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第1章 米・米加工品 

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第 7 章 水産物・水産加工品

【要約】 タイでは食品衛生上、フグおよびそれを含む食品については販売・輸入は禁止されているが、そ れ以外の水産物・水産加工品については日本からの輸出は可能である。ただし、水産物について は水産局での事前の輸入許可が必要であり、また貿易管理上、キハダマグロについては輸入承認 を必要とする。さらに食品衛生上から、簡単な加工の冷凍水産物についても輸出国の GMP 製造基 準適合証明書を輸入時に必要とする場合もある。水産加工品については一般の加工食品として、 食品衛生上から食品登録番号の取得、さらには食品調理法登録の申請をするなど、事前の手続き が必要である。 タイは冷凍エビ、ツナ缶詰、すり身など水産物・水産加工品の製造・輸出拠点として発展してきて いるが、近年、中国やベトナムなどの競合国の追い上げと、国内の労働コストの上昇で、原料を海外 から調達する動きも見られ、水産物の輸入も増加傾向にある。他方、個人消費については、所得向 上、食の多様化、さらには日本食レストランの顕著な増加、等を背景に海外から高級魚介類のほか 多様な水産物・水産加工品が輸入されるようになっている。 1.品目の定義 HS4 桁分類: HS0301~0307、HS1604~1605 HS6 桁分類の品目は第 2 部「重点グループの HS 範囲」に掲載している。 重点個別品目については各品目の項に掲載している。 2.輸出の可否 フグ全種類及びフグの身を成分に含む食品は輸入禁止されている。それ以外の水産物・水 産加工品は輸入が可能である。 3.手続き全体の流れ (1)フローチャート ①保健省食品医薬品局での手続き

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国内の 食 品衛生基 準 国内市場 食品 輸入 許 可 申請 (Orr .6) 食品 輸入 許 可 書 (Orr .7) の取得 ① 食品 登録 番号取得 ( 「 一般食 品 」 以外 の場合 ) ② 国内市場 輸入前 所要 7 日~10 日 所要2 日~35 日 通常1日以内 輸入時 GMP 製造 基準適合 証明書の 提出 ( 対象 の 場 合 ) 書類審査 ( ①、 ②の 提出 ) 貨物検査( 食 品 衛 生状況等 ) 通関 備考 1)食品輸入許可は輸入業者登録に近いも ので、1 度取得すれば、有効期間(3 年) の間は使用することができる。 2) 食品登録番号は商品ごとに取得する 必要がある。 食品登録番号取得の所要時間は「表示管 理品目」の場合、約 2 日であるが、缶詰 などの気密容器の場合は特別管理食品の 扱いとなり、35 日程度の日数が必要であ る。 3)ある程度の加工が施されている冷凍の 水産物の場合は、食品登録番号申請時ま たは輸入時に輸出国からの GMP 製造基 準適合証明書を提出する必要がある。 4)スーパーなどで加工・再包装されるこ となく、一般消費者に直接販売される食 品については、輸入時点でタイ語表記の 表示ラベルを商品に貼り付けておく必要 がある。 ②農業・協同組合省水産局での手続き ③財務省関税局(税関)での手続き 備考 1)通関者登録(カスタム・スマート・カード)の取得につ いて 商品を輸入する事業者は事前に財務省関税局で通関者登 録(通称:カスタムカード)を取得する必要がある。申請 場所は財務省関税局輸出入登録部。通常 1 日で発行しても らえる。必要書類(法人の場合)は次のとおりである。1) 申請書、 2) VAT申請書(Por Por 20)、3) パスポート、 納税者カード及び労働許可書(外国人がサイン権のある取 締役の場合)、4) Bank Statement(通帳コピー)、5) 商務 省発行の登記証明書、6) 社印登録証(Bor Orr Jor 3)、 7) 写真 2 枚(申請者 1 インチ×1 インチ、6 ヶ月以内のもの) 2)タイにおける一般的な通関手続き、税関の特徴につい ては JETRO ウェブサイトの「タイの輸出入手続き」を参照 のこと。 水産 物取扱 業 者許可書 の取得① 所要 1 日 水産法上 の水産 物 輸入許可書 の 取得② 動物検疫法上 の輸入承認書 (Ror .6) の取得③ 書類審査 ( ①、 ②、 ③、 ④の 提出 ) 貨物検 査 ( 商 品の物 理的状 況等) 7 日前迄 (所要 4 日) 輸入前 輸入時 通常1日以内 水産 物輸入承認書 (Ror .7) の受領 輸入承認書 の 取得(キハダ マグロ の 場合)④ 2 日前迄 (所要1日) 備考 1)水産物取扱業者許可書①は一度申請 すれば、有効期間中(申請日の年末まで) は何度でも使用可能であるが、②、③に ついては船積み毎に取得しなければな らない。 2)キハダマグロ及びその製品の場合は 貿易管理法上から②、③とは別に取得す る必要がある。また②、③と同様に船積 み毎に取得する必要がある。 3)輸入時の検査は書類が揃っていれば、 1 時間以内で検査が終了する。 4)水産物輸入承認書(Ror.7)は動物検疫 上の検査合格書のことである。国内輸送 時に求められた場合には、その都度、提 示する必要がある。 輸入前 輸入時 関税 審査 納税手続き・貨物検 査 輸入申告 書・船積み 書 類の提出 貨物検 査 ( 各 所管) 通関 者登録の取得 貨物の引取り 所要1日

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(2)留意点 1)水産物を含め、食品を販売目的で輸入する業者は保健省食品医薬品局から輸入許可を 事前に取得しなければならない。 2)水産物は概ね、食品分類上、最も手続きが簡単な「一般食品」に分類されるが、水産 加工品の場合、加工の種類や程度によって他の分類に該当し、輸入手続きが異なる。「一般 食品」以外の分類では食品登録番号を事前に取得しなければならない。 3)冷凍の水産物の場合、カッティング等、少しでも加工が施されて冷凍している場合で も冷凍の調理済み・加工済み食品とみなされ、輸入時に GMP 製造基準適合証明書を求めら れる場合もあるので注意する必要がある。この加工の程度の判断が微妙であることから、 輸入者側や食品医薬品局へ事前に問い合わせすることが望ましい。 4)水産物の輸入業者は、水産局での輸入業者登録をしなければならない。また輸入水産 物に対しては、船積みごとに、輸入承認書を事前に水産局で取得する必要がある。 5)「キハダマグロ及びその製品」は、貿易管理法上の輸入制限品目の対象であり、事前に 別途、水産局で輸入承認手続きが必要である。(上述の4と申請窓口は異なる。) 6)輸入時または市場に流通している段階で国内の衛生基準に合致しているかモニタリン グ検査を実施する場合がある。担当官によれば、サンプリング検査を実施した場合、結果 が出るまで通常 1 ヶ月を要する。結果で問題であれば、商品は回収されることとなる。 食品法における水産物の分類について 水産物・水産加工品については、形状、加工程度によって、食品法上の食品分類が異な っている。通常、加工してない場合は「一般食品」に該当する。しかし、この加工品かど うかの判断は、日本とタイでは認識が異なる場合があるため、注意を要する。 通常、この対象の水産物については、概ね「一般食品」に該当するが、例えば水煮や醤 油漬けなど、ある程度の加工を施したり、調味料を加えた場合は「表示管理食品」に該当 する。例としては茹でタコ、いくらの醤油漬けは加工品としてみなされ、「一般食品」に該 当せず、表示管理品目の「調理済み食品またはインスタント食品」となる。 (注:なお、関税上の分類においても、冷蔵・冷凍のタコ、冷蔵のいくらは HS03 類で あるが、水煮のタコや醤油漬けいくらはHS16 分類となり、調製品・加工品となる。) この加工品かそうでないかの解釈は、食品医薬品局(または水産局)の担当官の判断に よっても異なる場合もあるため、事前に食品医薬品局で確認しておくことが望ましい。 さらに、簡単な加工であって「一般食品」であるとされた場合でも、冷凍の場合は、輸 出国または製造国での GMP 製造基準適合証明書を輸入時に提出しなければならない場合 もあるため、このGMP 証明書が必要かどうかについても、事前に確認することが望ましい。

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(問い合わせ先)

食品医薬品局内ワンストップサービスセンター(1 階)

