釘田第一地点(鹿児島大学教養部)遺跡発掘調査報 告 : 住居址出土遺物の概要 :
URL http://hdl.handle.net/10232/00030835
釘田第
△地点(鹿児島大学教養部)遣1 遺跡発掘調査報告
− 住 居 吐 出 土 遺 物 の 概 要 一
(昭和50年度鹿児島県教育委員会文化課調査)
平成6年度教育研究学内特別経費研究成果報告書
平成7年3月
研 究 代 表 者 上 村 俊 雄
鹿児島大学埋蔵文化財調査室
更
序 文
釘田第一地点遺跡は、1975(昭和50)年、教養部校舎増築工事中に発見さ れた古墳時代を主体とする集落遺跡である。当時、鹿児島大学には考古学の 専門教官がいなかったため、鹿児島県教育委員会に調査を依頼し、発堀調査 が行われた。
遺跡地は、明治中期以前は鹿児島郡中村大字毘沙門小路字釘田であったと ころから釘田遺跡の名がついた。遺跡は、20m四方の範囲に29基の複合住居 が切り合った状態で確認されており、現在の教養部敷地内は大集落が存在し ていたことが予想される。出土した土器は成川式土器と呼ばれるもので、当 時は弥生時代のものとされていたが、釘田遺跡第一地点において、成川式土 器と古墳時代の須恵器が同一層位から出土したことから成川式土器の編年的 位置を見直す端緒となった学史上注目すべき遺跡である。
鹿児島大学埋蔵文化財調査室では、平成3年度に教育研究学内特別経費に よる『南部九州地域における原始・古代文化の諸様相に関する総合的研究』
の中で、発堀担当者のご協力を得て、釘田第一地点遺跡の遺構と遺構出土遺 物の報告を行っているが、20年前の発堀調査ということもあり、未報告分を 残すこととなった。本プロジェクトはこれに継続するものである。当遺跡の 遺物は古墳時代の基本資料となるべき質と量を備えるものであり、今後も継 続して報告を行っていく予定である。
最後に鹿児島大学当局、ご協力頂いた関係各位に心から感謝したい。
例 一一
一 一
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1.本報告書は鹿児島大学教育研究学内特別経劉による研究成果報告書である。
研究課題:鹿児島大学構内遺跡の遺跡報告(釘田第一地点住居跡出土遺物の整理)
研究代表者:上村俊雄鹿児島大学埋蔵文化財.調査室長 研究分担者:中村直子鹿児島大学埋蔵文化財調査室助手
大 西 智 和 鹿 児 島 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 在 室 助 手 研究経費:265万円
研究成果:本書
2.本報告は、釘田第一地点発掘調査結果のうち、住居力'二出土の遺物についての概要を報告するもので ある。
中村直子・峰山いづみ・前幸男・黒木綾子・小原愛・星野恵美が行っ 3.遺物の整理作業は、大西智和・中村直子・峰山いづみ・前幸男
た。図面は峰山が作成した。本書の執筆・編集は中村が行った。
目 次
研究目的………・………・…・………..………….….……1
遺跡の概要………・…………・……・………..……・……….…l 整理の経過………・………..………・……….….……….…1
住居杜出土遺物・………・……….……….………1
まとめ..……・…・………・……・……..…・……….………21
●ロ●︒●12345 挿 図 目 次 遺跡の位置…・…………・…..……・………・……・………..……….…………2
鹿児島大学郡元団地構内図…・………..…・…………..……….……3
釘田第一地点遺構平面図………..……….….………4
器種と部位………・………5
遺物の出土状況……・………・…・………・……….……….…….………21
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表 目 次
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1.研究目的
鹿児島大学郡元団地は、これまで行われた発掘 調査によって、古墳時代の集落遺跡として知られ ている。しかし、昭和50年代に行われた発掘調査 結果については、未報告のため、その内容は明ら かにされていない。昭和50年代に発掘調査された 主なものは釘田第一地点(教養部)、釘田第六地 点(法文学部)、釘田第八地点(理学部)、釘田第 九地点(教育学部第二体育館)の4逝跡が挙げら れる。特に釘田第一地点と釘田第八地点は、鹿児 島大学構内遺跡の中でも古墳時代を主体とする埋 蔵文化財が最も多く包蔵されている地点であり、
これらの資料は該期の研究にあたっての基礎資料 となるだけの質と量を備えている。そのため、こ れらの報告を出すことにより、大きな成果が上げ られると期待できる。
