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Journal of Life Cycle Assessment, Japan 研究論文 大規模展示会を対象としたライフサイクル CO 2 評価伊坪徳宏 井伊亮太 森元愛和 堀口健 安井基晃 Life Cycle CO 2 Analysis for Large-scale Exhibition No

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研 究 論 文

大規模展示会を対象としたライフサイクル CO

2

評価

伊坪 徳宏・井伊 亮太・森元 愛和・堀口 健・安井 基晃

Life Cycle CO

2

Analysis for Large-scale Exhibition

Norihiro ITSUBO, Ryouta II, Yoshikazu MORIMOTO, Ken HORIGUCHI and Motoaki YASUI

Synopsis:

Objective. Interests in the environmental assessment for events are increasing rapidly. Total emission of carbon dioxide have assessed in several large-scale events such as G8 summit in Toya lake, FIFA world cup in Germany and winter Olympic in Torino to perform carbon offset. The authors raised the several problems in the previous studies and carried out LCCO2 for Tokyo marathon. The result of this study proved that the expansion of the scope of LCA was critically important, because many types of products used in the event such as stands, temporary lavatory, fence, commemorative products influenced the total amount of CO2 emission.

Materials and Methods. In the case of exhibitions, the collection of fundamental data might be harder than the case of the other types of event, because investigators have to contact a number of related people such as exhibitors, guests, organizer and representatives of event hall. Various types of products like creations, exhibits, equipment, and distribution media have to be covered in environmental assessment. This study evaluated total CO2 emission for“Eco-products 2010”. Inventory database was prepared in advance. The transition of CO2 emission was evaluated with the comparison with the calculated results for the past two years.

Results and Discussion. Inventory analysis was carried out using CO2intensities(i.e. CO 2-kg/kg, CO2-kg/kWh, CO2-kg/1Million Japanese Yen)and activities units(e.g. kg, kWh, JY) . CO2 intensities which involve direct and indirect CO2 emissions were prepared using input output analysis. All of the activities units were obtained by questionnaire to organizer, guests, and exhibitors. The total amount of CO2 emission including direct and indirect emissions was calculated as 4,610 ton. The environmental burdens of exhibitors occupied a half of total amounts. Creations, rental goods, staff’s activities and distribution media were key items which influence CO2 emissions emitted by exhibitors. The contribution of guests used by participants exceeded 40% of total emission. Most of this amounts come from transportation. The emissions from organizer and event site were relatively small. The transitions of CO2 emissions were depending on the related groups. Classification of total emission to each group would facilitate to understand their environmental performance and support the reduction of CO2 emissions by themselves.

Conclusions. LCA for large-scale exhibition was carried out using CO2 intensity given by input output analysis. This approach enabled us to obtain the calculated result quickly. Temporary result was released to the public on the day of the event. Final result was obtained after the fixed data were provided to the practitioners. Through this process, it became possible to share environmental information among various stakeholders like guests and organizer effectively.

Keywords: Carbon footprint; environmental communication; event; exhibition; indirect effects

伊坪 徳宏・堀口 健/東京都市大学/〒 224-8551 横浜市都筑区牛久保西 3-3-1 井伊 亮太・森元 愛和/パシフィックコンサルタンツ/〒 206-8550 東京都多摩市関戸 1-7-5 安井 基晃/(社)産業環境管理協会/〒 101-0044 東京都千代田区鍛冶町 2-2-1 Norihiro ITSUBO, Ken HORIGUCHI / Tokyo City University / 3-3-1 Ushikubo-Nishi, Tsuzuki-ku, Yokohama, 224-8551 Ryouta II, Yoshikazu MORIMOTO / Pacific Consultants / 1-7-5 Sekito, Tama, Tokyo, 206-8550 Motoaki MORIMOTO / Japan Environmental Management Association for Industry / 2-2-1 Kaji-cho, Chiyoda-ku, Tokyo, 101-0044

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1. 社会的背景  IPCC第四次報告書1)の発行、京都議定書の第一約束期 間の開始、洞爺湖サミットなど環境をテーマにしたイベン トの開催を受け、地球温暖化に対する社会的関心が高揚し ている。LCAは製品の環境負荷や環境影響を分析する手 法として1990年代より本格的に利用が開始され、いまや あらゆる産業において活用されるようになった。しかし、 温室効果ガスの排出量の増加率は産業部門よりむしろ民生 部門の方が大きいことから、消費活動に注目した温暖化対 策が求められている。  近年、消費者が自発的に行動する温暖化対策の一環とし てカーボンオフセットが注目されており2)、国際会議、旅 行、宅配サービスなど、様々な場面で導入されている。こ の中でも、共通の価値観を有する参加者や関係者が一堂に 会するスポーツや音楽フェスティバルなどのイベントは、 環境問題に対する高い教育効果を得るための良い機会とし て注目されている。イベントを評価対象とした研究の多 く3)は経済波及効果に注目したもので、環境負荷量を定 量化するものは少なかったが、近年は、トリノオリンピッ ク4)、FIFAワールドカップドイツ大会5)といった国際イ ベントのほか、音楽コンサート6)や大学祭7)といった小 規模のイベントにおいて、CO 2の排出量の算定とこの結果 を根拠としたカーボンオフセットが実施されている。  しかし、上記のイベントで実施されたCO 2排出量の算定 は、移動や電力など限られた範囲のみが算定対象とされて おり、必ずしも環境負荷量の全体量を計上したものではな い。そこで、伊坪ら(2009)8)は東京マラソンを対象に ライフサイクルの視点からイベントを通じて発生するCO 2 排出量を算定した。移動に関する負荷は総量のおよそ半分 で、従来算定されていなかった造作物や配布物、器材、備 品等の間接分の負荷を含めることでCO 2排出量は移動と会 場のユーテリティを算定範囲としたときのおよそ倍になる ことが示された。環境負荷の算定を早期に公開することの 要請が強いイベントにおいて、造作物等の物品投入に係る 環境負荷量をいかに適切に、かつ網羅的に分析するかが今 後の課題として考えられた。  イベントには、スポーツイベント以外にも、展示会、会 議、コンベンション、コンサートなど様々なものがあるが、 なかでも展示会は関係する主体が展示者、来場者、会場、 主催者など多岐に分かれるため、活動量をはじめとした基 礎データの入手に要する労力が他のイベントよりも大きい ものと予想される。また、展示会では造作物、展示品、配 布物、備品などの物品が特に多く投入される。さらに、利 用する物品が同じであっても、レンタル、リユース、販売 品など利用方法が異なる場合がある。これらの差異が環境 負荷量に反映されることが望ましい。これまでに、さまざ まなインベントリデータベースが構築されているが、上記 のような展示会に特有な物品に対して汎用的に適用できる データは存在しない。さらに、年一回などの頻度で繰り返 し実施されるイベントの場合は、環境負荷結果の推移から 削減量などの検証を行うことが求められるが、いままでこ のような考察がライフサイクルの視点から行われた実績は 無い。  本研究では、上に示した課題を解決するため、イベント 評価用の環境負荷原単位を予め計算したうえで、エコプロ ダクツ展示会を対象としたCO 2総排出量の調査を実施した。 特にここでは排出量削減に向けた関係者による自発的な活 動につなげられるよう、評価結果を関係する主体に分けた 形で結果を開示できるように心がけた。さらに、過去二か 年の評価結果と対比することでCO 2算定量の推移について もあわせて検証した。 2. 目的および調査範囲 2.1 目的  わが国の環境指向型製品を一堂に会したエコプロダクツ 展示会9)は、企業や団体、一般消費者など多数の参加者 が集まる国内最大級の環境イベントである。環境意識の高 い国民が参集するエコプロダクツ展示会においてCO 2排出 量を中心とした環境情報を算定し、その結果を共有するこ とは、来場者および関係者の意識高揚につながり、企業経 営やライフスタイルの見直しなど高い波及効果が期待され る。これまでに国際会議やスポーツイベントにおいてCO 2 排出量の算定事例があるが、展示会全体を対象とした評価 実績は無い。わが国最大の環境イベントであるエコプロダ クツ展示会がその先駆けとしてCO 2算定調査を行うことで、 今後イベント業界におけるCO 2算定の実施が普及すること が期待される。  以上より、本研究ではエコプロダクツ2010のCO 2排出 量の算定を行った。ライフサイクルの視点に立ち、展示会 開催期間中のみならず、開催前後においても展示会に関係 する活動を通じて排出されるCO 2量も含めた。評価結果は 関係者が自らCO 2削減のための行動を促すための材料とな ることを想定し、主体ごとにCO 2排出量を分類した。評価 結果は主催者、来場者、会場、出展者をはじめとしたすべ ての関係者、さらには、本イベントに関心のある一般消費 者全員に伝える。特に関係者に対しては、排出量の大きい 部門や排出量の削減効果の潜在性が高い部門を抽出し、 GHG 排出量の効果的な削減を行うための指針を提供する ことを目的とした。 2.2 調査範囲  表1に評価対象の概要を示した。参考として、前二年の