One Stop Service Center, Food and Drag Administration, Ministry of Public Health, Thanon Tiwanond, Amphoe Muang, Nontaburi 11000

Tel:代表 Tel. 0-2590-7000、Fax:0-2590-7116

同ウェブサイト http://newsser.fda.moph.go.th/ossc/eng/frontend/index.php 商品に関する相談・手続き 0-2590-7187, 02590-7421, 場所に関する相談・手続き 0-2590-7443 広告に関する相談・手続き 0-2590-7419, 0-2590-7098 4.輸入制度・輸入規則 (1)輸入手続き ①食品医薬品局の手続き 水産物の場合 a) 食品輸入業務許可(食品を輸入する業者が所得する業務許可) 手続き概要については「精米」(前述)と同じ。(第 2 部「保健省食品医薬品局の輸入手続 き」参照) ただし、水産物についてはその加工程度によって、水産加工品と扱われる場合もあり、さ らに冷凍の場合は、その加工程度によって、輸入時に輸出国のGMP 製造基準適合証明書を 必要とするので注意が必要である。 この冷凍の水産物に輸入時に輸出国のGMP 製造基準適合証明書を必要するか(つまり、冷 凍の水産物が対象54 品目の「調理済み・加工済みの冷凍食品」に該当するか)については、 判断が微妙であり、食品医薬品局の解釈では、水産物でも冷凍であれば、特定の例外を除 き、この分類に該当し、輸出国側の GMP 製造基準適合証明書を要請するとしている。つま り、何であれ、少しでも手が加えられた冷凍の水産物は、この証明書が要求されることと なる。そのため、例えば、ガットやドレス処理した冷凍魚、冷凍貝柱、冷凍の切り身、水 煮した冷凍水産物は証明書が必要とされる。 現在のところ、食品医薬品局では、冷凍の水産物で GMP 証明書を要求するか否かについ ては、次のような条件を目安としている。(以下は食品医薬品局が同局の検査事務所に通知 している書類より) (なお、ある検査事務所では、加工原料とされる冷凍水産物については、GMP の証明書 を要請していないと解釈しているところもあり、食品医薬品局本局との見解の違いも見ら れる。)

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冷凍食品を検討する場合、一時的保存のために処理された冷凍食品および加工された冷 凍食品は保健省告示No.193(2000 年)、No.233(2001 年)に従って、GMP の証明書が必要 となる。 1.対象となるのは、洗浄、選別、カッティング、パッキング等の製造工程で明確な製 造場所が存在しており、冷凍庫内の温度が-18℃以下で、その冷凍食品の温度が-18℃ から-40℃の範囲であるもの。ただし、製造場所には船内、廊下、市場を含まない。(注: つまり船内、廊下、市場において製造された場合は、上記の条件に含まず、GMP の証明 書は必要としない) 2.食品医薬品局検査事務所では、加工処理されたすべての種類の冷凍食品が、考慮す るにあたっての製造工程を示していない場合、GMP 証明書を要求するものとするが、輸 入者が輸出者の国または製造した国で上記1の条件の枠外で製造されたことを示す証拠 があれば、GMP 証明書を要求しない。 水産加工品の場合 水産加工品の場合はその種類と加工程度によって、食品法上、事前の手続きが異なるが、 概ね保健省告示では「一般食品」以外(「特定管理食品」、「品質規格管理食品」、「表示管理 食品」)となり、以下の手続きが必要である。 a) 食品輸入業務許可(食品を輸入する業者が所得する業務許可) 手続き概要については「精米」(前述)と同じ。(第 2 部「保健省食品医薬品局の輸入手続 き」参照) b)食品登録番号の取得、場合によっては食品調理法登録(特定管理食品の場合) さらに対象54 品目については輸出国からの GMP 製造基準適合証明書を申請時と輸入時に 必要である。(第2 部「保健省食品医薬品局の輸入手続き」参照) ②農業・協同組合省水産局の手続き (a) 水産物取扱業者許可の手続き 水産物および製品を輸出入、製造する業者はすべて、事前に水産局へ業務者の登録をし、 許可を得なければならい。この許可書の有効期間は申請年の年末までである。 ◎費用:150 バーツ ◎必要日数:4 日(申請日を含む)

◎申請場所:水産局水産物事業管理部水産業免許課(License and Fisheries Management) (1 階)または各県水産局事務所

⇒審査後、水産物取扱業者許可書(Anuyaat6)が発行される。同コピーは水産物の輸入許可申 請の際に添付する必要がある。

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<必要書類> 以下の書類を必要とし、コピーについては、すべて直筆の署名が必要である。 個人の場合 a)申請者の身分証明書のコピー b)家屋登録証(タビアンバーン)のコピー 法人の場合 a) 法人登録証のコピー(商務省で申請発行後6か月以内のもの) b) 署名権限のある代表者の身分証明書のコピー c) その代表者の家屋登録書(タビアンバーン)のコピー d) 法人の代表者の委任状(第三者が申請する場合)(収入印紙10バーツ/書類または30バーツ/ 年) その場合、委任者の身分証明書のコピーおよび家屋登録書(タビアンバーン)のコピー <備考> ・書類審査のみである。 ・販売目的以外の場合、またはサンプル(限度を超えない量、概ね10kg程度)輸入の際 は登録の必要はない。 なお、水産局では義務付けではないものの、業者情報の登録データべース作成のため、 水産業者身分証明登録カード(2年間有効)を発行しており、その申請を水産局の各県事務

所(バンコクの場合はバンコク水産事務所)で受け付けている。(申請書 Kho Phor Mor

/Tho Bo 2) (b) 水産法上の水産物輸入許可の手続き 1947年水産法の第54条において、輸入される水産物および加工品については、水産局で 定めれらた手続きに従って、事前に輸入許可を得なければならい。また、この許可は船積 み毎に得なければならない。対象となる水産物については、2004年6月30日付政令「タイへ 輸入が禁止されているある種の水棲動物2004年」に基づき、このリストに該当する水棲動 物およびその製品は許可を得ないと輸入することはできないとしている。実際上、殆どの 水棲動物およびその製品が、これに該当している。 <必要書類> 以下の書類を必要とし、コピーについては、すべて直筆の署名が必要である。 ⇒審査後、水産物輸入許可書が発行される。同コピーは水産物の輸入時に提出する必要がある。 (許可書の有効期間は 60 日間)

◎申請場所:水産局水産物事業管理部水産業免許課(License and Fisheries Management) (1 階)または各港・空港にある水産局の各水産検査事務所または各県 の水産局事務所

◎必要日数:貨物到着の 7 日前までに申請。所要日数は 3 日以内。 ◎費用:なし

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個人の場合 a) 申請者の身分証明書のコピー b) 家屋登録証(タビアンバーン)のコピー c) 水産物取扱業者許可書(Anuyaat6)のコピー 法人の場合 a) 法人登録証のコピー(商務省で申請発行後6か月以内のもの) b) 署名権限のある代表者の身分証明書のコピー c) その代表者の家屋登録書(タビアンバーン)のコピー d) 法人の代表者の委任状(第三者が申請する場合)(収入印紙10バーツ/書類または30バー ツ/ 年)。その場合、委任者の身分証明書のコピーおよび家屋登録書(タビアンバーン) のコ ピー e) 水産物取扱業者許可書(Anuyaat6) <備考> 1)生きた水産物以外については、申請の際に、写真やサンプルを提示する必要もなく、 書類上の審査で完了し、取得については特に厳格なものではない。 2)加工の程度によって、事前の輸入許可を必要としないものもあり。 通常は、活きた、冷蔵、冷凍の水産物のラウンド、セミドレス、ドレス、フィレ、また は乾燥、塩蔵などの簡易加工しているものは必要であるが、例えばツナ缶詰などの気密容 器入りの水産缶詰など、100℃以上の熱を加え、さらに塩水漬け、油や酢漬けした、直ぐに 食べられる水産加工品の場合は必要としない。ただし、100℃以上で加熱処理した水産加工 品においても、いわゆる、ナマに近いように見えるものは、事前の輸入承認がなくてもよ いが、本当に 100℃以上に熱していることを示す書類が求められる場合があったりするなど、 注意を要する。つまり、事前の輸入許可の手続きがいるかどうかの区分は食品医薬品局と 同様に判断が微妙で、輸入する前に確認することが望ましい。実際のところ、多種類の水 産加工品を取り扱う輸入業者のなかには、輸入時の書類の不備を避けるために、必要でな くても、全ての商品に対して事前に輸入承認の手続きをしている業者もある。 3)販売目的以外の場合でも事前に許可を必要とする。またはサンプルやハンドキャリー での持参(どちらも限度を超えない量、概ね10kg程度)での輸入については、事前ではな く、輸入時での申請でも構わない。 (c)動物検疫法上の水産物輸入承認書の手続き 1956年及び1999年動物検疫法に基づき、水産物を輸入する際は、貨物到着日の7日前まで に検疫申請(Ror.1/1)を水産局に提出し、輸入承認書(Ror. 6)を取得しておかなければなら ない。貨物は承認書発効後60日以内に輸入しなければならない。輸入時での検疫に合格し た場合は、輸入許可書(Ror7)が発行される。

