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新商品
OIL MIST FILTER M SERIES
オイルミストフィルタ
差圧スイッチ付オプション追加
CC-1383
エレメントの交換時期
使用シーンに合わせて選べる3タイプ
1
業界初
※スイッチ出力2点
フィルタの交換時期を段階的にお知らせすることができ、より高い
レベルの保全管理が可能です。
2
直感的に確認できるインジケータ部
透明カバーと色による高い視認性を実現。
透明カバーにはフィルタ交換時期が容易に分かる目印を形成、
保全管理が可能です。
※2018年2月現在、当社調べ
スイッチ選択可能
高精度の予防保全を実現
システムを維持するために大切なの は、エレメント交換のタイミングです。
表示器
パトランプ
フィルタの見えない場所でも
状況が確認できるため、遠隔
監視が可能になり、装置内部
にも設置可能です。
また、流体通路外にスイッチを
配置することで故障に強く、高
い精度を維持します。
交換推奨時期
スイッチ無し(差圧インジケータのみ)
差圧インジケータ+SW2
差圧インジケータ+SW1・SW2
交換必須時期
エレメント交換のタイミングを見逃したばかりに…
こんなことになる前に、スイッチとインジケータの
ダブルチェックで「エアの予防保全」を。
スイッチ出力
2
点
高視認性
インジケータ
360
°
スイッチ部
IP67
2次側機器の
故障・寿命低下
加工精度
の低下
油の混入
業界初
※
1
2
特許出願中
フィルタの目詰まり
インジケータ部(色)
スイッチ出力
初期(目詰まりなし)
注意ランプ(SW1)
:OFF
警告ランプ(SW2)
:OFF
交換推奨時期
注意ランプ(SW1)
:
ON
警告ランプ(SW2)
:OFF
交換必須時期
注意ランプ(SW1)
:
ON
警告ランプ(SW2)
:
ON
動作イメージ
目視と2つのスイッチでエレメント交換タイミングをお知らせ
使用事例
システムを維持するために大切なの は、エレメント交換のタイミングです。
予防保全ワンポイント
定期的なフィルタエレメントの
交換をオススメします!
一般的にフィルタエレメントの交換時期は、1年程度と言われています。あくまで目安であり、
オイルミストの二次側への流出はお客様の使用条件により変わります。
止まらないシステム維持のために、交換推奨時期から交換必須時期の間に、
使用期間を
安心材料に
してはイカン!
!
レーザー加工機
各種工作機械
各種食品工程
防塵ボックス
ワーク
移動テーブル
切削刃
光学式位置検出装置
ベット
オイルミストフィルタ
SW2
SW1
交換推奨
目印
交換必須
目印
オイルミストフィルタ 標準白色シリーズ 差圧スイッチオプション
M2000·M3000
M4000·M6000-W
Q2·Q3·Q4
Series
計測・計装等、油を嫌う回路に最適
● 接続口径:1/4~1
JIS記号
項 目
M2000-W
M3000-W
M4000-W
M6000-W
使用流体
圧縮空気
使用圧力
MPa
0.1〜1.0 注2
耐圧力
MPa
1.5
ドレン貯容量
cm
325
45
80
80
接続口径
Rc、NPT、G
(1/2はアダプタ使用)
1/4、3/8
(3/4はアダプタ使用)
1/4、3/8、1/2
(1 1/4はアダプタ使用)
3/4、1
質量
kg
0.25
0.28
0.52
0.95
標準装備品
ボウルガード
仕様
マントル オプション名
無記号(Mタイプ)
S(Sタイプ)
最大処理流量
注1
ℓ/min(ANR)
一次側圧力0.7MPa時
M2000-□-W
250
310
M3000-□-W
360
450
M4000-□-W
825
1000
M6000-□-W
1270
1400
周囲温度・流体温度
℃
5〜60
ろ過度
μm
0.01(公称値)
0.3
二次側油分濃度
mg/m
30.01以下(油飽和後は0.1以下)注3、注4
0.5以下 注3
マントル(エレメント)交換
1年(6000時間)又は圧力降下0.1MPa
注1:最大処理流量以内で使用してください。
一時的に最大処理流量以上や、脈動の大きな場所へ設置すると、マントルの破損や油分・ドレン等が二次側へ飛散し、末端での不具合原因となります。
