「在宅医療」知っていますか?家で最期まで療養したい人に。
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(2) 【チラシ】.
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(4) 1.実施概要 【1 回目】 テ. ー. マ 「在宅医療」をご存じですか? ~在宅での看取りを支える在宅医療~. 日. 時 2017 年 5 月 20 日(土)13:30~16:30. 会. 場 千代田区立高齢者総合サポートセンター. かがやきプラザ「ひだまり. ホール」 参. 加. 者 105 名. (申し込み人数:110 名). 主. 催 一般社団法人セルフケア・ネットワーク. 共. 催 かがやきプラザ研修センター(指定管理者:千代田区社会福祉協議会). 後. 援 厚生労働省. 【2 回目】 テ. ー. マ 「グリーフケア」をご存じですか? ~家族を看取ったあと、あなたに家族に必要なこと~. 日. 時 2017 年 6 月 17 日(土)13:30~16:30. 会. 場 千代田区立高齢者総合サポートセンター. かがやきプラザ「ひだまり. ホール」 参. 加. 者 96 名. (申し込み人数:120 名). 主. 催 一般社団法人セルフケア・ネットワーク. 共. 催 かがやきプラザ研修センター(指定管理者:千代田区社会福祉協議会). 後. 援 厚生労働省. 【期待される波及効果等】 ① 在宅医療について市民が学ぶ機会はほとんどない。従って在宅医療に対し大きな不安を 感じている市民が多い。学びの機会を得ることで、在宅医療への関心が高まる。 ② 現在、家で最期を迎えたいと希望している人は半数以上。一方で、最期を病院や施設で 迎える人は8割となっている。在宅医療及び在宅での看取りは、本人の尊厳を守ること にもつながる。 ③ ②の要因の多くは、在宅医療を行っていても、緊急時には家族の意思で緊急搬送するこ とが多い(当社団の昨年度の調査研究の結果より)現状がある。 ④ 在宅医療について知ることにより、有効な医療資源の活用にもつながる。 ⑤ 看取りや臨終までの過程、またそれぞれの役割を知ることにより、「いざ!」という時 の対応や不安感の軽減につながる。.
(5) 2.各回報告 第1回. 日 時:2017 年 5 月 20 日(日)13:30~16:30 テーマ: 「在宅医療」をご存じですか?~在宅での看取りを支える在宅医療~. 【プログラム】 13:00~. 開場・受付. 13:30~. 開会挨拶:梅澤稔(千代田区社会福祉協議会. 13:35~. セルフケアワークショップ:髙本眞左子(一社)セルフケア・ネットワーク). 14:00~. 講演「在宅での看取りを支える在宅医療」 講師:川越博美(医療法人社団パリアン. 16:00~. 質疑応答. 16:30. 閉会挨拶. 【講演会の様子】. 地域協働課課長). 訪問看護パリアン看護部長).
(6) 【第 1 回. アンケート結果】. 【在宅での看取り】勉強会 アンケート結果 参加者 105 名(回収率 79.0% 83 名). 問1.. 川越博美先生の講義についてうかがいます 講義の内容はご理解いただけましたか? 講義の理解度. 件数. %. はい. 77. 92.8%. どちらともいえない. 5. 6.0%. いいえ. 0. 0.0%. 82. 98.8%. 合計. 問2.. 「在宅での看取り」勉強会にご参加された動機をうかがいます (複数選択可) 参加の動機. 件数. %. 現在在宅で介護をしているから. 9. 10.8%. いざという時に困らないために. 39. 47.0%. 自分の将来のために. 41. 49.4%. 仕事に活かすため. 28. 33.7%. その他. 10. 12.0%. 127. 153.0%. 合計. その他 内訳 *興味を持ったから *今の介護に心配があるから *自分のケアのため *在宅(施設)での看取りをふりかえるため *在宅医療を実施しているため、利用者の考え、希望、苦悩、ニーズ等を知りたい *看取り、グリーフケアについて興味があるため。 *父が在宅介護を希望している *母がホームにいますが今後このままでよいか考えている *自分の成長のため *今施設でお世話になっている.
