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はじめに 環境報告書:水資源機構

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Academic year: 2018

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はじめに

持続可能な発展目標(SDGs)が 2015 年 9 月の国連総会で採択され、2016 年から 15 年間にわたる、新たな国際目標として位置付けられました。これを受けて、日本国内でも SDGs の実施を総合的かつ効果的に推進するため、2016 年 5 月に政府内に SDGs 推進本部 が設置され、その実現に向けた取組が進められているところです。

SDGs には 17 の目標が設定されており、そのなかで水資源機構に特に関係が深いものと して、すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理の確保、強靱なインフラ構築 とイノベーション、安全かつ強靱で持続可能な都市及び人間居住の実現、気候変動及びその 影響を軽減するための緊急対策とともに、クリーンエネルギー、生物多様性・森林・海洋等 の環境の保全などが挙げられます。

当機構は、全国 7 水系において、ダムや水路等の施設の建設事業や管理業務を的確に行 うことにより、人々の生活や産業に不可欠な都市用水や農業用水を安定的に供給するととも に、洪水から人々の生命や財産を守るという重要な役割を担っています。こうした業務の実 施に当たっては、自然環境への負荷や資源・エネルギーの消費を伴うことから、水質の保全、 生物多様性の保全、人と自然との豊かな触れ合い、良好な景観の形成、地球温暖化対策など の観点から、さまざまな環境保全の取組を行っています。

当機構では、こうした環境保全の取組の状況を多くの方々にお伝えし、当機構の環境保全 に対する姿勢を知っていただくため、一事業年度の環境保全の取組等を取りまとめ、環境報 告書として、毎年度公表しています。昨年度に作成・公表した「環境報告書 2016」は、環 境省、一般財団法人地球・人間環境フォーラム主催の第 20 回環境コミュニケーション大賞 環境報告書部門において、環境配慮促進法特定事業者賞(第 20 回環境コミュニケーション 大賞審査委員長賞)を受賞することができました。

本書「環境報告書 2017」は、平成 28 年度に当機構で実施した環境保全の取組等を取り まとめたものです。当機構では、独自の環境マネジメントシステム(W-EMS)を平成 28 年 度から全社に拡大して運用しており、各部門(事務所等)が、生物多様性を含む自然環境や 水質の保全、再生可能エネルギーの活用等、さまざまな環境保全の取組を設定して、年度内 に計画的かつ着実に履行し、さらにそれらの取組を継続的に改善していくようになっていま す。本書にはこれらの取組を多数掲載しておりますので、

是非ご一読ください。

これからも私たちは、環境保全の取組を一層充実させ てまいりますので、利水者の皆様をはじめ、国民の皆様 のご理解とご支援をお願いいたします。

独立行政法人 水資源機構 理事長

参照

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