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なお、動物検疫のおける水産物の検疫は農業協同組合省畜産振興局から水産局に権限を委 譲された形を取っているため、事前の輸入承認書(Ror6)および輸入許可書(Ror7)は畜産 振興局作成の書類を使用している。 ◎申請書:動物検疫法上の水産物輸入申請書(Ror1/1) ⇒審査後、水産物輸入承認書(Ror6)が発行される。同コピーは水産物の輸入時に提出する必 要がある。(承認書の有効期間は 60 日間) ◎申請場所:各港・空港にある水産局の各水産検査事務所 ◎必要日数:貨物到着の 7 日前までに申請。所要日数は 3 日以内。 ◎費用:なし <必要書類> 水産物輸入申請書(Ror1/1)のみ <備考> 1) 事前の申請書の記載の際に、輸入時の数量と同じ数量かそれ以上を書いておかないと、 輸入時に輸入が認められない場合があるので注意を要する。 2) 販売目的以外の場合でも事前承認を必要とする。またはサンプルやハンドキャリーでの 持参(どちらも限度を超えない量、概ね10kg程度)での輸入については、事前ではなく、 輸入時での申請でも構わない。 (d) キハダマグロ及び製品の輸入承認手続き 物品を輸入するにあたっては、保健省食品医薬品局や農業・協同組合省水産局の所管の 輸入規則のほかに、商業省による貿易管理法上の輸入規則に順守する必要がある。これは 1979 年の輸出入管理法(Import and Export of Commodity ACT 1979)に基づき、輸入禁止 品目、輸入許可品目、輸入課徴金品目、輸入規定設置品目を設定しており、これらの品目 は商業省によって設定されており、毎年更新される。 現在のところ、対象の水産物に関しては、「キハダマグロおよびその製品」のみに「輸入 規定設置品目」の対象となっており、通常の水産物の輸入承認に加え、当該品の輸入承認 書を事前に取得し、通関の際に提出する必要がある。 <手続き>

キハダマグロ(Yellow Fin Tuna) 及びキハダマグロからできた製品の全てについて、水 産局からの輸入証明書を事前に取得し、輸入の際に税関へ証明書を提出する必要がある。 これは 1)環境を保護する目的(特にキハダマグロの捕獲によるイルカへの危害防止のため)、 2)国際貿易に資する目的のためとされ、イルカに危険なものとして、その商品が東太平洋 熱帯地域において Purse Seine Net (旋網(まきあみ))による漁業を行う地区あるいは国

で原産されたものではないことを証明する必要がある。(適用法:1994 年 10 月 29 日付け商

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マグロの輸入証明書の発行」)

水産局に輸入許可を得るために必要とされる証明書は次のものである。 a)船荷証券またはエアウェイビル

b)インボイス

c)イルカの保護の証明書(Dolphin Safe Certification) d)船長宣誓書(あれば) e)水産物の原産地証明(あれば) 提出先は水産局海洋魚研究開発事務局(水産局6F)で貨物の到着の2~3日前までに申請 する。申請受理および承認は約1日要する。貨物到着時には輸入承認証明書を提出する。 (e) 輸入検疫(衛生検査) 水産局から事前に得た水産物輸入許可書および輸入承認証(Ror.6)は輸入時に提出す る。その他①輸入通関書類、②インボイスおよびパッキングリスト、③船荷証券またはエ アウェイビル④きはだまぐろの場合は水産局からの事前輸入承認書などを提出する。 その後検査官が以下の様式に従い検査後、合格であれば検査合格書(Ror7 が)手渡され る。移送の際はこの検査合格書を貨物に張り、何かの際の証明となる。 なお、対象水産物において、つまり一般的な冷蔵・冷凍の魚・貝類については、輸出国 側からの衛生証明書(health certification)の取得があれば望ましいが、特に義務付けられ ていない。 (2)輸入許可のための要件 保健省では食品法に基づき、食品の衛生規則を随時、告示で通達しており、現在のとこ ろ、水産物に関連する衛生規則は次のようなものがある。輸入時においては、これらの衛 生条件に合致しているか、保健省の担当官が任意に検査することとなる。 ①重金属および汚染物質の最大残留基準値 保健省告示No.98(1986 年)及び No.273(2003 年)で食品中に含まれる重金属及び汚染物質 の最大残留基準値を次のとおりに規定している。

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保健省告示No.98(1986 年)及び No.273(2003 年)に基づく残留基準値 最大残留基準値 (食品1kg 当たり mg) スズ 250 亜鉛 100 銅 20 鉛 1 水銀 0.5 アフラトキシン 20 砒素 (水産物は無機砒素2mg) (水産物以外は総砒素 2mg) 出所:保健省告示No.98(1986 年)「汚染物質を含む食品の基準について」、砒素については 保健省告示 No.273(2003 年)「ある特定の化学物質を含む食品の基準について(弟 2 版)」 ②含有禁止の化学物質(検出された食品の流通、販売を禁止する化学物質) 含有禁止の化学物質 1 クロラムフェニコールおよびその塩並びにその代謝系物質 (Chloramphenicol and its salt, and its metabolities) 2 ニトロフラゾンおよびその塩並びにその代謝系物質

(Nitrofurazone and its salts, and its metabolities) 3 ニトロフラントンおよびその塩並びにその代謝系物質

(Nitrofurantoin and its salts, and its metabolities) 4 フラゾリドンおよびその塩並びにその代謝系物質

(Furazolidone and its salts, and its metabolities) 5 フラルタドンおよびその塩並びにその代謝系物質

(Furaltadone and its salts, and its metabolities) 6 マラカイトグリーンおよびその塩並びにその代謝系物質

(Malachite Green and its salts, and metabolities)

7 β-agonist およびその塩並びにその代謝系物質(β-Agonist and its salts, and its metabolities)

出所:保健省告示No299(2006 年)「ある特定の化学物質に汚染されている食品の基準について(第 2 版)」、 No.269(2003 年)「β-agonist 類の化学物質に汚染されている食品の基準について」 ③動物医薬品の最大残留基準値(MRL) 畜水産物に関する残留動物医薬品の最大残留基準値(MRL)については、CODEX に準 拠しているが、それ以外に独自に保健省告示No.303(2007 年)において 44 種類グループの 動物医薬品のMRL を規定している。このうち、水産物については次のとおりとなっている。 (同告示については、第2 部「その他の主な食品関連規則」」を参照のこと。) 動物医薬品名 対象動物 対象部位 MRL( 単 位 : μ g/kg (動物組織) またはμg/L(乳)) Chlortetracycline/Tetracycline すべての部位 使用禁止 Oxytetracycline 魚(Fish) 筋肉 200 Deltamethrin 鮭(Salmon) 筋肉 30 Flumeuine マス(Trout) 筋肉 500 出所:保健省告示No.303(2007 年)「動物医薬品が残留する食品について」のリストより対象となる水産物の みを抜粋している。

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④不可避的な原因による残留化学物質の上限値(EMRL)

保健省告示No.288(2005 年)では主に農薬に使用される化学物質の MRL を規定してい

るが、同告示において不可避的原因による生じた残留基準値(ERL)についても設定して

おり、このうち、水産物は次のとおりとなっている。

保健省告示No.288(2005 年)の不可避的な原因(外部からの要因)により生じた残留毒素

の上限値(Extraneous Residue Limit: ERL)

最大残留基準値(食品1kg 当たりの mg) 食品の種類 アルドリン及びディル ドリン(ardrin and dieldrin) クロルデン

(chlordane) DDT エンドリン (endrin) ヘプタクロル (heptachlor)