(7) 参加者 105 名(回収率 79.1% 83 名). 問3.. 本日の勉強会はどこで知りましたか? 情報源. かがやきプラザ. 件数. %. 16. 19.3%. ホームページ. 4. 4.8%. 広報千代田. 9. 10.8%. その他 内訳. 18. 21.7%. *はじめの一歩の会. 7. 8.4%. 27. 32.5%. *つなメール(千代田社協). 9. 10.8%. *東京福祉専門学校. 90. 108.4%. チラシ・ポスター facebook 知人の紹介 その他 合計. 問4.. *職場. 今後、どのような勉強会にご参加してみたいですか?(複数選択可) 希望テーマ. 件数. %. 在宅医療(看護)について. 49. 59.0%. 在宅介護について. 39. 47.0%. 社会保障について. 22. 26.5%. 介護予防について. 16. 19.3%. 健康づくりについて. 15. 18.1%. メンタルヘルスについて. 21. 25.3%. 終活について. 35. 42.2%. 相続について. 14. 16.9%. 成年後見人制度について. 18. 21.7%. 4. 4.8%. 233. 280.7%. その他 合計. 問5.. *医師会からのお知らせ. その他 内訳 *親の死に方を子供に伝える 方法 *介護者のケアについて *資格取得の講習会. 無回答 1.2%. 性別 性別. 件数. %. 男性. 23. 27.7%. 女性. 59. 71.1%. 合計. 82. 98.8%. 男性 27.7%. 女性 71.1%.
(8) 参加者 105 名(回収率 79.0% 83 名). 問6.. 年齢 年齢. 件数. %. 10 代. 0. 0.0%. 20 代. 1. 1.2%. 30 代. 4. 4.8%. 40 代. 10. 12.0%. 50 代. 25. 30.1%. 60 代. 21. 25.3%. 70 代. 15. 18.1%. 5. 6.0%. 81. 97.6%. 80 代以上 合計. 問7.. ご職業 ご職業. 件数. %. 一般. 56. 67.5%. 医療職. 12. 14.5%. 介護職. 7. 8.4%. 学生. 0. 0.0%. 合計. 75. 90.4%. 無回答 20代 80代以上 2.4% 1.2% 6.0%. 30代 4.8%. 70代 18.1% 60代 25.3%. 50代 30.1%. 40代 12.0%.
(9) 参加者 105 名(回収率 79.0% 83 名). ■. 講義について、ご感想などありましたらご自由に記述してください。. 死について語ることがタブー視されすぎていると思う。 自分や身近な人の死について話し合い準備することが良いと思う、というようなことを感じた。 自分にとってとても重い課題なのですが、先生御自身の体験を交えてお話して下さり参加して とても良かったです。ありがとうございました。 今晩ゆっくりこれからの事をじっくり考えてみたいと思います。 先生本人の体験やビデオを上映して下さって身近に理解できました。 分かりやすくてとても勉強になりました。ありがとうございました。 楽しくお話を伺いました。川越先生(ご夫妻・チーム)のような方々にお会いでき伴走していた だければ逝く道も幸せに進めると思います。ありがとうございました。 リアルなお話をお聞きできました。ありがとうございました。 今少しゆっくりと明瞭な話し方が望ましい。楽しげな表現が会場の雰囲気を和ませた。とても素 晴らしいご活動をされていることに感動しました。映像が適宜に入り良かった。 マイクの音量を少しあげてほしい。声の抑揚があり小さい声は後方は聞き取りにくい。 配布資料とセミナーで使った資料が違い、メモ欄・用紙がなくて困った。 とてもわかりやすく勉強になりました。ありがとうございました。 具体的で大変わかりやすかったです。病気になってからではなく日々家族の和というのが大事 と、それがいざという事、在宅看護ができると思いました。 私にも出来るかな?と少し思える様になりました。 家族の視点でお話をされ、時には笑わせてくれたり分かり易い講義でした。 在宅で過ごすことの大切さ、本人の意向を大事して家族と話す。家族が寄り添うことの大切さを 学ぶことができた。 在宅での死について雰囲気がよく伝わりました。 ずっとお目にかかりたいと思っていたのでとてもうれしく思います。 パリアンの活動に興味があったので参加しました。千代田区でもパリアンのような医師・訪看が 増えるといい。 素晴らしい話を聞き、これからの自分の先を考える一助にします。 面白くきかせていただきました。セルフケアも大切にしたい。あまり深刻にならずに乗り越えら れたらと思います。 訪問看護師さんに当たりはずれがあり口コミ情報が大事である事がわかりました。.
(10) 明るくてよかった 死亡証明書を書いて頂く医師が必要だと思った。 とてもすばらしく感動いたしました。 ユーモアと時々ピリッとして、とてもいいお話でした。 重くなりがちな内容を川越先生の上手なお話で楽しく学ぶことが出来ました。また先生のお話 を聞きたいと思います。 とても聞きやすく重くならないお話でした。 大切で、切実な事で、身に沁みました。 とても良かった。単に一般論でなく本音の部分を聴けた。 非常にわかりやすく良かった。 原理、原則のようなものがあるなら教えていただきたい。 家で最期を迎えることは難しいと思っていましたが、出来るんだと思いました。 とてもすばらしかった。また色々な話を聞きたい。.
