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<第3回研究会報告>日本バレーボールの現状と世界バレーの研究動向

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Academic year: 2021

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54 Annual Report 2015 平成 27 年度専修大学スポーツ研究所 所員報告

第 3 回研究会報告

日本バレーボールの現状と世界バレーの研究動向

吉田 清司

(法学部教授)

1.トップ選手を取り巻く環境

(1)ルール改正の問題  この20 年 余り、国際 バレーボール 連 盟 (FIVB)は国際ルールを頻繁に改正している。お もな改正としては、1995年にファースト・プレー のダブルコンタクトと膝下プレーの許容、1998 年のリベロ制採用、1999年のネット・インサー ブの許容とラリーポイント制への移行、2009 年のタッチネットの反則緩和、2013年の一部国 際試合へのビデオ判定導入などが挙げられる。  ルール改正の目的は、①試合時間の短縮、② 攻防のバランス調整、③判定の明確化に集約さ れる。つまり、メディアにとって魅力あるコンテ ンツにバレーボールを変えていこうとする意図 がFIVBにある。  競技現場でも教育現場でも、バレーボールを 愛する人たちが、いっそうバレーボールを楽し めるよう、ルール改正に対応していかなければ ならない。とくに、ビデオ判定は審判の威厳・権 限の問題、試合遅延、スポーツの平等性、統一 した環境でできない経済的問題などをクリアす る必要がある。 (2)過密スケジュールの問題  ナショナルチーム所属選手は、所属クラブ (大学)で年間約40試合、ナショナルチームで 年間約30試合、計70試合を戦わなければなら ない。バレーボールは国内リーグと国際大会シ ーズンが分かれているため、リカバリーのため のオフシーズンがほとんど取られないのが現状 である。 そのため、3∼4の国内大会ですべてピーキン グすることが困難なため、メインとなる大会を 絞らざるを得ない。  米国には、野球専門シンクタンク「Baseball Prospectus」が 1999 年 に 考 案 し た、PAP (pitcher abuse point):投手酷使ポイントとい

う指標がある。

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参照

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