注2:オートドレン付“F1”の場合、最低作動圧は0.15MPaです。
注3:二次側油分濃度は、一次側油分濃度30mg/m
3入口空気温度21℃の時の値です。
注4:一次側には、早期な目詰りを防止する為、オイルミストフィルタ(Sタイプ)をプレフィルタとして設置してください。
オプション質量表
記号
ドレン排出
F1
Q2
差圧スイッチ
Q3
Q4
A8※W A10※W A15※W A20※W A25※W A32※W
配管アダプタセット
ブラケット
BW
M2000
0.02
0.04
0.09
0.13
0.16
0.16
0.16
0.15
M3000
0.02
0.04
0.09
0.13
0.16
0.16
0.16
0.17
M4000
0.02
0.05
0.10
0.14
0.16
0.16
0.16
0.16
0.21
M6000
0.02
0.05
0.10
0.14
0.53
0.53
0.53
0.34
※標準装備品の質量に加算ください。
単位:kg
差圧スイッチ スイッチ仕様
差圧スイッチ
オプション名
Q3
Q4
差圧インジケータ付
+スイッチ1点(SW2)
差圧インジケータ付
+スイッチ2点(SW1・SW2)
有接点2線方式
負荷電圧
DC12/24V
AC110V
DC12/24V
AC110V
負荷電流
※1 5〜50mA
7〜20mA
5〜50mA
7〜20mA
内部降下電圧
3V以下
表示灯
赤色LED(ON時点灯)
リード線長さ
3m(耐油性ビニルキャブタイヤコード2芯0.2mm
2)
耐衝撃
294m/s
2絶縁抵抗
DC500Vメガーにて20MΩ以上
耐電圧
AC1000V1分間印加にて異常なきこと
保護構造
IEC規格IP67、JIS C0920(防浸形)、耐油
接点保護回路
無
スイッチ内部回路図
青線(ー)
茶線(+)
※1:負荷抵抗を設置してご使用ください。
標準対応しております。
CEマーキング対応仕様
2
形番表示方法
機種形番
接続口径
配管ねじ種類
オプション
表示単位
配管アダプタセット
(添付)
ブラケット
(添付)
機種形番
M
2
0
0
0
M
3
0
0
0
M
4
0
0
0
M
6
0
0
0
記号
内 容
接続口径
8
1/4
●
●
●
10
3/8
●
●
●
15
1/2
●
20
3/4
●
25
1
●
配管ねじ種類
注1
無記号
Rcねじ
●
●
●
●
N
NPTねじ
●
●
●
●
G
Gねじ
●
●
●
●
オプション
注2
ドレン排出
注3、注4
無記号 手動ドレンコック付
●
●
●
●
F1
手動付オートドレン(NCタイプ:無加圧時排出無)
●
●
●
●
ボウル
材質
無記号 ポリカーボネイトボウル
●
●
●
●
Z
ナイロンボウル
●
●
●
●
マントル
(エレメント)
無記号 Mタイプ(公称0.01μm;残留油分0.01mg/m
3)
●
●
●
●
S
Sタイプ(0.3μm;残留油分0.5mg/m
3)
●
●
●
●
差圧
スイッチ
Q2
差圧インジケータ付
●
●
●
●
Q3
差圧インジケータ+スイッチ1点(SW2)
●
●
●
●
Q4
差圧インジケータ+スイッチ2点(SW1・SW2)
●
●
●
●
流れ
方向
無記号 標準流れ(左→右)
●
●
●
●
X1
逆流れ(右→左)
●
●
●
●
表示単位
無記号
MPa表示、Rcねじ
●
●
●
●
J1
MPa表示、NPT、Gねじ
●
●
●
●
配管アダプタセット(添付)
注5、注6
無記号
添付なし
●
●
●
●
A8※W
1/4配管アダプタセット
●
●
●
A10※W
3/8配管アダプタセット
●
●
●
A15※W
1/2配管アダプタセット
●
●
●
A20※W
3/4配管アダプタセット
●
●
A25※W
1配管アダプタセット
●
A32※W
1 1/4配管アダプタセット
●
※アダプタねじ種類
無記号
Rcねじ
●
●
●
●
N
NPTねじ
●
●
●
●
G
Gねじ
●
●
●
●
ブラケット(添付)
無記号
添付なし
●
●
●
●
BW
C形ブラケット
●
●
●
●
イ
ト
ヘ
ホ
ニ
ハ
ロ
M4000
W
A20W
形番選定にあたっての注意事項
注1:Gねじ、NPTねじを選択した場合、IN、OUTが対象となります。
