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奈良県庁障害者雇用ガイド

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Academic year: 2021

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(1)

はじめての障害者雇用

《 障害者職場実習ガイド 》

奈良県健康福祉部障害福祉課

(2)

一人ひとりの未来を創る

障害のある人の多くが、仕事に就くことを通じて、社会に参加し、働く喜びや 生きがいを見いだしていくことを望んでいますが、社会経験を積む機会が少ない ため、就労へのイメージが持てずにいます。 障害のある人もない人も、誰もが適性や能力に応じて働くことができる社会が 実現できたら、どんなにすばらしいことでしょう。ひとりの社会人として、地域 の中で普通に暮らし、働いて社会の役に立ちたいと思うことは全ての人々の願い ではないでしょうか。 奈良県では、事業主や企業の皆様とのパートナーシップを構築して、障害のある 人が社会の中で働くことができるように企業や経済団体等の皆様へ、障害のある人 が実際の企業等で職場実習を受ける機会の提供をお願いしています。 障害のある人にとって、職場実習を通じて、働くことの意味を考え、働く姿勢を 学ぶことは、就職に向けての第一歩となります。また、事業主や企業の皆様にとり ましては、障害のある人を理解する絶好の機会となります。

職場実習にご理解とご協力をお願いします

職場実習の受入経験のない事業主や企業の皆様の「どんな仕事ができるのかわか らない」「どんな準備が必要なのか」といった不安や疑問を解消し、安心して障害 のある人の職場実習にご協力いただけるように「障害者職場実習ガイド」を作成し ました。この冊子をきっかけとして、職場実習の機会を ご提供いただければ幸いです。

(3)

* * * * * * * 目 次 * * * * * * * *

1 職場実習について ・・・・・・3

2 職場実習の流れ ・・・・・・3

3 職場実習を受け入れるにあたっての準備 ・・・・・・4

4 業務の切り出しの具体例 ・・・・・・5

5 職場実習の開始 ・・・・・・7

6 実習の振り返り ・・・・・・7

7 支援のポイント ・・・・・・8

8 円滑な職場実習のために ・・・・・・9

9 職場実習にあたっての Q&A ・・・・・11

10 障害者就労支援機関 ・・・・・13

11 主な障害者就労支援制度 ・・・・・15

(4)

1 職場実習について

事業主や企業の皆様にご協力いただいて実施する職場実習は、障害のある人にとって 働く実感をつかみ、「やりがい」や「厳しさ」を肌で感じることができる貴重な体験の 場となります。

《 働く実感をつかみ、社会を知る機会 》

企業で働いた経験の少ない障害のある人にとっては、実際の社会に触れ、職場が どのようなところかを知る絶好の機会となります。

《 職場環境を見直す機会 》

企業にとっては、障害のある人の職場実習を受け入れることは、職場環境を見直 すきっかけとなります。誰もが働きやすい会社になることで、従業員の力を最大限 に引き出すことができるようにもなり、生産性の向上に寄与します。

職場実習は・・・・

一般の企業等に就職を希望する障害のある人にとっての職場実習は、これまで学 習してきたことや訓練したことを実践する場となります。 職場実習中は、実習生のことをよく知っている特別支援学校の教師や障害福祉サ ービス事業所の支援員あるいは障害者就労支援機関の担当者が、職場実習を円滑に 進めることができるようにサポートします。

実習生の対象となる人は・・・

障害福祉サービス事業所の利用者、障害者就業・生活支援センターの登録者、特 別支援学校等の在校生などが対象となります。

2 職場実習の流れ

職場実習の流れ

企 業 等 企 業 等 実 習 生実 習 生 実習プログラムの作成 実習プログラムの作成 事前面談 事前面談 職場実習 職場実習 振り返り(実習評価) 振り返り(実習評価) 雇用の可能性を探る 雇用の可能性を探る ・実習生のプロフィール ・個別支援計画の作成 ・作業スキルや就労への意欲 ・実習期間の確認 ・仕事内容の確認 ・文書の取り交わし ・実習期間の設定 ・業務の切り出し ・安全面の確認 ・担当者の確認 ・緊急時の対応確認 ・社内への周知徹底 ・引率または巡回による指導 ・実習日誌の記入 ・実習評価 ・実習の振り返りと課題の整理