魚、貝類、無脊椎動物 の肉 0.2(脂肪) 0.05(脂肪) 1(脂肪) 0.05(脂肪) 0.2(脂肪) ⑤食品の成分として使用が禁止される物質 保健省では、現在、次の18 種類グループの物質を食品の成分として使用が禁止される物 質として規定している。 食品の成分として使用が禁止されている物質 1 Brominated vegetable oil

2 Salicylic acid 3 Boric acid 4 Borax

5 Calcium iodate、Potassium iodate 6 Nitrofurazone

7 Potassium chlorate

8 Formaldehyde、Formaldehyde Solution、Paraformadehyde 9 Coumarin、1,2-Benzoprone、5,6-Benzo-alpha-pyrone、

O-Hydroxycinnamaric acid anhydride、 O-Hydroxycinnamic acid lactone

10 Dihydrocoumarin、Benzodihydropyrone、3,4-Dihydrocoumarin、 Hydrocoumarin

11 Methyl alcohol,Methanol (ただし、輸出向けに食品加工助剤(Food processing aids) として限定的に使用する場合を除く。)

12 Diethylene Glycol 、 Dihydroxydiethyl ether 、 diglycol 、 2,2'-oxybis-ethanol 、 2,2'-Oxydiethanol

13 Dulcin(para-phenetolcarbamide) 14 Cyclamic acid and its salts

15 AF2 (Furylframide(2-(2-furyl)-3-(5-nitro-2-fury)acrylamide)) 16 Potassium bromate 17 Daminozide(Succinic acid2,2-dimethyldrazide) 18 ステビアから抽出された粗製抽出物、およびステビアサイド以外の粗製抽出物の派生 物(例外あり) 出所:保健省告示No.151(1993 年)「食品で使用が禁止される物質について」、No.247(2001 年)「食品で使 用が禁止される物質について(第2 版)」、No.292(2005 年)「製造、輸入、販売が禁止されている食品につ

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いて」に基づき作成。 注:告示No.292(2005 年)では、ステビアからの粗製抽出物およびステビアサイド以外の粗製抽出物の派生 物についても国内の製造(例外あり)・流通・販売を禁止しているが、それらを成分として含む食品につい ては特に述べていないため、上記リストには含めてない。なお、ステビアサイドについては「特定管理食 品」となり、それを含む食品は「体重管理を目的とする食品」で規定されている条件に従う必要がある。 ⑥食品添加物の使用基準 タイ国内で流通、販売される食品に使用される食品添加物の使用基準については、Codex 基準またはタイ保健省で規定する使用基準に従う必要があり、それ以外については食品医 薬品局の承認に基づいて使用する必要があるとしている。 そのため、輸入食品についてはCodex 基準に準じていれば、問題はない。 現在、タイにおいて、保健省告示No.281(2004 年)及び食品医薬品局告示(2006 年 9 月 14 日付)等において、297 種類グループの食品添加物の使用基準(食品添加物名、対象とする 食品、使用可能かどうか、その限度量など)が規定されている。 ⑦食品容器の品質または基準について タイでは、国内に流通する食品の容器の素材を表示する義務はない。 しかし、食品に使用される容器の品質または基準に関しては、保健省告示 No.92(1985 年)「食品容器の品質または基準、食品容器の使用、食品容器の使用、食品容器として使用 が禁止されるものについて」、および保健省告示No.295(2005)「プラスチック製容器の品 質または基準」で定められており、プラスチック製容器で 15 種類のプラスチック容器の素 材について重金属等、合計 31 種類の物質の含有最大許容値を定めている。(同保健省告示 については「その他の主な食品衛生規則」参照のこと。) ⑧フグの輸入・国内の販売の禁止措置 タイでは、保健省告示No.264(2002 年)でフグの全種類及びフグの身を成分に含む食品の製 造または輸入、国内の販売を禁止している。 保健省告示 第264 号(2002 年) 「製造または輸入、販売を禁止する食品の規定について」 人の命に係る可能性のあるTetrodotoxin 毒素を含むフグの身を食べて中毒となった人が出た ことから、タイ王国憲法の第29 条、第 35 条、第 48 条及び第 50 条が法律上の条項に基づいて 保証する個人の自由と権利の制限に関する条項を一部含む法である1979 年食品法の第 5 条及び 第6 条 (8) の記載に従い、保健省大臣は次の通り告示を出すものとする。 第1項 フグ全種類及びフグの身を成分に含む食品を、製造または輸入、販売を禁止する食品 とする。 第2項 当告示は官報に告示された日の翌日から施行される。 2002 年 12 月 19 日 告示 Sudarat Keyurapan 保健省大臣

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なお、食品医薬品局告示「保健省告示No.264(2002 年)の説明」(2003 年 1 月 13 日付)に おいて、これらに違反した業者には食品法に基づき、6 か月以上 2 年以下の禁固刑および 5,000 バーツ以上 2 万バーツ以下の罰金を課すことを通達している。 5.販売時の規制・手続き (1)販売手続き 該当する規制はない。 (2)販売許可のための要件 該当する規制はない。 6.表示方法 (1)法律に基づく義務表示および手続き 食品法に基づく保健省告示第 194 号(2000 年)「ラベルについて」及び第 252 号「ラベル について(第 2 版)」において、食品医薬品委員会が表示をしなくても良いと例外を認めた 場合を除き、すべての食品に対して定められた事項を表示することを義務付けている。同 告示においては「特定管理食品」、「品質規格管理食品」および「表示管理食品」(いわゆる 「一般食品」以外)と「一般食品」によって義務表示項目が異なり、「一般食品」以外の食 品は各食品の告示規定にも従う必要があり、さらに食品医薬品局が別で定めた場合はそれ に従う必要がある。 義務表示項目については①消費者に直接販売する食品、②レストラン等の調理者または 食品販売者向け食品③その他、工場などに販売する食品、に分類される。 なお、消費者に直接販売される食品の表示には「消費者の誤解を生じない」表示をする 必要があり、また、外国語併記でも構わないがタイ語による記載が義務付けられている。 (表示に関連する告示は第 2 部「表示について」を参照のこと。) 水産物は概ね「一般食品」に該当するため、以下の表示項目だけで良いとされる。 表示項目 (1) 食品名 (2) 輸入者の名前および住所並びに製造国名 (3) メトリック法による食品の正味の重量 (4) 製造年月日または製造年月、賞味期限の年月日または食品の品質を維持できる期限の年月日 これらを「製造」、「賞味期限」または「~までに賞味すること」などと書いて次のように 表示すること。 (11.1)保存期間が 90 日以内の食品の場合、賞味期限年月日 (11.2)保存期間が 90 日を超える食品の場合、製造年月または賞味期限年月日。 (11.3)食品医薬品委員会が告示で規定した食品の場合、製造年月日および賞味期限年月

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日。 (11.1)、(11.2)、(11.3)の記載に基づく表示は、日月年の順に従って表示しなければならな い。また、月の表示には文字を用いてもよい。なお、賞味期限年月日は「年月日までに賞味 すること」で代用できる。 水産加工品の場合は「一般食品」以外の食品分類となり、以下の表示項目が必要である。 (例えば、貝柱調整品、魚肉かまぼこ・練製品・魚缶詰め、など) 表示項目 (1) 食品名 (2) 食品登録番号 (3) 輸入者の名前および住所並びに製造国名 (4) メトリック法による食品量 (4.1) 個体の食品は、正味の重量を表示すること。 (4.2) 液体の食品は、正味の体積を表示すること。 (4.3) 半固体、半液体の食品は、正味の重量または体積を表示すること。 (4.4) その他の食品は賞味の重量を表示すること。 (4.5) 液体または水に具などの小片が混ぜられ、明確に分離できる食品は、具の重量 (drained weight) を表示すること。 (5) 主要成分 全体の重量に対する主要成分のおよそのパーセンテージを多いものから順に記すこと。 ただし、次の場合は除く (a) ラベルの総面積が 35 平方センチメートルより小さい食品。しかし、この食品につ いては、包装の上に主要成分を表示しなければならない。 (b) 食品添加物や香料、調味料、着色料を除いて主要成分が 1 種類のみの食品 (6) もし使用している場合、「保存料使用」と表示すること。 (7) もし使用している場合、「天然着色料使用」または「合成着色料使用」と表示すること。 (8) もし使用している場合、「...を調味料として使用」と表示すること。(空白の部分には、 使用した調味料の名前を記載) (9) もし使用している場合、「...を砂糖の代わりに甘味料として使用」と表示すること。(空 白の部分には、砂糖の代わりに使用した甘味料の名前を記載)を 2mm 以上の文字で背景と 対比色で表示すること。 (10) もし使用している場合、場合に応じて「天然香料」「天然に似せた香料」「合成香料」「天然 調味料」「天然に似せた調味料」と表示すること。 (11) 製造年月日または製造年月、賞味期限の年月日または食品の品質を維持できる期限の年月 日 これらを「製造」、「賞味期限」または「~までに賞味すること」などと書いて次のよう に表示すること。 (11.1)保存期間が 90 日以内の食品の場合、賞味期限年月日 (11.2)保存期間が 90 日を超える食品の場合、製造年月または賞味期限年月日。