注2: ドレン排出、ボウル材質、差圧スイッチ、各々の項目でオプ
ションを選定してください。
複数の項目にわたってオプションを選定する場合は、上から
順に記載してください。
注3:NOタイプのオートドレンは選定できません。
注4: オートドレンの使用条件については、「空圧・真空・補助機器
総合(No.CB-024S)」を参照ください。
注5: 配管アダプタセットとC形ブラケットの同時使用はできません。
注6: 配管アダプタセットは、ジョイナセットが添付されます。
イ
ロ
ハ
ニ
ホ
ヘ
ト
Oil Mist Filter
Series
形番表示方法
Oil Mist Filter
Series
外形寸法図
記号
接続口径
A
B
C
D
E
F
M2000
Rc1/4(8)、Rc3/8(10)
50
62
22.5
147
50
(28)
M3000
Rc1/4(8)、Rc3/8(10)
63
62
22.5
148
63
(34.5)
M4000
Rc1/4(8)、Rc3/8(10)、Rc1/2(15)
80
62
22.5
171
79
(42.5)
M6000
Rc3/4(20)、Rc1(25)
90
72.5
33
210
85
42.5
●手動コック、オートドレン付ともに同寸法です。
注:アタッチメントでC形ブラケットと配管アダプタセットの同時使用はできません。
A
F
E
メンテナンス寸法
接続口径
B
D
60
C
OUT
IN
SW1(注意ランプ)
LED点灯部
SW1(リード線:3m)
(AWG#24, 外径φ3.4)
SW2(リード線:3m)
(AWG#24, 外径φ3.4)
SW2(警告ランプ)
LED点灯部
内径φ5.7〜φ6
ソフトナイロンチューブ
内径φ5
軟質ビニールチューブ
ドレン排出口
4
Oil Mist Filter
Series
外形寸法図
● 配管アダプタセット(A□W)
オプションQ2選択時
オプションQ3選択時
オプションQ4選択時
● C形ブラケット(-BW)
部品形番:B□20
・材質 :鋼
亜鉛めっき処理
外形寸法図(アタッチメント)
・アタッチメント(配管アダプタセット -A□W)
記号
A8※W
A10※W A15※W A20※W A25※W A32※W
G
M2000
90
90
90
M3000
103
103
103
M4000
120
120
120
130
M6000
160
160
166
差圧スイッチ オプション
・アタッチメント(C形ブラケット -BW)
記号
部品
形番
H
I
J
K
L
M
N
O
M2000
B220
45
2.3
54
28
10
7
33
41
M3000
B320
45
2.3
67
34.5
16.5
7
45
53.5
M4000
B420
55
2.3
84
55
14
7
45
53.5
M6000
B620
60
2.3
104
68
16
9
54
65
OUT
IN
G
(A)
インジケータ部
インジケータ部
インジケータ部
SW2
(警告ランプ)
SW2
(警告ランプ)
SW1
(注意ランプ)
H
管中心
J
K
M
N
O
L
I
本製品を安全にご使用いただくために
ご使用になる前に必ずお読みください
当社製品を使用した装置を設計製作される場合には、装置の機械機構と空気圧制御回路または水制御回路と
これらをコントロールする電気制御によって運転されるシステムの安全性が確保できる事をチェックして安全な
装置を製作する義務があります。
当社製品を安全にご使用いただくためには、製品の選定及び使用と取扱い、ならびに適切な保全管理が重要です。
装置の安全性確保のために、警告、注意事項を必ず守ってください。
なお、装置における安全性が確保できることをチェックして安全な装置を製作されるようにお願い申し上げます。
1
本製品は、一般産業機械用装置・部品として設計、製造されたものです。
よって、取り扱いは充分な知識と経験を持った人が行ってください。
2
製品の仕様範囲内でのご使用を必ずお守りください。
製品固有の仕様外での使用は出来ません。また、製品の改造や追加工は絶対に行わないでください。
なお、本製品は一般産業機械用装置・部品での使用を適用範囲としておりますので、屋外(屋外仕様製品を除きま
