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山森良枝先生のご退職によせて
須 藤 潤
山森良枝先生は、本学部開設の 2011 年に日本語コース教授として着任さ れました。先生とは、学部開設時から日本語コースの専任教員としてコース の運営に当たってまいりました。英語や初修外国語の教育・研究を行ってい た言語文化教育研究センターを母体として開設された本学部に、外国人留学 生を対象とした日本語コースが設置されたというのは、様々な経緯があった と聞いておりますが、今から振り返ると、大いなる挑戦だったと考えていま す。そのため、学部開設の 1 年ほど前から、具体的な運用についてメールに てやり取りを行っておりましたが、なにぶん、日本国内の他大学に例を見な いコースですので、イメージがつかみきれず、いきおい長文メールでのやり 取りになっていたことを覚えております。現在の専任教員 3 名が、当時それ ぞれ異なる本務を抱えながらの中、学部の開設にむけて調整を続けていきま した。そして、学部が開設されてからしばらくの間も、様々なことを決めて いきました。互いに精神的にもかなり大変な時期もあったと思いますが、コー スの運営も少しずつ形になっていきました。
その中で、山森先生に初めてお目にかかったのは、開設 1 年ほど前に今出 川キャンパスで簡単な打ち合わせの会が設けられたのですが、そこでは、メー ルとはまた違った、明るくお話しくださる姿を拝見することができました。
山森先生のご研究に関して、門外漢の小生がご紹介することは憚れますが、
ご研究に対する姿勢は小生にとって、学ぶことが多いと日々感じております。
本年度のIntroduction to Global Communicationで、担当教員が自己紹介と してライフストーリーを話したのですが、山森先生は、英語、フランス語、
そして、日本語と、ご研究の対象を広げていかれた経緯を詳細にお話しくだ さったと記憶しております。また、4 年生のゼミ論文のご指導についてもお 話を伺ったことがあります。先生からお話を伺ったり、山森先生の講義を興
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味深く聞いているという留学生の話も聞いたりしていると、僭越ながら、ご 研究に対する真伨な姿勢をうかがうことができ、小生も見習わねばと常日頃 思っております。
6 年間というと決して長い期間ではありませんが、ご一緒にお仕事ができ、
小生にとって学ぶところが多かった 6 年間でした。感謝申し上げます。先生 のご退職後も、日本語コースはさらなる挑戦を続けますが、この間経験した こと、学んだことは、その過程できっと生かせると確信しております。山森 先生のさらなるご活躍を祈念しております。