(15)

(11.3)食品医薬品委員会が告示で規定した食品の場合、製造年月日および賞味期限年月 日。 (11.1)、(11.2)、(11.3)の記載に基づく表示は、日月年の順に従って表示しなければなら ない。また、月の表示には文字を用いてもよい。なお、賞味期限年月日は「年月日までに 賞味すること」で代用できる。 (12) 適切な保存方法(もしあれば) (13) 調理法(もしあれば) (14) 乳児または幼児あるいは特定の者を対象としている食品の場合、必要な注意書きまたは使 用方法。 (15) その他食品医薬品局が告示で規定した食品の場合、食品医薬品局が規定した表示。 また、食品の分類に関係なく、レストラン等の調理者または食品販売者向け食品の場合 も、上表の項目を記載しなければならないが、(5)~(10)および(12)~(15)の詳細を示した書 類がある場合は、(1)~(4)および(11) を表示するのみでよい。 さらにその他、工場などに販 売する食品の場合は、(1)~(4)のみでよく、また英語表記でも構わない。 (2)法律に基づく任意表示および手続き 水産加工物の場合で、栄養成分表示をする場合は、1998 年 3 月 20 日付保健省告示第 182 号「栄養成分表示」、2001 年 6 月 21 日付同省告示第 219 号「栄養成分表示(第 2 版)」に従 って表示する必要がある。 (栄養成分表示をタイ語で表記する場合は、日本での分析と異なることもあり、タイ国内 の検査機関を利用し、同告示で定められた様式に従い表示しなければならない。) (同告示の仮訳は第 2 部「その他の主な食品衛生規則」を参照のこと。) (3)業界自主表示および手続き 特にないが、水産加工品の場合、各社は自主的に HACCP、GMP 認定の表示をしている。 (4)「食の安心・安全」表示に関する基準・認定制度 a) 食の安心・安全について、タイ政府が実施している認定制度とその表示 ①農業・協同組合省による Q マーク制度 農業協同組合省が実施している加工品も含めた農水畜産物に対する安全 性を認証したものである。Q マークでも GAP(Good Agriculture または Aquaculture Practice)に基づく生産物、衛生検査や有機農産物の認証を得 た生産物、安全な製造工程(GMP、HACCP 基準など)で生産されたもの、 など様々な段階のQ マークがあるのが特徴である。基本的に国内で生産・製 造される食品が対象である。申請および検査は農業・協同組合省の穀物局、 農業局、水産局、畜産振興局で実施し、同省の農産物・食品規格基準局 ACFS で認証され Q ラベルの認証マーク

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る。申請手続きに係る費用や手数料は無料である。 (第2 部「国内の食品安全性に係る認証制度」参照) ②保健省による小売店への食の安全性認証制度 保健省では、生鮮食品や保健省の食品登録番号を得てない食品(一般食品) などを販売する小売業者を対象に「食品安全性認証」制度を導入している。こ れは農業・協同組合省のQ マーク制度とは異なり、スーパー、市場、飲食店な どの場所(事業所)に認定される制度である。大手小売業では、この制度を利 用して仕入食品の安全性を確保している。 (第2 部「国内の食品安全性に係る認証制度」参照) b) 食の安心・安全について業界、生産団体等が独自に実施している認定制度とその表示 大手スーパーでは上述の保健省の「食の安全性認証」制度等を利用して、取り扱う水産 物の安全性をPR するほか、独自の管理制度を設け、配送センターや各店舗の包装・加工部 門において、安全性を確保していることを消費者にPR している。 (例)大手スーパーC 社独自の安全性マーク c) わが国での認定マーク等の表示・販売に対する規制、等 該当する規制はない。 7.税制度 (1)関税 タイの輸入関税は申告評価制度であり、関税率は、基本税率(MFN)のほか、WTO 税率、 タイ政府が譲許する Discount 税率、その他二国間(自由貿易協定等)、多国間(AFTA 等) などの種類がある。日本の場合は、WTO 税率または Discount 税率あるいは 2007 年 11 月に 発効した日タイ経済連携協定税率(JTEPA)の税率の適用を受けることができる。

なお、JTEPA 適用税率の権利を得るには日本からの原産地証明書(Certificate of Origin C/O)が輸入時に必要となる。

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(2)付加価値税(VAT) 輸入額と関税額の合計に付加価値税(VAT)7%が課税される。 (3)その他 特になし 8.国内流通・取引慣行等 (1)国内マーケット事情 タイの水産業は、国内消費のみならず、一大輸出産業として同国の経済には欠かせない 産業である。2004 年の漁業生産量は 410.0 万 t で、1990 年に比べ 47.1%増加している。 また、タイは、東南アジアの水産加工製品の一大拠点とも言われているように、国内外 から水産原料を調達し、現地で加工し、輸出する水産加工輸出が従来から発達している。 主な輸出品は、ツナ缶詰等のツナ調製品、エビ調製品、冷凍エビ、冷凍イカ類であり、こ れらの品目でタイの水産物輸出額の70%以上を占める。 しかし、近年は安価なベトナム、中国、インドネシア産といった近隣諸国の競合品の台 頭もあり、タイはより加工度の高い、高付加価値の製品を輸出するなど差別化を進めてい る。 一方、水産物の輸入も現地加工工場の海外からの原料調達の動きもあり、増加傾向にあ る。特に多様な魚介類が世界各国からこれまで輸入の首位を占めていたツナ缶詰の原料で あるマグロ・カツオの輸入額も依然として水産物輸入の約50%を占めているものの、その 割合は低下傾向にある。 国内の個人消費についても、北洋のタラ、サケ・マス、カニがバンコク市内のレストラ ン・ホテル、スーパーマーケットに日常的に供給されており、都市部の中高所得者層を中 心に食の多様化が進んでいることから、様々な水産物が個人消費向けに輸入されている。 特に最近の日本食レストランの増加は、まぐろやタラ、ホタテなどの高級魚介類以外に、 さんまやさばといった日本の大衆魚の輸入も押し上げている。 (2)流通経路 輸入水産物・水産加工品の流通経路は概ね次のように示される。 水産物についてもあらゆる食品と同様に様々な流通経路がある。最近の日本食人気の定着 で、日本から水産物を仕入れる市内のスーパーや飲食店が増えている傾向にある。商務省 の統計によれば、2006 年の日本から冷蔵魚を輸入した業者は 16 社、冷凍魚では79社、 冷蔵・冷凍・簡易加工の貝類・軟体動物は41 社となっており、輸入者の業態も、輸入業者、 飲食業者、加工業者などさまざまである。 また、既存の流通経路ではないが、市内でも日本の製造業者または輸出業者が現地の輸 入業者とタイアップして日本食フェアやその他の見本市に出展し、消費者に試食してもら いPR する機会も増えている。

(18)

主な水産物の流通経路 輸入 業者 加工 業者 小売・飲食業 者 加工 業者 仕入・買付 業者 小売・飲食業 者 輸出業者(日本国内) 輸入 業者 小売・飲食 業者 輸入 業者 卸売 業者 小売・飲食 業者 (輸出業者) 輸入業者 貿易 フェア 消費者 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ①従来はこの流通経路が一般的であったが、現在は主に地方の小売・飲食業者に卸す際に、現地 の卸売業者が介在している。 ②最も一般的な流通経路で輸入手続きに精通した輸入業者が多くの種類の水産物・水産加工品を スーパーやホテル・レストラン等の飲食業に卸す。 ③多くの支店を持つ大手スーパーやホテルで多い。スーパーでは、独自ブランドなどを海外の親 会社から直接仕入れるケースもある。 ④加工用原材料を輸入する場合の一般的な流通経路 ⑤大手加工業者の場合、直接、海外から仕入れる。 ⑥主な流通経路ではないが、仕入・買付業者が現地で小口に買い付け、個人が持ってくる場合。 例えば、築地市場で買い付け、空路でその日のうちに小売・飲食業者に卸すパターンがある。 ⑦主な流通経路ではないが、見本市などで商品が販売される場合(ただし、見本市によってはサ ンプルのみの場合もあり)