(11) 2.各回報告 第2回. 日 時:2017 年 6 月 17 日(日)13:30~16:30 テーマ:「グリーフケア」をご存じですか? ~家族を看取ったあと、あなたに家族に必要なこと~. 【プログラム】 13:00~. 開場・受付. 13:30~. 開会挨拶. 13:35~. セルフケアワークショップ:髙本眞左子(一社)セルフケア・ネットワーク). 14:00~. 講演「グリーフケア」をご存じですか?家族を看取ったあと、あなたに 家族に必要なこと~ 講師:坂口幸弘(関西学院大学人間福祉学部人間科学科教授). 16:00~. 質疑応答. 16:30. 閉会挨拶. 【講演会の様子】.
(12) 【第2回. アンケート結果】. 【グリーフケア】勉強会 アンケート結果 参加者 96 名(回収率 78.1% 75 名). 問1.. 坂口幸弘先生の講義についてうかがいます 講義の内容はご理解いただけましたか? 講義の理解度. 件数. はい. 68. 90.7%. どちらともいえない. 4. 5.3%. いいえ. 0. 0.0%. 72. 96.0%. 合計. 問2.. %. 「グリーフケア」勉強会にご参加された動機をうかがいます (複数選択可) 参加の動機. 件数. %. 自分自身がグリーフ(悲観)を抱えている. 19. 25.3%. 身近にグリーフを抱えている人がいる. 12. 16.0%. グリーフケアの知識を得たいから. 58. 77.3%. グリーフケアを仕事に活かしたいから. 27. 36.0%. 9. 12.0%. 125. 166.7%. その他 合計. その他 内訳 *80 代の両親の老いが日々増してきたため、その時のためにそなえておきたいから *仕事の参考にしたい *自助グループ活動に活かしたい *母を自宅で看取った自分を振り返りたかった *今後社会的に必要度が増してくるから *かがやきプラザの研修・講演会に興味があるので.
(13) 参加者 96 名(回収率 78.1% 75 名) 問 3. 本日の勉強会はどこで知りましたか? 情報源. 件数. % その他 内訳. かがやきプラザ. 9. 12.0%. ホームページ. 8. 10.7%. 広報千代田. 5. 6.7%. 15. 20.0%. 4. 5.3%. 29. 38.7%. *上智社会福祉専門学校. 9. 12.0%. *千代田区からのメール. 79. 105.3%. チラシ・ポスター facebook 知人の紹介 その他 合計. *主催者 *社協 つなメール *一歩の会 *神田医師会 *職場. 問 4. 今後、どのような勉強会にご参加してみたいですか?(複数選択可) 希望テーマ. 件数. %. 在宅医療(看護)について. 34. 45.3%. 在宅介護について. 24. 32.0%. 社会保障について. 21. 28.0%. 介護予防について. 16. 21.3%. 健康づくりについて. 18. 24.0%. メンタルヘルスについて. 27. 36.0%. 終活について. 29. 38.7%. 相続について. 13. 17.3%. 成年後見人制度について. 7. 9.3%. その他. 7. 9.3%. 196. 261.3%. 合計. その他 内訳 *定年後の生活、年金や経済的面の話し *老人ホームの選び方. *介護者のケアについて. *尊厳死. *老後の経済環境について. *公的サービスの使い方 *30 年後の社会福祉について *介護者やグリーフケアをめざす者へのいやし、心のあり方 *施設での介護(在宅介護の情報だけでなく並列で説明して欲しい).
(14) 参加者 96 名(回収率 78.1% 75 名) 問 5. 今日の話を誰かに伝えますか? 情報共有. 件数. はい. % 64. 85.3%. 1人. 4. 5.3%. 2人. 10. 13.3%. 3 人以上. 27. 36.0%. 4. 5.3%. 68. 90.7%. いいえ 合計. 問 6. 性別 性別. 件数. %. 男性. 26. 34.7%. 女性. 48. 64.0%. 合計. 74. 98.7%. 無回答 1.3%. 男性 34.7%. 女性 64.0%. 問 7. 年齢 年齢. 件数. %. 10 代. 0. 0.0%. 20 代. 4. 5.3%. 30 代. 6. 8.0%. 40 代. 16. 21.3%. 50 代. 20. 26.7%. 60 代. 18. 24.0%. 70 代. 9. 12.0%. 80 代以上. 2. 2.7%. 75. 100.0%. 合計. 70代 12.0%. 80代 以上 2.7%. 60代 24.0 %. 20代 5.3%. 50代 26.7%. 40代 21.3 %. 30代 8.0%.