す)での使用、および次に示すような条件や環境で使用する場合には適用外とさせていただきます。
(ただし、ご採用に際し当社にご相談いただき、当社製品の仕様をご了解いただいた場合は適用となりますが、
万 一故障があっても危険を回避する安全対策を講じてください。)
❶ 原子力・鉄道・航空・船舶・車両・医療機械、飲料・食品などに直接触れる機器や用途、娯楽機器・緊急遮断回路・
プレス機械・ブレーキ回路・安全対策用など、安全性が要求される用途への使用。
❷人や財産に大きな影響が予想され、特に安全が要求される用途への使用。
3
装置設計・管理等に関わる安全性については、団体規格、法規等を必ずお守りください。
ISO4414、JIS B 8370(空気圧システム通則)
JFPS2008(空気圧シリンダの選定及び使用の指針)
高圧ガス保安法、労働安全衛生法および その他の安全規則、団体規格、法規など。
4
安全を確認するまでは、本製品の取り扱いおよび配管・機器の取り外しを絶対に行わないでくだ
さい。
❶機械 ・ 装置の点検や整備は、本製品が関わる全てのシステムにおいて安全であることを確認してから行ってください。
❷ 運転停止時も、高温部や充電部が存在する可能性がありますので、注意して行ってください。
❸ 機器の点検や整備については、エネルギー源である供給空気や供給水、該当する設備の電源を遮断し、システム
内の圧縮空気は排気し、水漏れ・漏電に注意して行ってください。
❹ 空気圧機器を使用した機械・装置を起動または再起動する場合、飛び出し防止処置等システムの安全が確保されて
いるか確認し、注意して行ってください。
5
事故防止のために必ず、次頁以降の警告及び注意事項をお守りください。
■ここに示した注意事項では、安全注意事項のランクを「危険」
「警告」
「注意」として区別してあります。
危険:
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定され、かつ
危険発生時の緊急性(切迫の度合い)が高い限定的な場合。
(DANGER)警告:
取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う危険な状態が生じることが想定される場合。
(WARNING)注意:
取扱いを誤った場合に、軽傷を負うかまたは物的損害のみが発生する危険な状態が生じる
ことが想定される場合。
(CAUTION)なお「注意」に記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結び付く可能性があります。
いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。
ご注文に際しての注意事項
1
保証期間
当社製品の保証期間は、貴社のご指定場所への納入後1年間といたします。
2
保証範囲
上記保証期間中に明らかに当社の責任と認められる故障を生じた場合、本製品の代替品または必要な交換部品の
無償提供、または当社工場での修理を無償で行わせていただきます。
ただし、次の項目に該当する場合は、この保証の対象範囲から除外させていただきます。
①カタログまたは仕様書に記載されている以外の条件・環境での取扱いならびにご使用の場合
②故障の原因が本製品以外の事由による場合
③製品本来の使い方以外の使用による場合
④当社が関わっていない改造または修理が原因の場合
⑤納入当時に実用化されていた技術では予見できない事由に起因する場合
⑥天災、災害など当社の責でない原因による場合
なお、ここでいう保証は、納入品単体に関するものであり、納入品の不具合により誘発される損害については
除外させていただきます。
3
適合性の確認
お客様が使用されるシステム、機械、装置への当社製品の適合性は、お客様自身の責任でご確認ください。
警告
6
設計時・選定時
本製品を安全にご使用いただくために
ご使用になる前に必ずお読みください。
空気圧機器一般の注意事項は、
「空圧・真空・補助機器総合(No.CB-024S)」をご確認ください。
警告
注意
■
この製品は産業用です。医療関係人命にかかわる装
置、回路には使用しないでください。
■
プラスチックボウルの材質はポリカーボネートで