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(3)新規参入の留意点 他の輸入食品でも言えることであるが、主に以下の点に留意する必要がある。 a) 商品へのダメージ 国際輸送に耐えうる梱包にする。例えば、ダブルカートン、緩衝材等を利用したり、箱 に取扱注意マークを記載するなど、工夫する。 b) 温度管理 輸入時の検査の間、トラックの積み込み時などの作業時や作業の隙間時間の温度変化に よる商品のダメージがないように配慮する。 c) 現地で販売する際の消費期間に配慮した製造・出荷スケジュールの設定 輸送にかかる日数、通関に要する日数、現地到着後から販売するまでの日数、これらは すべて商品の消費期間の短縮に影響するため、これらに配慮した製造・出荷スケジュール が求められる。また港や空港の通関手続きにおいて、税関の担当官は残業代を輸入者が負 担することを条件に残業等を行うが、特に港の場合、食品医薬品局の担当官は休日出勤や 残業を行わないといった現地事情もあるので、商品の現地到着日時にも留意する必要があ る。 9.サンプル輸出 サンプルとして限度を超えない量において「可」。個人消費の携帯持ち込みは担当官の裁 量に委ねられるが、概ね10 ㎏程度が認められる。また販売以外の目的、例えば見本市出展 等、また飲食店用の使用については事前申請により、数量等の条件はあるが、輸入は可能 である。(第 2 部「各種輸入手続き」参照) 10.関連企業・団体概要リスト 主な関連団体については、第 2 部「関係機関・団体リスト」を参照のこと。 主な輸入業者については重点個別品目の各項を参照のこと。

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11.重点個別品目の詳細補足説明

11.1 さけ(冷凍)、かつお(冷凍)、たい(活魚、冷凍)、さば(冷凍)、さんま(生鮮・冷凍)

英語:Salmon、Skipjack、Sea Bream、Mackerel、Pacific Saury タイ語:Salmon (英語と同じ)、Plaa oh、Plaa Jaan、Plaa Saba、

Plaa Sanma 11.1.1 品目の定義 ①さけ(冷凍) HS コード分類: 0303.11.00.000: 冷凍のべにざけ 0303.19.00.000: 冷凍のその他の太平洋さけ 0303.21.00.000: 冷凍のます 0303.22.00.000: 冷凍の大西洋さけ 0303.29.00.000: 冷凍のその他のさけ HS 番号 HS Code 統計 分類 品目

0303 “Fish, frozen, excluding fish fillets and other fish meat of heading 03.04.”

魚(冷凍したものに限るものとし、第 03.04 項の魚のフィレその他の魚肉を除く。)

- Pacific salmon(Oncorhynchus nerka, Oncorhynchus gorbuscha, Oncorhynchus keta, Oncorhynchus tschawytscha, Oncorhynchus kisutch, Oncorhynchus masou and Oncorhynchus rhodurus), excluding livers and roes

太平洋さけ(オンコルヒュンクス・ネルカ、オンコルヒュンクス・ゴルブスカ、オン コルヒュンクス・ケタ、オンコルヒュンクス・トスカウィトスカ、オンコルヒュンク ス・キストク、オンコルヒュンクス・マソウ及びオンコルヒュンクス・ロデュルス。 肝臓、卵及びしらこを除く。)

0303.11.00 000 - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka)

べにざけ(オンコルヒュンクス・ネルカ)

0303.19.00 000 - - Other その他のもの

- Other salmonidae, excluding livers and roes

その他のさけ科のもの(肝臓、卵及びしらこを除く。)

0303.21.00 000

- - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and Oncorhynchus

chrysogaster)

ます(サルモ・トルタ、オンコルヒュンクス・ミキス、オンコルヒュンクス・クラル キ、オンコルヒュンクス・アグアボニタ、オンコルヒュンクス・ギラエ、オンコルヒ ュンクス・アパケ及びオンコルヒュンクス・クリソガステル)

0303.22.00 000 - - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho

大西洋さけ(サルモ・サラル)及びドナウさけ(フコ・フコ)

0303.29.00 000 - - Other

その他のもの

(21)

②かつお(冷凍) HS コード分類: 0303.43.00.000 冷凍のかつお HS 番号 HS Code 統計 分類 品目

0303 “Fish, frozen, excluding fish fillets and other fish meat of heading 03.04.”

魚(冷凍したものに限るものとし、第 03.04 項の魚のフィレその他の魚肉を除く。)

- Tunas (of the genus Thunnus), skipjack or stripe-bellied bonito (Euthynnus (Katsuwonus) pelamis), excluding livers and roes

まぐろ(トゥヌス属のもの)及びかつお(エウティヌス(カツオヌス)・ペラミス)

(肝臓、卵及びしらこを除く。)

0303.43.00 000 - - Skipjack or stripe-bellied bonito

かつお ③たい(活魚・冷凍) HS コード分類: 0301.99.39.000: 生きたその他の養魚用の稚魚 0301.79.10.000: 生きたその他の海水魚 HS 番号 HS Code 統計 分類 品目 0301 “Live fish.” 魚(生きているものに限る。)

- Other live fish その他の魚(生きているものに限る。) 0301.99 - - Other その他のもの

- - Other fish fry その他の養魚用の稚魚

0301.99.39 000 - - - - Other その他のもの 0303.79 - - Otherその他のもの 0303.79.10 000 - - - Marine fish 海水魚 ④さば(生鮮・冷蔵) HS コード分類: 0302.64.00.000 生鮮及び冷蔵のさば HS 番号 HS Code 統計 分類 品目 0302

“Fish, fresh or chilled, excluding fish fillets and other fish meat of heading 03.04.”

魚(生鮮のもの及び冷蔵したものに限るものとし、第 03.04 項の魚のフィレその他の 魚肉を除く。)

- Other fish, excluding livers and roes :

その他のもの(肝臓、卵及びしらこを除く)

0302.64.00 000

- - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber australasicus, Scomber japonicus)

さば(スコムベル・スコムブルス、スコムベル・アウストララシクス及びスコムベル・ ヤポニクス)

(22)

1. 品目の定義 HS コード分類: 0302.69.10.000 生鮮及び冷蔵のその他の海水魚 0302.79.10.000 冷凍のその他の海水魚 HS 番号 HS Code 統計 分類 品目 0302

Fish, fresh or chilled, excluding fish fillets and other fish meat of heading 03.04

魚(生鮮のもの及び冷蔵したものに限るものとし、第 03.04 項の魚のフィレその他の 魚肉を除く。)

- Other fish excluding liver and roes

その他のもの(肝臓、卵及びしらこを除く)

0302.69 - - Other その他のもの

0302.69.10 000 - - - Marine fish海水魚

0303 Fish, frozen, excluding fish fillets and other fish meat of heading 03.04.

魚(冷凍したものに限るものとし、第03.04項の魚のフィレその他の魚肉を除く。)

- Other fish, excluding livers and roes

その他のもの(肝臓、卵及びしらこを除く) 0303.79 - - Other その他のもの 0303.79.10 000 - - - Marine fish 海水魚 11.1.2 手続き全体の流れ 「水産・水産加工品」(前述)と同じ 11.1.3 輸入・販売上の規制 「水産・水産加工品」(前述)と同じ 11.1.4 表示方法 「水産・水産加工品」(前述)と同じ 11.1.5 税制度 「水産・水産加工品」(前述)と同じ さけ(冷凍)、かつお(冷凍)、たい(活魚、冷凍)、さば(冷凍)、さんま(生鮮、冷凍) の関税率は次のとおりである。(2008 年 1 月時点) ①さけ(冷凍) HS 番号 Heading Code Sub Code 品目 関税率

0303.11.00 000 - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka) 0303.19.00 000 - - Other