(15) 問 8. ご職業 ご職業. 件数. %. 一般. 42. 56.0%. 医療職. 16. 21.3%. 介護職. 11. 14.7%. 学生. 2. 2.7%. 合計. 71. 94.7%. 参加者 96 名(回収率 78.1% 75 名) ■. 講義について、ご感想などありましたらご自由に記述してください。. 日頃仕事の中でグリーフケアを行っています。「これでよいのか?」と心の中ですっきりしない ものがありました。「亡くなられてからではない」こと確認できとてもすっきりしました。あり がとうございます。 とてもわかりやすく説明していただき改めて生きることの意味、人とのかかわりを思いました。 グリーフケアに対する先生のお考え・ご意見はとても参考になりました。 グリーフというボンヤリ感じていたものを学問的にも整理して頂き大変興味深く聴かせて頂き ました。お声も心に伝わってくるステキなお声でした。 グリーフケアの必要性を感じされていただきました。 「私」 「妻」の葬儀には「葉っぱの物語」を 活用致します。 今回学べたことを普段関わっている患者さんに還元していけるようにしたいです。ありがとう ございました。 生前のケアの重要性、個別性、「故人は生きている」等、重要な視点を得る事ができた。 たくさんの気づき、学びをいただきました。ありがとうございました。 あいまいなグリーフケアを判り易く御説明いただき、ありがとうございました。 分りやすい説明で何かを共有できました。 とてもわかりやすかった。 もっと先生から学んでみたいと思いました。(応用編で NG ワードとか知りたいです。 ) 大変参考になり大きな学びがあった。 ゆったりとした説明で、自分はショックを受けると感じることをやめてしまうので、それでもい いのだとわかってホッとした。.
(16) 同じ参加者の方の質問も参考になった。 理解できたまでにはいっていないが、何となく大枠で分かったこと、知り得たことが多くあっ た。 とても分かりやすく心にストンと落ちる感覚でした。 「グリーフケア」をしなくては!と頭でば かり考えていたことに気付かされました。ありがとうございました。 短い時間だったがわかりやすかった。 グリーフケアは幅広くいろいろな人が行えるのだなと知った。回復が目標ではなく“適応”とい うことに納得しました。 グリーフ・悲嘆・喪失の状態・現象・反応を、からみ合った現象を、整理整頓されてとても判り 易く理解した上で、そこから残された人により良い未来への色々なアプローチの考え方が素晴 しいと思いました。 とても良かった。 医療職として“グリーフケアをしなければ!何ができるのだろう”とあまりかまえずにコミュニ ケーションをとっていきたいと思いました。 統計ありがとうございました。 ひとつひとつ言葉・表現について丁寧に整理していく先生の思考の進め方に大きな学びを得ま した。 多様なことを理解できた。.
(17) 3.感想 【プログラム及び講師について】 「在宅医療」への社会的関心は高まりをみせています。しかし、私たち一般市民にとって、 在宅医療が将来の「選択肢の1つ」として実感をするためには、多面的な情報に触れる機会 を1つでも多く増やしていくことが必要です。今回の勉強会では、講演やセルフケアワーク を通して「知ること」により「安心」を得ていただき、誰かに「伝えること」により「自信」 につないでいただけることを目標にいたしました。 勉強会は全 2 回で構成いたしました。申請者が所属する一般社団法人セルフケア・ネット ワークでは、事前に「介護職の看取り及びグリーフケアのあり方に関する調査研究(2015 年 4 月~2016 年 3 月)」を実施いたしました。対象は、訪問介護に従事している介護職員と、 訪問介護を主たる事業としている事業所にアンケート調査を行いました。また、在宅診療医 師や訪問看護師、高齢者施設の責任者等、ケアマネジャー、その他にインタビュー調査も実 施いたしました。その結果、最期まで自宅で過ごしたいという本人の意思とは反して、終末 期における緊急時に対しての家族の心の迷いや揺らぎにより、病院等への救急搬送するケ ースが多いという現状がみえてきました。その背景には、医療と介護の連携や多職種との連 携等の問題もありますが、市民が在宅医療についての情報を得る機会がほとんど無いとい うことに、大きな課題があると感じました。それと同時に、市民もまた“自分にはまだ早い”、 “関係ない”等、当事者意識が薄く、積極的に情報を得る準備ができていないということも 問題の1つです。 そこで、前述のアンケートの結果を踏まえ、より“具体的な場面”を設定した勉強会を実 施いたしました。 第 1 回目の川越博美先生による「在宅での看取り」勉強会では、在宅医療の可能性や、実 は在宅医療は身近な存在なのだということ、ひいては、“自分が生きたいように生きる”と いうことつながることをお話いただきました。また、 「どこに聞けば良いか」 「誰に相談すれ ば良いか」「何を準備すれば良いか」など、いざという時に慌てないように具体的なアドバ イス等も伝えていただきました。当日は、川越先生監修の「在宅での看取り」の冊子(参考 資料 1)を配布し、家族等と共有できるようお持ち帰りいただきました。 第 2 回目の坂口幸弘先生による「グリーフケア」勉強会では、馴染みのない言葉にも関わ らず、参加申込み人数は第1回を上回る数でした。結果的に当日キャンセルもありましたが、 多くの市民に“グリーフ”は悲しみだけではないこと、“グリーフケア”の必要性や取り組 み方、また自分自身が“悲しみと折り合うこと”等、体系立ててお話いただきました。勉強 会終了後に、参加者からの感謝の言葉がいくつも届いたことは想定外の出来事でした。自分 自身のグリーフに気づいたこと、それは特別なことではないということ、助けを求めて良い ということ等々、まさに「知ること」により「安心」につながったのだと実感いたしました。.