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3 職場実習を受け入れるにあたっての準備

(1) 職場実習受け入れのお願い・相談

障害のある人の職場実習について、障害者就労支援関係機関の担当者が、事前に電話や 訪問等を行い、職場実習の受け入れをお願いします。

(2) 実習プログラムの作成

職場実習の受け入れが決まりましたら、実習期間や仕事内容等について事前に相談させ ていただきます。 ① 実習期間の設定 ・企業のご都合と実習生の希望や作業スキル等を加味して、実習期間を決めます。 ・実習期間は、月曜日から金曜日までの5日間を基本としますが、実習生の状況に 応じて3日間からはじめることがあります。 ② 仕事内容を決める ・実習生がどんな仕事に従事するかがポイントとなります。「出来ることは何か」と いう視点で仕事を決めます。就労支援関係機関の担当者と相談して決めることもで きます。 ③ 業務の切り出し ・日常の業務を細分化して、障害のある人が従事可能な「仕事」を明確にします。

実習プログラム(案)

【 実習期間等 】 ○ 実習生の氏名 ○ ○ ○ ○ ○ 実習期間 平成 年 月 日( ) ~ 平成 年 月 日( ) 【 実習プログラム 】 ○ 1日のスケジュール(例) 8:30 ~ 9:30 朝礼、ゴミの回収 → ゴミ捨て場への運搬 9:30 ~ 10:30 シュレッダーにかける用紙の回収 → シュレッダーにかける 10:30 ~ 11:30 郵便物の仕分け → 各部署への配達 12:30 ~ 13:30 ( 昼 食 ) 13:30 ~ 14:30 段ボール箱の組み立て及び解体作業 14:30 ~ 15:30 工場内の清掃 15:30 ~ 16:30 発送する郵便物の回収 → 発送(投函) 16:30 ~ 17:30 屋外・駐車場・事務所内の清掃、業務日誌の作成 【 留意事項 】 ○ 実習時の服装(スーツ/ユニフォーム/作業服/など) ○ 更衣室の確認 ○ 名札の着用 ○ 出退勤管理(タイムカード/出勤簿の押印など) ○ ロッカーの管理(貴重品は身につける)

(6)

(3) 事前面談の実施

職場実習の具体的な内容が決まりましたら、実習生本人を交えて事前面談を実施します。 〔実習生〕:実習生のプロフィール紹介、障害特性や配慮点、作業スキルや就労への 意欲、実習期間、仕事内容の確認などを行います。 〔企業等〕:仕事内容、安全対策、必要な支援、担当者の確認などを行います。

(4) 文書の取り交わし

職場実習の実施にあたって、本人や保護者、本人が所属する機関の責任者と事前に確認 すべき事項を書面で取り交わします。 《 実習にあたって確認すべき事項 》 ・実習期間、実習場所、実習内容の確認 ・緊急連絡先 ・万一の事故に際しての対応 ・その他、職場実習にあたっての留意事項

(5) 社内への周知徹底

職場実習は、障害のある人と一緒に働いた経験のない従業員にとっては不安があると思 います。職場実習を受け入れることで、障害のある人もない人も互いにプラスとなるよう 職場内の従業員に周知を図ることが必要です。 《 障害のある人の職場実習を受け入れる雰囲気づくり 》 ・職場実習受入説明会を開催していただき、就労支援関係機関の担当者が、従業員の皆 さんに直接お話させていただくことも可能です。 ・障害のある人が働きやすい職場は、すべての従業員にとっても働きやすい職場となり ます。

4 業務の切り出しの具体例

(1) 毎日、定期的に発生する仕事はありませんか?

