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第一項に規定する一一メートル以上接していることを原則とすることが妥当である。
以上の考え方に従って、以下設問について検討してふる。 仏 前面道路は一つであるので当該前面道路の幅己貝を適用する。 伯第1図のように道路の突き当たり部分にのふ接する敷地の場〈ロには広い方の幅員
により容積率が算定されるので⑧の場合にも、第2図のようにA、B一一つの道路
第五一一条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 〔建築〕設問にあるような複雑な事例に対処するには、まず基本的な考え方を明らかにし、個々の事例相互間に不合理がないよう
にする必要がある。そこで法の趣旨に立ち返りながら個々の事例について考えていくことにする。 |容積率の限度を算定する際の前面道路の幅員についてこの場合の建築物の前面道路の幅員については、法第五一一条第一項において「前面道路(前面道路が一一以上あるときは、
その幅員の最大のものJ」としているだけで前面道路への接道長等について別段の定めはない。容積率を前面道路の幅員によって制限することの意義は、おおよそ次の一一点にあると考えられる。
ィ道路交通等の負担を間接的に制御すること。ロ地域のグロス容積率(ある地域の延べ面積の合計の道路を含むその地域の面積に対する割合)を間接的に制御す
ることにより、地域の環境の向上に寄与すること。したがって、容積率の限度を算定する際の前面道路の幅員は、敷地が接する部分の道路の幅員の象によって判断される
べきでは左く、相当区間にわたって存在する幅員によるべきであり、かつ、敷地が当該前面道路に少なくとも法第四三条
第五二条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 ○容積率制限と道路斜線制限の適用方法 次のような敷地の場合に、容積率の限度を算定する際の前面道路の幅員としてどれをとるか.また、道路 斜線制限はどのように適用するか、 第1図 四七四○ 四七四一 〔建築〕 、---ヘービ)
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(F)---竺’
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1 (⑭~〆旦)
)に接していると考え、幅員の大きいAにより容積率を算定して不都合はない。ただし、この場合、Aに接している部分Ⅱ が最低限必要な接道長二メートル以上あることが必要で、二メートル未満の場合にはBが前面道路となる。 ⑧にさらに狭い道路が加わった場合には、第3図のようになり、この場合は⑧よりさらに条件が良いため⑧と同様に 扱って不都合はない。したがって、⑥についても第4図のように道路が接続しているものと象なし、⑧と同様に適用する のが妥当であろう。 ③.③および㈲ ⑧と同様である。 合と同等以上であると認められるので、第5図のcの値を前面道路の幅員の最大 のものの幅員とみなす。 、 。と同様である。 I この場合は、前面道路の幅員が一部分で広くなっているが、両端および延長部分 の幅員は同一であると考えられるので、前面道路は一で機能上有効な両端部の幅 員により容積率を算定するのが妥当である。 二道路斜線制限の適用について 道路斜線制限に関しても個々のケースについて規定の趣旨にあった合理的な運用 を行う必要がある。よくある事例で運用の難しいものは次のような場合である。 ㈹袋路状の道路の突き当たり部分に接する敷地の場合 ㈲曲がり角に接する敷地の場合 、交差点に接する敷地の場合 ㈲幅員の異なる一本の道路に接する敷地の場合 よるのが妥当である。 ⑧と同様に第6図において4が最低限必要な接道長二メートル以上の場合はAに 接道長の最低限を満足させる範囲での最大の幅員を第5図のcのようにとれば、幅員Cの袋路状の道路に接している場 第五二条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 第2図 第五一一条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 G) (・ ⑨。⑪および口
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6 第6図 第5図 Ⅱ 四七四二 四七四三 〔建築〕 〔建築〕この場合前面道路を一とふるか二とふるかが問窪となるが、道路等の採光、通風、開放性等を確 保する趣旨からは前面道路が二つある第田図の場合と実態的には差がないのでこの場合も幅員の 異なる一一つの前面道路があると解し、第E図のように適用することが考えられる。 とく連続した等高線ができるような制限を課すことが妥当と考えられる。 態を整えることを重視し、道路の突き当たり部分および隅角部に当該道硲 第9図 i この事例の場合は建築物の各部分について前面道路の反対側の境界線を明確にす笏ことが困難であり、適用の仕方に よっては第9図の斜線の部分の制限が複雑かつ周霊と不釣り合いなものとなることがある。このような場合には街区の形 ロ街区の形態を整える。 ところで令第一一一三条の緩和規定は、第7図のような敷地 において狭い道路からの斜線制限によって第8図のように建築 物の形状および街区の景観を崩すことを避けることを目的とし ており、狭い道路に対しては広い道路の方向からの採光、通風、 開放性等の効果を見込んで斜線の緩和を認めるものの、緩和の 限度は、その効果の及ぶ範囲内に限定して最低限の環境の確保 を図ろうとするものである。 