す。合成油、有機溶剤、科学薬品、切削油、ネジ
ロック剤、もれ検知液、熱水等の雰囲気または付
着する場所での使用はできません。
プラスチックボウルの耐薬品性の詳細について
は、8ページを参照ください。
なお、差圧スイッチのクリアカバーの材質はナイ
ロンになります。耐薬品性の詳細については8ペー
ジを参照ください。
■
配管荷重トルク
ボディ及び配管部に配管荷重、又はトルクが、か
からないようにしてください。
下記のような配管は避けてください。
片持ち固定の配管は、無理な力がかかり、破損の
原因となりやすいため避けてください。
シリーズ名 2000-W 3000-W 4000-W 6000-W
最大トルク
N・m
15
50
50
100
■
ドレンが多い場合
エアドライヤ、ドレンセパレータ、ドレン排出器
をフィルタの前に設置してください。
コンプレッサからのドレン過多の場合、高温多湿のエ
アは機器の寿命を短くしたり腐食の原因になります。
■
水潤滑方式のコンプレッサ回路の場合
塩素系物質などが、圧縮空気に混入しない様に、
注意してください。
■
オートドレンは次の使用条件でご使用ください。
作動不良の原因になります。
●
使用コンプレッサは0.75kw以下でも使用可能です。
●
使用圧力は0.15MPa以上でご使用ください。
●
配管より直接大量のドレンが流入しない様にしてくださ
い。直接大量のドレンが発生する場合には、ドレン排出
器を設置ください。
Oil Mist Filter
Series
取付・据付・調整時
■
紫外線が直接照射する場所では使用しないでください。
■
使用する配管はフラッシング・洗浄を行なってください。
配管内にゴミ・異物が残っていますと、製品の性能低下を
起こす原因となります。
■
配管や継手をねじ込む時に異物が混入しない様に
してください。
配管や継手類をねじ込む場合に、配管ねじの切粉やシール材の
混入がないように注意してください。配管内にゴミ・異物が
残っていますと、製品の性能低下を起こす原因となります。
■
正しく使用するために
1. 空気の入口を示す矢印を確認して接続してください。逆
接続は、誤作動の原因となります。
2. フィルタは、ケースを下向きに垂直に取付けてくださ
い。差圧スイッチタイプは、差圧スイッチ部が上面にな
るよう設置してください。(ドレンの排出不良および滴
下の確認ができない場合があります。)
3. 振動のある場所でのオートドレンの使用は、故障誤作動の
原因となりますので避けてください。
4. 差圧スイッチのリード線を持って商品を移動させたり振り回さ
ないでください。故障の原因となります。
5. 差圧スイッチのリード線を過度の力で引張らないでく
ださい。故障の原因となります。
6. 差圧スイッチのリード線の配線方向を間違えないでく
ださい。L E Dランプが点かない等の不具合が生じま
す。
7. 差圧スイッチには負荷抵抗が必要となります。負荷電
圧/負荷電流が仕様範囲となるよう負荷抵抗の設置をし
てください。
注意
■
オートドレンのドレン配管は次の条件で行ってく
ださい。
作動不良の原因となります。
ドレン排出部配管は内径φ5.7以上、長さ5m以内
で、かつ、立上がり配管はさけてください。
ボウルに横荷重をかけるような配管は避けてください。
■
配管接続時には適正トルクで締付けてください。
●
空気漏れ、ねじ破損防止が目的です。
●
ネジ山にキズをつけないように、初めは手で締め込んで
から工具をご使用ください。
■
ドレン配管
●
プラスチックボウルの場合、ドレン配管はタケノコニップルに
なっており、直接取付できますが、チューブ差込み時、ドレン
コックが締まっていることを確認してから行ってください。
ボウルに横荷重をかけるような配管は避けてください。
ドレン排出口に接続したチューブは、横荷重がかかる状
態で固定しないでください。横荷重が加わる状態でドレ
ン排出を行うと、外部漏れを起こす場合があります。
ドレン排出口に差し込んだチューブ先端に別のバルブを
設置して排出制御する場合は、別途ご相談ください。
■
ドレンコックの締付トルク
●
プラスチックボウルのドレンコックの最大締付トルク
は、0.5N・mです。
〔推奨値〕
接続ねじ
締付けトルク N・m
Rc1/4