(例)郵便物の収発送・仕分け、コピー、清掃、シュレッダー、データ入力、他

(2) 量が多い仕事はありませんか?

(例)製品の簡単な組立・検品・梱包作業、商品の袋詰め・箱詰め、荷下ろし、 倉庫への搬入・搬出作業、収穫・出荷作業、他

(3) 内容・方法・場所が一定の仕事はありませんか?

(例)洗濯・乾燥・整理、仕分け作業、他

(4) 反復する仕事はありませんか?

(例)ライン上での選別、リサイクル品の分別作業、他

(5) 手間を省き、効率よくしたい仕事はありませんか?

(例)書庫等の整理、ラベル貼り、シュレッダー、他

(7)

スーパーでの品だし、品揃え

《 障害のある人が従事している主な業務内容 》

業種 主な取扱品・業務 主な仕事の内容 一般企業 製造業 工業用品 製品の簡単な組立・検品・梱包作業 など 製品リサイクル作業 繊維製品 製品の箱詰め作業 食料品 食料品の箱詰め、パック詰め作業 など 菓子・パンの製造補助 運輸業 運送貨物 荷下ろし、倉庫への搬入・搬出作業 医療・福祉 介護関連サービス 介護職員の補助作業(食事、お茶、おやつの準備 と片付け等ヘルパー補助) 福祉関連サービス 施設職員の補助作業(食器洗い、洗濯場、掃除等) 保育士及び事務の補助 小売業・卸売業 食料品 バックヤードでの食料品等の袋詰め、パック詰め 作業または店舗での品揃え など 家庭電化用品 カート整理、清掃 古本リサイクル カタログ、雑誌等のリサイクル製本 授産商品 商品の接客・販売 飲食サービス業 レストラン 清掃、洗い物、仕込み作業 喫茶 清掃、洗い物、仕込み作業 生活関連サービス業 浴場 施設及び周辺清掃 クリーニング関連 クリーニング作業、おしぼりの洗浄 農業 農産物 農作物の栽培、収穫、出荷作業 など 乳製品 牛舎の清掃 公的機関 図書館 事務補助 書架整理、カウンター作業、データ入力・整理など 県庁・市町村役場等 製造工場での組立作業 バックヤードでの食料品等の袋詰め 高齢者施設などで介護職員の補助作業 データ入力作業 クリーニング工場での作業

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5 職場実習の開始

(1) 社会人としての基本マナー

実習生は、あいさつや身だしなみといった社会人としての基本的なマナーについて は、学校や就労支援機関等にて指導や訓練を受けていますが、実際の職場で実践する 経験の少ない実習生もいます。新入社員に対する場合と同様の指導をお願いします。

(2) 職場内でのコミュニケーション

実習生にとりましては、職場での上司や同僚とのコミュニケーションのひとつひと つが貴重な体験です。可能な範囲で、昼食や休憩などの時間を活用して、従業員の皆 様方と一緒に過ごしていただくようにお願いします。 障害のある人の特性を理解し、障害のある人を職場に受け入れるにあたっての配慮 は必要ですが、特別扱いすることなく、あくまで一人の個人として接する姿勢を心が けてください。

(3) 実習日誌の記入

実習期間中は、実習生の仕事内容や反省等を実習生が毎日記入する実習日誌を持参 します。実習企業の皆様にも実習日誌に目を通していただき、コメントをいただける と実習生の励みになりますので、よろしくお願いします。 特別支援学校の生徒の実習に際しては、保護者や学校の先生との連絡帳としても活 用をお願いします。

6 実習の振り返り

職場実習終了後に、今後、実習生が一般の企業等に就職するために、実習生のどの ような点を改善すべきかなどを実習評価表にご記入をお願いします。 実習生や就労支援機関等にフィードバックしていただくことで、実習の成果と今後の 改善ポイントが明確になります。

