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第80期 半期報告書:株式会社 日立国際電気

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Academic year: 2018

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第2 【事業の状況】

1 【業績等の概要】 ( 1) 業績

当中間連結会計期間のわが国経済は、個人消費は本格的回復には至らなかったものの、企業の業 績回復・株価上昇を背景とした設備投資の増加、米国経済の回復に伴う輸出の拡大等により、緩や かな回復基調で推移しました。

一方、海外においては、欧州は依然として低迷状態から脱しきれていないものの、米国経済は減 税により個人消費が拡大し、また緩やかながら設備投資も拡大し、回復基調となりました。それを 受けてアジア経済は、期後半に急速に回復の様相を呈しております。

2003年下期のわが国経済は、円高、設備投資の減速等の不安要因があり、予断を許さない状 況が続くと予想されます。海外経済は、米国・アジアを中心に緩やかながら回復基調が続くと予想 されます。

このような状況下、当社グループは各事業部門で特徴ある新製品の開発・販売、保守・サービス 体制の効率化を図ってまいりました。

その結果、当中間連結会計期間の受注高は、664億1千6百万円で、前中間連結会計期間に比 べ44億6千4百万円(7%)増加しました。売上高も、636億2千9百万円で、前中間連結会 計期間に比べ46億5千1百万円(8%)増加しました。利益につきましては、緩やかな回復基調 にある半導体市況を反映し半導体製造システムの売上高が増加したこと、また、地上デジタル放送 用送信機の大口案件の売上計上による放送・映像システムの売上増加等が寄与し、営業利益が12 億7千9百万円、経常利益が6億1千9百万円、中間純利益が2億3千3百万円となりました。こ れらを前中間連結会計期間と比べますと、営業利益は27億5千4百万円、経常利益は26億7千 4百万円、中間純利益は14億8千1百万円いずれも増加しました。

当 中 間 連 結 会 計 期 間 の 営 業 の 状 況 を 部 門 別 に 見 ま す と 、 通 信・ 情報 シ ステ ム部 門( 移動 体通信システム、公共・通信システム、情報システムなど)の当中間連結会計期間の受注高は27 6億9千万円で前中間連結会計期間に比べ9億2千9百万円(4%)増となり、売上高は255億 2千1百万円で前中間連結会計期間に比べ2億4千2百万円(1%)増となりました。この部門の 売上高は、公共業務用デジタル無線システム等の売上が増加しました。

放送・映像システム部門( 放送システム・監視システム、CATV、アンテナなど) の受注高は2 07億1千5百万円で前中間連結会計期間に比べ4億1千4百万円(2%)増となり、売上高は2 15億円で前中間連結会計期間に比べ23億5千8百万円(12%)増となりました。この部門の 売上高は、地上デジタル放送用送信機、監視システム等の売上が増加しました。

(2)

また、所在地別セグメントの業績で見ますと、日本につきましては、国内DRAMメーカーの大 型設備投資等により半導体製造システムの売上が増加したこと、また、地上デジタル放送用送信機 の大口案件の売上計上による放送・映像システムの増加等が寄与し、売上高は614億5千5百万 円で、前中間連結会計期間に比べ、52億4千7百万円(9%)増となり、営業利益は13億2千 3百万円で前中間連結会計期間に比べ30億4千2百万円改善しました。

北米につきましては、半導体製造システム関連の子会社の再編等により、売上高は、46億5千 万円で前中間連結会計期間に比べ、5億6百万円(10%)減となりましたが、固定費の削減効果 があり、営業利益は7千8百万円となり前中間連結会計期間に比べ3千4百万円(77%)増とな りました。

その他の地域につきましては、KOKUSAI ELECTRI C KOREA CO. , LTDを連結子会社から持分法適用関 連会社へ変更したことにより、売上高は14億9千6百万円で、前連結会計期間に比べ12億7千 3百万円(46%)減となり、営業損失は4百万円(前中間連結会計期間の営業利益は1億7千8 百万円)となりました。

( 2) キャッシュ・フローの状況

当中間連結会計期間における現金及び現金同等物( 以下、「資金」という。) は、営業活動による 獲得資金と財務活動の有利子負債の返済による支出等が相殺された結果、前中間連結会計期間末 に 比べ13億5千4百万円(3%)減少し、当中間連結会計期間末には454億5千4百万円とな り ました。

当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりでありま す。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は28億8千6百万円であり、前中間連結会計期間に比べ43億2 千9百万円(60%)減となりました。これは主に売上債権の減少額23億5千6百万円、非資金 項目である減価償却費の計上額18億2千5百万円等の増加要因が、仕入債務の減少額16億8千 5百万円、棚卸資産の増加額15億4千7百万円等の減少要因を上回った結果によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は4億1千4百万円であり、前中間連結 会計期間に比べ5億6千3百万円(378%)減となりました。これは主に有形固定資産の取得 に よる支出8億9千8百万円等の減少要因が、団体生存保険の満期返戻金3億1千1百万円を含む そ の他投資の減少額4億円等の増加要因を上回った結果によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

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2 【生産、受注及び販売の状況】 ( 1) 生産実績

当中間連結会計期間における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 生産高( 百万円) 前年同期比増減( %)

通信・情報システム 25, 691 1. 0

放送・映像システム 18, 880 △0. 6

半導体製造システム 18, 030 21. 5

合計 62, 603 5. 7

( 注) 1 金額は販売価格によっております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 2) 商品仕入実績