埋蔵文化財調査室では平成3年度に、「釘田第 一地点(鹿児島大学教養部)遺跡発掘調査報告一 遺構および遺構出土の遺物編一」として釘田第一 地点の報告を行っている )が、遺構出土の遺物 は、遺物取り上げナンバーと遺物台帳との照合が 徹底しなかったため、未報告分を残すこととなっ た。今回は、これを受けて、釘田第一地点の住居 杜出土の遺物の再整理を行うことを目的とした。
2.遺跡の概要
鹿児島大学は南部九州薩摩半島東岸部のほぼ中 央に位置する鹿児島市に所在する(Fig.1)。郡 元団地は、その沖積平野に立地し、古墳時代の集 落跡として知られている(Fig.2)。その一部で ある釘田第一地点は、昭和50年に鹿児島大学教養 部校舎増築基礎工事において土器片が発見され、
鹿児島大学の依頼によって鹿児島県教育委員会が 発掘を実施した。
調査の結果、6つの基本層位を確認し、そのう ち、Ⅳ層から多量の遺物が出土している。また、
29軒にのぼる住居杜と、溝状遺構を検出した(Fig.
3)。住居杜はほとんどが方形の平面プランを呈 し、かなり密集して検出し、数回にわたって建て 替えられたものと考えられる。
3.整理の経過
発堀調査および注記などの整理作業について は、鹿児島県教育委員会文化課が行っている。ま
た、平成3年度の住居跡出土遺物の整理・報告に あたっては、発堀担当者の指導を受け、当調査室 が行った。
今回の再整理は、報告分・未報告分ともに行っ た。遺物は発掘調査の際、特別遺物と一般遺物に 分けて取り上げられ、それぞれにナンバリングさ れ、台帳に記入されている。注記は、特別遺物は 台帳番号のみを付され、一方一般遺物は台帳番号 は記入されず、住居杜の番号および出土した日付 を付されているものが大半であった。また、小さ な胴部片のみを集めてビニール袋に入れ、注記が 記入されていないものも多くみられた。このよう な整理状況から、今回の作業は以下の内容で行っ た。
1特別遺物として台帳番号のみが付されている ものの出土地点を確認し、住居杜ごとに遺物を
分 類
2 注 記 の 補 正
3住居杜出土の遺物の器種を把握するため、部 位の判別できるもののカード化
4遺物のパーソナルコンピュータによるデータ ベース化(途中)
5遺物の実測(途中)
住居吐出土の遺物のうち、器種や部位が判別で きるものは、約2200点であった。これら1点ずつ について、カードを作成し、それをもとに4のデー タベース化を行っている。4と5の作業について はもっと時間を要するため、作業完了後、報告を 行う予定である。本書では、カード化したものを 基に、住居杜ごとに出土した器種・部位別の出土 数一覧表を作成し、釘田第一地点住居杜出土遺物 の概要報告とする。
4.住居吐出土の遺物
(Fig.4.Tab.1〜29)
住居杜出土の遺物数を住居ごとに一覧表で提示 した。「成川式」と総称される古墳時代のものの うち、後半期の遺物が主体を占めた。また、小片 が多かったため、A〜Eという部位に分け、大き な破片については、「A〜C」というような表記 法をとった。
A 器 種 謹
尭a:口縁端部が若干外反するもの 蕊b:直線的に直立または内湾するもの
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Fig.l遺跡の位置
Fig.2鹿児島大学郡元団地構内図
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7号住 7号住
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園シラス蝋喜の 鰯 畠の 鰯淡の蝋が,
※遺構全体図の縮尺は1/150 溝断面図の縮尺は肥'60
韮 垂
5.0m b ↑︾︽ b5.0m①酸化鉄が多く茶褐色を呈する部分
②灰黒褐色粘質土(酸化鉄分多い)
① 黒 褐 色 粘 質 土 ①酸化鉄まじりの茶褐色を呈する部分
② 灰 色 味 を 帯 び 黒 色 粘 質 土
③黄色砂のブロック
Fig.3釘田第一地点遺構図
AB
、
AB飛珊洲Ⅷ#
蕊 a
蜜 b
琵
A高 坪
壷
AC
,
増 a 増 c
増 b 器 種 と 部 位 Fig.4
− 5 −
〈、胴部が小さい形態のもの。口縁部外面に波 状文もしくは数条の沈線文を施すものもある。
不明
口縁部もしくは底部など部位はわかるが、器種 が判別できないというものは不明として扱った。
特に、突帯部分のみの破片は翌か壷の可能性が高 いが、その判別は不可能なものが多かった。
これらは、口縁部付近のみで判別でき、その他 の部分においては明確な形態的な差異を見いだせ ない。そのため、破片で判別が不能な突帯部分か ら下部については、喪bの枠に数値を記入した。
なお、胴部が浅く、脚をもつ鉢形土器もこの時期 に多く見受けられるが、破片では蕊との判別が不 可能なため、本書では喪の範鴫に入れることにし
た。
壷
壷 は 大 き く 分 け る と 無 文 の も の と 突 帯 を 施 す も のがあるが、小さな破片がほとんどであるため、