0303.21.00 000 - - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and

(23)

Oncorhynchus chrysogaster)

0303.22.00 000 - - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho) 0303.29.00 000 - - Other

基本税率(MFN)

0303.11.00 00 - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka) 60%

0303.19.00 00 - - Other 60%

0303.21.00 00 - - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and Oncorhynchus chrysogaster)

60%

0303.22.00 00 - - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho)

60%

0303.29.00 00 - - Other 60%

WTO 税率

0303.11.00 00 - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka) 5%

0303.19.00 00 - - Other 5%

0303.21.00 00 - - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and Oncorhynchus chrysogaster)

5%

0303.22.00 00 - - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho)

5%

0303.29.00 00 - - Other 5%

Discount 税率

0303.11.00 00 - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka) 5%

0303.19.00 00 - - Other 5%

0303.21.00 00 - - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and Oncorhynchus chrysogaster)

5%

0303.22.00 00 - - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho) 5% 0303.29.00 00 - - Other 5% JTEPA 関税率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 11/1/07 ~ 3/31/08 4/1/08 ~ 3/31/09 4/1/09 ~ 3/31/10 4/1/10 ~ 3/31/11 4/1/11 ~ 3/31/12 4/1/12 ~ 3/31/13 4/1/13 ~ 3/31/14 4/1/14 ~ 3/31/15 4/1/15 ~ 3/31/16 4/1/16-~ 3/31/17 4/1/17 ~ 0303.11.00.00 (0303.11.00.000) - Sockeye salmon (red salmon) (Oncorhynchus nerka) 4.17% 3.33% 2.50% 1.67% 0.83% 無税 無税 無税 無税 無税 無税 0303.19.00.00 (0303.19.00.000) - - Other 4.17% 3.33% 2.50% 1.67% 0.83% 無税 無税 無税 無税 無税 無税 0303.21.00.00 (0303.21.00.000) - - Trout (Salmo trutta, Oncorhynchus mykiss, Oncorhynchus clarki, Oncorhynchus aguabonita, Oncorhynchus gilae, Oncorhynchus apache and

(24)

Oncorhynchus chrysogaster) 0303.22.00.00

(0303.22.00.000)

- - Atlantic salmon (Salmo salar) and Danube salmon (Hucho hucho) 4.17% 3.33% 2.50% 1.67% 0.83% 無税 無税 無税 無税 無税 無税 0303.29.00.00 (0303.29.00.000) - - Other 4.17% 3.33% 2.50% 1.67% 0.83% 無税 無税 無税 無税 無税 無税 ②かつお(冷凍) HS 番号 Heading Code Sub Code 品目 関税率

0303.43.00 000 - - Skipjack or stripe-bellied bonito 基本税率(MFN)

0303.43.00 00 - - Skipjack or stripe-bellied bonito 60% WTO 税率

0303.43.00 00 - - Skipjack or stripe-bellied bonito 5% Discount 税率

0303.43.00 00 - - Skipjack or stripe-bellied bonito 5%

JTEPA 関税率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 11/1/07 ~ 3/31/08 4/1/08 ~ 3/31/09 4/1/09 ~ 3/31/10 4/1/10 ~ 3/31/11 4/1/11 ~ 3/31/12 4/1/12 ~ 3/31/13 4/1/13 ~ 3/31/14 4/1/14 ~ 3/31/15 4/1/15 ~ 3/31/16 4/1/16-~ 3/31/17 4/1/17 ~ 0303.43.00.00 (0303.43.00.000) - - Skipjack or stripe-bellied bonito 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 無税 ③たい(活魚、冷凍) HS 番号 Heading Code Sub Code 品目 関税率 0301.99.39 000 - - - - Other 0303.79.10 000 - - - Marine fish 基本税率(MFN) 0301.99.39 00 - - - - Other 60% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 60% WTO 税率 0301.99.39 00 - - - - Other 30% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 5% Discount 税率 0301.99.39 00 - - - - Other 30% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 5%

(25)

JTEPA 関税率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 11/1/07 ~ 3/31/08 4/1/08 ~ 3/31/09 4/1/09 ~ 3/31/10 4/1/10 ~ 3/31/11 4/1/11 ~ 3/31/12 4/1/12 ~ 3/31/13 4/1/13 ~ 3/31/14 4/1/14 ~ 3/31/15 4/1/15 ~ 3/31/16 4/1/16-~ 3/31/17 4/1/17 ~ 0301.99.39.00 (0301.99.39.000) - - - - Other 26.67% 23.33% 20.00% 16.67% 13.33% 10.00% 6.67% 3.33% 無税 無税 無税 0303.79.10.00 (0303.79.10.000) - - - Marine fish 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% ④さば(生鮮・冷蔵) HS 番号 Heading

Code CodeSub

品目 関税率

0302.64.00 000 - - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber australasicus, Scomber japonicus)

基本税率(MFN)

0302.64.00 00 - - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber

australasicus, Scomber japonicus) 60% WTO 税率

0302.64.00 00 - - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber

australasicus, Scomber japonicus) 5% Discount 税率

0302.64.00 00 - - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber

australasicus, Scomber japonicus) 5%

JTEPA 関税率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 11/1/07 ~ 3/31/08 4/1/08 ~ 3/31/09 4/1/09 ~ 3/31/10 4/1/10 ~ 3/31/11 4/1/11 ~ 3/31/12 4/1/12 ~ 3/31/13 4/1/13 ~ 3/31/14 4/1/14 ~ 3/31/15 4/1/15 ~ 3/31/16 4/1/16-~ 3/31/17 4/1/17 ~ 0302.64.00.00 (0302.64.00.000) - - Mackerel (Scomber scombrus, Scomber australasicus, Scomber japonicus) 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% ⑤さんま(生鮮、冷凍) HS 番号 Heading

Code CodeSub

品目 関税率 0302.69.10 000 - - - Marine fish 0303.79.10 000 - - - Marine fish 基本税率(MFN) 0302.69.10 00 - - - Marine fish 60% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 60% WTO 税率 0302.69.10 00 - - - Marine fish 5% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 5% Discount 税率 0302.69.10 00 - - - Marine fish 5% 0303.79.10 00 - - - Marine fish 5%

(26)

JTEPA 関税率 2007 年度 2008 年度 2009 年度 2010 年度 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 11/1/07 ~ 3/31/08 4/1/08 ~ 3/31/09 4/1/09 ~ 3/31/10 4/1/10 ~ 3/31/11 4/1/11 ~ 3/31/12 4/1/12 ~ 3/31/13 4/1/13 ~ 3/31/14 4/1/14 ~ 3/31/15 4/1/15 ~ 3/31/16 4/1/16-~ 3/31/17 4/1/17 ~ 0302.69.10.00 (0302.69.10.000) - - - Marine fish 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 0303.79.10.00 (0303.79.10.000) - - - Marine fish 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 5.00% 11.1.6 国内流通・取引慣行等 (1) 国内マーケット事情 さけはタイでは個人消費の中で、代表的な輸入魚の一つである。その殆どがノルウエー 産などのアトラテック・サーモンの紅さけであり、切り身のほか、スモークサーモンとし て販売されている。最近は日本食レストラン数の増加もあり、日本食で、刺身や焼き魚と してさけを消費するスタイルも普及しており、さけはまぐろ、たらとともに日本食のなか の代表的な魚として認識されている。 タイはツナ缶詰の世界最大の生産国であり、そのシェアは世界の 4 割を占めるが、その 原料となるかつお、まぐろ、びんながまぐろの 9 割は輸入に依存している。そして、その 原料のうち 8 割がかつおである。冷凍かつおはまぐろ同様に主に加工用に利用されるが、 一部は国内消費用に利用されている。消費用途としては、日本食レストラン向けの刺身、 寿司ねたが挙げられるが、まぐろに比べて市場の流通は少ない。また日本からも一部がか つおのたたきが冷凍で輸入され、スーパーで解凍、パックして販売している。 たいは刺身で良く利用されており、日本食レストランでもたいを使用した料理(例えば 刺身、たいの兜煮)はあり、刺身の代表格として人気がある。しかし、魚そのものはあま り知られておらず、たいは「プラ・ジャーン」と呼ぶが、高級魚の「プラ・カポン・デー ン(赤い魚の意味。赤フエダイ、スズキの一種)」と似ているため、区別がつかない人も 多い。タイ人、中華系タイ人は日本のように縁起を担ぐ魚としての認識はないが、その肉 質の良さから、高級魚として刺身、切り身、冷凍切り身としてパックにされて販売されて いる。タイでは、国内の他のスズキ科の魚、淡水魚ではティラピアとも似ており競合する 魚も多いが、日本料理の代表的な高級魚であることをPR すれば、これから需要が見込める 魚でもあると言える。 さばはタイでは日本食人気が高まる前までは殆ど知られてない魚種の一つであったが、 最近は日本食レストランの定食の定番ともなっており、焼き魚として塩焼き「Sio」、味噌 「Miso」、照り焼き「Teri」という言葉もタイ人に定着しているほどである。そのため、最近 は庶民的なハイパーマート(量販店)にもさばが出回るようになっている。販売形態は、 大手スーパーでは切り身で販売されていることが多いが、量販店では、ラウンドでも販売 されている。