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    表 1 本研究の評価対象 䜶䝁䝥䝻䝎䜽䝒2010 (ཧ⪃)䜶䝁䝥䝻䝎䜽䝒2009 (ཧ⪃)䜶䝁䝥䝻䝎䜽䝒2008 ᮶ሙ⪅ᩘ 183,140 182,510 173,917 ฟᒎ⪅ᩘ ฟᒎ⪅ᩘ 745♫ ᅋయ/1762ᑠ㛫745♫䞉ᅋయ/1762ᑠ㛫 721♫ ᅋయ/1735ᑠ㛫721♫䞉ᅋయ/1735ᑠ㛫 758♫ ᅋయ/1796ᑠ㛫758♫ 䞉ᅋయ/1796ᑠ㛫 ᪥⛬ 2010ᖺ12᭶9᪥䡚11᪥ 2009ᖺ12᭶10᪥䡚12᪥ 2008ᖺ12᭶11᪥䡚13᪥ ఍ሙ ఍ሙ ᮾி䝡䝑䜾䝃䜲䝖ᮾி䝡䝑䜾䝃䜲䝖 ୺ദ ♫ᅋἲே⏘ᴗ⎔ቃ⟶⌮༠఍䚸᪥ᮏ⤒῭᪂⪺♫ 図 1 本研究のシステム境界 情報をあわせて示した。会場の規模や開催期間、出展者数 はほぼ変わらないが、来場者数は増加傾向にある。  図1にシステム境界を示した。環境負荷量の過小評価を 極力回避するため、評価対象(「エコプロダクツ 2010」) を「会場」「来場者」「出展者」「主催者」に分け、それぞ れの主体による当該展示会に関わる全ての活動をシステム 境界内に含めることを基本方針とした。会場には電力やガ ス、水道のほか廃棄物処理を、来場者に関わる項目には移 動と宿泊を、主催者に関しては広報、主催者企画による展 示、備品等を、出展者はブースで使用される物品等の創作 や設置、輸送、廃棄のほかスタッフの移動等を対象とした。 表2に本研究で含めた評価項目の一覧を示したように、計 230項目(物品、ユーテリティ、サービスなど)の環境負 荷量を含めた。  ただし、基礎データの収集が困難であったこと等を理由 として、会場(ビックサイト)の建設・廃止、来場者の食 事、主催者および出展者の展示物を製造する設備自体(損 耗分)や社内企画にかかる経費、販売飲食物については、 評価に含めなかった。 3. 計算方法と活動量の収集 3.1 計算方法  本研究では、多岐にわたる細目を網羅するため、原単位 法により環境負荷を計算することとした。 LCCO2= ∑(άື㔞i㽢CO2ཎ༢఩i) (1)  ただし iは各細項目(表2参照)を指す。すなわち、活 動量とCO 2原単位の入手が排出量を算定するうえでの条件 となる。活動量の単位は物量(例えばkg, m 3, kWhなど) もしくは金額(百万円)で、原単位の単位はCO 2kg/(物 量もしくは金額)である。活動量に物量と金額の双方を考 慮できるようにしたのは、主催者や出展者に活動量の提示 方法を選択する機会を設けるためである。 3.2 活動量の収集  本研究では、(1)会場、(2)来場者、(3)主催者、(4) 出展者に関わる活動量をすべて聞き取り調査に基づく一次 データを活用することとした。以下、各主体ごとに活動量 の収集方針を示した。 (1)会場 主催者からの聞き取り調査から得た。会期中と

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఍ሙ 㟁Ẽ 䜺䝇 Ỉ㐨 ᗫᲠ 表 2 本研究における評価対象の一覧(大項目および細項目は一部のみ掲載) ホ౯㡯┠ ⣽㡯┠ ఍ሙ 㟁Ẽ䚸䜺䝇䚸Ỉ㐨䚸ᗫᲠ ஦ᴗ⏝㟁ຊ ᾮ໬▼Ἔ䜺䝇 ୖỈ㐨䞉⡆᫆Ỉ㐨 ୗỈ㐨 ᗫ஦ᴗ⏝㟁ຊ䚸ᾮ໬▼Ἔ䜺䝇䚸ୖỈ㐨 ⡆᫆Ỉ㐨䚸ୗỈ㐨䚸ᗫ Რ≀ฎ⌮䠄⏘ᴗ 㠀↝༷䠅䚸㐨㊰㈌≀㍺㏦ 6 ᮶ሙ⪅ ⯟✵ᶵ䚸㕲㐨䚸䜖䜚䛛䜒䜑䚸䝞䝇䚸䝅䝱 䝖䝹䝞䝇䚸ᅋయ䝞䝇䚸⮬ᐙ⏝㌴ ⯟✵㍺㏦䚸㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦䚸䜖䜚䛛䜒䜑䚸䝞䝇䚸⮬ᐙ㍺㏦䠄᪑ᐈ ⮬ື㌴䠅 6 ᐟἩ ᐟἩ ᐟἩᴗᐟἩᴗ 11 ୺ദ⪅ ୺ദ⪅䛾఍ሙタႠ䞉㈨ᮦ䞉ഛရ䞉᧔ཤ ➼ ⇕ྍረᛶᶞ⬡䚸䛭䛾௚䛾ᑐ஦ᴗᡤ䝃䞊䝡䝇䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽〇 ရ䚸䝟䞁䝏䜹䞊䝨䝑䝖䚸ᮌ〇ᐙල䞉⿦ഛရ䚸〇ᮦ䛺䛹 46 ୺ദ⪅䛻䜘䜛௻⏬ᒎ♧ ୺ദ⪅䛾䝇䝍䝑䝣άື䞉ᐟἩ ᪑㤋䞉䛭䛾௚䛾ᐟἩ᪋タ䚸䛭䛾௚䛾ᑐ஦ᴗᡤ䝃䞊䝡䝇䚸㕲㐨 ᪑ᐈ㍺㏦ 3 ༳ๅ≀ ༳ๅ䞉〇∧䞉〇ᮏ䠄㔜㔞ᇶ‽䠅䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽〇ရ䠄㔜㔞ᇶ‽䠅 2 W b㛵㐃 Web㛵㐃 ᝟ሗ䝃 䝡䝇᝟ሗ䝃䞊䝡䝇 11 ᗈ࿌ ᗈ࿌ 1 ฟᒎ⪅ 䝴䞊䝔䜱䝸䝔䜱 䛭䛾௚䛾ᑐ஦ᴗᡤ䝃䞊䝡䝇 1 ⮬♫䝇䝍䝑䝣䚸௚♫䝇䝍䝑䝣 㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦ 䝞䝇 䝝䜲䝲㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦䚸䝞䝇䚸䝝䜲䝲䞊䞉䝍䜽䝅䞊䚸⯟✵㍺㏦䚸ᐟἩᴗ䚸䝍䜽䝅 ⯟✵㍺㏦ ᐟἩᴗ ປാ⪅ὴ㐵䝃䞊䝡䝇 6 ᦙධ䚸ᦙฟ䚸ᗫᲠ Ⴀᴗ⏝ᬑ㏻⮬ື㌴䚸⮬ᐙ⏝⮬ື㌴䚸ᗫᲠ≀ฎ⌮䠄⏘ᴗ䠅䛺䛹 25 㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀ ⣬⣔䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽⣔䚸ᮌ㉁⣔䚸㔠ᒓ⣔䛺䛹 29 ᒎ♧≀ ⣬⣔䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽⣔䚸ᮌ㉁⣔䚸㔠ᒓ⣔䚸䝫䝇䝍䞊䛺䛹 36 ჾල䠄↷᫂䚸㡢㡪䚸ᫎീ䚸㓄⥺䠅 㟁Ẽ↷᫂ჾල䚸䝡䝕䜸ᶵჾ䚸㓄⥺ჾල䞉䜿䞊䝤䝹䛺䛹 13 ொჾ䞉ഛရ ⣬⣔䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽⣔䚸ᮌ㉁⣔䚸㔠ᒓ⣔䛺䛹 13 㐀ᙧ⿦㣭 ᮌᕤ䚸䜰䝹䝭〇䚸㕲〇䚸䝥䝷䝇䝏䝑䜽䛺䛹 41 ྜィ 230 搬入・搬出を含む5日間を対象に、電力、ガス、水道 は実測値を、ごみは廃棄物の処理料金を得た。 (2)来場者 関係者数が非常に多いため、特定のサンプル を抽出、調査し、サンプルごとの結果を求めたうえで これを拡大推計することで総排出量を求めた。移動と 宿泊についてアンケート調査から求めた。無作為抽出 により会期期間中に聞き取り調査を実施し、1484件 の回答を得た。アンケートでは、住所、交通手段、宿 泊の有無について質問した。この結果から都道府県ご とに来場者の交通手段ごとの利用割合を求めた。移動 距離は各県の県庁所在地から会場までの往復距離を用 いることとした。航空の場合は各都道府県の主要空港 から羽田空港までの移動を対象とした。宿泊はアン ケート結果から宿泊延べ日数を得て、これに来場者総 数とアンケート回答者の比を乗じることで総宿泊日数 を推定した。 (3)主催者 主催者への聞き取り調査から得た。①会場設 営・資材・備品・撤去等、②企画展示、③スタッフ活 動・宿泊、④印刷物、⑤Web、⑥広告について得た。①、 ③および⑤は経費内訳等から、④は印刷物量の重量か ら、⑥は広告出稿料から得た。開催期間中は現地調査 を行い、配布物はサイズや重量を、展示物や備品等は 数やサイズについて確認し、聞き取りにより得たデー タとあわせて活用した。 (4)出展者 関係者数が非常に多いため、特定のサンプル を抽出、調査し、サンプルごとの結果を求めたうえで これを拡大推計することで総排出量を求めた。出展者 が主催者に申し込む①基礎小間部分(スタンダード ブースの壁面と小間番号ボード、NPO・NGO ブース 及び大学・教育機関ブースのパネル、テーブル、パイ プ椅子等)、②パッケージブース(パンチカーペット、 パラペット、社名板、カウンター、パイプ椅子、LED スポットライト、設営・撤去・運搬など)、③オプショ ン・リース部品は主催者から得て、そのほかの事項は すべて出展者から得た。出展者の活動量を得るに当た り、事務局から全出展者に対してCO 2排出量調査票の 提出を依頼した。この回答を基に小間規模別の1小間 あたりの排出原単位を作成し、出展者数から排出量を 拡大推計した。④ユーテリティ、⑤搬入・搬出・廃棄、 ⑥配布物・販売物、⑦スタッフ、⑧展示物(ポスター・