突帯部分以外については、その判別が不可能であ る。そのため、壷は一器種として取り上げた。
増
財は、3つの器種に分類できた。
itfa:口縁部が少し内湾し、胴部が算盤玉状に屈 曲するが、明瞭な稜線はつかないもの。
ittb:少し大型のもので、口縁部がaより長く、
や は り 胴 部 が 算 盤 玉 状 に 屈 曲 す る が 、 か な り はっきりした稜線を胴部に持つ。外面に赤色顔 料を施しているものがほとんどである。
iffc:器壁が薄く、精綴なつくりで、口縁部が長
B部位(Fig.4)
部位は、翌・壷・高坪・財bはA〜Eに、財a.
cはA〜Dに分けた(Fig.4)。翌と壷については、
突帯の種類によって3つに分類し、それぞれを施 されている部位とともに表した。
突帯
i:i条の三角突帯および絡縄突帯 2:1条の刻み目を施す突帯
3:幅広突帯(見かけ2,3条突帯も含む)
底 部
1:平底胴部に比べて、器壁が底部のみかなり 厚い。
2:丸底
Tab、12号住居祉出土遺物
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1 3
3
4
1
1
2
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弥 生 斐 口 縁 部 3 弥 生 壷 底 部 1 須 恵 器 片 l 軽 石 製 品 2
Tab.23号住居赴出土遺物
Tab.34号住居吐出±遺物
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弥 生 壷 底 部 1 須 恵 器 片 1
部位 翌 a 蕊 b 壷 高坪 n ¥ * m i ¥ ¥ c 不明 その他 A
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CCCC
, E E 1 E 2
21
8 1
4 12
2
2
1 3 3
3
3 2
72
弥 生 斐 口 縁 部 1
Tab.45号住居祉出土遺物
Tab.56号住居杜出土遺物
部位 翌 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 ACaaB田理鴎
,A︐E皿配 一一 BE
30
42 3
4 14
3 1
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1
1 2 1
1 4
1
2 1
1
1 1 1 1
39
1
軽 石 製 品 1
部位 蕊 a 翌 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不 明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
1 2
DEEE
D 〜 E
2
1
2
1 1
1
1 1
1 1 1
1
1 5
Tab.67号住居吐出土遺物
Tab.78号住居吐出土遺物
− 9 −
部位 翌 a 翌 b 壷 高坪 財 a 財 b 土 甘 c 不明 その他 A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B A 〜 B 1 A 〜 B 2
2 8 6
84
13 49
1 1 1
3
1 2
3 1 1
1 8 2
2
1 14
1
3 1 2 1
5 4
2 1
5 30
弥生壷(多条突帯)1 軽 石 製 品 3
石 器 1 鉢 完 形 品 1
部位 翌 a 蕊 b 圭邸 示芋土 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123
BBBB
123
CCCC
, E E 1 E 2B︐ −− CE
48
57 6
16 55
40
1 1 2 1
4
227
7 2
11
1 3
1
11
1 1 1
1
8
1
軽 石 製 品 2
Tab、89号住居吐出土遺物
Tab.910号住居赴出土遺物
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 そ の 他 A
123
BBBB
123CCCC
, E E 1
E 2BBCCDE 12
〜
〜
〜
〜
〜
〜
AAABCD
26
34 1
5 30
44
1(B2)
5 1
36
1112 1
4 4
132
2 1 1
1 1
1
8
1
軽 石 製 品 3 粘 土 塊 1
部位 喪 a 喪 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1
CE一一A︐
8
11 1
2 4
1
1 1
2 2
2 1
1
1 2
Tab.1010号および11号住居吐出土遺物
Tab.1111号住居杜出土遺物
‑ 1 1 ‑
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 財a 111bJilc 不 明 その他 A
