演というものを実際に受け止めた人、アーティストと一緒に「もの」を創るということ を知っている人でなければならない。単に大学などでアウトリーチを学んできたという だけでは通用しない。

(7)

の中にある潜在的な力をどのように提供するかということなので、その潜在力を理解し ていなければプログラムは作れないし、学校にも説明できない。ましてや、子どもたち に対して何の力も無くなってしまう。

そのためにまずは、学芸事業的な部分を押えながら、スタッフを育成することが必要 であり、自分の経験上、それが重要になってくると思う。

平井氏:

他の施設でも行われていると思うが、穂の国とよはし芸術劇場プラットでは、ワーク ショップファシリテーターの育成事業に力を入れている。ホールの事業として、ファシ リテーターの育成は非常によい考え方だと思う。

柾木氏:

現状、私が知っている岡山市内の文化団体、音楽関係者の中にプロの人はほとんどお らず、多くはアマチュアである。基本的にアマチュアの団体がホールと関わるのは、貸 館として利用するのが最初となる。私の専門分野は声楽・オペラだが、名は通っていな いが、岡山県内にも頑張って活動しているオペラのアマチュア団体がある。

文化団体はアマチュアに限らず、横の繋がりがほとんどない。仲が悪いのではなく、 横の風通しが良くならない。これを劇場がまとめたり、上から包括的な視点で見てくれ たりしていただきたい。

ヨーロッパでは基本的に文化団体が自ら何かを創り発表を行うことはほとんどない。 ホールが企画、先導し、そこに人が集まり、人が集まるところに商業施設が集まって、 そこに人の交流が集まってきて、まちができてきた。そのため、ヨーロッパでは、ほと んどまちの中心地に劇場がある。例えば、有名なミラノのスカラ座もまちの中心にある。 スカラ座が改修を行う際、代替として鉄道に乗って行かねばならない離れた場所で数年 間営業をしていたが、人は入っていなかった。

オペラハウスはオペラだけでなくミュージカルやバレエ、オーケストラの演奏会も行 うが、これらを観に行く場所をまちの中心地から離れたところに置くことにどれだけの リスクがあるか。ホールの周辺に人の流れが自然に出来てこないと、ホールに人は入っ てこない。

既存の岡山のホールは、比較的まちの中心にあり、何か特別なことがなくても人の流 れがあった。しかし、駅前に巨大なショッピングモールができ、流れが多少変わってい る。

(8)

そこは市にご理解をいただくしかない。

笹井氏の資料によると、岡山では演劇公演が本当に少なく、驚いている。私自身は岡 山に演劇関係者の友人は多くいるが、その方々に聞くとチケットのほとんどは、スタッ フや出演者がチケット業者を通さずに直接観客に売る、いわゆる「手売り」であるし、 商業ベースに乗ったものはほぼ岡山に来ることがない。コラボレーションができること はあるだろうが、そのような意味でもホールが先導になって、何かを創っていただける と、様々な団体(演劇、オペラ、バレエ)がいろんな枠を取り去って何か一つのことが出 来るのではないか。

子どものアウトリーチに関してもそのような視点で行っていけば良いのではないか。 現在岡山シンフォニーホールとルネスホールがアウトリーチ活動をしているが、中心地 から離れた郊外の学校等に行くことが多く、その場所で行っていることと他のことがな かなか関連しない(単発で終わってしまう)。市内の中心部へアウトリーチに行けば、興 味を持った子どもが劇場に足を運ぶかもしれない。現在のアウトリーチは、単に観る機 会のない子どもたちにライブの縮小版を見せるというアウトリーチになっている。それ が劇場に行ってみようという気にさせるようなものになっていけば、各事業が関連し、 人の流れもできるのではないか。

コーディネーター:

ロームシアター京都は平成 28 年の 1 月にリニューアルオープンしたが、津村氏の言う 「ホップ」はどのようなものになっているか、また、どのようなものであれば良かった かお伺いしたい。

宮崎氏:

正直ちゃんとホップできたか、ホップの次はどこにステップを踏むのか、着地がどこ にできるか不安な部分がある。まだホップの途中ではないかと、今まさに私たちの中で も議論をしているところである。