7 8 第 第 回り込みが認められるのは、令第一一一一二条により「前面道路 が二以上ある場合」とされており、何が「前面道路」であるかについては特に規定はなく、解釈に委ねられている。道路斜 線制限は、前述の通り、道路の採光、通風等を確保することおよび街区の形態を整えることであるので、容積率の場合と異 なり、敷地の接道長に関係なく敷地が接するすべての道路から斜線制限を適用した方が制限の趣旨に合うと考えられる。 この場合、緩和措置についても原則として敷地の接するすべての道路を「前面道路」とすることになるが、いずれの場合に も著しい不合理が生じる事例については制限の趣旨に照らした運用が必要となろう。 以上の前提に従って、以下設問の事例について適用方法を考えてみる。 〔建築二一〕 i ⑧と同様の解釈により第旧図のような適用が考えられる。 第五一一条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 イ上空の天空量を確保して道路等の採光、通風、開放性等の水準を担保する。 道路斜線制限の意義は、おおよそ次の二点にあると考えられる。 ㈲道路と敷地の問に他の(建築物の)敷地がある場合 第五二条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 c) B) A) 道路の突き当たり部分および隅角部に当該道路と同じ幅員の道路があるとふなして第皿図のど 第10図
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第12図 W 第13図 W 四七四五 四七四四 W'0Ⅱ
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I 一本の道路で幅員の異なる場合も③と同様に幅ご貝の異なる一一つの前面道路があると扱うのが 妥当であろう。したがって、第Ⅲ図のように適用が考えられる。 法第四二条の道路に該当しない道は、建築基準法上は隣地と同様に扱うことになるので、 の斜線制限は適用されない。その他の適用については⑧と同様である。 い道路の突き当たり部分については㈹の突き当たり部分と同様に敷地境界からWの距離のところに道路境界があるとふな して斜線制限を適用する必要があろう。 第15図
街区の形態を整えるため、また、形式的な敷地分割による脱法的行為を防ぐため、道路と敷地との間の空地が同一敷地
である場合と同じ道路斜線制限を適用するのが妥当と考えられる。なお、この場合には当然のことながら隣地斜線制限も
適用される。 I 前問の後段の部分と同様に街区の形態を整える[曰的からは問題があるが、 らの斜線制限を適用するのが妥当であろう。 i ③と同様の解釈により第嘔図のような適用が妥当と考えられる。ただし、》」の場合には、広 第五二条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 F) E) 。 第五二条関係容積率制限と道路斜線制限の適用方法 ) ③.⑪および。 /’ 第16図 ② ③と同様の解釈により第略図のような適用が妥当と考 えられる。 ⑧ 。と同様と考えられる。この場合二メートルかつ三五 メートルの範閣外で幅員が部分的に狭くなっている箇所 については、反対側の道路境界線からの斜線制限が適用 される。 文理解釈上は疑問の余地がないので反対側か 当該道の反対側の境界線から 第14図 四七四六 四七四七厩
〔建築〕 〔建築〕■■ 法第五一一条第一項は、前面道路の幅員が一二メートル未満の場合、第一種低層住居専用地域、第二種低層住居専用地域、 第一種中高層住居専用地域、第一一種中高層住居専用地域、第一種住居地域、第一一種住居地域もしくは準住居地域または特 定行政庁が都市計画地方審議会の議を経て指定した区域内の建築物は、前面道路の幅員のメートルの数値に原則として一 ○分の四を、その他の地域については原則として一○分の六を乗じて得た値と都市計画で定められた値のうち小さい方を 容積率の限度とするものである。 傾斜地における変形のT字路、図杣の場合や、線路敷等と立体的に交差するような図何の場合の支線Bで、元来はB道 路がc道路とT字路となるべきものなので、敷地がB道路のみに接していると考えられる。 このような地形的な要因によって二つの道路が並行する形態のものは、敷地が直接接する道路の幅員Bによって容積率 の限度を決定すべきであろう。なお、Bが六メートル以上でCが一五メートル以上である場合には法第五二条第五項が適 用されることがあるので留意すべきである。 設問Hについて 交通麓の増加によって、平面交差点では処理することが困難となった場合等に計画される、立体交差点の側道(右左折 11…iIi111111 車線)等の図いの場合や、片側通行形式の道路が並行している図目の場合は、それらの道路の全幅員が交通量に対して機 ii1 能している)」とを考慮すると、容積率の限度を算定する道路幅員は、全幅員Aによって決定することが妥当であろう。 設問。について 第五二条関係敷地面積に対する延べ面積の割合の限度と荊面道路の幅員 第五二条関係敷地面積に対する延べ面積の限度と前面道路の輻員 ○敷地面積に対する延べ面積の割合の限度と前面道路の幅員 法第五二条第一項本文の敷地面積に対する延べ面積の割合の限度と前面道路の幅員との関係について、次 のような場合、事例を挙げ説明せよ。 H高低差のある二つの並行する道路で、全幅員を前面道路の幅員とすることができない場合 口いと類似な道路条件であっても、全幅員を前面道路の幅員として扱うことが妥当な場合 図㈹ Bが前面道路幅員