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Nodal occult metastasis in patients with peripheral lung adenocarcinoma of 2.0 cm or less in diameter

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Academic year: 2021

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Nodal occult metastasis in patients with peripheral lung adenocarcinoma of 2.0 cm or less in diameter

著者 呉 剣

著者別名 Wu, Jian

journal or

publication title

博士学位論文要旨 論文内容の要旨および論文審査 結果の要旨/金沢大学大学院医学研究科

volume 平成14年7月

page range 20

year 2002‑07‑01

URL http://hdl.handle.net/2297/15686

(2)

学位授与番号 学位授与年月日 氏名 学位論文題目

医博甲第1502号 平成14年3月22日 呉剣

NodalOccultMetastasisinPatientsWithPeripheralLungAdenocarcinomaof20

cmorLessinDiameter

(径2cm以下の末梢型肺腺癌における微小リンパ節転移の検討)

論文審査委員 教授

教授 教授

尾輪伊

中三磨 二一義眞晃正

主査 副査

内容の要旨及び審査の結果の要旨

従来の報告によると、肺癌における微小リンパ節転移の発現頻度は10~70%とばらつきがみ られるものの、微小転移陽性群の予後は陰性群に比し不良とする報告が多い。小型肺癌に対する縮小 手術の適応を決定するためには、微小転移を含めたリンパ節転移の有無が重要である。そこで、当教 室にて1982年8月から1996年10月までに系統的リンパ節郭清を伴う完全切除の施行された最大径 2cm以下の末梢型肺腺癌133例のうち、リンパ節転移陰性と診断された103例を対象として微小転 移の有無を検討した。摘出した1438個のリンパ節に対して、抗サイトケラチンAEMlE3モノクロ

ナール抗体を用いて免疫組織学的に微小転移を検出したところ以下の成績が得られた。

リンパ節内における微小転移巣は、ほとんどの症例においてリンパ節辺縁部に存在していた。103 例中21例(20.4%)、1438個のリンパ節中49個(3.4%)に微小転移を認めた。分化度別には、低分 化型は、高分化あるいは中分化型に比し有意に微小転移の検出率が高かった(],=00031)。野口分類 では、typeAとtypeBに微小転移は検出されなかったが、WpeCでは14.8%に、typeD、EとFで は42.9%と高頻度に微小転移がみられた。また、腫瘍周辺のリンパ管侵襲陽性例において微小リンパ 節転移が多くみられた。5年生存率は微小転移陽性群61.9%、陰性群863%と、陽性群の予後が有意 に不良であったい=0.0041)。野口分類では、typeAおよびtypeBの5年生存率は100%と予後良好 であったが、typeD,EとFはtypeA、Bに比し有意に予後不良であったい=0.0139)。

103例の臨床病理学的諸因子と予後との相関を単変量解析した結果、野口分類、微小リンパ節転 移、性別、年齢、腫瘍の分化度がそれぞれ有意な予後因子であった。多変量解析の結果、性差、年齢 および微小リンパ節転移が独立した予後因子であることが確認された。

以上より,従来法からはNOと診断された径2cm以下の末梢型早期肺腺癌において微小リンパ節 転移の存在が確認され、かつ陽性例の予後は陰性例に比し不良であることが明らかになった。また、

低分化型腺癌、肺胞構造を破壊しながら増殖する野口分類上タイプ(typeD,E,、およびリンパ管侵襲 陽性例には微小リンパ節転移が高頻度に認められることが判明した。このような症例に対しては系統 的リンパ節郭清を含めた標準術式が必要であり、縮小術の適応には1慎重な姿勢が必要と考えられた。

本研究は,末梢型早期肺腺癌において微小リンパ節転移の存在を示し、縮小手術の適応には慎重 であるべきことを示唆する貴重な研究であり、学位に値すると評価された。

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