• 検索結果がありません。

JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title ネットワーク実証実験環境の モジュール単位構築に関

する研究

Author(s) 村上, 正太郎

Citation

Issue Date 2013‑03

Type Thesis or Dissertation Text version author

URL http://hdl.handle.net/10119/11316 Rights

Description Supervisor: 篠田 陽一, 情報科学研究科, 修士

(2)

ネットワーク実証実験環境の モジュール単位構築に関する研究

村上 正太郎(1110060)

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 平成25 年2 月6 日

キーワード: テストベッド,言語設計, 大規模ネットワーク.

インターネット上には様々なサービスが展開されており、インターネットは人々の生活 に必要不可欠なものとなっている。また、インターネットは社会基盤として多数のユーザ がサービスを利用している。そのため、インターネットに新しいサービスを導入する際、

動作に異常がないか、あるいは他のサービスに影響を与えないか等を検証する必要があ る。検証方法として、実際に大規模なネットワーク実験環境を構築し、ソフトウェアの品 質を向上させる実践的検証がある。しかし、実験者が想定する大規模なネットワーク実験 環境の構築は時間的コストや人的コストが高かった。そこで、低コストで大規模な実験環 境を構築可能な支援ソフトウェアとしてSpringOSが開発された。実験者はSpringOS独 自のスクリプト言語に実験全体の流れと各構成要素の役割を記述することで、ネットワー ク実験環境の構築・実験の遂行を一括して行うことが可能である。ただし、実験者は実験 で用いるネットワークとノードの構成要素を逐一記述する必要がある。実験対象のシステ ムも下位レイヤから全て記述する必要があるため、上位レイヤの実験を行いたい実験者に とって記述は煩雑になる傾向がある。SpringOSでは、あるノードをノードクラスと定義 することで同じ仕様をもつノードを一度の記述で複数生成が可能である。しかし、異なる ノード仕様を多く含む複雑なネットワーク実験を記述する際、ノード仕様が異なる毎に記 述量が増えるため、スクリプト作成には時間がかかり、可読性が低くなる。

本研究では、ネットワーク実験環境における記述の構成を見直し、より簡潔な記述で ネットワーク実験環境の構築を行う手法を提案する。この手法では、実験対象に着目した 記述が行え、容易に想定するネットワーク実験環境全体を表現可能である。これにより、

実験者がスクリプト作成に時間を割くことなく実験環境を構築し、ネットワークを利用し たソフトウェアの検証を遂行を可能とする。

本研究では、実験環境で扱う各構成要素の組み合わせを定義モジュールという単位で 扱う。定義モジュールは実験環境を抽象化したものであり、実験者は必要に応じて定義モ ジュールを使うことで下位レイヤから記述を行うか上位レイヤのみの記述を行うかを選択

Copyright c2013 by Murakami Shotaro

1

(3)

することができる。また、実験者は定義モジュールを組み合わせて実験対象以外の周辺環 境を構築することで、実験環境全てをノード単位で記述する必要がなくなり、実験対象の 記述に集中することが可能となった。さらにオブジェクト指向の概念を幾つか取り入れ、

定義モジュールをクラス同様に扱うことを可能にした。定義モジュールにコンストラク タを用いることで異なる初期値を用いることが可能であり、インスタンス化する際のパラ メータにクラスを指定可能とすることで、記述の多様性も向上させた。

定義モジュールを扱う実験記述言語をMとし、M言語で記述したスクリプトファイル をトランスレータに入力することでSpringOSが読み込可能なスクリプトファイルに変換 する。そして、提案手法とSpringOSとの実験環境構築に関する記述の比較の考察をした。

考察の結果、本提案の定義モジュールを用いることで記述の再利用性・柔軟性・拡張性の 向上を確認した。これらの考察から、ネットワーク実験環境の容易な構築が可能となった。

さらに本研究では、複数の実験環境を統合する議論を行った。複数の実験者がそれぞれ の実験環境を構築し、より複雑で大規模なネットワーク実験環境として統合する。これに より、実験者それぞれの実験環境のみに集中することができる。さらに実験環境を抽象化 することで、他の実験環境に統合する際の必要な項目について考察した。簡単な例を用い た統合方法について議論した。

最後に今後の展望について述べた。

2

参照

関連したドキュメント

から始まるという主張( Verganti, 2016 )に適合するが、実質の起点はフェーズ①のプロトタイプ・テ

また、 IEEE 802.15.4 フレームをはじめとする、無線通信によるフレームを StarBED

提案手法を実現するために重要なことは、適切な負荷値を選択することであり、それは

を操作した場合の結果を表

本研究では、既存の支援ソフトウェアである

より高度な実験配置を準備しなければならない.熱伝導率に関しては,参照試料 との比較による一般的な 3 法を用いた測定を試し, FLA

バケット同期法が,フレーム一定性を持つことは,先行研究でシミュレーション実験と

– 本研究では,バケット同期法のみに焦点を絞って検証を行った.つまり,一般 にバケット同期法は, Delay