《 実習評価 》

① 作業態度 ・ 仕事への意欲・・・・・・・・・・積極的に仕事をしていたか? ・ 根気強さ・・・・・・・・・・・・・・粘り強く一生懸命に頑張っていたか? ・ 仕事の確実さ・・・・・・・・・・指示された通りに正確に作業ができたか? ・ 作業の速度や能率・・・・・・一定の速度で作業ができ、慣れると能率が上がっていったか? ・ 危険への対処・・・・・・・・・・安全に配慮して、危険に対処できたか? ② 技能・理解 ・ 道具の使い方・・・・・・・・・・使用目的を理解して道具を使うことができたか? ・ 指示内容の理解・・・・・・・・指示された内容を理解できていたか? ③ 対人関係 ・ あいさつ・・・・・・・・・・・・・・・自分から誰にでもあいさつができたか? ・ 言葉遣い・・・・・・・・・・・・・・相手や場に応じた言葉遣いができていたか? ・ 意思の疎通・・・・・・・・・・・・報告・連絡・相談など職場の人に伝えることができたか? ・ 周りの人との関係・・・・・・・周囲の人と共同して仕事することができたか?

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7 支援のポイント

障害には、身体障害(肢体不自由、視覚障害、聴覚・言語障害、内部障害)、知的障害、 精神障害の他、発達障害、高次脳機能障害、難病などがあります。 障害の程度や特性は、人によって様々に異なりますので、事前面談にて本人を交えて必要 な支援や配慮のポイントについて確認を行いますが、以下のような支援を心がけてください。

仕事の提示の仕方

言葉の説明よりも、具体的な見本を示してください。 手本を示す (やって見せる) 一緒にやってみる (本人のペース に合わせる) 一人でできるか確認する (理解できている か確かめる) 一人で仕事を行う (終わったら報告するように伝えることで、 その都度の状況確認にもなります) できない場合

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8 円滑な職場実習のために

《 奈良県ジョブサポーター派遣事業 》

就労移行支援事業所利用者や特別支援学校の生徒など障害のある方の就職促進が図られて いるところですが、今後さらに拡大を図るためには、一般就労への意識や動機付けを図ると ともに、職業適性等のアセスメントのできる、職場体験や職場実習の充実が重要となります。 しかし、職場体験等を実施するにあたって障害のある方や受け入れ先の企業等は、不透明 な不安感があり、消極的になりがちです。そこで、受け入れ先の企業等にジョブサポーター を派遣し、円滑に職場体験等が行えるよう関係者間の調整、通勤支援および職場内における 職業生活支援を行います。 この事業は、奈良県が職場実習受け入れ企業等に対して無料でジョブサポーターを派遣す る事業です。 なお、就職を前提とした職場実習で職場の受け入れ環境の調整等を専門的に行うことが必 要と判断される場合は、障害者職業センターのジョブコーチ支援(職場適応援助者)制度が あります。 ■ ジョブサポーターの支援内容 ジョブサポーターは障害者就業・生活支援センターの雇用支援ワーカーと調整を図り、 次の支援を行います。 (1) 派遣事業開始にあたっての実習生、受け入れ企業担当者、実習生の在籍する関係機関 (家族を含む)との打合せ (2) 実習生に対しては、通勤支援、職場内における職業生活支援(休憩時間の過ごし方、 更衣室の利用、タイムカードの利用、あいさつ・返事・報告の仕方、作業手順等の支 援ツールの活用、不安軽減のための相談など)を実施します。 (3) 受け入れ企業に対しては、実習生に係る配慮事項や作業指導方法などの助言および作 業環境や従業員との関係などの調整等を行います。 (4) 実習生の在籍する関係機関(家族も含む)との連携および情報交換を行います。 ■ ジョブサポーターの派遣 派遣依頼は無料です。派遣事業の利用をご希望される場合は、お近くの障害者就業・ 生活支援センターにご連絡ください。