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㒊㛛ྡ ࠙㉎ධ 㢠┦ᙜ 表 3 調査票の回答があった出展者数と小間規模別に見た構成(カッコ内の値は全小間数のうち回答があった出展者小間数の割合を指す) 䝭䝙䝇䝨䞊䝇 䝇䝍䞁䝎䞊䝗䝤䞊䝇 䝇䝍䞁䝎䞊䝗䝇䝨䞊䝇 ᑠ㛫つᶍู⥲ィ 㻝䡚㻡ᑠ㛫 㻢䡚㻝㻝ᑠ㛫 㻝㻞ᑠ㛫௨ୖ ୍⯡ 㻝㻜 㻤㻥 㻟㻠 㻝㻠 㻝㻠㻣 䠪䠬䠫䞉䠪䠣䠫㻛኱Ꮫ䞉ᩍ⫱ᶵ㛵 䠪䠬䠫䞉䠪䠣䠫㻛኱Ꮫ䞉ᩍ⫱ᶵ㛵 㻞㻤㻞㻤 㻞㻤㻞㻤 䛭䛾௚䛾௻⏬䝁䞊䝘䞊➼ 㻝㻢 㻜 㻞 㻜 㻝㻤 ฟ඾ᙧែู⥲ィ 㻡㻠 㻤㻥 㻟㻢 㻝㻠 㻝㻥㻟䠄㻞㻢㻑䠅 表 4 レンタルに係る排出原単位とその内訳 (単位:t-CO2/百万円) 㒊㛛ྡ $ % & ' ≀ရ㈤㈚ᴗ ≀ရ㈤㈚ᴗ ࣞࣥࢱࣝ≀ရ〇㐀 ࠙㉎ධ⪅౯᱁࣋ ࠙㉎ධ⪅౯᱁࣮࣋ ࢫࠚ ࣞࣥࢱࣝ≀ရ〇㐀 ࠙㉎ධ㔠㢠┦ᙜ ศࠚ 㸦B™40.5%㸧 ࣞࣥࢱࣝ࡟ಀࡿ ᤼ฟཎ༢఩ ᤼ฟཎ༢఩ 㸦A+C㸧 㟁Ẽ↷᫂ჾල     Ẹ⏕⏝㟁Ẽᶵჾ㸦㝖࢚࢔ࢥࣥ㸧     ࣅࢹ࢜ᶵჾ     㟁Ẽ㡢㡪ᶵჾ     パネル、ビデオ、デジタルコンテンツ、製作模型、自 社製品)、⑨演出機器、⑩什器、備品、⑪造形・装飾、 に関する活動量は、調査票を通じて得た。表3に回答 済み調査票の収集結果を示した。192件の出展者から 回答を受け取った。これは全体の25 %に相当する。 回答済みの出展者についてはブースごとに環境負荷を 算定するとともに、残りの75 %についてはここで得 た結果をもとに拡大推計した。 4. 原単位の作成  本研究では、評価範囲の網羅性と一貫性を優先して、基 本的には産業連関表に基づく二酸化炭素排出原単位を用い ることとした。排出量の算定対象範囲は、国内に限定しな いものとし、「(I-A) −1」型を採用した。活動量はすべて一 次データを利用することを想定した。データ提供者や項目 の種類によっては、一次データを金額の方が提示しやすい 場合もあれば、物量の方が開示しやすい場合もある。ここ では、いずれの場合でも評価に対応できるようにするため、 物量基準の原単位(例:gCO 2/kg)と金額基準の原単位 (例:gCO 2/円)を併用することとした。前者については4.2 節に、後者については4.1節においてその算定方針につい て示した。  以下に、金額基準の原単位と物量基準の原単位に分けた うえで個別に原単位の算定方法を示した。 4.1 金額基準の原単位 (1) 製造+流通段階  最新年の産業連関表に対して、算定根拠データも含めて 公表している国立環境研究所の2005年3EID( β版)10) 用いて原単位を整理した。主催者や出展者およびその関係 者等が購入する物品については、「その他対事業所サービ ス」部門を購入者とした各物品に対応する産業部門の購入 者価格ベースの原単位を作成した。出展者の自社製品を配 布したり、販売する場合は「家計消費支出」を購入者とし た購入者価格ベースの原単位を用いた。 (2) レンタル品  レンタル業者の生産額のうち、「減価償却」にあたる部 分の多くは、レンタル対象製品の減価償却であるものと想 定し、レンタル代金に占める減価償却の比率をレンタル対 象製品の製造に伴う排出量に割り当てることで、レンタル 時の環境負荷原単位を算定する。 drental ci=erental+ei,capital X (2) rental  ci: レンタル物品iのレンタルにかかる排出原単位

 erental:「物品賃貸業(除貸自動車)」の排出原単位(3EID)

(t-CO2/百万円)

 ei,capital: レンタル物品iの製造部門からの「国内総固定資

産形成(民間)」部門を対象とした購入者価格ベース排 出原単位 (t-CO 2/百万円)  drental: 「物品賃貸業(除貸自動車)」の資本減耗引当 (百万 円)  Xrental:「物品賃貸業(除貸自動車)」の国内生産額 (百万 円)  平成17年度産業連関表11)によれば、物品賃貸業(除貸 自動車)部門の資本減耗引当と国内生産額はそれぞれ 4,283,582百 万 円、10,573,864百 万 円 で あ る た め、 drental/ Xrentalは0.405(40.5%)であった。表4に展示会に使用され る主な物品の原単位を示した。

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〇 㒊ᮦ ከᩘရ┠ 㻘 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝫䝸 䝔䝹▷⧄⥔   4.2 物量基準の原単位 (1) 製造段階  製造段階までの原単位は以下の式により得た。  製造過程原単位(物量基準)   =製造過程原単位(価格基準、生産者ベース)    ×生産者ベース品目単価 (3) (2) 製造+出荷段階  (1)で求めた製造までの原単位に加えて、流通段階を含 めた原単位を次式により設定した。 Ei, production+distribution ei,consumer=ei, producer× E (4) i, production

 ei,consumer:

素材iの製造・流通段階に係る排出原単位(kg-CO2/m3, kg-CO2/kg)

 ei,producer: 素材 iの製造段階に係る排出原単位(kg-CO 2/

m3, kgCO 2/kg)

 Ei,production: 素材 iの製造段階に係る生産者価格ベースに

よる直接間接排出量(t-CO2/百万円)

 Ei,production+distribution: 素材 iの製造段階+出荷段階に係る購

入者価格ベースによる直接間接排出量(t-CO 2/百万円) (3)レンタル  レンタルと製造段階までの価格基準の排出原単位の比を 製造までの物量基準の原単位に乗じることで算定した。 ci,rental ei,rental=ei,consumer×c i,capital (5)

 ei,rental: レンタル物品(素材 i)のレンタルに係る物量基

準の排出原単位(kg-CO2/m3, kg-CO2/kg)

 ei,consumer:

