香 川 県 土 地 改 良 事 業 団 体 連 合 会
高松市番町五丁目 1 番 29 号 TEL(087)832-7140 FAX(087)832-7150 http : //www.midorinet-kagawa.or.jp/ 秋桜と飯野山(丸亀市飯山町)目 次
1.第 40 回全国土地改良大会静岡大会開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2~3 2.さぬき市土地改良区合併予備契約調印式開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 3.「2017 ため池フォーラム in くまもと」開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 4.香川県水土里情報利活用促進協議会総会開催 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 5. 農業用施設の事故防止(安全管理啓発用ポスター配布) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 6.「満濃池物語り」第十回 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 7.土地改良区だより(国分寺町土地改良区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7 8.平成 29 年度本会職員採用試験(二次募集)案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 9.会と催し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 810 月 25 日、静岡県沼津市 の「ふじのくに千本松フォー ラム プラサ ヴェルデ」にお いて、第 40 回全国土地改良大 会静岡大会が開催された。こ の大会は、農業農村整備に携 わる全国の関係者が一堂に会 し、新たな農業の展開方向に 即して、改めて農業農村整備 の使命を再認識し、関係者の 総力を挙げて我が国の農業・ 農村をさらに発展させること を目的に開催されている。 今 年 は 、 静 岡 県 に お い て 「“ふじのくに”で語ろう 土 地改良が創る豊かな水土里を」をメインテーマに開催され、全国各地から土地改良関係者約 4,200 名が参 加した。 式典は、開催地である水土里ネット静岡の伊東真英会長の挨拶で始まり、主催者を代表して全国水土 里ネットの二階俊博会長から挨拶。続いて、川勝平太静岡県知事及び大沼明穂沼津市長、杉山盛雄静岡 県議会議長から歓迎の挨拶。さらに、谷合正明農林水産副大臣及び都道府県土地改良事業団体連合会会 長会議顧問の進藤金日子参議院議員から祝辞が述べられた。 その後、土地改良事業功績者表彰が行われ、農林水産大臣表彰 6 名、農林水産省農村振興局長表彰 16 名、 全国土地改良事業団体連合会長表彰 45 名が表彰された。本県からは、さぬき市長尾土地改良区理事長の寒 川正行氏が全国土地改良事業団体連合会長表彰を受賞された。 全国水土里ネット 二階俊博会長
第40回全国土地改良大会静岡大会開催
「“ふじのくに”で語ろう 土地改良が創る豊かな水土里を」
水土里ネット静岡 伊東真英会長ずにおける農業農村整備事業取組事例~守りから攻めの農業~」、 農業生産法人 遠州森 鈴木農園株式会社から「水田を3倍活用し た魅力ある農業の展開」と題しそれぞれの取り組みに関する紹介 があった。 続いて、土地改良基調講演では、女優の工藤夕貴氏から「身 土不二のすすめ 食と農が作る健康寿命」と題して講演があっ た。 引き続いて、静岡県東部稲作研究会会長でJA御殿場青壮年部 委員長の横山泉氏より、「“ふじのくに”で語ろう 土地改良が創 る豊かな水土里を」を合い言葉に、静岡から高らかに大会宣言さ れた。 最後に伊東会長から髙貝全土連副会長、髙貝副会長から次期開 催県である水土里ネット宮城の亀谷久雄副会長へと大会旗が引 き継がれ宮城県の紹介の後、水土里ネット静岡の池田藤平副会長 の閉会の挨拶をもって、大会は盛会裏に閉会した。 全国土地改良事業団体連合会長表彰 さぬき市長尾土地改良区 寒川正行理事長 大会宣言 次期開催県の宮城県土連亀谷久雄副会長へ大会旗引継ぎ 祝辞を述べる谷合正明農林水産副大臣 祝辞を述べる進藤金日子参議院議員