6〜8
Rc3/8
13〜15
Rc1/2
16〜18
Rc3/4
19〜40
Rc1
41〜70
■
フィルタのプラスチックボウルのクラック、傷、
その他の劣化を検出するために半年に1回以上の定
期点検を行ってください。
クラック、傷その他の劣化が認められた場合は、破壊の
原因になりますので新しいボウルに交換してください。
■
フィルタのプラスチックボウルの汚れを定期的に確
認してください。
●
汚れが認められた場合や、透明度がおちた場合には、新
しいボウルに交換してください。
●
洗浄する場合は、破壊の原因になりますので、稀釈した
家庭用中性洗剤にて洗浄し、その後汚れと洗剤を清水に
て洗浄してください。
■
フィルタのボウル取りはずし
ボウルを取りはずすときは、圧縮空気を止めてボ
ウル内の圧力を完全に排出して、残圧がないこと
を確認してから行ってください。
■
フィルタのドレンが上限以上溜らないようにドレン
抜きをしてください。
二次側にドレンが流入すると機器の作動不良の原
因になります。
●
樹脂ボウルにつきましては、ボウルガードに印字してい
る「ドレン上限」及び「MAX LEVEL」以上溜らないよ
うにしてください。
警告
使用・メンテナンス時
■
マントルの目づまりは性能低下の原因となります
ので定期的な点検、交換をおこなってください。
■
マントル(エレメント)の寿命は、1年(6000時
間)又は圧力降下が0.1MPaに達した時です。
寿命となりましたらマントルを新品と交換してく
ださい。(交換時ウレタンフォーム層には、さわ
らないでください。)
■
差圧スイッチのインジケータ部の色がすべて赤色にな
る前にマントル(エレメント)を交換してください。
■
差圧スイッチが出力した際は、すみやかにマントル
の交換を行ってください。
●
二次側に油分が流出すると機器の作動不良、寿命低下の
原因となります。
■
クリアカバーに形成されたインジケータ用の目印は、
メンテナンス時期を判断する目安です。差圧出力と差
異が生じることがありますのでご注意ください。
■
立上げ等のエア供給時にはフィルタ内に目詰りでは
ない流速差が生じ、スイッチが出力する可能性があ
ります。フィルタの手前にスロースタートバルブ
V33※1を設置し流速差を抑えるか、制御装置の出
注意
8
Oil Mist Filter
Series
個別注意事項
検査液、シール剤、接着剤にも下記化学成分を含んだものがあるため選定時確認願います。
プラスチックボウルの耐薬品性
○印:使用可 ×:使用不可(プラスチックが破損します。)
化学薬品の種類 化学薬品の分類
化学薬品の主な製品
一般的な使用例
ポリカーボ
ネートボウル
ナイロン
ボウル
無機薬品
酸
塩酸・硫酸・フッ酸・リン酸・クロム酸等
金属の酸洗い液・酸性脱脂液
皮膜処理液等
×
×
アルカリ
力性ソーダ・力性カリ・消石灰・アンモニア水・
炭酸ソーダ等アルカリ物質
金属のアルカリ性脱脂液
水溶性切削油剤・漏れ検知剤
×
○
無機塩
硫化ソーダ・硝酸ソーダ・重クロム酸カリ・硫酸
ソーダ等
×
○
有機薬品
芳香族
炭化水素
ベンゼン・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・
スチレン等
塗料のシンナーに含有(ベンゼン・
トルエン・キシレン)
×
×
塩素化脂肪
族炭化水素
塩化メチル・塩化エチレン・塩化メチレン・塩化ア
セチレン・クロロホルム・トリクレン・バークレン・
四塩化炭素
金属の有機溶剤系の洗浄液(トリクレン・
バークレン・四塩化炭素等)
×
○
塩素化芳香
族炭化水素
クロルベンゼン・ジクロルベンゼン・六塩化ベン
ゼン(B・H・C)等
農薬
×
○
石油成分
ソルベントナフサ・ガソリン・灯油
×
○
アルコール
メチルアルコール・エチルアルコール・シクロ
ヘキサノール・ベンジルアルコール
凍結防止剤として使用
漏れ検知剤
×
×
フェノール 石炭酸・クレゾール・ナフトール等
消毒液
×
×
エーテル
メチルエーテル・メチルエチルエーテル・エチル
エーテル
ブレーキ油の添加剤
×
○
ケトン
アセトン・メチルエチルケトン・シクロヘキサノン・
アセトフェイン等
×
×
カルボン酸
ギ酸・酢酸・ブチル酸・アクリル酸・シュウ酸・