(18) 当日は、坂口先生監修の「グリーフケア」の冊子(参考資料 2)を配布いたしました。今後 は、誰かに「伝えること」により、ご自分の「自信」につないでいただけたら幸甚です。. 【集客について】 まずは、募集人数を 150 名に設定をいたしましたが、会場のスペースを考慮すると最大 収容で 130 名、余裕をもって 120 名を目標に掲げ集客活動を行いました。 一般市民に広く関心を持っていただけるように、社会福祉協議会、地域活動を行っている 団体やボランティアグループにも協力していただきチラシの配布をお願いしました。また、 共催である千代田区社会福祉協議会に、区の会報やホームページでも周知していただき、区 立住宅等をはじめ、関連施設や医療、介護関連にもチラシの配布をしていただきました。申 し込み方法は、ファクシミリが半数と、メール申し込みが半数でした。なかには、ファクシ ミリが身近にない高齢者も多く、電話やハガキ、封書で申し込みをされたり、直接当事務所 へお越しくださった方もいらっしゃいました。当初はメールアドレスのわかる方に確認メ ールを入れておりましたが、メールアドレスのない方が多かったため、急遽ハガキによる 「参加票」を送付することにいたしました。予定にはなかったことですが、勉強会当日、 「自 分宛てにメッセージ入りのハガキが届いて嬉しかった」と何人もの方々からお礼の言葉を いただきました。結果的には、目標人数に達することは叶いませんでしたが、多くの目に「在 宅医療」 「在宅での看取り」 「グリーフケア」が届いたのではないかと感じております。今後 の課題としては、申し込みをした人が、実際に参加する仕組みづくりも必要ではないかと思 いました。. 【今後の課題】 勉強会の質疑応答の際に、 「親がそうだったように、自分も近い将来認知症になると思う。 そうなった時、今日聞いたこともわからなくなってしまうだろう。将来が不安で仕方がない」 という意見がありました。また、勉強会終了後に寄せられた感想等のなかに、「自分の地元 へ帰っても同じような相談先があるのだろうか?とても不安です」という話を聞きました。 今回は一般市民が自分ごと、いわゆる当事者意識を持って勉強会にご参加くださいました。 現在、地域包括ケアシステムの構築が行われていますが、医療と介護、多職種連携に加え、 多業種と住民との協同を強化することで、地域のつながりがより一層強いものになのでは ないかと思います。それには、市民一人ひとりが受動的ではなく、能動的な思考でいること が必要です。 今回の勉強会の成果と課題を踏まえ、私が所属する一般社団法人セルフケア・ネットワー クでは、今後も自分で自分をケアする「セルフケア」をテーマに、市民一人ひとりの自立に つながるような活動を継続し、小さな実績を重ねて参りたいと思います。 「公益財団法人. 在宅医療助成. 勇美記念財団の助成による」.
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(31) <*参考資料 1>. <*参考資料 2>.
(32) <*受付の様子> 明るくにぎやかな受付。勉強会のワークで使用するツールを選ぶ笑顔のご参加者。.
(33) <*会場の様子>. 展示コーナーでは、自由に手に取れるチラシ等を配したり、グリーフサポートツールの展示 を行った。 ※会場内での販売は行っておりません。.
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