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■ 派遣される日時 原則として、平日の9:00~17:00の間です。 支援時間は、徐々に減らしていきます。 ■ 保険 当該派遣事業実施中(通勤を含む)の事故については、本人が加入する保険により対応 します。実施前に保険への加入の確認を行い、未加入時には保険を紹介します。 ■ 守秘義務 この派遣事業において知り得た情報については、個人情報保護法に基づいて適正に取り 扱います。

なら障害者就業・生活支援センター コンパス 〒630-8115 奈良市大宮町 3-5-39 やまと建設第3ビル 302 ℡0742-32-5512 なら東和障害者就業・生活支援センター たいよう 〒633-0091 桜井市桜井 232 ヤガビル3階 302 号室 ℡0744-43-4404 なら西和障害者就業・生活支援センター ライク 〒636-0802 生駒郡三郷町三室1丁目 10-19 ℡0745-51-2001 なら中和障害者就業・生活支援センター ブリッジ 〒634-0812 橿原市今井町 2-9-19 今井長屋 1 ℡0744-23-7176 なら南和障害者就業・生活支援センター ハローjob 〒638-0821 吉野郡大淀町下渕 158-9 ℡0747-54-5511

お問 い合 わ せ先

ジョブサポーターによる支援

現在奈良県には10名が登録しています 支援期間は3日~3ヵ月 実習生(障害者) 事 業 主 ◆作業遂行力の向上支援 ◆職場内コミュニケー ション能力の向上支援 ◆健康管理、生活リズム の構築支援 雇用管理・配置、職務 内容の設定に関する助言 環境調整、指導に関する アドバイス 上 司 同 僚 ジョブサポーター

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9 職場実習にあたっての Q&A

Q1. 「職場実習」とは・・・・

「職場実習」は、就労へのイメージを育て、企業へ就職する準備のための訓練として 行います。「職場実習」を通じて実社会と接点を持って、就職に向けての第一歩を踏み 出します。また、企業にとっては、安心して雇用を実現していくためのマッチングの良い 機会となります。 職場実習を通じて、職場環境を見直す機会とすることで、誰もが働きやすい会社とな るとともに、従業員の力を最大限に引き出すことができるようになり、企業としての生 産性を向上させることができます。

Q2. どんな仕事(実習)をしてもらえばいいのですか?

障害のある人、一人ひとりのできることや得意なことによっても違いますが、企業に よっても仕事内容が異なります。まずは、実習生の所属機関(特別支援学校や障害福祉 サービス事業所等)の担当者と事前に面談し、職場を見学して、仕事の切り出しを一緒 に考えて行きます。

Q3. 実習中の事故などが心配です。

実習中の万一の事故(損害・傷害) に備え、実習生はインターンシップ等の保険に加 入しています。しかし、事故があってはならないので、実習前に実習生の所属機関(特 別支援学校や障害福祉サービス事業所等) の担当者との本人を交えた事前の面接と打ち 合わせを十分に行っています。学校や事業所など普段の活動の様子について見学するな どして、実習生の特徴や様子を事前に理解して貰う取り組みも行っています。

Q4. 実習期間や作業時間はどのくらいと考えておけばいいのでしょうか?

実習期間や作業時間については、企業のご都合等を考慮しながら決めていますが、連 続した3日から月曜日から金曜日までの1週間程度を基本としています。 その後、職場実習の経験を積み上げながら、雇用を見据えていくようになれば、2~ 3週間程度の長期間の職場実習へと発展していきます。1週間の実習を終えて、週末を 家庭で過ごして、新たに月曜日から職場へ出るというサイクルを経験しておくことが重 要です。

A.

保険に加入するとともに、実習生の特徴を把握するために、事前の面接を実施します。

A.

本人の状況や課題に応じた仕事を提供してください。

A.

本人の就職へのイメージを育て、企業は雇用するための準備となります。

A.

3日から1週間程度の期間からが基本です。

(13)

Q5. 職場実習期間中は賃金を払わなくてもよいのでしょうか?

職場実習は、学校が行う職場実習は授業の一環として行われます。また、一般の障害 者の場合であっても、労働ではなく訓練として実施しますので、賃金や交通費の支払い は一切必要ありません。

Q6. 実習中は、先生や支援者が付き添ってくれるのですか?