「文化団体を横に繋げるのは施設だ」という話を聞いて、今週、ロームシアター京都 で行われる「能楽チャリティー公演」の由来を思い出した。オープニング事業の際、京 都には様々な流派の能楽師がいるが、全流派の方が集まり 1 つの公演を行った。この出 会いをきっかけに繋がりができ、熊本地震のためのチャリティー公演を行うことになっ た。それぞれの日頃の活動とは別物であるが「皆で一緒に行えるものをやりたい」とい う流れが出来て、昨年、今年と各流派が自ら経費を負担し、劇場も協力して行う企画が 実際に生まれてきたということを思い出した。

(9)

ーは、ひとつの施設で音楽も演劇もダンスも行っている。

北九州芸術劇場は、商店街を歩いて劇場に行くという部分が、新しい文化芸術施設と 似ている。資料として表にまとめると比較はしやすいが、そのような要素が(各データ の裏に)あるということにも留意する必要がある。

資料には事業費についても示されているが、オペラを1本制作すると、それだけで何 本分の演劇作品が制作できるのか、という事業費が必要となる。ロームシアター京都の 場合、今年度の事業費は約3億円強で、オペラやバレエなど様々なジャンルの事業を30 本後半くらい行った。資料としては、施設によって「事業費」の中に含めている項目と 含めていない項目が異なっていると思うので、その点は考慮する必要がある。

年間に 40 本前後の事業を行っていると、「事業をきちんと行っているホールだ」とい うイメージがつくのではないか。ある程度のインパクトも生まれる。たまに何か事業を 行う程度では埋没し、ノウハウも蓄積しない。定期的に事業を行っていれば、興味を持 った人と、接点がもてる(次の機会がある)。そのような視点から事業数を考えるといい と思う。

先ほど津村氏が仰っていたが、スタッフを集めるのは苦労すると思う。現状、専門的 な人材は全国で取り合いになっている。また、優秀なスタッフはある程度事業を行って いない劇場には勤めたいと思わないだろう。

年間事業費についても、北九州芸術劇場は約1億8千万円が「落ち着いた数字」との ことだが、現場では苦労をしているという話も聞く。正直に言えば、もう少し事業費が あったほうがいいと思う。少なくとも2億円程度の事業予算が必要ではないか。

また、スタッフについては、人数の問題と専門性の問題があると思っている。専門性 は、技術スタッフはもちろんだが、事業を行う上で文化庁からの補助金を引っ張ってこ れる人や、チケットを確実に売れる人、役所とちゃんとやり取りができて、指定管理の 日々の業務が出来る人など、様々な専門性が必要になる。

ロームシアター京都は財団の職員が 30 人程度いるが、稼働率の高さと事業数、年間の 予算規模から考えると人手が足りず非常に苦労している。新しい芸術文化施設にも、計 画している施設の規模から考えると、最低限 40∼50 人程度のスタッフは必要かと思う。 そのあたりのことも、今後の議論の中で検討していくことになるのかと思う。

コーディネーター:

(10)

津村氏:

北九州芸術劇場の職員数が 70 人と多いことには理由がある。北九州市には、制作や舞 台技術などを委託できる会社がほぼなかった。劇場には様々な催しが重なり、最大限の 忙しさが訪れる日が年間に 50 日間以上ある。その時に必要なスタッフを外部委託できる 会社がなく、劇場ですべて担保しないとならなかった。

また、劇場の使命として「人を育てる」ということもあった。当時も現在も、地元の 人材を多く雇用している。もちろん全国で経験や実績を積んできた職員もいる。しかし、 基本的には地元の人材を雇用し、育成している。なぜならば、その育成した人たちが北 九州芸術劇場を退職した時に、まちで新しい産業を興してほしいという期待があるから である。そういった理由から、70 人程度の職員数となっている。

ただし、劇場の規模(が大きいこと)と職員数(が多いこと)により、適正稼働率が 増えた。劇場には「適正な」稼働率というものがあり、例えば上田市交流文化芸術セン ターの場合は、市の直営館ということもあり職員30人でテクニカルが12人である。そ の人数と、行っている事業本数を考慮すると適正稼働率は約65%であり、稼働率がそれ 以上に超えると通常の勤務体制ではこなすことができない。しかし、開館から1年半は 稼働率 80%を超え、現在は 3 年目に入ったが、いまだに 70%後半の稼働率がある。そう なると、完全に勤務体制が崩れていっている状態である。北九州芸術劇場の場合は、職 員人数が多いことが、平均して 90%近い稼働率を支えられている大きな要因である。

