大阪市ホームページリニューアル周知業務
仕様書
１ 目的
大阪市では、平成 29 年 1 月上旬にホームページ（HP）をリニューアルすることとして
いる。リニューアルにあたっては、利用者にとっての「分かりやすさ」「使いやすさ」「情
報の見つけやすさ」を確保するというコンセプトに加え、インターネット利用者のデバ
イス別の割合はスマートフォンがトップであることを受け、モバイルファーストを基本
としている。
HP は「利用者にとっての情報入手」及び「市にとっての情報発信」のツールである。
前者については、現 HP の課題である「コンテンツ数が多すぎる」「SNS 連携に対応してい
ない」などを今回の HP リニューアルで改善する予定であり、これにより利便性の向上を
図っていくこととしている。一方で、後者については、利用者が HP にアクセスしていた
だくことで成立するものである。
そのため、HP リニューアルを機に、新 HP の利便性を実感していただくため、新 HP を
周知することでアクセスしたくなるような動機づけが必要であると考えており、スマー
トフォンのコアユーザーである若者・子育て層をターゲットとし、その層が関心のある
施策を題材に、興味を引くコンテンツを作成して情報発信するものである。
メインコンテンツの作成については、利用者が HP にアクセスするための動機づけであ
り、話題性や斬新性などを盛り込むことが重要である。また、本市が行う広報（広報紙、
HP、SNS、プレスリリースなど）とは違った観点や手法で、広報自体にも話題性や斬新性
などを期待している。
２ 委託内容
( 1) メインコンテンツの作成
コアユーザーである若者・子育て層をターゲットとし、その層が関心のある施策を
題材に、興味を引くコンテンツを作成すること。
( 2) 大阪市 HP およびメインコンテンツに関する広報の実施
HP リニューアルやメインコンテンツについて、本市が行う広報とは別に、効果的な
広報を実施すること。
３ 委託期間
契約締結後∼平成 29 年 3 月 31 日
４ 業務スケジュール
契約締結後に日程の調整を行うため、速やかにスケジュールを提案すること。
また、メインコンテンツの公開は平成 29 年 1 月上旬を予定している。
５ 成果物
( 1) 契約締結後
業務スケジュール、実施企画書（着手する前に、企画提案書の内容を本市と調整のう
( 2) メインコンテンツ公開前
メインコンテンツのデータ一式（納品前に納品方法について本市と調整すること）
( 3) 業務委託終了時
業務完了報告書、上記（1）及び（2）の紙媒体 1 部及び電子媒体（CD- R 等）
６ 再委託についての特記事項
( 1) 業務委託契約書第 16 条第１項に規定する「主たる部分」とは次の各号に掲げるもの
をいい、受注者はこれを再委託することはできない。
ア 委託業務における総合的企画、業務遂行管理、業務の手法の決定及び技術的判断
等
イ 業務の実施及び運営
( 2) 受注者は、コピー、ワープロ、印刷、製本、トレース、資料整理などの簡易な業務の
再委託にあたっては、発注者の承諾を必要としない。
( 3) 受注者は、上記（1）及び（2）に規定する業務以外の再委託にあたっては、書面によ
り発注者の承諾を得なければならない。
( 4) 受注者は、業務を再委託に付する場合、書面により再委託の相手方との契約関係を明
確にしておくとともに、再委託の相手方に対して適切な指導、管理の下に業務を実施
しなければならない。
なお、再委託の相手方は、大阪市競争入札参加停止措置要綱に基づく停止措置、又は
大阪市契約関係暴力団排除措置要綱に基づく入札等除外措置を受けている者であって
はならない。
７ その他
・実施にあたり必要な事項は、本市と十分に協議のうえ決定すること。
・大阪市 HP に記載の「人権の視点からの情報発信の手引き」を踏まえて業務を実施する
こと。
・企画提案書は具体的に記載すること。また、メインコンテンツの作成にあたってタレ
ント等を起用する場合はスケジュールの調整を行っておくこと。
・メインコンテンツの発信は大阪市 HP を媒体とし、本市が行う。
・大阪市 HP 及びメインコンテンツに関する広報の実施に関し、本市では広報紙掲載やプ
レスリリース等を予定している。
・本業務にかかる著作権は本市に帰属し、それに必要な権利関係は措置すること。
・委託料の支払いは、業務完了後一括払いとする。
・その他、内容に疑義が生じた場合は、本市と協議すること。
８ 仕様に関する問い合わせ先
大阪市政策企画室市民情報部広報担当（福田・野中）
所在地 大阪市北区中之島 1- 3- 20