初めて職場実習を体験する実習生に対しては、教師や支援者が引率する場合はありま すが、将来、企業で働くことを目指していますので、一人で実習することを目指しま す。但し、初めての実習に際しては、先生や支援者が実習当初や最終日に引率したり、 実習中に巡回指導を行ったりします。また、実習最終日には、実習の振り返りのご協力 をお願いしています。

Q7. 実習を受け入れたら雇用しなければならないのでしょうか?

本人や保護者の方が就職を期待する可能性はありますが、あくまでも実習ですので雇 用義務はもちろんありません。しかしながら、企業側でも実習期間中の実習生の職業能 力等を見極めていただき、雇用につながることができれば幸いです。

Q8. いわゆる3Kの職場ですが、障害のある方にとって大丈夫でしょうか?

いわゆる3K の職場であっても、健常者と同様の仕事ができている障害者もいます。 潔癖症であったり、アレルギー症があったりする場合はありますが、事前の面談等で職 場環境が実習生にとって身体的影響があるかどうかにいて、丁寧な打合せをした上で職 場実習を実施します。

A.

労働ではありませんので、必要はありません。

A.

本人の実習に対する課題など必要に応じて付き添います。

A.

実習を受け入れたことで雇用の義務を生じることはありません。

A.

障害のない従業員と同様ですが、合理的な配慮が必要な場合はあります。

(14)

10 障害者就労支援機関

(1) 奈良県内の主な障害者就労支援機関

■ 公共職業安定所 職業紹介等職業に関するあらゆる相談を行います。特に公共職業安定所には専門の職員が配置されて いて、きめ細かな相談に応じています。 機 関 名 所 在 地 電話番号/Fax 番号 ハ ロ ー ワ ー ク 奈 良 〒630-8113 奈良市法蓮町 387 (奈良第3地方合同庁舎内) TEL 0742-36-1601 FAX 0742-36-1608 ハローワーク大和高田 〒635-8585 大和高田市池田 574-6 TEL 0745-52-5801 FAX 0745-53-4181 ハ ロ ー ワ ー ク 桜 井 〒633-0007 桜井市外山 285-4-5 TEL 0744-45-0112 FAX 0744-45-3990 ハ ロ ー ワ ー ク 下 市 〒638-0041 吉野郡下市町下市 2772-1 TEL 0747-52-3867 FAX 0747-52-0406 ハローワーク大和郡山 〒639-1161 大和郡山市観音寺町 168-1 TEL 0743-52-4355 FAX 0743-55-0670 ■ 障害者就業・生活支援センター 職業生活における自立を図るために就業及びこれに伴う日常生活、または社会生活上の支援を必要とす る障害をおもちの方に対し、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関との連携を図りつつ、身近な地域にお いて必要な指導、助言その他の支援を行います。 機 関 名 所 在 地 電話番号/Fax 番号 なら障害者就業・生活支援 センター コンパス 〒630-8115 奈良市大宮町 3-5-39 やまと建設第 3 ビル 302 TEL 0742-32-5512 FAX 0742-93-7712 なら東和障害者就業・生活 支援センター たいよう 〒633-0091 桜井市桜井 232 ヤガビル 3 階 302 号室 TEL 0744-43-4404 FAX 0744-43-4404 なら西和障害者就業・生活 支援センター ライク 〒636-0802 生駒郡三郷町三室 1 丁目 10-19 TEL 0745-51-2001 FAX 0745-31-7721 なら中和障害者就業・生活 支援センター ブリッジ 〒634-0812 橿原市今井町 2-9-19 今井長屋 1 TEL 0744-23-7176 FAX 0744-23-7176 なら南和障害者就業・生活 支援センター ハローJob 〒638-0821 吉野郡大淀町下渕 158-9 TEL 0747-54-5511 FAX 0747-54-5501

(15)