劇場が何をしていくのか、どのような事業を行っていくのか、アウトリーチ等劇場外 での事業をどの程度行うのか、まちにどの程度の協力会社があるのか、などの要素によ り、責任者を含めた職員人数が決まってくる。また職員人数により適正稼働率と適正事 業数が決まる。

岡 山 の 場 合は 外 部 に協 力会 社 や 若 いマ ネ ー ジメ ント ス タ ッ フが い る と聞 いて い る の で、職員が 50 人いれば切り抜けられるかもしれない。

ヨーロッパの場合はシーズン制を導入している劇場があり、シーズン中は 200∼300 人 のスタッフがいて、シーズンオフになると 50∼80 人のスタッフになる、といったやり方 もあるが、日本では馴染まないやり方だと思う。(職員の)専門分野にもよるが、最低 50 人は必要であり、各セクションに実力のある人を入れないと回らないかもしれない。

田野氏:

これまで、ホールが持つキャパシティ(客席数、対応力等)が、そこで行われるイベ ントなどを決めると思いながら見てきた。例えば、坂手氏の燐光群は市民文化ホールで 上演されるもの、柾木氏にはルネスホールでお会いする、という印象がある。

(11)

中に飛び出していく、ということを行っていた。

先日から、新しい文化芸術施設はどのようなものを目指していくのかと考えていた。 例えば、高松市には「高松市こども未来館 ミライエ」という子どもに重点を置いた施 設ができ、子どもを連れた若い世代の方々が歩く様子が伺えた。そのような人々がまち を歩くと、景色が変わって見える。

私も今日、予定敷地周辺の商店街を歩いたが、ほとんど人がいなかった。敷地周辺に は人の流れがあることが重要である。

先日、札幌国際芸術祭を観るため札幌に行ってきた。駅から大通りの地下通路では集 会、展示、ワークショップなど様々なイベントが行われていた。あのような景色があっ て、初めて建物が生きると思った。施設を造るだけでなく、いかに施設に人がいるか、 歩いているうちにふと目が留まった人を施設の中に惹きつける何かがあるかという、ま ちづくりの全体的な構想からの視点が大事である。

これまで、岡山の人々が芸術や舞台にどれほどの頻度で親しんできたか、という方面 からの戦略も必要である。笹井氏のデータではスポーツ系のイベントのチケットも多く 売れていることが示されていたが、確かにファジアーノ岡山は大変人気がある。また、 私の知人も岡山県外のフェスに行くために高額なチケットを買っていた。

しかし、岡山に無いものをねだるのではなく、岡山が求めていきたいものの中心にな るような要素をつくって初めて、他県の劇場と比較できると思う。自身も他のホールを 羨ましいと思うこともあったが、岡山でこれまで棲み分けていた舞台やダンス、演劇な ど様々なものを新しい文化芸術施設に入れるとなると、新しい文化芸術施設が目指すも のが一点集中かつ求心的なものにならない限り、どこで行うかという選択肢がひとつ増 えるだけという気がするので、ひとつのまちをつくるイメージでやっていくのがよいの ではないか。

そうすると、50人というスタッフ人数は少ないが、岡山県立美術館や大原美術館へ、 ボランティア的に通っている方は非常に多い。また、以前廃校を活用した「ラブプラネ ット展」というイベントを行った際には、延べ 300 人ものボランティアが集まったので、 岡山にもアート好きは結構いると思う。そのような方々をどうやって動かして、一緒に 新しいまちをつくるかということを練った方がいいと思う。

コーディネーター:

宮崎氏、津村氏からは、職能として新しい文化芸術施設を支える人数が 50 人程度はい ないと難しいのではないか、とお話をいただいた。さらにそれを支える人をどう集める かというのは、無償の労働行為というより、事業として考えていかねばならないと思う。

(12)

ただし、最初に中心となりホールを動かす力のある人材は必要だと思うが、柾木氏は どのようにお考えか。

柾木氏:

オペラ公演の場合、裏で演者が準備をする際には、1人のキャストに5、6人のスタ ッフがついている。それほどの人数が必要になるので、常に稼働している劇場には、多 くの人数が必要となる。それに加え、それぞれのジャンルの知識も必要となる。