フタル酸等
染色剤・シュウ酸はアルミの処理剤フタル酸
は塗料の基材として使用
漏れ検知剤として使用
×
×
エステル
フタル酸ジメチル(DMP)・フタル酸ジエチル
(DEP)・フタルジブチル(DBP)・フタル酸ジオク
チル(DOP)
潤滑油・合成油・防錆油の添付剤
合成樹脂の可塑剤として利用
×
○
オキシ酸
グリコール酸・乳酸・リンゴ酸・クエン酸・酒石酸
×
×
ニトロ
化合物
ニトロメタン・ニトロエタン・ニトロエチレン・
ニトロベンゼン等
×
○
アミン
メチルアミン・ジメチルアミン・エチルアミン・
アニリン・アセトアニリド等
ブレーキ油の添加剤
×
×
ニトリル
アセトニトリル・アクリロニトリル・ベンゾニト
リル・アセトイソニトリル等
ニトリルゴムの原料
×
○
●
プラスチックの耐薬品性については、下表に示します。
●
この様な、化学薬品が圧縮空気中に含まれたり、雰囲気中又は付着するところでのご使用は避けてください。
●
このまま使用されますとボウルが破損し事故の原因となる場合があります。
●
この様な、化学薬品の使用あるいは、雰囲気中でのご使用は避けてください。
警告
プラスチックの耐薬品性について
力保持を解除して使用してください。
■
差圧スイッチには出力保持機構はありません。装置停
止時など、フィルタにエアの流れがないときは出力が
OFFされますのでご注意ください。(出力保持する場
合は制御機器側で保持回路を検討してください。)
■
差圧スイッチの近くに鉄板等の磁性体がある場合、ス
イッチの誤作動の原因となりますので、インジケータ
ボディ表面から10mm以上距離をとってください。
■
製品の分解、改造は行わないでください。差圧ス
イッチの検出精度が低下します。差圧スイッチ
Q2・Q3へのスイッチの追加は出来ませんので予
め配慮ください。
■
誘導負荷(リレー等)、容量性負荷を接続する場合
には、サージ電圧や突入電流により接点寿命が低下
します。接点保護回路を設けてご使用ください。
■
強磁界環境での使用は差圧スイッチの誤作動の原因と
なります。強磁界環境では使用しないでください。
注意
■
使用・メンテナンス時は製品付属の取扱注意書をよく
読んで内容を理解した上で作業を行ってください。
●
コックをO側に回すとドレンが排出され、S
方向に回すとドレンの排出が止まります。
人の手でS方向へ締付ける程度としてくだ
さい。
●
オートドレン付の場合、ドレンがたまると
自動で排出しますが、手動での排出もで
きます。
(押さえて
まわす。)
2000-W、3000-W、4000-W、6000-Wシリーズ
(押さえて
まわす。)
(器)和英モ(18.1.11)F-56.ai
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●
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●このカタログに掲載の仕様および外観を、改善のため予告なく変更することがあります。
本カタログに記載の製品及び関連技術は、外国為替及び外国貿易法のキャッチオール規制の対象となります。
本カタログに記載の製品及び関連技術を輸出される場合は、兵器・武器関連用途に使用されるおそれのないよう、ご留意ください。
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regulations by Foreign Exchange and Foreign Trade Law of Japan.
If the goods and/or their replicas, the technology and/or software found in this catalog are to be exported, law requires that the
exporter makes sure that they will never be used for the development and/or manufacture of weapons for mass destruction.
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