■ 奈良障害者職業センター 障害のある人に対して、ハローワーク(公共職業安定所)と協力して、就職に向けての相談、職業能 力の評価、就職前の準備訓練から、就職後の職場適応のための援助まで、個々の障害のある人の状況に応 じた継続的なサービスを提供しています。 機 関 名 所 在 地 電話番号/Fax 番号 奈良障害者職業センター 〒630-8014 奈良市四条大路4丁目 2-4 TEL 0742-34-5335 FAX 0742-34-1899 ■ 奈良高齢・障害者雇用支援センター 高年齢者等及び障害者の雇用に関する相談・援助、給付金・助成金の支給申請の受付、障害者雇用納 付金制度に基づく申告・申請の受付、啓発等の業務を実施しています。 機 関 名 所 在 地 電話番号/Fax 番号 奈良高齢・障害者雇用支援 センター 〒630-8122 奈良市三条本町 9-21 JR 奈良伝宝ビル 6 階 TEL 0742-30-2245 FAX 0742-30-2246

(2) 奈良県立特別支援学校

学 校 名 所 在 地 電話番号/Fax 番号 視覚障害 盲 学 校 〒639-1122 大和郡山市丹後庄町 222-1 TEL 0743-56-3171 FAX 0743-56-9148 聴覚障害 ろ う 学 校 〒639-1122 大和郡山市丹後庄町 456 TEL 0743-56-2921 FAX 0743-56-8833 肢体不自由 ・ 病弱 奈 良 養 護 学 校 〒630-8051 奈良市七条町 135 TEL 0742-34-2671 FAX 0742-33-9459 肢体 不自由 奈良養護学校整肢園分校 〒630-8211 奈良市雑司町 406-1 TEL 0742-23-6887 FAX 0742-27-7209 明 日 香 養 護 学 校 〒634-0141 高市郡明日香村大字川原 410 TEL 0744-54-3380 FAX 0744-54-2396 知的障害 ・ 病弱 奈 良 東 養 護 学 校 〒630-8053 奈良市七条2丁目 670 TEL 0742-44-0112 FAX 0742-44-5681 知 的 障 害 奈 良 西 養 護 学 校 〒631-0066 奈良市帝塚山西 2 丁目 1 番 1 号 TEL 0742-45-1421 FAX 0742-45-1427 二 階 堂 養 護 学 校 〒632-0086 天理市庵治町 358-1 TEL 0743-64-3081 FAX 0743-64-2962 西 和 養 護 学 校 〒639-0205 北葛城郡上牧町下牧 1010 TEL 0745-73-2111 FAX 0745-32-9877 大 淀 養 護 学 校 〒638-0821 吉野郡大淀町下渕 414-1 TEL 0747-52-7655 FAX 0747-52-8620 高 等 養 護 学 校 〒636-0344 磯城郡田原本町宮森 34-1 TEL 0744-33-2626 FAX 0744-32-7289 ※ 生徒の学習の様子を見学することができますので、事前に各学校にお問い合わせください。