素材iの製造・流通段階に係る排出原単位(kg-CO2/m3, kg-CO2/kg)  ci,rental: レンタル物品(素材 i)のレンタルに係る価格基 準の排出原単位(t-CO2/百万円)  ci,capital: 素材iの製造部門からの「国内総固定資産形成(民 間)」部門を対象とした購入者価格ベース排出原単位 (t-CO2/百万円)  表5に主な物品に関する製造、製造+流通、レンタルに 関する原単位とその内訳をまとめた。 (4)交通の原単位  「ロジスティックス分野におけるCO 2排出量算定方法共 同ガイドライン Ver2.0」12)に示された算定方法を参照した。 出展者および主催者が提示する活動量の単位は主体により 異なり得ることから、燃費法、従来トンキロ法、料金法の いずれを用いても分析できるように、これらの原単位を予 め算定した。ガイドラインでは輸送時に燃焼される燃料か ら排出される分、すなわち直接分のみが計上されるが、本 研究ではレオンチェフ逆行列によって燃料の生産や輸送機 器の生産や管理など波及的に排出される間接分も含めた。 具体的には、産業連関表(本研究では3EID)を用いて算 出した直接間接排出量と直接排出量の比率(表6)を用い て間接排出量を推計した。  燃費法については、自動車輸送統計年報13)から車種別 の走行キロ当たりの排出係数を求め、これに直接間接/直 接比率を乗じて、間接排出も含む原単位(表7)を算出した。 トンキロ法については、共同ガイドライン12)から得た排 表 5 素材別にみた製造、製造+出荷、レンタルのCO2排出原単位 ⣲ᮦ ⣲ᮦ ⣲ᮦ䛸ᑐᛂ䛥䛫䛯ရ┠ ရ┠䛾ཎ༢఩ 〇㐀ẁ㝵᤼ ฟཎ༢఩ 䠄䠟䠙䠝㽢䠞䠅 ㉎㻛⏕ẚ⋡ 㻯㻻㻞䝧䞊䝇䠄䠠䠅 䝺䞁䝍䝹㻛⏕⏘ ẚ⋡ 䝧䞊䝇 㻯㻻㻞䝧 䝇 䠄㻱䠅 〇㐀㻗ฟⲴ ᤼ฟཎ༢఩䠄㻲䠙䠟㽢䠠䠅 䝺䞁䝍䝹᤼ฟ ཎ༢఩ 㻔㻳㻩㻯㽢㻱㻕 ཎ༢఩䜢ᙜ䛶䛿䜑䛯άື㡯┠ ရ┠䝁䞊䝗 ရ┠ྡ ရ┠༢౯ 䠄㸿㸧 ༢఩༢఩ิ䝁䞊䝗 㒊㛛ྡ ⏕⏘⪅౯᱁ ཎ༢఩ ཎ༢఩ 䠄㹀㸧 ㉎ධ⪅䠖㉎ධ⪅䠖ᐙィ ㉎ධ⪅䠖 ㉎ධ⪅䠖 ᑐ஦ᴗ⪅ ㉎ධ⪅䠖 ㉎ධ⪅䠖 ᐙィ ㉎ධ⪅䠖 ㉎ධ⪅䠖 ᑐ஦ᴗ⪅ ෇㻛䈜 䈜 㼓㻙㻯㻻㻞㻛෇ 㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛䈜 㻙 㻙 㻙 㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛䈜 㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛䈜 㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛䈜 㻝㻢㻝㻝㻜㻝㻝㻝㻜㻝ᘓ⠏⏝ᯈᮦ 㻠㻥㻘㻞㻟㻜㹫3 㻝㻢㻝㻝㻜㻝〇ᮦ 㻝㻚㻣㻜㻱㻗㻜㻜 㻤㻚㻟㻣㻱㻗㻜㻝 㻝㻚㻟㻞㻜 㻝㻚㻟㻞㻜 㻜㻚㻤㻜㻡 㻝㻚㻝㻜㻱㻗㻜㻞 㻝㻚㻝㻜㻱㻗㻜㻞 㻢㻚㻣㻠㻱㻗㻜㻝 䛆㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀䛇 䛆ᒎ♧≀䛇 䛆ொჾ䞉ഛရ䛇 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝖䝷䝇䞉䝪䞊䝎䞊䞉ᰕ 䝇䝔䞊䝆䞉ᗋ䛒䛢 㻝㻢㻝㻝㻜㻝㻝㻝㻜㻞ᘓ⠏⏝䜂䛝๭ 㻝㻢㻝㻝㻜㻝㻝㻝㻜㻟ᘓ⠏⏝䜂䛝ゅ ᮌᕤ ᮌᕤ ᮌ㉁⣔ 㻝㻢㻝㻝㻜㻝㻝㻝㻥㻥䛭䛾௚䛾〇ᮦ 㻝㻢㻝㻝㻜㻞㻝㻟㻜㻝ᬑ㏻ྜᯈ 㻢㻡㻘㻤㻠㻝㹫3 㻝㻢㻝㻝㻜㻞ྜᯈ 㻞㻚㻤㻜㻱㻗㻜㻜 㻝㻚㻤㻠㻱㻗㻜㻞 㻝㻚㻝㻥㻝 㻝㻚㻞㻜㻤 㻜㻚㻢㻣㻟 㻞㻚㻝㻥㻱㻗㻜㻞 㻞㻚㻞㻟㻱㻗㻜㻞 㻝㻚㻞㻠㻱㻗㻜㻞 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝟䝷䝨䝑䝖䚸ቨ㠃䚸ᗋ㠃 ᒎ♧ྎ䚸䝃䜲䞁䞉┳ᯈ 䝰䝙䝳䝯䞁䝖䚸䛭䛾௚ 㻞㻞㻝㻝㻜㻝㻞㻝㻜㻝䝥䝷䝇䝏䝑䜽ᖹᯈ䠄ཌ䛥䠌䠊䠑䡉䡉௨ ୖ䛷◳㉁䛾䜒䛾䠅 㻢㻠㻢㻘㻜㻢㻤t 㻞㻞㻝㻝㻜㻝䝥䝷䝇䝏䝑䜽 〇ရ 㻟㻚㻣㻤㻱㻗㻜㻜 㻞㻚㻠㻠㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻠㻠㻤 㻝㻚㻝㻠㻠 㻜㻚㻡㻤㻥 㻟㻚㻡㻟㻱㻗㻜㻟 㻞㻚㻣㻥㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻠㻠㻱㻗㻜㻟 䛆ொჾ ഛရ䛇 䛆ொჾ䞉ഛရ䛇 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝃䜲䞁䞉┳ᯈ 䝥䝷䝇䝏䝑 㻞㻞㻝㻝㻜㻝㻞㻝㻜㻞 䝥䝷䝇䝏䝑䜽Ἴᯈ䠄ཌ䛥䠌䠊䠑䡉䡉௨ ୖ䛷◳㉁䛾䜒䛾䠅 䜽⣔ 㻞㻞㻝㻝㻜㻝㻞㻝㻜㻟䝥䝷䝇䝏䝑䜽✚ᒙရ 㻞㻞㻝㻝㻜㻝㻞㻝㻜㻠䝥䝷䝇䝏䝑䜽໬⢝ᯈ ከᩘရ┠ 㔜㔞䛷⏕⏘ᩘ㔞䛜ᢕᥱ䛷䛝䜛඲䛂䝥䝷䝇䝏䝑䜽〇ရ䛃㒊㛛䛾ရ┠ 㻟㻤㻣㻘㻤㻞㻞t 㻞㻞㻝㻝㻜㻝䝥䝷䝇䝏䝑䜽〇ရ 㻟㻚㻣㻤㻱㻗㻜㻜 㻝㻚㻠㻣㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻠㻠㻤 㻝㻚㻝㻠㻠 㻜㻚㻡㻤㻥 㻞㻚㻝㻞㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻢㻤㻱㻗㻜㻟 㻤㻚㻢㻟㻱㻗㻜㻞䛆㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀䛇䛆ᒎ♧≀䛇 㻞㻢㻞㻝㻜㻝㻠㻝㻜㻝ᑠᙧ㕲➽⏝Წ㗰 㻡㻢㻘㻠㻜㻡 㻡㻢㻘㻠㻜㻡tt 㻞㻢㻞㻝㻜㻝㻞㻢㻞㻝㻜㻝⇕㛫ᅽᘏ㗰 㻞㻚㻠㻢㻱㻗㻜㻝㻞㻚㻠㻢㻱 㻜㻝 㻝㻚㻟㻥㻱㻗㻜㻟㻝㻚㻟㻥㻱 㻜㻟 㻝㻚㻜㻢㻞㻝㻚㻜㻢㻞㻌 㻝㻚㻜㻢㻞㻝㻚㻜㻢㻞 㻜㻚㻠㻟㻤㻜㻚㻠㻟㻤 㻝㻚㻠㻣㻱㻗㻜㻟㻝㻚㻠㻣㻱 㻜㻟 㻝㻚㻠㻣㻱㻗㻜㻟㻝㻚㻠㻣㻱 㻜㻟 㻢㻚㻜㻣㻱㻗㻜㻞㻢㻚㻜㻣㻱 㻜㻞 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝖䝷䝇䞉䝪䞊䝎䞊䞉ᰕ 䝖䝷䝇 䝪 䝎 ᰕ 䛭䛾௚ 㕲〇 㕲〇 㻞㻢㻞㻝㻜㻝㻠㻝㻜㻞㻞㻢㻞㻝㻜㻝㻠㻝㻜㻞䛭䛾௚䛾ᑠᙧᲬ㗰䛭䛾௚䛾ᑠᙧᲬ㗰 㻞㻣㻞㻞㻜㻞㻝㻝㻜㻠⟶ 㻡㻡㻟㻘㻢㻡㻠t 㻞㻣㻞㻞㻜㻞䜰䝹䝭ᅽᘏ〇 㻟㻚㻢㻞㻱㻗㻜㻜 㻞㻚㻜㻝㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻞㻡㻠㻌 㻝㻚㻜㻣㻝 㻜㻚㻢㻝㻥 㻞㻚㻡㻞㻱㻗㻜㻟 㻞㻚㻝㻡㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻞㻠㻱㻗㻜㻟 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝖䝷䝇䞉䝪䞊䝎䞊䞉ᰕ 䛭䛾௚ 䜰䝹䝭〇 㻞㻣㻞㻞㻜㻞㻝㻝㻜㻡Წ䞉⥺ 䝅䝇䝔䝮 㒊ᮦ 㔠ᒓ⣔ ከᩘရ┠ 㔜㔞䛷⏕⏘ᩘ㔞䛜ᢕᥱ䛷䛝䜛඲䛂䜰䝹䝭ᅽᘏ〇ရ䛃㒊㛛䛾ရ┠䛂䜰䝹䝭ᅽᘏ〇ရ䛃㒊㛛䛾ရ┠ 㻠㻣㻠㻘㻡㻝㻢t 㻞㻣㻞㻞㻜㻞䜰䝹䝭ᅽᘏ〇 㻟㻚㻢㻞㻱㻗㻜㻜 㻝㻚㻣㻞㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻞㻡㻠㻌 㻝㻚㻜㻣㻝 㻜㻚㻢㻝㻥 㻞㻚㻝㻢㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻤㻠㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻜㻢㻱㻗㻜㻟 䛆㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀䛇 䛆ᒎ♧≀䛇 䛆ொჾ䞉ഛရ䛇 䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 䝟䝷䝨䝑䝖䚸ቨ㠃䚸 䝇䝔䞊䝆䞉ᗋୖ䛢 ᒎ♧ྎ䚸䝃䜲䞁䞉┳ᯈ ⣬⣔ ከᩘရ┠ 㔜㔞䛷⏕⏘ᩘ㔞䛜ᢕᥱ䛷䛝䜛඲ 䛂ὒ⣬䞉࿴⣬䛃㒊㛛䛾ရ┠ 㻝㻝㻠㻘㻜㻜㻜t 㻝㻤㻝㻞㻜㻝ὒ⣬䞉࿴⣬ 㻝㻚㻠㻤㻱㻗㻜㻝 㻝㻚㻢㻥㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻞㻜㻢 㻝㻚㻜㻠㻡 㻜㻚㻠㻢㻥 㻞㻚㻜㻠㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻣㻣㻱㻗㻜㻟 㻣㻚㻥㻟㻱㻗㻜㻞 䛆㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀䛇 䛆ᒎ♧≀䛇 䛆ொჾ䞉ഛရ䛇 䝟䞁䝏 䜹䞊䝨䝑䝖 㻞㻜㻡㻝㻜㻞㻝㻝㻜㻞䝫䝸䜶䝇䝔䝹㛗⧄⥔⣒ 㻟㻝㻤 㻟㻡㻤 㻟㻝㻤㻘㻟㻡㻤tt 㻞㻜㻡㻝㻜㻞㻞㻜㻡㻝㻜㻞 ྜᡂ⧄⥔ྜᡂ⧄⥔ 㻝 㻜㻥㻱㻗㻜㻝㻝㻚㻜㻥㻱㻗㻜㻝 㻟 㻠㻤㻱㻗㻜㻟㻟㻚㻠㻤㻱㻗㻜㻟 㻝㻚㻜㻣㻠㻝 㻜㻣㻠 㻝 㻜㻣㻠㻝㻚㻜㻣㻠 㻜 㻠㻤㻝㻜㻚㻠㻤㻝 㻟 㻣㻠㻱㻗㻜㻟㻟㻚㻣㻠㻱㻗㻜㻟 㻟 㻣㻠㻱㻗㻜㻟㻟㻚㻣㻠㻱㻗㻜㻟 㻝 㻢㻣㻱㻗㻜㻟㻝㻚㻢㻣㻱㻗㻜㻟䛆㐀ᙧ⿦㣭䛇 ᗋ㠃 㻞㻜㻡㻝㻜㻞㻝㻝㻜㻟䝫䝸䜶䝇䝔䝹▷⧄⥔ 㻞㻜㻡㻝㻜㻞㻝㻝㻜㻢䝫䝸䝥䝻䝢䝺䞁㛗⧄⥔⣒䞉▷⧄⥔