123BBBB
1 2
CCCA
, E E 1 E 2 D 〜 E
6
7
3 6
4 1
2 1
3
2
部位 翌 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 鮒 b 財 c 不明 そ の 他 A
123
BBBB
訂1ハム︽﹄
CCCC
, E E 1 E 2A︐ 一一 BE
1 5 2
38
10 30
14
11
2 6 4 1
1 3
2
3
031
5 5
3
1 1
1
1 14
手 づ く ね 土 器 1 軽 石 製 品 3 砥 石 1
Tab.1212号住居杜出土遺物
Tab.1313号住居吐出土遺物
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b I t c 不明 そ の 他 A
123
BBBB
123CCCC
, E E 1 E 2AA 一一 BB 12
10
2
1
3 9
1 2
2
2 7
2
1 6
2 1
2 1
石 器 2
部位 翌 a 翌 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
, E E 1 E 2
1
Tab、1414号住居吐出土遺物
Tab.1515号住居吐出土遺物
‑ 1 3 ‑
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 土 甘 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123
BBBB
123
CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1 D 〜 E
11
1
部位 翌 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1
1
1
1
1
1 1
Tab.1616号住居赴出土遺物
Tab.1717号住居杜出土遺物
部位 喪 a 蕊 b 壷 高坪 附 a 財 b 土 甘 c 不明 その他 A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2B︐ −− CE
1
4
4 2
1 1
1
2
1 1
1
2
部位 翌 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不 明 その他 A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2
6
12
3 7
1
1 7
2 1
3
Tab.1818号住居吐出土遺物
Tab.1919号住居吐出土遺物
‑ 1 5 ‑
部位 蕊 a 艶 b i皿= 辻 f 尚坪 財a 州 b 財 c 不明 そ の 他 A
123
BBBB
123CCCC
, E E 1 E 2
8
1 2
4
8 2
1
5
部位 蕊 a 喪 b 亜Z宝1矛 商坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
, E E 1 E 2 D 〜 E
1 1 2
4
2 4
1
1
1 2
I
1 1 2
1
4
Tab.2020号住居吐出土遺物
Tab.2122号住居杜出土遺物
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1
1 9
5 2 2
1 4
1 4
6
1 2
1 1
2 1
1
軽 石 製 品 1
部位 蕊 a 喪 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
, E E 1 E 2
2 1
1
Tab.2224号住居祉出土遺物
Tab.2325号住居赴出土遺物
‑ 1 7 ‑
部 位 喪 a 饗 b 壷 高坪 n h W b u r c 不明 その他 A
123
BBBB
123
CCCC
,
1 2
EEE
A 〜 B 1 D 〜 E
16
3 1
3 8
ワ︺ワ︼
2
412
ワー
3 4
1 4
1
2 1
2
77
軽 石 1 方 形 口 縁 鉢 1
部位 喪 a 喪 b 壷 高坪 UfaitfbHI℃ 不明 そ の 他 A
123BBBB 123
CCCC
, E E 1 E 2A︐ 一一 BE
1 1 2
7
4
11
1
1
2 4 2
4
1
2 ワー
1
ワ
ー
1
1 3
軽 石 製 I 砧 1 石 器 1
Tab.2426号住居吐出土遺物
Tab.2527号住居吐出±遺物
部位 蕊a 蕊b 壷 高坪 財 a 琳 b 財 c 不明 そ の 他 A
BBBB 123123
CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B A 〜 B 1
CDE一一一BCD
2 7
1 9
6
弓 ノ
1 1
3 4
4
1
1 4 4
1
11
1 1
1 1