北九州芸術劇場の場合は専門的な舞台を作るスタッフもこの中に含まれているのか。

津村氏:

含まれている。企画から制作、テクニカルスタッフや各プランナーも育成した。

柾木氏:

北九州芸術劇場の考え方は、ホールで作品を創ることが出来るならば、外部から人を 入れなくてもホールスタッフのみで運営することができるということ。それはヨーロッ パと同じ環境であり、大変理想である。そこまでいかなくても、現在、岡山にはそのよ うなアーティスティックな事を創るクリエーション的な会社は、私が知っているだけで もいくつかあるし、それを目指している人や会社でなくてもそのような活動をしている アマチュアの方も多くいると思うので、そういう方に携わっていただければ、良いと思 う。

岡山県出身で、地元で活動する場が無いために東京や海外で仕事をしている人達は結 構いる。そのような人たちがこういった計画を機に、岡山に戻り支えてもらえたら嬉し いし、楽しくなると思う。

私は現在 48 歳だが、私達の世代には、これから後進の育成に取り組んでいきたいと考 えている人がいるはず。また、現在岡山県外で活動をしていても、岡山に戻り活動した いと思っている人が、演者にもスタッフにも沢山いる。そういう人たちが集まる、魅力 的な企画を行っているホールになっていくといいと思う。

先程田野氏が「岡山はどこの団体がどこのホールを使うかが決まっているイメージが ある」と仰っていたが、私も新しい文化芸術施設がその選択肢のひとつにならないよう にしたほうがいいと思う。

スタッフの人数に関しても、作品を創り、広報・宣伝までも行うには 50 人では絶対に 足りないと思う。本腰をいれて人材を発掘しなければならない。

コーディネーター:

(13)

るから事業を行っていけるという、両面からのものだと思う。そういったことができる

ようになればいいと思う。

組織の中でも芸術監督やプロデューサー、技術監督、票券、最近ではファンドレイザ

ーも専門職として認められるようになってきており、様々な専門の職能の配置が必要で

ある。専門的な職能とその配置についてお話いただきたい。あわせて、直営か指定管理

者かという運営母体の考え方についてもお話いただきたい。

五島氏:

票券や営業などの専門性は詳しくないが、地域のことを理解し、行政とのやり取りを

重ね、商店街や地域の団体と信頼関係を築いていくというのもひとつの専門性だと思う

し、必要な人材ではないかと強く思う。

既存の団体や組織を活かすという点では、岡山市は、これまで市民会館などいくつか

の文化施設を運営されてきているので、それらの再編の中で組織をつくっていくのが現

実的ではないかと思う。

宮崎氏:

様々な専門性の配置が必要であるし、シフトをきちんと回すためには、経験が浅い人

も含め、人数の確保が必要である。シフトを回せるだけでなく、地域との関係の構築や

技術統括など、要所要所に能力のある方を配置しないと、現場が崩壊する。

また、組織には働き方や雇用条件など様々な規則などがあるが、「劇場」という現場を

動かすのに相応しい組織であるべき。例えば、市では「何円以上の衣裳の購入は三者の

見積合せをしなければならない」という規則があったりするが、急に当日に舞台衣裳が

必要になった場合にはそのようなことをしている時間がないこともある。ものを創るた

めには現場の人間がある程度自由に動けないと、人数はいたとしても現場は固まる。シ

フトも含め、その劇場に相応しい規則や働き方がある。そのような組織が運営を行うこ

とが必要であり、そういう組織がすでにあるなら、指定管理者として手を挙げるなり、

民間企業が運営することなども考えられるのではないか。

それから「公共を担える」ことが非常に重要なポイントである。民間企業でも大丈夫

だと思うが、「公共施設を担う」という意識をしっかり持っていてもらわなければならな

い。

「あのホールはこういう組織体制になっているから」という理由で真似しなければな

らないということはないし、どこの自治体も予算は限られているので、工夫できるとこ

ろは工夫し、節約するところはするということが必要である。そういった工夫の中で、

(14)

津村氏:

五島氏や宮崎氏が仰ったように、各職能における役割はある。しかし、それを総括的

に引き受けられる人も必要である。

先程のまちの関係というのは全てのスタッフにやらせた。ただ、得意不得意の人もい

るため、今はおおよそ5、6人が人の接点に立っている。スタッフの多くは地元の人材

である。

また、市民の方が貸館で利用する時に重要なのは窓口である。窓口が、普通の劇場、

ホールと同じ対応や管理の仕方をしていたのでは、これまでと何も変わらない。これは

絶対にしてはいけない。「利用時間はこのようになっている」と規則を伝えるだけで終わ

っていては新しい劇場をつくった意味はない。

ホールを利用する方々は年に1度、2度のことだが、劇場側は毎日のことなので、そ

れぞれに特例で対応するというのは難しい。しかし「ここまではやりましょう、頑張り

ましょう。」とスタッフが言えるようになるには、利用者とのコミュニケーションが取れ

る人材が必要になる。また、「この劇場はどのような劇場か」ということを理解してもら

えるように伝えられる人材を持つことも重要になる。

例えば、子ども劇場や市民劇場もそうだが、一つの演目は全国で繰り返し上演されて

きているが、少しでも岡山市民や会員のためにいい環境で観てもらう、ということは、

蓄積されていくものが全然違うと思っている。どうやってより良い環境で受け入れてい

くか、そしてお客様に見て頂けるかを育てていく必要がある。そのためには、職員数に

余裕がなければ、皆の心に余裕がなくなる。利用者は年に数日だが、担当する職員は30

日間休みなく働き続けているかもしれない。それでは絶対にいい仕事ができない。

職員人数と働く環境、そして人間的な部分をどのように育成していくかをわかった上

で、引っ張っていく人材が必要である。

運営に関してだが、劇場やホール、図書館、美術館などの蓄積型の施設は、指定管理

者を頻繁に変えては意味がない。駐車場などのように、一日一日を安全に終えることが

できればいい施設ではなく、日々蓄積していく施設である。そういった施設に関しては、

長年信頼関係を持ってやっていける状態にしていくべきではないか。

難しいかとは思うが、これだけの規模で、目的を持って活動をしていこうという施設

なので、新しい文化芸術施設のためだけに組織を新たに編成することができれば、非常

に大きな意味があると思う。

先ほど田野さんも言われていた、拠点としての機能を持つという意味において、それ

が有効にどう使っていくのかっていうやり方もあると思う。札幌国際芸術祭は、財団が

大きな予算で、200 人以上のスタッフで、民間企業とも協力しながらやっている。同じ政

令市だが、一桁、二桁多い文化予算費を投入しているので、あそこまで大きなことが出

来ている。例えば、(新しい文化芸術施設の)運営組織が、岡山市という行政エリアを超

(15)

り方も一つの方法論としてあると思う。

コーディネーター:

最後に管理運営の規則について助言があればお伺いしたい。

第2回の市民ワークショップでは管理運営についてワーキングを行い、様々な意見が

出た。現在の資料4−1類似施設利用規則一覧も参考にしながらお話いただきたい。

宮崎氏:

市民ワークショップ通信を拝見して、参加者のは専門家がいるのではないか、という

印象を受けた。その方に、是非運営に携わっていただけたらと思う。

どこまで利用しやすくするか、ということを考えれば考えるほど、人の話に結びつく。

ロームシアター京都も開館時間が9時∼22時と決まっている。この時間は基本的に開館

しておかなくてはならない時間だが、借りたい人がいなければ早めに閉めるなどの運営

上の工夫をして、職員の労働時間や使われていないのに電気だけがついている等勿体無

い部分を減らす工夫をしている。

休館日は、地域ににぎわいをつくるという目的もあり、年中無休としている。ただし、

実体としては、ホールを稼働させない日を決めて、その日は最低限の職員数で回すなど、

様々な工夫をしている。

ルールについてだが、ロームシアター京都はリニューアルだったので、従前の施設で

「何故かは分からないがこうなっている」という経緯の不明なルールについては、全部

一回無しにした。その上で新しいロームシアター京都のルールを作成した。

これからルールを作るのならば、「この劇場はどういうことを優先します」というのを

明確に打ち出して、それに結びつくようなルールを作ったりすることが考えられる。例

え ば 長 期に 利 用 さ れ る 公演 を 推 進す る なら ば 何 日以 上 借 りる 人 は優 先 的に 貸 し 出 すな

ど、そういったルールを定めるチャンスにもなるのではないか。

津村氏:

北九州芸術劇場では全体的に条例で定めているが、内規で大ホール、中劇場、小劇場

の各ホールで異なった規約としている。中劇場と小劇場に関しては作品を創ったり、市

民の方々の利用に提供するという役割があるので、舞台芸術であることが第一優先、次

に長く利用すればするほど優先という規約を設けている。

これはまだ発言していなかったと思うが、施設の貸出をいつで締め切るかという「貸

し止め」についても考える必要がある。例えば、前日に「ホールが空いているなら使い

たい」と言われたら、翌日休暇予定だったスタッフが出勤せざるを得なくなる。北九州

芸術劇場の場合は一ヶ月前に貸し止めする。この貸し止めをいつにするかが、職員のロ

(16)

コーディネーター:

貸し止めに関しては、労務管理との兼ね合いが大きい部分なので、市民ワークショッ

プでは大きなテーマにはしていなかった。ただし、最近の劇場は1か月から3か月前に

は貸し止めをしているホールが多い。その後は、例えば吹奏楽の練習など舞台のみの練

習利用の場合は貸し出すなどの対応を行っているホールも多い。

平井氏や柾木氏は、ホールを利用していてお気付きの点があればお教えいただきたい。

柾木氏:

私自身がホールを借りることはないが、借りている人から不満点を聞くことはある。

オペラやバレエは仕込みにも時間がかかるが、ホールによっては、仕込みのための料

金設定がされていないことがあり、本番と同じ料金が必要になる。

空調の料金も含め、客を入れない場合を考えた料金設定をされると使いやすいと思う。

今回の計画では、スタジオは(公演もできるとのことだが)大ホール・中ホールとは

別に規約を設けた方が使いやすいのではないかと思う。

平井氏:

ホールで職員に「それはしたことがないので、許可できない」と言われることが、よ

くあるが、理由がよく分からない。技術的な部分や規約の部分など色々だが、津村氏や

宮崎氏が仰っていたように、各セクションごとに臨機応変に判断できる方や柔軟に対応

できる方がいてくれればよいのにと思う。こういった部分は、日本とヨーロッパのホー

ルが大きく異なると思う部分の一つである。

コーディネーター:

資料として表に整理すると、本当に無味乾燥な感じがするが、劇場というのは、この

ような規約だけで動いているわけではない、ということをお伝えしたい。先程、述べた

ように、但し書きという「許可があった場合にはこの限りではない」ということを踏ま

えてつくっていくことが重要と思う。

最後に笹井氏、田野氏から全体を通して一言ずついただきたい。

笹井氏:

本日、様々な話を伺いながら、事業内容だけではなく、スタッフを含めてクリエイテ

ィブを集積した劇場であるべきと強く思った。規則やスタッフが、柔軟に対応できる劇

(17)

田野氏:

第3回、4回はどのようなことをしていくか、先のことを考えていた。劇場に求めら

れること、また劇場だけでは出来ないこともあると思う。その部分を、もっとまちに委

ねることや、まちと共に創るというところを、もう一度話してもいいかと思う。その部

分は、パブリックコメントか、もしくはその後に反映されるかと考えていた。

ワークショップで検討された内容も、すぐにルールへと反映できそうな良い内容であ

る。多くの市民の方の意見がもっと伝えられるよう、シビックプライドとして様々な人

が関わって新しい文化芸術施設が出来るのだという感じで盛り上げていけたらいいと思

う。

スタッフ 50 人というのは、ひとつの大企業が出来る感じなので、期待している。

コーディネーター:

先程、田野氏が仰ったように、50人の専門職員が固まったからといって閉じられた組

織ではなく、その 50 人で開かれた組織をどのように作っていくか。平井氏にご指摘をい

ただいたように、50人集まってもできないことがあると思う。出来ないことに対して、

柔軟で開かれて、より高いレベルの対応ができる、それから、創造・発信・育成ができ

る組織をつくっていくことが求められている。基本計画の頃から検討されてきた「創造

型の劇場」ということに変わりはないが、そこに至るためにどのように進んでいくかを

今後考えていきたい。

次回の懇談会では、これまでお話いただいた内容を管理運営基本計画の素案として取

りまとめる。また、どれほどの予算規模になるのかということも、試算としてご提示し

たい。

3 閉会

(1)次回の開催予定について

事務局 進行:

次回は 10 月 25 日を予定している。

参照

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