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㸦 㸭෇㸧 㸦 㸭෇㸧 ┤᥋ẚ⋡ ⮬ᐙ⏝≉✀⏝㏵㌴ ⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅     表 6 産業連関分析法による単位金額当たりの排出量から得た「直接間接/直接比率」 㒊㛛ྡ 㒊㛛ྡ ┤᥋᤼ฟ㔞 CO 㸦g­CO2㸭෇㸧 ┤᥋㛫᥋᤼ฟ㔞 CO 㸦g­CO2㸭෇㸧 ┤᥋㛫᥋㸭 ┤᥋ẚ⋡ 㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦ 0.15  2.64  㸦17.42㸧 㕲㐨㈌≀㍺㏦ 0.71  4.38  㸦6.19㸧 ࣂࢫ 2.02  2.87  1.42 ࣁ࢖࣮࣭ࣖࢱࢡࢩ࣮ 2.32  3.05  1.31 㐨㊰㈌≀㍺㏦㸦㝖⮬ᐙ㍺㏦㸧 2.47  3.55  1.44 ⮬ᐙ㍺㏦㸦᪑ᐈ⮬ື㌴㸧 7.84  10.75  1.37 ⮬ᐙ㍺㏦㸦㈌≀⮬ື㌴㸧 7.67  10.42  1.36 እὒ㍺㏦ 14.13  27.28  1.93 ἢᾏ࣭ෆỈ㠃㍺㏦ ἢᾏ࣭ෆỈ㠃㍺㏦ 10 8410.84 12 5112.51 1 151.15  ‴㐠㏦ 0.87  1.56  1.80 ⯟✵㍺㏦ 9.17  10.82  1.18 ㈌≀฼⏝㐠㏦ 0.56  1.38  2.48 表 7 燃費法に対応した交通の原単位 ⮬ື㌴㍺㏦⤫ィᖺሗ䜘䜚ồ䜑䛯㌴✀ู᤼ฟಀᩘ䠄㉮⾜䜻䝻䠅 䛊㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛㼗㼙䛋 ᤼ฟಀ ┤᥋㛫᥋᤼ ㌴✀䞉⇞ᩱ✀䞉᭱኱✚㍕㔞 ᤼ฟಀ ᩘ ๭䜚ᙜ䛶䜛ẚ⋡ ┤᥋㛫᥋᤼ ฟಀᩘ Ⴀᴗ⏝ᬑ㏻㈌≀㌴ 㻜㻚㻢㻟㻥㻌㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝㻚㻠㻠㻌 㻜㻚㻥㻝㻢㻌 Ⴀᴗ⏝ᑠᆺ㈌≀㌴ 㻜㻚㻟㻝㻜㻌㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝㻚㻠㻠㻌 㻜㻚㻠㻠㻡㻌 Ⴀᴗ⏝≉✀⏝㏵㌴ Ⴀᴗ⏝≉✀⏝㏵㌴ 㻜 㻡㻠㻜㻜㻚㻡㻠㻜㻌㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝 㻠㻠㻝㻚㻠㻠㻌 㻜 㻣㻣㻡㻜㻚㻣㻣㻡㻌 Ⴀᴗ⏝㍍㈌≀㌴ 㻜㻚㻞㻜㻣㻌㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝㻚㻠㻠㻌 㻜㻚㻞㻥㻣㻌 ⮬ᐙ⏝ᬑ㏻㈌≀㌴ 㻜㻚㻠㻣㻜㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻢㻌 㻜㻚㻢㻟㻤㻌 ⮬ᐙ⏝ᑠᆺ㈌≀㌴ 㻜㻚㻞㻢㻡㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻢㻌 㻜㻚㻟㻢㻜㻌 ⮬ᐙ⏝≉✀⏝㏵㌴ 㻜㻚㻠㻟㻞㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻢㻌 㻜㻚㻡㻤㻣㻌 ⮬ᐙ⏝㍍㈌≀㌴ 㻜㻚㻞㻜㻣㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻢㻌 㻜㻚㻞㻤㻝㻌 Ⴀᴗ⏝஌ྜ䝞䝇 㻜㻚㻣㻥㻢㻌䝞䝇 㻝㻚㻠㻞㻌 㻝㻚㻝㻞㻥㻌 Ⴀᴗ⏝㈚ษ䝞䝇 㻜㻚㻣㻤㻟㻌䝞䝇 㻝㻚㻠㻞㻌 㻝㻚㻝㻝㻝㻌 Ⴀᴗ⏝஌⏝㌴ 㻜㻚㻞㻥㻡㻌䝝䜲䝲䞊䞉䝍䜽䝅䞊 㻝㻚㻟㻝㻌 㻜㻚㻟㻤㻣㻌 ⮬ᐙ⏝䝞䝇 㻜㻚㻠㻞㻡㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄᪑ᐈ⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻣㻌 㻜㻚㻡㻤㻞㻌 ⮬ᐙ⏝஌⏝㌴ 㻜㻚㻞㻡㻣㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄᪑ᐈ⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻞㻤㻌 㻜㻚㻟㻟㻜㻌 表 8 トンキロ法に対応した交通の原単位 䝖䞁䜻 䝖䞁䜻 ㌴✀䞉⇞ᩱ✀䞉᭱኱✚㍕㔞 䝻ἲ䠄ᚑ᮶ 䝻ἲ䠄ᚑ᮶ ᤼ฟಀᩘ 䝖䞁䜻䝻ἲ䠅 䛊㼗 㻯㻻 㻛㼠㻛㼗 䛋 䝖䞁䜻䝻ἲ䠅 䛊㼗㼓㻙㻯㻻㻛㼠㻛㼗㼙䛋 ๭䜚ᙜ䛶䜛ẚ⋡ ┤᥋㛫 ᥋᤼ฟ ಀᩘ Ⴀᴗ⏝ᬑ㏻⮬ື㌴ Ⴀᴗ⏝ᬑ㏻⮬ື㌴ 㻜 㻝㻣㻟㻜㻚㻝㻣㻟㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝 㻠㻠㻝㻚㻠㻠㻌 㻜 㻞㻠㻤㻜㻚㻞㻠㻤㻌 Ⴀᴗ⏝ᑠᆺ⮬ື㌴ 㻜㻚㻤㻜㻤㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝㻚㻠㻠㻌 㻝㻚㻝㻢㻜㻌 Ⴀᴗ⏝㍍⮬ື㌴ 㻝㻚㻥㻡㻝㐨㊰㈌≀㍺㏦䠄㝖⮬ᐙ㍺㏦䠅 㻝㻚㻠㻠㻌 㻞㻚㻤㻜㻜㻌 ⮬ᐙ⏝ᬑ㏻⮬ື㌴ 㻜㻚㻟㻥㻠⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻢㻌 㻜㻚㻡㻟㻡㻌 ⮬ᐙ⏝ᑠᆺ⮬ື㌴ ⮬ᐙ⏝ᑠᆺ⮬ື㌴ 㻟 㻠㻠㻟㻟㻚㻠㻠㻟⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅⮬ᐙ㍺㏦䠄㈌≀⮬ື㌴䠅 㻝 㻟㻢㻝㻚㻟㻢㻌 㻠 㻢㻣㻢㻠㻚㻢㻣㻢㻌 㕲㐨 㻜㻚㻜㻞㻞 㻝㻚㻢㻞 㻜㻚㻜㻟㻢㻌 ෆ⯟⯪⯧ 㻜㻚㻜㻟㻥ἢᾏ䞉ෆỈ㠃㍺㏦ 㻝㻚㻝㻤㻌 㻜㻚㻜㻠㻢㻌 ᅜෆ⯟✵ 㻝㻚㻠㻥⯟✵㍺㏦ 㻝㻚㻝㻤㻌 㻝㻚㻣㻢㻜㻌 出係数に直接間接/直接比率を乗じて原単位を求めた(表8)。  旅客移動の原単位については、ゆりかもめの排出係数は 「鉄道統計年報」14)より、それ以外の排出係数は「運輸・ 交通と環境」15)より引用し、これらに直接間接/直接比 率を乗じることで得た(表9)。 (5) 廃棄の原単位  出展者、主催者、会場、来場者に関わる廃棄はいずれも 処理費用に関する情報が得られる見込みであったため、金 額基準の原単位を適用することとした。金額基準の原単位 は、3EIDの「廃棄物処理(産業)」部門の原単位10)を適 用したが、処理方式が判明しているうちの一部で焼却しな いことがわかっているもの(リサイクル、埋立、資源化) については、「非焼却処理」の原単位を作成し、これを適 用した。表10に廃棄に関わる原単位を示した。