(27)

さんまもさばと同様にタイ人には馴染みのない魚であるが、日本食の普及とともに、日 本からの輸入を皮切りに急速に普及した魚である。最近はさんまの開き、一夜干しなど、 簡単な加工をしたものも日本人が良く利用するスーパーを中心に出回っている。 最近の特徴として、スーパーで販売される輸入魚はこれまで高級魚が中心であったが、 日本食が普及するとともに、さばやさんまなどの大衆魚も、これまでレストランのみの消 費であったものが、スーパーに陳列されるようになったことが挙げられるだろう。 (2) 流通経路 海外産は輸入業者→小売業者が最も一般的である。 (3) 新規参入の留意点 「水産・水産加工品」(前述)と同じ 11.1.7 サンプル輸出 「水産物・水産加工品」(前述)と同じ 11.1.8 輸入業者リスト 日本から輸入する主な輸入業者は以下のとおりである。 ①鮭(冷凍) HS.03031100000, HS03031900000, HS.03032100000, HS03032200000, HS.03032900000

Name Address Tel: - Fax: - URL

Asianlliance International

Co.,Ltd., 55/2 Moo 2 , Rama 2 , bangkachao, Samut , Samutsakhon 74000 Tel : 0-2249-7113 Trang Seafood Products

Public Company Limited 29, Moo 6, Kantang Rd, Kuanpring, Amphur Mueang, Trang 92000 Tel : 0-7523-0707-19 Fax : 0-7521-1051,0-7521-1053 www.trstrang.com NK Seafreeze Co.,Ltd., 96/25 Moo

7 ,Korhong ,Hatyai,Songkhla 90110 Tel : 0-7421-7890-3 Nissui (Thailand) Co.,Ltd. 118/1 Moo

1,Kanchanavanit ,Takam,Hatyai, Songkhla 90110

Tel : 0-7438-0282-6 Siamchai International

Food Co.,Ltd., 73/3 M. 2 Petchkasem Rd, Bangrin, Mueang, Ranong 85000 Tel :0-7783-3861-3, 0-7781-1889 Fax :0-7782-1413-4 www.sifcogroup.com Thai Union Frozen

Products PCL S.M. Tower, Fl M, 979/12. Phaholyothin Rd., Samsennai, Phyathai, Bangkok 14000

Tel : 0-2298-0029 www.thaiuniongroup.com Chotiwat Manufacturing

Co.,Ltd 84/22 Moo 7, Asia Highway Rd.#43, Korhong,Hatyai, Songkhla,90110 Tel : 0-7420-0999 Fax : 0-7420-0900-1 www.chotiwat.com I.S.A. Value Co., Ltd. 101/6, 101/23, 101/24, 101/39 Moo 6,

Soi Muangsakul,Bang Khun Thian Rd, Samae Dam,Bang Khun Thian Bangkok 10150

Tel : 0-2894-1234 Fax :0-2893-4820, 0-2416- 8132-4

(28)

S C Shokuhin Co.,Ltd 68/1 Moo 3 ,

Thamnop,Singhanakorn ,Songkhla 90280

Tel : 0-8-1738-2707 www.scshokuhin.co.th Thai Delmar Co., Ltd. 591 Moo2, Soi Haad Amara, Taiban

Rd, Taiban, Amper Mueang,Samut Prakran 10270

Tel : 0-2389-4425 V.I. International Co., Ltd. 61/9 Moo 1, Rattana Kosin Rd, Bang

Rin,Mueang Ranong, Ranong 85000 Tel : 0-2240-3546-8 Surasak Import Export

Commercial Co.,Ltd. 1887 Moo4、Serithai Rd, Klongkum, Bungkum, Bangkok, 10240

Tel : 0-2540-4123 Fax : 0-2540-4148 Premier Canning Industry.

Co.,Ltd 362 Ratanaraj Rd.,Bangbor,Bangbor,Samutprakarn 10560

Tel : 0-2301-1612,1713 SMP Food Products Co.,

Ltd 69/5 Moo 5 Thonburi-Pakthor Km.71 Rd., Rama ll, Bangkhantack, Amphur Mueang, Samutsangkharm 75000

Tel :0-3473-1331-3 Fax :0-3473-1334 www.smpfood.com Tep Kinsho Foods Co., Ltd 76/1-2, Moo. 3, Ekkachai Rd,

Nadee,Samutsakhon 74000 Tel : 0-3483-4095-7 Fax : 0-3442-5866 www.tepkinsho.co.th Sahachai Seafood Co., Ltd. 208/1 Moo1, Vithan-vithi Rd,

Bangjakeng, Mueang, Samutsongkram 75000

Tel : 0-3471-3884 Daisho (Thailand) Co., Ltd. Unit A-B and C3, 14th Fl. No.947 Moo

12 , Thosapol Land Building 3, Bangna-Trad Rd, Bangna, Bangkok 10260

Tel. 0-2744-1450,1,3 Fax.0-2744-1452 K & U Enterprise Company

Limited 1289 Wichianchodok Rd, Muang, Samutsakorn 74000 Tel : 0-3482-0922,0-3482-1126-7 Fax : 0- 3482-0888

www.kue.co.th HIC (Thailand) Co., Ltd /87 Moo 2, Samutsakhorn Industrial

Estate,Thasai, Amphur Muang,Samutsakorn

Tel : 0-3482-9250-1 Narong Seafood Co., Ltd.

Address 5/4-6 Seathakit Rd.,Na Dee, Mueang Samutsakhon , Samutsakhon 74000 Tel : 0-3442-3772 Fax : 0-3442-3910 www.narongseafood.co.th Bird Imternational Co.,

Ltd. 87/2 CRC Tower, All Seasons Place 3th Fl.,Wireless Rd.,Lumphini, Pathum Wan,Bangkok 10330

Tel:0-2251-1995 N & N Foods Company

Limited 5/7-8,5/10 Moo 4, Saisetthakij Rd,. Nadee, Amphur Muang Samutsakhon, Samutsakhon, 74000

Tel : 0-3482-6338 Fax :0-3442-6951 www.nnfoods.co.th Sea Wealth Frozen Food

Co.,Ltd 216/43, 49, 12 th.,Fl L.P.N. Tower, Nanglinchee Rd.,Yannawa, Bangkok, 10120

Tel : 0-2285-4370-77 Fax :0-2285-4519-20 www.seawealth-food.com Mika Ltd., Partnership 808/10 Soi Sukhumvit 55 Thonglor,

Sukhumvit Rd, Klongton-Nua, Wattana, Bangkok 10110

Tel. 0-2381-6188, 0-2392-3282 Maruha Holding(Thailand)

Co., Ltd. Vanit Bldg.2, Rm.1401, 1126/2 New Petchburi Rd.,Bangkok 10400 Tel : 0-2255-8742-3 , 0-2253-4419 ②タイ(活魚・冷凍)

タイを輸入する主な輸入業者は特定できないが、日本から海水魚(HS03037910000 その他の 海産魚、)を輸入する輸入業者は次のとおりである。

Name Address Tel: - Fax: - URL

Golden Price Canning Co.,

Ltd. 55/4 Moo 3, Khok Kham Rd., Bang Ya Preak, Mueang, Samut Sakhon 74000

Tel : 0-2434-8953 Thai Delmar Co., Ltd. 591 Moo2, Soi Haad Amara, Taiban

Rd, Taiban, Amper Mueng,Samut Prakran 10270

参照

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