10 月 4 日、さぬき市役所において、「さぬき市土地改良区合併予備契約調印式」が開催された。 冒頭、大山さぬき市長より、関係土地改良区の合併に向けては様々な不安があるなかで本日の合併予 備契約の調印が実現した。土地改良区の体制強化は重要であり、国や県などの協力を得て土地改良区本 来の役割を果たしていくことを期待する旨挨拶があった。 続いて、東讃土地改良事務所の池田所長より、農業を取り巻く状況は厳しさを増しているが、土地改 良区の合併により体制の強化が成されることとなる。県としても最大限の支援を行っていくと挨拶され た。 その後調印式に移り、さぬき市津田土地改良区・大川町土地改良区・さぬき市志度土地改良区・さぬ き市寒川土地改良区・さぬき市長尾土地改良区の各理事長と、立会人であるさぬき市長・東讃土地改良 事務所長がそれぞれ署名・捺印を行い合併予備契約が締結された。 今後も、今年中の正式合併に向け、各種協議が引続き行われるが、今回の合併予備契約の調印により これら調整が一層加速していくことが見込まれる。 10 月 19 日、熊本市中央区のホテル熊本テルサにおいて、熊本地震からの復旧・復興に向けて~誇れる 資産(たから)を次世代につなぐ~をテーマに、「2017 ため池フォーラム in くまもと」が開催された。 今年で開催 21 回目となる同フォーラムには、全国の関係者らが多数参加し、先の震災で被災したため 池の復旧・復興に向けた取り組みや、ため池を利活用しながら美しい景観や、農地を次世代に継承する取 り組み等について情報発信がなされた。 ため池が多く存在する本県においても、南海トラフ巨大地震の発生が懸念されるなか防災減災の参考 となる取り組みや、地域住民を巻き込んだ環境保全活動など、参考となる事例が多数紹介され有意義な フォーラムであり、今後の本会運営においても是非参考とさせていただく。
「2017 ため池フォーラム in くまもと」開催
さぬき市土地改良区合併予備契約調印式開催
合併予備契約書への署名・捺印 調印式後の記念撮影10 月 31 日、丸亀市綾歌総合文化会館(アイレックス)において、県、市町、土地改良区、県農業協同 組合、県農業会議、農業委員会、県農業共済組合、県農地機構など会員 74 団体、99 名の出席のもと、 香川県水土里情報利活用促進協議会総会が開催された。総会は、山地協議会長(本会常務理事)の開会挨 拶の後、来賓の中国四国農政局農村振興部地域整備課西原課長、香川県農政水産部農村整備課井川課長 から挨拶を頂いた。その後議事が移行、上程された 3 議案が原案のとおり承認されたほか、事務局から 会員の市町に対し、筆図・農業振興地域図・オルソ画像等の最新データの提供について改めて依頼した。 引き続き、小田奈良須両池土地改良区の古市事務局長及び本会の中井副主幹から水土里情報の活用事 例発表があり、総会は盛会裏に閉会した。 【事例発表】 ①「水土里情報の活用について」 小田奈良須両池土地改良区 事務局長 古市飛雄馬 1.小田奈良須両池土地改良区の概要 2.水土里情報システム導入の経緯 3.現状 4.活用事例 5.複式簿記導入に向けた取り組みについて ②「土地改良体制強化基本計画に伴う施設管理について」 香川県土地改良事業団体連合会 事業課 副主幹 中井智美 ☆土地改良区組織運営基盤・事業実施体制強化の集中的な取組としての「土地改良区体制強化基本 計画」作成の注意事項について ☆水土里情報システムを活用した施設台帳整備の進め方を紹介 ため池、水路等の農業用施設における事故防止 のため、「安全管理啓発ポスター」を配布します ので、危険個所に掲示するなど、地域住民に対す る注意喚起にご活用下さい。 配布・お問い合わせ先 香川県土地改良事業団体連合会 事業課へ 【☎(087)832-7140】 - 議 案 - 第 1 号議案 役員の選任について 第 2 号議案 平成 28 年度事業報告について 第 3 号議案 平成 29 年度事業計画について 総会の模様 GIS活用事例紹介
農
業
用
施
設
の
事
故
防
止
安全管理啓発用ポスター配布
第十回 清貧に甘んじた佐太郎
「四国作家」同人
平井 忠志
十六年ぶりに満濃池完成