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                      表 9 旅客移動の原単位 ே䜻䝻ἲ 䛊㼗㼓㻙㻯㻻㻞㻛ே㻛㼗㼙䛋 ㌴✀䞉⇞ᩱ✀䞉᭱኱✚㍕㔞 ᤼ฟಀ ᩘ ๭䜚ᙜ䛶䜛ẚ⋡ ┤᥋㛫 ᥋᤼ฟ ಀᩘ Ⴀᴗ⏝஌⏝㌴ Ⴀᴗ⏝஌⏝㌴ 㻜 㻟㻤㻤㻜㻚㻟㻤㻤㻌䝝䜲䝲䞊䞉䝍䜽䝅䞊䜲䝲 䝍䜽䝅 㻝 㻟㻝㻝㻚㻟㻝㻌 㻜 㻡㻝㻜㻜㻚㻡㻝㻜㻌 ⮬ᐙ⏝஌⏝㌴ 㻜㻚㻝㻢㻤㻌⮬ᐙ㍺㏦䠄᪑ᐈ⮬ື㌴䠅 㻝㻚㻟㻣㻌 㻜㻚㻞㻟㻜㻌 ⯟✵ 㻜㻚㻝㻜㻥㻌⯟✵㍺㏦ 㻝㻚㻝㻤㻌 㻜㻚㻝㻞㻥㻌 䝞䝇 㻜㻚㻜㻡㻝㻌䝞䝇 㻝㻚㻠㻞㻌 㻜㻚㻜㻣㻞㻌 㕲㐨 㕲㐨 㻜 㻜㻝㻥㻜㻚㻜㻝㻥㻌㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦ 㻝 㻢㻟㻝㻚㻢㻟㻌 㻜 㻜㻟㻝㻜㻚㻜㻟㻝㻌 䜖䜚䛛䜒䜑 㻜㻚㻜㻠㻜㻌㕲㐨᪑ᐈ㍺㏦ 㻝㻚㻢㻟㻌 㻜㻚㻜㻢㻡㻌 表 10 廃棄の原単位(g-CO2/円) ᗫᲠ≀ฎ⌮䠄බႠ䠅 ᗫᲠ≀ฎ⌮䠄⏘ᴗ䠅 䐟┤᥋᤼ฟ䠄⇞ᩱ⏤᮶䠅 㻜㻚㻥㻞㻤㻌 㻜㻚㻣㻜㻠㻌 䐠┤᥋᤼ฟ㻔ᗫᲠ≀⏤᮶䠅 㻥㻚㻤㻜㻠㻌 㻟㻚㻡㻞㻟㻌 䐡㛫᥋᤼ฟ䠄䝁䝇䝖㐠㈤䠅 㻜㻚㻝㻝㻢㻌 㻜㻚㻜㻥㻞㻌 䐢㛫᥋᤼ฟ䠄ၟᴗ䝬䞊䝆䞁䠅 㻜㻚㻜㻟㻜㻌 㻜㻚㻜㻝㻥㻌 䐣㛫᥋᤼ฟ䠄䛭䛾௚䠅 㻞㻚㻡㻢㻠㻌 㻝㻚㻟㻥㻤㻌 ィ 㻝㻟㻚㻠㻠㻞㻌 㻡㻚㻣㻟㻢㻌 ᗫᲠ≀ฎ⌮䠄㠀↝༷ฎ⌮䠅䛾ཎ༢఩䠄䐟㻗䐡㻗䐢㻗䐣䠅 ᗫᲠ≀ฎ⌮䠄㠀↝༷ฎ⌮䠅䛾ཎ༢఩䠄䐟㻗䐡㻗䐢㻗䐣䠅 㻟 㻢㻟㻤㻟㻚㻢㻟㻤㻌 㻞 㻞㻝㻟㻞㻚㻞㻝㻟㻌 ᗫᲠ≀䛾㐠ᦙ䛻క䛖᤼ฟ㝖䛟ཎ༢఩䠄⇞ᩱ⏤᮶ྵ䜐䠅䠄䐟㻗䐠㻗䐢㻗䐣䠅 㻝㻟㻚㻟㻞㻢㻌 㻡㻚㻢㻠㻠㻌 ᗫᲠ≀䛾㐠ᦙ䛻క䛖᤼ฟ㝖䛟ཎ༢఩䠄⇞ᩱ⏤᮶ྵ䜎䛺䛔䠅䠄䐟㻗䐢㻗䐣䠅 㻟㻚㻡㻞㻞㻌 㻞㻚㻝㻞㻝㻌 5. 結果  原単位と活動量を活用して環境負荷量を算定した。その 結果を図 2に示した。CO2排出量は合計で 4,610トンと算 定された。これは、東京マラソンの規模(伊坪ら2009)8) とほぼ同等である。そのなかでも出展者に関係する排出量 が最大で全体のおよそ半分を占めた。これに次いで来場者 が大きく、その排出量は全体の4割に相当した。主催者に 関係する負荷は全体の1割程度に相当した。会場に関係す る負荷は最も小さく、全体の1%程度であった。  以下に関係者ごとに分類し、排出量の内訳について示し た。 ఍ሙ, 44 , 1%

ྜィ

:4610 ton

᮶ሙ⪅, 1,906 , 41% ฟᒎ⪅, 2,255 , 8% 41% 48% ୺ദ⪅, 443 , 10% 10% 図 2 エコプロダクツ 2010のLCCO2 算定結果(数値の単位はton-CO2) 5.1 会場  会期中と搬入出を含む5日間の電力、ガス、水道の使用 量と、処理された廃棄物量を把握し、算定した結果、総量 は約44トンであり、そのほとんどは電力が占めた。その 結果を図3に示した。最近はLEDの使用が増えているが、 照明の代替効果について検証するためには電力消費の構成 にわけて実測する必要がある。 5.2 来場者  図4に来場者に関係するCO2排出量とその交通手段の内 訳を示した。合計は1,906トンで、移動がその8割を占め、 宿泊が2割程度であった。移動の中では、鉄道がゆりかも めを含めると最大で全体の4割を占めるが、自家用車、バス、 航空機も全体の1割を超えており、相当量のCO2排出に寄 与していることがわかる。これに対して、アンケート調査 によれば、およそ8割の来場者が鉄道を利用し、1割がバ スを利用し、自家用車と航空は5%以下であった。よって、 鉄道が移動全体のCO2排出量のおよそ半分を占めるのは、 利用者の割合が高いことによるが、一方で、バスや自家用 車や航空の場合は利用者の割合は低いがCO2排出量は大き いことがわかる。  表11に移動手段ごとに原単位とCO2排出量を示した。 鉄道は他の交通機関に比べて原単位が小さいが、ゆりかも めは一回当たりの輸送人数が他の車両に比べて少ないため、 原単位で見るとバスや飛行機と比較しても大きな差はない。 しかし、輸送距離は他の機関に比べて短いため全体の寄与

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⮬㌿㌴                                                       ୖୗỈ㐨, 䝂䝭䝊䝻኱స 表 11 交通手段ごとに見た来場者の移動によるCO2排出量(※は 0.1,, 0% ᡓ, 1.0, 2% シャトルバスを併用した場合で、ダブルカウント回避のためシャ トルバスを利用した部分の排出量は除く) 䜺䝇, 0.1, 0% 㟁ຊ, 43.9, 98% ஺㏻ᡭẁ ᤼ฟಀᩘ 㻞㻜㻝㻜ᖺ⟬ᐃ⤖ᯝ 䠄㼗㼓㻙㻯㻻㻞䠅 䠄㼗㼓 ༢఩ ┤᥋㛫᥋ ᤼ฟಀᩘ ᤼ฟಀᩘ ⯟✵ 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛䝬䜲䝹 㻜㻚㻜㻣㻥㻤㻌 㻞㻣㻡㻘㻠㻡㻢 㕲㐨 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻟㻜㻥㻌 㻡㻞㻥㻘㻟㻝㻥 㕲 㐨 㼋 䝅 䝱 䝖 䝹 䝞 䝇฼⏝䈜 䝇฼⏝䈜 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻟㻜㻥㻌 㻞㻣㻘㻡㻥㻥 䜖䜚䛛䜒䜑 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻢㻡㻝㻌 㻝㻣㻤㻘㻞㻜㻝 䝞䝇 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻣㻞㻠㻌 㻞㻡㻣㻘㻟㻥㻣 䝞 䝇 㼋 䝅 䝱 䝖 䝹 䝞 䝇฼⏝䈜 䝇฼⏝䈜 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻣㻞㻠㻌 㻢㻘㻝㻟㻢 ᅋయ䝞䝇 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ྎ㻛㼗㼙 㻝㻚㻝㻝㻝㻟㻌㻌 㻟㻢㻘㻟㻞㻤 䝅䝱䝖䝹䝞䝇 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ྎ㻛㼗㼙 㻝㻚㻝㻝㻝㻟㻌 㻞㻘㻟㻣㻡 ஌⏝㌴ 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻞㻟㻜㻟㻌 㻞㻠㻟㻘㻠㻤㻤 ⮬㌿㌴ 㼗 㻯㻻 㻛ே㻛㼗㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻜㻜㻜㻌 㻜 ⮬ ㌿ ㌴ 㼋 䝅 䝱 䝖 䝹 䝞䝇฼⏝䈜 㼗㼓㻙㻯㻻㻛ே㻛㼗㼙 㻜㻚㻜㻜㻜㻜㻌 㻜 ィ 㻝㻘㻡㻡㻢㻘㻟㻜㻜 図 3 会場に関係したCO2 排出量とその内訳(数値の単位はton-CO2) ⮬㌿㌴ ⯟✵ᶵ, 275 , 15% ᐟἩ, 349 , 18% 㕲㐨, 557 , 29% 䝞䝇, 264 , 14% , 0 , 0% ⮬ᐙ⏝㌴, 243 , 13% ᅋయ䝞䝇 ᅋయ䝞䝇, 36 , 2% 䝅䝱䝖䝹䝞䝇, 22 , 00%% 䜖䜚䛛䜒䜑, 178 , 9% 図 4 来場者に関係したCO2 排出量とその内訳(数値の単位はton-CO2) は人数の割には小さい。航空は遠方からの来場者が利用す る割合が高く、一回当たりの移動距離が長いことが影響し ている。自家用車は、関東近郊からの来場者が利用する ケースがみられるが、他の交通手段に比べて排出原単位が 大きい(鉄道の6倍程度)ことが影響している。一方、バ スは、学校が見学で利用する団体バス、東京駅などから直 接会場まで移動するシャトルバス、中部や関西からの高速 バスがある。ここでは、バスの原単位は一台当たりのCO2 排出量で表したが、学校が利用する場合のように乗車率が 高ければ一人あたりの原単位は小さくなる。そのため、 シャトルバスや団体バスの環境負荷は小さかったが、これ に比べて高速バスの負荷が相対的に大きい。昨年度より長 距離移動の高速バスを利用する割合が大きく増えたことが、 全体の排出量が増えた要因の一つとなったものと考えら れる。 5.3 主催者  図5に主催者に関係するCO2排出量とその内訳を示した。 全体は443トンで、なかでも広告と会場設営等、印刷に関 ᗈ࿌, 162.0, 37% 37% ఍ሙタႠ䞉 ᧔ཤ➼, 126 7 29% ㈨ᮦ䞉ഛရ䞉 126.7, 29% ௻⏬ᒎ♧, 54.2, 12% 䝇䝍䝑䝣ά ༳ๅ≀, 73.2, 16% Web㛵㐃, 11.8, 3% ື䞉ᐟἩ, 14 6 3% 14.6, 3% 図 5 主催者に関係するCO2 排出量と内訳(数値の単位はton-CO2) する排出量が大きかった。広告(162トン)には、新聞や 雑誌のほか、インターネット(バナー広告)、駅ポスター、 電車の内吊や折り込みチラシ等が含まれるが、新聞掲載の 負荷がほとんどだった。ここでは一律料金法を用いたため、 広告媒体の違いによる環境負荷の差異は料金の大小に左右 されることとなるが、広告媒体の間で大きく環境負荷が異 なる場合は、算定結果の不確実性は大きいことになる。主 催者の評価結果の精度を高めるためには、広告の種類に応 じた環境負荷原単位を算定することが求められる。  会場設営・資材・備品・撤去等(127トン)には、基礎 小間工事、基礎装飾工事、リース備品、清掃等が含まれる が、なかでも基礎装飾工事の負荷が大きかった。このなか には屋内外サインやバナー、看板等、が含まれ、これらに 多くの樹脂が利用されている。これらのリサイクル、リ ユース率を高めることが環境負荷削減に寄与するものと考 えられる。印刷物(73トン)は、ポスター、チラシ、登 録用紙、報告書等、合計25トンもの印刷物が生産される ことによる。