当中間連結会計期間における商品仕入実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 仕入高( 百万円) 前年同期比増減( %)

通信・情報システム 767 12. 3

放送・映像システム 815 50. 9

半導体製造システム 537 60. 8

合計 2, 120 36. 1

( 注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 3) 受注実績

当中間連結会計期間における受注実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

事業の種類別 セグメントの名称

受注高( 百万円) 前年同期比増減( %) 受注残高( 百万円) 前年同期比増減( %)

通信・情報システム 27, 690 3. 5 23, 149 6. 4

放送・映像システム 20, 715 2. 0 16, 271 △ 14. 9

半導体製造システム 18, 011 21. 0 7, 812 △ 19. 0

合計 66, 416 7. 2 47, 234 △ 6. 5 ( 注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

( 4) 販売実績

当中間連結会計期間における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりであります。

事業の種類別セグメントの名称 販売高( 百万円) 前年同期比増減( %)

通信・情報システム 25, 521 1. 0

放送・映像システム 21, 500 12. 3

半導体製造システム 16, 607 14. 1

合計 63, 629 7. 9

(4)

3 【対処すべき課題】

前連結会計年度末に計画した対処すべき課題に重要な変更はありませんが、当中間連結会計期間に おいては、以下の課題に取り組む方針であります。

( 1) 当面の対処すべき課題及び経営戦略について

当社グループの最大の課題は、収益力の向上であります。このため、半導体製造システム部門に お き ま し て は 顧 客 ニ ー ズ を と ら え た 競 争 力 あ る 新 製 品 を 開 発 し 、 そ の 拡 販 に 努 め て お り ま す 。 放 送・映像システム部門も、地上デジタル放送、監視システム等市場のニーズに応える新製品を市 場 に提供しております。

一方、通信・情報システム部門におきましては、とくに移動体通信部門の投資の減少・販価の下 落等の市場変化に対応すべく、人員の適正化、生産及び研究開発の効率化を目的とした拠点の統 合 等、各種軽量化策を強力に進めております。

また、各部門とも、必要な投資を行い、スピーディーな製品開発および品質の維持に努めており ます。

全社間接部門につきましては、人員の適正化とともに経費の削減をプロジェクトを組んで推進し ております。

( 2) コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方及びその施策の実施状況 ① コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

当社は、公正かつ透明な企業行動に徹すると共に、基本と正道に基づいた事業活動を通じて社 会に貢献することを企業行動の基本理念としています。

② コーポレートガバナンスに関する施策の実施状況

当社は、より迅速な意志決定と業務執行を柱とする抜本的な経営改革を推進するため、本年6 月より改正商法に基づく新しい経営機構である委員会等設置会社へ移行いたしました。取締役会 は、社外取締役3名を含む、5名の取締役により構成し、業務執行を担当する執行役10名(う ち1名は取締役を兼任)を主要部門に配置しております。本制度の導入により、社外取締役を過 半数とする指名・監査・報酬の3委員会を設けるとともに、業務執行に対する監督・監査機能の 強化と経営の透明性の確保を図っております。

また、当社は、企業倫理の徹底及び不祥事の未然防止を目的として「コンプライアンス本部」 を設置し、遵法経営に関する教育及び監査等を実施しております。さらに、本年10月には、弁 護士が運営に加わる「日立国際電気グループ倫理ヘルプライン(内部通報制度)」を設置し、す べての社員が公正かつ適正に職務を遂行できる職場環境の一層の整備に努めております。

( 3) 環境保全等への取組み

(5)

4 【経営上の重要な契約等】

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5 【研究開発活動】

当社グループは十分なマーケティングを行ない、市場ニーズを的確に把握し、それに対しソリュー ションを提供できる高品質の製品・システムをスピーディーに市場に提供することを研究開発方針と しております。

当社グループの研究開発は、当社の八木記念情報通信システム研究所、半導体装置システム研究所 な らび に 各 事 業 部の 設 計 部 門及 び( 株) 国 際 電 気 エ ン ジニ ア リ ン グ 、国 際 電 気 アル フ ァ( 株) 、KOKUSAI SEMI CONDUCTOR EQUI PMENT CORP. 、日立電子テクノシステム( 株) で行なっております。また、( 株) 日立 製作所の中央研究所を始めとした各研究所とも連携をとりながら、研究開発を推進しております。

研究スタッフはグループ全体で733人にのぼり、これは総従業員の14.3%にあたっております。 また、当中間連結会計期間における当社グループの研究開発費は、総売上高の10.0%にあたる63 億5千2百万円となっております。

当社グループの研究開発は、通信・情報システム、放送・映像システム、半導体製造システム及び これらに関連するシステムソフト技術について進めております。

当中間連結会計期間における研究開発の概況は、次のとおりであります。

通信・情報システム: 当社、( 株) 国際電気エンジニアリングにおいて、W−CDMA小型基地局 装置、第3世代基地局用共通増幅装置、モバイルソリューション端末、広 帯域アクセスシステム、デジタル方式固定系防災無線システム等の開発を 行っております。当事業に係る研究開発費は34億5百万円となっており ます。

放送・映像システム: 当社、日立電子テクノシステム( 株) において、ネットワーク型監視システ ム、地上デジタル放送送信設備・アンテナ等の開発を行っております。当 事業に係る研究開発費は10億4千2百万円となっております。

参照

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