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11 主な障害者就労支援制度

障 害 の あ る 人 へ の 就 職 に 向 け た 支 援

職場適応訓練(ハローワーク、県障害福祉課) 事業所において実際の業務を行い、作業環境に適応するための訓練。 《訓練期間:6ヶ月以内(中小企業と重度障害者は1年以内)》 就職を前提として、 事業所で行う実地 訓練のための支援 職業相談、職業紹介及び定着支援(ハローワーク) 職業カウンセリング、職業評価(障害者職業センター) 就業と生活支援の一体的な相談支援(障害者就業・生活支援センター) 就職を希望する 障害のある人へ の相談支援 ・支援 公共職業訓練(県立高等技術専門校・障害者職業能力開発校) 県では知的障害者等の専門の訓練コース(販売実務科)を設け、公共職業訓練を実施。 障害者の態様に応じた多様な委託訓練(ハローワーク、県雇用労政課) 企業、社会福祉法人、NPO 法人、民間教育訓練機関等に委託して就職に必要な知識、 技能を習得するための訓練。 職業に必要な技能 を身につけるため の支援 支援 就労移行支援事業(障害福祉サービス事業所) 一般就労への移行に向けた事業所内での作業や企業での職場実習などの支援。 《利用期間:2年以内》 就労継続支援事業(A 型)(障害福祉サービス事業所) 雇用契約に基づく就労の機会を提供。 就労継続支援事業(B 型)(障害福祉サービス事業所) 就労や生産活動の機会の提供。 障害福祉サービス における一般就労 への移行に向けた 支援 職場実習ジョブサポーターの派遣(障害者就業・生活支援センター、県障害福祉課) 職場実習先に同行し、障害のある人と企業との間で円滑かつ効果的に職場実習が実施 されるよう支援。 障害のある人と企 業の間で円滑な職 場実習を支援

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障害者初回雇用奨励金(ファースト・ステップ奨励金)(ハローワーク) 障害者雇用の経験のない一定規模の中小企業において、初めて障害者を雇用して雇用 率を達成した場合に120万円を支給。 障害者試行雇用(トライアル雇用)(ハローワーク) 障害者の雇用経験がなく3ヶ月間の試行雇用した事業主に、障害のある人1人につき 1か月4万円の奨励金を支給。 特定求職者雇用開発助成金(一定額を助成)(ハローワーク) ハローワーク等の紹介により障害のある人を継続雇用した事業主に、支払った賃金の 一部を援助。(中小企業事業主が、短時間労働者以外として身体・知的障害者を雇用 した場合135万円を、重度障害者等を雇用した場合240万円を分割にて支給) 精神障害者等ステップアップ雇用(ハローワーク) 週 20 時間以上の就業を目指す精神障害者等を3ヶ月から12ヶ月の間、試行的に雇用 (ステップアップ雇用)した場合、月額25,000円を支給。 職場適応援助者(ジョブコーチ)支援(障害者職業センター) 事業所にジョブコーチを派遣し、障害のある人や事業主に対して、雇用の前後を通じ て障害特性を踏まえた直接的、専門的な援助を実施。 雇用する際に事業 主が受けることが できる支援 障害者作業施設設置等助成金(高齢・障害者雇用支援センター) トイレ、スロープ等、作業を容易にするために配慮された作業施設の設置または整備 を行う場合、費用の 2/3 を助成。(障害者1人につき上限 450 万円) ※障害者雇用納付金制度に基づく助成金 雇用する際に雇用 管理の改善を行う ために受けること ができる支援 求人受付、職業紹介(ハローワーク) 雇用管理・施設改善等に関する相談・助言(障害者職業センター) 職場定着に関する支援(ハローワーク及び障害者就業・生活支援センター) 雇用する際の事業 主への相談・助言 ※ この他にも一定の支給要件や様々な助成金等の支援制度があります。 詳しくは、最寄りのハローワーク等にお尋ねください。

事 業 主 へ の 主 な 障 害 者 雇 用 支 援

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《 メ モ 欄 》

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はじめての障害者雇用 《 障害者職場実習ガイド 》 平成 25 年 6 月 1 日 初版発行 発行 奈良県健康福祉部 障害福祉課 障害者雇用促進係 〒630-8501 奈良市登大路町 30 番地 電話 0742-27-8514(ダイヤルイン) Fax 0742-22-1814 HP http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1834.htm 印刷・製本 社会福祉法人徳眞会 障害者支援施設 たけのこ園 〒634-0847 橿原市飯高町上西殿 16 番地 電話 0744-23-8883 Fax 0744-23-8828 発行にあたりましては、奈良県障害者雇用コーディネート会議からご意見をいただきま した。この会議は、奈良県の障害者雇用を促進し、連携・協力体制の確立及び必要な方策 を検討するために設置した会議です。企業関係者、労働関係者、教育関係者、障害者就 労支援機関の代表者などが参加しています。

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参照

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