1
2
97
軽 石 製 m i 2 石 器 2
部位 蕊 a 喪 b 壷 高坪 財aitTbi¥k 不明 その他
A
123BBBB 123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1
8
8
ワ
ー
1 1
1 3
2
1
3
Tab.2628号住居吐出土遺物
Tab、2729号住居杜出土遺物
‑ 1 9 ‑
部位 翌 a 蕊 b 奉亜 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123
BBBB
123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B A 〜 B 1 A 〜 B 2 D 〜 E
1 4
9
3 5
211
1
1
1 1 1
1
4 2
1 1 1
1 2
3
部位 秘 a 塾 b f瓶言1F 高坪 財a土甘bItJc 不明 その他 A
123
BBBB
123CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B A 〜 B 1
6
8
7 8
1
1 1
1
軽 石 製 品 2 粘 土 塊 1
Tab.2830号住居赴出土遺物
Tab.2931号住居祉出土遺物
部位 蕊 a 蕊 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123
BBBB
123
CCCC
, E E 1 E 2 A 〜 B 1
6
8
1
1
1
4
軽 石 3
部位 翌 a 翌 b 壷 高坪 財 a 財 b 財 c 不明 その他 A
123BBBB 123
CCCC
E E 1 E 2 A 〜 B 1 B 〜 C
2
1
1
1
部で無文の部分が多い器種を量的に比較するのは 問題があり、この結果が個体数を反映しているも のではないと思うが、壷と同じく無文の胴部の部 分が多い蕊が非常に多く出土しているのは、やは
り注目すべき点であると考えられる。
住居城内の遺物の散布状況で3つのグループに 分けることができたが、包含層出土の遺物につい ても、出土状況の量的な検討を行う予定である。
また、遺物の観察に際して、これらのグループが 遺物の形態や調整などの細かい癖等とある程度の 相関があるのかどうか注意する必要がある。個々 の実測や観察などの整理作業を進めていく上で、
これらのことに留意しながら、作業を進め、その 結果を報告していく予定である。
5.まとめ
釘田第一地点の住居力'1出土遺物の整理を行い、
その結果得られた所見を以下に記す。
1.遺物は、古墳時代の後半期の土器が大半を占 めていた。その他、砥石や軽石製品、また、弥 生時代中期の翌の口縁部片が見受けられた。
2.土器は破片がほとんどで、完形品は少なかっ た。また、住居の床而に密着して出土したもの は少なく、大半が埋土中に浮いて出土したもの である。
3.遺物の量を住居杜ごとに比較すると、H−2.
7.8.9.IIが多い(Fig.5)。
部位がわかるものだけでなく、遺物が埋土中よ り出土した遺物全体をみても、遺物殻は部位がわ かる破片の篭におおよそ相関しており、7号住居 杜、8号住居杜、11号住居力│:、2号住居カヒに多く 出土した。住居の位置を確認すると、2号住居カヒ と11号住居靴が調査区の北側に、7号住居ht、8 号住居杜が調査区の南側に位徹している。また、
2,8,7,11号と、3つのグループにそれぞれ 遺物が集中し、その周辺に拡散するような土器の 分布状況がわかる。
4.器種別に比較すると、認が多く、次いで高坪、
壷、そしてtIIa、州b・cという順である。
今回は無文の胴部片は数えなかったため、高坪 のような部位がわかりやすい器種と壷のような胴
註
1) 鹿児島大学埋蔵文化財調査室「付編.釘田第一 地点(鹿児島大学教養部)遺跡発掘調査報告一 遺構及び遺構出土の遺物編一」『南九州地域の原 始・古代文化の諸様相に関する総合的研究』平 成3年度教育研究学内特別経費研究成果報告書 鹿児島大学法文学部1992
11号獅鰐12号 罵渠
3号 3号 3号
4:号 4:号
図250個以上
;灘150249個
5::号号ロ
ロ言.・
一斗割配.
jff回弓
。 ■ ● 。 g
蕊:50〜149個 25号
8鱈 鱈 26号
Fig.5遺物の出土状況
‑ 2 1 ‑
釘田第一地点(鹿児島大学教養部)遺跡発掘調査報告 一 遺 構 出 土 遺 物 の 概 要 一
(昭和50年度鹿児島県教育委員会文化課調査)
平成6年度教育研究学内特別経費研究成果報告書
平成7年3月
編集・発行鹿児島大学埋蔵文化財調査室
印刷
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鹿児島市南栄3番1号
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