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A Study of Reading Comprehension Instruction for Japanese English Learners from the Viewpoint of Their Characteristics of Chunking

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Academic year: 2021

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A Study ofReading Comprehension Instruction for Japanese English Learners 合omthe Viewpoint of Their Characteristics of Chunking

教科・領域教育専攻 言語系(英語)コース 藤 原 剛 1.研究の目的と動機 文章を読んでそこに含まれる意味を推 測し、理解するという読解行動はきわめて 知的な活動であり、われわれ人間に備わっ ている知的能力を総動員しなければならな し、。 英文読解を行う場合、単語力があれば英 文が読解できると思う学習者は少なくない。 しかし、「単語さえわかれば英文は読める」 という考えはあまりにも短絡的である(天 満 2002:3)。仮に単語の問題を解決できた としても、日本人英語学習者の英文読解の 際の傾向としては、文脈から切り離された 文単位に注目する傾向にあり、単語を知っ ていても、文と文との意味を繋げることが できず、ワーキングメモリーに処理すべき 情報が増え、処理が間に合わず、結果、文 全体の流れを把握できない状態に追い込ま れることがある。換言すれば、文と文との 意味的つながりを理解できていないのであ る。本来読み手は、全体が緊密なつながり で連結され 1つのまとまりをなしていると 認識してはじめて「わかったj と実感でき るのである(宮浦 2002:88)。 しかし、いくら文のつながりを理解しよ うとしても、チャンクの知識が無ければ、 文章のどこで、区切ってよいのかわからない 指 導 教 員 山 森 直 人 のではないか。おそらく優れた読み手(good reader)は、単語認知を自動的に行い、うま くチャンキングをして、語と語との意味的 つながりを理解することができるのであろ う。 Brown(2007:367)は、チャンク理解を 読解能力のー要素として挙げている。 また、門田(2001:101)は、読解の処理単 位は句など常にある一定の統語単位で限定 されているのではなく、読み手の読解力、 文章の難易度、読書スピード、読み手のス キーマ背景情報の程度などの要因によって 変わると示唆している。これは、読解を行 なう上で学習者によってチャンキングの幅 に個人差があることを意味している。つま り、このチャンキングの幅を明らかにすれ ば、どのような読解指導を考えればよいか の糸口を見つけることができるのではない かと思われる。 そこで、本研究は日本人英語学習者の英 文読解におけるチャンキングの特徴や傾向 を明らかにし、読解指導のあり方を提案す る。 9 d q u q L

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論文の概要 本論文の意義や目的を第 1章で述べ、第 2 章は、読解におけるチャンクの役割を追及 する。特に、読解におけるチャンクの意義 やパラグラフにおけるチャンクの役割につ いて考察する。第 3章で、実際にタスクを 作成して、日本人英語学習者のチャンキン グの傾向や特徴を調査する。第 4章では、 本研究で明らかとなった日本人英語学習者 のチャンーキング傾向や特徴に基づいた読解 指導のあり方について提案する。 3. 論文の成果 本研究により以下の 3点が明らかにされ た。 ①英文読解の指導の際に、学習者のチャン キングの傾向や特徴を把握して読解指導を する必要がある。 ②英文読解において個々の学習者にチャン キングの目的・活用方法(分析的チャンキン グ・統合的チャンキング・制御チャンキン グ)を意識させる必要がある。 ③さまざまなチャンキングの目的・活用方 法に応じた指導法をより具体的に確立する 必要がある。 4.今後の課題 今後の課題としては以下の 3点が挙げら れる。 ①今回の調査で対象となった学習者や扱っ た問題テキストから得られた結果を必ずし も一般化することはできない。調査対象者 の規模や問題テキストの難易度などに関わ る幅広いデータ収集に基づく調査が求めら れる。 ②今回の調査は内容把握問題の得点で上位 群・下位群を区別したが、その区別の信頼 性を高めるために

TOEIC

など標準化され たテストで上位群や下位群を明確に区別す る必要がある。 ③分析的チャンキング・統合的チャンキン グ・制御チャンキングの 3つのチャンキン グ傾向を把握した上で、それぞれチャンキ ング、傾向に合ったより具体的な指導法を確 立する必要がある。 【ヲ!用文献} 門田修平.(2001)W英語リーディングの認知 メカニズム』東京:くろしお出版 天 満 美 智 子 .(2002).W英文読解のプロセス と指導』津田塾大学言語文化研究所読解研 究グループ(編入第1章「序J(pp.1-35)東 京:大修館書庖ー 宮浦国江.(2002).W英文読解のプロセスと指 導』津田塾大学言語文化研究所読解研究グ ループ(編),第2章「語葉J (pp.36・58)東 京:大修館書庖 Brown

H.D.(994). Teaching by principles an interactive approach to language pedagogy. New York: Prentice Hall.

参照

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