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­ ⣽ᑠ 5.4 出展者  図6に出展者に関わるCO2排出量とその内訳を示した。 合計は2,217トンで、造形装飾、自社スタッフ、搬入出、 什器・備品、器具が大きかった。しかしブース単位に見る と環境負荷の構成は大きく異なる。図7にブースの規模に 応じて一小間あたりの環境負荷の構成を示した。大規模の ブースに比べて、小規模ブースの方がいずれの項目も展示 者間の差異が大きかった。大規模ブースはテーマによらず 配布物や展示物、造作物、いずれも投入するのに対して、 小規模ブースの場合は出展するテーマに応じて配布物、什 器・備品、展示物のいずれかに重点をおいた出展をする傾 向がみられたことによる。  造形装飾は、サイズの規模を問わず大きかった。企業は 造形装飾物を駆使して他企業との差別化を図ることが多い。 ただし、大学やNPO等の小規模のブースの中には、これ までの活動のなかで既に製作したものを持ち込む形で展示 するケースもあった。造形装飾では、骨組みに使用される 䝴䞊䝔䜱䝸䝔䜱㻘㻌 木材や金属、床面に使用されるカーペット、看板などが CO2排出の要因となっている。大型ブースではこれらの負 荷が増大する傾向はあるが、リユースもしくはレンタルす ることで環境負荷の削減が期待される。  自社スタッフと搬入・搬出、展示物は小規模ブースの方 が大きい傾向がみられた。小規模で遠方の企業は、本社か ら会場まで直接輸送したり、本社からスタッフが移動する ケースが多かったことによる。一方、本社が遠方の大規模 企業の場合は、資材とスタッフを東京近郊で調達し、器具 や備品の配送を東京のレンタル会社に依頼することが多 かった。  器具、備品・什器、およびリサイクルプログラムは、大 規模ブースの方が大きい傾向がみられた。規模が大きい ブースほど電気照明機器や映像機器を多く利用する傾向が あった。什器・備品はパソコン等を多く使用し、カウン ターや椅子等を多く用いるワークショップや説明会形式を 採用するブースにおいて大きくなる傾向があった。  配布物・販売物はサイズの規模を問わず大きかった。配 布物・販売物は、全般的に出展者の活動内容をアピールす ொჾ䞉ഛရ㻘㻌 㻞㻝㻞㻌㻘㻌㻥㻑 物量の削減に対する工夫がみられた。 ჾල䠄↷᫂ ᗫᲠ㻘㻌㻝㻝㻠㻌㻘㻌㻡㻑  以上のように出展者の主体や規模、拠点によってCO2排 ჾල䠄↷᫂䚸㡢㡢 ௚♫䝇䝍䝑䝣㻘㻌㻞㻝㻌㻘㻌 る主要なツールとして位置づけられていることがわかる。 㻝㻑 配布物は特に小規模のブースで出展者間の差が大きく、単 価の高いプラスチックや紙を大量に使用するカタログや CSRレポートを配布する場合に大きくなった。配布部数 の多い大規模のブースはリーフレットを準備するなど配布 㻝㻟 㻝㻑 㻝㻟㻌㻘㻌㻝㻑 ⮬♫䝇䝍䝑䝣㻘㻌 㻞㻥㻝㻌㻘㻌㻝㻟㻑 ᦙධ㻘㻌㻞㻟㻡㻌㻘㻌㻝㻜㻑 ᦙฟ 㐀ᙧ⿦㣭㻘㻌㻢㻠㻟㻌㻘㻌 㻞㻥㻑 㻝㻥 㻝 㻝㻝㻌㻘㻌㻤㻑㻤 ᦙฟ㻘㻌 㻥 䝸䝃䜲䜽䝹䝥䝻䜾 ᒎ♧≀㻘㻌㻟㻜㻌 㻌㻝㻑 ᒎ♧≀㻘 䝷䝮⏦䛧㎸䜏ෆ 㓄ᕸ≀䞉㈍኎≀㻘㻌 㡪䚸ᫎീ䚸㓄⥺䠅㻘㻌 㻞㻠㻟㻌㻘㻌㻝㻝㻑 㻞㻟㻣㻌㻘㻌㻝㻝㻑 出量の特徴が大きく異なることがわかった。調査票に回答 ᐜ 㻞㻢 㻝㻑 ᐜ㻘㻌㻞㻢㻌㻘㻌㻝㻑 した企業に対しては、個別に算定結果を返送した。今後は 図 6  出展者に関係するCO2排出量と内訳 (数値の単位はton- 各ブースの環境負荷の特徴に応じた削減対策の実施に今回 CO2) の算定結果が反映されることが望まれる。 1.00E+05 00 0 1.00E+04 1.00E+03 1.00E+02 図 7 小間規模別に見た出展者の活動要因ごとのCO2排出量 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ 5 ᑠ㛫௨ୗ 6 11 ᑠ㛫 12 ᑠ㛫௨ୖ kg­C O 2 /ᑠ 㛫 1 00E+011.00E+01 1.00E+00 1.00E­01 1 00E­02 1.00E 02 1.00E­03 1.00E­04 1.00E­05 1.00E 05 ᭱኱᭱኱ ⣽ᑠ᭱ᑠ᭱ᑠ ᖹᆒᖹᆒ 䝴䞊䝔䜱䝸 䝴䞊䝔䜱䝸 ⮬♫䝇䝍䝑䝣⮬♫䝇䝍䝑䝣 ௚♫䝇䝍䝑䝣௚♫䝇䝍䝑䝣 ᦙධᦙධ ᦙฟᦙฟ ᗫᲠᗫᲠ 㓄ᕸ≀䞉㈍㓄ᕸ≀䞉㈍ ொჾ䞉ഛရொჾ䞉ഛရ ᒎ♧≀ᒎ♧≀ ჾලჾල 㐀ᙧ⿦㣭㐀ᙧ⿦㣭 䝔䜱 ኎≀

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5.5 過去二か年の評価結果との比較  今回の評価結果を過去二か年での結果と比較したものを 表12に示した。過去二か年の評価では2000年の産業連関 表に基づく原単位を用いたため、値を直接比較することは 困難ではあるが、傾向として以下のことが言える。 ・総量は4,600 ~ 4,700トン程度であり、大きな変化がない、 もしくは、若干削減する傾向がみられる。また、一人当 たりのCO 2排出量で見ると、来場者数が増加しているこ とが影響して削減する傾向がみられた。 ・いずれの回も出展者に関係するCO 2排出量が最大で、来 場者がこれに次いで大きい。会場が最も小さい点も共通 している。ただし、2010年の結果は来場者の環境負荷 が増大したため、これまでに比べて出展者と来場者の差 が小さくなっている。 ・出展者の総量は減少傾向にある。特に配布物量の削減と 造形創作物のリユースやレンタル品の利用促進、廃棄物 量の低減による効果が大きいものと考えられる。ただし、 活動量を提供した出展者のサンプル数が、今回の調査に 比べて2009年と2008年は少なく代表性が低いため、そ の確度は低い。 ・来場者の環境負荷は増大した。来場者数の増加と範囲が 全国規模化することで遠方からの来場者数が増加したこ とが要因として挙げられる。 ・主催者の環境負荷は大きく削減した。広告や印刷、企画 展示の規模が縮小されたことによる。特に2008年度は 10周年記念で多くの企画イベントが催されたため、環 境負荷が大きかった。  また、展示企画においてCO 2排出量削減の観点が含めら れることを狙って、これまでの算定結果は、以下の要領で 報告、公開した。出展者に対しては、担当者全員が参加す る出展者説明会において、前年度CO 2算定量調査結果を報 告し、排出量の構成や効果的な削減方法について事例を加 えつつ説明した。主催者に対しては、算定結果の詳細を報 告するとともに、排出総量を最適化するための議論を定期 的に実施した。来場者に対しては、算定結果の概要版と詳 細版をウェブにて公開したり、展示会当日では算定結果の 要点を記したタペストリを展示し、来場者に直接説明した。 表12に示した通り、一人当たりのCO 2排出量は低減して おり、これらの活動は一定の効果があることを見出してい るものの、直接の因果関係については明確ではない。 6. 結論および限界  多数の来場者が一堂に会するイベントは、環境負荷の削 減に向けた情報の共有とライフスタイルの転換を促す場と して注目されている。一方で、イベントを対象にした環境 評価の実施例は少なく、特に多くの関係者や物品が投入さ れる展示会ではライフサイクルの視点に立った分析が実施 されることはなかった。本研究では、エコプロダクツ展示 会を対象にCO 2排出量の分析を行った。ここでは、早期に 結果が開示できるよう、原単位法を採用した。さらに、直 表 12 CO2排出量算定結果の推移 ⟬ᐃᑐ㇟ 㻞㻜㻝㻜ᖺ ⟬ᐃ⤖ᯝ 䠄䡐㻙㻯㻻㻞䠅 䛆ཧ⪃䛇 㻞㻜㻜㻥ᖺ ⟬ᐃ⤖ᯝ 䠄䡐㻙㻯㻻㻞䠅 䛆ཧ⪃䛇 㻞㻜㻜㻤ᖺ ⟬ᐃ⤖ᯝ 䠄䡐㻙㻯㻻㻞䠅 ὀព஦㡯 ఍ሙ 㟁ຊ䚸䜺䝇䚸Ỉ㐨䚸 ᗫᲠ 㻠㻠 㻠㻝 㻡㻜 ఍ሙ䛷౑⏝䛥䜜䛯㟁ຊ䛿䜾䝸䞊䞁㟁ຊ䛷㈥䜟䜜䛶䛔 䜛䛜䚸㏻ᖖ䛾㟁ຊ䛾᤼ฟཎ༢఩䜢⏝䛔䛶⟬ᐃ䜢⾜䛳 䛶䛔䜛䚹 ᮶ሙ⪅ ⛣ື䚸ᐟἩ 㻝㻘㻥㻜㻢 㻝㻘㻣㻝㻞 㻝㻘㻠㻝㻣 ⣙㻝㻡㻜㻜௳䛾䜰䞁䜿 䝖ㄪᰝ䠄↓సⅭᢳฟ䠅䜢ᇶ䛻 ⣙ ⣙㻝㻡㻜㻜௳䛾䜰䞁䜿䞊䝖ㄪᰝ䠄↓సⅭᢳฟ䠅䜢ᇶ䛻䚸⣙ 㻝㻤୓ே䛾ᣑ኱᥎ィ䜢⾜䛳䛯䚹እᅜ䛛䜙䛾᮶ሙ⪅䛿ྵ 䜎䜜䛶䛔䛺䛔䚹 ୺ദ⪅ タႠ䞉㐠Ⴀ䞉᧔ཤ䚸 ୺ദ⪅௻⏬䚸༳ๅ ≀䚸ᗈ࿌➼ 㻠㻠㻟 㻡㻜㻟 㻣㻜㻠 ୺ദ⪅ᥦ౪䛻䜘䜛⤒㈝ෆヂ᭩䛛䜙⟬ᐃ䛧䛶䛚䜚 ⟬ ୺ദ⪅ᥦ౪䛻䜘䜛⤒㈝ෆヂ᭩䛛䜙⟬ᐃ䛧䛶䛚䜚䚸⟬ ᐃᑐ㇟⠊ᅖ䛾⥙⨶ᛶ䛿㧗䛔䚹ಶูရ┠䛾⤒㈝䛻䝕 䝄䜲䞁㈝䛺䛹䛜୍ᣓ䛧䛶ィୖ䛥䜜䛶䛔䜛ရ┠䛿㐣኱ ホ౯䛸䛺䛳䛶䛔䜛ྍ⬟ᛶ䛜㧗䛔䚹 ฟᒎ⪅ 䝇䝍䝑䝣䚸ᦙධฟ䚸 ᗫᲠ䚸㓄ᕸ䞉㈍኎≀䚸 ᒎ ♧ ≀ 䚸 ჾ ල 䚸 ொ ჾ䞉ഛရ 㐀ᙧ⿦㣭 ჾ䞉ഛရ䚸㐀ᙧ⿦㣭 㻞㻘㻞㻡㻡 㻞㻘㻡㻝㻣 㻞㻘㻡㻡㻞 ᤼ฟ㔞䛾኱㒊ศ䛿䚸ฟᒎ⪅䜘䜚ᥦฟ䛥䜜䛯ㄪᰝ⚊䛻 ᇶ䛵䛔䛶సᡂ䛧䛯ᑠ㛫つᶍู䛾᤼ฟཎ༢఩䜘䜚ᣑ኱ ᥎ィ䛧䛯䚹άື㔞䛾୍㒊䛜ᢕᥱ䛷䛝䛶䛔䛺䛔ሙྜ䜔 ᤼ฟ㔞䜢⟬ᐃ䛷䛝䛶䛔䛺䛛䛳䛯ᅇ⟅䛜䚸㐣ᑠホ౯䛾 せᅉ䛸䛺䜛䚹 ྜィ 㻠㻘㻢㻠㻣 㻠㻘㻣㻣㻟 㻠㻘㻣㻞㻟 䈜ᅄᤞ஬ධ䛾㛵ಀ䛷ୖグྜィ䛸୍⮴䛧䛶䛔䛺䛔䚹 ཧ⪃䠖᮶ሙ⪅୍ேᙜ䛯䜚᤼ฟ㔞 㻜㻚㻜㻞㻡㻠 㻜㻚㻜㻞㻢㻝 㻜㻚㻜㻞㻣㻞