長谷川佐太郎は嘆願書をしたため、倉敷県に訴え出ました。 「・・・・・・(もし用水が間に合わない時は)百姓もはや凌ぎ方し の ぎ か たの術すべ尽き、必死難渋仕るべく候・・・(中 略)恐れながら早々、御両藩へ御掛け合いなされ候はばありがたき仕合せに存じ奉り候」(満濃池由来) 佐太郎の嘆願書は受理されました。二月、倉敷県から島田参事が来讃らいさんし、高松・丸亀両藩の責任者 を呼び、至急築堤工事に着手するよう説得しました。こうして二月二十三日、ようやく堤防の工事に 着手しました。一方、危ぶまれた石穴工事も、三月十五日にようやく貫通しました。 たかがトンネル工事と思うかもしれませんが、精密な測量機械もない時代に、両側から堀り進んだ 石穴が、中心違わず貫通したのは、まさに軒原庄蔵の神技というほかありません。 こうして明治二年六月初旬、満濃池は決壊以来十六年ぶりに全工事が完成し、かろうじて田植えに 間に合いました。この間佐太郎は一万二千両にも及ぶ私財を惜しげもなく投入し、晩年は家屋敷も手 放し、清貧に甘んじています。 明治五年、長谷川佐太郎は県に願い出て、満濃池畔に小祠を建て、復 興の恩人松崎渋右衛門を祀まつりました。佐太郎は明治二十七年、正七位に 叙せられ、同二十九年には藍綬褒章が授与されました。 いま堤防上には、品川弥次郎の撰文になる佐太郎の顕彰碑が、満濃池 を静かに見守っています。そのかたわらには渋右衛門の辞世の歌碑が、 波乱の歴史を物語っています。 満濃池を見下ろす神野神社には、この物語に登場する長谷川佐太郎、 和泉虎太郎、松崎渋右衛門、軒原庄蔵の四柱が合祀されています。 毎年、満濃池のユル抜きのとき、轟音を立ててほとばしり出る貯水は、 こ の 時 の 維 新 の 石 穴 を、くぐり出た奔流で あ る こ と を 知 る 人 は 少なくなりました。 これは余談ですが、 幕末の満濃池決壊の時、下流に流された石樋の残骸 が、今も池畔の「かりん会館」の横に、横たわって います。満 濃 池 物 語 り
まんのういけものがた
り
長谷川佐太郎顕彰碑 (満濃池堤防上) 神野神社国分寺町土地改良区がある高松市国分寺町は、香川県のほぼ中央部に位置 し、南北に長い盆地状の面積 26km2の小さな町で、周囲を丘陵地に囲まれ、橘 池・関ノ池をはじめとする大小 250 余のため池が展開する水と緑の田園地域で あり、町内を東西に横切る JR 予讃線や国道 11 号線などの公共交通機関や道路 網の充実などの利便性などから、合併までは高松市のベッドタウンとして住宅 や商業施設進出により発展を続けてきました。 管内では、土地改良区設立以降も毎年 5ha 程度の農地転用が続いており、農 振区域も虫食いの混住状態となっています。 高松市との合併以前は、土地改良事業を旧国分寺町が工事の事業主体として 実施していましたが、編入合併の条件として法定外道路・水路の管理を行うこと、土地改良事業は地域 の土地改良区が行うこととされ、新たな土地改良区を設立する必要が生じ、平成 19 年 3 月 16 日に設立 した新しい土地改良区です。 管内は約 560ha の受益地域を抱えておりますが、中央部約 140ha が都市計画区域(用途地域)となって おり、その周りを囲むかのように農振地域(いわゆる白地)となっています。その一部に農用地約 67ha が あります。そのため、土地改良事業補助制度の適用に恵まれておらず、事業実施地区は限定されており、 国費補助は、ため池等整備事業である農地防災事業のみに止まっております。 管内の農家経営規模は、県平均を下回っており、自立しうる産業としての農業の実現のため、近年で は、水稲のほかに果樹(みかん・ぶどう)、オリーブ(苗木・果実)、盆栽、花木など収益性の高い作物 への転換を進めてきておりましたが、農家の高齢化や農業経営の低迷・若者の農業離れなど厳しい農業 情勢の変化に対応出来ずにいるのが現状であります。今後は、情報ネットワークなどの導入による消費 者の消費動向を見極めた生産体制の整備などが必要と思われます。 土地改良施設の適正管理は、安定的な農業生産に おいて必要不可欠であり、先人から受け継いだ貴重 な土地改良施設について、土地改良区組織の一層の 強化、維持管理費節減への更なる工夫など、今後も 地元水利組合等と協力し、これら施設を次世代に送 り伝えたいと考えております。
国分寺町土地改良区
土 地 改 良 区 の 概 要 所 在 地 高松市国分寺町新居 1298 番地 受益面積:560ha(田 448ha、畑 112ha) 組合員:1,577 名 総 代:45 名理 事: 10 名 監 事:3 名 職 員:2 名
管内全景
位置図 福井則史理事長