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接間接の環境負荷を網羅すべく、産業連関法に基づくCO 2 排出原単位を予め作成し、線形計算により簡便に計算結果 が得られるように配慮した。レンタル品や交通手段別の直 接間接の環境負荷原単位の作成はこれまでの研究にはない 成果である。  活動量は、主催者のほか、出展者や来場者からアンケー ト調査を通じて包括的にデータ収集を行うことで、一次 データに基づいた分析の実施を心掛けた。大規模調査に基 づく活動量の収集を通じて、出展者はブースの規模に応じ て環境負荷量の特徴が異なることがわかり、その特徴に応 じた環境負荷削減対策を具体的に提示することが可能と なった。  さらに、過去に実施されたエコプロダクツ展示会に対す る評価結果と比較することで環境負荷総量の妥当性を検証 したほか、環境負荷量の推移について確認することができ た。これまでの計算結果の報告を受けていた主催者は大幅 に削減した一方で、来場者に関係する負荷が増大するなど、 主体により環境負荷量の変化は大きく異なった。したがっ て、計算結果の公開は総量のみを開示するのではなく、主 体ごとに結果が提示されることが重要であることが示唆さ れた。  以上に述べた成果は、国内外を見てもこれまでのLCA 研究において実施されることはなかったものである。本研 究の成果はLCAのみでなく、カーボンオフセットや現在 規格化作業中であるISO20121(イベントの持続可能性)を 推進するうえでも有用な情報になるものとして期待される。  一方で、今回の研究を通じて以下のような課題が見つ かった。 ・本研究で開発した原単位はCO 2排出量であって他の温室 効果ガスを対象にしていないため食品等が多く含まれる と環境負荷量の過小評価につながる。 ・本研究では網羅性と一貫性を重視して、産業連関分析法 による直接間接原単位を活用したり、適宜修正する形で 原単位を作成した。膨大な種類の活動量に対する対応が 可能となったが、原単位は日本の平均値としての位置づ けとなる。環境配慮型の物品を購入した場合は材料の種 類が特定できた場合を除き、金額基準の原単位を用いる と金額が高いほど環境負荷が大きくなり実情を反映しな い恐れがある。 ・出展者と来場者は全数調査が不可能であったため、無作 為抽出によるサンプリングを行うこととしたが、出展者 は活動量を自主的に提出した企業が対象となっているた め、サンプルに偏りがあり、得られた結果は全体を代表 していない恐れがある。 ・一部評価に含まれないプロセスがある。来場者は海外か らの参加者はアンケートの中で一件あったが、出身国な のか、現住所なのか不明だったため、今回は海外からの 移動は対象外とした。人数は少なくても移動距離が長い ため、全体に影響がある恐れがある。 謝辞  本研究の遂行にあたっては、主催者である日本経済新聞 社の支援を得た。また、活動量に関するデータについては 日経ピーアール社の協力を得た。出展者に関する活動量は 展示会に参加した60社からのデータ提供により得られた。 ここに謝意を表する。 (平成23年12月20日受付、平成24年2月28日採択) 参照文献

1)Parry M.L., Canziani O.F., Palutikof J.P., van der Linden P.J., and Hanson C.E. (eds)(2007): Climate C h a n g e 2007 - I m p a c t s , A d a p t a t i o n a n d Vulnerability: Contribution of Working Group II to the Fourth Assessment Report of the IPCC, Cambridge University Press, Cambridge, United Kingdom and New York, USA. 976pp

2)環境省, 我が国におけるカーボン・オフセットのあり 方について(指針), 環境省ホームページ, 入手先 <http://www.env.go.jp/earth/ondanka/mechanism/ carbon_offset/guideline/guideline080207.pdf>, (参照 2008-10-2) 3)川口和英 (2004): 鎌倉女子大学紀要, 11(3), 1-11 4)UNEP environment for development, Sustainability

Report_2006, XX Giochi Olimpici invernali -XX Olympic Winter Games Torino 2006, LA84 Founda-tion home page, 入手先 <http://www.la84foundaFounda-tion. o r g /6o i c / O f f i c i a l R e p o r t s /2006/2006v2p2. pdf#search='Sustainability Report_2006, Olympic Winter Games Torino 2006'>,(参照 2011-2-11) 5)Stahl H., Hochfeld C., Schmied M., Green Goal,

Legacy Report (Organizing Committee 2006 FIFA World Cup ), Öko-Institut e. V. home page, 入手先 <http://www.oeko.de/oekodoc/292/2006-011-en.pdf? PHPSESSID=7cmrjbd74nmjnpn1rtq2e2dii2 >http:// www.apbank-ecoreso.jp/08/ecorepo/>, (参照 2011-3-20)

6)ライブイベントap bank, ap bank fes’08の環境の取り 組み, ap bankホームページ, 入手先 <http ://www. apbank-ecoreso.jp/08/ecorepo/>, (参照 2011-4-10) 7)東京都市大学(旧武蔵工業大学)カーボンオフセット

学生プロジェクトチーム, 第13回TCU (旧MI-TECH) 横浜祭カーボンオフセット実施成果報告, 東京都市大

(13)

学環境情報学部ホームページ, 入手先 <http://www. yc.tcu.ac.jp/~carbonoffset/download/13kai_result. pdf>, (参照 2011-2-2) 8)伊 坪 徳 宏, 堀 口 健, 湯 龍 龍, 比 留 間 雅 人, 関 口 憲 義 (2009): 日本LCA学会誌, 5(4), 510-520 9)(社)産業環境管理協会, 日本経済新聞社, エコプロダ クツ2010, エコプロダクツ2010ホームページ, 入手先 <http://eco-pro.com/eco2010>, (参照 2011-6-14) 10)(独)国立環境研究所, 産業連関表による環境負荷原単 位データブック(3EID) 2005年表(β版), 独立行政法 人国立環境研究所 地球環境研究センターホームペー ジ, 入手先<http ://www-cger.nies.go.jp/publication/ D031/index-j.html>, (参照 2011-6-14) 11)総務省 (2009): 平成17年(2005年)産業連関表 計数編, 経済産業調査会, 1168pp. 12)経済産業省, 国土交通省, ロジスティクス分野における CO2排量算定方法共同ガイドライン Ver.2.0, 資源エネ ルギー庁ホームページ, 入手先 <http ://www.enecho. meti.go.jp/policy/images/060518guideline.pdf>, (参 照 2011-6-1) 13)国土交通省, 自動車輸送統計年報, 国土交通省ホーム ページ, 入手先 <http://www.mlit.go.jp/k-toukei/06/ annual/index.pdf>, (参照 2011-6-11) 14)国土交通省鉄道局 (2008): 平成18年度 鉄道統計年報, 社団法人政府資料等普及調査会, 555pp. 15)交通エコロジー・モビリティ財団 (2007) : 運輸・交通 と環境2007年版, 交通エコロジー・モビリティ財団, 東京, 90pp.

参照

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